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  Mail Magazine   「軸馬指数」 「テクニカル・チャート」




 おもひで  ある夏の日。  永遠を知る記憶の中の時。
自分の子供時代のピュアな思い出は元気か?
(高尾山)



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■ 抜粋号 ■         click ⇒  「軸馬指数」 自選集


■ 最新号 ■ (日曜夜 up)  click ⇒  G1 オークス 

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◆ 有料メルマガの「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」は2015年10月から2016年9月まで、12カ月連続50%的中を、どの開催終わっても通算50%を割らずに、12カ月・13開催・連続で実現しました。

私は「軸馬指数」で、週に2レース予想していますが、一部の予想家と違ってレースは選択しないことにしています。その週の、グレードの高いほうから2つ、同じ格なら、G1のトライアルや血統ファンのご要望の高い長距離や2歳重賞を自動的に優先しています。よほど、メンバーが揃わないレースや、天気予報がめちゃくちゃな時とかは、同じグレードなら選択することもありますが、ほとんど自動的に1週前の日曜に決めています。

 の成績は、13開催52週(3日開催もあり)105レースで、【29−24−10−42】連対率51%、3着内率60%でした。メルマガに、全馬の指数と、打った印を全部、載せています。

 ◎の開催別成績は、2015年10月から順に、
(1着−2着−3着−着外)が、開催ごとに、
(2−3−1−3)(1−3−1−3)(4−1−1−2)
(1−2−2−3)(4−1−0−3)(0−4−2−2)
(4−0−1−3)(1−2−0−5)(3−3−0−2)
(3−0−1−4)(2−2−0−4)(1−2−1−4)
(3−1−0−4)と、ほぼ、コンスタントでした。

 全105レースで、1番人気の◎が56レース。4番人気以下の◎が19レースで、そのうち5レース(有馬・ゴールドアクター、マイラーズC・ダノンシャーク、青葉賞・ヴァンキッシュラン、宝塚記念・マリアライト、オータムH・カフェブリリアント)が穴の連対です。

 ◎の4番人気以下の穴予想時の的中率だけで、26%ありました


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「血統・競馬研究家・笠 雄二郎の「ホースレター」」(「ホースレター」と略して呼ぶことが多いです)と、
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(2014/2/19、「今日の一言血統論」は休刊中です)。

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「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」月400円・税抜き)と、

「テクニカル・チャートで株の天底やトレンドがズバリ」月4000円・税抜き・毎週 火・木・日 発行)

「軸枠・軸馬決定法「枠目論」」月400円・税抜き)
を、発行しています。

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競馬のメルマガの発行は、毎週、JRA競馬施行日前夜です。雨か晴か馬場状態が不明なときや難解なときは、当日になるかもしれません。前夜は22時10分以降はご迷惑でしょうから配送しません。なるべく、前日夕方までに発行します。


G1の全馬の印は、従来は「赤い血の◎」に載せてきましたが、
現在は、競馬施行日前日に、その週の大きなレース2つを1レースずつ、全馬の軸馬指数と、すべての印と、有力馬の血統などのファクターの批評を、
「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」に掲載します。
血統や馬体や展開など、競馬の18種類の全ファクターを指数化して、競馬通信社時代の細かい予想(「予想」コーナーにちょっと書いています)を基に、
20年たって格段にバージョンアップしたものです。


笠雄二郎の「今日の一言血統論」で、血統ファン向けの血統批評をします(来る馬でなく消す馬を書く日もあるでしょう)。


「ホースレター」は、今まで10年以上やってきたとおり、好きな切り口・好きなファクターだけで好きなように書きます。
週に重要な1レースだけは、差別化のために、「ホースレター」には予想を載せず、「軸馬指数」だけに予想を掲載します。
ご購読をよろしくお願いします。


●●● 「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」(2016年4月に「重賞・メイン全馬の軸馬指数」からタイトル変更しました) ●●● 
は、全馬の競馬の18種類のファクターを全部数値化します。軽種馬協会の5代血統表を、許諾を得てリンクし、印も打って、有力馬の批評を書きます。全部合わせると長文です。
デイリー降板後は、このメルマガが最大の入魂の仕事です。
価格設定は消費税が上がっても、ワンコインを超えないように努力しています。

「軸馬指数」は多面的な切り口で、さまざまな種類の券種の、多様な方向に、ご活用いただけます。



 私の予想の理想郷は、全ファクターの統一理論の完成です。




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2015年3月から、
●● 競馬通信社 〈メルマガ「週刊競馬通信」〉に参加。 

無料メルマガ競馬のなんでもデパート の 連載を開始。

メルマガ執筆メンバーは、佐藤洋一郎、望田潤、斉藤空也、大恵陽子、合田直弘、石川ワタル、斎藤修、須田鷹雄、原良馬、青木義明ほか各氏です。
会員登録は無料ですので、ご購読よろしくお願いします。


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 今はなき平原 
 火星大接近の2003年夏、火星を見た平原  (乗馬クラブ跡)
 のちに、つくばエクスプレスの おおたかの森駅の付近になる



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メール・マガジンの「ホースレター」は、最初は競馬通信社などの複数の書き手で運営されていましたが、少しずつやめていって、2002年に2人くらいに減った時点で、私が一人で単独に発行権の譲渡を受け、引き継ぎました。引き継いだ1週間後に譲渡手続制度が運営サイト側でも廃止になるという、絶妙の幸運もありました。

もともと「ホースレター」という名前は、私がかねてからメルマガの題名にと温めていたものを提供したもので、愛着があります。(他からその後、同名を一部被った紛らわしいメルマガが出てまして法的な問題が生じていますが、私とは一切関係ないメルマガです。)。

そして競馬通信社の優秀な書き手の人たちのおかげで、部数も5サイト合計4000部くらいありました。この部数を引き継いで廃刊せずにひとりで書くとなると燃えないわけがありません。自分に火をつけているつもりで、走ってきました。でも、メルマガサイトが〈まぐまぐ〉以外が衰退・消滅していったのは残念です。

基本的にはその週末のレース予想を、血統に触れたりしながら書いています。でも、ひとりでやっているので、文体や話の内容の脱線具合など…、机に向かいPCに触ったそのときの気分で好き勝手、自由奔放にやっています。ここの「エッセイ」のコーナーに掲載したものも、「ホースレター」に書いたものが多いです。



■最新号は日曜、レース終了後に、ここにupします。成績は「予想成績」のページに掲載しています。

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 玲 瓏 夜の秋川渓谷




タイトルの原稿名をクリックすれば、該当の原稿にジャンプします。



■ 最新号 ■      G1 オークス


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 ◆ 「軸馬指数」 サンプル 抜粋号 ◆

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・2017/冬春  3歳 重賞レース
             的中12レース 一覧
 (←click)

・17/03/12 フィリーズR 大物感あり、長く良い脚のカラクレナイが◎

・17/02/19 フェブラリーS 成長したA級ダート馬ゴールドドリーム◎
        馬単◎△2520円

・17/01/22 AJC杯 指数が抜けて良いゼーヴィントと7番人気タンタ
        馬連▲◎1930円、3連単▲◎△28980円

・2016/夏秋冬  2歳 重賞レース
             的中9レース 一覧
 (←click)

・16/11/26 京都2歳S 1勝馬でも切れるオープン級の◎カデナ
          なぜか、こんな強い馬が3番人気。

・16/11/20 マイルCS 好位差しでマイルベストの◎イスラボニータ
         ○◎・・・馬連1590円。

・16/11/13 エ杯 好位差しの3歳馬・◎パールコード
              5番人気・4着

・16/10/30 天皇賞秋 腹くくって、ステファノス◎
              6番人気・3着

・16/09/11 オータムH 馬体良化で狙いたい◎カフェブリリアント
        ◎○・・・馬連2280円。 ワイド860円。

・16/08/28 新潟2歳S 血統・馬体・レースから◎はヴゼットジョリー
        ◎△・・・馬単7990円。 3連単56350円。

・16/07/31 クイーンS チェッキーノは危険(直前回避)◎シャルール


・16/07/24 函館2歳S モノが違う◎レヴァンテライオン
            単勝720円。  馬単1670円。

・16/07/17 函館記念 直線短くなって◎マイネルミラノ
            単勝740円

・16/06/26 宝塚記念 条件揃った8番人気◎マリアライトがダントツ
          ◎○・・・馬単8460円

・16/05/29 目黒記念 G3なら上がり馬のクリプトグラムが◎
          ◎○・・・馬単2600円

・16/04/30 青葉賞 血統も馬体も良く時計もある◎ヴァンキッシュラン
          ◎△・・・馬単3540円

・16/04/23 マイラーズC 京都マイルのイン差しで◎ダノンシャーク
          (◎は5番人気)

・16/03/05 チューリップ賞 異系の血が豊富なジュエラーが◎
            

・16/01/05 京都金杯 開幕週の京都内枠で53kg ウインプリメーラ◎
            

・15/12/27 有馬記念 8番人気でも菊に続いてゴールドアクター◎
   ◎△・・・単勝1700円。複勝410円。馬連6840円。馬単13780円。
            

・15/11/23 マイルCS 京都鬼で今回は立ち姿美しい ◎フィエロ
            

・15/10/18 秋華賞 美しいニアリークロスの ◎ミッキークイーン
            

・15/08/23 札幌記念 好配合。洋芝向き。好馬体。◎ディサイファ
            単勝1110円。

・15/08/16 関屋記念 ハーツクライのマイラー、◎マジェスティハーツ
        ○◎・・・馬連3800円。

・15/06/07 春の東京G1・4連勝
       馬単73990円から、3連単127190円まで。

・15/06/07 安田記念 血統で譲れない ◎モーリス。
       ◎▲注・・・3連単・12万7190円。

・15/05/17 Vマイル ヌーヴォレコルトでなく、◎はストレイトガール

        ◎注・・・馬連・36880円。馬単・73990円。

・15/04/12 桜花賞 人気のルージュバックでなく、◎クイーンズリング


・15/03/28 日経賞 前走はマグレではない◎アドマイヤデウス


・15/02/14 クイーンC まだ余力ある ◎キャットコイン


・15/01/18 京成杯 ◎ベルーフはG1向きの凄味



・14/12/21 朝日杯FS ◎ダノンプラチナ、自信あり


・14/11/30 ジャパンC 大混戦も、渾身の、◎スピルバーグ

・14/10/26 菊花賞S ◎ゴールドアクターが私の菊花賞方式

・14/09/06 札幌2歳S 牝馬で7番人気も配合で◎レッツゴードンキ

・14/08/31 新潟2歳S 今年の新潟終盤は内枠妙味で◎ミュゼスルタン


(以上は、「軸馬指数」)
(タイトル行をクリックすると、ジャンプします)


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(以下は、「ホースレター」)



・04/04/15 Vol.636 皐月賞 ◎テスコボーイとコスモバルク


・04/06/10 Vol.644 エプソムC ◎ダンツジャッジに変更が成功

・04/08/06 Vol.652 函館2歳S ◎アンブロワーズ自信あり

・04/09/03 Vol.656 小倉2歳 エイシンヴァイデン◎を打てない理由

・04/09/17 Vol.658 セントライト ◎コスモバルク、逃げてもいいよ

・04/10/22 Vol.663 菊花賞 ◎ホオキパウェーブで何の迷いもなし

・05/01/07 Vol.667 シンザン記念 ◎寒波が来ようとヘリオポリス

・05/06/03 Vol.697 安田記念 アサクサデンエン◎の秘密

・05/08/26 Vol.711 クローバー賞 アドマイヤムーンはA級配合

・05/09/02 Vol.712 新潟2歳S ショウナンタキオンで迷いはない

・06/05/19 Vol.756 オークス カワカミプリンセスかアサヒか

・06/06/02 Vol.758 安田記念 今年も◎はアサクサデンエン

・06/08/03 Vol.767 関屋記念 ◎は 14番人気・カンファーベスト

・06/12/01 Vol.785 阪神JF 底力あるウオッカが◎

・08/05/17 Vol.937 Vマイル 先物買いで、◎エイジアンウインズ

・09/03/15 Vol.1026 松山弁の方言でレース予想を、世界初めて

・09/11/29 Vol.1102 ジャパンC 2115字予想
            コンデュイットは買えない。


・12/12/09 Vol.1429 阪神JF ローブティサージュは名血

・12/12/23 Vol.1434 有馬記念 ◎スカイディグニティ
            ブライアンズタイムは一気に強くなる。






 狭山湖面  忘 我 夢 中


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■ 最新号 ■       G1 オークス  
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/05/21 オークス
─── Vol.0482

血統論、相馬眼、レース観察、時計理論、ラップ分析、調教観察、 騎乗論、レース展開、レイティング理論、データ解析、距離適性、 能力指数論、単純出目論から、枠目論や独自のAJG予想法など、 ありとあらゆる方法論を駆使して、それらを全部、統合しようと試 みています。

http://tescogabby.com/777_blogs&E-books.htm
軸馬指数のファクターの内容を個別に電子書籍で公開しています。
『AJG予想法』
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『G1データ・最強の発想』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=306268
『枠目論』
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276861

● 2強、アヤ中

指数は2強になったが、これで決まれば簡単だが、今春のG1で運 のない外枠に並び、展開や枠も微妙で、アヤは少しある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190477/pedigree/
アドマイヤミヤビはハーツクライ産駒で、祖母の弟がディープイン パクト。母の父がクロフネと凄い血統だ。おまけに、リファールの クロスになるわけで、言うことなし。ハーツクライだから、母の父 にスピードが入るのはバランス的に褒められる。今回の馬体は凄い。 前も後ろも脚の立ち方が美しい。胴も長く見えて、筋肉も付いて、 前走は出遅れと重馬場とハミを取らなかったのが敗因だろう。二千 でカデナに、マイルでアエロリットに勝っているから文句なしにA 級だ。カデナに勝ったレースはスロー補正で1分59秒台。上がり は、118-110-111 を好位から差し切り。アエロリットに勝ったレー スは、1分33秒2という快時計で、113-112-116 を中団から差し 切り。このタイムはチューリップ賞のソウルスターリングと同じだ。 リスグラシューのアルテミスSは2歳だが、1分35秒5、阪神J Fが1分34秒2。アエロリットのNHKマイルが1分32秒3。 乗るのはミルコだし、条件は言うことない。最終追切りは軽かった が、この馬は、いつも1週前にビッシリやって当週は軽い。カデナ に勝ったときなどは輸送もあるから、坂路で57秒7だった。前走 は、最終追切りも少し仕掛けたら53秒3で、レースは6キロ減だ った。それで今回は、最終追切りも馬なりにしたのではないだろう か。この問題は、十分に配慮されていてOKと見た。百日草を見る かぎり、胴長で距離延長はプラスだろう。良馬場も良い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001191589/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000745101/pedigree/
リスグラシューはハーツクライ産駒でリファールのクロスが3本も。 牝系の奧も重厚だし言うことなし。桜花賞はソウルスターリングで、 オークスのほうこそリスグラシューだと言ってきた。それがなんと、 アバラが浮いた姿で、2歳阪神千八のレコードホルダーが、重馬場 でフランケルの前に出るとは、ストレス溜まる。今回は、アバラも 薄くなってフックラと良い馬体。ただし、意外と胴長でもなく中距 離馬には見えなかった。1週前追切りは言うことなし。東京はアル テミスSを勝っている。距離延長も少しはプラスだ。武も昔の姿に 近づいている。条件に不満はない。フックラしてきたことが、この 馬にふさわしくなくマイナス面だったりしたら消えるかもしれない が、まさか、そういうこともないだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001194124/pedigree/
ソウルスターリングはフランケル産駒。桜花賞は適距離だが、なん と重馬場が敗因だったみたいで、これには驚いた。フランケルの現 役時代は夜遅く、生で見てから寝ていたから。母の父モンズンも全 きょうだいクロスを持つ名血で、サドラーでもあるし距離はもって も不思議はないし、そう言ってきたが、やはり筋肉もりもりの姿だ から、マイルで◎を打ちたい。桜花賞を勝ってほしかった。そうす れば、クラシック戦線の流れがすんなり進んだのだが。左回りは上 手に見えるし、好枠もプラスに働く可能性がある。良馬場もプラス だ。大崩れするとも思えない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001188090/pedigree/
ヤマカツグレースは、ハービンジャー産駒。距離が延びて路線変更 してから良さが出てきた。当然のことで、筋肉質で重心が低いから 短距離馬に見えるが、胴も長く、グラスワンダー系は千四と二千四 百と両方走れる。デインヒル≒Ameriflora 3×3はすばらしい。 少しは好位で抑える競馬もできるのではないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001192179/pedigree/
モズカッチャンは二千四百でも好走し始めたハービンジャー産駒。 ダンチヒとミスタープスペクターのニックスを重ねて、ストームキ ャットでまとめている。切れのある配合だから、和田でもあるし、 一か八かでよいから、一発狙った乗り方をすると良いと思う。

フォトパドックの良く見えた馬は、アドマイヤミヤビ、リスグラシ ュー、レーヌミノルだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、一頭もいなかった。各馬、淡々 と仕上げられた。カリビアンゴールドは減点した。
1週前が良かったのは、アドマイヤミヤビ、ソウルスターリング、 リスグラシューだった。
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3 ◎Gアドマイヤミヤビ90
5 ○Gリスグラシュー90



1 ▲Aソウルスターリング70



 △ヤマカツグレース50
 Jレーヌミノル45
2 注モズカッチャン40 注ホウオウパフューム40
6 フローレスマジック40 注ハローユニコーン40
 △ブラックスビーチ35

4 ディアドラ25 カリビアンゴールド25
 レッドコルティス25
 ミスパンテール20 マナローラ20
 モーズサファイア15
 ディーパワンサ10
 ブラックオニキス5



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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/05/20 平安S
─── Vol.0481

● 力差小、アヤ中

ダート戦は基本的には勢いだと思っている。短距離線と同じだ。砂 被って、勢いで直線に入っていく時点で勝負が付いてしまう。動物 が相手を見ただけで彼我の勢いの違いが分かるようなものだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172578/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000116587/pedigree/
グレイトパールは母の父がデヒア。最初は物足りない気もするが、 日本のダートのA級馬は、ともかく母系にデピューティミニスター の血が入る馬が多い。ということで、デヒアはデピューティミニス ターなので、グレイトパールはキンカメのA級ダート血統となって いる。リーゼングロスやシャダイアイバーが出た豊作の年にエリザ ベス女王杯を勝ったビクトリアクラウンの牝系で、古風で底力に富 む牝系だ。快勝に次ぐ快勝で、前走も3着馬は大差のぶっちぎり。 時計は速いし、馬格はあるし、まくれるし、ダート転向は大成功だ。 大柄で足長だから長めの距離が合っている。大物に育ってほしい。 希望も込めての◎。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139940/pedigree/
アスカノロマンは芝ダート兼用のアグネスデジタル。母系にデピュ ーティミニスターが入るし、ストームキャットが光っていて、アグ ネスデジタルのダート馬としての最高の配合だろう。距離も長いほ うが良いし、切れが足りない点が惜しい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001124299/pedigree/
クリソライトはキャサリーンパーの名牝系。父が芝ダート兼用のゴ ールドアリュール。血統も軸がしっかりしていて強いのだが、決め 手不足を、どうカバーできるか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173259/pedigree/
ケイティブレイブはアドマイヤマックスのスピードで走る。母系が 重厚で底力はあるから、あとは地方競馬での先行力を中央で生かせ るかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001174473/pedigree/
グレンツェントはネオユニヴァースで母系も凄いから芝でもやれそ うな良血馬。前走の負けで一気に評価を落とした。まだ、馬が若い。 好位で競馬ができれば、もっと走れるだろうが。

フォトパドックはなし。
最終追切りが特に良く見えたのは、リーゼントロックだった。
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1 ◎Jグレイトパール70 ○アスカノロマン70
2 ▲Aクリソライト65
5 △Gケイティブレイブ65
 △グレンツェント60
 △ロンドンタウン55 クリノスターオー55
4 △ピオネロ50
 ロワジャルダン45
3 マイネルバイカ40 コパノチャーリー40
 マイネルクロップ40



 リーゼントロック25 タガノエスプレッソ25
 ドリームキラリ25
 ラストインパクト20



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笠雄二郎の「ホースレター」17/05/20 平安S
─── Vol.1930 ────────────

血統と、馬体と、レースぶりと、この3つが合致したところ、 その地点に立って競馬を見、予想するのが、私の立脚点です。

● 競馬予想の人工知能化

笠雄二郎−ビフィドバクテリウム・ロンガム=ラクトバチルス・ガ ッセリです。人工知能AIはもの凄い手数を読めるので、チェス、 将棋の順に世界王者を倒してきた。そして、ついに複雑怪奇で先を 読む手数が膨大な碁にも勝てるようになった。今では、プロ名人が AIの打つ手を勉強している有り様だ。将来は、競馬の予想も人工 知能がやるようになるだろう。それは、基本的には私の「軸馬指数」 を踏まえたものになると信じている。私は人工知能になったつもり で、「軸馬指数」の改良を重ねてきた。これだけは、はっきりと言 い遺しておきたい。私のやることは、ほぼ20年は世界に先行して いる。間違いではないのだ。

メイS・・・◎はアストラエンブレム。どこから切っても血統はマ イラー。前走で千八は守備範囲になった。3歳春までは言うことな し。3歳秋からも着実に力をつけている。ロンギングダンサーもお もしろいが騎手で減点してしまった。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013106055/

今日の「軸馬指数」は平安Sを送りました。

平安S・・・これが今週の「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」 のみの予想対象レースです。
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軸馬指数               1着率 連対率 3着内率
2014 (21-10-16-62) 109R   0.193 0.284 0.431
2015 (25-17-14-49) 105R   0.238 0.400 0.533
2016 (28-22-08-48) 106R   0.264 0.472 0.547
2017 (15-04-06-16) 041R   0.366 0.463 0.610
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「軸馬指数」はとうとう1勝1敗で喜べるようになってしまいまし た。それは哀しいことです。

2015年10月から2016年9月まで、12カ月連続50%的 中を、どの開催終わっても通算50%を割らずに、12カ月・13 開催・連続で実現しました。3連単やワイドにも有効な3着内率は 60%でした。

◎の成績は、13開催52週(3日開催もあり)105レースで、 【29−24−10−42】。連対率51%、3着内率60%でし た。もっとも、2015年5月からは、4開催を除いて、じつは、 全部50%以上なのです。



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笠雄二郎の「ホースレター」17/05/21 オークス
─── Vol.1931 ────────────

● システム予想も死ぬまでやります

1994年からの競馬通信社マルチメディア予想の頃からの読者に 今も読んでいただいているのは嬉しいことです。あの頃から、「軸 馬指数」やAJG予想法や、『G1データ・最強の発想』のような ことはやっていました。それで、最初の頃の“あだ名”が「システ ムFP」という名前だったのですが、一種の予想のシステム化です。 他にもコンピューター指数はいくつか世に出ていましたし競馬通信 社の予想のコンピューターも強かったですが、私のは、とにかくフ ァクターが全部だから(笑)。将棋の人工知能AIよりも私のほう が早かったかもしれません。発想というものは、数年では無理なの で、どうしても一生かかっちゃいます。競馬は奥が深いものだと思 いますよ。こんな格闘を一生やっているんだから。
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軸馬指数               1着率 連対率 3着内率
2014 (21-10-16-62) 109R   0.193 0.284 0.431
2015 (25-17-14-49) 105R   0.238 0.400 0.533
2016 (28-22-08-48) 106R   0.264 0.472 0.547
2017 (15-04-06-16) 041R   0.366 0.463 0.610
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2015年10月から2016年9月まで、12カ月連続50%的 中を、どの開催終わっても通算50%を割らずに、12カ月・13 開催・連続で実現しました。3連単やワイドにも有効な3着内率は 60%です。

◎の成績は、13開催52週(3日開催もあり)105レースで、 【29−24−10−42】。連対率51%、3着内率60%でし た。もっとも、2015年5月からは、4開催を除いて、じつは、 全部50%以上なのです。


韋駄天S・・・◎ダンシングワンダーは千直で2度も上がり32.1 を 記録している。前走の敗因は重馬場だろう。明日は雨は降らないだ ろう。中1週で、坂路上がり32秒はやる気満々だ。52kgなら。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2012104264/

下鴨S・・・◎ナムラシングンはファンディーナの兄で、Coup de Jenie=Machiaveiiian 3×3とヴィクトワールピサのために買っ てきたような繁殖牝馬との配合。ダノンメジャーやアドマイヤリー ドの後ろを走れるようになったから、そろそろオープン入りか。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2013103526/

今日の「軸馬指数」はG1・オークスを送信しました。

G1・オークス・・・これが今週の「笠の血統批評と全馬の「軸馬 指数」」のみの予想対象レースです。

土日のレース終了後に、一生のいろいろな予想や馬券の成績を、レ ースビデオを横目に計算しないといけないので、30分くらい後、 G1だと1時間くらい後に、レース回顧や「通算予想成績」や「メ ルマガ」の更新掲載をホームページにupしています。
http://www.tescogabby.com/3333_turezurenarumamani.htm

「軸馬指数」はホームページの「メルマガ」のコーナーです。
http://tescogabby.com/2225_mailmagazine.htm
【的中自選集】も載せていますので、クリックして読めます。
よろしくお願いします。





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2017/冬春 3歳 重賞レース 的中レース 一覧

2017年 3歳 的中重賞

フェアリーS  ◎アエロリット
京成杯     ◎コマノインパルス
きさらぎ賞   ◎サトノアーサー

共同通信杯   ◎スワーヴリチャード
アーリントンC ◎ペルシアンナイト
チューリップ賞 ◎ソウルスターリング

弥生賞     ◎カデナ
フィリーズR  ◎カラクレナイ
フラワーC   ◎ファンディーナ

毎日杯     ◎サトノアーサー
青葉賞     ◎アドミラブル
京都新聞杯   ◎プラチナムバレット


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フィリーズ・レビュー 
大物感あり、長く良い脚のカラクレナイが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/03/12 フィリーズR
─── Vol.0461

● 力差中、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187244/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000310673/pedigree/
カラクレナイはローエングリンにサンデー。社台ファームらしい。 祖母が牝馬クロス5×4で、牝馬クロスだから牝系に活力がある。 大型牝馬で肉付きが良くて大物感がある。新馬はパドックがうるさ かったら出遅れてしまって、18頭立てだから捌けずに届かなかっ た。2戦目からはパドックも落ち着いて、スタートも良くなって、 馬群を割って長く良い脚を使う。一昨年はクイーンズリング◎で期 待したが、遜色ないと思って見てきた。パドックでイライラした過 去から、攻め馬を控えすぎる恐れがあるが、それが克服できれば、 逃げ先行馬も多いので、なんとかなりそうな気がする。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185478/pedigree/
レーヌミノルはダイワメジャー。ダイワメジャーは母系が重厚でな いといけないと言い続けてきた。この馬は、タイキシャトル×ロイ ヤルスキー×テスコボーイ×フランクリーと軽すぎる。そこがどう か。底力不足の配合だから、中間距離の千四がベストではある。た だし、京王杯2歳Sはテンが34秒7というスローの好位抜け出し で、後ろに差された。今回のメンバーはスローはないような気がす る。私向きの◎は打てない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187443/pedigree/
ジューヌエコールはクロフネ×重厚なアグネスタキオン、牝系はソ ニンク。千四としては悪くない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001189071/pedigree/
ベルカプリはダイワメジャーにモンジュー。母にハイトップやセク レタリアトもあって、マズマズだ。脚質は同型が多くてイヤな感じ だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001184897/pedigree/
クインズサリナはフジキセキ系のマイラー・ダノンシャンティの子。 母系もウォーニング、アリダー、プリンスキロと千四向きのスキの なさをしている。

フォトパドックが良かったのは、カラクレナイ、シグルーン、ベル カプリだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、アカカ、カラクレナイ、ベルカ プリ、レーヌミノルだった。
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1 ◎Jカラクレナイ75

2 ○Aレーヌミノル65

4 ▲Gジューヌエコール55 △Gベルカプリ55
 フラウティスタ55
6 △クインズサリナ50 △シグルーン50
 ステラルージュ50
 注ビーカーリー45 アズールムーン45
5 ヤマカツグレース45

 注アカカ35
3 ゴールドケープ35
 タガノカトレア35 アンジュデジール35

 アルミューテン25
 ラーナアズーラ20
 スリーミスヨハネス15

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フェブラリーS 
成長もしたA級ダート馬ゴールドドリームが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/02/19 フェブラリーS
─── Vol.0455

● 力差小、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001170750/pedigree/
ゴールドドリームは、Nureyev≒Number 3×4。母の父がデピュ ーティミニスター系で日本のA級ダート馬として誇れる。前走は 大きく出遅れて、位置どり上げて行かせたらハミ噛んで。中盤が ハイペースというチグハグな競馬になってしまった。あれは度外 視したいなあ。武蔵野Sは古馬の洗礼だが、カフジテイクやモー ニンには先着している。今回は成長して、全体のバランスが良化 した。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001193277/pedigree/
モーニンは血脈構成から、千四かマイルか。東京は得意だ。底力 の血が足りないから取りこぼしはある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153787/pedigree/
ノンコノユメはフォーティナイナー系で、母系は重いアグネスタキ オンとアリダーだから標準的。トワイニングや、なぜか存在するク リミナルタイプや、ハーツクライが出た牝系のピューパーダンスも 使って、Be Faithful =Bimlette ≒Bupers 5×6・5は血脈構成 をクロスでカバーしている。母が、Nothirdchance ≒Revoked 5× 5。まあまあだ。一時の勢いはなくカフジテイクの勢いに劣るが、 マイルでの安定度はこちらが上か。

コパノリッキーは東京では嫌ってきた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151110/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000618654/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000127663/pedigree/
カフジテイクはエンドスウィープ系に地方のダートでスピードが生 きたスキャン。母が、Video ≒ラシアンルーブル2×2。豪脚は日 本的な牝系の奧の古風な血のゲインズボロの濃さのなせる業だろう。 どちらかといえば千四か。

フォトパドックが良く見えたのは、カフジテイク、ゴールドドリー ム、ノンコノユメ、モーニンだった。

最終追切りが良く見えたのは、ゴールドドリーム、ニシケンモノノ フ、モーニンだった。
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1 ◎Gゴールドドリーム80
 ○モーニン75
 ▲Gノンコノユメ70
 Aコパノリッキー65

2 △ベストウォーリア55
3 △カフジテイク50
 △サウンドトゥルー45
4 注エイシンバッケン45
 ホワイトフーガ40

 インカンテーション30 アスカノロマン30
 注キングスガード25 デニムアンドルビー25
6 ケイティブレイブ25
 ブライトライン20
5 ニシケンモノノフ15

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AJC杯 
指数が抜けて良い◎ゼーヴィントと、7番人気タンタで▲◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/01/21 AJC杯
─── Vol.0446

● 力差大、アヤ中

「軸馬指数」は大差になったが、乗り方一つで、どうにでもできそ うな面も否めない。騎手の閃きの比率が高いレースになりそうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001168698/pedigree/
ゼーヴィントは、母がブライアンズタイムでナリタブライアンと父 と牝系が同じ。それにディープインパクトを配合した。ディーマジ ェスティも同じだが、サンデー×ブライアンズタイムはスピードの クロスになるので褒めたことがない。でも、ディープインパクト産 駒は母系にスピードがほしいので、母系の代わりにクロスでスピー ドを強調するのも、なかなか良いことだ。だから、一貫して、この 配合パターンは褒めてきた。べつに気紛れではなく、そういうふう に血統をシンプル思考でやって生きてきただけ。中山二千二百はセ ントライトで実績があるし、今の外伸び馬場にも対応できる。枠も 乗りやすく、戸崎はここを乗って、中京のグレンツェントは選ばな かった。正月のスタートで出遅れたから余計に、プロなら意地で乗 るだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157608/pedigree/
タンタアレグリアはゼンノロブロイでミスタープロスペクターのク ロス。ゼンノロブロイらしい中距離血統だ。切れ味の血が入ってな いので、爆発力がない。それで、軸にはしづらい馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153334/pedigree/
リアファルはゼンノロブロイに、距離もつエルコンドルパサー。そ れに、リヴァーマンやリボーが入って言うことなしの血脈構成。大 物感もあって、ゼンノロブロイの代表産駒として種牡馬になれたら 言うことなしだ。ここは18kg増を一叩きして、流れが合えば勝 つ力もあるが、中山のインが少し荒れてきたのが、少し気になる。 どう捌いてくるか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141552/pedigree/
ルミナスウォリアーはオペラハウスにサンデー。世界の潮流にも合 う堂々たる中距離血統で、これくらい走ってくれないと困る。コー スと距離は合うから、外差しに賭けるか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155420/pedigree/
シングウィズジョイはマンハッタンカフェ×シンボリクリスエスだ からフワッと走る血統。先行馬有利のエ杯には合っていた。ここは、 さすがにプラスはないが、荒れたインを避けて、ルメールは自分が 乗っていたリアファルをマークして上手に乗れば、少しはチャンス があるかもしれない。

ワンアンドオンリーは昨秋は馬が良く見えた。人気がなくなって、 流れが嵌まれば少し狙えるか。私は格のわりに弱い馬だと思ってい るが、嵌まれば侮れないから勝ったのだろう。

フォトパドックの良く見えた馬は、シングウィズジョイ、ゼーヴィ ント、リアファルだった。

最終追切りが良く見えた馬は、リアファルだけだった。ゼーヴィン トは惚れ惚れはしないが、メイチの仕上げで好感が持てた。
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2 ◎Gゼーヴィント90



1 ▲Aタンタアレグリア70

 ○リアファル60 注シングウィズジョイ60
4 △ルミナスウォリアー60
5 注ワンアンドオンリー55
 クリールカイザー50
3 △ミライヘノツバサ45 クラリティスカイ45
6 △ナスノセイカン40 ヤマニンボワラクテ40
 ホッコーブレーヴ35
 マイエルフロスト30 マイネルメダリスト30
 ショウナンバッハ30
 シルクドリーマー25

 サイモントルナーレ15
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2016 
2歳 的中重賞 一覧


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
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2016年 2歳 的中重賞

函館2歳S  ◎レヴァンテライオン
新潟2歳S  ◎ヴゼットジョリー
小倉2歳S  ◎レーヌミノル

サウジRC  ◎ダンビュライト
アルテミスS ◎リスグラシュー
東スポ2歳S ◎ブレスジャーニー

京都2歳S  ◎カデナ
阪神JF   ◎リスグラシュー
ホープフルS ◎レイデオロ

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京都2歳S 
1勝馬でも切れのあるオープン級の◎カデナ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/11/26 京都2歳
─── Vol.0428

● 力差中、アヤ中

起伏のないメンバーなので、AJGはなしです。こんなメンバーでAJGで何点か加点していたら、結果が左右されてしまいますから。オータムHも「なし」でカフェブリリアント◎で成功しました。競馬の軸はAJGに決まっていますが(今年は例外ゼロ)、AJGなしは今年2回目ですね。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001186808/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000391749/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000391747/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000388434/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000388916/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000403686/pedigree/
カデナはディープインパクト×フレンチの成功配合。牝系の奧がス タミナのニアリーで悪くない。新馬はイン差しを狙ったら前が壁に なって、外へ出し直して、クビ差負け。内容は完璧で、上がりは、 116-103-115 という凄さ。前走は、仕掛けた瞬間に前が狭くなって、 仕掛け直して伸びて惜敗。上がりは、118-110-111 という凄さ。 シアトルスルーが入るので、二千から二千四百がベスト。まだ1勝 しかしていないが、前田幸治さんの馬らしいオープン級の馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187872/pedigree/
ダノンディスタンスはルーラーシップ。エアグルーヴの子で、二 千向きだ。キングズラッシュは二千で褒めた。母がクロフネとト ゥザヴィクトリーの子なのでバランスはとれている。デカ馬で切 れは感じないで、重厚そのものという馬。前走はスローなので、 私の『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』だと2分0 秒ちょっとと悪くないが切れないねえ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001225881/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001175513/pedigree/
ベストアプローチはガリレオ系。母がレイズアネイティヴのクロ スで底力のない血も入るので、血統はまあまあ程度。レースも普 通の中位伸びるで、ピンとこない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001189831/pedigree/
プラチナヴォイスはブレスジャーニーと同じエンパイアメーカー 系。アンブライドルドにインリアリティだから、マイルか千八が ベストか。母系に入るウッドマンはズブさを増すが、この場合は ミスタープロスペクターのクロスを形成するので関係ない。マン ハッタンカフェはスピードはあるがノラリクラリで、千八ばかり 使ってきたのは厩舎としては下手だ。一生、千八を使うわけでな いから、どうしてNHKマイルの千六や、皐月賞の二千を使って みようとしないのだろう。厩舎の夢を達成する計画性に疑問を感 じる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001192423/pedigree/
ヴァナヘイムはキングカメハメハ×ディープインパクト。逆のほ うが好きだ。小倉は持ったままだったが、前走は追って切れなか った。エアグルーヴの牝系でトニービンが入るわけだし、少し、 血統は重いかもしれない。

最終追切りが特に良く見えたのは、カデナだった。
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1 ◎カデナ80

 ○ダノンディスタンス70
3 ▲ベストアプローチ65
4 △ワンダープチュック60 △プラチナヴォイス60
5 △ソーグリッタリング60
2 ヴァナヘイム60
 アダムバローズ55

 マイネルザウバア45
 エーティーラッセン40

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マイルCS 
好位差しでマイルベストの◎イスラボニータ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/11/20 マイルCS
─── Vol.0427

● 力差中、アヤ大

京都の今秋の馬場はインが強い。前崩れの流れになると外から追い 込みも利くが、それでないと、内ばかりだ。勝負のアヤはそこにあ る。ペースと、内か外かだ。あと、Cコースに替わって、雨が土曜 に降って、馬場読みが、じつにややこしい。土曜のお昼休みまで見 ていると、内の芝は剥げている。内伸びの競馬が続いて、Bコース のときに、あのあたりを走りすぎたか。内から3頭目あたりが伸び ている。剥げたところと剥げてないところの境目だ。春の中京など と同じパターン。日曜は馬場は乾いてくるが、内も外も乾くから、 土曜と大差ないかもしれないと考えた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142398/pedigree/
イスラボニータはフジキセキ産駒でインリアリティのクロス。柔軟 性抜群の血統だ。フジキセキはサンデーサイレンスの子に珍しくマ イラー種牡馬で、イスラボニータもダービー2着まで行ったが、さ すがにベストはマイルから二千だ。いつもそう言って、フジキセキ は褒めてきた。相性も良い好きな種牡馬だ。叩かれて一変する馬で、 過去の2戦目は、休み明けと成績は同じようなものだが、6戦して、 中には秋の天皇賞3着が2回、ダービー2着、大阪杯の二千での前 残りで脚を余したレースなど格の高いG1レース、血統から距離が 少し長いレースが4つあって、マイルと千八では、2戦目は連対を 外していない。ルメールがマイルがベストだと前走で言ったが、前 走は内の悪い馬場を避けて全馬が外へ回したのに、内枠から、内を 走らされて2着。それで上がりが、112-112-118 なら悪くない。昨 秋のマイルCSが、スローで上がりが、111-115-112 を出遅れて最 後方から上がっていってイン差しで3着。今年は出遅れなければ、 ルメールらしい好位差しに期待できる。内の芝が剥げているので、 強敵のミッキーアイルは、その分ちょっとだけ損か。土曜の朝のレ ースは浜中は内ばかり試走していたが伸びなかった。少し外へ出し て逃げざるを得ないかな? 乾くとそうでもないかな? 乾いた 24時間後のことなど、難解すぎる。イスラボニータは内から3頭 目の好位差しを願った。私がフジキセキにG1で打つ最後の◎か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141719/pedigree/
ミッキーアイルはディープインパクト産駒で母の父がロックオブジ ブラルタル。いかにもマイラーで、ここは単騎逃げに期待できそう なメンバーだ。この馬は逃げて持ち味が生きる。まさか、このメン バーで競り掛けてくる馬もいないだろう。ウインプリメーラとはス ピードが違いすぎる。土曜の雨で馬場が荒れても、ディープにロッ クだからこなせる。Cコースになって、内が荒れて、ラチから離れ て逃げるかどうかが難問で頭が痛い。高松宮で馬場が荒れてインを 皆が開けて走って、ミッキーアイルは先行して真ん中を伸びてきた ことあるから、内ラチに頼る逃げ馬とも違う。マイルを使ってこな かった馬はマイナスだから、千二に慣れて飛ばしすぎないかどうか は心配か。勝てる力はあるが、◎を打ったことない馬で、打ちにく い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001137571/pedigree/
サトノアラジンはディープインパクト×ストームキャットの成功配 合。母系にミスタープロスペクターも入るので決め手や切れがある。 後方一気が届くかどうかだが、さすがに得意の千四よりは損か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151528/pedigree/
ヤングマンパワーはスニッツェルにサンデー。母系にリヴァーマン と教科書的な一発配合。3連勝してきて崩れない強さを具現化して きたが、さすがに夏休みもなく春から使い詰めで、馬体にお釣りは ないのがどうか。でも、崩れないタイプだから侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136028/pedigree/
ガリバルディはディープインパクト産駒で母がシェンク。後方に置 かれなければ楽しみはある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001133915/pedigree/
ネオリアリズムはネオユニヴァース産駒。活力を生むので大好きな 「牝馬クロス」を持っている。モーリスがいるので、秋の天皇賞を 勝ったらまずいので、こちらに回ってきたが、洋芝二千と、軽い芝 のマイルと比べれば、洋芝二千のほうが合っている。

フォトパドックが良く見えたのは、イスラボニータ、サトノアラジ ンだった。

1週前追切りが特に良く見えたのは、イスラボニータだった。
最終追切りが特に良く見えたのは、ウインプリメーラ、サトノアラ ジン、スノードラゴンだった。
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2 ◎Aイスラボニータ70
1 ○Aミッキーアイル65

5 ▲Jサトノアラジン55 △マジックタイム55
6 △フィエロ55 △ガリバルディ55
 △Jヤングマンパワー50 ウインプリメーラ50

4 Gダノンシャーク40 サンライズメジャー40
 △サトノルパン35 ロードクエスト35
3 ネオリアリズム35 ディサイファ35
 スノードラゴン30

 ダコール20
 テイエムタイホー15
 クラレント10

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エリザベス女王杯 
好位差しのパールコード◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/11/13 エ杯
─── Vol.0425

● 紙一重、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001167762/pedigree/
パールコードは父ヴィクトワールピサがいつも言うが好きだ。マキ ャヴェリアン×バスティノというだけで痺れる。母の父はリボー系 の Lost Code。ハットトリックの母の父でもある。難しい血統を祖 母のナスルーラ4×3でまとめている。二千前後の馬だ。小回りは 苦手みたいで、◎を打った紫苑Sは、好位馬群の真ん中で揉まれて 身動きできずに終わったが、秋華賞は外へ出せて一変した。ここも 京都の外回りで後方から行くわけでないから、ブエナビスタの年の 前残りとかの心配は薄い。早めに外へ出して中団に付けられれば乗 りやすい。馬体は良かった。1週前追切りも良すぎたくらいだ。8 枠は過去の年を見ると、相当に縁起の良い枠だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157737/pedigree/
タッチングスピーチは、ムーアがカギだ。昨年も3着なのでチャン スがある上にムーアだから放置はできない。ディープインパクト産 駒で、母系にサドラーやリヴァーマンと、きれいな配合で、後方一 気なのでこのレースで褒めにくいが、そこはやはりムーアの乗り方 次第だろう。出来は春は悪かったが、さすがに休養して良くなって いる感じがする。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトは、Bold Reason ≒Never Bend 5×3。エルコンド ルパサーの強いニアリーがあるので、クロスの近交・遠交のバラン ス的にこんなもの。血脈構成は抜群で、祖母は、Nasrulah=Malindi の〈全兄弟クロス〉3×4。宝塚も馬場が渋りそうで◎としたが、 やや重以上に馬場が渋ると(4−0−1−0)と抜群だ。昨秋から、 有馬を経て、宝塚までは、ほんとに凄く良く見えた。そこまで維持 できるか。休み明けを一度叩くと変わる馬だ。枠は内過ぎて、良く 出るか悪く出るかは極端な枠だった。私の電子書籍『G1データ・ 最強の発想』は、昨年にマリアライトが430kgで勝ったので、 体重のファクターは無視できるレースになった、としておきたい。 ディープインパクト産駒の活躍のせいだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139816/pedigree/
シュンドルボンはハーツクライ×エルコンドルパサーという記念碑 のような血統。祖母もナスルーラのクロスで、ハイペリオンやリヴ ァーマンやウミッドウォーだから言うことなし。今回は馬体が良く 見えるし、ルージュバックに勝った春は偉かった。ここも枠が良い し、一発は秘めている。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156953/pedigree/
ミッキークイーンは好きな馬。ネヴァーベンドとかリヴァーマンと か入ると好きだ。ここは距離も合っているし、この馬の底力を大き く評価しているのだが、前哨戦を回避してぶっつけという点がどう か。枠も内過ぎたか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156107/pedigree/
クイーンズリングはフィリーズRと桜花賞で◎にした。どうも、推 してきた者の実感としては、千四や千八の中間距離が強い。ミルコ らしく乗り方を変えてきて、二千二百に備えているようだが、どこ まで、そういう努力が結実するか。

フォトパドックが良かったのは、シュンドルボン、パールコード、 マリアライトも肉感がさほどでもないが毛ヅヤが良くなったので、 マズマズか。

最終追切りが特に良かったのは、ミッキークイーンだけだった。
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4 ◎Gパールコード80

1 △Jクイーンズリング70
6 ▲Aマリアライト70

3 △Gミッキークイーン60
 ○タッチングスピーチ55 △シャルール55
 ◇シュンドルボン50


 マキシマムドパリ35 メイショウマンボ35

2 注シングウィズジョイ25 デンコウアンジュ25
 プロレタリアト25
5 プリメラアスール20 ヒルノマテーラ20
 アスカビレン15

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天皇賞秋 
腹くくって、ステファノスが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/10/30 天皇賞秋
─── Vol.0421

● 力差小、アヤ中

今年はモーリスが出てきて、意味不明。モーリスよりもムーアの検 討をしたほうがいいかもしれないし、何かと悩ましい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141375/pedigree/
ステファノスは昨年の2着馬で、毎日王冠の馬体が、目が覚めるほ ど、凄く良化していた。陣営もやっと本格化か、とか言っていた。 大賛成だと思った。それが、スタートを出して行きすぎて、おまけ に直線で前が塞がって、ほとんど追えずに脚を余した。鉄砲実績が (0−1−1−4)という叩き良化型だけに、今回は、余分な脂肪 がとれて、筋肉は増し、毛ヅヤもピカピカ。また一段と良化した。 ディープインパクト産駒で、母に、ダンチヒとミスタープロスペク ターの相性の良いスピードの組み合わせを持つ。千八と二千はベス トだろう。枠は府中二千の悪夢の8枠。でも、この馬は外枠引いて 外差しが決まるかどうかの馬で、内枠は苦手としている。昨年と同 じ14番なら、今年は頭数が減ったし、許容範囲だろう。気楽に乗 れると腹をくくるしかない。モーリスを見ながら乗ればいいのでは ないか。ここも◎。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138240/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000192736/pedigree/
モーリスは大好きなスクリーンヒーロー産駒。牝系はメジロで、メ ジロモントレーは言うことなしの名血だった。メジロボサツの母が、 プリメロ≒ステーツマン2×3。マイルの王者が二千に出ると距離 実績がないと一枚落ちる。そこは名手。ムーアでカバーできるか。 18日の計量で542kgは、あと32kgもある。調教の本数が 足りない気もして、気持ち太い感じがする。陣営は間に合うといっ ているが微妙だ。ムーア人気だろうが、枠は最高だった。追切りも 良かった。ベスト距離でないだけに、何かに負けて2着とかもあり 得なくはない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001137511/pedigree/
エイシンヒカリはディープインパクト産駒で母の父がストームキャ ットという成功配合。スピードがあって、東京でも逃げ切れる。ま さに展開次第。枠も馬体も言うことなし。最高の条件がそろって、 けなしようがない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156915/pedigree/
ルージュバックはマンハッタンカフェだから、あまり褒めない。 配合もソコソコで、東京千八は鬼だから敬意を表するとして、それ 以外は一歩落ちる。ただし、桜花賞時のスランプの時と比べると馬 体は、かなり良化した。今が旬だろう。馬体や枠は良かった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152157/pedigree/
アンビシャスはディープインパクト産駒。母の父が稀少な名血。エ ルコンドルパサーで、良いのだが、スピードの血が足りないせいか、 切れが多少劣る。その分、G1を勝てるかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157711/pedigree/
リアルスティールもディープインパクト×ストームキャット。ミル コだから一発狙いで、嵌まれば美しく来ても、全然おかしくはない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイはキングカメハメハに社台血統。二千の馬で、二千四 百がギリギリと、一度もこの馬の距離適性を間違えなかった。ここ は6歳で、昨秋の過酷な4連戦で燃え尽きたかどうかが問題。枠も 悪い。

フォトパドックの良い馬は、エイシンヒカリ、サトノクラウン、サ トノノブレス、ステファノス、モーリス、ルージュバックと、やた ら多かった。

最終追切りが良かった馬は、ステファノス、モーリス、ルージュバ ックだった。
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3 ◎Gステファノス80
1 ○Aモーリス80
 △Jルージュバック80
 ▲Gエイシンヒカリ75
2 注リアルスティール70
4 注アンビシャス70
 サトノノブレス70
 注Gラブリーデイ65

 サトノクラウン55 アドマイヤデウス55

5 ロゴタイプ45 ヤマカツエース45

 クラレント35
 ヒストリカル30 カムフィー30


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16/09/11 オータムH 
馬体良化で、狙うならここしかない◎カフェブリリアント


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/09/10 オータムH
─── Vol.0405

● 力差小、アヤだらけ

好位差しが強ければ攻めることができるが、昨年のようにアルビア ーノが強くても、逃げ馬不在で押し出されると、中山マイルはゴー ル前まで、ずっと下り坂だから、早め先頭すぎて、ズブズブの差し 競馬になったりする。4年前のレオアクティブなんて、マイル初勝 利で追い込んで1分30秒台のレコードだし、全然読めようがなか った。昨年はフラアンジェリコが勝つし、今年も指数が超が付く低 位ダンゴ状態。頭の頭痛が痛い。

開幕週の中山マイルだから7枠や8枠は割り引きで、枠の抽選も重 要だ。データのファクターは工夫しながら、20年分持っているが、 5年くらいで、中身がコロコロ変わっていくという珍しい重賞だ。 今回も極端なので、試みに、居直りで自己流のレース・データは全 部無視してみた。『AJG予想法』も今年初めて無視した。素の指 数だけでやるべきレースだと思った。それしか狙いの“発想”は浮 かばなかった。雨は少しくらい降っても、多少は渋るかという程度 で予想しました。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001119877/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000384055/pedigree/
カフェブリリアントはブライアンズタイム。祖母に粘着力のあるス ピードが多くて、ブライアンズタイムとしては好みではない。とい うわけでマイラーになった。500万からVマイルまで一気に出世 したように素質はある。関屋は出遅れて位置どりが悪くなったら、 直線で前が壁で脚を余した。ターコイズSはスローの前残り競馬を 外マクリで終わり。今年のVマイルは口向きが悪く行かせてダメ。 今回は馬体が一変して良い。背腰の疲れが抜けて痛いところがなく なったそうだ。ビシビシ追えたせいか、トモがバンと張っている。 追い切りも3頭併せの真ん中から唸って抜けてきた。中山経験は阪 神得意ということでカバーできるなら、戸崎が好位に付けて折り合 いを付けられれば、鋭伸しそうな気がする。枠も良かったし、雨が 降ってもプラスになってもマイナスになることはない。好調なら1 分32秒0なら可能な馬だ。狙うならここしかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001171199/pedigree/
ロードクエストは母の父がチーフベアハートだからマイラーになっ ても不思議ではない。マツリダゴッホも渋った馬場もOKのマイラ ーを出せそうだ。問題は新馬や新潟2歳Sの後方一気。中山の秋の 開幕週の馬場で、前が潰れるなら力上位で届くだろうが、何かにや られる気がしてならない。私の『G1データ・最強の発想』的なデ ータ解析だと、こういう馬はオータムHでは一発屋なのだけど、な にしろ1番人気確実という馬。池添がどう乗るか。前が止まるか。 他力本願の不安はぬぐえない。追い切りもマズマズの程度だった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142773/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000769396/pedigree/
ペイシャフェリスはオールラウンドで、スピードもあるスペシャル ウィーク産駒。さすがに千二路線は厳しかった。祖母がシャーペン アップにサドラーズウェルズにタンティエームという重厚さ。これ なら、マイルへの距離延長はベターだろう。ここは逃げ馬不在なの で、ハナか2番手で、中山マイルは暮れでも33秒で走れるから、 今なら32秒台はいけそうだ。中1週で、盲点にもなって、大野が 捨て身で乗れば、おもしろいかもしれない。と書いて、枠が出たら、 なんと15番枠だった。うーん。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139976/pedigree/
ピークトラムはチチカステナンゴらしいマイラー。レリックのクロ スがカルドゥンにあるのが効いているか。母は万能型のスペシャル ウィークで、祖母はアメリカンな典型。マイルのG3までか。関屋 は内で揉まれたら簡単に消えた。内有利の中山マイルで4枠なら、 外を回すと言っているが、すっと好位へ行くしかないだろう。ペー ス次第では流れ込めないことはない。頭痛は痛くないけど、頭が痛 い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152279/pedigree/
ダノンリバティは、Nureyev ≒Fairy King 4×3。きれいな血脈 構成で言うことなし。中山をどうするか、外枠を引いたのが致命的 になるかどうか。

昨年のフラアンジェリコを見れば、アルマディヴァン、ダイワリベ ラルあたりが勝っても驚きはしない。ダイワリベラルも中山向きで、 中山だときれいなレースをする。夏バテする点がどうか。パドック を見たい馬だ。シベリアンスパーブは渋った馬場は強いし中山も得 意だが、休み明けは苦手だ。

フォトパドックが良かったのは、カフェブリリアント、トウショウ ドラフタ、ロードクエスト。

最終追切りが良く見えたのは、カフェブリリアント、ダイワリベラ ル、ダノンリバティだった。
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1 ◎カフェブリリアント55
2 ○ロードクエスト50
 ▲ピークトラム45 △ペイシャフェリス45
 スマートオリオン45
4 △ダイワリベラル40 △アルマディヴァン40
 注シベリアンスパーブ40 ラングレー40
3 △ダノンプラチナ35 ダノンリバティ35
5 クラリティスカイ35 ダンスアミーガ35
6 トウショウドラフタ35
 リーサルウェポン30

 ワキノブレイブ20

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16/08/28 新潟2歳S 
血統も馬体もレースも良く、◎はヴゼットジョリー。


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/08/28 新潟2歳S
─── Vol.0402

● 2択、アヤ中

難解すぎる。一流騎手は札幌のオールスターに出て不在。残りの騎 手の奪い合いか。新潟開催も2週減って、新潟マイルからの参戦が 減った。これも頭が痛い。代わりに浮上するのは、左回りの東京や 中京組だろう。ハープスターやロードクエストのパターンだ。台風 の中を週刊誌を買いに行って、いろいろ考えたので、もったいない から回避馬も批評はそのまま載せておきました。専門紙にいた20 代から、いつの時代も、その時代の最高の予想文章を書くように、 プロとして工夫して努力してきましたが、回避続出でも、もったい なくて削除できませんでした(涙)。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001186882/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000390970/pedigree/
ヴゼットジョリーはローエングリン×サンデーサイレンス。5代母 がフランス的な血脈構成の父母相似配合で、しゃれている。ベルル ミエールの妹だ。前走は中京の千四としては、マイネルパラディよ りも時計は遅いが、こちらは開催最終週で、中京らしく内が荒れて、 外々回ってのものだから、比較にならない。こちらのほうが内容は 上だろう。千四だけど、それより遅めのペースのマイルのモーヴサ ファイアよりも上がりは切れている。馬体は、良化余地が多いが、 牝馬としては大柄で、各部のバランスがきれいだ。落ち着きもあっ て、輸送でへこたれそうにもない。距離延長で行きたがるとも思え ない。ベルルミエールは千四得意のエンドスウィープ系だから千四 がベストだが、ローエングリンに替わったので適距離は少し延びる だろう。使える脚も長めだった。馬名の意味は「あなたは美しい」 らしい。雨は新潟は馬場が乾きやすいし、中京でも少し荒れた馬場 だったので大丈夫な気がする。新潟もそろそろ最内を走ると直線で 止まり始めた。毎週、伸びるラインが1頭ずつ外へズレていって、 今は内から5頭目くらいがよい。その点で、枠は乗りやすい枠だ。 川田がいなくても、福永を確保できたのは大きい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001189749/pedigree/
モーヴサファイアはハービンジャー。母系はサンデーやナスルーラ などオーソドックスで、モルガナイトやラブラドライトなど、石の 名前シリーズの牝系だからマリアライトと同じだろう。ハービンジ ャーだから凄いという感じはしないが、まとまりの良い馬で、新馬 は出遅れてハイペースを追い付いていったが、そのわりに直線もよ く伸びた。時計もマイルでこのメンバーなら互角のトップクラス。 石橋脩に引いてしまうが、乗りやすそうな馬だけに侮れない。枠は 内が荒れてくる頃だから外のほうがよかった。内なら追い込みで下 げて外回したほうが来やすい。この馬は先行力があるので、その面 では損かもしれない。枠目論的には良かったので、予想法の統合論 としては悩ましいが、自信の“絶対枠目”は存在しなかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185963/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000725527/pedigree/
グリトニルはナカヤマフェスタ×メジロライアン。社台とメジロ牧 場の結晶のような配合。クロスはノーザンテーストとリファール。 母がオリオールと、スノッブの母Senones のクロスと美しい。Bull Poise ≒Gaga 5×6もある。薄いが、メジロサンマン≒ Vaguley Noble 3×4や、メジロサンマン≒Senenita 3×3もある。4代母 にもオリオールのクロスがあって、その奥はハイペリオンのクロス。 まるで、メジロだ。牝系は、Sicambre と同じ。気になるのはウッド マンだけ。新馬はチャカチャカしていたら出遅れて、後方から鬼脚 を使った。今度はもう少し落ち着いていると期待すれば、中団の競 馬か。前走で、上がり10秒台か11秒を2ハロンくらい使えるの は分かっている。馬体は、台風の中を買いに行った週刊誌にはなく、 ネットの古い写真しかないが、430kgよりは全然、大きく見え る。新潟マイル組は、新潟開催が2週短縮されて新馬が減ったので、 他にサンライズソアしかいないが、私の『時計理論におけるスロー ペースの簡単補正法』で計算すると、同じようなタイムだ。それな ら、追い込んで勝ったほうが有利というのが私のいつもの考えだ。 凱旋門賞2着のナカヤマフェスタは、種牡馬としてもっとやれると 個人的に期待している。吉田隼人で出遅れなければ、中団からの差 し競馬に期待したい。宝塚や凱旋門賞で活躍した父から考えれば、 雨は悪くないだろう。でも、良馬場の切れ勝負がベターな気はする。 最終追切りは併せたディープインパクト産駒の良血・キャスパリー グに遠慮したか時計が遅すぎた。意図的に失敗ではないか。ひょっ として、また食いが細いのかもしれない?(回避)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001191240/pedigree/
キャスパリーグはディープインパクト産駒。母の父がストームキャ ットだから文句なしの成功パターンだ。血統はA級。馬体は目立た ないがディープインパクトだから、3歳夏で気にしてもしかたない か。1週前に坂路で50秒台を出しているので、直前の軽めは許容 か。浅見厩舎は、グリトニルよりもこちらを重視した追い切りの併 せ馬だったが、この馬は意外や千四がベストの体形に思えてならな い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190750/pedigree/
ブライトンロックは、父がマキャヴェリアン×シャリーフダンサー。 母がシングスピール×アルザオ×トロイ。母系にハイペリオンも多 く、重厚で良い血統だ。千四でデビューしたが、距離は延びたほう が良い。ダーレーだから、ちょっとクロスがうるさいのが難点だ。 配合はシンプルで美しくなければならないというのが私の考えだ。 新馬の脚は強烈だったが、連闘策がどう出るか。(回避)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187218/pedigree/
サンライズソアの父シンボリクリスエスは、ヘイルトゥリーズンに シアトルスルーと分かってしまった。器用で粘着力はあるが、芝の G1タイプの産駒はあまり出しそうな感じがしない。祖母もホワイ トマズル×ミスタープロスペクターで、行きたがらないのはよいと しても、スピードの血が強すぎるか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001188391/pedigree/
イブキは、キングカメハメハ系のルーラーシップ×アグネスタキオ ン。きれいな馬だが、マイルの軽快さや切れは感じない。千八を勝 って使ってきた馬は◎にしたことがない。近年は新潟マイルが減っ たからか、来るようになってきたが、どうなのだろう。千八のスロ ーだったから、もっと上がりは切れてほしかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001188796/pedigree/
マイネルバールマンはマンハッタンカフェ系のジョーカプチーノの 子。ダリア賞らしい血統で、ダリア賞で◎にした。マンハッタンカ フェはゆるゆる走るから好みではない。シンボリクリスエスの肌で、 器用そうだが底力もイマイチか。

フォトパドックが良かったのは、イブキ、ヴゼットジョリー、マイ ネルバールマン、モーヴサファイア、アンジュシャルマンだった。 グリトニルは載ってなかった。

最終追切りが良く見えたのは、イブキ、オーバースペックだった。 グリトニルは併せた相手に遠慮して時計が遅すぎて減点した。
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1 ◎Jヴゼットジョリー75
 ○Aモーヴサファイア70
回避 (G)グリトニル65
回避 ブライトンロック60
 マイネルバールマン55
5 ▲キャスパリーク50
3 △イブキ50
 △Gサンライズソア45
2 △オーバースペック40 クイントゥープル40
回避 (A)リンクスゼロ40
 △ウインシトリン35
4 アピールバイオ35
6 マイネルパラディ30 マテラフィールド30
 アンジュシャルマン25 チジャーキャット25
 ワールドツアラー20


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16/07/31 クイーンS 
チェキーのは危険(直前回避)。◎はシャルール。


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/07/31 クイーンS
─── Vol.0394

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類 の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全 馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も 分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。 指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて、ご使用ください。

● 力差中、アヤ中

オークスで自信の◎だったチェッキーノは位置どりが後方すぎて、 惜しくも届かなかった。ここはチェッキーノが人気だが、馬体を見 て嫌ったら、屈腱炎で回避してしまった。悔しい。あれは健康な馬 がビシビシ自信もやる気満々で調教を積んできた馬体ではなかった と思います。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152019/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000389334/pedigree/
シャルールは、ゼンノロブロイの中距離馬。母の父がカロ系で千八 か二千がベストに出ているが、二千四百くらいまで守備範囲だろう。 その点で、洋芝も合う。牝系の奧にオーソドックスな牝馬クロスが 2つあって悪くない。札幌千八は新馬で楽勝したコース。2月にリ ラヴァティに勝ったし、4月はマコトブリジャールに負けたが、4 コーナーの捌きにロスがあった分の負けで、内容は勝っていた。前 走は1分31秒のハイペースのマイルで先行しては息がもたない。 千八と二千は(5−3−1−1)で、右回りが(2−4−2−1)。 忘れな草はミッキークイーン、ロカの次の3着だ。洋芝で好位差し なら、適性が合うだけに狙いたい。天気予報が読めないが、雨にな ったら、ゼンノロブロイだからプラスだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001167301/pedigree/
チェッキーノはハッピートレイルズの牝系だけに勝ち切れないが、 前走は後ろから行きすぎて、自信の◎にしただけに悔しかった。今 回は、間隔を置いて疲れが取れたかどうか。以前は、オークスやダ ービーからラジオNIKKEIに行く馬は消えまくった。今は、ク イーンSは大丈夫のようだが、休み明けの藤沢和厩舎は信用がイマ イチだし、馬体を褒める人がいるが、悪くは見えないが、さすがに オークスはパンと張っていた。休み明けなのに成長もなく、秋を考 えれば太目で困るくらいで出てきてほしかった。筋肉量がイマイチ で、悪くはないが褒めたくはない。3歳馬は夏に成長しないと物足 りない。アドマイヤムーンなんか別馬みたいに変わっていた。マイ ルと二千を勝っているし、牝系から考えても千八は合うと思う。問 題は成長度はあまりない牝系だ。斤量は大きなプラスだ。崩れはし ないだろうが、人気がありすぎる。(出走回避)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001135861/pedigree/
レッドリヴェールは母の父が名血・ディキシーランドバンドで、牝 系がコスマー。G1級は間違いない。10月に不利があってから、 馬が精神的に萎縮しているらしくて狙いづらい。先週のダッシング ブレイズもそれで評価を下げた。メンタルな面は、馬によっては、 なかなか回復しないものだ。追い切りはマズマズだったので、この 点に期待か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141087/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000436056/pedigree/
リラヴァティはゼンノロブロイ。牝系の奥にスピードがあるので、 ベストがどこか分かりにくい。本格化の勢いは、良血だけに買える だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001118211/pedigree/
マコトブリジャールはミスタープロスペクターの先行力で走る馬。 札幌の開幕週は前有利だが中位差しも利く。先行馬が多そうなので、 展開の利はないし、福島が強い馬だ。シャルールとの福島牝馬Sは 展開の助けだろう。

フォトパドックの良かった馬は、シャルール、マコトブリジャール、 リラヴァティ。

最終追切りの良かった馬は、シャルールは外ラチ沿いに大外いっぱ いに回して元気そうだ。ウインプリメーラ、レッドリヴェールも良 かった。チェッキーノは物足りなく減点した。
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2 ◎Gシャルール70
4 ○Aレッドリヴェール65  回避(A)チェッキーノ65


1 注Jマコトブリジャール50
5 テルメディカラカラ45 ▲ウインプリメーラ45
 △Jリラヴァティ45
 △ロッテンマイヤー40
6 ナムラアン35 △マイネグレヴィル35
 メイショウスザンナ30
3 ダンツキャンサー25 カトルラポール25
 ノットフォーマル20

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16/07/24 函館2歳S 
血統も馬体も良く、モノが違う◎レヴァンテライオン


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/07/24 函館2歳S
─── Vol.0392

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類 の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全 馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も 分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。 指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて、ご使用ください。

● 2択、アヤ小

函館2歳Sは、さすがに早熟な短距離血統が多いので、ダービー馬 を見るような視点は不要なので、血統は皐月賞が15点満点だが、 函館2歳Sは10点満点とした。こんなことやっていたら、ファク ターが18も19もやっていたらすぐ100点超えるじゃないかと 言われそうですが、そうなんです。レースの特徴を見て、全体指数 から20点か30点を引き算するのです。そうすると、これだけフ ァクターがあっても、100に近い上のほうから下のほうまで、き れいに指数分布します。途中の各馬の差は、もちろんいじりません。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001222128/pedigree/
レヴァンテライオンは馬体が凄い。2歳の7月でこれだから、週刊 誌を見た途端に唸ってしまった。すばらしい。父の産駒に米三冠馬 のアメリカンファロアー。母の父ゴーストザッパーはBCクラシッ クに勝った。自身は、Key to the King ≒Star Spangled 4×4。 Olympia 6×6・7。Her Native ≒Andover Way 4×4。Luna de Miel ≒His Majesty 4×5。薄いニアリーも含めて4つもある。距 離が延びたらこの馬が、このメンバーなら断然強いだろう。函館デ ビューでもクラシックに行ける馬だ。前走はインの前にいたら、前 が開かなくて、外から被せられて、あと200mで仕方なく外へ出 し直したら、凄い伸びで差し切った。時計は遅いが、その点を斟酌 できるし、追ったのは150mだけだが大人びた鋭伸だった。一旦、 先に抜け出してレヴァンテライオンに差された2番人気の馬は、次 走の未勝利を1番人気で楽勝した。新馬は馬場も重かったし、最後 の伸びが凄かっただけに、距離不足の2歳Sをアッサリ勝っても驚 かない。新馬は入厩が遅すぎて、速い追い切りが、たった1本だけ で圧勝。今回は、1週前の追い切りが、小回りの函館で1秒も古馬 を追いかけてアッサリ交わした。私のメソッドの核であるベスト距 離ではないが、今年の矢作厩舎は死に物狂いでやっているから、な んとか勝たせてやりたい馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001186187/pedigree/
モンドキャンノは名前が悪い。モンドキャンノウの誤植ではないの か? キンシャサノキセキ×サクラバクシンオーで、母系にヘリオ ポリスがあるのでフジキセキとは合う。短距離血脈の配合を、ノー ザンダンサーのクロスでまとめているので函館2歳S向きの血統と なっている。母が千、千二、千四で活躍してアイビス3着。教科書 的な短距離血統だ。前走はスロー気味に始まって、上がりが速く、 113-114 でレコードと僅差だから、言うことなしだ。馬体は重心の 低い箱形で短距離向き。騎手も戸崎だし、褒めやすい。気性がチャ カチャカしていて、一度使って、また燃えてくるようだと危ない。 パドックなどの、その点が、軸にできなかった視点だ。人気も1倍 台は、ちょっとどうなのか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185120/pedigree/
ドゥモワゼルはショウナンカンプだからサクラバクシンオー系。母 の父がジェニュインという点とノーザンテーストのクロスでまとめ たのが、このレースでは良いかもしれない。新馬でモンドキャンノ に逃げて負けたが、しぶとかった。2戦目は出遅れてしまって後方 から外まくりだったが楽勝した。フォトパドックが2誌も買ったの に、どちらにも載ってなかったのが不思議だった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190658/pedigree/ ロイヤルメジャーはダイワメジャー。ダイワメジャー産駒は母系は 重厚でないと褒めない。100回くらい言ってきた。この馬は母系 が軽い。短距離の軽いタイプだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190564/pedigree/
ラーナアズーラはプルピットの子のパイロが父。ミスタープロスペ クターのクロスでまとめて、祖母の父がエルコンドルパサー。トモ 高で短距離向きの良い身体をしている。母系の重厚さが生きている。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001186217/pedigree/
メローブリーズは私の好きなスクリーンヒーロー産駒。母の父にエ ルコンドルパサーがあるのも好きだ。母系にシャーペンアップの底 力があるのも好きだ。血統が好きで指数も伸びたが、トモ高がどう なっていくかが将来を決めるか。

フォトパドックの良かったのは、圧倒的にレヴァンテライオンだっ た。あまりに凄いので他馬は子供に見えてしまう。

最終追切りの良かった馬は、やたら多くて、ザベストエバー、タイ ムトリップ、ドゥモワゼル、ネコワールド、フクノクオリア、モン ドキャンノ、ラーナアズーラ、レヴァンテライオンは良かった。他 も悪くはなかった。そういう意味では良い馬がそろっている。
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1 ◎Gレヴァンテライオン85
2 ○Aモンドキャンノ85


5 ▲Jドゥモワゼル70

 △ラーナアズーラ60
4 △メローブリーズ55 △Jロイヤルメジャー55

6 △バリンジャー45 フクノクオリア45
3 タイムトリップ40 ポッドジーニー40
 ガーシュウィン35
 ザベストエバー30
 ラッシュアウト25

 ピンクドッグウッド15
 ネコワールド10
 バンドオンザラン5

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16/07/17 函館記念 
◎マイネルミラノ、右回りで直線短くなるのはプラス


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/07/16 函館記念
─── Vol.0389

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類 の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全 馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も 分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。 指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて、ご使用ください。

● 力差小、アヤ大

今年は春から指数の難しいレースばかりですねえ。たまにダートで 楽なのがあるけど。宝塚は幸運にも私には楽だったから、人それぞ れでしょうけど。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001125293/pedigree/
マイネルミラノはステイゴールドにダンチヒやシルヴァーホークだ から、まるで母系はグラスワンダーみたいなもので、グラスワンダ ーは千四でも中距離でも走る欧州タイプなので、この馬も二千くら いで渋った馬場は合っている。柴田大知が乗れないのがマイナス。 馬場は少し渋ってもOK。右回りや直線の短さは大きなプラス。馬 体は良く見える。データは15点満点で10点で、メンバー中最高 点。騎手の評価は0点にしたから、戸崎や川田が乗れば楽に連対だ ろう。枠が良かっただけに、期待したい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088332/pedigree/
トーセンレーヴは母がビワハイジだからブエナビスタの下。ディー プインパクト×カーリアンで切れで走る。牝系はドイツ血脈だから、 ソコソコの重や洋芝は大丈夫だろう。二千が鬼で4戦4勝。2マイ ルの天皇賞は長すぎた。有馬で疲労が出て、天皇賞後の一戦で、ま た疲労残りだけに、腹目が太く見える点が、当日までにどうなるか だろう。絶好調なら、迷わず軸だが。来れば快勝もある二千の鬼だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001103418/pedigree/
ファントムライトはオペラハウス×サンデーサイレンス。千八と二 千がベスト。2マイルの天皇賞は距離が長く、高速馬場も合わなか った、というのは騎手も調教師も言っている衆目の一致するところ だろう。オペラハウスだから重は鬼だ。洋芝は合う可能性が大だ。 7歳だがキャリア23戦しかなく、ここ3年の2000m戦の成績 は、(1−4−3−0)で重賞も3つある。これを材料に『AJG 予想法』のGとした。騎手は一発屋の内田。新潟記念や福島記念で マイネルミラノと勝ったり負けたりだから、嵌まれば来れそうだ。 当時と1キロ差になって、1キロ分変化したが、こちらが内田でミ ラノが丹内なら、好位の中伸び馬場でもあるし期待できる。ただし、 枠が発表になって、大外枠は函館記念の鬼門だ。運がないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139009/pedigree/
ツクバアズマオーはステイゴールドにシアトルスルーだから二千前 後の力の要る馬場が得意。ここは抜けて良いファクターもないが悪 いファクターもない。前走よりは距離がプラス。ほとんどのファク ターが80点以上だ。重賞実績に乏しいのは不安面だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001144119/pedigree/
レッドレイヴンは父がミスタープロスペクターの直子のスマートス トライク。母がグラスワンダーだから、マイラーでもあるし中距離 馬でもある欧州タイプ。総合して千八ベストになった。ここは距離 延長がマイナスだが、今年のメンバーなら来ても驚きはしないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122969/pedigree/
ダービーフィズは牝系がドイツ血脈でブエナビスタと同じライン。 だから洋芝が得意で、函館も得意。今年は昨年比で調子は悪そうだ が、一変するかどうか。こういうときは他のファクターがどうかが 重要だが、岩田は同じだから良いとして岩田の調子は昨年比で悪い。 斤量は54から57と3キロ増。枠は内から外へ。条件は悪化して いるから軸にはできない。

フォトパドックの良かった馬は、マイネルミラノだった。

最終追切りの良かったのは、ダービーフィズ、マイネルミラノだっ た。トゥインクルは減点した。
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1 ◎Gマイネルミラノ65 ○Aトーセンレーヴ65
 ▲Gファントムライト65


5 △バイガエシ50 Gダービーフィズ50
2 ケイティープライド45 △Jレッドレイヴン45
3 △ツクバアズマオー45 △マテンロウボス45
 マイネルフロスト45 トゥインクル45
4 マデイラ40
6 ネオリアリズム35 フェイマスエンド35
 オツウ30 ホッコーブレーヴ30



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16/06/26 宝塚記念 
条件揃った◎マリアライトが指数ダントツ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/06/26 宝塚記念
─── Vol.0384

◆血統論、レース解釈、騎乗論、時計理論、ラップ分析、相馬眼、 調教観察、レイティング理論、距離適性、データ解析、能力指数論、 単純出目論、枠目論から、独自の予想法など、ありとあらゆる 方法論を駆使できるのは私だけでしょう。
◆1つの理論だけ作って競馬の世界を生きていく気は、競馬専門紙 にいた20代からありませんでした。

● 大混戦、アヤ大

私たちは前日か、新聞だと2日前に予想出すのですが、馬券買う人 は直前の馬場状態を確かめて買うのが、梅雨明けまでの鉄則であり 馬券ファンの有利な点です。有利な利点は最大に活用してください。 競馬場で聞こえる予想屋叩きは、梅雨時がいちばん多いです。オイ オイ。梅雨時は、まずもってポリシーを示すと割り切っている。で ないと、福島なんか、やってられません。土曜正午の阪神は、くも り重です。日曜の天気予報は晴なので、どこまで乾いてくるかでし ょう。土曜午前の阪神競馬は内が荒れて、外伸び気味でした。乾い てくると、どうなるかは、ケースバイケースなので何とも言えない 面があります。直前に、どこが伸びるかを確認してください。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトは美石だが、ディープインパクト産駒で母の父が貴重 な名血・エルコンドルパサー。リヴァーマンもリボーも入っていて 血脈構成は抜群だ。母クリソプレーズはペンダントにするとかっこ よい美石だが、Bold Reason ≒Never Bend 5×3と、好配合を重 ねたエルコンドルパサーの隙間を突く配合。祖母は、Nasrulah= Malindi の〈全兄弟クロス〉3×4。と、血統は言うことなし。 兄クリソライトも美石鉱物だが、ゴールドアリュールなのでダート 馬に出てジャパンダートダービーを勝った。昨春に本格化して、 エ杯を早め勝負でマクって勝ち、有馬も惜しくて、キタサンブラ ックと互角の勝負をした。この馬は前々の勝負と蛯名が決めてい る。日経賞はインの好位にいたら前が壁になって、ゴールドアク ターなど有馬の1、2着に先に出られて、作戦どおりに行かなか ったが、外へ出し直して、前の2頭とは同じ上がりの脚で3着と、 脚を余しただけで、内容は互角に近かった。前走は斤量を背負っ て不利もあっても好タイム。勝ったクリプトグラムは骨折してし まったほどだ。長い直線でマクリ勝負できないのがマイナス点だ と指摘したが、それでも最後まで、また伸びて食い下がった。リ ヴァーマンが入るので馬場が渋ると鬼で、雨が少しでも降って馬 場が渋れば、小回りをマクってしまえれば、勝てる力もある。ど こまで馬場が悪くなるのか乾くのかが読めなくて悩むが、少しは 渋った馬場ではないか。キ甲も大きく盛り上がってたくましさを 増している。コースも馬場も内回りも合うし、逃げ先行馬が少な く、ドゥラメンテが後ろにいるので、早めマクリができる。内が 荒れる季節で外枠有利だ。軸にする絶好のチャンスとみた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151936/pedigree/
ドゥラメンテはキングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービ ン。母がアドマイヤグルーヴ。アドマイヤグルーヴはサラブレから 出た『走る馬の見方がわかる本』の「血統表の見方」で絶賛した。 新しい読者のために、もっと新しい馬を書いてくださいという編集 者から要望がどこの雑誌でも出るが、私が書いた馬の血統から走る 馬がどんどん出るという伝統が昔から一貫してある。一時だけ、は やるような血統など書いても意味はない。血統の世界はそもそも、 古きをたずねて新しきを知る・温故知新であるべきだ。だから血統 ファンは古いことをやたら知りたがる。それを導くのがほんとうの 血統屋の役目だ。それも私の誇りだ。ここはドバイ帰りで間に合う が、堀厩舎の馬はちょっと見ても完調がどうかよく分からない。馬 体はダービーのほうが断然良かった。ここを負けるようなら、ダー ビーがピークという可能性も10%くらいは覚悟したい。完調なら 競馬的には勝ってほしいが、皐月賞のようなトリッキーな競馬をす る馬だから、内回りよりは広いコースが良いと思う。そのへんがム ズだ(難しいこと)。九分のデキで勝てるかどうかだが、それを軸 にしないのが私の流儀だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイは、ダンスインザダークのアメリカンな部分が出て、 意外と距離がもたない。大物になる前から二千四百がギリギリで、 二千五百は買えないとけなしてきた。ここはベストの二千二百。 大いに期待できるが、馬場が渋るとマイナスだ。好位差しが徐々 に中段差しに変化してきているが、調教師が言うにはスタートが 下手になっていっているとのこと。そのへんは昨年比で悪材料か もしれない。6歳というのも働き盛りの年齢よりも1歳多いか。 馬体は、昨年比で胸前の肉が少し足りない。リピーターの多いレ ースだが、4歳で活躍した馬は5歳でも来るが、5歳G1で活躍 した馬は6歳になるとプラスがないと褒めにくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152403/pedigree/
シュヴァルグランは、ヴィルシーナの下だが、ハーツクライだ。 少しくらい渋った馬場はこなせそうだ。中距離馬の典型で距離は合 っている。阪神は鬼。福永は器用なレースをできるようになってき た。侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックはディープインパクト産駒のリファール・クロ スと同じ。父が替わっても血統は同じだから、成功パターンだ。 中山外回りの二千二百がベストと思うが、菊もチンタラ走れるの で合っている。とはいえ、有馬も3着だから強い。ここは、マー クされて忙しい内回りがどうなのか。中山二千二百なら◎で迷わ ないが。雨はサクラバクシンオーが入るだけに、良馬場のほうが ベターかもしれない。京都>阪神だろう。こう見てくると、牡馬 G1ホースには弱点がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152157/pedigree/
アンビシャスもディープインパクト×エルコンドルパサー。祖母 はナスルーラ4×5で、テューダーミンストレルも2本入って、 Lady Josephine のスピードの血が賑やかだ。似たような血脈構成 のマリアライトよりは距離適性は短めだろう。二千二百は守備範 囲ではある。ノリのG1の一発芸はダービーを2回勝ってからは 評価していないから、いつも減点する。1枠も減点で、一か八か の枠だ。

フォトパドックはめちゃ難しくて、アンビシャス、サトノノブレス、 マリアライトが良く見えた。

最終追切りはA級の厩舎が揃ったおかげか、良い馬が多くて、アン ビシャス、カレンミロティック、サトノノブレス、ステファノス、 タッチングスピーチ、ラストインパクト、ワンアンドオンリーが良 かった。
マリアライトは時計は遅いが、ウッドで目一杯大外回したので、あ んなものか。ドゥラメンテは正直言って九分の仕上げに見えたが、 格で凌げるかどうかだろう。
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1 ◎Gマリアライト80


2 ○Aドゥラメンテ65

3 △Jキタサンブラック55
4 Aラブリーデイ55

 アンビシャス45
6 ▲シュヴァルグラン40 △ラストインパクト40
5 △ステファノス40 △サトノノブレス40
 タッチングスピーチ40
 △サトノクラウン35
 トーホウジャッカル30 カレンミロティック30
 ワンアンドオンリー25
 フェイムゲーム20
 ヤマカツエース15
 ヒットザターゲット10



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16/05/29 目黒記念 
G3なら上がり馬のクリプトグラムが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/05/29 目黒記念
─── Vol.0376

● 力差小、アヤ大

悩ましい。最近は牝馬は来てないのだけれど。来れないレースでは ないし。

昔は、目黒記念と天皇賞が回数を競っていたが、目黒は年に1回に なってしまった。加賀武見がいつも来るので加賀記念と言われたも のだ。第100回目黒記念の興奮(世間はあんがい静かだった)が 懐かしい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151565/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000273579/pedigree/
クリプトグラムはキングカメハメハ×サンデーサイレンス。母系の アンバーシャダイはトゥルビヨンなど血脈構成が良いので、私は好 きなほうだ。『サラブレッド配合史』でも褒めたくらいだ。母が、 ハイペリオン6・7×6・6・6・7となってスタミナは十分。
Hillary ≒Swaps 5×4と配合も良い。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000273579/pedigree/
祖母は、Ambiorix ≒Corejada 4×4。シャトーゲイがハンディキ ャップタイプの原因になっているが目黒記念なら問題ないだろう。 3歳春のゆきやなぎ賞はダービー2着となるサトノラーゼンを競り 落としたが、見えない大外から来たアルバートドックに差された。 その後休養してしまったが、素質は問題なく、重賞級だった。東京 も勝っていて、フォームに上下動がないので好きだ。東京の坂の上 がり方も問題ないし、54ならそろそろ通用し始める頃か。前走と 前々走は逃げ馬が大逃げしたので、直線に入ってから最後の1ハロ ンまで、ハロンラップはバタバタだが、この馬自身は後ろから鋭い 脚を使っている。ラップの数字上よりは、自身の上がりのタイムを 頼りに、強いと思いたい。全体時計が速くなったときに通用するか が心配ではある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトはリアファルの姉。母は鉱物名だが、エルコンドルパ サーが入る歴史に残したい名血だ。直線が少しでも短い中山が乗り やすく、時計も少しは掛かったほうがベターだ。時計に関しては各 馬とも同じようなもので、問題はマクれない東京でどう乗るかだろ う。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001107325/pedigree/
スーパームーンはブライアンズタイムで、ブライアンズタイムは母 系が重厚なタイプが良いと書き続けてきたから、この馬はサドラー が入って良い。ミルコだし一発ありそうだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157737/pedigree/
タッチングスピーチは流行りのディープインパクト×サドラーズウ ェルズ系。エ杯でも来たように相手が強くてもレースの格に奮起で きる。最終追切りが良かったのでハンデを克服できるかも。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120945/pedigree/
レコンダイトはハーツクライ産駒。母がミルリーフ3×3。少し重 い血統だがスタミナは問題なく、昨年も勝ったようなレースだった。 昨年と同斤なら、調子だけが問題だ。まだ、追い切りはイマイチだ けど。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001108207/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000448632/pedigree/
ジャングルクルーズは東京中距離のジャングルポケット。定番配合 だ。祖母も血脈構成は良く、JC4着も血統だけ見ればあり得る。 ここもマズマズか。

最終追切りの良かった馬は少なく、なんかさびしかった。波乱もあ りそうだ。良く見えたのはタッチングスピーチだった。
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1 ◎Jクリプトグラム75

2 ○Aマリアライト65
4 △レコンダイト65
 ▲スーパームーン60
6 △タッチングスピーチ60
 △リヤンドファミユ55 注ジャングルクルーズ55

5 △モンドインテロ45 サムソンズプライド45
3 ヒットザターゲット45 マドリードカフェ45
 デウスウルト40 ネオブラックダイヤ40
 ショウナンバッハ35 タマモベストプレイ35

 クリールカイザー25

 サイモントルナーレ15
 マイネルラクリマ10



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16/04/30 青葉賞 
血統も馬体も良く時計もある◎ヴァンキッシュラン


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/04/30 青葉賞
─── Vol.0366

◆血統論から、レイティング理論から、時計理論から、相馬眼、
調教観察、データ解析、出目論から、独自の予想法など、
ありとあらゆる方法論を自在に使えるのは私だけでしょう。

● 力差小、アヤ中

今年は藤沢和厩舎がいないか。青葉賞馬が、なかなかダービーを勝 てないのは切れや爆発力が足りないからだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175168/pedigree/
ヴァンキッシュランはディープインパクト産駒で母の父がガリレオ。 リファール4×6はディープインパクト産駒の成功配合だ。SS系 とサドラーズウェルズの配合は、メジャーエンブレムやシンハライ トで今年は盛んで、成功することが分かっているし、いかにも成功 しそうな配合だ。サドラーでもガリレオなら、ガリレオの祖母が、 〈父母相似配合〉が特徴的で好感が持てる。母は、Bold Reason ≒ Never Bend 4×6。3代母は、Tom Fool ≒Spring Run 5×3と有 名なニアリーの持ち主。この馬はスローばかり走って、私の『時計 理論におけるスローペースの簡単補正法』で計算すれば、かなりな 好時計だが、問題は外に膨れたりまっすぐ走らない点が、ペースが スローでない時はどうなるか、が読めない。普通に走れば、スロー で25秒台は楽だし、平均ペースなら23から24秒台も可能では ないか。青葉賞は馬格があってスタミナがあるタイプが強いから、 レーヴァテインとの再戦は、4月に1回使っているし、その時負か したジュンヴァルカンがその次戦の二千四百で楽勝したので、少し は有利な点だろう。いかにもオクテのイメージで、2億円馬だが、 青葉好走で本格化は秋以降の中距離馬というタイプだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001168281/pedigree/
レーヴァテインの上のアプレザンレーヴ(父シンボリクリスエス、 ダービー5着)とレーヴミストラル(父キングカメハメハ、ダービ ー9着)は青葉賞を勝っている。母が、Khairunissa ≒Riverman ≒ Sir Gaylord4・3・4×4と凄い。産駒はレーヴダムール(父フ ァルブラヴ)が阪神JF2着、レーヴディソール(父アグネスタキ オン、チューリップ賞まで4連勝)は阪神JFを勝っているし、自 身も仏G1を勝っているが名配合の名繁殖牝馬だ。母の父になるハ イエストオナーが、凄いニアリーを持っていることになる。ハイエ ストオナーは祖母が、Turn-to ≒Nasrullah 2×2で、もうむちゃ くちゃ凄い。ただし、兄2頭や姉は馬格があった。そこは気になる。 ただし、こちらはディープインパクトなので小さく出るのは確率的 にしかたない面もある。それでも、2勝目の口取り写真を見たら、 馬体のラインはレーヴミストラルそっくりだ。2月以来という点は 成長が見込まれるが、レース間隔が開きすぎて計算はしにくい。ビ シビシ乗ってきて馬体重が10キロ増えて太目感がなければ言うこ となしだが、1週前はまあまあ乗ったが、併せた相手のアルバート は攻め馬は走らない。最終追切りは時計が遅すぎる。これでは、2 月から使わなかった点をカバーできない恐れがある。パドックにも 注目したいが、勢いで駆け上がってきた上がり馬が強いレースなの で、地元開催での最終追切りの手加減が気になる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173710/pedigree/
メートルダールはゼンノロブロイの中距離血統。母系もシルヴァ ーホーク×サドラーだから凄い。昨年来たタンタアレグリアより も血脈構成が重く、スピードとスタミナのバランスは悪い。そう いう血統は青葉賞ではOKだ。共同通信杯はディーマジェスティ の瞬発力に負けたが、大外からジリジリ伸びている。距離延長は プラスだろう。血脈構成や配合はまあまあといえるので、この距 離だから強いクロスも要らないが、突き抜ける力がない点はボウ マンの辣腕頼みか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175127/pedigree/
プロディガルサンはリアルスティールの全弟。千八や二千がベター な気がするのは仕方がない。芙蓉Sはズブさも見せたが、東スポ2 歳Sは少し行きたがっていた。距離適性は全兄のラングレーとリア ルスティールの中間程度か。血統も少しだけ微妙だが、昨秋以来な のも、なんとも言いようがなく、勝たれたら仕方ないという気で軸 から外すしかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001167388/pedigree/
マイネルハニーはマツリダゴッホ。祖母の父がノーザンディクテ イターなのでハンディキャップタイプで展開頼みではないか。

G1の裏でフォトパドックはない。
最終追切りの良かった馬は、ヴァンキッシュランとマイネルハニー だった。
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1 ◎Jヴァンキッシュラン75
3 ○Gレーヴァテイン70
5 ▲メートルダール70
4 △Aプロディガルサン65
2 △レッドエルディスト60 注Aマイネルハニー60
 ノーブルマーズ55
 注アルカサル50 ロスカボス50


 ドンチャブ35 フレンドミラクル35


6 ラヴアンドポップ20 タンサンドール20



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16/04/23 マイラーズC 
京都マイルのイン差しで、◎ダノンシャーク


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/04/24 マイラーズC
─── Vol.0365

● 力差中、アヤ大

7歳以上が6頭も登録してきた。これだけ実績馬がいれば、例年の ように7歳以上は消しとも言えないだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001095857/pedigree/
ダノンシャークは母系がカーリアンやシャーリーハイツだから日本 的な器用さ。ボウプリンスが入ってもクロスでカバーしているので、 血統表のどこにも大きなキズはない。最近は千四を使って失敗して いるが、向いているとは思えないので敗戦は度外視したい。この馬 はマイラーズCや京都金杯やマイルCSなど、京都マイルで器用に コソッと差すのが合っている。1枠を引いてイン差し期待だ。外か ら追い込むのはムリと分かったはずだ。馬体は前走は14キロ増と 太かったので、さすがに8歳で美しいと感動はしないが、今回は張 りが出て良化が窺える。安田は坂があって足りないだろうから、こ こか関屋が生涯最後のチャンスか。福永よ好位からイン差しだぞ。 フィエロは福永が乗ってマイルCSでダノンシャークに負けたのだ から、器用に差せば勝てるの知っているだろ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110959/pedigree/
フィエロはディープインパクト×デインヒル。ありそうなA級配合。 調べみると、Cosmah≒ Spring Adieu 4×4が、8分の5同血のニ アリークロスだから、成功しないほうがおかしい。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000426859/pedigree/
祖母も、Rare Treat≒ Nile Lily 3×3のニアリー。アスワンが出 たナイルリリーの牝系だ。馬体の形から見て、私にはマイルの馬と は思えないが。少し長めの距離をデビューしたら早めに1回使うの が利口なやり方だと思う。千四なんか使っていたのが悔しい。左回 りは、なぜか相手が強いとダメ。右回りは(2−5−2−2)。そ の2回の馬券圏外は、ともに香港だ。日本の右は(2−5−2−0)。 京都は(1−5−2−0)。年齢が7歳でどうかだが、18戦しか していない。休み明けは(0−2−3−0)。メンバーも手薄で、 問題点は騎手だけだ。ミルコが皐月賞でまたおかしな斜行をしたか ら不在で、騎手選定で迷いに迷っていたが、馬体は良かった。勝ち たかったに決まっている。騎手は鮫島良太。指数システム的に減点 せざるを得ない。鮫島駿でもいいのに・・。中谷雄太なら迷うこと なく軸だが、残念なことに彼も騎乗停止だ。このレースの最大のア ヤは騎手の問題だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153314/pedigree/
ネオスターダムはクラフティワイフの牝系に、エンドスィープのス ピードが入ってマイラー。父は万能だからどうでもいいが、芝ダー ト兼用の父から見て、時計がかかったほうが買いやすい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157747/pedigree/
アルバートドックはディープインパクト産駒。祖母の父がヘリオポ リス4×5で、SS系とは、ヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉 となる。全体にスピードの血が少ないので、マイルは少し忙しいか もしれない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152279/pedigree/
ダノンリバティはスカーレットインクの牝系だが、キングカメハメ ハ×エリシオで少しズブい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001105315/pedigree/
エキストラエンドはディープインパクト産駒。京都マイルは悪くな い。年齢を感じさせない馬体でマズマズだが、好走してもソコソコ ではある。軸にはできない。

フォトパドックが良く見えたのは、ダノンリバティとネオスターダ ム、フィエロ。フィエロはいつもどおり。立ち方が今回はベターか な。
最終追切りが良く見えたのは、クラレント、ダノンリバティ、テイ エムイナズマ、ネオスターダム、フィエロと多かった。
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2 ◎Gダノンシャーク70
4 ○Aフィエロ70


 ▲Jネオスターダム55
5 △アルバートドック50
3 △クラレント45 △エキストラエンド45
 △テイエムイナズマ40 Jダノンリバティ40
 レッドアリオン40
6 Gサンライズメジャー35
 マーティンボロ30 ケントオー30
1 クルーガー25 アルマワイオリ25
 ケイティープライド20



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16/03/05 チューリップ賞 
異系の血が豊富な血脈構成が凄い、ジュエラーが◎


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 16/03/05 チューリップ賞
─── Vol.0348

● 力差中、アヤ中

これほど力差があるとは思いませんけど、このレースも指数差は大 きめに出ました。潜在能力や、はたまた、このレース限りのプラス 点など極端なことも計算しますので、ときどき大きめに出ますねえ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001168877/pedigree/
ジュエラーはヴィクトワールピサが父で、母系も重厚だ。
Busted の母 Sans Le Sou と High Top の母 Camenae の〈4分の 3同血クロス〉6×5。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000719759/pedigree/
母が Hurry On 系の Supreme Court のクロス。祖母が、Teddy 系 の Sunny Boy のクロス。3代母が、またもや Hurry On そのもの のクロス。4代母が、St.Simon 直子の Rabelais のクロス。異系 のクロスの連続する隙間に、Tourbillon や Gainsborough がいっ ぱいあるという、非ネアルコ系の宝のような血脈構成だ。スロー の新馬は上がりが、119-117-113。シンザン記念はイン伸びの馬場 で、出が悪かったのでインを通って距離ロスをカバーして、直線だ け外へ出して、よく追い込んだ。柔軟性のある筋肉やツナギの持ち 主で、オークス候補と書いてシンザン記念で◎にしたのだが。牝馬 相手なら、私の立場では、ここも軸だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001167553/pedigree/
レッドアヴァンセはクラレントたちの下だが、上も勝ったり負けた りでよく稼ぐが爆発しない。サンデーにテスコボーイは意外と成功 しない。そこが気になる。ディープインパクト産駒でリファールの クロスになっている点は褒められる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172048/pedigree/
ウインファビラスはステイゴールドにノーザンテーストのクロスと いう定番配合。万能型のノーザンテーストがノーザンダンサー的に 柔和剤として生きる配合だ。ゲランの牝系にジェイドロバリーが入 ったりして、良かったり悪かったりで、どうしても腰を入れて褒め にくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001171890/pedigree/
シンハライトはディープインパクト産駒で母の父がシングスピール だから重厚だ。牝系の奧の軽さは少し気になる。前走の千四のハナ 差勝ちは、腕組みしてしまった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173912/pedigree/
デンコウアンジュの父メイショウサムソンはけっこう走る。オペラ ハウスからはこれくらい出てもらわないと困る。自身も私の好きな プリメロの〈全兄弟クロス〉だが、3代母にもあるから2重に持っ ている。前走は前に行きすぎたから末脚に賭ければ、まだ侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173486/pedigree/
ブランボヌールはディープインパクト産駒で母の父がサクラバクシ ンオー。サクラバクシンオーの血が入ってマイルや二千までこなす 馬もいるが、アンブライドルドも入って距離延長だと褒めにくくな る。

フォトパドックの良かったのは、ジュエラーとレッドアヴァンセ。 最終追切りが良かったのは、なぜか少なく、カイザーバルとジュエ ラーだけだった。
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2 ◎Aジュエラー90


 ○Gレッドアヴァンセ75 ▲Aウインファビラス75


5 ☆デンコウアンジュ60 注Aブランボヌール60
1 △Jシンハライト55

 △エルビッシュ45 アドマイヤリード45 クロコスミア45
 注フォールインラブ45
3 ラベンダーヴァレイ40
6 カイザーバル40
 ヴィブロス35
4 クィーンズベスト30 クリノラホール30




 サクレディーヴァ5



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16/01/06 京都金杯 
京都マイル良馬場、53で内枠、牝馬でもウインプリメーラ◎


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 16/01/06 金杯
─── Vol.0331

・京都金杯

正月の京都は毎年、グリーンベルトのイン伸び。内枠有利だ。ここ 数年、5枠より外は来ていない。
http://www.jbis.or.jp/horse/0001121561/pedigree/
ウインプリメーラは母系にミスタープロスペクターの〈4分の3同 血クロス〉2×3と悪くない。京都得意で53で4枠なら。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001105315/pedigree/
エキストラエンドはこのレース向きのディープインパクト産駒。外 傷で秋のG1へ行けなかったが、得意のこのレースに照準を合わせ てきた。京都マイルは重賞ばかりで、4、2、5、3、1着。5着 は出遅れたマイルCSの 0.4秒差。休み明けのわりに本数が1本足 りないような足りているような微妙なところだが、馬体は太く見え ない。息ができていれば大丈夫だろうが。枠は例年よりは外だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001104202/pedigree/
シベリアンスパーブはバックパサーのクロスで、血脈構成は一流。 祖母が、Vice Regent ≒Petrologist 2×2でインパクトはある。 オクテでやっと重賞だが、前走も内伸びの阪神で外からよく伸びた。 ヒストリカルに格の違いで抜かれたから、◎まではムリか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139037/pedigree/
トーセンスターダムもディープインパクト産駒。前走はマイルCS で好走できた。ここは見た目にやや太いか。その心配がある。ダラ ッとした脚を使うので、千八がベターか。マイルだと前走のようで はなく、溜めて切れ勝負にしないといけない気がするが、溜めるに はこの枠は悪い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156668/pedigree/
タガノエスプレッソはディープではないがブラックタイド産駒。 祖母はトニービン×ヌレイエフで血脈構成全体は悪くない。適距離 はマイルから二千ではないか。

フォトパドックが良かったのは、ミッキーラブソングとエキストラ エンドだった。
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1 ◎Gウインプリメーラ65 ○Gエキストラエンド65
3 注ミッキーラブソング60 △ケイティープライド60
4 ▲シベリアンスパーブ55 △オメガヴェンデッタ55
 △Aトーセンスターダム55 Gタガノエスプレッソ55
 マーティンボロ55
 メイショウマンボ50
 マジェスティハーツ45 バッドボーイ45
6 注エイシンブルズアイ45



2 テイエムタイホー25 ドリームバスケット25
5 ニンジャ25
 ダイワマッジョーレ20

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15/12/27 有馬記念 
菊に続いて8番人気でも、ゴールドアクター◎


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/12/27 有馬記念
─── Vol.0330

● 力差小、アヤ大

正月の変則開催は、あくまで予定ですが、重賞を全部やる方向で考 えています。ホームページの「日記」に、そのつど、変更あるたび に書いていきます。今は有馬で、それどころではないので。

メンバーが揃っているようで揃ってない、なんとも言えないレース だが、ショウナンパンドラの回避で、やはり揃ってない。G1実績 とかは、あまり関係ない年になりそうな気がする。頭の頭痛が痛い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136428/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000197587/pedigree/
ゴールドアクターはホウシュウリッチやリクダイニチで古いファン になじみのスタミナのあるミアンダーの牝系にあたる。ミアンダー は古い競馬向きのスタミナの塊だ。それにマナードと名血・キョウ ワアリシバとかけて、スクリーンヒーロー。まあまあか。オクテの スタミナのある中距離血統だ。スクリーンヒーローはモデルスポー ト→ダイナアクトレスに続く名牝系で大好き。「サラBlood 」vol.2 にも書いた。グラスワンダーのA級馬の血を受け継ぐ消えてほしく ないサイアーラインでもある。
母ヘイロンシンは Nearctic ≒Royal Charger 4×5。
祖母ハッピーヒエンは、Millstream≒ ミアンダー4×3。
3代母はセダン×トサミドリ× Mieuxce× Solario ×Hurry On。 スタミナと底力の塊で、どう見てもオクテだ。ロベルト系も有馬に は悪くないし、スクリーンヒーローはオクテの一発屋を出す。グラ スワンダーといえば有馬だ。中山も右回りも距離も問題ない。前走 は重馬場で、中盤スローだから、私の『時計理論におけるスローペ ースの簡単補正法』で補正すると、重なのに暗算で2分31秒台と なる。おまけに、重とはいえ、上がりが 111-112-11.9 は凄い。青 葉賞で 0.1 秒負けた以降は、6戦して(5−0−1−0)。未勝 利を勝ってから(6−2−1−1)。4着のレースは青葉賞で 0.1 秒差。いつも上がりは11秒台を並べてくる。スタミナのある血統 だから、菊はもちろん◎にした。吉田隼人が落ち着いて乗れるかど うかだろうが、ここ10年で3着以内の30頭のうち、外人と地方 出身の騎手で18頭も来ていると柏木氏が言うが、私の感想では、 外人と地方の騎手以外で12頭も持ってきている。外人と地方出身 騎手が乗らないと人気にならないから混戦の年は狙いではないか (笑)。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136641/pedigree/
アルバートはペルースポートの牝系だからハンディキャップタイプ の懸念があるが、アドマイヤドン×ダンスインザダークで距離延長 にしたら化けた。私は菊でアドマイヤドンを◎にした変人だから、 なっとくできたが。ウッドマン系はズブくなりやすく、ティンバー なら中距離のほうが千八よりはベターだろうと思った。異例のロー テなので『G1データ・最強の発想』に合わないから指数が伸びな いが、馬体はムダがない長距離型だし、前走の強さからも一発あっ ておかしくない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153334/pedigree/
リアファルは父ゼンノロブロイが中距離馬を出す。母の父エルコン ドルパサーは母系に入ると「スピード劣化の法則」によって、スタ ミナを伝える。リヴァーマン×リボーもあって、長いところの逃げ 馬になった。前走は逃げられなかったが崩れなかったようにしぶと くて、ここも前に行けるだけにルメールの騎乗に要注意だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120507/pedigree/
ラストインパクトはディープにティンバーの配合。牝系はナリタブ ライアンのフィジー。これも中山二千五百は合っているディープの タイプだ。いろいろなファクターが満点でなく90点ばかりという 難点もあって「軸馬指数」的に◎には考えられないがヒモにはあり 得る。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088332/pedigree/
トーセンレーヴはディープインパクト産駒で母がビワハイジ。言う ことなし。青葉賞で好勝負しているので距離は大丈夫だろう。ボウ マンは日記に書いたが、めちゃくちゃ巧い。連闘もむかしは普通だ った。元気ならどうということはない。4歳なら使いたくないが、 7歳で本格化なら使わない手はない。前走が斤量のわりに強すぎた だけに、勢いで使う一手だ。調教師や私の競馬観ではそうなる。問 題は距離が合うかどうかだけ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140030/pedigree/
サウンズオブアースは名血・ディキシーランドバンドの血が騒ぐか どうか。父は中途半端だが、母系は言うことない。フォトパドック の馬体の良さも目を惹いた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001089106/pedigree/
ヒットザターゲットはキングカメハメハ。母がタマモクロスにノー ザンテーストと渋い中距離馬。追い切りは、良いと普通の中間くら い。最終追切りで少しは良化してきた。未勝利を勝つのに7戦を要 したオクテ。未勝利を勝って以降は、内枠が強く、G1挑戦レース 以外の、5番枠より内を引いたレースは(8−2−0−2)と馬券 ファン愛用の内枠特注馬。「メルマガ競馬通信」は出目の話ばかり ですねと注文を付けられたが、全てのファクターをやって出目もで きなくて競馬をどうする。今回も1枠を引いて黙って印を打つ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156915/pedigree/
ルージュバックは軽いマンハッタンカフェで褒めないが、この馬の 母系は渋い。意外なレースができそうなタイプだ。オークスのレー スを見ていると東京向きに思えなかった。捨て身の乗り方が合いそ うだ。追い切りはすばらしかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイは配合は距離がもちそうだが、意外ともたない。ペル ースポートの牝系はハンディキャップタイプだから、どこかでこう なる。2年前から二千四百がギリギリだと書いてきたから、今さら どうか。展開的に好位差しできるのはメンバー的に悪くない。内々 回して器用に乗って川田のマジックが効くかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトはリアファルの半姉。牝馬だから考えないといけない が、エルコンドルパサー×リヴァーマン×リボーは凄い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136231/pedigree/
アドマイヤデウスは、アドマイヤドン×サンデー。牝系はスタミナ の塊。好きな配合で、昨春は日経賞から期待していったが、レース させてもらえず運がなかった。立て直して調子さえ戻れば、まだや れると思う。しかし、あいかわらず、動きに、かつての冴えまでは ないなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックは母の父がサクラバクシンオー。それにリファー ルのクロス。先行流れ込みが得意だが、菊よりも有馬はギシギシや るから、きついレースになると、どうか。

ゴールドシップは中山は合うが、宝塚以外は強く褒めたことがない。

フォトパドックが良かったのは、サウンズオブアース、ラストイン パクト、リアファルという悩ましいメンバーたち。ショウナンパン ドラはゲッソリしていたが回避した。よほどJCは疲れたのだろう。 腹構えが細って冬毛が生えて、もういい、という感じだった。距離 もギリギリだしカモにできると思ったから回避は残念だった。

1週前追切りの良かったのは、キタサンブラック、ゴールドアクタ ー、マリアライト、ラブリーデイ、ルージュバックだった。
最終追切りの良かったのは、ヒットザターゲット、ゴールドアクタ ーとルージュバックだった。
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1 ◎Gゴールドアクター75

 ○Jアルバート65 ▲リアファル65
2 △サウンズオブアース60 Aゴールドシップ60
3 Jキタサンブラック55
 △ラストインパクト50 注ヒットザターゲット50
4 マリアライト50 注ルージュバック50
5 ラブリーデイ50
6 △トーセンレーヴ45 アドマイヤデウス45
 ワンアンドオンリー40

 ダービーフィズ30


 オーシャンブルー15

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15/11/23 「マイルCS」 
京都が鬼で今回は立ち姿が美しい ◎フィエロ


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/11/22 マイルCS
─── Vol.0318

● 力差小、アヤ大

『G1データ・最強の発想』の枠の傾向、そろそろ削除してくださ い。芝の改良で、開催7週目でも、良馬場なら、枠の有利不利は消 えました。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110959/pedigree/
フィエロはディープインパクト×デインヒル。いつか爆発しそうな 好配合。この組み合わせだと、Cosmah≒ Spring Adieu 4×4が、 8分の5同血のニアリークロスなのだ。これは成功しないほうがお かしい。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000426859/pedigree/
祖母も、Rare Treat≒ Nile Lily 3×3の緩いニアリー。アスワン が出たナイルリリーの牝系に行き着くのであった。大昔の社台ゆか りの牝系だ。
左回りは弱い相手にしか勝っていなくて、右は(2−4−2−1)。 唯一の馬券圏外は香港だ。軽い芝でスルスル坂を下りてくれば、ゴ ールが見えるだろう。ミルコも2回目なら、前走が珍しく出遅れぎ みで、後方から脚を測る競馬だっただけに、プラスは大きいはず。 馬体は、6歳だけあって、はち切れるという感じはないが、フォト パドックの立ち姿の立ち方が、ちゃんと肩に重心が乗っていて、さ すがに今回は美しい。追い切りも抜群。カレンブラックヒルがスロ ーにすると、レッツゴードンキが折り合い欠くからスローにならな いとみた。その分、イスラボニータより有利か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142398/pedigree/
イスラボニータはフジキセキだからマイラーだが、切れがないから、 ジェニュインみたいだ。ジェニュインは好きだったが、安田記念は 4着、天皇賞秋は14着で、週刊誌を買ったら2冊ともほとんど無 印。私は当時は日曜夕刊と月曜朝刊に書いていたから、週刊誌も1 週前追い切りも見ていない。それでも、距離短縮はプラスで、「ゴム マリ」が坂を転げ落ちるイメージで乗ればチャンスと書いたら、最 終追切りが唸っていて松山先生が自信のコメント出したら、徐々に 人気が上がっていって、当日はなんと1番人気。それでも、岡部が 坂を転がり落ちてくるイメージで、四角先頭で乗ったらゴールまで 転がってきて勝ってしまった。あの頃の私は、カラスはムリだが飛 ぶ鳥まで落とせたくらい勢いがあった。京都マイルなら狙いやすい が、切れがないから、ソコソコ来るが足りなくて3着という可能性 も高い。坂を転がり落ちるイメージで自然に流れさせれば良いのだ が、そういう決め手の甘いタイプが昨年のダノンシャークで、勝て ないことはないのだが微妙で頭が痛い。枠とか馬場とか馬体とか最 終追切りとか騎手とかは言うことなしだ。位置どりは自由自在。今 まで勝ちっぷりに鮮やかさがない点が、爆発力の必要なマイルG1 では物足りないが、距離が全部長かったのかもしれない。しかし、 ジェニュインみたいに古馬マイルを1回でも使っていれば・・・。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001101689/pedigree/
ヴァンセンヌはディープインパクト産駒で、母がフラワーパーク。 母のわりに千八とか強いが、さすがに、毎日王冠や天皇賞は距離が 長く折り合い不安が出た。距離短縮は大きなプラスだ。AJG予想 法では、どうにもAでもJでもGでもないので◎は打てない。フォ トパドックは抜群に良い。ニホンピロウイナーが母系に入ると、実 績があろうとなかろうとしぶといから侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138240/pedigree/
モーリスは名牝メジロボサツの牝系。メジロモントレーも大好きだ った。モデルスポートの牝系も大好きでスクリーンヒーローも大好 き。安田は迷わず◎だった。今回も馬体はできているが、さすがに 休み明けで、京都までいって休み明け。九分の仕上げか。堀厩舎だ けにやれるかもしれず微妙。でも、◎はやめるのが競馬のセオリー かなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001137571/pedigree/
サトノアラジンは、ディープインパクト×ストームキャットの定番 配合。POGなどで儲けたければ、遊び抜きにA級配合で固めれ ば良いだけの話。馬名が悪いが、ルメールだから計算はできるだろ う。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001193373/pedigree/
アルビアーノはストームキャット系に、ミスタープロスペクターと ダンチヒのニックス・コンビ。成功法のマイラーで、やや距離は短 め。千四がベストか。距離延長と2キロ増量で、微妙な線になって きたか。

フォトパドックの良かった馬が多くて、アルビアーノ、イスラボニ ータ、ヴァンセンヌ、クラリティスカイ、サトノアラジン、ロゴタ イプは良く見えた。フィエロは立ち方が良かった。もう少し肉が欲 しいが、6歳だからか。微妙なところだ。
追い切りは、アルビアーノ、イスラボニータ、ヴァンセンヌ、ダノ ンシャーク、フィエロが良かった。
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1 ◎Gフィエロ75
3 ○Aイスラボニータ75
 ☆ヴァンセンヌ75
5 注Jアルビアーノ75
4 △サトノアラジン70
2 ▲モーリス65
 注Gダノンシャーク60
 ロゴタイプ55 クラリティスカイ55
7 注トーセンスターダム50 アルマワイオリ50
6 レッツゴードンキ45 カレンブラックヒル45 レッドリヴェール45
 リアルインパクト40 ケイアイエレガント40
 レッドアリオン35 ダイワマッジョーレ35

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15/10/18 「秋華賞」 
美しいニアリークロスの ◎ミッキークイーン


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/10/18 秋華賞
─── Vol.0308

● 力差小、アヤ大

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156953/pedigree/
ミッキークイーンはディープにレッドゴッドやミスタープロスペク ターやニアークティックのスピードを入れて、何とかバランスを取 った。いかにも中距離配合。相似なクロスは、
Equestrian≒Erin 7×7
http://www.jbis.or.jp/horse/0000335104/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000387457/pedigree/
すばらしい。
3代母は、Fighting Fox= Gallant Fox 4×6・4
出遅れ癖がどうなるか。こればかりはやってみないと分からないが 前走がいちばん悪かった。ふだんは前走よりは良いから、プラスが あると思う。その悪癖がありながら、全成績が(3−3−0−0) は凄い。普通に後方から出れば、内回りの忘れな草みたいに、スロ ーでも早めマクリで脚がもつタイプなので、先週月曜競馬みたいに 外もある程度伸びる馬場なら軸には最適だ。内で出遅れるよりも、 自由に動ける大外は良かった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152102/pedigree/
レッツゴードンキは、キングカメハメハにサンデー系。ジェイドロ バリーのキズは、キングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で補って いる。メイショウマンボと同じ狙いの配合だからと、札幌2歳Sで は7番人気の牝馬であっても◎にした。その後は勝ったのが逃げ切 りの桜花賞だけなので、差しが好きな私と相性が悪くなっていった。 前走で脚を測っているので、ここは内回りで勝負に来るだろう。気 性面以外では距離はもつ。問題はペースだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155136/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000339710/pedigree/
クインズミラーグロはリボー系のクロスにドイツ血脈が入り、底力 はありそうだ。母の父に軽いスピードが多いので、小回りでも切れ る。ここはイン差しか吉田豊得意の中割りだろう。騎手は内枠を希 望しているから、内回りで内目を割りたそうだ。あり得ないことで はない。内回りで各馬がイン狙いでインがごちゃつきやすいので、 先行しないとイン差しできにくいレースであることもたしかだ。紫 苑Sの価値は歴史的に低いが、この乱世の時代だけに少しずつ上が っていくと思う。一発あるか、前が詰まるか、腹をくくって一か八 かの乗り方しかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157737/pedigree/
タッチングスピーチはディープにサドラーだからあまり相性が良い とは思えない。アルマームードやネイティヴダンサー、母に Lalun のクロスなどがあって、軽さを入れまくっている。たしかにサドラ ーがなければ、軽すぎる血だ。内回りで狙うには、実績が今一歩か も。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149507/pedigree/
トーセンビクトリーはキングカメハメハ×サンデーで、牝系はフェ アリードール。まあ、言うことなしだ。自在性もあるので、流れに 乗れればおもしろい。血統と展開は最良だ。

ココロノアイはノリ得意のイン差し期待。
ホワイトエレガンスは内回り向きだし、札幌戦の内容が良かった。

フォトパドックはどれも同じようなもので感動するほどではなかっ た。ミッキークイーンとクインズミラーグロは、まあまあ良く見え た。
追切りは、さすがにどれも良い仕上げに見えた。アスカビレン、ク インズミラーグロ、シングウィズジョイ、タッチングスピーチ、ト ーセンビクトリーなどが目に付いた。
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1 ◎Aミッキークイーン80
 ○Aレッツゴードンキ75
6 ▲Jタッチングスピーチ70 △Gトーセンビクトリー70

 ☆Jクインズミラーグロ60
2 注クイーンズリング55 シングウィズジョイ55

 アスカビレン45
 注ココロノアイ40 注ホワイトエレガンス40
3 マキシマムドパリ40

4 アンドリエッテ30 ディープジュエリー30 ディアマイダーリン30
5 アースライズ25 キャットコイン25 テンダリーヴォイス25
 ノットフォーマル20

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15/08/23 「札幌記念」 
好配合。洋芝向き。好馬体。◎はディサイファ。


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/08/23 札幌記念
─── Vol.0290

● 力差小、アヤは大

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110648/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000880824/pedigree/
ディサイファはディープインパクト産駒。母がドバイミレニアム。 母系にダンチヒはサンデー系の定番。リボーもあって言うことなし。 前走は内が伸びたレースで、外を回してよく追い込んだ。天皇賞は 外へ出せばよかったが内を狙って前が壁になった。毎日王冠を考え れば、一流どころとそれほど差はない。洋芝は合いそうだし、叩き 2戦目で、教科書的な好馬体。勝ち切れなくても、2着はありそう な気がするが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001135261/pedigree/
ハギノハイブリッドは母がトニービン×サンデーサイレンスと逆に なってるのがご愛敬で、少し力馬だ。切れ勝負だと分が悪いが、力 の勝負になれば、洋芝だけに侮れない。少し、函館>札幌のタイプ で、◎にしにくかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122688/pedigree/
ラキシスはディープインパクト産駒。母がストームキャット、ファ ピアノ、ニジンスキーと言うことなし。母はマジェスティハーツの 祖母とそっくり。ここは勝てばアッサリだが、それほど凄いデキに も見えないし、宝塚が負けすぎたし、少し冷静に距離を置いてみた だけ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140023/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000361396/pedigree/
トーホウジャッカルはSS系にアンブライドルズソング。ヘリオポ リスの〈4分の3同血クロス〉になる。ここがツボ。今回は馬体が 休み明けにしては細く見えて、好きになれなかった。中山で狙いた い感じ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001101652/pedigree/
トウケイヘイローはシーキングザゴールドが入るせいか速い。ここ も逃げてナンボ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122969/pedigree/
ダービーフィズはジャングルポケット×サンデーの定番配合に、 サトルチェンジの牝系。言うことなしの血統だが、3キロ増とな ると岩田でもどうか。

馬体は写真が少なくて挙げるのは不公平でしょう。
追い切りは、ほぼこんなものかという感じで、ディサイファ、トウ ケイヘイロー、ヤマカツエース、ラストインパクトは良かった。
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1 ◎Gディサイファ75 ○ハギノハイブリッド75
5 ▲ラキシス70
 トウケイヘイロー65 Aトーホウジャッカル65
6 ラストインパクト65
 ステラウインド60
3 Jダービーフィズ55 2 Jヒットザターゲット55
4 ヤマカツエース50
 サクラアルディート45


 フレージャパン30
 サイモントルナーレ25

 スワンポート15 ハナズリベンジ15

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15/08/16 「関屋記念」 
ハーツクライのマイラー配合。力は上だ。


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/08/16 関屋記念
─── Vol.0288

● 力差中、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001124809/pedigree/
マジェスティハーツ。
鳴尾記念はメンコ外した効果で動いた。勝ったのがラブリーデイ。 3着がアズマシャトル。エアソミュール、グランデッツア、トウケ イヘイローというメンバーは質が高かったということか。あの速い 上がりを、もたれながら差し込んだのだからエライ。馬体は最高。 新潟は新潟大賞典2着がある。ハーツクライだけど、母がボストン ハーバー、ストームキャット、ファピアノだから、マイルも中京が 得意なように直線が長ければ対応できるだろう。今度はもたれる対 策にハミを替えるというから、プラスはあるだろう。右にもたれる 癖があるので、左回りだと、内ラチに張り付く必要はないと思うけ どね。森は新潟大賞典で外に張ったので分かっていると思うけど。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120497/pedigree/
レッドアリオンは甘い牝系。器用だが爆発力が足りないので、イマ イチ好きになれない。ここは時計が速くなりそうな新潟マイルで向 きそうだが、前に行きすぎると甘くなるのが心配だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001118981/pedigree/
スマートオリオンはグラスワンダーだから千二ではなかったという ことか。父も千四か二千五百というタイプ。欧州血統にはたまにい る。千四ベターだから、長い直線で好位抜け出すイメージは、あま りない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001103395/pedigree/
サトノギャラントのシンボリクリスエス×サンデーは定番配合。ヘ リオポリスの〈4分の3同血クロス〉になるのが自慢。母がスティ ンガーだし、ソコソコ走る。出遅れが凄いのと、雨にたたられやす いが、それがなければ、新潟マイルは合っている。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120106/pedigree/
アルマディヴァンはメジロベイリー×メジロライアンというメジロ の遺産。こういうシャッフルしたような配合で、一流の血脈構成に なるのだから、メジロもたいしたものだということか。牝馬だから、 ここに入ると見劣りする面もあるが、夏だし、調子は良さそうで侮 れない。

馬体が良く見えたのは、アルマディヴァン、マジェスティハーツ、 レッドアリオンだった。
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2 ◎Gマジェスティハーツ60
1 ○Aレッドアリオン60
 ▲Jスマートオリオン55
4 Gアルマディヴァン50 Gカフェブリリアント50 Gサトノギャラント50

3 ヤングマンパワー40 エキストラエンド40
 シャイニープリンス35
5 アルバタックス35



 ゴールドベル15 エールブリーズ15

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15/06/07 「軸馬指数」 
春の東京G1・4連勝


Vマイル ◎注− ストレイトガール−ケイアイエレガント
                        馬単73990円
オークス ☆◎△ ミッキークイーン−ルージュバック−クルミナル
                        3連複4140円
ダービー ◎注▲ ドゥラメンテ−サトノラーゼン−サトノクラウン
                       3連単15760円
安田記念 ◎▲注 モーリス−ヴァンセンヌ−クラレント
                      3連単127190円

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15/06/07 「軸馬指数」 
血統で◎モーリスの爆発力。3連単=12万7190円。


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/06/07 安田記念
─── Vol.0268

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて御使用ください。

■軸馬指数のファクターの内容を個別に電子書籍で公開して3部作全部upしました。アフィリエイトは10%です。
『AJG予想法』
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『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
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『G1データ・最強の発想』
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● 力差小、内伸びならアヤは大、外伸びならアヤは小

藤田伸二のアサクサデンエンは、2年連続で◎にして会心でした。伸二の中段差しはきれいだからねえ。逃げ馬はたいしたことないけど。アサクサデンエンは7番人気と10番人気だった。夢よもう一度といきたいが、人気薄の相性の良い狙い馬にはなかなか巡り会うものではない。最近はストロングリターンやグランプリボスが苦手で、安田は悪戦苦闘だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138240/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000333075/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000333083/pedigree/
モーリスの5代母メジロクインが、プリメロ≒ステーツマン2×3。 メジロボサツ→メジロモントレーと来て、懐かしの曰くある牝系だ。それ以上は今は書かない。
父スクリーンヒーローは、
http://www.jbis.or.jp/horse/0000801447/pedigree/
祖母が男勝りと言われたダイナアクトレス。その母がPOGで持っていたモデルスポート。私だけ社台の馬は持たないと宣言してハンデ付きでやっていたPOG。これとシャダイアイバーだけ欲しくて欲しくて持たせてもらった。脚部不安で早々に引退したが、東京千八あたりで男馬相手に逃げ切っていた。Tom Fool≒Spring Run 2×3。「サラBLOOD」 vol.2に書いています。その配合で生まれたモーリスが悪いわけがない。前走も強かった。東京は京王杯2歳Sで6着だが、あれはインの前が残る馬場で、スロー、それを致命的な出遅れで外を回して、33秒1の脚で追い込んで届かず。東京が不得手とは思えない。問題は、またインの前が残る前残りのペースになって、また出遅れたらどうするかだが、再度そうなったら諦めると、何も考えず、すべてを無視して、◎。出遅れて不器用な競馬をしたら届かないかもしれない。折り合い不安も言われるが、行きたくなれば、少しずつデットーリ式に上がっていけば良いではないかと居直りたくなる。爆発力が違いすぎる。転厩した堀厩舎なら、少しずつ競馬を教えることが可能だろう。この馬が本格化したなら、◎を打たないと心が晴れない。この血統に対する意地だ。前走後からずっと◎と決めていた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110959/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001003724/pedigree/
フィエロはディープインパクト産駒。母は可もなく不可もなし。指数的にもソコソコだ。堅実無比で、位置どりも最高だ。崩れないだろうから◎にしやすいが、安田は爆発力だから「軸馬指数」の軸とは言いにくい。戸崎の馬を選んだ判断は正しかったのだろうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001101689/pedigree/
ヴァンセンヌはディープインパクト産駒で母がフラワーパークのスピード。マイルでどうだという堂々の配合。どの位置から追い込むか。前走の切れ味は、言われるほど凄くはなかった気もするが成長途上だからわからない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088812/pedigree/
リアルインパクトはヘイルトゥリーズンの母の牝馬クロス。牝馬クロスは〈4分の3同血クロス〉みたいなもので、基幹牝馬のクロスは、ともかく褒める。ダイナカールやウオッカのクロスがそうそうできるものではないのだ。年齢よりも東京マイルで千四向きの先行力のタイプは軸にはしにくい。馬体は良くて、衰えはないと思う。展開次第だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001095857/pedigree/
ダノンシャークはディープインパクトにカーリアンとシャーリーハイツという高貴さ。まるでディープらしくない堅実派。母がちょっと重いのかもしれないので千八ベストの気がする。マイルだと京都のほうが爆発力が少なくてすむからベターだ。ここは1枠を引いたのが魅力で、インの伸びない馬場にならなければ、かなりレースがしやすい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001103395/pedigree/
サトノギャラントは母のスティンガーは良いとして、シンボリクリスエスとの配合で、G1級の爆発力が出るかどうか。これでヘリオポリスとガルフストリームの〈4分の3同血クロス〉だから、一発あっても不思議はない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001105326/pedigree/
ダイワマッジョーレはハイアーゲームの下で、リボーの難しさもあるが、血統自体は悪くない。いつ来るかが分からないので、「軸馬指数」的ではない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001104873/pedigree/
クラレントはノーザンダンサーのクロスになる分、レッドアリオンよりはデビューがきれいだし、左回りも上手だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120497/pedigree/
レッドアリオンはリディルの全弟でクラレントの半弟。器用さで走るから小回りがベターか。オクテは『G1データ・最強の発想』の安田データに合わない。

フォトパドックが良かったのは、リアルインパクト、モーリス、ダイワマッジョーレ。
追切りが良かったのは、カレンブラックヒル、フィエロ。

『G1データ・最強の発想』と、レース展開、の両方に合致したのは、クラレント、リアルインパクト。少し落ちて、サトノギャラント、モーリスだった。
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1 ◎Jモーリス80 △Aリアルインパクト80
4 ○フィエロ75
2 ▲Gヴァンセンヌ75 ☆ダノンシャーク75
 注ミッキーアイル70 ダイワマッジョーレ70
3 注クラレント65
 注サトノギャラント60
 レッドアリオン55 カレンブラックヒル55
 ブレイズアトレイル50 エキストラエンド50
 サンライズメジャー50 メイショウマンボ50
5 ケイアイエレガント45

 サクラゴスペル35

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15/05/17 「軸馬指数」 
不安あるヌーヴォレコルトではなく、◎ストレイトガール


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/05/17 Vマイル
─── Vol.0262

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。
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● 力差中、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001108396/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000732852/pedigree/
ストレイトガールはヘイローのクロスでスピードを誇示する。モーニングフローリックが弱いが、母がエルバジェのクロスになるので、弱点をクロスさせて補うので良しとしてきた。ほんとうは、千二の馬ではなく、タイキシャトルも入るし千四ベストではないかと思っている。だから、千二とマイルは同じようなもので、違いがあるとすれば流れ次第だ。左回りも良馬場なら実績があって広いコースは向いている。6歳馬は私が◎にしたニシノブルームーンくらいしか来てないが、『G1データ・最強の発想』に書いたように、このレースはオクテの馬はデータと関係ない。この馬は短距離馬だが、新 馬も大敗し、3歳末までに2勝しかできなかったくらいで、短距離馬だがオクテに決まっている。追い切り時計も昨年は速いのが2本、今年は4本。それで調教後馬体重は12キロ増で、筋肉も高松宮と見違えるほど付いてきた。昨年もそうだった。夏馬の気味もある。どうせ、インの前が来る馬場だろう(当日になってみないと分からないが)。昨年は最初の1ハロン目以外は、平均ペースだったから、スローで距離がもったわけではない。4コーナーで下げすぎて前が壁になって脚を余した。得意のパンパンの良なら、インの前が強い昨今の芝の時代だから、思い切って狙って悔いなし。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138078/pedigree/
ヌーヴォレコルトはハーツクライにスピードを入れて、血統表のどこにもキズもない。Mumtaz Begum ≒Perfume 生じているし、ダンチヒとミスタープロスペクターのニックスも持っている。この馬とレッドリヴェールは減点なしとした。といっても、血統のファクターは、2歳3歳戦と長距離戦以外は、当然、少し配点を減らしますが。脚質は早めに前を捕まえにいくこともできるから心配しないこととしたが、外枠を引いたので少しは気になる。マイルはベストかといえばベストではない。1番人気が飛びまくった昨秋のG1でも、この馬は2回◎にした。好きな馬だ。今回飛ぶとすると、馬体と枠だろう。昨春のオークスは放牧帰りで余裕があるように見えたが走った。今回は3月1日以来だが、何かあったのではないか。少し腹が巻き上がって見える。皮膚炎?の跡も残っているのは私の好みではない。あまりピカピカじゃない。『G1データ・最強の発想』に書いたが、東京マイルだから中格馬がよい。パワーも必要だからだ。馬格はギリギリ。許容範囲としてOKとしたが、負けたら、敗因は馬体と、枠があだになったときだろう。昨秋からG1の1番人気は負けまくっている。とくに外枠は今年の冬のG1以外はダメだ。インの前ばかり来る時代に合わない気がする。やめた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001119877/pedigree/
ブライアンズタイムは母系が重厚だと成功するのだが、カフェブリリアントはミスタープロスペクター+ダンチヒで、カーリアンを持ってきて、きちんとしたマイラーになった。底力をカーリアンで満足させられるかが問題だ。5代母あたりの配合は良いので、牝系の良さは生きている。馬体も良いので、このメンバーならG1の壁はあまりないのではないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001135861/pedigree/
レッドリヴェールは牝系もコスマーで、悪いところはない。早熟ということもないだろう。インが来る芝になって、前が残る展開が多くなったJRAだけに、展開が向くかどうかは気になる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140190/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001121015/pedigree/
ダイナサッシュの牝系のショウナンパンドラや、リファールのクロスのスマートレイアーもディープインパクト産駒で、差し競馬なら勝ち負けだが、今の時代だけに捌けるかどうか。ディープインパクト産駒は成功しているが、それでも、そうとう損な時代になっている。昔の芝ならサンデーサイレンス並みの成功をしたのではないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141807/pedigree/
バウンスシャッセはゼンノロブロイの千八から二千二百ベスト。馬場状態が悪化すれば浮上する。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001123893/pedigree/
メイショウマンボは、スプリングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で弱点を消している。そこをニアリークロスすれば弱点を消せるというのは私の血統論の1つのキイだ。既に売り切れているかどうかが問題だが、馬体は昨年ほどではないが、まあまあか。追い切りは良かった。得意のイン差しできればチャンスはあるが、枠は悪かった。

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1 ◎Gストレイトガール75
6 ○Aヌーヴォレコルト75

5 ▲Jカフェブリリアント65 Gメイショウマンボ65
 ショウナンパンドラ60
4 △レッドリヴェール55 注スマートレイアー55
 △スイートサルサ50
 注ディアデラマドレ45
2 注ケイアイエレガント40 バウンスシャッセ40
 アルマディヴァン35 ウエスタンメルシー35
 タガノエトワール30

3 ミナレット20 ベルルミエール20

 リトルゲルダ15 ハナズゴール15

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15/04/12 「軸馬指数」 
断然人気のルージュバックでなく、◎はクイーンズリング


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/04/12 桜花賞
─── Vol.0252

● 花の似合う馬

高松宮の◎は香港馬が正解でしたけど、仕方ないですよ。私が予想した時点では、雨は夕方からと報じられていましたから。堪忍な。
予想屋は当日の午後に予想できないんですよ。

桜花賞は土曜に雨が止んで、馬場が乾き始めて、少し渋った良馬場の予想です。と、書いても、内が伸びるか外が伸びるかも不明で、最近は馬場の傾向が短時間にコロコロ変わるので、ややこしいですけど。土曜13時現在では1レースしか芝のレースを見れないけど、インは伸びず中伸びでした。連続開催すると、内から少しずつ荒れていく昔の競馬が懐かしいです。
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桜花賞は桜の似合う馬がよい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156107/pedigree/
マンハッタンカフェは母系が重厚なものを褒めている。クイーンズリングは母がリヴァーマンのクロスで、マイルも力の要る馬場もOK。ちゃんと◎にしてきた。オバがマイルの仏千ギニーを勝っている。サンデーサイレンス系にダンチヒを持ってくるのも、薄いながらもニアリークロスが生じて、サンデー系の成功配合だ。前走は馬体減だが、10kgは絞れたのだろう。食べているし、1週前が452kg。最終追切りも言うことなしだった。最終追い切り後の馬体重も452kg。距離はマイルへの距離延長は歓迎だろう。千ギニー馬がいる牝系はマイル戦では頼もしい。3戦連続大外枠で、ゴール前は3戦連続、騎手が止めていたほどの楽勝だった。前走は、イン伸びの馬場で、内回りなのに、大外回して最後は流して勝った。乗った騎手は、いつも惚れ惚れしている。キ甲が抜けて芸術的な馬体をしていると前走は書いて褒めたが、やはり今度のフォトパドックを見ても同じだ。前走に続いて◎で悔いはない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149606/pedigree/
ココロノアイは3代母がマックスビューティ。祖母は桜花賞でのベガと小差の3着のマックスジョリー。桜花賞は桜花賞血統を買えというのは、私のセオリーで、私塾で昨年披露した。今年の競馬ブックで、血統屋さんが、桜花賞の牝系を買うと言うことを書いていたが、そんなことは私は20年前からやっている。だから、この考えの先取特権は私にある。そういうことで、ココロノアイはステイゴールドに似ず、マイラーの体形をしている。デインヒルとマックスジョリーが出ている。ただし、父など他の部分はズブいのは否めない。配合を連続系で捉えた場合は、なっとくできる配合ではない。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000169833/pedigree/
マックスビューティは Pharos、Djebel,Blandford の美しさをナスルーラ3×4でテスコガビーのようにまとめた美しい馬だった。マイル、阪神、多頭数を使ってきて、雨馬場も経験している。土日は晴か。追い切りは気性の悪さが出て、褒められるものではなかった。まあ、あれが、ステイゴールドらしいのだが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151201/pedigree/
キャットコインの前走も自信の◎だった。ステイゴールドにストームキャットはディープみたいで良い。ゼンノロブロイの牝系で、ヘリオポリスを持つので、これもヘリオポリスの薄いながらも〈4分の3同血クロス〉が生じる成功配合。悪くないと思う。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156915/pedigree/
ルージュバックは、Wishing Well≒Wise Exchange の〈組み合わせのクロス〉3×4。父母相似配合と言えなくもないが言わない。母系に有名でない血が多く華やかさに欠けるので桜花賞向きではない。新潟の千八のスローの新馬を速い上がりで勝った馬は、新潟2歳Sのマイルでは黙って消せる。それくらい、新潟千八はマイルとは縁遠いレースだ。東京二千や京都千八を使ったのは正解だが、軽い馬場ばかりで、良かったのは牡馬の一線級に勝った点だろう。アドマイヤグルーヴも牡馬相手に千八と二千を3連勝してきたが、桜では普通の血統の1勝馬のシーイズトウショウにも先着された。勝ったのは紅梅賞しか勝ってない名配合マイラーのスティルインラブだった。そういう意味で、ここは前に行く馬がいないのでスローになりやすいのがプラス。忙しいマイルのレースになりそうになく、流れは合っている。その点で悩ましく、私の論理の瑕疵があるとすれば、そこだ。多頭数を使ったことがないのはマイナスだ。馬体も成長余地はあるが、現時点で美しいとは思わない。では、私の立場ではどうするか。この歳になって◎にするのは美しい行為とは思えない。◎にしないことで思い残すことも迷うことも何もない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156894/pedigree/
アンドリエッテはディープだが、母系はミスタープロスペクター3×4とスピード。競走馬の生産目標は二千の馬をつくるのが成功の秘訣だと、『走る馬の見方がわかる本』に収載された「血統表の見方」にも書いた。だから、バランスをとらないといけないのが配合の初歩だが、バランスはとれている。むかしのように、ステイヤー種牡馬が多い時代に、ステイヤー×短距離馬の配合がある程度成功したが、それとは違って、中距離馬×マイラーだから、それほどの驚くようなインパクトは、むかしのと比べて、相対的にはない。バランスを補正しただけだ。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000448362/pedigree/
祖母の Aspidistra 5・5×4は美しい。いつの時代でも、科学にあっては、岡潔が言うように美しいものは正しい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152102/pedigree/
レッツゴードンキは、Kingmambo≒ジェイドロバリー2×3とメイショウマンボみたいな好配合で、ジェイドロバリーの弱点を消している。巧みな好配合だ。だから、7番人気の札幌2歳Sから◎にしてきた。前走は行かせたのが失敗。岩田の逃げなど下手だから見たくもない。岩田は逃げで名レースを遺したら、柴田政人みたいに称えられるのに。ここはスローになりそうで、レース展開はマイナスだが、前に壁を作って折り合えばチャンスは残る。しかし、インで馬群の中で我慢しても外伸び臭い(当日にならないとわからないけど。とほほ)。馬群の中で我慢して、どこで伸びるラインへ出すか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149751/pedigree/
コンテッサトゥーレの血統は満点にした。

追切りが良かったのは、クルミナル。次いで、クイーンズリングとルージュバックだった。
フォトパドックが良く見えたのは、クイーンズリング、ココロノアイだった。
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4 ◎Jクイーンズリング80 ○Gココロノアイ80


 ▲Jキャットコイン65
6 △アンドリエッテ60 ☆Aルージュバック60
1 △レッツゴードンキ55


3 注コンテッサトゥーレ40
2 注クルミナル40
 テンダリーヴォイス35 アースライズ35
 ペルフィカ30


 ローデッド15 メイショウメイゲツ15
5 ノットフォーマル10 ムーンエクスプレス10
 クールホタルビ5 レオパルディナ5
 トーセンラーク3

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15/03/28 「軸馬指数」 Vol.247
前走はマグレではない◎アドマイヤデウス


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/03/28 日経賞
─── Vol.0247

● 上位混戦、アヤは中

最近は、G◎の予想成績が悪い。プラスが足りないからかな。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136231/pedigree/
アドマイヤデウスはティンバーカントリーとしては母系が最高に良い。アドマイヤドンは芝の最後のレースが菊で◎にしたが4着だった。前走は骨折明けで快勝。すがるく動けた。若葉Sでサウンズオブアースに勝っているので、トーホウジャッカルよりは弱いが、そんなに弱い馬ではない。1週前の坂路が50秒台は凄い。前走は岩田のコースどりのマジックもあったが、マグレではないだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088803/pedigree/
ウインバリアシオンはハーツクライにストームバードだから、なるほど今年あたりになると、あたりまえのA級配合だ。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000420493/pedigree/
牝系の奧が弱みでG1をバンバン勝ちまくれない。中山の重賞なら合っている。7歳でピークを過ぎたかどうかは気になる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140030/pedigree/
サウンズオブアースはサンデー系にディキシーランドバンドという成功配合。ネオユニヴァースだから中山の芝は合うが、抜けて強いわけではない。ここもAでもJでもGでもないので、◎を打ちにくい。自分の『AJG予想法』には従いたいのでねえ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110458/pedigree/
フェノーメノはステイゴールド×デインヒルという底力だけの配合。母にリボーのクロスもある。テューダーミンストレルからのスピードが生きていて、先行マクリができるので春天に合っていた。中山は勝っているが意外と下手な面もあるので、コース適性は極端に出そうだ。ここは休み明けなので、悪い面が出るという勘がするが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001087767/pedigree/
マイネルメダリストはステイゴールド×アサティスというズブさが取り柄の配合。目黒記念は8番人気で◎にしたのは会心だった。ここも距離的にはラブリーデイよりも強いところを、再び見せられるかもしれないが、ちょっと昨春の勢いがないのが気になった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001124677/pedigree/
トーセンアルニカはオペラハウス系にエルコンドルパサー。スタミナ配合だ。雨はもっと良い。春天に出られれば、まくってみる手はある。珍しい血統なので、リクエストがありそうで、いちおう書いておきました。リクエストがあったらショートメールで、090- 1103-1970へ、どうぞ。そのかわり、今度のムックは買ってくださいね。あの担当者の顔を立てないと、望田さんや私の血統関係の記事が減るかもしれませんなあ・・。困るなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001107653/pedigree/
クリールカイザーはキングヘイローもサッカーボーイも先行力が付けば中山二千二百でスイスイ先行して勝ててしまう、という二千二百配合だ。ここは300mしか違わないから守備範囲だが、今回はプラスがないのが痛い。競馬って、プラスかマイナスかって大きいですよ。

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1 ◎Jアドマイヤデウス75
2 ▲Gウインバリアシオン70
4 ○サウンズオブアース70

 Aフェノーメノ60 トーセンアルニカ60
6 ステラウインド60 マイネルメダリスト60

3 ホッコーブレーヴ50 クリールカイザー50
 ラブイズブーシェ50
5 フラガラッハ45


 タマモベストプレイ30

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15/02/14 「軸馬指数」 Vol.235
まだ、余力があったキャットコイン。時計のスロー補正も合格。


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/02/14 クイーンC
─── Vol.0235

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて御使用ください。

■軸馬指数の内容を個別に電子書籍で公開しています。
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『AJG予想法』は下記です。
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461

● 力差小、アヤ中

https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』をDLマーケットから発売に踏み切りました。慌てて作ったので、PDFにフッターが残りました。初日の12名の方は、コピー送っていただければ、きれいな、フッター・データ線のないものに、お取り替えいたします。ホームページのヤフーメルアドからどうぞ。

時計理論で予想をやっているわけではありません。用途のほとんどは勝ちタイムの評価に使っているのです。よほど困ったときは、時計理論も使いますが、自分の時計理論は使えても、世間の時計理論がどういうものかよく知りません。私は19種類のファクターで予想をやっている日本でただ一人の男です。

出現可能性1%以下くらいの、めったにない超スローの詳細補正法は、出版予定はありません。簡単補正法で、99.5%は間に合っていますから。

詳細法は超スローでしか出ないので、滅多にないので出す予定はありません。簡単法で十分です。

内容は短いし、シンプルですが、私が40年やってきた発想は、他のプロは誰もやらないことばかりです。私は一(いち)から、ものを考えますから。


http://www.jbis.or.jp/horse/0001151201/pedigree/
キャットコインはステイゴールドにストームキャットを入れて、ディープインパクト方式の配合だ。牝系はゼンノロブロイ。新馬は曲芸のように届いたし、中山戦は大外ぶん回しで勝った。スロー補正で、34秒台は確定だが、まだ、余力があるし、勝負根性に期待。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156570/pedigree/
ロカはウインドインハーヘアの牝系。3代母が重厚で、ハービンジャーの父が重厚。でも、ナタルマやコスマーの軽い血が多いし、リファールのクロスなので、血脈バランスは良い。マイルがベストかどうかという問題はある。前走は出遅れがすべて。インか中が伸びる馬場で、大きな出遅れでケツから外回して、隣の馬に外に弾かれて、終わり。新馬の時計補正は46秒台になるし、上がり 11.0-11.0 は凄かった。G1で1番人気になったのもしかたない。マイルでリスクもあるが、メンバーが薄くなって、チャンスは大ありだ。課題は輸送とゲート。阪神JFから気になっていたが、馬体が大きすぎて、東京はプラスだろうが、本格化は遅いかもしれない。勝てばアッサリだが、嵌まるか嵌まらないか。ウオッカとは少し違う。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001154131/pedigree/
ブルックデイルはキングカメハメハ×サンデーで、祖母がマンハッタンカフェを出したサトルチェンジ。言うことなしだ。東京マイルはいかにも堅実という感じ。レース間隔が開いたので、追い切りは、もう1本ほしい感じはある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156894/pedigree/
アンドリエッテもディープインパクトで、母も祖母も配合は合格。追い切りはすばらしかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155034/pedigree/
ロッカフラベイビーはキングカメハメハ×ジャングルポケットが少し重い。キャットコインとは少し差がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156953/pedigree/
ミッキークイーンはディープインパクトにしては少し配合が物足りない。ヌレイエフとかが主体で、追って伸びるが少しズブい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001150135/pedigree/
カービングパスも血統は良い。コディーノの下だ。桜花賞と同じマイルで2回もやって勝てないのはマイナスだ。

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1 ◎Jキャットコイン75
3 ○Aロカ70 ▲Gブルックデイル70
4 アンドリエッテ65
 ダノングラシアス60 ロッカフラベイビー60
2 ミッキークイーン55
6 シングウィズジョイ55 ラクアミ55
 カービングパス50 スマートプラネット50
 クイーンズターフ45

 ジュエルクイーン35 ティーズアライズ35
5 メイショウメイゲツ35
 ホワイトウインド30

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15/01/18 「軸馬指数」 Vol.227
◎ベルーフはG1向きの凄味


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/01/17 京成杯
─── Vol.0227

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類 の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全 馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印や競馬観に合わせて御使用ください。
■『AJG予想法』は下記で発売中です。よろしくお願いします。
あたりまえのようで誰も気が付かない目からウロコの発想です。
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461

● 2択、アヤは中

3歳でコース距離に不足が多いので、このレースは複雑すぎてA JGはやめました。距離損なく割って来れれば楽なレースですが、 なかなか乗り方が難しいかも。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149543/pedigree/
タケルラムセスは母がヒシアマゾンの全妹。それにキングカメハメハだから、少々ぶつかったくらいではひるまない。名牝系の誉れ高い Katies なので、爆発力はかなりのもので、ここの心配点は中1週だ。それと、キングカメハメハ大王だから、ラムセスにしたのだろうが、王様の名前の前の日本的な「タケル」の言葉がプラスかどうか。命名力は70点か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152210/pedigree/
ベルーフは前走の馬場の悪いところをイン差しして勝負強い。ハービンジャー×サンデーサイレンスでゴールデンサッシュの牝系と、言うことなしだ。気性は幼いが、馬体は重厚でG1向きの凄味がある。2択のレースと見たが、牝系の爆発力は互角か。口向きの悪さが治れば強くなる。どういう馬具で工夫するか。悩ましいが、悩むのは私ではなく調教師だから、わしゃしらん。中山二千の外枠はAコースでなければ悪くない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155476/pedigree/
ブラックバゴは母系が個性的で底力はまあまあバゴにしては良いと思う。前走は前が狭くて脚を余している。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153299/pedigree/
ブライトバローズは血統は言うことなしだ。どこかで巻き返しのある馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157765/pedigree/
クルーガーは母系が少し軽いか。追い切りは唸っていて、この馬が最高点だった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156982/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001036980/pedigree/
ソールインパクトは前走はブラックバゴよりも内容は悪い。ディープインパクトにしては母系が弱いが、母に底力を増す私の好きな牝馬クロスがあるので、そこそこ走るタイプか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152643/pedigree/
クラージュシチーは祖母が好みでない。


http://www.jbis.or.jp/horse/0001151796/pedigree/
ザイディックメアは驚くような配合ではないが、SSとダンチヒはニックスだし、マズマズだ。ちょっとキャリアがないので冬のゴチャッとした中山二千は心配ではあるが、人気がなさすぎる。
http://www.jbis.or.jp/horse/0001153429/pedigree/
ナスノセイカンはアトランダムな配合で、一発屋の感があるが、リファールでまとめている点は褒められる。 ------------------------------------

1 ◎ベルーフ85 ○タケルラムセス85



2 ▲ブラックバゴ65
3 クルーガー65
 ザイディックメア60 ナスノセイカン60
4 ソールインパクト55 クラージュシチー55
 ブライトバローズ55 バルビエール55
 マイネルシュバリエ50
 コスモナインボール45
5 ダノンリバティ40
6 フォワードカフェ40

 ディアコンチェルト30
 イーデンホール25


 オトコギイッポン10



(R)
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14/12/21 「軸馬指数」 Vol.221
◎ダノンプラチナ自信あり


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/12/21 朝日杯FS
─── Vol.0221

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類
の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全
馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も
分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。
指数の分布状況や、読者の方の印や競馬観に合わせて御使用くださ
い。
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● 阪神JF式でやってみました

阪神に替わったので、阪神JFのレースのツボを流用して採点してみました。初年度なので、どうなりますか。

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http://www.jbis.or.jp/horse/0000361396/pedigree/
ダノンプラチナは母の父がアンブライドルズソングなので、ヘリオポリスとガルフストリームの〈4分の3同血クロス〉というSS系の最良のクロスを持つ。切れがある配合だ。血脈構成はダノンバラードと似ている。ヘリオポリスを持つだけ、ダノンプラチナのほうが上だと私は思う。この馬の特典で最大のものは、この配合だ。レースは楽勝続きで、新馬は前が壁で不利があって届かなかっただけ。まるで阪神JFの蛯名のショウナンアデラみたいだが(あちらは二ノ宮でこちらは国枝)、行きたがるので、ショウナンアデラみたいに前に壁を作って、インからスルリと抜け出すのがいちばん威力を発揮しやすいか。
ショウナンアデラは前走が千四だから私の採点に合わなかった。こちらはマイルでOK。新馬は前が壁。2戦目は中だるみのスローで、上がり3Fのラップが速い競馬になって、追ったのは最後の250mだけ。前走はハイペースなのに、手応え充分で好位に付けて、馬なりで抜け出して、追ったのは最後の250mだけ。馬体は芦毛なので判断しにくいが、ショウナンアデラみたいに張りはある。国枝だから早め入厩で、追い切りの追走併せ馬も、並んだら抜こうとする気性なので、全体的に、臨戦過程や追い切りは文句なしだった。ダノンバラードと似た血脈構成なので、馬場が渋るかどうかはどちらでもOKな気がする。週刊誌では人気薄だったので、簡単だなあと楽しみにしていたが、土曜に売れているので驚いた。気楽に乗れないのはマイナスだが、蛯名だから頑張るだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153933/pedigree/
クラリティスカイは前々で競馬して強かったが、秋は東京も京都もインの前が強い馬場で、その点は割り引きだろう。血統も驚くほどではない。馬が良くできていて、賢そうな馬で、芦毛でないクロフネだが、個性的な良い馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155603/pedigree/
ブライトエンブレムはブラックエンブレムの息子。前走は出遅れたが大外ぶん回して勝った。3着のレッツゴードンキも不利があったから、彼女との比較からはG1級ではある。後ろをマークして付いてきたミュゼエイリアンと脚色が同じになったのは物足りない。札幌は円形馬場だから、外回しが利くのが考慮しないといけない点だ。今の阪神は、京都ほどではないが、やはり大外ぶん回しはマイナスだ。追い切りは間隔が開いただけに、ダノンプラチナに遅れたが、これは物足りない。馬場が渋れば、これはプラスだ。渋った馬場で外差しが利くかどうか。利かないような気もするが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149766/pedigree/
アッシュゴールドはオルフェーブルの全弟。追い込んで良く迫った前走は勝ち馬以上の評価ができる。ただし、マイルは忙しいような気がしないでもない。馬体はすばらしい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156668/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000701655/pedigree/
タガノエスプレッソは血統は、父のブラックタイドが良いと仮定すれば、血統は良いのだ、という言い回しで前走で褒めた。千八よりもマイルのほうが切れる。前走は高速馬場での早め抜け出しで、強さはそれほど印象に残っていない。スワップスが入る弱点は、薄いながらもヘリオポリスでカバーしているか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151866/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001153692/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001149861/pedigree/
他では、血統では、アクティブミノル、ナヴィオン、ネオルミエール(母がオークス馬)。阪神マイルに合いそうなのは、一叩きで変わればケツァルテナンゴ(血統は父が嫌い)、ペイシャオブロー、ネオルミエールですか。ネオルミエールには印が必要ですね。

ネオルミエールの前走は、スタートで二の足が出なかったが、勝ち馬との差は感じなかった。新馬は今年の新潟屈指の好内容だった。
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1 ◎Gダノンプラチナ85


3 ▲Jクラリティスカイ70 △アッシュゴールド70
4 ☆ネオルミエール65 ○Aブライトエンブレム65
 ケツァルテナンゴ60
6 △Gタガノエスプレッソ55 ナヴィオン55


 注ジャストドゥイング40 ペイシャオブロー40
 セカンドテーブル35
 注コスモナインボール30 タガノアザガル30
5 アクティブミノル20 ワキノヒビキ20
2 アルマワイオリ20
 メイショウマサカゼ20 ペプチドウォヘッド20

(R)
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14/11/30 Vol.215
大混戦も、渾身の◎スピルバーグ


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/11/30 ジャパンC
─── Vol.0215

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類
の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全
馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も
分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。
指数の分布状況や、読者の方の印や競馬観に合わせて御使用くださ
い。
■『AJG予想法』は下記で発売中です。よろしくお願いします。
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http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461

● 力差小、アヤは大、大混戦

難解。日曜のメイン重賞を、土曜の競馬が終わっても迷っているなんて1994年に予想復帰してから初めてです。馬場状態が全然読めない。こういう日は私は大の苦手というのは有名な話。良馬場の外伸び馬場とダートは5割超えているのだけどなあ。

ジャパンCは日本馬から買うと、19年間デイリーのコラムで同じことを書き続けてきた。じつは第1回のジャパンCから、そうなのです。もう、おわかりのように、私は格よりも、コース距離適性を重視しますから。日本の馬場なら日本の馬が有利に決まっています。当時は、私のような考え方は珍しく、ナショナリストとか日の丸特攻隊とか言われましたが、あほらしい。今年の外国馬も本馬場調教で、363-119なんて追い切りやるのもいないし、欧米の良馬場の二千四百の一流G1を快勝しているのもいない。そういう馬に頭が回るレースではない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110862/pedigree/
その日本の軽い芝の東京二千四百の適性は、もちろん、2回勝っているジェンティルドンナが凄いわけだ。今年のネックは3連覇ができるかどうかということ。でも、東京は鬼だし、二千四百はオークスも楽勝だし、今年はドバイの中距離も強かった。衰えがあるとは思えない。「日記」のパドック・メモも天皇賞のパドックで見た馬体は良かったと記している。週刊誌の10日前のフォト・パドックは叩かれて良くなる馬だけに、前走よりは、さらに良くなっている。昨年比で言うと、この点は、なんとも微妙だ。
とすると、あとは騎手と展開と馬場か。騎手はムーアは好きだし、この馬との相性も良い。心配はこのところ成功しすぎていること。人間はそんなに一人勝ちはできないようにできている。誰だって必死で勝ちにいっているのだから幸不幸、好調不調の波はあるに決まっているのだ。
展開はサトノシュレンが行きそうなので、ハナに押し出されて崩れる心配は杞憂に終わりそうだ。内から4頭目あたりに出してくれれば、なんとかなりそうだ(国際騎手招待でアメリカンダイナーの赤岡が逃げ残ったラインだ)。昨年のムーアが通ったラインでもある。そういうこと。つまり、昨秋と今秋は芝の剥げ方は似たようなものなのだ。問題は週末に顕在化した馬場の状況だ。この馬はパンパンの良馬場でないと走らない。土曜朝はやや重だから、この降り方だと重まで行って、今夜から晴れるが、寒い時期なので夜は乾かない。うーん、そう書いたら、雨はやんで、やや重までだった。明日の晴天が何時間あるかだ。こういう馬場予想が大の苦手の私が偉そうに書いてもいつも裏目に出るので、なんとも悲しい気持ちで書いている。
でも、予想から逃げ出すわけに行かないから、やるしかない。「日記」に掲載した私の相場の結果表を見れば分かるように、私は何万円やられようがギブアップしないで、すぐに立ち上がって殴り返す。そういうファイティング・スピリットで生きてきたから、ブラック・マンデー以外は株で負けていない。
12年秋は雨の競馬は1日もなかった。だからインの芝がそれほど剥げなかった。金曜に3mm降っただけで、土日は晴天。
13年秋は月曜に1mm降っただけで、金土日は晴天。雨の競馬は3週もあった。だから、インはムーアが避けるほど剥げていた。
今年は雨は火11mm,水43mm,木2mmで、土曜は雨だ。雨の競馬は1週だが、インの前ばかり伸びるのでインを踏み固めて剥げている。昨年と同じくらいの剥げ方だ。アデランスの方ごめん、私も薄くなってますから。
前年と比べると、たとえ発表は良馬場に戻ったとしても、昨年と比べたらスタンドからの見た目は同じでも、多少は馬場は緩いだろうかなあ。おまけに、2012年はインから伸びてオルフェーヴルと叩き合いをやって後続を引き離したが、昨年は剥げた馬場で僅差だった。
馬場が伸びるのは土曜の朝のレースを見ると、やはりインの芝の剥げたところと中の芝が生えているところの境目だ。ムーアが昨年みたいに、ここまで外に出せるかどうか、頭がいい男だから出すだろうな。でも、昨年も僅差だった。乾いてどの程度だろう。救いは追い込み馬が多いことだ。微妙だなあ。微妙だ。微妙だ。微妙だ。微妙だ。微妙だ。もう、白髪だらけだよ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110458/pedigree/
フェノーメノはダービー2着馬。前走は◎にして不可解な敗戦だった。休み明けと距離が短かったせいではないか。今度はレース条件は悪くない。叩かれてアバラが浮いてきたところから考えると、前走の敗因は休み明けの太目ボケだった可能性が大だ。となると、あれで 0.7秒差だからプラスが1つあればガラリ一変で、差し届く範囲だ。ステイゴールドだから渋った良馬場(たとえ良馬場でも)は良いだろう。追い込み馬が多いので中団は良い位置だ。問題は2走連続凡走して引退するのか、一叩きでガラリ一変か。アバラが浮いてきて距離延長で馬場が少しは水分が増えて、これで動かなかったら、どうにもならない。でも、前走は負けすぎだよなあ。。
競馬やって47年。署名で予想やって40年。もう、成績にとらわれるのはやめたほうがいいかもしれないと、今週は考え込んでいる。だって、血統で40%超えても誰も褒めてくれるわけではない。馬のことなんかどうでもいい枠目論があんなに当てている。くそ。わからん。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110914/pedigree/
スピルバーグは肉の塊だ。馬体は、さらに良くなっている。あの脚を見ると、距離延長は守備範囲の血統だがプラスとまでは言えない。トーセンラーの全弟で、ディープインパクトの成功パターンのリファールのクロス。おまけに、Goofed の継続クロス。ゲートで立ち上がったダービーを例外とすれば、東京コースの鬼でトーセンラーよりは馬体は良い。負けるとすると距離かな。マイラーにも見える。分からないレースだけに、これが正ジャックか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141162/pedigree/
ハープスターは絶賛してきた。良い馬だ。阪神JFと同じで早くも牝馬の冬毛がでてきているが、なんとか許容範囲か。それよりも東京で大外一気がスピルバーグとデニムアンドルビーと一緒に決まるかどうか。昨年のデニムアンドルビーよりは自信があるが。脚質だけは、今の前が有利な競馬場形式では、やってみないと分からない。昔の馬場なら、かなりいけると思うけど。それくらい昔と今とでは競馬が違うのです。エクイターフという芝の育成技術は凄いけど、葉が剥げれば剥げるほど、野芝は根が網目状に張っているから、適度な硬いクッションになって、じゃまな野芝や洋芝の葉もなく、走りやすいのだ。だから、土が掘れて芝は剥げている部分と、掘れずに芝も剥げてない部分の境目を走るのがいちばん伸びる。望田さんが、丁寧に、先に書いて良いか、と聞いてきたから、OKと言ったが、エクイターフ以前から、そういう持論を言っていたくらいだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138783/pedigree/
ワンアンドオンリーは距離と外回したのと、抜けて強くないから乗りにくかったろう。人気薄で一か八か、一発狙うタイプだろう。気楽に乗れれば怖い馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001126790/pedigree/
デニムアンドルビーはディープインパクト×キングカメハメハ。東スポ2歳Sのグリュイエールは折り合い欠いて前が詰まって、二重苦で負けたが、それでも、この配合の良さは変わらない。昨年のほうが斤量的に狙いだったが、今年も負けてはいるが差のないところには来ている。しかし、強いのは追い込みばっかりだなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142398/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001124297/pedigree/
イスラボニータとエピファネイアは二千がベストではないか。イスラボニータは前走は抜けるのが速すぎてソラを使ったから、今回は蛯名だから、きちんと補正をするだろう。エピファネイアは折り合い次第だ。ここは両者とも守備範囲だが、ベストでないところで◎を打つほど甘いメンバーでもない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0000619968/pedigree/
ジャスタウェイは母の父がワイルドアゲインだから、正直に言えば、マイラーです、としか言いようがない。強すぎるのでこなせるかどうかという、へんな問題の解を見出さないといけないだけだ。強くて距離がベストでない馬と、弱くて距離がベストの馬のどちらが強いか、おお、それが、私が生涯を通して解いている方程式なのだが。ははは。
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3 ◎Jスピルバーグ75 ○Gフェノーメノ75
4 ▲Aジェンティルドンナ75 △Gワンアンドオンリー75
5 △Gハープスター70
 △デニムアンドルビー65
1 △エピファネイア60
 注イスラボニータ55

2 ジャスタウェイ45 トーセンジョーダン45
 トレーディングレザー40
 アイヴァンホウ40 アップウィズザバース40
 ディサイファ35 ヒットザターゲット35 アンコイルド35

 タマモベストプレイ25 サトノシュレン25

(R)
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04/04/15 Vol.636
何が人気でも、◎ゴールドアクターが私の菊花賞方式


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/10/26 菊花賞
─── Vol.0203

● 力差小、アヤは中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138783/pedigree/
ワンアンドオンリーはハーツクライにスピードというバランス。胴長で胸腔も長いので距離延長はプラス。レースぶりは早め好位だと乗りやすいし、後方一気で溜めるだけ溜めても切れる。後者の乗り方だと菊では脚を余すかもしれない。淀の坂はゆっくり降ったらお終いだ。中途半端なマクリは前走で肝を冷やしているだろうからやりにくいだろう。乗り方に制限がかかっているのが課題だ。後方一気のミスターシービーでさえ、名手・吉永正人は四角先頭で乗った。ああいう名騎乗ができるかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136428/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000097881/pedigree/
ゴールドアクターは父がスクリーンヒーローで、私は「サラBLOOD」に書いたように、むかしPOGでモデルスポートを持っていた。底力のあるラインだ。牝系のブゼンフブキがトサクインの娘で、めちゃくちゃなスタミナの凝縮がある。ビッグウィークくらいの血統で来れる時代だから、これで充分だ。
8着、12着と来て15番人気に落ちたフローテーションが2着に来た菊で、デイリースポーツでフローテーションの血統を絶賛して◎△で的中したが、他の新聞にフローテーション◎の人がいて、「○◎で馬連18200円的中」と見出しを出したから、デイリー は私のコラムで「◎△で馬単26980円的中」と見出し合戦をやってくれた。あの経験から内心△や▲ではつまらないので、昨年もエピファネイアではなくバンデを◎にした。そういう遊びをやらないといけないタレント稼業は少し予想にマイナスなことでもあるが、まあ、しょうがない。そうでもしないと個性が伝わらないのでつまらない。
キョウワアリシバにヘリオポリスがあるので、サンデーと、ヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉が薄いながらもあって成功パターンでもある。私は「薄いながらも」と書いて、このクロスは数え切れないくらい褒めて成功している。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142303/pedigree/
ワールドインパクトは母の父には Bustino が入っているし京都は向きそうで悪くない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140023/pedigree/
トーホウジャッカルは一発を秘めている。母の父アンブライドルドなので距離延長がプラスかどうかが悩ましい。馬体は胴長だがトモが高く中距離馬に見える。母のトーホウガイアが、Lucky Spell≒ Quiet Charm 3×3というのが活力の源で配合はA級だ。京都で味のないレースをしている点は菊ではマイナス。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141961/pedigree/
ショウナンラグーンは大好きだったメジロドーベルのライン。大久保洋吉師も好きなので最後のクラシックで◎にしたいが、ダービーはダメだった。菊も後方一気は辛いし、シンボリクリスエスなので中距離のほうがベターかもしれないという一抹の懸念がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0000309174/pedigree/
京都功者といえば、トゥザワールドやトーセンスターダムがいるが、前者はトゥザヴィクトリーが母だから距離が厳しい。後者はダービーでバカついてよれたように馬が若い。それが矯正されているかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140030/pedigree/
サウンズオブアースは名血ディキシーランドバンドが入って血統は悪くない。

シャンパーニュはチチカステナンゴ≒ファビラスラフイン1×2という壮絶な配合だが、松山がまくれるかどうか。
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3 ◎Jゴールドアクター80 ○Aワンアンドオンリー80
 ▲Gワールドインパクト75
 トゥザワールド70
2 △サウンズオブアース65
5 △ショウナンラグーン60 注ヴォルシェーブ60
 注ハギノハイブリッド55 マイネルフロスト55
4 タガノグランパ55
1 △トーホウジャッカル50
 サトノアラジン45 トーセンスターダム45
 シャンパーニュ40

 ミヤビジャスパー30

 メイショウスミトモ20
 アドマイヤランディ15 サングラス15

(R)
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14/09/06  Vol.187
牝馬で7番人気でも、配合の良い◎レッツゴードンキ


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/09/06 札幌2歳S
─── Vol.0187

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。軸馬指数の数値の分布状況によって、買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印や競馬観に合わせて御使用ください。

● 力差小、アヤ大、大混戦

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5択くらいの大混戦、大乱戦だ。

レッツゴードンキはジェイドロバリーが入るのが弱点だが、母の父でなく祖母の父なので隣のリアルシャダイと相殺すれば、ジェイドロバリー自身は名血の塊なので、牝系の奥にいけばいくほど、なんとかなるかもしれない。それに、Kingmambo≒ジェイドロバリー2×3だ。メイショウマンボもジェイドロバリーが入るのが弱点だったが、スプリングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で弱点を克服してあまりあるものがあった。こういう〈4分の3同血クロス〉なら、配合はA級といってもよい。なぜなら、その他の部分も、サンデーサイレンス、リアルシャダイ、ノーザンテースト、キングカメハメハと申し分ない。馬体は牝馬らしからぬ厚みがあって、なかなか、すばらしい。スワーヴジョージの胸腔の深さも長距離での魅力を感じさせるが、こちらは千八でも良い。厚みの凄さは、最初は牡馬だと思っていたほどだ。牝馬の好走例は少ないレースだが、それほど強いのは出ていないし、近年の競馬における牝馬の強さから見て無視したい事柄だ。指数差のない大混戦だが、◎は譲りたくない。

アドマイヤガストはチチカステナンゴが問題だが、馬体も大物感はない。仕上がりは絶好調に見える。追い切りも、特に秀逸だった。レースも器用でラップや中身も悪くはない。

スワーヴジョージは血統が良い。フェアリードールの牝系はヌレイエフとシャーペンアップなので、かなり豪華だ。ハービンジャーとしては威張れる配合だ。

ミュゼエイリアンは勝ち方が強かった。血統はオバにオークスのエリンコートがいるが、妙に和風になってしまって、悪くはないが強いインパクトもない。スクリーンヒーローはモデルスポートの牝系だから一発A級馬を出す資質はある。馬体はトモは良いが、前は発達の余地がある。

マイネルサクセサーは祖母はハイペリオンとマームードのクロスがあって重厚だ。問題は母の父に軽いジェイドロバリーが入る点だ。ブライアンズタイムは母系の重厚さで成功するから、ジェイドロバリーは少しでも奥にあったほうがよい。器用さで連勝しているが大物感はない。馬体は悪くないが、目を瞠って腰を抜かすほどではない。

ブライトエンブレムはネオユニヴァースらしい馬。前走は時計がかかって良かった。あれなら洋芝も対応できそうだ。母が強かっただけに楽しみがある。ヘクタープロテクターが入るのはマイナスだが、ミスタープロスペクターとダマスカスの組み合わせのクロスなので、弱点を克服していて我慢できる。

フォワードカフェの母系はチーフズクラウンはズブいが、他はスピード。有り余るスピードで新馬は快勝だった。札幌でとなると迷うが、血統は牝系は良いし、牝系の奧にドミノの塊があるが、底力の血が足りないので惚れ込むほどではない。1枠は乗りやすい面と乗りにくい面があって、ここは展開次第か。
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3 ◎Jレッツゴードンキ85点
 ○Gアドマイヤガスト80 Aマイネルサクセサー80
 ▲スワーヴジョージ75
5 フォワードカフェ70
4 ミュゼエイリアン65
1 ブライトエンブレム60
6 アルマワイオリ55
 ミッキーユニバース50 サウスキャロライナ50

2 マイネルシュバリエ40

 シゲルケンカヤマ30

 キッズライトオン20 トウカイバレット20

(R)
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14/08/31  Vol.186
今年の新潟終盤は、例年と違い内枠が妙味の◎ミュゼスルタン


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/08/31 新潟2歳S
─── Vol.0186

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。軸馬指数の数値の分布状況によって、買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印や競馬観に合わせて御使用ください。

● AJGの3強

『AJG予想法』は下記です。よろしくお願いします。
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461
先週は、大混戦の中段でしたが、Jのメイショウイザヨイが来ました。ま、それはともかく、ありそうで無い発想の予想法です。
これが私が計算する19のファクターの中の1つです。

ナヴィオンはキ甲が抜けてなくて馬体は若すぎるが血統が良い。トニービンの母≒インターメゾというニアリークロスだ。母はニッコロデラルカ5×6・6。3代母が、ニッコロデラルカ4×4。母系に重厚な血が凝縮されて、すばらしい。難を言えば、ニッコロ デラルカが濃いケースは珍しいので何とも言えない。デビュー戦での後方一気というのが気に入らないのと、騎手が若いのも問題。

ミュゼスルタンは騎手がイヤだが、安田記念で男を上げた。イン差しとか中途半端な競馬になりそうな騎手で、やはり気になる。新馬のハロンタイムは、最後が107-112で、スローのイン差しが決まった。ゴール前の豪快さはナヴィオン、器用さはミュゼスルタンか。2歳Sは過去は8週目、今年は5週目。インの荒れ方が違うから、内枠を引いた馬は前が詰まらなければ得だ。そこがミソか。

ワキノヒビキは、ディープインパクトの全兄弟だからリファールのクロスは成功パターン。サクラバクシンオーが母に入る分がどうだろうか。フォームは大きく豪快でハイペース向きか。

テイケイラピッドはクロスが父母とも良く、個性的だが大物感はない。

ラミーロは前走は太かった。上がり目がある。クロスがヘイローやミスタープロスペクターで、アサクサデンエンの良さが出そうにないので、追っての期待はイマイチか。

ディアコンチェルトは何もかもマズマズだが、血統的には母の父が弱い。

コスモピーコックは血統はまずまずだが追って味がない。アルマームードやナスルーラが多すぎたか。

ハナモモはスプリンター血統ではないので、福島千二→新潟マイルはプラス。

ニシノラッシュはサクラバクシンオーだが、馬体やレースぶりはマイルくらいはギリギリもつか。

トーホウハニーはステイゴールドだが母系はスピードだ。距離は千四くらいでも不思議はない。このレース向きの切れはないだろう。

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1 ◎Gミュゼスルタン90
6 ○Jナヴィオン90
 ▲Aワキノヒビキ85





 ラミーロ55

 ハナモモ45
2 アヴニールマルシェ40
5 ブリクスト35 カシノハリウッド35
 ディアコンチェルト35 テイケイラピッド35
3 ニシノフラッシュ30
 ヒルノマレット25

4 コメート15 トーホウハニー15
 ギンパリ10 コスモピーコック10 ゴッドバローズ10
 グラスエトワール5


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04/04/15 Vol.636
◎テスコボーイとコスモバルク


欅欅欅====================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 204 =================================================

● 好きな馬を好きなように

 ダンスインザムードは強かった。クイーンCを脚に熱もって回避したから、ポロッと本格化前の弱さを見せるかとも思って3月はハラハラしながら見守ってきた。私が最強牝馬と言ってきたテスコガビーも重とダートでポロッと負けたからだ。

 でも、桜花賞では一抹の不安なんてのは杞憂に終わった。一戦ごとに馬体重が増えているように馬自身の体質が案外と強いのだと思う。馬体もフォームも柔らかくて気品がありすぎるから、脆さが隠れているようで心配で心配で仕方ないが、本人は丈夫だし競走なんて簡単だよとでも思っているのだろう。

 正月から言っているように私は皐月賞に出るべきだと思っていた。そういうスケールの馬だし、今からでも藤沢先生、ダービーを使おうではありませんか。

 2着のアズマサンダースも阪神JFとチューリップ賞で◎にした馬だから気持ちよかった。誰も言わないがこの馬は美形だ。美しいってのは罪らしいが、ま、一緒に暮らすならこの馬が気楽だろう。そう、性格も良さそうなタイプだ。ロイヤルチャージャー系のサンデーは好位抜け出すタイプなら桜花賞OKという私の考察は正しかったと思う。

 皐月賞は弥生賞と同じ。コスモバルクのサポーターズクラブの会員証も家に届いてあまりの美しい会員証に嬉しくなった。道営の競馬場のゲートでこれをスッと差し出してフリーパスで入れるの? 想像しただけでウキウキしてくる。高知競馬場もハルウララの会員カードを作ったほうがいい。大井もハイセイコーのカードを・・・、そう思ってしまうような美しい色合いのカードだった。

 バルクの皐月賞は直前輸送しかできないみたいだから、マイナス点は大きいが、鍛え上げた馬だから、なーに、これくらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。一走ごとに成長が窺え、前の形もだんだんよくなってきている。テスコボーイが表現されて、そっくりになってくると、見て惚れ惚れする。成長力もあって頼もしい。なにくそ、だ。

 私はテスコボーイに縁がある。

 人生最初の74年のPOGでテスコボーイとモンタヴァルがいちばん好きなので、テスコボーイ×モンタヴァルのテスコガビーがいたから、とった。彼女は翌年、桜花賞とオークスをともに大差で勝った。

 「週刊競馬通信」は85年に佐藤洋一郎さんの次?だったかで参加した。そのときの連載コラムの第2回でテスコボーイを語りその子サクラユタカオーをA級馬と褒めた。そのコラムを書き上げようとしたときにユタカオーは共同通信杯を勝って骨折したが、毎日王冠や秋の天皇賞で活躍してほしいと書いた。翌年、毎日王冠と秋の天皇賞を楽勝して彼はA級種牡馬となった。第3回、第4回もテスコボーイの話を書いた。

 デイリーのコラムの95年の初回が重賞未勝利で4番人気のマル地・トロットサンダーに◎。初回はマイルCSからと言われて、ああ的中デビューだぜ、と思ってレース2週前からジーンときたほどだ。そのコラムで調子に乗って自己紹介を長々と書いたら(苦笑)、行数オーバーで2着のメイショウテゾロを褒めた5行を送る寸前に行数数えて惜しくも割愛。そしたら10万馬券。10万馬券ズバリでコラム・デビューという快挙は逃したがトロットサンダーの母の父はテスコボーイだった。

 今年2004年は、文章を書くのに、もうムリに当てにいかなくてもいいや、そんなことは二の次だ、好きな馬を好きなように書こうと思って本ばかり読んで正月を越したら、〈全兄弟クロス〉のダンスインザムードが出てくるわ、テスコボーイがぎっしり詰まったバルク船が北から流れ着くわ。もう何も考えることはない。10年ごとにテスコボーイが幸運をもたらしてくれるのだと勝手に思っている。末尾にデイリーのコラムを一部引用しておきました。

 マイラーズCの◎はサクラプレジデント。この馬はバランスの悪い立ち姿以外は大好きな馬で、二千以下のレースはすべて◎にしてきた。ベストは千八か二千だが、このメンバーなら、マイルでも、ま、いいか。

(「デイリースポーツ」の「笠の血統展望」から一部引用)
 馬の血統は派手な血脈だけでも成り立たない。産駒の成功率は低いけれども母系に入って優秀な形質を伝える血脈も必要で、それには生産界の層の厚さが欠かせない。その意味においても地方競馬は馬産にとって、とても重要なのだ。私は地方の馬だからとひいきにする性向はないが、地方の馬が地味でも優秀な血統表を持っている場合は虚心で褒める。

 ナスルーラやその孫に当たるテスコボーイは大好きでいつも褒めてきた。テスコボーイは今のサンデーサイレンス(SS)のような存在だった。コスモバルクは母がトウショウボーイ×ビッグディザイアー×キタノカチドキで、テスコボーイとその父プリンスリーギフトのラインばかり配合してきて、テスコボーイ2×4が光っている。この柔軟性のある優秀なスピードの凝縮が、バルクの父であるザグレブの中距離向きのスタミナとバランスがとれている。鍛えて強くなる父系の血も、自前の長い坂路コースで鍛える陣営に向いた。二千がベストだし、長距離輸送のハンデがあっても気にしない。ここもロマン一切抜きで◎を打ちたい。

 SS産駒の○ミスティックエイジは母系にリボーやニジンスキーがあってレベルの高い血統だ。
 ▲コスモサンビームも父がシアトリカルの子のザグレブだから使われてのプラスが見込まれる。(以下略)
(R)
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04/04/15 Vol.636
◎テスコボーイとコスモバルク


欅欅欅====================================================
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Vol. 204 =================================================

● 好きな馬を好きなように

 ダンスインザムードは強かった。クイーンCを脚に熱もって回避したから、ポロッと本格化前の弱さを見せるかとも思って3月はハラハラしながら見守ってきた。私が最強牝馬と言ってきたテスコガビーも重とダートでポロッと負けたからだ。

 でも、桜花賞では一抹の不安なんてのは杞憂に終わった。一戦ごとに馬体重が増えているように馬自身の体質が案外と強いのだと思う。馬体もフォームも柔らかくて気品がありすぎるから、脆さが隠れているようで心配で心配で仕方ないが、本人は丈夫だし競走なんて簡単だよとでも思っているのだろう。

 正月から言っているように私は皐月賞に出るべきだと思っていた。そういうスケールの馬だし、今からでも藤沢先生、ダービーを使おうではありませんか。

 2着のアズマサンダースも阪神JFとチューリップ賞で◎にした馬だから気持ちよかった。誰も言わないがこの馬は美形だ。美しいってのは罪らしいが、ま、一緒に暮らすならこの馬が気楽だろう。そう、性格も良さそうなタイプだ。ロイヤルチャージャー系のサンデーは好位抜け出すタイプなら桜花賞OKという私の考察は正しかったと思う。

 皐月賞は弥生賞と同じ。コスモバルクのサポーターズクラブの会員証も家に届いてあまりの美しい会員証に嬉しくなった。道営の競馬場のゲートでこれをスッと差し出してフリーパスで入れるの? 想像しただけでウキウキしてくる。高知競馬場もハルウララの会員カードを作ったほうがいい。大井もハイセイコーのカードを・・・、そう思ってしまうような美しい色合いのカードだった。

 バルクの皐月賞は直前輸送しかできないみたいだから、マイナス点は大きいが、鍛え上げた馬だから、なーに、これくらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。一走ごとに成長が窺え、前の形もだんだんよくなってきている。テスコボーイが表現されて、そっくりになってくると、見て惚れ惚れする。成長力もあって頼もしい。なにくそ、だ。

 私はテスコボーイに縁がある。

 人生最初の74年のPOGでテスコボーイとモンタヴァルがいちばん好きなので、テスコボーイ×モンタヴァルのテスコガビーがいたから、とった。彼女は翌年、桜花賞とオークスをともに大差で勝った。

 「週刊競馬通信」は85年に佐藤洋一郎さんの次?だったかで参加した。そのときの連載コラムの第2回でテスコボーイを語りその子サクラユタカオーをA級馬と褒めた。そのコラムを書き上げようとしたときにユタカオーは共同通信杯を勝って骨折したが、毎日王冠や秋の天皇賞で活躍してほしいと書いた。翌年、毎日王冠と秋の天皇賞を楽勝して彼はA級種牡馬となった。第3回、第4回もテスコボーイの話を書いた。

 デイリーのコラムの95年の初回が重賞未勝利で4番人気のマル地・トロットサンダーに◎。初回はマイルCSからと言われて、ああ的中デビューだぜ、と思ってレース2週前からジーンときたほどだ。そのコラムで調子に乗って自己紹介を長々と書いたら(苦笑)、行数オーバーで2着のメイショウテゾロを褒めた5行を送る寸前に行数数えて惜しくも割愛。そしたら10万馬券。10万馬券ズバリでコラム・デビューという快挙は逃したがトロットサンダーの母の父はテスコボーイだった。

 今年2004年は、文章を書くのに、もうムリに当てにいかなくてもいいや、そんなことは二の次だ、好きな馬を好きなように書こうと思って本ばかり読んで正月を越したら、〈全兄弟クロス〉のダンスインザムードが出てくるわ、テスコボーイがぎっしり詰まったバルク船が北から流れ着くわ。もう何も考えることはない。10年ごとにテスコボーイが幸運をもたらしてくれるのだと勝手に思っている。末尾にデイリーのコラムを一部引用しておきました。

 マイラーズCの◎はサクラプレジデント。この馬はバランスの悪い立ち姿以外は大好きな馬で、二千以下のレースはすべて◎にしてきた。ベストは千八か二千だが、このメンバーなら、マイルでも、ま、いいか。

(「デイリースポーツ」の「笠の血統展望」から一部引用)
 馬の血統は派手な血脈だけでも成り立たない。産駒の成功率は低いけれども母系に入って優秀な形質を伝える血脈も必要で、それには生産界の層の厚さが欠かせない。その意味においても地方競馬は馬産にとって、とても重要なのだ。私は地方の馬だからとひいきにする性向はないが、地方の馬が地味でも優秀な血統表を持っている場合は虚心で褒める。

 ナスルーラやその孫に当たるテスコボーイは大好きでいつも褒めてきた。テスコボーイは今のサンデーサイレンス(SS)のような存在だった。コスモバルクは母がトウショウボーイ×ビッグディザイアー×キタノカチドキで、テスコボーイとその父プリンスリーギフトのラインばかり配合してきて、テスコボーイ2×4が光っている。この柔軟性のある優秀なスピードの凝縮が、バルクの父であるザグレブの中距離向きのスタミナとバランスがとれている。鍛えて強くなる父系の血も、自前の長い坂路コースで鍛える陣営に向いた。二千がベストだし、長距離輸送のハンデがあっても気にしない。ここもロマン一切抜きで◎を打ちたい。

 SS産駒の○ミスティックエイジは母系にリボーやニジンスキーがあってレベルの高い血統だ。
 ▲コスモサンビームも父がシアトリカルの子のザグレブだから使われてのプラスが見込まれる。(以下略)
(R)
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04/06/10 Vol.644 エプソムC
◎ダンツジャッジに変更が成功

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 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 212 =================================================

● 完璧

 安田記念のアンカツはすばらしかった。仮柵を外したAコースだから、インのグリーンベルトはやはり際立っていた。でも、その違いもゴール前300メートルのところまでで、ゴール前はJRAのHPのコメントどおりインも芝がはげていた。

 アンカツは後方に位置し、ずっとグリーンベルトを走り、直線に入っても大外に回すか一瞬迷ったらしいが、あと300メートルくらいまではグリーンベルトを走って居直っていた。これで外に回ったテレグノシスなど数頭に比べて、自然と前後の位置が追い付くことになる。あとはちょっと斜め外に出すのに開くかどうかだけだが、思いどおりきれいに開いた。

 追い込み馬がずっとインの芝の良いところを走って、距離得もして、ちょっと外に出そうとして出せないというのはNHKマイルのときのタニノギムレットだが、今回は雨で馬群がばらけたこと、外の芝の良いところに何頭か思い切って回したので、その何頭か分、壁の争いが減った。

 4Rのモエレエルコンドルで内から5頭目を伸びてきて、5Rのキャメロンガールでは思い切ってかなり大外に回して伸びた。どちらを通るかの試走だったのだろう。やることが朝からビシッと決まっていた。ダービーを勝つということは大きな自信になるのだろう。開いて運が良かったと呼べない努力も尽くした上での心憎いほど落ち着いた完璧なレースだった。

 というわけで今週はアンカツが乗って人気になりそうなのがファルコンSのムーヴオブサンデー。アンカツは桜花賞でも距離はまだ伸びてもOKみたいなことを言っていたが、私は千二か千四と言ってきた。ここは距離は合うが、56で騎手が人気だし、牝馬の今年6戦目で上がり目があるかどうか。いくらのりにのっているアンカツでも◎はやめた。ユタカよりも勢いのある男に逆らうなって? はい、すみません。

 ◎はビッグファルコン。フジキセキ×ノーザンテーストというありふれた血統。でも、祖母の父ダイヤモンドショールはミルリーフの子。ミルリーフの母ミランミルはフジキセキの4代母でもある。ミランミル5×5と、なんか青木さん好みで打ちたくないが、タイキバカラもクリスタルCで◎を打ってヒヤヒヤだったし。ファルコンSは小回りの中京だからガリガリやって追い込み馬がくるというイメージが拭えない。◎とした。

 エプソムCは重賞勝ったばかりの、そして昨年のこのレースの覇者でもあるマイネルアムンゼンが人気だろうから、エイヤッと思い切ってワールドスケールを狙ってデイリーの原稿を先週木曜に書いたら、なんということはない。週明けに「GALLOP」を見たら、野城、吉田両氏が◎。人気ないと思ったのにトホホ。

 父スピニングワールドはマイルがベスト。クロスはリヴァーマンだから二千がベスト。総合的に判断して、渋った馬場の府中の二千がベストか。前走の二千四百はゴール前で差し返されたが、あれは距離だろうと思った。冬場から中距離と太めで負けてきたが、そろそろ距離短縮で馬体絞れて◎ということだったが、私はひねくれ者のコントラリアンだ。人と群れるのはジンマシンが出るほど嫌いだ。この馬は切れが意外とないから追い切りも見ていると惚れない。1週前の予想を珍しく変更することにした。

 ダンツジャッジは安田からの連闘。連闘の馬はデイリーでは書きようがない。安田が始まる前に原稿送信しているんだから。日曜登録してくるとも思わない。父から見て距離はピッタリ。ベストと5メートルも違わない。3代母がアローエクスプレス×モンタヴァルで歴史に残るウミッドウォーとウダイプールの〈全兄弟クロス〉だ。こういうクロスは配合論の絶対的な裏付けになる。科学とはそういうふうにやるものだと私は教わってきた。千八、二千が鬼だったアローバンガードも同じアロー×モンタヴァルで同じクロスで大好きだったのが忘れられない。

 ダンツジャッジの安田記念は騎手の一か八かの決断で大外に回して負けたが、大外まで回したロスがあったものの、じつによく伸びていた。連闘は[1-0-0-1]、中1週は[1-1-3-0]。12月のディセンバーSではヤマノブリザードやマイネルアムンゼンに快勝。1月の金杯はワールドスケールよりも3キロ重くてコンマ1秒差。AJCは1キロ重くて完勝だった。トーホウシデンと同じで格上の魅力がある馬だ。渋った馬場も巧い。人気薄。心配は前走の休み明けの16キロ減だけだが山内厩舎を信頼したい。いちおうパドックは気になるとしても◎とした。

 大好きなミスキャストは昨年の安田以来で、脚部不安を抱えているから休み明けは狙いだが、さすがにパドックを見たい。
(R)
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04/08/06 Vol.652 函館2歳S
◎アンブロワーズ自信あり


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 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 220 =================================================

● 女クロフネ

 関屋記念はデイリーでは◎ブルーイレヴンとしたのに、追い込みは利かない馬場だからと、もう少し自在に動けそうなマイネルソロモンに変更したら、なんと、位置どりが逆や。マイネルソロモンは後方から。1着から3着に変更してしまったわけだ。ポケットに1億円の小切手を入れたのも記憶にないが、この10年間、予想を変更して裏目に出たのは記憶にない。レース10日前に考えたデイリーの予想を変更するのも平均して年に1回か2回。ほとんど変えない。変えるときはよほどのとき。でも今回は失敗した。

 ま、そういうこともあるだろう、と思って忘れるしかない。吉田 稔は好きだが、鞍上をもっと評価すればよかった。そうなんだ、あ んなに前に行っても、昔みたいに引っ掛からないんだ。ふーん。

 吉田稔といえば名古屋の予想の達人・森徹也さんが吉田稔・命の 人なのだが、めちゃくちゃ自信あったらしくて、関屋記念で家3軒 くらい買えたかな。あ、森さん、メールたしかに拝読しましたよ。 家買えたかって? 私はほんと素直さが欠けてるもんでゴメン。 m(_._)m

 今週の新潟は北陸S。◎はヒカリジルコニア。森さんからメール は来ないけど、吉田稔だし。前々のケイバで流れ込みに期待。

 小倉日経オープンの◎はマイネルジャパン。距離延長とダート路 線でかすんでしまったが、芝千二なら強い。休み明けで前が壁にな ったレースを除けば、芝千二で4戦4連対。スキャンは平たん小倉 も鬼だ。

 函館2歳S。アンブロワーズが◎。新馬勝って、ステークスはデ ィープサマーが出ないかもという噂なので、すぐステークスの◎と 決めた。ディープサマーが出てきて、どっちか迷ったが◎。おお、 そうしたら、今回は人気がないので驚いた。

 千の新馬を勝った馬は頼りない。はい、分かってます。牝馬限定 戦だった。字くらい読めます。時計が遅い。知っております。関東 馬は弱い。分かっています。1回しか使っていないから頼もしさで 劣る。ははは、そうなんですか。

 でも、千メートルのレースなのにスローだから、時計は全体時計 を1秒引き算して補正すると58秒9。このタイムはこのレースの 連対馬のリザーブユアハートやスターエルドラードと同じだから合 格だ。

 牝馬は早熟だからこの時期は斤量差もないくらいで牝馬だからと 評価を落とす必要はない。

 小島太は私と同じく宇宙人だから関東も関西もあるものか。フジ キセキの頼りない血統のブルーリッジリバーを桜花賞で2着に持っ てきたのは偉い。

 新馬でちぎって捨てたカシマフラワーはダート馬ではないから次 走のダートは負けたが、連闘で出た芝の未勝利戦を1分10秒8で 大差の楽勝。カシマフラワーがちぎった相手のウエストミンスター はスズカブルームに、リワードレジェンダはリッカバクシンオの2 着に負けた馬たちだが問題にしなかった。いくらハイペースとはい え1分10秒8は函館では合格ライン。1分11秒3のラベンダー 賞よりも1週違いでこちらのラップのほうが中身が濃いくらいだ。 そして、アンブロワーズとカシマフラワーの勝負付けは済んでいる。

 馬体はふっくらして姉のアンナヴァンと比べるだけムダなほどの 貫録。臨戦過程は新馬戦よりも楽で快調。追い切りは馬なりで余裕 の動き。

 なぜ人気がないのか知らないが、末尾に引用したデイリーのコラ ムで血統は解説した。フレンチの最高の配合をしている。サンデー サイレンスの弱点も出ていない。月曜の新聞で「女クロフネ」とい う見出しが踊ることを信じて、単複連ワイド、何でもやってみたい。 ◎アンブロ、○ディープサマー、▲カシマフラワーの順。

 カシマフラワーは牝馬なのに2週連続連闘!なのでデイリーでは 書けなかったが少し買いたい。日曜に行われる翌週の特別登録とい う行事は、日曜2時半、4時半の2回。今は薄暮開催で5時半?に もある。連闘馬のためにこういう時間設定で登録されるが、2時半 の登録だけでないから日曜夕刊が出てしまうので書き直せない。そ ういうものだと思っていてください。血統批評だから出る出ないが はっきりしてなくてもコラムとしてはいいのだと言われているし私 もそう思っています。

(デイリースポーツの「笠の血統展望」より一部引用)  函館の2歳Sは早熟タイプで、しかも2戦か3戦使われて良化し た馬が実力発揮というパターンが多い。力のいる洋芝の連続開催の 最終日だし、ややこしいレース。それは分かっているのだが、好き な馬は褒めておきたい。

 ◎はアンブロワーズ。父はクロフネを出したフレンチデピュティ。 母がサンデーサイレンス(SS)×サドラーズウェルズ。母の兄が ダービー馬のフサイチコンコルド。千メートルのキャリア1戦だけ と、このレースとしては頼りない臨戦パターンだが、父からのスピ ードだけでなく、この母系ならパワーや底力も備えているはず。毎 年、牝馬にはすぐ惚れてしまう。桜花賞タイプでしょう。

 ディープサマーは母がサドラーズウェルズ×ブラッシンググルー ム。リボーも入る。重厚で文句なしだが、タイキシャトル産駒には もう少し切れやスピードの血も入れたほうがいいかもしれない。ク ロスがヌレイエフの母でもあるスペシャルとサッチの〈全兄弟クロ ス〉と、これもA級。半兄のアルスブランカも好きだが、タイキシ ャトルで少し力馬的なところはあるかもしれない。(以下略)
(R)
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04/09/03 Vol.656 小倉2歳S
エイシンヴァイデンに◎を打てない理由


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Vol. 224 ===================================================

● 振り切ろう

 昨日の旭川のナイターでコスモバルクはやっとこさ勝ったみたい だ。勝てばバルクのサポート・メンバーの私は口取りができる。で も8月13日号に書いたが私は道営には行けない。私はこの馬はテ スコボーイだと言い続けてきた。テスコボーイだからダートは走ら ない。これくらいダートがへたくそな血も珍しい。やっぱり、この 馬は私が言ってきたとおりテスコボーイだ。道営繁栄のために旭川 まで行って走ってくるという心意気は評価できるが、セントライト 記念に向けてきついローテが心配だ。ま、中山で会おう、それまで 元気でな。

 札幌のエルムSはひねりたくない。タイムパラドックスは何度も ◎を打ってきたが千七の器用さではウインデュエルが上か。負ける まで◎と言ってきたから、ここもウインデュエルが◎。

 新潟2歳Sは◎マイネルレコルト。前走も2番人気で◎にしたが 狙いどおりだった。岡田さんの牧場に一時帰省したら風呂に入って のんびりなんてさせてもらえるわけはない。そのせいではないだろ うが骨と皮ばかりで走っているような体つきだが、フォームは軽快 だ。これで肉がもっと付いて470キロあったら言うことないが…。 血統は母が私の大好きなプリメロの〈全兄弟クロス〉で、自身はリ ボーのクロス。言うことなしで◎。馬体は後ろ半分がセントクレス ピンとかを遡り、プリメロの全兄弟の影響が出ている。春のPOG の雑誌の写真のほうが若いからよく分かる。相手はショウナンパン トル、エイシンハッピー、インティライミの順とした。

 小倉2歳S。エイシンヴァイデンの生産牧場であるウインチェス ターファームというのは吉田直哉さんが2年前に始めた牧場で、彼 のお父さんはテンポイントで有名な吉田重雄さんだそうである。吉 田重雄さんは拙著『サラブレッド配合史』の初版が出たときに、さ っそくねぎらいの言葉をかけてくださった。それもずいぶん大らか な人で「温泉入って酒飲んでゆっくり遊びに来ませんか。いらっし ゃいよ」という嬉しいものだった。それと前後して私の父が急逝し て時間がなくなり訪れる機会を失してしまった。

 そういうこともあったのでエイシンヴァイデンには情を感じる。 母がヌレイエフの祖母でもあるソングの〈全兄弟クロス〉4×3と すばらしいクロスで、馬体もバネの塊みたいですばらしい。ここは 一瞬◎でいこうという気にもなったが、私は頑固だ。この母の父ミ シエロは私の好まないコンキスタドールシェロの子で、エイシンチ ャンプの父でもあり、私はエイシンチャンプをその血のためにずっ と褒めないと書き続けてきた。ミシエロの中の最良の部分であるソ ングのところをクロスさせるから、私のクロスの考えでは弱点はか なり解消できていることになる。そういう弱点解消論を持っている。 だから◎を打ってもかまわない面もある。そう、かまわない。でも、 やめた。

 吉田さんの息子さんがアメリカに雄飛して初年度に送り出す産駒 ということでも人気になりすぎる。特別を勝っていることでも人気 になる。情を離れて◎を打たせていただきたい。

 ◎は同じ瀬戸口厩舎でヴァイデンと併せ馬をして負けないマルカ フレンチ。素質はあるしケイコは走るがレースでやる気になってな いと陣営は言っているが、ハッと人生に目覚めてやる気になるのが 9月5日午後3時頃かもしれない。フレンチの大型馬といえばクロ フネやアンブロワーズがいる。鞍を外した写真を見れないのは残念 だ。だから、からだの線が見えない。でも、肉の塊みたいに見えた し、フォームも力強い。母系にリボーとダンチヒが入る配合も良い。 エイシンヴァイデンもマルカフレンチもデピューティミニスター系。 このラインはノーザンダンサーにドミノくらいしか入ってないから アウトな活力がある。私はとくにフレンチは好きだ。

 写真といえば加藤栄さんの『世界の種牡馬』(自由国民社)も写 真がほしいなあ。それ以外は詳しいしコンパクトだし文句なしだが。 もっとも写真が入ると価格が高くなるのかな。それだけが残念だ。 ところで、この加藤さんの本買う人は多いと思うけど、そうなら私 の『配合史』も一緒に買ってくださいね。おお、ちゃっかり宣伝し てるわ。

 マルカフレンチのデビュー戦はアドマイヤベガの子のモンローブ ランドが千のレコード勝ちしたレースで3頭横一線の2着。3着の コスモフォーチュンはその後千二を1分8秒1でレコード勝ちした。 エイシンヴァイデンのフェニックス賞はハイペースの1分8秒7。 人気が被りすぎかもしれない。不利があって5着に負けたフラワリ ングバンクは次走の千をレコード勝ちした。そうなんです。この新 馬戦はもの凄いレベルの高い大激戦だったんです。だから私は小倉 2歳Sはツルマルオトメもソエが治ればいい馬だし、大混戦だと思 ってきた。人気が偏るとよけいに逆らいたくなる。

 マルカフレンチは前走がダート戦だからデータ的に人気にならな いらしい。しめしめだ。データ全盛時代にあって、競馬をデータで やらないで競馬論でやることに誇りを感じる。だって、データでや ったら誰でも同じようなものになってしまう。それだけは耐えられ ない。足し算は算数でやって競馬は競馬論でやる。競馬論で足し算 をやったりしない。私は総合的でシンプルで個性的なだけだ。

 ここは6番人気という雲行き。走る気になるのは先と言っている うちに攻めて買いたい。男子マラソンは32キロでスパートだとか 入賞できてよかったなんて言わないで玉砕してほしかった。守りに 入ったら金はとれない。アテネの2週間でさんざん見てきた。温泉 の御厚意忘れられません。ほんとうに、ありがとうございました。 でも、今の私は地獄のちまたで攻めよう。バットをきれいに振り切 ろう。吉田さん、それが私の生き方ですけん。◎マルカフレンチ、 ○フラワリングバンク、▲コスモフォーチュン、絞れん、エイシン ヴァイデンもユタカもいる。多めに流そう。
(R)
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04/09/17 Vol.658 セントライト記念
◎コスモバルク、逃げてもいいよ


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Vol. 226 ===================================================

● 脚余すくらいなら

 チリエージェは前走33秒3で逃げ切ったが、今度は河北が千二の重賞を34秒6の超スローで逃げるから、直線入って1ハロン10秒5の脚で差されてしまった。なんで千二の重賞でスローの瞬発力勝負にしないといけないのか? 単騎逃げなら千二らしく速めの平均ペースで逃げて後ろの馬にも脚を使わせてしまえば際どいのに。脚余したら競馬はつまらない。これは先代の松山吉三郎先生の信条だが。私にはああいう逃げは理解できない。

 岡部のフェミニンガールの逃げはみごとだった。土曜も日曜もファインプレーの連続で大活躍だった。ヤマニンアラバスタは開幕週の追い込みだから外を回せば届かないかもしれない、インを追い込めば窮屈で前は開かない、だから◎を打たなかったのだから、進路妨害で降着はやっぱりかというところ。フェミニンガールの◎は正解だった。専門紙の印を合計するサービスがあるから見てたら9番人気だったのに、なぜかあれあれ、最後は3番人気だったけどね。あのう、読者の方は「ホースレター」読んでも、いっぱい買わないでくださいね。あほ、そんなよそう、だれがいっぱいかうか。

 でもね、インゴットが並んできて頭ほど交わされてからムチを抜くのはやめてください。岡部先輩、お願いですから、馬体を併せてきたら差される前にムチを抜いておいて追い出してください。シェルゲーム、ローエングリン、あまりにもためすぎて待ちすぎて、走ってるほうはどうなってるのか?分かりませんけど、買って見ているほうはイライラしてしまう。新聞引っ張るから、もう新聞ビリビリですわ。

 今週は変則開催で番組を覚えるのに私の知能では足りないかもしれない。書き間違えてないとは思うが番組表をよく見てください。

 土曜中山はカンナS。マイネルラヴ産駒の◎マイネデセールは千二に距離短縮が気になるが、祖母がスプリンターズSを連覇したメイワキミコだから対応できると考えた。マイネルラヴ産駒は使われて、しぼんでいかないのがエライ。スペシャルウィークとは逆だ。スペシャルウィーク産駒には母系にスピードがあったほうがバランスがいいと簡単に言ってきたが訂正したい。メジロドーベルと同じでプリメロの〈全兄弟クロス〉が爆発力を発揮しすぎているから、もっとスタミナを注入してもズブくて困ることはなさそうだ。軽すぎないほうがいい。話がそれたが、タイニーウイナーより強いと見た。

 日曜阪神のローズSは好メンバーがそろったが◎はダイワエルシエーロ。マイルでもたもたして二千四百は少し長い。二千あたりがベストだと思うが、そうでなければ、この馬はややこしすぎて、もう私には理解できなくなる。キンカメを追い切りであおって調子は良さそうだし、まさか、連は外さないだろうと思った。大穴で少しだけヒカルドウキセイ。まだ外を回して届く馬場ではないかもしれないがレクレドールにも気があるが比較して人気がなさすぎるので遊んでみたい。ハイペリオンのクロスが自身(薄いけど6×6・6・6)から3代母まで4代続くのが愛嬌だ。むかし牛や馬でクロスの研究をしていたが一流の血で4代くらいなら何も問題ない。

 日曜の中山はセントライト記念。ダービーでバルクを◎にしたのは間違いだったかどうか、まだ自分の中では結論が出ていない。レースが終わって丸坊主になって予想法もいじくった。おかげでダービー以降の予想は良化した。◎の連対率は45%だから以前も以後も似たようなものだが、◎のうち1番人気だったケースが33%だから、かなり減った。今年は好きなように打つと公言してきたが、人気だろうが人気薄だろうが、もっと好きなようにやることにした。バットは重いやつに変えて、しかもきれいに気持ちよく振り切ることだけ考えている。じんせいとおなじでなんとかなるやろ。

 ◎はコスモバルク。冷静に考えるように努めたものの、じつは旭川のバルクを見てから何も考える気がしない。情が入り込んでくる。困ったものだ。でも、菊で◎にする気はない。天皇賞でキンカメとやれば距離的に◎を打ったのに。ここはローテがきついし疲れているかもしれないし、グリグリに人気が被るだろう。相手も弱すぎて逃げ馬もいない。妙に気持ち悪いレースだ。いちばん怖いのはエアシェイディか。冬樹、脚余すくらいなら逃げて負けてもいいんだよ。

 月曜も競馬がある。どうせなら競馬法改正して一年中、4レースずつ毎日やろうではないか。そのほうが集中できていい。あ、そうか、地方が怒るな。しょうがない、地方はインターネットでパドックとレース見せてインターネットでも馬券売ればいい。ネットの券売システムくらい経済特区とかなんとか言って国家予算から捻り出せばいい。楽天に運営委託するのもいいなあ。今どき競馬場に通って、だけでは古い。古すぎるとプロ野球の石頭オーナーたちと同じで消えていくから何とかしたいものだ。

 月曜だっけ阪神は大阪スポーツ杯。◎はモノポール。実績から考えて58は重いというより恵まれたのではないか。
(R)
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04/10/22 Vol.663 菊花賞
◎ホオキパウェーブで迷いもなし


欅欅欅======================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 232 ===================================================

● 迷いもない

 台風来たから夜は机に向かって台風を何度もウォッチしながら原 稿書いて目がボロボロ。デイリーの天皇賞の原稿を書き上げて何度 も読み返して、この「ホースレター」も半分書き上げて、朝起きて 台風が消えたのを確認してネットの新聞見たら、なんだって、私の 秋天の◎が故障しているではないか。断然人気のこの野郎にスキが ないか、前走のもたつきが気に入らないから何時間も考えたという のに。ああ、私の人生は何だったのか。そんなオーバーな話じゃな いか。また一からフォームを整え直してバットの手入れをして、考 え直して書き直さないといけないなあ。

 土曜府中はいちょうS。◎エイシンサリヴァンはスプリンターズ Sの日の不良馬場の新馬で、太めで出てきて幼い競馬をしたものの 直線一気。雨の日で発走時刻は後ろでスローなのを勘案しても芙蓉 Sを快勝したストラスアイラよりも時計の内容が優秀だ。サドラー ズウェルズとヌレイエフの〈4分の3同血クロス〉2×3と、これ は私の高く評価するクロス。牝系は私が『配合史』で高く評価した レディジョセフィン系で、3代母が英オークス馬で好きだったオー ソーシャープ。母の父はナシュワンと文句なし。サドラー系だから 少し力馬かもしれないが、広い府中で末脚を生かせば、これが◎。 ストーミーカフェの2着があるが、まだ走る気がないというニシノ ドコマデモは長い直線で変身に期待して○。キングストレイルは断 然の人気なので▲と遠慮した。

 土曜府中の富士Sは◎アドマイヤマックス。左回りならというと ころ。体質強化と陣営が言っていて、ユタカを乗せてきたから調子 はいいのだろう。期待した。

 福島民友Cはイソシギと思っていたら回避。探したら土曜京都の 久多特別に出てきたのを見つけた。もちろん◎。今夏の小倉はゴー ルデンキャスト、チリエージェ、イソシギが大飛躍。どれが走って も1分7秒5。イソシギはタイキシャトル産駒だけあって、距離は マイルまでOKだし脚質にも融通性がある。高崎に転厩して出戻り で帰って4連勝。走るたびにフォームも良くなってきた。

 日曜京都はかえで賞。ここも狙ったケイアイブーケが回避。木曜 夜にならないと出走馬が分からないから、いくら私が考慮時間が短 いタイプだといっても金曜朝の入稿はほんとうはつらい。5月まで は木曜発行だったから確定出走メンバーも木曜追切りも分からなか った。金曜発行に変更したのは正解。◎はニホンピロザプラウ。前 走も勝った馬とは内容が大差だが、ここはメンバーが手薄だ。馬体 のバランスは良いのでヘイローのクロスと母系の底力の血から使わ れての良化に期待できるのではないか。

 菊は例年なら中盤の千メートルがスローになるから2マイルの天 皇賞ほどスタミナ競馬にならないし、追い込み馬が脚を余すような 競馬。でも、今年はいつも坂路でガンガンやってスローに落として 走れないバルクが12秒台で引っ張りそうだから例年になく単純か もしれない。スタミナがあって長くいい脚を使える馬が狙い。

 凱旋門賞馬カーネギー産駒のホオキパウェーブは青葉賞を勝ったカーネギーダイアンと同じ配合。春はソエで走れないから中途半端な馬体だった。秋にソエが完治してビシビシ追えるようになって胸前と腰の肉が見違えるようになった。春の成績は全部無視。前走も新馬からこの馬を褒めていた藤田が、諦めずにまくる競馬を教え込んで淀の下りのマクリで勝負!という競馬だった。マクリは淀に合う。ノリは淡泊だから藤田のほうがこの馬の脚質には合う。骨折休場は無念だったろう。でもノリも私は好きだ。九分の仕上げの休み明けを一叩きして、生涯最初の絶好調で適距離を走る。馬主の金子さんはキンカメで秋天を狙い(うう、せっかくこういう話書いたのに回避みたい)、打倒バルクはホオキパで狙う。栗東は火曜が全休という時代錯誤状態。水曜は追えない。ホオキパは台風来る前の精神状態で水曜に美浦で追った。緻密で巧みだ。どこにもスキがない。美しい臨戦過程だ。

 ホオキパを◎で書いてデイリーに原稿入れて、週明けに「Gallop」の写真を見て、思わず息をのんで拝んだ。芸術的な仕上がり。美しい。すぐ切り抜いて壁に飾った。何度考えても、これが◎。何の迷いもない。何の悔いもない勝負をしたい。単、複、ワイド、枠、馬単、馬複、3連、3単。得体の知れない会社の株なんかを買うよりも、わたしゃこっちがいい。

 オペラもスタミナのあるサドラーズウェルズ系で○オペラシチーとのサドラーの線が本線。▲がハイアーゲームで△がハーツ。ほかはどうしよう。スズカマンボ、デルタ、シルクか。モエレは配当見てから。

 で、バルクはずっと言ってきたが、父が平凡で魅力ないが、母系が超一流の気品のある名血テスコボーイのクロスだから二千がベスト。ペースを落としての先行はできないのではないか。キンカメが出るはずだった秋天に行ってほしかった。中途半端な印は打ちたくない。好きだからこそ消す。ゴメン。
(笠 雄二郎・血統研究家)
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05/01/07 Vol.675 シンザン記念ほか
雨が降ろうと寒波が来ようとヘリオポリス


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血統研究家・笠 雄二郎の「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/01/07──Vol.675 (コラム通算243)─

● 雨が降ろうと寒波が来ようとヘリオポリス

 正月は休みがあるからわからない面が多い。馬体重増の馬も多い。 中山金杯のカナハラドラゴンも8キロ増だった。無念。休みは嫌い だ。私はもう1ヶ月毎日、出かけてないときは椅子に座り続けだ。 昨日などは、あまりに、いとおしくて深夜に椅子を愛撫したほど。 机と椅子とノートパソコン(DELL)は手を尽くして選んだかい があって、ほぼ完璧に満足している。これからも、よろしく頼むよ。

 今週は3日連続開催。まず土曜の中山は呉竹賞。ナチュラルメイ クはクロフネと同じフレンチデピュティだからダートは旭川で勝っ てたわけだしOKだろう。3代母がプリメロとハリナの〈全兄弟ク ロス〉3×3で、このニアリークロスという考えは私の血統論のキ イだ。ホームページのドメインは primero にしようかと思ったけ れど先に取られていた。スペシャルウィークの近親で、強敵相手に 3戦惜敗しダートに戻って◎。

 土曜の京都は飛梅賞。ひばい賞だと思っていたから、とびうめと 知ってびっくり。◎はナイキウェルカム。ミスタープロスペクター 3×3にノーザンダンサーでアタゴタイショウみたいだ。

 土曜の京都は万葉Sもあるのかな。◎はアイポッパー。サッカー ボーイで距離はなんとかなりそうだし、母系にトムフールが入るか ら、もつだろう。トムフールはスタミナ源だ、というのは私の持論 だ。それに私は藤田伸二を信頼している。

 日曜中山は寒竹賞。◎はアドマイヤフジ。前走も◎にしたが敗因 は休み明けと出遅れだろう。母に底力のハイペリオンが5・5×5 とびっしりある。この中黒の意味は、父の5代に2つ、母の5代に 1つあるということ。「片方だけのクロス」(父のみに3本とか) なんて私は認めない。

 日曜ガーネットSは下記に一部引用したデイリーのとおり。全文 を読みたい方はホームページにUPしましたから、とんでください。 ◎はアグネスウイング。ヘリオポリスが山ほどある。でも、単独の クロスはニアリーなクロス(全兄弟クロスや4分の3同血クロス) よりも劣るというのが私の考えだ。エンシェントヒルと同じでダー ト馬なら、いいのかな、と。

(デイリーより一部引用)
エンドスウィープはその父系はフォーティナイナーだから底力不足 でどうってことはないが、その母系がノーザンダンサーやシンキン グキャップが入って底力を補っている。これがエンドスウィープの長 所だ。
シンキングキャップはハイペリオンの直子で底力満点のヘリオポリス を母の父に持っている。
アグネスウイングはリボー5×5、ミスタープロスペクター3×3 にシンキングキャップ4×6。おまけに母にヘリオポリスが3本も入 っている。
長所を強調したクロスで、しかも短距離のパワーの配合となってい る。ダート千二でこのメンバーなら血統的に◎は譲れない。

 日曜京都は福寿草特別。◎はアドマイヤメガミ。父エルコンドル パサーはヌレイエフとサドラーズウェルズの〈4分の3同血クロス〉 3×2で、スペシャルとリサデルの〈全兄弟クロス〉4×4・3だ った。クロスの濃密なエルコンドルパサーと、クロスの淡泊なサン デーサイレンスとは合うかもしれない。こういう考えは育種学の基 本でもある。ヴァーミリアンもこの配合だったし、はやりそうだ。

 月曜中山は黒竹賞。シンメイレグルスが使うのを待っていた。名 牝系の出で兄がマイネルモルゲン。ブライアンズタイム×シーキン グザゴールドはナシュアとヘイスティロードのクロスになるからタ フでダートならおもしろい。長谷川を乗せて東上し、ダート千八と なると楽しみだ。これが◎。

 月曜京都はシンザン記念。リファールとドミノが入って切れすぎ るペールギュントがユタカで軽い馬場の京都なら◎。▲が朝日杯で 出遅れたが力がある人気薄のマルカジーク。(R)
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05/06/03 Vol.697 安田記念 ほか
 アサクサデンエン◎の秘密


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/06/03──Vol.697─(コラム通算265)─

● 秘密を知ったからには

 安田記念はマイルの王者でもいないと、たいてい混戦になる。今 年も難解だ。G1で活躍したような実績のある馬から入るのが正攻 法だろうが、でも、私は近走、鬼脚を使って本格化著しいアサクサ デンエンの配合の秘密を知っている。これに◎を打ちたい気持ちを 抑えることができない。なぜなら、私は血統で生きてきたからだ。

 アサクサデンエンの祖母 Much Too Risky は、リスキーでスリリ ングな配合の持ち主だ。名牝ローズレッドとスイートラヴェンダー の〈全兄弟クロス〉5×5を持っている。そしてそれら名牝の子ロ ゼッタとカルミアは、ともに父がカンタールだから、ロゼッタとカ ルミアは同血で、アサクサデンエンの祖母は、この〈同血クロス〉 4×4を持っているとも言えるのだ。
Rse Red=Sweet Lavender 5×5
Rosetta=Kalmia 4×4

 そして5代母 Padus が世紀の名血ウミッドウォーとウダイプール の〈全兄弟クロス〉2×3を持っている。また、ウミッドウォーの 子アンウォーと、ウダイプールの子エアウェイは(甘く見て)約4 分の3同血だから、この〈4分の3同血クロス〉1×2が生じる。
Umidwar=Udaipur 2×3
Anwar≒Airway 1×2

 本馬にあるクロスでなく牝系を遡るのが残念だが、相似なクロス の爆発力の影響は残るだろう。ここ2戦の鬼脚はその威力を感じさ せるものがあった。馬体が物足りないというか胴が細く見えるのが 気になってしかたないが、シングスピールの子はローエングリンも 同じ形だ。許容できる。というわけで2005年の春、安田を私はこれ で一局打ってみることにした。○テレグノシス、▲ダイワメジャー。

 ユニコーンSはカネヒキリが出てくる。カネヒキリといってもカ ネミカサやカネミノブとは馬主が違う。馬主は金子真人さんだから ディープインパクトと両手に花で、強運というか笑いが止まらない だろう。止まらないといっても夜寝るまでには止めないとたいへん だが、羨ましいかぎりだ。そして、ノーザンファームもまた凄い。 芝でも切れるという説もあったが、私はフォームがダート向きだと 見ている。ダートだとG1をいくつ勝つかという話だろう。何が相 手でも◎。きっと、ダートの本場・アメリカに遠征したくなるに違 いない。モエレアドミラルもダートがベターと言ってきた。○シン メイレグルス、▲ドンクール、△モエレアドミラル。

 愛知杯は◎マイネヌーヴェル。時計の速い馬場で狙いづらいが、 昨年よりも軽いハンデで人気なし。気楽に乗ってほしい。(R)
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05/08/26  Vol.711  クローバー賞 ほか
 アドマイヤムーンはA級配合


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/08/26──Vol.711─(コラム通算279)─

● 満月か

 クローバー賞。トランプやっているとオールマイティーがスペー ドだからクラブよりもスペードが好きになってしまう。トランプは ずいぶんのめり込んだ。下北沢の下宿屋で5人以上、人が集まると 麻雀のあとにやった。「ブリッジ」を裏返しにして改良した「こん ちくしょう」という名のゲームを徹夜でやった。こんちくしょうこ んちくしょうとやっていて、隣の家からうるさいと文句が来ると、 空が白み始めた夜明けのお寺に塀を乗り越えていって、墓石の上で、 裏ジャックだ、正ジャックだ、セイムツーだ、どうだオールマイテ ィーだと皆でやったものだ。ああいうばかばかしいような日々が私 の人生でいちばんおもしろい思い出や糧になっている。寺山修司も 言っているではないか。書を捨てて街に出よ、と。べつに、墓地に 行かなくてもいいけど。

 今年の2歳は大物のデビューが早いと書いてきたが、クローバー 賞は凄いメンバーだ。牡馬と牝馬の大物対決でテスコガビーとカブ ラヤオーの菅原騎手の持ち馬同士の牝牡対決を思い出してしまった。 さしずめ、アドマイヤカンナが裏ジャックで、アドマイヤムーンが 正ジャックか。

 アドマイヤカンナは千二を楽勝してここ千五へ。アドマイヤムー ンは千八を楽勝して千五へ。どちらが距離の落差が少ないかは計算 してもどちらも三百メートルの差。マラソンの選手と100メート ルの選手が1万メートルで戦うとどちらが有利か、なんて話はよそ う。千二から来るとスタミナがあった方が適応しやすい。千八から 来るとスピードがあった方が適応しやすい。とすると、カンナの母 がアドマイヤラピスだからカンナは適応力がある。アドマイヤムー ンは父がエンドスウィープだから適応力がある。うーん。

 カンナは近親がフサイチコンコルド。ということは彼らに共通す る3代母が、 Bahram≒Fille de Salut 5×4 という名血の〈4分の3同血クロス〉を持っていることになる。お まけにブライアンズタイムはアドマイヤラピスのような重厚な血脈 構成の繁殖と相性がよいから、このカンナはかなりの配合だと理解 できる。

 そしてアドマイヤムーンは新潟2歳Sの◎も考えて悩んでいた。 これはヒシアマゾンの近親で、祖母が、
Relance=ポリック 4×3
の〈全兄弟クロス〉を持っていて、他にも
Hyperion 5×5、Honeyway 5×4
という底力あふれるすばらしいクロスだ。
自身は
Heliopolis≒Gulf Stream 6×6
の〈4分の3同血クロス〉を持っている。これはA級配合をしてい ることがわかる。ただし、スタートが悪いし気の悪さやズブさが見 えたのでスローになりやすい千五では届かないことも考えられる。

 鞍を外した馬体の写真を見ることができればいちばんいいのだが、 それはムリ。でも、グラスウィークやマナーハウスを子供扱いした この馬。血統表を見ているだけで感動してくる。函館千八の新馬は 増えてきたが、過去にここからヤマニンシュクルやシックスセンス が出た。札幌の千八と違って時計の問題にならないところが好きだ。 2開催で5鞍くらい組んでほしい。早くもG1ホースの呼び声高い マツリダゴッホとやる前に負けてほしくない。私はこの馬の血統が 好きだ。ということで、正ジャックのこちらが◎。

 ひまわり賞はダンディコマンドの子のミッキーコマンドが◎。フ ェニックス賞はメンバーがそろっていた。あそこで逃げずに差して 伸びたのはたいしたものだ。父は小倉は4戦全勝だった。九州産特 別のここならなんとかなる。自身はノーザンダンサー4×3。父は ハイペリオン5×5・5。祖母はナスルーラ3×4。4代母はプリ メロ2×3。一流の血のインブリードが有効であるという育種の原 則を、代を経ながらときどき実行していて好感が持てる。

 新潟記念は◎ダイワレイダース。SS×ノーザンテーストはマイ ラー配合で、この馬の場合は千八がベストのような気がするが過去 の千八〜二千タイプの同配合馬を見ると二千は守備範囲か。ヤマニ ンアラバスタは滞在競馬に強い馬で◎でもおもしろいが、クイーン Sに使うために北海道に渡って抽選で除外されて戻ってきたので滞 在のプラスは減っているかもしれない。フォーカルポイントは本格 的なタイプではないだけに、動き良化だが、取りこぼしたり難しい 馬だ。ダイワレイダースが本格化したので、◎はこれ。

 飯豊特別はこのクラス勝っている馬が斤量増になって微妙か。◎ は52のマルターズホビー。父はBCマイルに勝っていて短距離も 合う。前走よりも好スタートなら大外枠で乗りやすい。あとは折り 合いだけ。このクラスくらいは勝てる器と見ている。

 小倉日経オープンは瀬戸口厩舎の◎リボンアート。母がスカーレ ットリボン。SS×ノーザンテーストのマイラー配合で、小倉や京 都の平たんで切れる。本格化した今ならオープンでも通用する血統 だ。

 阿蘇S。阿蘇はめちゃくちゃ雄大で好きな場所だ。◎はサンライ ズバッカス。母はロイヤルチャージャーが3本あって、 Royal Charger≒Nasrullah 5・5×4・6 の〈4分の3同血クロス〉を持っている。ターントゥ系と呼ばずに ロイヤルチャージャー系と呼ぶのが血統や配合やってるとふつうだ と私は思うが、ラインの隆盛しか図にしない人には理解してもらえ ない。ダートは無敗で、このあたりはポンポン勝って重賞まで行け ないか。(R)
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05/09/02  Vol.712  新潟2歳S ほか
 ショウナンタキオンで迷いは全くない


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/09/02──Vol.712─(コラム通算280)─


世界中、災害や飢餓がなくなりませんが、
私は「国境なき医師団」を支援しています。
http://www.msf.or.jp/


● 血統と全てのファクターを

 札幌2歳Sでアドマイヤムーンが勝つのが待ち遠しいが、その前 に今週は2歳Sが2本ある。

 新潟2歳Sは迷いが全くない。◎はショウナンタキオン。ホーム ページの「日記」で、それぞれ新馬のあとにすぐ、アドマイヤムー ンはG1級、ショウナンタキオンもすばらしい馬と書いている。私 みたいに引っ込み思案でシャイで上手に生きていくこともできない 人間がG1級なんて書くにはよほどの理由がないといけない。ムー ンの血統表には〈全兄弟クロス〉や〈4分の3同血クロス〉があっ た。

 ショウナンタキオンの父アグネスタキオンはホームページの「デ イリー」や「エッセイ」にも載せているが、現役時代には負けるイ メージがなかなか湧かないと褒めまくった馬。今のディープインパ クトと同じくらいの評価をしていた。産駒はデビューが早くて、早 熟な短距離馬という評価が定着し始めている。早熟かどうかは知ら ないが、たしかにスピードがある。自身よりも産駒のほうがスピー ドがあるフジキセキみたいなところがある。タキオンの母アグネス フローラは、ナスルーラ3×4・4を持つロイヤルスキーの影響で、 その母でオークス馬となったアグネスレディーとは違ってスピード があった。タキオン産駒もロイヤルスキーかもしれない。でも、ス プリンターということはないだろう。

 ショウナンタキオンは祖母がエアグルーヴの母ダイナカールとオ ークスで叩き合ったメジロハイネ。私の配合論の核である プリメロ= Avena の〈全兄弟クロス〉5・5×5 だった。SS系×トニービンは切れる配合でもある。ショウナンタ キオンに弱点があるとすればメジロハイネの父メジロゲッコウがメ ジロには珍しくスピードがあったこと。ここに弱点(軽さ)がある かもしれない。その懸念以外は隅から隅まで文句なしにすばらしい。 これくらいのメンバーで◎を遠慮することはない。◎タキオン、 ○マイネサンサン、▲コスモミールの順。

 小倉2歳Sは迷った。エイシンアモーレは◎にする気はなかった。 そんな簡単な年ではない。しかし、私にとっては残念なことに圧倒 的1番人気になると思われたエイシンアモーレはフケになって人気 も落ちそうだ。グランプリシリウスは前走がフケでエイシンアモー レに負けたが、今度は元気だそうだ。このフケに関するプラスマイ ナスの逆転は大きい。競馬のプラスマイナスの法則というのは、そ れを信じないことには馬券予想にならないという競馬ファンには絶 対の法則で、20世紀のアインシュタインのE=mc2と並ぶ科学 的成果と言われる日々も来るかもしれない。くるかそんなもん。

 アグネスタキオン産駒のグランプリシリウスは母の父がジェイド ロバリーだから本格的な配合とは言い難い。こういう血統でも小倉 2歳Sは来れる。でも、そこまでして血統評論を書いて◎を打つの は10年前ならときどきやったかもしれないが、今の私にはあてる ためにそんな妥協を打ってみる気はない。人生は生きていくために は美学も必要だ。今の私は、血統と、他の競馬の全てのファクター を融合した予想を打つという誰もやらない大きな理想・目標がある。 なかなかままならんが。ジェイドロバリーは古馬の中級クラスの対 決とかでないと◎は打たない。それが融合の美学か。

 アルーリングボイスとトーホウアモーレが残る。アルーリングボ イスはフレンチ×エンドスウィープだから、いかにも2歳Sらしい 馬だ。小さいのにがっしりした体つきでたくましい。坂路を51秒 台で上がってくる。勝ったのを見てゴール板10メートル過ぎに、 一度はこれと決めていた。トーホウアモーレは父がアグネスタキオ ン。スピードがある。母のステージバンダムはマイラーだったが、 Nijinsky≒The Minstrel の〈4分の3同血クロス〉2×3 だ。こういう相似なクロスの爆発力は普通のクロスの威力よりも大 であるというのが私の配合論の核となっている。馬がまだまだ太い かもしれないという懸念はあるし、もまれてころっとこけるかもし れないので迷ったが、ま、いいか。これを◎で一局打つのが、血統 と全てのファクターの融合という私の目標に合致しているかもしれ ない。◎トーホウ、○アルーリング、▲エムエス。

 越後S。オジジアンの子のトウショウギアはスピードがある。サ ウスポーで新潟は勝負の場。前走は抑える競馬も成功した。となる と、ここは◎。

 弥彦特別。スウィフトカレントはアサクサデンエンの半弟。父が サンデーサイレンスに替わってヘイロー2×4となった。母の父マ キャヴェリアンにスピードがある。クロスから見ても千八は合う。 今までは中距離で準オープンまで行きかけたが、千八がベターか。 前走は位置どりが後ろすぎて32秒7の脚で上がっても全然届かな かった。今度は千八になり早仕掛けの後藤に替わってE=mc2じ ゃなかったプラスの法則で◎。

 エルムS。サカラートが出ても距離的に◎を打たないつもりだっ たが回避した。ダートは勢いだというのが私のやり方。ハードクリ スタルは春はぎくしゃくしていたが、敗因があるみたいだ。前走は 停滞を一掃した走りで快走した。ここも◎。(R)
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06/05/19  Vol.756  オークス ほか
 カワカミプリンセスかアサヒジュピターか


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/05/19──Vol.756─(コラム通算324)─


血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
それが私の競馬論の根幹です。

● go go! と少しばかりの幸運を

 オークスはいろいろ考えた。アドマイヤキッスは母の父ジェイド ロバリーがハンディキャップタイプでG1で◎を打ちたくなる血統 ではない。桜花賞は◎だったが、あれはヘリオポリスの〈4分の3 同血クロス〉があったからだ。その一点で◎が打てる。それが血統 の正しいアプローチだ。ここは二千四百。とすると、母がジェイド ロバリー×リファールだからスピード配合になっていて、サンデー をかけたから適距離は延びるが、それでも全兄のプラズマが二千二 百までのイメージ。その点が気になってしかたない。オークスは1 ハロン長いか。これではユタカのマジックが必要だ。

 とすると、ユタカは距離を意識して後ろから行く可能性がある。 アンカツはマーク屋だ。おまけにキストゥヘヴンは折り合いの不安 があってマイルの桜花賞は合っているというのが陣営のメンバーの 一致した見解だった。アドマイヤベガは菊で通用しなかったが、産 駒も必要以上にスピードを表現する。アドマイヤフジはズブいがあ れは母系がすごいスタミナ血統だ。馬の後ろに入れる調教もしてい る。ユタカと2頭で後ろにいては、たとえ距離を克服できたとして も、逃げ馬2頭の駆け引きしだいでは前残りになって届かない可能 性さえある。勝てばアッサリで単穴タイプか。

 ヤマトマリオンも考えた。これは母系がすごいスタミナだ。天皇 賞馬のカミノテシオが牝系にいる。カミノテシオは私のメルアドに 使ったくらい好きな馬で、ダービーは惜しくも出走取消になったが 打倒ハイセイコーの一番手だった。カミノテシオの富田牧場にも恩 義がある。買いたい。牝系はほかに菊3着のメグロモガミがいる。 菊はテンメイとメグロモガミの、自信の大穴勝負だったが、プレス トウコウにやられて2着3着。そのプレストウコウもヤマトマリオ ンの祖母の父になっている。右回りだとふくれるが、左はすんなり 回るのでかなりのサウスポーと見てフローラSから褒めてきた。追 い切りが甘い馬で何がどうなっているのかやりにくいが、これでい いのだろう。繋ぎが立っていてオペラハウスだし重もOKに見える が、陣営は湿るとノメってどうしようもないと言っている。雨の影 響が残ると、少し下の馬だから◎は打ちづらい。

 アサヒライジングは桜花賞終わった時点でオークスは期待できる かもしれないと思った。母系に菊のミナガワマンナや凱旋門賞のボ ンモーがいてスタミナ満点だ。胴も長いし、なんで千四やマイルば かり使ってきたのだろう。オークスは逃げると言ったり抑えると言 ったり諸説流れている。ヤマニンファビュルはすごい肉が付いてき てステキな馬だが、この陣営も人によって行くしかないとか好位で 抑えたいとか諸説ある。こちらの逃げ切りも魅力があるが◎が打て ない。木曜に新聞を4つも買ったが、逃げるかどうか何も載ってい ない。自分で取材に行きたかったくらいだ。Aコースは断然内ラチ 沿いが伸びた。今週はCコースに変更だ。ローラーはかけるのかど うか。日曜に雨が止んで剥げてない部分の洋芝の湿り具合や粘りが どうなるのか、いろいろ読めない。夜の公園をさまよい歩いて、こ ういうファクターを考えたが◎の決心がつかなかった。コースのど こが伸びるかとか、こういうことは土曜や日曜の競馬を見てから判 断するのがいちばんだが、それでは私の予想は届けられない。

 で、けっきょく◎は騎手は好みでないがカワカミプリンセス。今 年は好みでないような騎手を買わないとだめなG1シリーズかもし れないと割り切った。キングヘイローは超良血で産駒も距離は関係 ない。カワカミの母系はシアトルスルー、セクレタリアト、リボー、 ヘリオポリスと間違っても短距離に出ない血ばかりだ。クロスはサ ーゲイロードとセクレタリアトの〈4分の3同血クロス〉。このク ロスは大物が出ないのでそれほど好きでもないニアリークロスだが、 父に2本あって5・5×3となっている濃さと、オークスという格 を比較的、必要としないG1だからOKとした。フォームが大きく、 しかも利口で走り方も変えたり馬場状態も問わないおもしろい馬だ。 好位でと騎手が言っているのも、苦手のゲートさえ出れば安心だ。 ◎カワカミプリンセス、○アサヒジュピター、▲は流れに乗れそう な伸二のニシノフジムスメ。◎の単、○の複(配当しだい)、枠連 55、35を主体に5枠から枠連総流し。だいたいG1は1時間し か考えないのに、このレースは8時間考えた。G1は考えればいい というものではないが、それもあって、難しいレースだが、どうし てもあてたい気分だ。あとは、少しばかりの幸運を!

(ほかのレース略)
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06/06/02  Vol.758  安田記念 ほか
 安田記念はアサクサデンエン


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/06/02──Vol.758─(コラム通算326)─


血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 人気でない◎×5

 G1×5と言われた府中のG1五連戦。1番人気も2番人気も◎ にせず、ここまできた。最後の安田記念は、大好きなダンスインザ ムードと大好きなアサクサデンエンで数日迷った。なにしろ、2頭 とも昨年と条件が違いすぎる。これは悩む。

 ダンスインザムードはデイリーで◎に書いたが、ブルーヘイズと ブルースウォーズの〈全兄弟クロス〉。これは上も走りまくったA級 配合なわけで、オークスまで名牝と褒めまくってきたが、パドック でパニックになって大汗かいて暴れるから、レースでの評価を下げ てきた。最近は落ち着いてきたので◎を打ってもおかしくない。

 アサクサデンエンは昨年の安田で◎にした。祖母がロゼッタとカ ルミアの同血クロス4×4。ローズレッドとスイートラヴェンダー の〈全兄弟クロス〉だ。こういう配合の効果は何代か先にまで影響 力を発揮する。名牝とか基礎牝馬から名馬が出るというのは血統論 の大昔からの定説だが、そういう例には何かしら配合的な裏付けが ある。しかし、べつに基礎牝馬論だけで配合論を語る必要もない。 さて、自身も名血のクロスを集めて、アサクサデンエンの昨年の本 格化はマグレではない。休み明けの急仕上げの天皇賞も好走した。 前走は4コーナーで不利があって競馬をしていない。そして最大の 問題は休み明けの実績がないことで、これで頭を悩ませたが、天皇 賞とドバイこそが休み明けで、ここは中9週。私はふだん10週ま では休み明けとは考えない。海外から帰って少しは楽させただろう から、その分、今度は何かしらの休み明けには違いないが、悩んで いるうちに追い切りを見て人気を見たら人気がなさすぎる。

 ダンスインザムードは前走と同じ1枠で、枠からも人気になりそう だが、前走も仕掛けを待ったというよりも前が開かなかった。イン 伸びの馬場で、内枠を引いて、力量接戦のメンバーで、緩めのペー スで、ダンゴになって、各馬内に殺到すれば、開くのか開かないのか。 開けば早仕掛けだろうが仕掛けて前に出るしかないだろう。そうな ると、末が甘くなるかもしれない。グッドタイミングで開くかどう か。

 7枠は外すぎるが、馬の内包する潜在能力と、むだな脚を使わさ ない名手・藤田伸二を信じてアサクサデンエンが◎。負ければ惨敗 もあるが一か八かだ。仕上がっていれば、スイープトウショウやサ イレントウィットネスがいない分、相手に問題はない。追い切りは 1週前も動いたが急仕上げかと見ていたら、今週も動いた。あと、 ほんの、もう少しのかんじだ。ひねくれ者の私は〈人気薄×5〉で 今年の春の府中のG1をしめることにした。
今年の春のG1に、ほとんど悔いなし。◎アサクサデンエン、○ダ ンスインザムード、▲ブリッシュラック。

(ほかのレース略)
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06/08/03  Vol.767  関屋記念 ほか
 関屋はカンファーベスト



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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/08/03──Vol.767─(コラム通算335)─

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。


● 白人、6回目は

 先週は土曜のミニまぐで2レース予想を訂正して、両方とも変更 が正解。今までは1週前のデイリーの予想を、当週の「ホースレタ ー」で変更していたが、今はデイリーが日曜当日版に移動したので、 逆です。予想はファクターをどう料理するかだから、外枠引いたと か、状態が一変したとかファクター整理のネタが手に入れば、解決 に近づく。つまり、私は事実は裏読みせず、信じるということ。事 実の裏ではなく表そのものと、自分を、どれだけ信じるかが勝負事 だと思う。ケータイメルマガ(ミニまぐ)は土曜午後も発行します から、ぜひ読んでください。「ホースレター」→「デイリー」→ 「ミニまぐ」の順に予想が新しいのです。私は自分を信じて、変え たくなったら遠慮なく躊躇なく変更します。変更成功率は80%を 超えています。

 今週はフェニックス賞から。今年の新馬は京都がいちばんレベル が高かった。HPでそう書いてきたから、ここもそれでいこう。イ ンディアン、ウソつかない。白人ウソつく。わたし、ウソつかない。 芝でオースミダイドウとシルバーストーン。ダートでのエイシンイ ッテンと3頭も京都で私のA評価が勝ち上がった。ここは、そのシ ルバーストーンが◎。スペシャルウィーク×ダンチヒだから、薄い ながらもヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉があってニックス。 ヘイロー3×3もある。母にもスピードのニアークティック3×4。 うーん、これは不良馬場を勝った馬の血統ではない。祖母には・・ もうキリがないから書かないけれど配合は代々文句なし。走破時計 で予想する人が多い時代だから、不良馬場のデビューは人気ないだ ろう。嬉しい。速い馬場の千二戦が問題だが、人気のシャルマンレ ーヌは父がダンスインザダークで、母が不良のフラワーCで2着し たジョージビューティだ。そんなに威張れないだろう。

(他のレース略)

 関屋記念は昨年の覇者・サイドワインダーが出てきた。今季は冴 えがないが、復調しているかどうかが問題で、好調ならこの条件は 合っていて問題ない。で、調子だが、昨年の輝くようなデキはなく 胴が薄く見えるが、それほど悪いわけでもない。昨年は調子よすぎ て骨折するほど走ったが、今年はこんなものか。でも、イマイチ、 ピンとこない。昨年、この馬の歴史に残るようなベストレースを見 ただけに、あれより上が見られるとは思えない。ファイティング原 田とガッツ石松と具志堅のボクシングを見てきたから、もうあれよ り上の闘魂が見られるとは全然思っていない。彼らは人間の存在感 やファイトというものが桁違いに凄かった。テレグノシスは千四と 千八のような中間距離の馬ではないかと、ずっと思ってきた。バラ ンスオブゲームとかテレグノシスとかを「中間距離の馬」と私は呼 んできた。マイルで◎はどうなのか。とすると、後は野となれ山と なれ、どこから入るか。
カンファーベストは新潟大賞典や新潟記念で連対していて新潟の平 たんは鬼だが、最近は二千だと折り合いが付かない。祖母にレディ ジョセフィン系のスピードの凝縮があるので、それが後ろから押し ているのではないか。こういうときは、後ろから押すな、と叫ぶか、 使う距離を短縮するのがよい。気性的に休み明けしか走らない馬で、 人気のないここで、しかもマイルで◎を打ってみたい。
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06/12/01  Vol.785  阪神JF ほか

 底力あるウオッカが◎



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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
──────────────────06/12/01──Vol.785──


血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。


● 直線が長すぎる

 ディープインパクトはすばらしかった。府中二千四百だとあれく らい強いだろう。700mも脚を使った。でも、小回りの中山だと、 ハーツクライを◎にするつもりでいた。残念なことに、「心の叫び」 はムンクの「叫び」のような悲痛なヒューヒュー言うノドの音にな ってしまった。ノド鳴りを最初に知ったのは2冠馬のタニノムーテ ィエだった。3冠目の菊はノド鳴りで出てきて、坂の下りで仕掛け て歓声がまき起こったが、直線では止まった。かわいそうだった。 ハーツクライもダイワメジャーのように手術すればいいのに、そう しないのは、キングジョージの疲労もあったのかもしれない。あそ こで叩き合ったエレクトロキューショニストなんか、もう死んでし まっている。エレクトロはゼンノロブロイとやったときは死にゃあ しなかった。日本のG1を3連勝したゼンノロブロイをハーツクラ イは05年のJCで相手にしなかった。どこかで種牡馬になれない ものか。今住んでいるマンションは駅まで歩かなければいけないの だが、ハーツクライをもらい受けて、毎日駅まで乗っていきたいく らいだ。馬に乗れるのかって? 乗れますよ、少しだけですけど。

 阪神の改修で開幕週にG1。これは予想の仕事していると泣きた くなる。イマジネーションの世界だなあ。想像力なら自信はあるが、 コースだけは路盤の硬さとか、いろいろあるから、そんな簡単には いきゃあしませんぜ。91年だっけ、あのときの阪神改修の想い出 が消えない。で、直線が352mから474mになってしまった。 その手前のカーブから見ると600mもある。3コーナーの奧から は1000mもある。府中の直線が525mだから、これは凄い。 これでは誰も仕掛けないだろうから、2歳牝馬戦ならスローの折合 い気遣いの引っ張り合いか? 今週は府中だと思って予想しよう。

 阪神JFは連勝してきたA級馬のスイープトウショウとラインク ラフトが消えたレース。魔界だ。逃げ先行馬と差し馬が絡み合って なだれ込むややこしいレース。今年は逃げ先行を狙いたいけど、こ の直線は長すぎる。◎はアストンマーチャンと言いたいが、これは 昨年までの予想かもしれない。リビアからナイジェリアまで砂漠を 1日で走っていけというようなものだ。そんなコースはパリダカに もないか。好位か中団から長く良い脚を使うタイプを狙いたい。

 ルミナスハーバーは好位差しができて強い。でも、腹が巻き上が っていて、彼女ギリギリではないか? 追い切り後に458kgだ そうだから輸送してまた体重減か? これが◎の予定だったが、心 配で◎を打ち切れない。

 ウオッカはタニノウオッカと命名しなかったのが好感できる。新 馬はトゥザヴィクトリーのメイのレースドールが1番人気だったが 相手にせず圧勝。終いの4Fが全部11秒台の逃げ切り。2戦目は エイシンイチモンジ、マルカハンニバルという牡馬戦線の常連相手 にあっさり先着。阪神JFの頃は早熟な牝馬は牡馬と互角だから、 牡馬相手の経験は後々まで生きる。スローで逃げ切られてしまった が、四位がゲートをゆっくり出て、勝ち負け抜きで後方で折り合い を付ける練習みたいな乗り方で、直線しか競馬をしていない。その 直線で11秒0−11秒5の上がりを牡馬を追い抜き、さらに彼ら を置き去りにして追撃したのだから、りっぱ。

 祖母エナジートウショウがトウショウボーイ×ダンディルート× テューダーペリオッドでハイペリオン4・5×5。スイープトウシ ョウの祖母サマンサトウショウがトウショウボーイ×ダンディルー ト×チャイナロックで、チャイナロックもテューダーペリオッドも ハイペリオンの孫だから同じくハイペリオン4・5×5。こうした スタミナと底力があふれる牝系で、G1級の牝馬と見た。折り合い つくし、好位に行けるスピードがあるし、長くいい脚が使える。新 装コースにも合っているのではないか。調教では以前から角居厩舎 の重賞勝ち馬たちと併せ馬をして置かれることもない。馬体のバラ ンスも文句ない。1勝馬だが素質で見劣りしない。ウオッカが◎。

 千両賞はカノヤザクラと叩き合いで1分20秒8を出したゼット カークが◎。

 中日新聞杯はトーホウアランはもう少しゆったりした流れがベタ ーか。マヤノグレイシーは千八がベターか。マヤノライジンは休み 明け走るが今回は動きがピンとこない。一叩きしてからがベターか。 ◎はインティライミ。じっくり乗り込んで、ここで消えたら弁解す る点もないような気がする。

 ステイヤーズSは前走ハンデ戦で2着だったアイポッパーが、今 度は別定戦だから◎。

 ターコイズSはマイルになったが、開幕週だから好位に行けるコ スモマーベラスが◎。

 葉牡丹賞。開幕週で逃げを狙いたいが見つからない。ニシノコン ドコソはいくらなんでも後ろからすぎて届かない。今度は、もう少 し前で乗ると言っているようだから地力を評価して◎。(R)
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08/05/17  Vol.937  ヴィクトリアマイル

 先物買いで、◎エイジアンウインズ



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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────────────────08/05/17── Vol.937───


血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。


● 先物買い

 ヴィクトリアマイルはたいへんだ。名血ウオッカをどうするか。 2月23日に京都記念を使ってドバイが3月29日。5月1日に帰 厩して、1週前は腹が巻き上がっていて482kg。レースは5月 18日、日曜日、晴予想。馬体回復と輸送も含めて478kgくら いか。この馬は間隔開けてビッシリ調教して腹目がしっかりしてい たほうが走っている。今回は相手がラクチンだが、はたしてどうだ ろうか。こういう問題の思考を抜きにして予想をしていたら、レー ス予想は全部、格やレーティングや過去の時計比較でやればいいの だ。わたしはそんなものでないと思っているから、人生の何割かの 情熱を注いできた。私が人生を賭けたくなって夢中になるほどおも しろいのは、血統だけでもなく格だけでもなく、多くのファクター の葛藤であり調整であり思考整理だ。

 アサクサデンエンはドバイが春緒戦で3月25日。安田が6月4 日。秋天から4キロ減で2着。ダイワメジャーはドバイが春緒戦で 3月31日。安田が6月3日で有馬と同じ馬体重で1着。

 体が戻るかどうか。距離のベストは千八かと見ているが、久々の マイルはそれほどハイペースでもないだろうから対応できるだろう。 エ杯とVマイルは女王決定戦だからG1の格が不可欠だ。でも、▲ とした。昨年もカワカミプリンセスは△だった。昨年よりは重い印 が必要か。

 ジョリーダンスはここ2走は不利でレースをしていない。しかし 7歳だ。女王決定戦は春も秋も若馬が強い。

 ニシノマナムスメは千八ベターという気がするが、ペースは合っ ている。

 でも、◎はエイジアンウインズとした。マイルのG1でマイルを 走ったことのない馬を◎にするのは初めてだろう。フジキセキは日 本でも南アフリカでも大活躍で、ドバイでも勝った。3代母がヌレ イエフと4分の3同血で、Shimmer≒Flaming Top 4×4。母がリ ボー3×4。姉キュートエンブレムがフローラSで3着に来て驚い た。マイルは守備範囲。問題は慣れだ。前に行く馬がいないので、 思い切って、遅めの平均ペースで逃げたらどうか。前走のラップは、 昨年のこのG1のアサヒライジングの逃げとラップが酷似している。 今年は使っても馬体も減らない。追切りも唸っている。あとは伸二 に期待した。伸二よ、ところで570円貸してなかったっけ? 会 ってもないのに貸すわけないわな。名手なんだから、このG1を勝っ て儲けさせておくれ。
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09/03/15  Vol.1026  中山牝馬S

 松山弁の方言でレース予想を



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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────-────────────09/03/15── Vol.1026──


血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。


● まっちゃま弁でいこか、世界初ぞな

 予想はねえ、35年も書いとったら、ときどき息抜きもしたいわ なあ。今日はしんどいけん、まっちゃま弁で書こわい。18歳でま っちゃま弁は話すのやめたけん、ほとんど忘れてしもうとるわな。 まっちゃまには子規も漱石もおったけんのう、気が向いたら漱石の 「坊ちゃん」でも読めえや。いなごじゃのうて、ばったぞな。

 中山牝馬Sはなあ、火曜に10択じゃったけど、やっとこさで絞 り込んだわ。キストゥヘヴンとリビアーモの2択。土曜が昼まで雨 の予報じゃけん、日曜もやや重かいのう。渋った馬場でリビアーモ の鬼脚が利くんかいなあ。アドマイヤベガはフワッ〜いうスピード があるけん距離は千八がベストじゃ。キストゥヘヴンは千四がベタ ーじゃけど、千八も守備範囲ぞ。フラワーCを勝っとるし、このレ ースは5、3着。2年ともインの後方から行って脚を余したんじゃ。 幸もいかんわ、あいつロスの多いヘマやっとった。すんなり回って きたら軸はノリの◎キストゥヘヴンじゃろなあ。これで引退で中山 からは、いぬるけんのう、ほながんばれや、なあ。あ、そうそう、 引退レースでくるんかいう説もあるけど、ニシノナースコールやテ イエムプリキュアがおったけんのう、まあラストラン買(こ)うて もええじゃろ。

 フィリーズレビューは◎ミクロコスモスじゃ。ネオユニヴァース は褒めてきたんぞな。この馬は母系がアメリカンじゃけん、前走で も行きたがっとった。鮫島は抑えるとなるとどんどん引っ張るけん 最後方になってしまうじゃけんど、彼が乗った2レースは度外視す るけんなあ。ユタカなら別馬のようになって好位差しの馬じゃろ。 そういうこと、ようけあるけん。前走は好位から抜ける瞬間に2へ んも前が閉じられよったけん脚を余したんじゃ。そういう、とこよ。 阪神千四でも好位差しできるんじゃないか〜。昨日は、藤田にユタ カにノリじゃ。今日は、ユタカとノリじゃ。やっぱり競馬は騎手じ ゃけん、へたはあかんな。

 あんなあ、まっちゃま弁ですまんのう。方言で予想書いたんは、 わしが世界で初めてじゃろうなあ。デイリーも来週から、わしの好 きな神戸弁で書こかなあ(笑)。でも世界で初めてじゃないと、な ん言うか、燃えんゆうか、やる気起きんわなあ。じんせいいうんは、 そういうもんじゃろ。ほな、また来週な。あんまり馬券買(こ)う たらいかんけんのう。こうてしもたら、心配おしな(しなさんな)。 しかし、こんなもん読まされるもん(者)も、しんどいなあ、えら い迷惑じゃろなあ。わし、頭ん中がほいと(あほ)みたいじゃのう、 笑(わろ)たらいかんぞ、怒っとるんか、まあええがな。ほじゃ、 お元気でな。あたっとったら、ええのになあ。せっかく、よもだの わしが、こんなことしよるんじゃけん。 (R)
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09/11/29  Vol.1102  ジャパンC

 コンデュイットは買えない。入魂の2115字予想



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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
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● 日本の意地で

 ジャパンC。昨年よりは低レベル。ディープスカイがいたら勝て たろう。ブエナビスタもエ杯を使わないで出てくれば勝てたろう。 格とコースと距離だけで予想するレース。

 コンデュイットが岡田さんが勝ったので騒ぎになっている。血統 はホームページの日記に触れておいた。母がネイティブダンサーの クロスになるのが気に入らない。ダンサーズイメージが入るのがキ ズだ。種牡馬型と言うよりは競走馬型で、ここは勝っても不思議な い。ダルシャーンはJC2着のコタシャーン以外にも日本で鋭い末 脚が切れまくる。大好きだ。しかし、フサイチコンコルドの牝系で 血統表全体が重厚すぎる。競走馬型だろう。

 凱旋門賞→BC→JCがカギ。このローテはきつい。過去にはラ ンドが勝っているが、あの馬は重がカラッ下手で、凱旋門もBCも 重だからまじめに走ってないだろう。おまけにBCはレース中に外 傷まで負っていた。私の大好きな善人ロバーツが来日を待望し、日 本にきてからは疲労よりも外傷の手当に熱心だった。

 スタウト師はピルサドスキーとシングスピールでJC連覇したの で偉人となったが、シングスピールの時はBCがカナダのウッドバ インだったので、ウッドバインで2戦して動かなかった。そのとき はBCでピルサドスキーに負けたのに、動かさなかったシングスピ ールで来日してデットーリに乗り替わって、やっとファビラスなん とかをハナかクビでねじふせた。

 ピルサドスキーはBCで同厩のシングスピールに楽勝したのに、 その前の凱旋門賞でパントルセレブルに負けたので疲れたか、あ、 エリシオか、負けた相手は。それで来日せず休養に入ってしまった。 あるいはエリシオには勝てないと思って遠慮したか? うーん、ま さか。馬場適性を考えたら逆転できるから、エリシオから逃げたと も思えない。来日したのは翌年で、翌年は凱旋門賞を使ってパント ルセレブルに負けたんだ。それでイギリスに戻ってチャンピオンS を弱ーいなんちゃらに楽勝して態勢を整えて来日して、キネーンが エアグルーヴを写真判定でやっとねじふせた。

 今年のコンデュイットはキングジョージを勝って、凱旋門賞はシ ーザスターズに負けて、それも2着でなく4着、そこで岡田さんが 買って、BCをオーナーが使いたいと言うから、勝ったら1億円増 額の特約を結んで、弱敵がそろったロスのBCに乗り込んで、7日 に勝って1億円を上乗せして、成田に飛ばずになんとヒースローに 着陸し(チケットを買い間違えたとは思えない、いったん自国に帰 るという検疫ルールがあるかどうかは調べきれなかった)、厩舎で 15日に追い切って、ヒースローに運んで、成田に飛んで、白井で 検疫して24日に71秒、17日に府中に行って芝で63秒。ロー テを考慮して軽めですませましたとのコメントだ。これで負けたら 日本の恥だ。

 追切りを軽めにやるのはスタウト式で、長めをビシッとやるエリ シオのほうが人気なったのは有名な話だ。軽めはOK。でも、7日 は日本ではアルゼンチン共和国杯の前日だ。それから英国、厩舎、 成田、白井、府中ではいかがなものか。エ杯もマイルCSも外国馬 が好走したのは、関空に来て栗東のそばに入厩する新方式が奏功し たもの。少しでも輸送を減らして疲れを減らしたいので、大レース の合間に、階段を2弾跳びで上がって鍛えるような私のようなアホ はアスリートにはなれない。

 コンデュイットが日本にUターンしてきたのは、なぜなのか?  物でも落として拾いに行ったか? まさか。落とし物ならスクリー ンヒーローがいつも走りながら探している。私のネット検索では極 められなかったが、岡田さんが種牡馬にするために日本の馬場適性 の勲章がほしかったか、JC勝ったらまた1億増額契約があったか、 馬主が勝ちたかったか、真相は不明だが、いずれにしろ来年もスタ ウト厩舎で走るなら、まず来なかったろう。4番手評価とした。

 ◎はオウケンブルースリ。雨が心配だが、ジャングルポケット産 駒は良馬場の府中では切れ負けするから、少し渋るのはプラス。蹄 底が浅いので阪神大賞典みたいな重馬場はマイナス。腰が強化され たので、稍重くらいなら問題ないだろう。リーチが出てペースが秋 天よりも速いだろうし、距離延長もプラス、前走はシンゲンが邪魔 で外から被せられるとひるむ性格の弱さが出たのではないか? そ の分もプラスがある。ここで負けたら、あとは春天くらいしか勝て そうなレースがない。いくら音無先生でも8歳までは使わないだろ う。菊に続いて、ここで◎とした。


 太秦S。◎はガブリン。とにかく買えない理由の馬が多いレース。 ガブリンの前走はスタートでアブミが外れてレースにならなかった らしい。中山なら問題ないが、京都でもこのメンバーなら差せそう な気がする。

 間違えて、ネットで11Rだからアプローズ賞もダウンロードし てしまったので代金がもったいないので予想しよう。◎はタケショ ウオージ。このクラスもマイルで差しなら。
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12/12/09  Vol.1429  阪神JF

 ローブティサージュは名血



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「血統研究家・笠 雄二郎の ホースレター」12/12/09 阪神JF
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───Yujiro Ryu───-──────── Vol.1429────

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

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● 名血

 「重賞・メイン全馬の軸馬指数」は正月の金杯からです。月8日 以上で500円です。よろしくお願いします。私の心理的な迷いが 入らないだけ、いいと思います。

 阪神JF。アルテミスSの2頭は血統が似たもの同士だが、体調 万全にも見えないし、完成が近いとも思えない。◎はローブティサ ージュ。母が安田記念で2年連続◎にしたアサクサデンエンの同血。 だから、3代母はロゼッタの同血クロス4×4なわけだ。ヴィクト ワールピサのメイでもあり、クロスも代々多彩で、ウォーエンブレ ムの最高の配合をしている。これでダメならしかたないくらいの好 配合。前走は通ったコースの差で、負けたとも思えない。

 カペラS。◎はティアップワイルド。千四ならセイクリムズン。 ムーティエのクロスまであって千二は褒めづらい。千二で中山なら パワーとスピードと血統と走りの◎がいい。

 尾張S。◎はアースソニック。中京千二に好タイム。そのとき、 くだしたスギノエンデバーならシゲルスダチと同じくらい。京都の 負けはスローすぎた。このメンバーならオープンでも通用か。
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12/12/23  Vol.1433  有馬記念

 ブライアンズタイムは一気に強くなる



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「血統研究家・笠 雄二郎の ホースレター」12/12/23 有馬記念
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血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。
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● 勝負

 有馬記念。今年はメンバーが薄い。ナカヤマナイトやルルーシュ が騒がれるのを見るとそう思う。オールカマーやアルゼンチンでも OKらしい。

 ゴールドシップは成功パターンの配合で強いのだが、どうも厩舎 作戦で馬体増に作ったのが作為的なのだけど、動きが重い。私はこ の馬は薄めに作るほうが動ける馬だと見ている。でも、3歳で斤量 を活かして十分勝負になるメンバーだ。

 ◎はスカイディグニティ。ブライアンズタイムは母系が重厚な馬 が好きだ。ずっとそう言ってきた。ノーザンテースト×アレッジド で、リボー4×6なら問題ない。3歳で有馬を勝ったブライアンズ タイム産駒では、シルクジャスティスは3月に未勝利を勝って、6 月1日のダービーで2着。菊が5着で有馬を勝った。同じくマヤノ トップガンは3月の未勝利を勝って、5月までダートを走っていて、 秋は芝に転戦し、10月の京都新聞杯2着。その後、菊と有馬を連 勝した。

 スカイディグニティは6月に未勝利を勝って、秋はフェノーメノ の2着でもの凄く時計を短縮した。このオクテの馬が高速馬場で、 2分11秒0だ。その次がゴールドシップと差のない2着だ。調教 は動かない馬だが、ビッシリ追っているし、馬体が一回り肉が付い て、たくましくなってきた。やっとここで本格化か。本格化さえす れば、春は未勝利戦で苦労していた馬が、秋はG1を勝ってしまう。 それがブライアンズタイムの特徴だ。
シルクジャスティスは、Petingo とセダンとフェリオール。
マヤノトップガンは、Vaguely Noble と Alibhai。
それが底力の源泉となる重厚な血だ。
スカイディグニティには、ノーザンテーストと、Ribot がある。
 土曜の雨もブライアンズタイムには好都合だ。つなぎは長いが立 っているので、馬場は少し荒れたほうがいい。そして日曜は晴れて 乾いていく。天気の流れはピッタリだ。有馬の内枠というのも乗り やすいし、好位から行けるのもよい。血統と馬体とレース振りと、 枠から騎手までがピッタリで言うことない。私の競馬論に合ってい る。四角で内か中の5番手だぞ。的中するかどうかは運を天に任せ るが、迷いはない。


(以下引用)
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◎スカイディグニティ90点。
○ゴールドシップ82点。
▲エイシンフラッシュ78点。◇ルーラーシップ77点。

△オーシャンブルー65点。△ナカヤマナイト62点。

ローズキングダム55点。アーネストリー50点。トゥザグローリー50点。 △ルルーシュ48点。ダークシャドウ45点。

トレイルブレイザー38点。ダイワファルコン35点。 ビートブラック25点。オウケンブルースリ25点。ネヴァブション20点。

−−−−−−−(以上引用)−−−−−−−−−−−


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