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 更 新 履 歴 ≒ 日 記       2010







 おお、散る 井の頭公園の、桜散る夕べ




12/31
■大晦日と正月は、いつも何をやっていたのだろう。20代は帰省していた。あの頃はコンビニもなかったし店が営業してなかった。30代は覚えてないなあ。血統と株の研究と、ジャズ喫茶の「ふぃあてるぱうぜ」がやってた頃は通ってたなあ。40代は血統と予想とパソコンのカスタマイズをやっていたなあ。DOSの時代だ。50代はなんだろう。パソコンかなあ。パソコンも Windows が安定してくるとやることがなくなる。

12/30
■バナナは腐りかけたようなのが、いちばん美味しい。

12/29
■東京大賞典はスマートファルコンが、2分0秒4で逃げ切り。祖母なんか、シルバーシャークとか、Mah Mahal や Lady Josephine のオバケ血統だが、ここまで速いか。
■今日のように芝よりも速いペースで逃げているよりも、サイレンススズカで南井が逃げたように、勝てばいいという乗り方のほうが、馬の競争寿命が長持ちして見てて気分がよい。どちらが楽しいかは人の個性によるのだろう。

12/28
■正月も編集のゲラが出る。それを校正して正月明けにクライアント様に返すと、次の工程が滞りなく進むからだ。編集の在宅校正には申し出ない限り休みはない。校正と、競馬研究と、碁の布石勉強と、Jazzを聴くことで今年は過ごすか。

12/27
■ブエナビスタはよく考えたら、牡馬とやろうが、いつも1番人気だ。それで降着がなければ、豪華メンバーで競馬慣れしてなかった新馬の3着を除けば、[9−5−1−0]だというのだから凄い馬だ。オークスから1年間◎にしなかったが、この馬は◎にしようが○にしようが、出てくれば、ほとんど的中できる。計算できる牝馬というのは珍しい。私は知る人ぞ知る牝馬狂いで、名牝と言われる馬は逃さず絶賛してきたし、有馬もメジロドーベル、エアグルーヴ以来3回も牝馬に◎を打っている。でも、これだけ計算できる馬は珍しい。今回の有馬は馬体はギリギリに見えたが、松田博師は調教を少しずつ楽させながら、よく仕上げたものだ。角居師は3頭合わせの調教をやるが、最近はゴール前で勝負レースに出る馬を抜け出させるようになってからスランプを脱出したと見ている。やはり、終いはきちんと追う調教師が私の好みだ。

12/26
■○エイシンフラッシュと▲ドリームジャーニーは出遅れた。△ペルーサと△オウケンブルースリは最初から気張って行きすぎた。やり方が逆だ。最近の日本人騎手の限界を見た。◎ブエナビスタはスローでインの後方という中山のタブーをやってしまった。慣れない騎手のミスだ。△ヴィクトワールピサは展開が向いたし、インのグリーンベストを走れる1番枠が味方したし、騎手が中山慣れしていた分が大きい。三浦はスローで逃げたが、G1だと遅めの平均ペースのほうが後続も脚を使って勝ちやすい。遅すぎるから途中でピサにハナをつつかれてプレッシャー受けるのだ。結果的にスタミナ勝負に弱いヴィクトワールピサを喜ばせることになった。昔の騎手と比べて甘いが、これも勉強だな。
■ヴィクトワールピサは最初は▲だったが、ローズキングダム回避で、マークが前に行くと見て△に下げた。予想のやり直しは苦手だ。
■有馬を連覇した野平祐二は言った。「有馬は3コーナーから行かないと勝てない。3コーナーから行って、もたない馬は、有馬は勝てない馬だ。」と。有馬で脚を余すのはミス。
■2010年の3連複的中率38%、回収率130%。馬連はやられた。その他予想成績は「予想」のページをご覧ください。
■メーンレースの予想は52Rで(8−9−9−26)。G1の◎は10/22R(3−7−4−8)でした。G1の連対率は過去最高。3着内率は過去2位です。


12/25
■朝ドラの「てっぱん」が泣ける。私もいちおうシナリオ研究所を卒業したけど、てっぱんは脚本がよく書けている。

12/24
■私のローズキングダムの印は○の予定だった。でも、回避。ショックだった。私は金曜や土曜や日曜の回避がとても苦手だ。2回考えるというのが苦手なのだ。これで、一から全部の流れや仕掛けどころを全馬について考え直さないといけない。イシノサンデーの皐月賞は、月曜コラムを書いていたが、バブルガムフェローやダンスインザダークが次々に回避して頭が痛くなった。あれは酷い1週間だった。ローズキングダムは強い馬だし、乗るのは全盛期は過ぎたが武豊だ。いるといないとではレースが全然違ってくる。今度は全馬がブエナ・マークだろうか? ともかく、同じことを2回考えるのは昔から苦手だ。一気に考えるのを良しとする。

12/23
■ときどき、不思議に思うのは、保育園、中学校、高校と、学校の設立背景がキリスト教だった。そのせいか、クリスマスやミサに、あまり違和感はない。保育園のときに、「東方の三博士」になった私たち3人は、揃って3人だけ松山の中学校に汽車通学することになった。既に1人は他界した。三博士が贈り物に持っていった中にあった乳香の別名が、ロベール・ブレッソンが映画でロバにしたバルタザールのことか?(「バルタザールどこへ行く」)。 クリスマスになると、ピュアだった彼や私のインナーチャイルドを想う。あなたのインナーチャイルドは元気ですか。
■今月の囲碁は、5段以下の人に7連勝中だ。6段以上の人に4連敗中だ。

12/22
■冬至だというのに暖かくて平和で良い日。頭の中は有馬が近づいてくる。逃げるのはネヴァブションか。

12/21
■朝日杯はリアルインパクト、愛知杯はブロードストリート、阪神Cはキンシャサノキセキでないといけなかった。

12/20
■朝日杯はパドックで、どの馬もよく見えなかった。サダムパテックは出遅れるかどうかだった。デイリーにも出遅れなければと書いたが、そこまで考えたならリアルインパクトが◎だったか。ゲートの問題はいつも頭痛いが、攻めるべきか。人気を被っているのを後で見ていやな気はしていた。前走も出遅れをスミヨンがカバーしたが、今度は他の外人騎手が許してくれなかった。
■ラジオNIKKEIの格の高さを考えれば、朝日杯がG1というのは不自然だ。

12/19
■NHKの「坂の上の雲」の冒頭シーンに松山城の石垣が出てくる。学校が終わると、あそこを登って遊んだものだ。懐かしい。

12/18
■世界すべてが幸せでないと本当の幸せはない、世界すべてが幸せでないと個人の幸せはない。(宮沢賢治)

12/17
■中国や朝鮮で、拉致とか戦火とか何かあるたびに不審者扱いされる。ここ8年、どこに住んでも同じことの繰り返し。反発しても後が良くない。3文字名前は日本にしかないから、名前が雄二郎なら日本人に決まってますよ。
■予算が次々に決まっていくが、35人学級とか国債の利払いに困っているときに優先順位としてどうでもいいことばかり。いずれ数年後には緊縮財政になるだろう。

12/14
■朝日杯と有馬がつまらない。秋のG1でややこしいのはJCダートだけだったかもしれない。こんな年もあるんだなあ。血統論と配合論と予想法の研究は終わった。今度は競馬小説の構想でも練るか。

12/13
■ヴァーミリアンが引退した。名配合で凱旋門賞2着したエルコンドルパサーの血がどこかの馬を通して生き残ることを祈る。
■ホエールキャプチャは脚質が安定しないので印は下げてしまったが、あれはステキな馬だ。パドックで流れるようなラインで歩いていた。背中に弾みがある。まぐれではないから、どこかで一発ある。クロフネの最高傑作かもしれない。レーヴディソールの福永はこの馬は気を付けたほうがいい。Nashwan かなあ。Blushing Groom かなあ・・・。

12/12
■阪神JFはデイリーもメルマガも長い予想を書いたが、読みどおりレーヴディソールのほうが勝った。ブエナビスタもレーヴディソールも血統は90点か95点だが、馬体やフォームがすばらしい。見ただけでバネがあるしムダがない。これがわからない人は馬の話するとたいへんだろうなあ。予想で、レーヴディソールをけなしている人を見たが、そういうことを3回とか5回とかやったら、その某氏は競馬やめたほうがいいと思う。何が名馬なのか何が名レースなのかを見る目がない人ということだ。もちろん誰でもうっかりや苦手のタイプはある。でも誰かは書かないが、何回も何回もやる人はいつもやっている。そういう人が競馬談義を書いたり話したりしても読まないほうがいい。ほとんど錯覚だから。同じ世界を見ていても、別の世界を見ている人というのはいるものだ。
■少なくとも現時点では、この馬はすばらしい。顔相は私の好みではなく名馬の一生を送るかどうか疑問があるが、現時点では気にしないことにしている。あとはキ甲がもう少し成長したときに、背中のラインとひばらあたりがどうなるかだが、先の話だ。
■レーヴディソールとダンスファンタジアはデイリーで血統比較だけでなく、馬体比較まで書いてしまった。専門外のことを書くのは、外れたら大恥だから、やってはいけないことだが、外れる気がまったくしなかったから、平気で書いてしまった。もう、恥とかどうでもいいから書きたいこと好きなことを書くのだ。「デイリー」のページに転載しておきましたので、ぜひ読んでください。

12/10
■藤沢市の公式ガイドブックを市役所内部で、職員に校正させたら、120個所も誤植が出たまま、流通してしまったという。平安京と平城京の違いがわからなかったり、市民栄誉賞の受賞者の五輪メダルが金が銅になったり、めちゃくちゃだ。広辞苑でさえ何度も岩波の優秀な校正者が校正しても誤植があるのだから、私は120個所ではすまないと思う。既に企業は優秀な外国人を採用し始めたし、中国の大学は日本の大学からの姉妹提携の話を意味がないと断ってきている。気付かない人が多いが、国家の衰退だ。
■アメリカの理科系の博士号取得者が、日本はインド、中国、韓国などの4分の1になっているそうだ。東大の順位は、香港大学に抜かれて、世界24位に落ちたそうだ。債務危機が騒がれる頃までに、日本の有識者がこの危機に気付くかどうか。

12/8
■私が若い頃に繁盛していたもので今は衰退したもの:相撲、プロ野球、競馬、競輪、麻雀、ジャズ喫茶、映画館、ビリヤード、ボーリング場、碁会所、本屋、古本屋、地場証券会社。隆盛になったものは、チェーン店、コンビニ、サッカー、スロット、カラオケ、アニメ、パソコン、ケータイ、ゲーム、イジメ、万引き。やれやれ、町が寂れるわけだ。

12/7
■柔らかい馬とは、という話になる。以前にも書いたが、Solario と Tetratema は、私は柔らかいと思う。ネヴァービートやバーバーはその遺伝的な影響を受けている。Tetratema には、Ayrshire と Bend Or, Rouge Rose があって、Bend Or≒ Feroniaになり、もんすーん様が言う Blenheim の祖母も、なるほど、Ayrshire と Bend Or, Rouge Rose が、Bend Or=Rose of Lancaster≒ Feroniaの形で入っている。Solario も柔らかいが、Bend Or≒Feronia だ。という具合に共通項というものはあるものだ。血統研究は何万時間、夢中になろうと、果てしがない。
■明日でジョン・レノンが殺されて30年だという。あの日は編集プロダクションの忘年会をやっていて、そのニュースを持って1人飛び込んできて、全員驚いたものだ。愛だぜ愛。

12/6
■JRAは5重勝を売るという。とんでもない。競馬は生産であり、血統研究であり、乗馬や騎乗であり、番組や歴史であり、スポーツや勝負の駆け引きであり、馬券研究であり、儲かったときに仲間に奢るコーヒー代であり、思い出であり、その総体の「文化」だ。文化というのは映画でも音楽でも落語でも、その総体である。宝くじみたいな単なるギャンブルの側面を強調していくと、必ず廃れていくだろう。TV番組も馬券もどんどん文化レベルが下がっていく。

12/5
■「デイリー」と「ホースレター」を更新しました。ホースレターで昨年のメビウスは◎と書きましたが、○でした。書くときの変換ミスです。
■シルクメビウスはスタート後に前が狭くなって、位置どりが後ろになってしまった。3ハロン目が、12.7秒と遅いから、あれがロスで、グロリアスノアのところにいないといけなかった。こればっかりはしょうがない。
■UHFで25年楽しませてくれた中央競馬中継が年末でなくなるという。KBS京都もなくなるから、首都圏と関西圏でクロウト好みの味のある競馬中継がなくなる。なんというマイナスな話だ。あとはBSで芸能人的な番組へ移行するというが、ネットでは誰もが残念がっている。JRAのCMも芸能人がバカばっかりやっておもしろくもなんともない。競馬文化を潰す気だろうか。

12/4
■今住んでいるマンションは単身世帯ばかりだが12部屋あってひきこもりが2人いる。ニートはいっぱいいる。ひきこもりの1人が毎晩私を寝ている途中で何度も起こす。もう1年我慢していたが、とうとう未明に警官を呼ぶ。部屋を訪ねると音がしていて人の気配はあるのに出てこない。これが今の日本だ。
■血統・配合マニアの人は、Solario の研究をすると必ず役に立ちます。Newminster= Honeysuckle3×4、Volley= Voltigeur4×4、Rataplan= Stockwell4×4と全きょうだいクロスが3つある Ayrshire は1885年生まれの名血で、その影響も受けています。

12/3
■NHKで「漱石の五七五」をやっていた。めったに観ないTVの覆いを取って、ふるさとの松山城をじっくり観て堪能する。中学高校の体操の時間は、30分であの山の頂上まで、裏から登って降りてきていた。裏は胸を突く急坂だが、急坂は得意で、一度だけ2位入線で超大穴を出した。懐かしい。

12/2
■暴露の時代か。
■毎朝、裸になるのは暴露の時代とは関係ありません。

12/1
■子供の頃、素っ裸で体操していたのは、もちろん戸外です。そのせいか、バカは風邪ひかない。千葉に住んでいた頃は、窓開けて裸で体操していたら、窓の向こうのほうの道に、奥さん連中が顔を出して、おかしな奴がいると、こちらを覗いていた。覗くな(笑)。

11/30
■今年のG1の◎は、[2−6−4−6] です。秋のG1は、 [1−4−1−1] です。JCダートが難問ですが、ここを通過すれば、年度で、[4−8−4−6] くらいとなり、過去最高の年、97年、02年、05年を少し超えます。狙います。
■「デイリー」と「メルマガ」のページの更新は、日曜の夕方から夜です。そちらも、毎週読んでください。お願いします。
■『十六歳で美しいのは自慢にはならない。しかし六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ。』 マリー・ストープス(社会活動家)

11/29
■ユタカは晩年の野平祐二さんのような必死な肉体鍛錬をしているのかな。引退間近のユタカやアンカツを抜き切れない若手にも痛痒を感じる。仏英の騎手と比べて日本人騎手は3馬身から6馬身劣る。刀を抜いた瞬間に切れない。騎手学校は入学時に膝と腰の強靱さを検査したほうがいい。でないと、プロになってもムダだ。私は今でも1日3回体操しているが、子供の頃は相撲をいつもとっていたし、毎朝、雪の降る日も裸で体操していた。椅子でなく畳に座る生活を42歳まで続けてきたから、立ち上がるときに膝を使って速かった。日本人の特徴は、膝と腰の強さだったのだが、それも消失した。この国は滅ぶかもしれない。

11/28
■Twitterで農水省関係者からお二人も、私の保育園から高校まで一緒に通ったポン友の須賀田菊仁君の人徳を褒められて驚く。局長を歴任したのに、事務次官レースを後輩に抜かれたのは、病気のせいだったのだろうか。戦争で苦労した家に生まれて、小さな頃から大きな志を持っていたやつだったが、もっと日本のために大きな仕事をやらせたかった。6年生中高一貫校の校風が文武両道で、今は西日本一円から生徒が集まる単なるクソ受験校に落ちぶれてしまったが、当時は旧制高校のような校風だったのが忘れられない。そして今では私しか知らないが、保育園や小学校の頃は、もっとピュアだった。少年よ背筋をちゃんと伸ばして大志を抱け。愛と光の道を歩め。
■ジャパンCは最後は歴史的などんでん返しだった。しかし、先着したブエナビスタが光速で抜いた後の進路の問題にすぎない。妨害する前に、既に2着入線のローズを抜いているのだ。そのローズはきれいに3位入線のピサを抜いているのだ。だから、着差は損しているが、誰も着順的には損していない。ユタカが追い出しの瞬間によろよろしたのが、最大の問題だ。その瞬間にブエナのスミヨンは、既に抜き去った。府中はかまぼこ型馬場で内に向かって緩い傾斜があるから、内から外によれるほうが問題は大きい。まあ、降着でも2着でよかったけど。
■ブエナのスミヨンが2週間の騎乗停止で降着。ギュイヨンはおとがめなし。これはおかしい。どう見てもギュイヨンの方がひどい。3着のピサは3着に降着すべきでは(笑)。
■ピサは3着ではなくエイシンフラッシュの進路を2回、往復で妨害しているから9着だな。そうすれば3連複で儲かった。理解できない不思議な審議だ。スミヨンの談話:「直線は内から来た馬(ヴィクトワールピサ)が隣の馬(ローズキングダム)に寄って、その隣の馬がこちらに来たので手前を替えてしまい、内にササルような感じになりました。ここは日本なので日本のルールに従います。」(ラジオNIKKEI競馬実況web)

11/27
■JCはアヤがいっぱいある。めったにない、すばらしいメンバーだ。どうなるやら、難解すぎる。まず、騎手かなあ???

11/26
■人生の仕事や趣味の発想は、40歳までに出尽くしている気がする。それまでに研鑽したことの反芻を、折に触れてやっている感じか。だから、若い人は40歳までに、いろいろなことに取り組むことが大事なのではないだろうか。

11/25
■少年事件で死刑判決が出たみたい。私は60万件の事件を収録する法律データベースの校正を25年やってきて、少年事件を何百件と、一字一句読んできたが、たいてい家庭環境に問題がある。いくら事件が残酷でも、私なら死刑判決は言い出せない。日本はもっと人権を重視してほしい。

11/24
■サクラユタカオーが死亡した。「エッセイ」のページの美しい馬10に入っている。パドックで陽を浴びて立っている姿を見惚れていたのを忘れられない。なんとも言えない気品のある美しい馬だった。あの馬に、Nasrullah を教わった。ありがとう。
■美しい言葉だ。RT @fushigi888: 『十六歳で美しいのは自慢にはならない。しかし六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ。』 マリー・ストープス(社会活動家)

11/23
■予想法は完成した。もう、外しまくるわけにはいかない。けっきょく、今回の思考法の変更は井の頭公園の散歩を中心に4000時間掛かった。過去の経験では、72年頃、77年頃、94年頃、97年頃と、たいていのことは、3000時間くらい一心不乱に考え続ければ、落ち着くところに落ち着くものだ。
■私はスミヨンが現在の五本の指に入る名騎手だと思うが、ダノンヨーヨーを坂降りて直線に入るまで持ったままで坂を下りてきたのにはガッカリした。音無師も怒っていたが、私もゴール板過ぎてから先頭に立つような脚を余す競馬が大嫌いだ。父がダンスで母の父がマイラーという逆配合のせいかフォームの悪さが、いろいろ損をしてしまうマイラーだが、相手も大したことないのだから、あれは勝ち切らないとおかしい。

11/22
■いつものように片道2時間かけて新松戸の歯医者に行く。昔住んでいた頃のジャズ喫茶の仲間の客の先生だ。散髪だろうがなんだろうが一流の職人でないと相手にしない。ダイエー前の角から馬橋の角まで数百メートルの間の商店会で、今年に入ってからだけで20店舗が店を閉めたそうだ。そこの主人が店をたたみ、店員は失業したわけだ。景気がよいとは思えない。バブルの頃は人出で凄かった町が、住民の高齢化もあるかもしれないが、夕方なのに人通りまばらで、ひっそりしている。

11/21
■人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己れを尽くして人をとがめず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。(西郷隆盛)
■菅直人を褒めた人を周囲でもTVでも見たことない。でも、総理を辞めない。この国は大丈夫か。
■スミヨンの騎乗は芸術だ。出遅れても4コーナーまでに位置どりを挽回してきて、おまけに1枠でも馬群の中から外に出してきたり。走っているうちに位置どりを自由自在に稼いでくる。デットーリも1周する間に位置どりが上がってくる。200mで40cm稼げば、2000mで400cm違う。どうしてそういう技を磨かないのだろうといつも騎乗シロウトの私は考えて悩む。騎手の外国人と日本人の差は3馬身から6馬身くらいある。
■騎手に対する信頼感がないと、馬券の売り上げは落ちる一方だろう。
■マイルCSは◎ダノンヨーヨーが2着で、良し! と思ったら、内から来た岩田までは印が回らなかった。◎が命の予想法・馬券法だから、これで満足とする。今年はG1もG3も◎の3着内率が良い。予想法は完成だろう。サプレザはデイリーに書いたとおり4コーナーの反応が悪い。それを書いたのと、キンシャサノキセキを1秒で消したのが、他の人よりも優っていたと秘かに思う。ユタカのオウケンサクラはどうでもいいからエーシンフォワードだったなあ、とも思うが、前走でせめて5着なら・・・。書くと悔しい。ユタカは言うと悪いが終わっているな。

11/20
■井崎さんが府中の午前中に東スポ杯とマイルCSの予想をやっているのを、東スポが Ustで配信していた。社杯である東スポの記者の予想を顔をのぞき込むようにして真剣に聴くそぶり。あの人らしい。こういう配慮がきちんとできて、人間性の良さがしのばれる。こういう人間性の人か、強烈な努力をしている人でないと、10年以上の長い期間は成功しない。仕事はそういうものかと改めて感心する。
■JRAはコースの幅員から、ダービーの28頭立てを20頭まで減らしてきた。おまけに射幸心の抑制という観点から馬連導入時に18頭に減らした。今や、コース改修してスタンド前も広くなったし、射幸心が不足しているくらいの国になってきたから、20頭に戻すべきではないか。まさか、コンピュータプログラム上、20頭立てでは組み合わせが多すぎたということではないだろう。過ちを改むるに憚る事なかれ。私は28頭のダービーやオークスを買って興奮していた。あれは凄いスポーツだった。ダービーとジャパンCくらいは20頭の熱狂を見てもいいのではないだろうか。

11/19
■マイルCSは印が足りないから、逃げ先行馬は潰れると決め打ちするか。
■世界の債券相場がおかしい。債券は借金の借用書だ。

11/18
■わからなかったら、歴史に学ぶこと。
■今日はモーツアルトのクラリネット協奏曲をケルの演奏で聴く。かれこれ5時間聴いているがまだ飽きない。ケルは音に艶があって、録音は古くて感心しないが、そのマイナスを補ってあまりある。このクラリネットを聴くと、カール・ライスターとかも上手だが、なんとなく物足りない。指揮がカラヤンでクラリネットがケル、というのがあったらいいが、時代が違いすぎるな。
■内閣府発表のひきこもり人数は70万人らしい。日本は新興衰退国で間違いない。

11/17
■日銀が日経平均ETFを買っているという話。何考えてもムダだ。
■おからの惣菜を食べると翌朝のお通じが倍になる気がする。
■エイシンアポロン回避。有力馬は外国人騎手ばかり。当然だろう。日本人は、お子ちゃまみたいな幼稚な騎手が多すぎる。大人と子供の感あり。大卒の就職内定率が低いのも同じこと。外国人採用は増える一方だろう。日本は海外メディアで新興衰退国と言われ始めた。教育やしつけの崩壊のせいだろう。

11/16
■米国債急落。日本の証券会社に強気な若手アナリストが多くて驚く。
■メルマガの「血統研究家・笠 雄二郎のホースレター」は今週から「笠 雄二郎のホースレター」と「まぐまぐ」で改題が認められました。他の発行サイトでは従前どおりです。ご購読は「まぐまぐ」でお願いします。他のサイトは配信エラーがあったり、いろいろな面でたいへんです。
■スノーフェアリーは、ロベルトやインリアリティをクロスさせるので、かなり粘着力がある。加えて、4代母の、Troy× Alcide という配合は、アリシドンのクロス4×3やハイペリオンのクロスになるので、凄いといえば凄い。マイラーの血が多いからレジャーは長いのだろうか。デビューの頃は短距離を使っていたのはちょっと考えすぎか。とすると中距離馬だ。
■秋の3連複の回収率は205%。3連複は配当が安いから人気ないけど、ステキな馬券です。あとは、ワイドの1点勝負の勝率を上げよう。

11/14--2
■エリザベス女王杯の勝利Jのムーアというのは凄い。ダービー、オークス、BCなど世界の大レースを総なめにしているらしいが、それだけのことはある。膝のクッションが良くて、伸ばしても乗れるし、背中が丸まってないし、手綱引っ張って馬とケンカせず折り合いピッタリ。スミヨンみたいなレベルだと思う。凱旋門で最後は蛯名に競り勝ったが、最後はよくがんばった蛯名が、根負けしたという追い合いに見えた。欧米と日本の差は、馬よりも騎手が大きい。

11/14--1
■エリザベス女王杯も3連複的中。安かったが。これで秋のメーン重賞は、10レースで6レース的中。3連複は買い方が完成しつつある。
■「デイリー」や「ホースレター」のページも更新してますので読んでください。血統の話はあまりしなくて、デイリーにいちばん多いという困った男です。
■エ杯は馬場が悪くて時計のかかる日だった。今週は月曜から雨量は金曜に1mmのみだったが、朝から泥が跳ねていた。勝ったムーアのヘルメットも泥だらけ。日本の差し馬が揃って外へ行ったのは、外差しの馬場だから当然だろう。勝った馬は強かったが、ロックドゥカンブみたいな血統だ。関係者が雨を希望とか言っていたが、昔のJCみたいに水を撒いた可能性も否定できない。もともと、水を撒かなくても今秋の京都は既に不良馬場の競馬が多かったので馬場が荒れている。だから、撒いてないかもしれない。アパパネやメイショウベルーガは良馬場がベターだが、勝ち馬には内も外も関係なかったろう。今まで、JCや京都のG1が日本馬優勢だったのは、東京と京都の馬場が日本一軽くて硬めだからだ。芝が泥を蹴上げるようになったら、その要因が消えて、外国の一流馬にはとても有利になる。スノーフェアリーはたしかに馬場がどうこういう前に強かったが、例年みたいに軽い芝だったら、もう少し差は少なかったと思う。
■今週の京都は秋の開催で初めて、ふだんよりも洋芝が2cm長かった。(JRAホームページの「馬場情報」)。

11/13
■何度も言っているが、日本は既に、made in Jpapan の神話はアジアでも崩壊しつつある。たまにTVでも言い始めた。これに大半の官も民も気付いていない。メーカーは薄々気付いているからTPPにすがろうとしているが、韓国が推進しているように個別のFTAかEPAが先だろう。
■子供手当支給は国内居住が条件になった。あたりまえだろう。まじめにやってくれ。
■エリザベスの印の変更を夜に「赤い血の◎」で行ないました。

11/12
■秋の3連複の的中は5レースでした。悔しい菊を勘違い。メーン重賞の回収率は218%です。
■NHKの朝ドラの「てっぱん」は泣ける。涙もろくなったものだ。
■情報管理が不備だとか誰が悪い彼が悪いとか、イジメだ、家庭内暴力だとか、いろいろあるが、みんなで仲良く暮らせる日がこないものか。

11/11
■9月の中央開催に戻って、メイン重賞は、9レースで、3連複を6レース的中している。何も考えないとあたる(笑)
■重い物持つのに飽きてネットショッピングしまくる。今月6回配送で届いたネットショップのグッズたち:金運カレンダー(1枚2カ月式)、神宮館の暦、faxロール紙、シェーバーオイル、デンタルフロス「リーチ・クリーンブラスト」、蛍光灯型電球パルック100W、ピロケース、林原プロポリス「プロフィーラ・リキッド」、「プロフィーラ薬用ハミガキ」、「ナスハミガキ」、生分解する洗濯洗剤「海へ」、石けんボディソープ「パックスナチュロン」、碁の本「七段合格の手筋」、除菌消臭スプレー・100%フィトンチッド「森のココロ」など。
■駅売りの新聞の販売部数が激減しているという噂を聞く。ネットの予想サイトの売り上げも総じて減っているらしい。凄い世界に突入しつつある。

11/10
■火曜のNYの米国債相場が下落した。金銀は乱高下。こういう日は要注意だ。上がっていた日本株の先物のカイは手じまっておく。日本だけ上げて、アジアと夜の欧州は安い。NY待ちだが、とにかく注意する。
■エ杯は今までは格が通用したレース。底力のある血統のほうがベターだ。今年はどうか。

11/9
■コスモヘレノスの前走は内容がありました。たいていの人は興味ない馬だから見てなかったと思うけど。
■いちばんだいじなものは、目に見えないものだ。(ミヒャエル・エンデ)

11/8
■わが中日は、ついに力尽きた。これで50年間応援していて、まだ日本一がない。涙も出ない。
■もっとも、私は57年、58年の西鉄ライオンズ黄金時代に2年連続日本一の美酒は味わっている。稲尾の6試合登板、稲尾のサヨナラホームランとか、あの野武士軍団の大活躍は忘れられない。セリーグのほうは中日を応援し始めたのが、その翌々年からだった。あの思い出があるから、まあ、いいか。

11/7
■アルゼンチンはジャミールの乗り替わった大庭が最高の騎乗をした。褒めておきたい。インが伸びる馬場で後ろから行く馬を意地でもインにこだわって乗ったのは正解だ。あれくらいの意地がないとプロではない。だから、よかったな、大庭よ。私はこのところ一生懸命乗っている三浦に◎を打って、これも3角から外に出す余裕の騎乗で、騎手としての安心感が出てきた。3着の中谷はハンデ重賞でないとめったに乗らないが、知り合いの縁があるので、3着狙いと公言して3連複を的中。義理を欠かなくてほっとした。3連複は今年大儲けで、今年の馬券はあと全部はずれてもプラスは確定だろう。
■40年競馬をやっているが馬券はトントンくらい。株はバブルの大崩壊があったが、儲かっている。そういう人間も世の中にはいるのだ。今日はゼニの話をして、いやな日記だが、アルゼンチンの上位3騎手がすばらしくて楽しい競馬だった。
■今週の反省点は、エーシンリターンズが◎だった。そりゃまあ、そうだなあ。
■昨夜は日本シリーズ史上最長試合を見た。疲れた。気合いが入っていたチェンを代えなければ簡単に勝っているのに。落合がペナントレースの試合をしている。日本シリーズは好調投手が2人いれば勝てると言われる。心中してほしかった。日本一の道は遠いなあ。

11/6
■アンカツが風邪で乗り替わり。3場開催で騎手がいないとはいえ、大庭だ。大庭にとっては、このジャミールをどう乗るかで人生が決まってしまう。でも、◎は打たない。ケイティーズジェムの福永も、ラドラーダの北村宏も下げすぎ。下げて負ける騎手が多い。騎手がレベルアップしないと、気合がほとんど抜けていく。地方騎手を乗せないと馬券は毎年売り上げを減らし続けるだろう。見え透いた話だ。

11/5
■日銀がETFも買うと宣言した。資産バブルを起こす意思かもしれない。私は金融緩和はコモディティと言ってきた。パラジウム、銀、原油などは上げている。株式の予想PERは、日17倍、香港16倍、上海17、インド20、韓国11、ブラジル14、NY13、ナスダック19、英12、仏11、独12倍と、一時期よりは落ち着いている。(投資判断や資料は自己責任でお願いします)。
■金属資源の需要と埋蔵量との相関・予測は「物質・材料研究機構」の調査報告がネットにPDFで出ています。ネットの時代らしい。

11/4
■ファンタジーSは決まった。アルゼンチンは現在2択。ここまでは簡単なのだがなあ。中日はおそらく岩瀬次第ではないか。

11/3
■夜23時に、やっと我がドラゴンズは勝った。

11/2
■今日は久しぶりに晴れている。久しぶりに湿気もない。今日はどこに出かけようか。
■競馬週刊誌も買わなきゃ。火曜に買うというのは感覚がずれるが。スワンSはマルカフェニックスだった。春の千四の実績は威張れる。スミヨンで幻惑されたが冷静ならこちらだった。これが先週の反省点。
■メルボルンCはトウカイトリックは負けた。勝った Americainは Dynaformer×アラジ(Blushing Groom)×Green Dancerで、Nasrullah5×5。この母系は距離不明の血ばっかり。バゴやマチカネフクキタルを参照されたし。
■ネットで団亭鞘次郎さんが鋭くツイートしていたが、Americain は、マヤノトップガンやトーホウシデンとそっくりだ。マヤノトップガンとは5代までに5つ、トーホウシデンとは7つの血が共通する。美しい。

11/1
■「失敗を怖がる人は科学者にはなれない」。高校の頃、寺田寅彦は人気だった。自分の頭で考えるしかない。血統は科学っぽいことを言って人をだます輩がいる。そういうやつがいやらしい。
■レースはほとんど考えないことが必勝法かもしれない。考えすぎてもろくなことはない。
■今年の日本は秋があるかないか、微妙なところだ。9月からマフラーをしている人もいる。いずれにしろ、穏やかな心で人々が暮らせればいいと思う。
■今週は月曜に競馬があって、週刊誌は火曜発売、追い切りは木曜が多数か。1日損している。G1の週でないから、アルゼンチン杯に集中して流すか。

10/31
■フランスのジョッキーは上手だ。ペリエとルメールも大好きだが、スミヨンも好きだ。安心して馬券が買える。馬の自由化よりも騎手の自由化が先だと言ってきた。まず、最初は中央と地方の垣根を取り払うこと。その次が外国人ジョッキーの自由化だ。レースの美しさが全然違う。今日のレースで外国人Jの騎乗の美しさが分かっていただけたと思う。ダービーに何頭も外国馬枠を作るよりも先に外国人Jの自由化をするべきだ。競馬退潮を防ぐには、絶対にそれしか考えられない。
■今日のスミヨンはスタートが悪くてひやっとしたが、すぐショウワモダンとジャガーメイルの間に入って位置どりを上げた。あれが勝因だ。日本の騎手は折り合いを気にして出していかない。すぐ抑えて4コーナーの位置が悪くなる。スミヨンはいつも折り合いが上手に付くから、あれくらいのことで遠慮しない。そのあとは行きたがる馬を抑えて、自分がインタビューで言うには、あと500mで包まれないように仕掛けたそうだ。馬に気合いを入れていた。日本人ならまだ待つだろう。ペルーサは伸びない外を回さずに前の壁が開くのを待ったのが正解。ゲートが上手になればG1はいつでも勝てる。ブエナビスタは予想に書いたように強すぎて反抗する気もしない。スミヨンなら反抗はムダだ。シンゲンは後ろすぎた。武豊のアクシオンは前残りの馬場で依怙地にケツから行って武らしく届かない競馬をわざわざやってみせた。ジャガーメイルとエイシンアポロンは前が狭くなって競馬をしていない。次走は怖い。

10/30
■と、下記のように台風のことを書きましたが、「ホースレター」追加送信に記載のように、スカッとした台風一過となりそうにないです。馬場状態の回復は遅れそうです。◎に変更はありません。

10/30
■東京競馬だけ中止は予想どおり。競馬開催は馬の競走の可否ではなく、観客の輸送手段の確保で決まるから、水や風に弱い武蔵野線が主となる以上、中止の判断は妥当だろう。これで月曜に土曜東京競馬をやるから、来週の週刊誌の発売は火曜、追い切りは木曜とずれ込んで、競馬関係者には苦痛の週となる。なお、台風の翌日の日曜だが、晴れて風が吹くから一転して馬場は乾いていく。過去の例だと、台風が競馬場の東を通過し、西に大陸の高気圧がある場合は、晴れて乾いた北西風が吹くから乾きが特に早く、良馬場のケースが多い。台風が競馬場の西を通過すると翌日も湿った南風が吹き込むので乾きは遅い。というわけで、明日の日曜は午後3時には、競馬場発表の含水量計算値で見ると、やや重か良馬場に回復するだろう。馬場は今週からBコースだが、やはりイン伸びの馬場だろう。重だと中も伸びて、条件はどのコースどりしても同じか、やや中有利となるが、やや重か良に回復していくと、インから路盤が排水しやすいのか、イン伸びの可能性が大だ。天皇賞のこの枠順だと、あまりコースの内外にこだわらないほうが無難だと思う。時計は芝の葉長は先週と同じだが、芝刈りをする月曜時点の推測値なので、週中の天気が天気予報よりも悪かったので、生育は先週よりは1cmくらい悪いと予想している。野芝10cm、洋芝12cmか。天気と、馬場状態と、芝の葉長と、今年の出走馬の能力と、レース展開を勘案して、1分59秒前後か。ま、全体的におおざっぱに考えた末、軸は私の◎だろう(笑)。

10/29
■今年は原稿書いたり、予想法考えたりで、けっきょく、まだ3日しか休んでないなあ。本を読みたいのだけど、寝る10分前まで何かをやっている間に終わる。
■「拙き人の、碁打つ事ばかりにさとく、巧みなるは、賢き人の、この芸におろかなるを見て、己れが智に及ばずと定めて、万の道の匠、我が道を人の知らざるを見て、己れすぐれたりと思はん事、大きなる誤りなるべし。」(徒然草百九十三段)。そりゃまあそうだ。
■10月末の台風接近で、土日の競馬がどちらが順延か読めない。もう冬みたいなのに。

10/28
■肌着を長袖にして寝るが、窓は夏の癖で開けたまま。すると朝は7℃まで下がっていた。冬布団にしておいてよかった。朝起きたら風邪気味だったが、昼すぎには治る。ふつうの風邪は1日で治る。風邪は「医者に行って1週間、医者に行かずに1週間」と言って、1週間かかるのが通例とされるが、1週間風邪引いていたのは、今世紀は02年に1回あるだけだ。子供の頃は雪が降っても裸になって体操していたなあ。。
■碁は少しは上達して内容は良くなったが、攻めすぎて負けが多い。徒然草に碁の話があると碁会所の貼り紙に書いていた。そうだったっけ。つれづれなるままに、ひぐらし碁盤に向かいて・・・か。今は古文の授業なんてあるのかな? 徒然草や大鏡や日本書紀を読んでいる人がいるのだろうか。さびしい話だ。
■秋天の枠順が出る。枠よりも台風直撃で順延か道悪か、考えないといけない悩みは多い。

10/27
■先週、Tシャツをしまい、長袖にする。夜にふとんを夏から冬に替える。敷き布団は廃止しているから板の間にカーペット敷いて汗取りパットを敷いてその上で寝る生活。硬いところで寝ると背骨がしゃんとする。肌着はまだ半袖だ。ジーンズの色は10月、ジャケットは4月用。パジャマは10月用。バラバラ。冬は寒そうな予感。少しでも薄着で耐えて、粗食で耐えて、肉体にサインを送ることにする。寒ければ部屋では体操、外では兵隊歩きをすれば暖まる。
■ジャワ島で噴火、スマトラ島で地震と津波、被害が大きかったらすぐ駆けつけて友邦国になろう。遅く行くとまた評価が下がる。
■ネットの板でブエナビスタ秋天回避のデマ。競馬の板までこうなってきた。背筋をしゃんと伸ばして生きるしかない。

10/26
■逝ってしまったクラキングオーは、スズカコバン×シングルロマン×オンワードゼア。シングルロマンは、ナイスダンサー×マロット。合掌。
■東証は寝てしまっている。売り物を年金で買っているのだろうか。切ない市場だ。
■リアルインパクトは、Gulf Stream≒ Heliopolis だ。これはほんと凄いクロスだ。

10/25
■ニシノブルームーンが脚部不安で引退。前走は負けすぎだからおかしいと思っていた。Vマイルの複勝950円の◎は会心だった。
■ローズキングダムは誰に乗り替わったらいいか考えたが、誰も思い浮かばない。外国人騎手はペリエもルメールも来てくれないし、これでは馬券の売り上げはマイナスが続くに決まっている。そろそろ、若手を育てないと馬券の買いようがなくなってしまう。野球を見ていれば分かるが、ブームが醒めるときはあっという間だ。
■淀の長距離の名勝負は数多い。昨日から何度も見直した。ライスシャワー、マヤノトップガン、レオダーバン、ミスターシービー。消極的な騎手はつかまって回ってくるだけだ。ロンシャンと同じで追い込んでもしかたないんだよ。

10/24
■1日2食。粗食、栄養はタンパクと脂肪はなんとかとっている。ビタミンとミネラルはサプリで大量に摂っている。食べすぎで71.5 kg。生涯最高体重になったから秋は5キロ減らしたい。
■奄美はかわいそうで見てられない。総理大臣は何も言わないが、誰も責めない。奄美はかわいそうだ。
■Tシャツをやめて秋物の長袖を着る。ついに遅まきながら衣替え。
■リアルインパクトは血統とレース振りはすばらしい。馬体は見なかった。
■ユタカは負けたら騎乗依頼がこないだろうとメルマガに書くつもりで忘れたから、ツイッターでツイートしておいた。淀の長距離の2周目の下りで待ちすぎる騎手はダメ。福永洋一のニホンピロムーテーの名騎乗の頃からダメ。競馬アナが淀の坂はゆっくり降らないといけません、と何年も言うから、歴史を知らないジョッキーは間違える。淀の下りは追い込み馬でも4角5番手以内にいるのが、私が若い頃の競馬の常識だった。前に壁を作って、馬の後ろで折り合いを付けようとすると、馬群は縦長になって、前が残る展開になると届かない。少しでも前で折り合えないと外国人にはいつまでたっても勝てないだろう。
■ミスキャストが大好きだった。ミスキャストの子の△ビートブラックが13番人気で3着に健闘してくれたから3連複を取りたかった。

10/22
■以前は、そりを引くばんえい競馬は旭川など4場で行われていた。某スポーツ新聞の北海道版の校正を(東京本社でやって刷版のフイルムをサッポロに送ったみたい)2年やっていたから、当時は道営とばんえいは、いやになるほど詳しかった。今は帯広だけみたいで、私も忘れた。でも、ばんえい十勝はどうやっても残してほしい。これは文化財だ。
■活版印刷時代のことが懐かしくなる。「笠」という活字1本と、大組のトタン1枚と、レイアウトに使った倍数尺を記念に遺しておくのだったか。いや、モノは消えていくもので、思い出だけでいいか。。

10/21
■昨日書いたように、奄美は明るいうちから、海みたいになっていたから、私は自衛隊に頼むしかない状況だと思ったが・・・どうして頼まないのだろう。私なんか、おっちょこちょいだから、頼んでたいしたことなくても、いやあ、すみませんでした、と謝る。人命かかっているからなあ。日本は正確な情報が上がらなかったり、上がっても決断できなかったり、そういうことが多いなあ。
■どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う。(映画監督で俳優・笠智衆を使い続けた小津安二郎監督の名言)。
■「みんな幸せになるために生きてきた」という名言があるらしい。それは間違いだ。そう思って生きて他人を不幸にする人がいる。ほんとうは、みんな他人と一緒に幸せになるために生きてきた。でないと、おかしい。
■菊は追い切りも枠順も天気も想定の範囲内。

10/20
■奄美大島の豪雨はもの凄すぎる。これから夜になるとたいへんだ。

10/19
■菊はスタミナのある馬を狙おう。ダンスインザダーク産駒とかは◎にしないとバカにされるからなあ(笑)。

10/17
■デューハーストSの Frankel は馬の後ろにいて、途中からスパートすると、まあまあの勝ち方。血統が良いから二千ギニーは有望だ。
■秋華賞のパドックはディアアレトゥーサ、アニメイトバイオ、アパパネが良かった。アプリコットフィズは汗びっしょり、チャカチャカしていて、良いときのがっちりした踏み込みが全然なかった。これではダメだ。1週前と2週前の追い切りが快走だが、2週前があれほど必要なかったのではないかと、ふと思っていた。最後はその差が出た。完調なら際どい勝ち負けだったろう。結果はパドック見てツイートしたとおりだった。印も○▲◎◇の順で、上位4頭で読み切れているのだが。。
■私は馬単と3連単は買いません。3連複、ワイド、馬連のマニアです。
■アパパネは3冠と言われるけど、4冠なんだけど。

10/16
■馬との触れ合いは、イルカや犬とのように良い効果があると思う。まさか、熊と触れ合うわけにもいくまい。
■ポリティカルコンパスを見ると、私はほぼ中心、やや自由寄りだ。いつも変わらない。中庸を良しとする。
■子供の頃はキハ58で汽車通していた。家の近くに駅があって、春の夜など、あの汽笛がプワーンと鳴ると泣けてくる。ああいうものはどこかのJRで遺すものだと思う。蒸気機関車も懐かしいが気動車も同じくらい懐かしい。

10/15
■動物愛護で競馬を、という論理は私には理解できない。動物愛護で乗馬を、というのが私の考えだ。そりゃ競馬場も増えてほしいが、乗馬も好きだ。日本人は乗馬をしなさすぎる。Gallop誌の今週の対談で、イギリスだったか、街の中を先導馬の後ろに繋がれずに馬の隊列が続くという光景は想像しただけで感動する。もっと、馬と人が触れ合うべきだ。そういうことで、イジメや220万人の引きこもりという日本的問題の解決に近づくのではないか。馬は愛を教えてくれる動物の一つだ。乗ってみれば分かります。
■また、貴金属が騰がる。冬にソロスが言ったゴールド・バブルだ。どこかで暴落に転じるだろうから自己責任で。今日はTwitterで金融緩和をもっと徹底しろという発言に対して、日銀はなんとか良くやっている、と書いたら10ツイートも叩かれた。その誰もが、デフレを言うが、土地のバブル崩壊をあまり言わない。資産バブルの崩壊1400兆円というのは、右肩上がりの日本神話の崩壊だから大きかったと思う。

10/14
■ゼロ金利でコモディティ。これは経済の常識。金銀が騰がっている。食糧も強い。こういうことは地球人口が70億人の現在では新興国や貴金属が好きな欧州人がどうするかで決まるから、将来は暴騰するのか暴落するのか全く分からない。相場の中でもいちばん読めないジャンルだ。ファンダメンタルズで資産価格の計算方法がほとんど存在しないからだ。だから、機敏に動かないとろくなことにならない。相場は自己責任でお願いします。でも、「ジャックと豆の木」の寓話ではないが天まで届く豆の木はないし、たいてい日本でブームになった頃に天井になる。
■新聞で△○◎の順に来て3連単的中と書くのはやめてほしい。これは3連複的中と言うべきだ。Twitter(YujiroRyu)で言うと賛成意見が多い。こういうことで新聞は呆れられていく。もったいない。

10/13
■今年は海外に寄附したのは、チリとハイチの地震、パキスタンの洪水だ。そのチリの鉱夫たちが救出されたが、チリは鉱山が多いから日本よりもシェルターやトンネル削岩など、技術はあるだろう。チリを見下すように言う人が多くて驚くが、日本よりも資源は多いし、鉱山技術も上かもしれない。

10/12
■上記の「国境なき・・・」はお金がいっぱい集まっているみたいだから、やめた。
■デューハーストSは、Dream Ahead が出てくるかもしれない。これは、Diktat のスプリンターだと思うが、Balidar のクロスがステキだ。距離短縮馬と距離延長馬の対決になることで、1400mは微妙な舞台となった。適度な馬場で好勝負を期待したい。

10/11
■アジアも今日も株高だ。ゼロ金利で投機資金が株、債券、コモディティのすべてを押し上げている。低金利バブルだろう。逃げ始める人が増えるとバブルは終わる。そのときはいつか?
■まだTシャツだが、今週末は気温低下の予想。そろそろ長袖か。衣替えはめんどう。
■オウケンブルースリやヤマニンエルブに脚部不安説。G1の層が薄くならないことを祈る。菊はスタミナ勝負と決めていたのでエルブ回避は痛い。
■ペルーサは出遅れず外回さなければ勝ち負けだったと思う。でも、あのゲートの姿勢を見ると簡単には悪癖解消とはいかないだろう。ダービーは出遅れと言うよりも隣の馬が斜行したのだけれど。馬に悪い癖が付いたか?

10/10
■ヤマニンエルブは脚部不安で菊を回避。引っ張ってくれれば緩みのないペースでスタミナ勝負と見て◎を自信を持って決めていた。残念だ。
■メイショウベルーガは最適なレース条件で快勝。ペルーサは大出遅れ。ゲートの中で後ろ扉にもたれている。あれでは出ない。直線も一か八かインに行くしかなかったろう。
■尖閣がどうのこうのとややこしい。私は系図もある日本人だが、何年も前に近所の人が警官連れて、この人怪しいから、と家に来たことがあるし(やれやれ)、物を投げられたことも何度もある。こういう時期は物言えば唇寒し。何か言うと反発あるし黙っていよう。社会のことはどうでもいい。

10/9
■2歳馬だけど、Franlkel は強い。大好きなガリレオの子だ。二千ギニーの前評判も高いらしいが、胸幅があって重心が低くてぶれない。Twitterで褒めたらデューハーストSも断然人気らしくてガッカリ。
■雨が続いて読めない。予想はいやになるほど簡単そうで難しい。今が30歳なら簡単だけど。。
■今年は年明けからコモディティを買っている。マネーをじゃぶじゃぶに刷るからコモディティが騰がるが、ドル建てだから、ゆっくりしか騰がらない。円高金利安だと、内外に投資機会がないから、日本が唯一のよりどころとする個人金融資産も減らす人が多いだろうなあ。企業年金は日本生命みたいに削減が始まった。運用難ということだろう。
■TV東京のアナウンサーは「大ケヤキの向こうを通過しました」と言うけど、大ケヤキは70年代の台風で倒れてもうないんですけど。今あるのはふつうのケヤキです。信じられなかったらカネヒムロのオークスの映像を見てください。あれが伝説の大ケヤキです。なお、寺山修司とかが書くケヤキの杜の話には真実でないことが含まれているので全部信じないでください。

10/8
■秋華賞の1週前調教のビデオをネットで見る。予想の範囲内だ。
■キンモクセイの香りには食欲を抑制するのかダイエット効果があるという。生家の庭には大きなキンモクセイの樹が立っていた。あの香りはステキでたまらない。
■火曜から今日まで4日間買い溜めした食糧でひきこもる。毎日、朝から晩まで全部仕事か読書。食事やシャワーはあっという間に終わり。まったく飽きないものだし、切りがないほどやることがある。

10/7
■秋天とJCは大混戦の予感。頭が痛いなあ。

10/6
■鈴木章教授とか2人ノーベル賞受賞。おめでとうございます。でも、これは古い時代の教育の成果で、戦後生まれが受験戦争の中で独創的な仕事をできるかは、今後20年くらい見ないとシロウトには分からない。私も配合論や予想論でノーベル賞を、いえ、冗談です(笑。それくらいの負けない気概で朝から晩まで考えているんですけどねえ。

10/5
■凱旋門賞は内の仮柵を外すのはやめたほうがいい。イン伸びになるから皆がインの取り合いになってつまらない。日本みたいだ。日本の競馬の予想はこれで困っているのに。
■ワークフォースはキングジョージの写真を見たが馬体細化の気がする。9月1日に追い切って、復調を目指すと調教師が言っているから、10週間で馬体を立て直したのだと思う。ダービーの疲れで細化した馬体を立て直すのは、太めを叩くよりも難しい。
■ナカヤマフェスタの騎手は好きな男だから、あまり言いたくないが、凱旋門賞もゴール前は馬と騎手の両方のスタミナの違いも少しはあったかと思った。
■英愛オークスを連勝したSnow Fairy が、エリザベス女王杯に来るかもしれないとTwitterで知る。ダンロップ師の過去の2頭 Ouija Board、Court Masterpiece とSnow Fairyの共通点を見たら、マイラー血統がズブくなって中距離馬になるタイプだ。ウッドマンの血が入って中距離馬が出るのと同じパターンか。褒めたくないなあ。

10/4
■ナカヤマフェスタは、His Majesty のクロスが濃すぎると言って、あまり褒めてこなかった。芝が違う凱旋門賞2着向きの血統であったと思う。Ribot 偉大なりだ。でも、JCで勝ったら、ちと困ってしまうか(笑。

10/3
■ナカヤマフェスタはいつのまにか世界のトップに並んでいる。しかも、斤量を考えれば、これは凄い。正直、4,5着くらいかと思っていた。
■札幌のルリニガナは差す競馬してきて、今頃、逃げるのがおかしい。芙蓉Sのトウシンイーグルはスローなのに馬と喧嘩して後方で抑えて、コーナーで一気に外まくりで並びかけて止まる、という絵に描いたような下手な競馬。阪神は予想外の雨でキングストリートが来るわけがない。スプリンターズSは絶対逃げると言っていたヘッドライナーが行かず、最初の1ハロンが遅い。交互にハナを譲り合うようなスロー。おまけにグリーンバーディーはインなのに後方に下げるお人好し。この騎手は外国人のわりに下手だ。スローの差し馬という面も多少はあるかもしれない。今日は全然ケイバをした感じがしないで終わってしまった。こういう日もあるか。

10/2
■夏の疲れには味噌。乳酸菌も入っているらしい。札幌2歳Sはアヴェンチュラが強かった。

10/1
■今日は原稿入れて、編集の仕事の前に、教育TVで遺伝子組み換えと、岩石の結晶分化の話。教育TVがいちばんおもしろい。
■みずほ銀行は120円を割ってきた。みずほ信託は70円を割って、トヨタは3000円を割ってと、もうたいへんだ。スズキみたいに徹底的に海外展開している企業は元気だ。法人税を守れないと、消費税は破格の高さになっていくだろう。その日の日本は・・・。経済産業省のエリートよ、がんばってください。
■スプリンターズSの枠順はOK。あとは曇のち雨が何時から降るかの読みの精度比べか。

9/30
■9月に上げが目立ったコモディティは銀とコーンだった。銀は資源残が減っているので需給が良い。日本株は全く買う気がない。長い目で見て将来性があるとは思えない。資源は世界が必要としているから有望だと思う。日本にないものが有望とは、日本はますます苦しくなる。
■日曜は雨らしくなってきた。枠順や展開が少し比重を増している。

9/29
日経電子版に水産資源ウォーズの話。 レアアースだけでなく何から何までたいへんだ。友邦国の少ない日本は、大きな構想が必要。
■今週末は天気が読めない。昨年みたいだ。こういうときは最終週でもあるし、多少は渋った馬場向きの馬に注意が必要だ。
■名古屋はトヨタ景気だったが、ここにきて悪化。消費者金融がなくなる方向で、零細企業の資金繰りはたいへんだろう。株式市場は実体経済を6カ月先行するというのは昔からの定説。みずほ銀行124円、みずほ信託銀行70円というのは不気味だと思うのは私だけだろうか。IMFの先進国への強制監査という話もちらほら。

9/27
■オールカマーはシルポートがもう少し引っ張ると思った。そうなると馬群は縦長になり、ジャミールは外々回されないという読みだった。ところが距離が合わないのを意識したか溜めて逃げたので4コーナーで馬群が団子になって内外の差が出てしまった。そうなると、ジャミールは諦めてしまう馬なのだ。そこまで読めない。シンゲンは今年は昨年よりも少し良い。

9/26
■日刊競馬にいらした栗原正光さんが23日の船橋で倒れて、あっちに逝ってしまわれた。大井全盛期のタイムラインを知っている人。競馬通信社と日刊競馬は親しかった。私はお会いしてないが、競馬サークルのホースマンは、おまけに同世代の人は皆、戦友だ。前日のブログの最後の言葉、「天気下降気味! 中秋の名月も見ることが出来ず。その上、明日は、雨予想!昼間の晴れはなんだった??」が短く哀しい。あっちはよほどいいところらしい。
■横山典が落馬して外傷性ショックというのも気がかりだ。せっかく努力してきたのに。
■エイシンフラッシュはハミかんで行きたがっていた。この馬のベストは2000かと思う節もあったから驚きはしない。菊の予想は終わっている。◎を変える気はない。
■レーヴドリアンやジャミールは前に行かせると切れないな。ドリームジャーニーは有馬狙い。秋天の◎を変える気もない。これで、◎は [19−19−7−29] となった。

9/25
■今日の予想は、 [0−2−0−0] で新予想法通算で [19−18−7−27] となった。
■ハーツクライ産駒がまた勝った。ハーツクライは、母のアイリッシュダンスが好きで、ずいぶん彼女に◎を打ったが、産駒のハーツクライは東京2400以外に、どうしてもベストが見つけにくく褒め切れなかったが、いつも好走するので最後には感嘆していた。サンデーサイレンス産駒としては、ずっと◎で絶賛してきたアグネスタキオンに負けないのではないか。アイリッシュダンスの祖母が名配合だ。

9/24
■オールカマーの新聞をネットでダウンロードして驚く。ミステリアスライトが1番人気の気配だ。逃げ先行有利の馬場ということで今さらながらの人気か。逆を突くと差しか。

9/23
■大雨。6時間、原稿を打ちまくる。打つってもちろんPCのこと。組み合わせのクロスは、あまり好きでないことがわかった。もっと、ドラスティックな配合形式が好みだ。

9/22
■菅谷さんも村木さんも、人間のくず評価が一転、英雄状態。福田和也の『人間の器量』は読了。人間の評価は単調ではいけない、いろいろな見方が必要という主張の本だった。○×式評価の時代になってきているのか?
■オールカマーは8頭立てくらいか。東の重賞はフルゲート状態が1年中続く難解戦線だが、珍しく少頭数。簡単すぎて、どうしたものか。
■ヤマニンエルブは菊は蛯名で臨むとのこと。正解だろう。3コーナーで一息入れれば、もっと強いはず。柴山よりも京都の長距離は蛯名がベター。

9/20
■日曜のセントライト記念は▲◎○で的中。ずっと一貫してヤマニンエルブしか◎を打つ馬はないと思っていた。最近は両国と浅草橋のカフェで今年閃いた予想法でOK。隅田川の河畔に座って反省をする日々が好きだったが、隅田川は95年に浅草寺で最高のおみくじ引いて以来の縁もあるな。今度の予想法はシンプルで良い。正しい論理はシンプルで美しいと、数学者や理論物理学者は皆、口を揃えて言う。私もそう思う。井の頭公園を歩き続けて考えた06年からの予想法は捨てた。公園は美しすぎたか。月祝日のエルムSは展開が読めず外れ。そのあと、スプリンターズS、菊花賞、秋天とG1が3つ現時点の暫定的な◎が決まる。秋華賞を決めれば一度ストップか。

9/19
■「人間の見方が、薄っぺらになっている。そう感じることはないでしょうか。」「なぜ日本人はかくも小粒になったのか。」(福田和也『人間の器量』新潮選書)。

9/18
■札幌はミスクリアモンをやめてティムガッドにしたら、ミスクリアモンは好スタート、競る相手が出が悪くて単騎逃げ。おまけにティムガッドは前が詰まって追えず3着。中山はパワーストラグルをやめてランフォルセにしたら、パワーストラグルがロケットスタートを決め、ランフォルセが大出遅れで3着。カンナ賞はラップの問題の考え足りず。早めに結論出しすぎ。運がない日もあるさ。
■昨日はプロに指導碁を打っていただいたら、序盤の30手で3つも悪手。それでも終盤でプロが読めてない割り込みの勝負手が決まって、逃げ込み態勢かと思ったら、途端にミスで投了。ふがいなくて夜中トイレに起きても頭の中で打ち直すが納得できない。でも、碁を趣味として打った年は、生涯通算して、たったの40カ月くらい。定石の本も一通り読んだことない。だから3段まで来たら良いほうだと思うけどなあ。4段になれたらやめよう。

9/17
■ケン・マクリーンやアラン・ポーターが血統研究家として私よりも上だという人がいるが、何を言っているのかと思う。各自の血統論をちゃんと読めば、私のほうがはるかに優っていると、控え目に見てもそう思う。

9/16
■在宅勤務を25年もやっていると、おまけに仕事の締切が複数あると、休めないから気晴らしで出かける。東京と千葉はほとんどの場所に行った。通勤するほうが体を動かせて楽だし、人にへんな目で見られなくてよい。でも、今日は朝から大雨だったらしいが、こういう日は通勤しないことに感謝する。どしゃ降りの雨や台風は、在宅に感謝。
■今週のメーンレース予想は驚くほど考える点がない。すいすいと思考が進むレースばかり。こういう週は年に何回あるか。的中するかどうかは話は別だが。

9/15
■シュワルツネッガー知事が高速鉄道の視察をやっている。日本の新幹線に乗ったらマスコミは騒いでいるが、今日は韓国に行った。中国と3カ国を回るらしい。私の予想では受注は韓国の気がする。最近は、世界中、資源パイプラインを引いたとかのニュースは中国、プラントとかの受注は韓国が多いから。日本人は日本は今でも世界の注目を集める経済大国だと思っているらしいが、G20で日本に興味がある国があるとは思えない。
■今週の予想は、メーンレースは考えることが少ないレースが多くて助かる。編集の仕事はカレンダーが赤かろうが黒かろうが原稿とゲラは出続ける。こうして25年経った。競馬も毎週ある。おかげさまで休みもない。来週は日月木と3日も赤い日があるが、まったく関係ない。楽しきかな。夕方くらいは出かけよう。

9/14
■「にんじんを痩せた馬に食わせながら ふと見上げる空に雲もなくて」雄
■今日はつまらない俳句しか詠めない。そういえば、村上春樹の小説が苦手と、筒井康隆の「乗越駅の刑罰」をやはり好きだと言う栗山求は言っていた。私も村上春樹は初期の短編しか読み続けることができない。大林宣彦監督の映画も、初期の短編しか好みでない。若い頃のアイデアのほうが鋭いことが多い。

9/13
■ゲーテは「すべて偉大なものは青春に生まれる。その後の生涯は注釈にすぎない」と言った。そのとおりか。
■キョウエイストームはまたも写真判定だった。中山は勝っても負けてもいつも写真判定だ。いつも傍の馬を見ながら寄り添って走っている。並んで走るのが競馬だと思っている。

9/12
■今週の◎は [2−2−2−0] 。オータムHは、7番人気のキョウエイストームが◎。会心の予想でした。これで新予想法になってから、◎が [18−13−5−24] と、連対率52%。メルマガの「ホースレター」をよろしく。「ホースレター」や「デイリー」のページもよろしくお願いします。

9/11
■韓国の斗山重工はサウジアラビア淡水化公団より世界最大規模の淡水化プラントを受注。1日の淡水生産容量350万人分は凄い量でもちろん世界最大規模。2年前にも中東最大規模の淡水化プラントを受注して日本は抜かれたと思ったが、もう引き離す一方か。日本はこの分野では欧州勢にも勝てないようだ。火力発電所も中東の大規模なものは韓国に取られた。高速鉄道は中国が諸外国に売りまくるようだ。日本は造船や鉄鋼に次いで、プラントや鉄道でも抜かれていくことになる。日沈む国・日本に、愛国者のスケールのでかい政治家が出る見込みは、いまだ見えない。

9/11
■ギリギリヒーローは出遅れて超スローの最後方から上がりの競馬を追い込んで届かず3着。内容的にはダントツだった。読みどおり。今週も難しいのは東のメイン、オータムHだ。

9/9
■Twitter:筒井康隆の「乗越駅の刑罰」(「将軍が目醒める時」新潮文庫所収)は日本文学の笑いのジャンルの最高傑作だと信じるが、Twitterで好きな人を見つけて話が合う。20代に電車の中で読んでいて腹がねじ切れるくらい笑いを押し殺して七転八倒していたら、周囲の座席の人が、その私の様を見て、笑いを押し殺して七転八倒し始めたというくらい笑った。:
ああ、本物の筒井ファンでしたか。ユーモアが分かる人が大好きです。人生は真理とユーモアかと。がっはっっは(井崎流 笑)。 RT @YujiroRyu 筒井的ギミックというか^^; 乗越駅の刑罰ですか。私も中学時代、初めて読んだときはかなり笑いました。 @kaizokuoji)

9/8
■今日の台風はへなちょこ。南アルプスも越えられなかった、たいていの台風は山は越えられないな。私の経験したいちばん怖かった台風は第2室戸台風。ネットで調べたら、上陸時925hPa。最大風速94m/s。中心から100km離れている松山で、瓦がビラ撒きみたいに空を舞っていた。小学校の裏の川を見に行ったら、あと15cmくらいであふれそうだった。際どくて胸がときめいた。それで、先生が、「全員、下校」と言って、全員バラバラに瓦が飛ぶ中を家に帰った。どこの親も迎えになんか来なかった。のんびりというか、勇ましいというか、そういう時代だったんですねえ、当時は。今よりも人間的で生きている感じがしてワクワクするような日々だった。

9/7
■社内の公用語は英語になり始めた。海外事業部が東京から外国に移転し始めた。日本の本社機能を外国に委託するようになってきた。新入社員の半数とかを外国人にするようになってきた。日本企業も海外企業を買収ラッシュになってきている。海外企業も日本企業を買収するようになってきている。凄い時代だ。
■勝春は、やはり勝春だった。18番枠から出遅れて最後方から大外回さなくても良いのに。四位を見よ。
■コスモス賞は簡単に決まったが、オータムHは決まらないだろうなあ。枠もあるし。

9/6
■風邪を引くと医者に行って、抗生物質をくれという患者が多い。ウイルスの場合は風邪には抗生物質は効かないと友人の医者は言っていた。だから、私は林原プロポリスの「プロフィーラ」リキッドを飲んで風邪を治すようになった。今頃、抗生物質の使いすぎはやめようと言っているのを見ると、口あんぐり。12年前に近くの大きな病院で、院内感染対策は何をやっているのですかと聞いたら、事務は誰も答えられなかった。やれやれだ。

9/5
■今年の新潟はインが例年ほど荒れないから、好スタートの最内のマイネルラクリマが残ってしまった。血統論は簡単だが、予想は普通の予想屋レベルまでは簡単だが、その上のワンレベル上げるのが難しいなあ。

9/4
■オータムHの予想をする頃は、いつも秋風が吹くものだが。。

9/3
■社台がハービンジャーを買ったという。これをウオッカと配合すると、リボー系の血が3つクロスされて凄いことになる。でも、ハービンジャーは世界の名だたる良血のほとんどが集結した血脈構成をしているから、シンプルではない。テスコボーイ、パーソロン、ノーザンテースト、サンデーサイレンスなどのリーディングサイアーは、強い名血はシンプルな構成になっていた。これほど、どの名血を持ってきてもクロスになるという種牡馬は好みではない。simple is best.

9/2
■新潟2歳Sは出走メンバーが決まらない。話の筋がない年だ。
■昨日は夕方に欧州株が急騰して始まったので先物を買い戻したらNYも急騰。夕場取引が開設されていてよかった。でも、明けたら、東京は株はまた大台の攻防、円は高い。日本だけが世界の流れの外にいて、分からなくなってきたからポジション取らない。
■エーシンブランはどう見ても1400か1500がベストか。マイルは難しいし、種牡馬的に買いづらい年だ。

9/1
■予想法の懸案事項の一つをトイレでも考え続けて、ふと解決。午後に30レースくらいシミュレーションすると、巧くいく。これで推計で16%くらい連対率が良くなる計算になる。脳みそが乾燥して干上がりそうだ。考える仕事って見た目以上にたいへんですよ。猛暑なんてどうでもいいよ。あとは枠順の良い悪いをどう織り込むか。

8/31
■株が急騰したあと、急落しているが、先物は売ったままだ。日銀が何をしようと効果があるとは思えない。世界中、マネーを刷りまくって、為替安政策をとっている。インフレ警戒で、債券など興味も湧かない。目先、先物で儲けてもインフレになれば、どうにもならない。中国とレアアース供給で交渉していたが、アッサリ断られる。レアアースがないと安いハイテク製品が作れない。モンゴルの朝青龍に頭を下げるか。世界がインフレになったらレアアースの備蓄が暴騰するだろう。
■株が元気なのはインドネシア、モンゴル、インド、タイ、韓国などだ。インドネシアにも資源と活気がある。

8/30
■日曜のNHKの「灼熱アジア」を観ていると、日本は世界の片隅で、世界から無視された、独自性も外交力もない追い抜かれていく国であることが、よくわかる。意識レベルを上げなければ。
■若い頃はエアコンなんてなかった。電車にもなかった。夏に外回りの仕事なんかやって家に帰ると、すぐ風呂場に行って、水道の蛇口に頭を持っていって、頭をじゃあじゃあ水道水でスイカみたいに冷やしたものだ。あれが熱中症寸前だったのかもしれない。よく、そうやって本能的に冷やしたものだ。生き返った気がした。理屈もへったくれもない。家でTVなんか観てない頃だ。なりふりかまわずだ。

8/29
■夜中にエアコンを1時間ほど入れることがあるが、冷房でノドをやられないようにマスクして寝ることにしている。何をやっても私は個性的だ。一から自分で考えればいいのだ。生活スタイルに常識なんてない。
■プロの指導碁で七子で快勝するが、プロがまじめにやったら、相手になるわけないから、喜んでいいのかどうか力が抜ける。
■素直に予想すればいいのに、毎週難解な重賞が続くので、つい、ひねってしまう。
■書き忘れたけど、アドマイヤセプターは言うことなし。トニービンと Blakeney はよく似ているからなあ。

8/28
■20年も前に住んでいた町で、リタイアした老人が始めたパン・菓子屋が少年たちの集団万引きで閉店になった。本屋は万引きを捕まえると、道路に飛び出して死んでやると吐き捨てる、親を呼ぶと、金払えばいいんだろ、と札束を叩きつけていくとか、いろいろグチャグチャだと泣いていた。あれから20年、少年の万引きは肝試しみたいに日常化し、イジメは教師も見て見ぬふりをするようになった。親が死んでも掃除もせずに葬儀もあげないで年金をもらうパターンも凄いが、ここ20年の社会の劣化を観ていると驚かない。
■サンライズベガにしようかとも思ったが、その理由はタイキブリザードと血脈構成が似ているからスローになりやすい新潟はプラスと思うが、2年連続はなかなか打ちにくい。
■夜冷房入れてノドをやられる人が多いが、私はマスクをして寝ている。それでも冷やして鼻がぐすぐすすると、林原プロポリスの水溶性「プロフィーラリキッド」を口内粘膜に染み込ませる。舌下錠と言うくらいで、口内粘膜の吸収率は良いらしい。独自の工夫をすれば手はいくらもある。要は自分の頭で考えネットで調べて工夫をするかどうかだ。

8/27
■精神の荒廃という事件ばかり。
■予想はわからないな。血統論は簡単なのに。自分の血統論は、ほぼ完璧に自信がある。

8/25
■今日も少し円高だ。日本は資源や食糧や製造業の原材料を大量に輸入依存しているから、今日も円高で助かった。それよりも、文房具がここ2年くらいどんどん劣化している。使い潰すのではなく途中で使えなくなる。編集の仕事をしていると敏感だ。製造業は60歳代の職人がリタイアしたあとタイや中国で技術を教えているから、あっちに行って教わる時代も来るだろう。
■愛用品はシェーバーとオイルヒーターが絶対にフィリップス。パソコンは絶対に Dell。時計は絶対にユンハンス。財布や小銭入れやキイホルダーはカルダン。小物・生活周りはきっと中国製だろう。コレクションの鉱物は絶対にブラジルかネパールかミャンマーかマダガスカル。サプリメントは絶対にアメリカ。光触媒の空気清浄機が絶対に日本のダイキン。faxがブラザー。フィトンチッド消臭スプレーが絶対に京都。周囲を見るとそんなもの。円高でけっこう。

8/24
■円ドルばかりメディアは騒ぐが、問題は円ユーロだ。もう106円と、こちらの動きが早い。私は前から1ドル=1ユーロと言っている。ロンドンの地下鉄の初乗りが1000円とかパリでタバコを買うと800円とか、それは是正されるよ。
■日本が何を言っても世界では通用しない。とすると、円高で生きていける国に変えるしかない。でも、日本の財政状態を考えると、いつ円暴落に転じても驚きはしない。不安定な国だ。
■アーネストリーは宝塚の専門紙を読み直しても「状態は更にup」と調教師談話。ところが、昨日、競馬週刊誌で調教師が、宝塚はいろいろあって、当日にもいろいろあって、とかなんとか。三味線や煙幕もアリだけど、この不景気なご時世に大事なマネーで馬券を買うゲームでもあることを忘れないでほしい。展開は煙幕張っても、馬の状態は調教師のコメントを信用しますよ。ふつうは。
■ビッグマック指数で円ドルは85円だったそうだ。でも、ビッグマックは320円から200円に値下げしたから、ビッグマック指数は変化するはず。株価100円割れ銘柄が100社に近づいていく。日曜のNHKのアジア特番で、タイ人が日本の製造業を見下げる発言が出る。そういう現状なんだろうなあ。時代は、アジア、アフリカ、中南米に移行していって、日本は蚊帳の外になりそうで怖い。たとえば、中国が8%成長を続ければ、あと10年でGDPは日本の2倍になる。そういう時代だ。

8/23
■ヒルノダムールとアーネストリーはあれほどの差はないはず。ヒルノダムールはスタートで躓いて最初は最後方。4コーナーまで1頭ずつ抜いて順位を上げる厳しい流れ。好位希望と、アクシオンやフィールドベアーの前につけるはずがその後ろで馬群をさばくハメになった。離れた3番手で、中盤の緩んだラップで道中、楽ができたアーネストリーとは極端に競馬が違った。2着はあっただろう。菊に直行と聞いて戸惑う。京都は栗東からの輸送距離が短いから輸送減りするこの馬には有利だが、ぶっつけは買いにくい。もっとも、急いで今から決める必要もない。

8/22
■今週は球筋が合わないレースばかり。もう少し努力してもキャトルキャールしかとれないなあ。札幌記念は、先行するはずのベルモントルパンがスタートで躓いて最後方、シャドウゲイトも出て行かなくなっている。これで流れが決まってペースは読みが外れ。お終い。
■80年代に在宅勤務を始めた頃に、職場の先輩が碁会所を開業して、お客さんが少なく平日は対戦相手が居ないことが多かったので、相手役のサクラとして電車に乗って通い詰めた。そこに近所の森川正夫プロが顔を見せてお茶を飲んで碁の話をしてお帰りになるということが、しばしばあった。もう70歳近くて手合いも少なかったようだ。そこで、私がいちばん多く20局くらい指導碁を教えていただいた。終わると100〜200手くらい丁寧に講評していただいて、家に帰ると棋譜に記して並べ直したものだ。碁を勉強していた当時でも4段手前にして成長は止まったが、自称・森川先生の弟子だと今でも言うこともある。下宿屋の友人に倣って以来、神戸訛でしゃべる私を、可愛がっていただいたが、先生は神戸の生まれだったようだ。善い人だった。先年、亡くなられていたようですが、どうも、ありがとうございました。今でも私の碁の師匠は森川先生だと思っています。

8/21
■甲子園の決勝は1点差を願っていたら、2点入ったので、かわいそうにと思って競馬見て、また甲子園にチャンネルを戻したら12点も入っていて驚く。
■血統表にエルコンドルパサーやハーツクライの血が入る2歳馬が勝ちまくる。こういう血統で世界の大レースで活躍した馬が成功するのは良いことだ。
■デルタブルースは種牡馬として活躍できなくてもいいだろう。しかたない。私はずっといってきたが、生産においてはスプリンターとステイヤーは捨てたほうがよい。それが私の歴史観だ。
■夏の牝馬の連闘か。よく来るなあ。狙わないといけないパターンが・・。


8/20
■今週の予想6レース分がまあまあなら、予想法は完成としよう。
■為替は120円近辺が長すぎた。87年から結果的にはあまり動いてない。1年に3円動いたとしたら、今頃70円にはなって、購買力平価が正しいということになったかもしれない。でも、現在の金融波乱は円ドルだけではないからなあ。

8/18
除菌・消臭に使っている「森のココロ」。 ←click。これが好きです。多種類の樹から抽出したフィトンチッド。植物成分100%だから、スプレーして手が濡れたら嘗めています。化学成分がないから使って別のへんな匂いが付いたりしないし、空気が浄化され、マイナスイオンが出るそうです。α波が出るような気さえします。最高です。私は犬猫は飼ってないので、「グリーンホーム」を使っていますが、室内、エアコン(部屋中があっという間に森の中になります)、帰ってきたときにも靴の中に、とかトイレとか、洗濯機の中とか。製品紹介とか上のタブをクリックで。

8/17
■今日の東京は37℃らしい。昨日から暑い。汗が目に入って塩辛い。BGMで流しているNHKで言っていた。腹を冷やすと食欲がなくなる、豚肉などビタミンB1が良い、とか。私は熱いお茶で汗は引く、梅干しは塩分補給に良い、と日本の伝統どおり。ビタミンはメガビタミン主義で朝晩、摂っている。疲れるとBだけ余分に摂る。6DKの一戸建てを借りていたときもエアコンを2階に1台、1階に1台取り付けて、部屋の仕切りを半解放で快適だった。冷房は電気も食わないから電気代も増えない。冷房は湿度もなくて快適だから好きだ。だから、夏も、どの季節も同じようなものだ。洗濯を夜やるのと同じで工夫すればいいのではないか。
■昔は出かけるときはエアコン点けたまま出かけた。そうすると帰ってドアを開けるとひんやりする。点けないとドアを入ると鞄や買い物袋など重いもの持って帰るので汗が噴き出す。でも、どこに住んでも、そうすると、居る居ないをごまかしていると思うのか、隣人が帰りを待っている。工夫しない人は苦手だ。

8/16
■先日、内閣府は日本のひきこもりは70万人、予備軍が155万人、計225万人と発表していたが、私の見てきた経験では、家族がワンルームとかに隠している例が多いから、ひきこもり100万人、予備軍200万人、合計300万人超いると思う。この人口は東京、横浜の次で、大阪や名古屋よりも多い。日本最大の問題ではないのか。
■今日は暑い。洗濯物は1時に乾いている。午前中に日があたる借家にいたときは、10時に乾いていた。40℃というのは高校時代に客車がホームに入ってくると、待避線で陽光に照らされて暑くなっているので、客車内には必ず温度計があったから見ると40℃を超えていたことがあった。夏にマラソンと野球で2回熱中症で倒れている。まあ、夏とはそんなものだ。でも、毎年、夏は太る。ネットで昨日世界の最高気温を見たら、フェニックスが46℃、ウラジオストックが30℃、サンフランシスコが20℃と極端だった。冬も凄そうだ。
■最近のJRAのレースはフルゲートばっかり。オープンなんか皆そうだ。日本で種牡馬として成功するには多頭数でもまれ強い馬という視点も必要かもしれない。そうすると日本馬が良い点もあるということか。

8/15
■クイーンSのアプリコットフィズの◎は会心。キ甲が抜けて馬体が変化したから◎と書いたのは私だけだろう。ダービーのペルーサも夏負けだと書いた。馬体観察は血統よりも自信がある、笑。頭に描いたとおりの流れでユタカの騎乗は100点満点の会心だった。3着に突っ込んできたカウアイレーンは、Amerigo≒ Hornbeam の大好きな配合だ。洋芝や重馬場は注意か。
■今日は終戦記念日。旧制高校や旧制中学を出た日本文化の教養を体現したエリートたちが、数え切れないほど多数、学徒出陣で戦地に向かい散っていった。彼らが生きていたら良い時代になったろうと古老はよく言っていた。彼らの無念に黙とうしたい。
■埴谷雄高が井の頭公園を散歩しながら著作の構想を練ったのは大賛成。自然はときとして閃きを与えてくれる。これが、考え事をしない人は不可解に思い、思考で生きる人は当然と思っている、この乖離がやっかいで苦労する。若い頃の読書は大切だ。人間は考える葦だという。
■デグラーティアはハイペースを追走しすぎたし通ったコースも悪かった。で、追い切りも軽かったか?
■新潟は馬場が乾きすぎた。あそこは水はけがよいからすぐ乾く。

8/14
■埴谷雄高を書き間違えて名前を書き直しました。御指摘いただきありがとう。もう、おっちょこちょいだから何でも抜けます。彼の『死霊』は読んでいません。私はマルクス主義には興味なしです。

■ジーンズを夜洗濯して、昼すぎにだいたい乾いているから取り込んで、オイルヒーターで30分温めて完全に乾く。これで終了。8月にオイルヒーターといっても、エアコンきかせていると部屋が暑くなりすぎる心配もない。創造的に工夫すれば生活は変化していくが、洗濯は朝して、夕方取り込んで、ジーンズはアイロンで乾かしてとか、決め込んでいて他人に押し付ける人がどうしても苦手。庭付きの一戸建てを借りていた頃は苦労した。
■今日のレースは簡単だったからパーフェクト。こういうときに的中させておかないと数字は悪くなる。予想法は5年で4000時間弱、考え飽きたしなあ・・・。
■9冊積まれていた本は2冊まで減る。ふー。岩波文庫のアイヌの歌謡集を買おうかなあ。シロカニペ ラン で、銀の雫が降る・・だったっけ。日経夕刊の夕刊文化に先週出ていたやつ。

8/12
■今日の「ゲゲゲの女房」は水木しげるが夜に自転車で外に出て、マンガの構想を練っていると泥棒扱いされて怒る話。まったく困った話だ。誰も考えてない新しい発想を捻り出すには、外に出て散歩するとか景色を味わうとかお茶を飲むとか、ともかく気分転換して机から離れるしかない。私だって家にいると、シャワーとトイレ以外はずっと14時間くらい机に座ったままだ。眼の休息すらしない。出かけないと新鮮でクリエイティブなことは閃かない。だから、25年間いつも出かけてきたのだ。
■私のポン友の法学者・矢野達雄が出した新著『庄屋抜地事件と無役地事件』を送ってくる。著作を送ってくれるのは楽しいが、今度のは難しすぎる。いくら私が最高裁や地裁の裁判の判例DBの校正をやっているといっても、これは検索キーワードの確認にしかならない。法学部の人いらっしゃたらヤマトの着払いで(もちろん無料で)差し上げます。「メール」のページからメールください。創風社出版、2010/7/31、557p、\4000です。庄屋抜地と庄屋役地の法的問題の研究です。

8/11
■今日の空は抜けるように青かった。雲は純白で最高の晴天といえる。こういう日はよくあるようで少ない。毎日のように井の頭公園に行って、埴谷雄高みたいに夜も散歩して「プロフィール」「予想」のところの写真を撮ったりしたが、あれは私のバカチョンカメラにしては会心。
■クイーンSは予想は決まりそうだが、このレースは外枠はまったく来ない。だから枠順が出ないと、なにがなんだか分からない。
■本をバタバタ速読で片付けていく。今週は6冊終了。私の速読はともかく速い。
■2005年のPCをメインマシンにして使い潰そうと思ったら、この「日記」のページの血統表が読めない。古いPCではそんな精度だったのかと今気付く。
■外国のレースは最近、ほとんどスクラップ以外は整理していないが、ネットの「嵐猫」さんの細密な記録を読むほうがDBとしてよいかもしれないと思うこの頃。

8/9
■電車に乗って毎日のように出かけるのがおかしいと思われたって、25年も在宅勤務をしていたら、とにかくどこかに出かけないと、変化がなくて、どうしようもない。25年も続けてきたことを、今さら、やめようがない。

8/8
■読み終わってない本が9冊あったが、やっと2冊減る。昨日の日経夕刊は土曜だから「夕刊文化」ページの「文学周遊」が読みどころ。ここに金田一京助が助けたアイヌの子孫・知里幸恵が書いた「アイヌ神謡集」が載っている。また、これも読みたくなってきた。秋ならぬ、読書の夏か。

8/7
■今日の予想は失敗。PCのカスタマイズしている暇があったら、まじめに考えないといけないが、つい穴予想で遊んでしまった。自分のルールを踏み外すと、すぐミスになる。

8/6
■原爆記念日。ノーモア・ヒロシマ。広島の秋葉市長が初めて広島弁で平和宣言をしていた。松山弁で初めてレース予想を書いたのは私だ。27万人も死んだのだから、秋葉市長が言うように、被曝者に対するもっときめ細かい対策が実現してほしい。平和になりますように。今日だけでなく、祈る。

8/5
■チェレブリタが死んでしまった。珍しい血脈構成で重賞を勝った優秀な牝馬で繁殖への期待も大きかった。ハーツクライとの配合で、Amerigo≒ Hornbeam になるのが楽しみだった。最近は、Twitterで競馬関係者にこのニアリーなクロスばかり言っている。ハーツクライは血統で非常に重要な血脈構成のバランスが、ちょっと硬いので、Storm Bird や Caro や Roberto などの優秀な粘着力を入れるのも悪くない。ハーツクライ×チェレブリタは見たかった。生死は理解を超越している。

8/3
■小倉の新馬のウインバリアシオンは大物だ。ハーツクライ×ストームバードも良いし、Lyphard ≒ Dancing Count 4×4。最後は遊んでいた。ハーツクライはいろいろなレースで一流の競馬をした馬で、かなりのエンジンを持っていたから私は期待している。まず1頭出た。

8/2
■Twitterは世界でとうとう200億ツイートを突破した。

8/1
■「予想」の成績を更新しました。3週間で [7−6−0−6] 。◎の連対率68%。まずまずだが、メーンの重賞がオークス以来スランプ。3、4、5着と掲示板の下の方ばっかり。こればっかりは困ったものだ。今日は、函館は雨が降るはずの天気予報で、たいして降らなかったからしかたない。小倉記念はインにいた幸が4コーナーで、わざわざ混雑する馬群の中に持っていった判断ミスだと思うな、理解できない。3着は楽にあったのに。

7/31
■「血統論」のサンデーサイレンスは更新を忘れていたが、思い出したようにマイネルスターリーを入れる。これは書かないわけにはいかない。
■ポップロックがあの歳でアイルランドに移籍して楽に勝つ。感動ものだ。そうとうな洋芝向きなのだろう。
■6番人気のリッカロイヤルも勝って、ここ3週間の◎は「6−6−0−4」。連対率75%と復調気配が見えてきた。無料メルマガを、よろしくお願いします。

7/30
■旧約聖書のイブとアダムが食べた禁断の果実、ギリシャ神話のパンドラが開けてしまった壺、そこから次から次へと。
■中国の政府系ファンドの運用利回りが11%だと。日本は何をやってもかなわない。

7/29
■ジム・ロジャースの株式投資の7つの秘訣。その第7。同じ過ちを繰り返さない。うーむ、そりゃそうだ、どのゲームでも同じか。
■カリフォルニアが財政非常事態宣言。世界経済は好不調半々でまだら模様か。株も伸びないし、ゴールドは下がるし、地球の半分はデフレか。

7/28
■今日はネットで学食の話になる。若い頃は、図書館の学習室で勉強したり仕事したりしていた。世田谷にいた頃は、東大駒場や梅ヶ丘の図書館に通ったものだ。でも、あれは間違っている。仕事なんて、エンピツの音がするくらい静かな場所で能率が上がるものではない。やはり、ざわざわしたカフェがいちばんだ。そういうことに気付くだけで3年はかかる。
■小倉記念は◎がない。困ったものだ。良馬場なら切れるサイアーラインかな。

7/27
■ギリシャ神話は読んでいて登場人物やエピソードが懐かしくていいのだが、殺し合いが多すぎていやになる。こんなに多かったかなあ。
■今夜は群馬でしか雷雨はない。東京電力のリアルタイム雨量情報のページでいつも見ることができる。千葉にいた頃から、この便利なページは10年くらい愛用しているが、いつも、雨が降る3分くらい前に、きちんと私が洗濯物を取り込むので近所で不思議がられたかもしれない。あいつが取り込むといつもすぐ雨が降ってくる、水晶が好きらしいが、水晶で天気の予想できるのだろうか、とかなんとか、だったりすると、喜劇だか悲劇だかわからないなあ(苦笑)。近所はほとんどインターネットやってなかった。IT情報リテラシーの差は誤解を生むかもしれない。日本は韓国よりIT後進国で、もうすぐ中国にも抜かれる。
■株の先行指標として私が長年、重視しているのが、NYダウ輸送株20種指数と、バルチック海運指数だ。両方とも反転上昇を続けているから、しばらく株も騰がるかもしれない。(相場は自己責任でお願いします)。なぜかというと、物の動きが経済の先行指標だから。

7/26
■梅ヶ丘のシムラに散髪に行くと、小田急が落雷で一時止まるが、なんとか帰りたいときに動き始める。梅ヶ丘の松原の借家に8年住んでいたが、あそこは梅ヶ丘、豪徳寺、玉電松原、明大前、東松原と5駅使えて最高の立地だった。新松戸に10年住んでいたから、歯医者は新松戸、白山に住んでいたから医者は白山、写真を新聞とかに掲載するときは写真館は新松戸、神社は大宮、回向は浅草寺、散歩は井の頭公園、隅田川、浜離宮など、北は日光、赤城、南は館山、鎌倉、西は小田原、相模湖、東は鹿島か成田と、関東平野で行ったことのないところを探すほうが難しい。25年も在宅勤務をしていて、まとまった休暇も取れないと、気晴らしで午後に出かけるだけでそうなる。それを人は変だと言う。日本は暗い。

7/25
■今日は関東は24時間TVなんていうあほらしいことやっている一年でいちばん、けだるい日で、競馬中継をしないから、Twitterで、Key Hole TV というのを知って、KBS京都の中継を見る。キャスターの藤田瞳も良かった。
■予想は水曜にぱかぱかやっておいたら先週から好調復活。今の予想法は予想時間が短くてすむし、気に入った。函館記念は大の得意だから、まさか外すなんて考えもしなかった。フィールドベアーでいいと思ったが、函館の多頭数の8枠はスタートの悪い馬は千八でも二千でもやはり不利だな。ホワイトのマイネルスターリーの◎も好きな馬だから考えたが、枠順見る前に決めてしまったから、変更できなかった。1週間は長すぎるなあ。
■函館はBコースで芝が2cm短くなってレコードラッシュ。これは函館競馬とは違う。札幌みたいになった。
■今日は女性のどこが好きかという話。私は、肩、背中のライン、眼、うなじ、指かなあ。自分も風呂上がりで鏡があるとチェックするのは背中のラインだった。巨乳、巨尻、長い脚は引いてしまう。どうでもいいけど。馬の相馬眼と似ているかも。馬も、眼と、キコウから背中のライン。つなぎ、頬とかを、ついついよく見る。

7/24
■内閣府の発表によると、40歳未満の全国のひきこもりが70万人だそうだ。30歳代が多いという統計だ。大都市ができあがるほどだ。半ひきこもりを入れると120万人はいるのではないかと私は見ている。15年前のオウムのテロと、阪神大震災の頃から増えたという私の説と一致している。ああいう驚天動地の事件のショックで、自分を見失うという側面もあるのではないか。あとは進学競争だ。その頃は千葉県に住んでいたが、あっちの家にも、こっちの家にもひきこもりがいて音がうるさいと叫んだり、ストレスが溜まるのか雨戸を叩いたりしていた。8年ほど前に政府は問題を把握すべきだったと考えている。

7/23
■小石川植物園に世界最大の花が開花したということで、この猛暑の夏に朝から入園者が殺到。切符買うだけで3時間待ち、園内に長蛇の列。警察も出動して、とうとう入園停止になったという。日本はどうかなってるのか。あそこは丘の上の西洋庭園はみごとで、ハンカチの木とか珍しい花が咲くと人が集まるが、ふだんの夏は人はほとんど来ない。白山に住んでいた頃は2時か3時に家を出て、西洋庭園のクスが見える芝生の上で裸になって日光浴をしていたが、午後は1時間に2人とか数えるほどしか入園者はなかった。人が行かない頃に行って、大いちょうやプラタナスの巨木でも堪能すればいいのに。私は3時間も並ぶ気がしない。恐ろしい時代だ。
■今日はネットで意見が合ったのが、喫茶店のざわつきは仕事や勉強するのに最高だということ。ほんとにそう。電車の中も最高。

7/22
■今日は猛暑の中を新松戸まで片道2時間かけて歯医者へ行く。医者とか床屋とか職人は気に入ったところでないと気がすまない。独身で在宅勤務だと、出かけないと、ひきこもりになってしまう。東京だけで完全ひきこもりが都の推定で3万人もいるという。私は25年間、家で仕事をしていて、ふつうの天気なら毎日出かけてきた。猛暑だと、太陽に照らされて歩くと、歩くだけで汗が噴き出てきて気持ちよい。今日は電車の冷房がきついから汗が止まって気持ち悪かった。これでは夏らしくない。

7/21
■『旧約聖書』の「創世記」によると、「初めに神は天地を創造された。神は混沌であって・・・」。『ギリシア神話』の「神統記」によると、世界の始まりには「カオス(空虚)」とある。日本の『古事記』では、始まりは、名前もなければ動きもなく誰もその形を知らないという宇宙の初めに、天と地が分かれ・・とある。似たようなものか。なお、私が今信じている宇宙論は、東大の佐藤勝彦氏のインフレーション宇宙論だ。宇宙の最初は「無」で、物質の元となる「ゆらぎ」だけが存在していて、それがトンネル効果で物質になり・・・・今までの諸説よりもはるかに無限大の無限宇宙になったという。36℃なんていう酷暑の夏には、こういう諸説を読むのがいちばんだ。なん%も理解できないところが涼しげでよい(笑)。

7/20
■中国の鉄鋼がまた値下げで減産という。それでも、中国やインドの将来は日本よりは良いだろう。今日も日本株だけは下げる。G20でも菅総理はひとりぼっちだったという。日沈む国か。日本国債格下げの日はいつ来るのかどうなのか。。
■今年のセールはモテックの2010が良かった。父がハーツクライ、母がモテック。姉がサンテミリオンだ。Busanda をクロスさせてサンテミリオンみたいだ。

7/19
■カネヒキリもフジキセキだ。フジキセキはまじめでかわいいやつが多い。
■アイビスは週刊誌の馬体写真にも、追い切りを載せるネットのJRAビューアーにもケイティラブは載らなかった。こういうのって、やりにくい。

7/18
■今週の新馬は時計が遅かったほうのメモリアルイヤーが良かった。母がテスコボーイ3×4、Princely Gift 4×4・5。まるでコスモバルクそっくりだ。おまけに父はサンデーサイレンス系。4代母が、これまた私の好きな配合である Avena≒ステーツマン4×4に、ガルカドール≒Paleo の濃厚な相似な血のクロスの2×2。8代母の父が私の大好きなトキノチカラだ。10代母が名牝タイランツクイーンで、なんと、その配合はフワッとしたスピードの Phalaris× The Tetrarch という凄さ。タイランツクイーンの凄さは孫のトキノミノルの絶対的なスピードに受け継がれている。逃げての時計で2秒差の楽勝、おまけに最後は流した。期待したい。
■アイビスは、やはり外へ行けなきゃダメだ。外へ行けるスペシャリストか。今年はあまりいなかった。

7/17
■アメリカ経済は2番底を経験したことない、だから底打ちして上がり始めたら2番底はないという定説?のようなものが根強い。でも、日本は20年前にバブルが崩壊したら20年デフレが終わる気配もない。40年デフレになりそうだ。2番底も3番底も4番底も経験している。欧米も2番底は、今回はあるかもしれないのではないか。
■80年代の日本はマネーがあふれ、若者がエアロビやディスコで踊りまくって買い物しまくっていた。原宿もコスモスペースという石屋さんなんか、店主に言わせると、1日1000人の客が石を買いに道路に並んでいたという有り様で、店を4つにまで増やしたという。それでも、まだ5年くらい前までは、千葉の片田舎から吉祥寺や大宮に出かけていたものだが活気があって凄かった。今は、もう、かつての活気はなく、町も人も目がうつろで眠っているかのようだ。やはり、95年の大震災と95年と01年のテロで皆、ショックを起こして我を失ったか? 困ったものだ。活気の回復とかを言う政治家は出てこないものか。
■アイビスSDは毎年天気次第だ。スピード馬が集まるから重が下手な馬も多い。でも梅雨明け時だから雷雨になる。ふつうの天気だと、まだ天気予報があたりやすいが、雷雨だと読みようもない。浅草寺の雷除けの御守りは今でもあるのだろうか。

7/16
■サッカーの対外試合で、水俣の中学校相手に、「水俣病、触るな」と試合中に暴言を吐いていたことがわかった。五木寛之によると、父親が自殺すると子供が学校で、そのことでいじめられて転校を余儀なくされたり、いろいろあるそうだ。恐ろしい時代になっている。
■NY株がストンと下げたが引けに買い戻されていてトレンドがよくわからない。でも、上海総合指数の下落は止まらないし、いちばん正直なバルチック海運指数は暴落が止まらない。荷動きがないとしか思えない。08年が12000で昨年の高値が4600で今は1700だ。

7/14
■日本の家電の中古をアジアに売って20年。ずいぶん売れたらしいが、最近はなんでもいいのではなく、メーカーや製造年度で選ばれてしまうらしい。中国製品の中古を日本で売る商売をすると儲かる時代が、いつか来るだろう。そろそろか。
■万博の太陽の塔とかで有名な岡本太郎は、半分ポーズだと思っていたが、なんと、父・岡本一平と母・岡本かの子が産み育てた奇跡的にピュアな人間だと、文庫ぎんが堂の著作を読んで知る。少し驚いた。芸術やピュアとはこういうことかと思い知る。

7/13
■岩波文庫の『ギリシア神話』は固有名詞がビッシリ200ページに渡って並び続けるという異様さで挫折した。今度は『図解雑学 ギリシア神話』(豊田和二監修・ナツメ社)を買う。左のページが文章で、右のページが絵や写真や図解という丁寧さで、分かりやすい。これでアポロンやヘリオスやパンドラがすらすら頭に収まっていく。

7/12
■参議院の1票の格差も大きすぎる。是正するには、地方の県は2県で1議席とかの配分もしかたないのではないか。
■相場は上がったり下がったりしながら、もみあっている。午頃は上げ始めたが、引けにかけて力尽きていく。日本が世界の相場を動かしたり、独自の動きをするなんて永遠にないかもしれない。企業業績すら、国内政治離れしていくかもしいれない。企業も売り上げ的に世界に依存していくだろう。

7/11
■ドモナラズは前走で◎にした。ドリームジャーニーみたいな小回り上手だ。大外に回さなかったら来ていたかどうか。ピークを過ぎたと思っていたアルコセニョーラでよかったか。
■参議院の選挙で驚いたのは、投票率が6割に満たないことだ。5割を割る頃に国家破綻か。50%の日も近いのではないか。
■週明けの日本の相場の予想。(相場は自己責任でお願いします)。ロイターだったかのサイトにエコノミストが何人か出て、ねじれ国会なら株は売られるとあったが、はたして、どうか。私は日本株が独自の動きをするとは思わない。ガラパゴス化、ミラー相場化している日本は、やはり上海株、ユーロの為替、NY株の動きに連動するだけだろう。為替は少しだけ円安かもしれない。外国人投資家が日本経済に興味があるとは思えない。

7/10
■オグリキャップにはベスト・レースなんかない。あの馬は全競馬生涯が人気の対象だったので、走ったそのほとんどが名レースだ。負けたレースも彼の取り柄だった。だから、アンチ・オグリキャップってあまりいないんじゃないか。

7/9
■岩波文庫のアポロドーロスの「ギリシア神話」を読み始めるが、すぐ挫折しそうになる。これはハンデ戦の重賞よりも難しい。ギリシャ神話はマンガになったやつがよかったか。

7/8
■キャプテンベガを狙っていたが除外。無念だ。これで5択を解決しないといけなくなった。大混戦だな。

7/7
■ドル安なのにゴールドは大台割れ。船賃は低下。銅も安い。相場が経済に6カ月先行するという定説が正しければ、来年は世界的にデフレだ。
■皐月賞でヴィクトリーは買えるがノットアローンは買えない。安田でショウワモダンは買えるがサンカルロは買えない。ラジオNIKKEIでアロマカフェは買えるがトゥザグローリーは買えない。これらの統一理論がわかった。
■高校時代に買った人文書院のサルトル全集の表紙が私が持っていたのとは違う気がするが、手放したので思い出せない。改訂があったのだろうか。こういうことが、何かの拍子に、ふと気になるものだ。あの頃は活版印刷だから活字が凹んでいて、一字一句が魂を持って生きて語りかけてくる感じがした。雨の日はその印刷インクの香りが、ふわっと匂った。思い出すと泣けてくる。

7/6
■風邪を引いたら風呂に入らないというのは日本だけの習慣だとネットのニュースで医者が言っていた。そうだろうな。高熱時にどうするかや、体力消耗を避けるような入り方とか、風呂上がりで冷やさないとか、そういうことに気を付けさえすれば、関係ないと思う。私は30代から入ってきた。理由は試行錯誤でそのほうが気持ち良かったからだ。やはり変人とバカにされてきた私は正しかった。夏はエアコン点けて外出すると部屋に戻った瞬間に汗が噴き出さないし、洗濯は夜やったほうが早起きしなくてすむし40代にいた借家みたいに朝日が当たる窓辺がある住まいだと夏は午前中に乾いている。なんでも常識は信じないで試行錯誤すべきだろう。こんなことでへんな人間だと思われてはたまらん。
■昨夜は気分転換で両国のカフェに行って仕事して、三鷹行きの総武線で東京を横断して帰ってきたが、帰りはどこも降られなかった。まさか、すれすれで東京北部が豪雨とは火曜午後まで知らなかった。朝は予想の閃きもあったし、エアコン点けて出るのを我慢しているんだから幸運もないとね。

7/5
■寝床でうつらうつらしていると、突然、ショウワモダンとサンカルロとトライアンフマーチの3択の解決法を閃く。予想法がどんどん完成していく。4年間88レースのG1予想を再度やり直して納得がいく。こういうときはデジタルでダウンロードしている競馬新聞が便利だ。データベースになっているわけだ。けっきょく、複数のスキルを組み合わせたが、予想人生のそのときどきのスキルの集大成となっていく。すべての方法は必要だったのだ。

7/4
■最近は外国の名馬の死亡が相次ぐと思ったら、今度はオグリキャップだ。血統屋として、この馬の強さの根源を言っておかないといけない。現役時代は、Tair Trail だと言っていたが、Native Dancer と Fair Play でいいだろう。つまり、欧州最強馬の誉れ高い Sea Bird と同じで、異系の血の爆発力なのだと思う。安らかに眠ってください。

7/3
■ジム・ロジャースはユーロを買い始め、ゴールドは買いも売りもしないで持ったままだという。どうなるか。
■それよりも中国が心配だ。経済を最高に上手にコントロールしてきた国だからミスはないと思うが、バブルが崩壊したのかしないのか? 上海総合指数を見るかぎりでは株は下げている。今までの欧米日の格言では、株は経済の先行指標だということになっている。どうなるか。

7/2
■ラジオNIKKEIの◎は3択。オクテで意外と出世する馬が出るレース。今年も勢い付けば強いという馬がよい。◎よりも△が難しいかもしれないと頭を悩ます。

7/1
■サッカーのPK戦はオシムが言うように残酷すぎて反対だ。私の案では、延長戦やって決着付かなければ、再延長して、11人でなく1チーム5人でやれば簡単に決着が付く。FIFAはそうすべき。賛成のかた、拡散希望します。

6/30
■半年の最後の日・大祓の日に日本サッカーの山場の試合。大祓の言葉をネットで探して呟きながら見たPK戦は負け。ワールドCの名シーン集めたブログで、昔の画像を見ても攻撃パターンは今と同じ。日本はパラグアイと互角に組んだら負けとツイートし続けるが、やはりダメ。カウンターの縦パス1本に飛び込むような速攻がほしかった。中盤で丁寧に繋ぎすぎても守りを固められる。松井も本田もシュートは惜しかったが、右に蹴れていたら入っていただろうに残念。岡田監督に謝る気は全くない。良い辞め時があるだけ幸せだよ。選手は短期間に成長してよくやった。とくに守りは鉄壁だった。
■ユーロ下落は止まらない。上海も東京もダメ。米国債は2%台に突入した。1%台まで行っても驚かない。
■シンメイフジが骨折。私の好きなフジキセキはよく壊れる。

6/29
■累積債務で世界中がハイパーインフレになるとかの話がある。第1次世界大戦後のドイツは過大な債務で通貨が暴落したが、今の時代は世界中が過大な債務を抱えているから、世界中がインフレになる可能性も少しはあるが、ふつうの考え方では世界中がデフレになるのが正解ではないのか?(相場は自己責任でお願いします)。
■岡田監督に謝罪する気はない。監督や選手を批判して、みんなががんばって短期間に成長したのではないかという気がする。プロならありえることだ。岡田監督がんばってや。
■2chのスレで、栗山求が笠雄二郎の血統論をぱくっていると書かれたらしいが、それはウソ。栗山求と望田潤両氏は、私の血統論の礼儀正しい継承者です。
■上海が暴落。香港と東京もじり安。上海のチャートは今年に入ってご丁寧に何度も壊れる形を繰り返している。これだけ、しこると戻すのはたいへんだ。アジアでまだしも元気なのは韓国とインドだけだ。為替も動いているし、東証の外国人はまた正しく、個人投資家は、また間違えた。

6/28
■グランプリが終わったということは前半戦終了。馬券の回収率は200%くらいだった。フェブラリーSのテスタマッタ、皐月賞のヴィクトワールピサ−ヒルノダムールの大本線。Vマイルのニシノブルームーンの複勝920円、宝塚のアーネストリーとブエナ2頭軸からの3連複などが成果で、中途半端で物足りない前半戦だった。こんなもんじゃしゃあないよ。自信度があるレースだけ取って、自信度がないレースはほとんど外れ。メーンレースの予想コラムは26週で3着が8回。苦い塩を嘗めているような日々だった。まあ、そのおかげで少しは予想法の成長は達成できたが。先週は金額が高かったがプロに指導碁を打ってもらう。ギリギリの手を打ち続けてプロの石を取って、勝ったと思って、プロもぼやいていたのに、最後の最後の投げ場探しの捨て身の打ち込みを、1手だけ間違えてどんでん返しを食う。もう、強い人と碁を打つのはうんざりだ。さすがにプロの手はギリギリの手ばかりだった。ギリギリの手を間違えずに打ち続けられないとあかんな。

6/27
■どこに行っても身の危険を感じる。
■アーネストリーは、Amerigo≒ Severn Bridge、Amerigo≒ Hornbeam。芸術的な配合で悔いなし。3連複やワイド2種類はとれたが、2着がほしかった。

 日本的美 


6/25
■6月第2週の外国人の日本株売越額は過去3番目を記録した。90年代は外国人のマネをして私は成功した。外国の投資銀行の天才的な連中や、機関投資家を相手にして、逆をやって勝てるわけがないのだ。私みたいにマネをしてついていくのが正解だと信じる。そして、その期間、日本の個人投資家は買い越している。ボーナスシーズンだからだろう。5月と6月に株買うなというのは80年代後半のバブルの頃に覚えたセオリーだ。
■日本がデンマークに勝っても驚きはしないが、勝つとしたら1−0だと思っていた。3転も取れるとは驚いた。あとは南米と東欧か。しかし、マラドーナというのは凄い存在感だな。
■宝塚は日曜に決まったとおりの印で原稿を書いている。なんの迷いもない。悔いのないレースというのは楽しみだ。

6/24
■米住宅販売の数値はかなり悪かった。世界中が景気対策と財政規律のジレンマで身動き取れない。07年金融ショックの数千兆円とも1京円以上とも言われる誰も額さえ把握できない大破綻の処理は終わってない。先に何があるかさえ、ほとんどのエコノミストは口ごもる。
■人は、1日にほかの誰か1人に善いことをしていけば世界は善くなっていくだろう。でも、そうはならない。困ったものだ。
■宝塚の枠順はあんなものか。マーメイドSは大好きで仕掛かり品のニシノブルームーンが出ていなければ、もう1頭の別の大好きなブライティアパルスを◎にできたのに悔しいシナリオになっている。

6/23
■週末の天気予報は読めない。逃げるはずのオースミスパークが回避して逃げ馬不在だ。レッドディザイアはお客様だと思っていたら回避した。人気的には残念。あまり良い話はないなあ。
■ネットのスポーツ新聞を読んでいると、競馬は「ギャンブル」に入っていることが多い。なぜ、「競馬」でないのか。競馬は競馬だ。ギャンブルしない人でも楽しんでいる。世界では、sports of King とか、King of sports とか言われている。

6/22
■宝塚記念はブエナビスタをどうするかだ。

6/21
■安田記念のショウワモダンとサンカルロの選択が未だ決まらない。

6/20
■新馬はアヴェンチュラが強かった。まるで、トールポピーみたいだ。良いフォームをしている。
■スタートでブラボーデイジーが出遅れた時点でスローが決まり。今の馬場では差せない。ニシノブルームーンは差し競馬に替えたのを修正しない騎手だからあんなものか。覚悟はできていた。騎手を替えないとG1は遠いな。
■電話をほとんどしなくなったら、とうとうケータイは3カ月1400円が続いた。ほとんど使っていない。基本料金を払い続けているようなものか。家電もいくらもかけない。昔は両方で2万くらいかかった月もあったが、隔世の感がある。
■ニシノブルームーンがいなかったら、ブライティアパルスを◎にできたのに残念。穴はブライティアパルスと「赤い血の◎」に書いた。それがせめてもの救いか。

6/19
■私がいちばん好きなサッカーの試合は82年ワールドCの準決勝、西ドイツ−フランス戦だ。1−1で延長入りしてから、1−3になったあと、3−3に追い付いて、最後はPK戦でドイツが勝った。歴史に残る死闘だった。ルンメニゲ、シューマッハ、プラティニ。記憶にないが検索するとリトバルスキーがいたという話もある。今でもワールドC史上ベスト3には入るらしい。当時は在宅勤務でなく出張校正をしていて、あの頃は銀座8丁目のリクルートで「週刊住宅情報」の巻末特集ページをやっていた。仕事が終わって新橋の飲み屋で飲みながら店のTVを見ていたと記憶している。帰るに帰れない動く気もしない死闘だった。

6/18
■ヴィクトリアマイルのニシノブルームーンは左後肢を落鉄していたそうだ。ブラボーデイジーも接着したあと、また落鉄していたから、この落鉄2頭は強い。うまくいっていたらニシノブルームーンはブエナビスタに勝っていたと思う。
■函館は改修で、芝の種類がトールフェスク中心から、3種混植へ移行した。改修後の開幕週だし、時計が以前よりも速いか、軽めの馬場になる可能性もある。要注意だ。

6/17
■ディープインパクト産駒は馬体を見てないので、まだコメントできないが、血統はシュプリームギフトがいちばん好きだ。牝系の奧がフランス血脈の塊というのが魅力だ。G1にはいけるだろう。
■シンメイフジが関東オークスを勝ったのは嬉しくもあり哀しくもある。阪神JFも桜花賞も◎にしたほど好きな馬で、だいたいフジキセキは素直で気性が良くて良い筋肉が付くので好きなのだが、母の父のティンバーカントリーなんていう少し劣った種牡馬も好きな変人だが、やはり血統どおりダートは上手なんじゃないか。芝・ダート兼用だと思う。今回は内田博が出していって好位差しという圧巻の好騎乗で、今までの後方一気で前残りのレースを負けてきたうっぷんを晴らしてくれた。芝でも1600〜2200で好位差しができれば強い馬だと思う。

6/16
■今週のマーメイドSは困ったレースだ。ハンデ戦に変更になってから軽ハンデ馬しか来ないレースになったのに、今年は55キロ以上が7頭も登録してきて、5頭か6頭出てきそうだ。おまけに雨の予報。Vマイルで◎にしたニシノブルームーンも出てくる。冷静な頭で予想できるとは思えない。G1の思考マップを練っていたほうが効果大か。まったく、私はリアルシャダイとかフジキセキとかブライアンズタイムとかアンバーシャダイとか人気薄の種牡馬を狙っているところがある。このメンバーで重賞で◎を打った馬も、ブライアンズタイム、ブラックホーク、ミスズシャルダン、ダイタクリーヴァだというのだから、そうとう変人かもしれない。

6/15-2
■サッカーの日本・カメルーン戦はダイジェスト再放送を見る。ニュースも何度も見る。本田もよいが、まずは足元に蹴り込んだ松井を、次に、そばで守備の選手をひきつけた大久保も褒めてやるべきではないか。

6/15
■在宅勤務で2つの仕事の締切が毎週、複数あって、年中休み無しで働いていると、1日の中で休むことになる。夕方から何時間か出かけるが、家の周辺で散歩して買い物して帰っていたら、なんにも変化がないから、公園に行ったり石屋を覗いたりカフェを回ったり、気晴らしするのだが、もう東京の公園はほとんど全部行った。映画も1500本くらい観て見飽きた。由美かおるとでも出会えればいいのだが(笑)。
■G1レースの思考マップを作り続ける。この作業は自分の思考経路の癖を発見する上で有為だ。もっと早くやっておくべきだった。4年半くらいまではなんとか記憶を再現できる。最近は脳の劣化が激しい。カフェか公園で座禅でも組むか。
■碁会所の碁は、勝つために辛い手ばかり打ち続ければ3段半くらいで打てるのは知っている。でも、それではおもしろくもなんともない。私は勝ちたいのではなく、ぎりぎりいっぱいの筋の良い手を打ち続けたいのだ。だから、途中で読み切れなくて力尽きて石が死んだりして負ける。それで2段くらいになってしまう。それで十分だ。

6/14
■毎週のメーンレースの思考過程を全部思い出して、思考マップにした。ミスをするレースは月曜の直感を無視するか、金曜の邪念に従っていることがわかった。昨年のG1の22レースを今日、編集の仕事が終わったらマップにしてみよう。おそらく同じだと思う。同じミスばかりするわけだ。
■追い切りは、いろいろ好みが私にもあるが、併走で勢いが劣るのは問題だが、コースで単走だと、あまり細かいことは気にしないほうがいいという結論。土曜の天気予報の変化への対処は、そのうち慣れるだろう。

6/13
■最終週で、馬場が少し荒れて、34秒0くらいの末脚で、馬場の中か外からの差しが届くようになってきた。これでいいのだ。高速馬場が良いか悪いかというと、馬の脚の負担がどうのこうのよりも前に、能力検定競走として、全馬に公平な馬場かどうかという視点が最優先されないといけない。とすると、後方から差す馬が32秒5とかの鬼脚でも使わないと差し届かないような競馬はおかしい。高速馬場は前が止まらないから、そういうことが起こりやすい。オークス以後の3回東京の馬場がふつうであってほしい。
■エプソムCは夜中に起きて書き直さなければズバリなのに。いやになる。天気予報でフラフラ変更する悪い癖はなおらない。後方すぎた馬は位置どりが後ろすぎる。エプソムCは後方一気はムリよ。
■碁会所でたまには碁を打とうかという気になって打つ。今はあまり打ってないから2段で。筋は良いけど読み切れないのが私の特徴だ。プロと数え切れないほど打ったことあるから、筋は良いほうだと言われます。でも、石が死んだり、勝負に負けるのを全然恐れないから、厳しい手を打ち続ける。そのうち、相手がいやになっていくらしい。まあ、こちらは気晴らしだから、頭の中が空っぽになりさっぱりする。いつもぎりぎりの手を打ち続ける。碁の勝ち負けなど、どうでもいいのだ。

6/12
■エプソムCは、また天気予報が変化して、夕方まで雨が降らないというから、逆らってもしかたないので、◎を変更。外差し狙いで中団までに位置できる馬でいく。夜中に起きて書き直して起きてすぐ入稿。眼がしょぼしょぼする。しかし、私はフジキセキが好きだなあ。

6/11
■大阪の動物園でも靴を消毒マットの上を歩くことで、入り口で消毒しているが、TVで見る限りでは、1歩か2歩歩くだけ、おざなりでいいかげん、効果がありそうには見えない。
■昨日のベジタリアンの食事。梅干し、おから、ちくわ、フランスパン、バナナ、鮭のおにぎり、ビタミンとミネラルのサプリ。食事に時間かけるのはもったいない。早く宇宙食の時代が来ないものか。
■週末の予想はすぐ終わるが、重になるとエプソムCは読めない。雨は降るのか降らないのか。洋芝の葉長は2mm長くなっている。また、雨が問題か。
■病室に入るポニーのホースセラピーはアメリカで流行っていると見たことあるが、サラブレッドでのホースセラピーはNHKで初めて見た。ミレニアムウイングだった。引退後の馬の余生のためにも良いことだ。
■投資情報がほとんどなくなった。ネットにもたいしてない。これでは、もともと投資銀行の人のほうが知能指数は断然上だし、情報量や作戦の影響力も断然違うし、勝ち目はない。庶民は静かにしているにかぎる。株もゴールドも為替もまったく読めない。テクニカルチャートでトレンドラインに付いていくくらいだが、それもアテにはならない。

6/10
■口蹄疫が止まらない。私はベジタリアンだから、魚は食べるが、めったに獣肉は食べない。東洋医学の出版社を手伝っていたし、医食同源の考えもかじったし、好みもあるし、ここ数年は、ごく稀に鶏の唐揚げを食べるくらいだ。夜中に腹減ったら月に1回くらい食べていたポークウインナーも最近は腹が減らないので食べなくなった。年に4回くらい飛び込んでいた牛丼屋も夕方飯を食べなくなって入店しなくなった。年々、本物のベジタリアンに近づいていく。だから、四つ足は食べなくなったが、口蹄疫の被害に遭っている畜産農家は、サラブレッドも畜産農家だから痛みがよく分かる。馬以外も少しは配合研究で本を読んだから身近なほうではある。ともかく、馬を見るとよく分かるが、畜産は種のラインや牝系が崩壊すると再建はたいへんだ。たいへんすぎて、言葉がまとまらない。
■木曜に雷雨。週末は開催8週目だし、少しは荒れ馬場か?

6/9
■新潟で切れた馬は激走の反動もあるか。買いにくいなあ。マルカシェンクやオースミグラスワンやシンメイフジってなんだったの。

6/8
■石集めはやりすぎた。どうも凝り性だからやりすぎる。翡翠なんて微妙な色の違いが無数にある。同じ種類の石を集めて、前のよりも良い石を見つけると、前の石は公園の土に埋めるか池や川に放ると皆が言うから、そうやって手放してきた。でも、何度もやっていると見た人からへんな目で見られるのかもしれない。でも、もう、集めないから減らすこともない。石は5つもあれば十分だった。そして、中古で買う業者は元値の10分の1というのは、あまりにも安すぎないか。
■ユーロが暴落して株は世界的に不安定だ。でも、ニュースがほとんどない。結果が何円という話ばかり。原因は何で、今後何がどうなればどうなるのかという知恵が何も開陳されない。世は無気力状態か。

6/7
■安田記念はメジロアサマの昔から荒れる。ショウワモダンの牝系は私の大好きなシャダイアイバー。この牝系のエアジハードの子は晩成型だから、ついついマークを怠るが、前走で驚くほどの好走を見せたので雨を待っていたが降らなかった。馬場が渋らないと◎までは打ちにくいが、春の東京も7週目で高速馬場だから、かなりの時計は出るが、見た目に少し荒れてきている。こういう外差しも内差しも利く荒れ馬場なら◎打っても恥ずかしくなかったか。晩成型の点は、安田は肉を切らせて骨を切るような死闘だから、高齢馬は活躍するレースだ。と、月曜に起きて、そう思うようだと、知性は時間的に遅れてしまっている。競馬の答を出す問題というのは難問ばかりだ。碁と並ぶほどの知的遊戯といえるだろう。ああ、テスコボーイの血を私よりも愛する人が世界には存在しないと断言できるのに・・・。
■春のG1はあと1つ。今年のG1は終わって恥ずかしくなるような印だけは打ってない。そのことだけはほっとする。◎は [1−2−2−5] で3つがケアレスミス。 [4−2−2−2] になる余地はあったな。余地でなく、そうしないと。

6/6
■エプソムダービーは Workforceの快勝。父はエイシンフラッシュと同じキングスベストだからドイツ血脈が入る。3代母の父が凱旋門賞馬のスターアピール。その母はドイツ血脈で、Arjaman≒Alchimist≒Aditi 4・3×2。エイシンフラッシュは凱旋門賞に行ってほしいと言ってきた。あれはマグレなんかではない。
■最近はめんどうで競馬場には全然、行かないなあ。ネットで新聞をダウンロード購入してTV観戦。もっとも、競馬場のTVと同じ画面なんだ。これだけ暑いと馬場の立ち見に、アイスクリームやビールの売り子が歩き回るって名案だと思うが、どうしてやらないのだろうか。馬券も売って端末を首から提げて歩き回ればいいのに(それはないか)。
■安田記念はパドックでショウワモダンのデキが抜群だった。レースは超ハイペース 12.0 - 10.7 - 10.9 - 11.3 - 11.4 - 11.3 - 11.7 - 12.4 になり、私の◎トライアンフマーチはスタートが良すぎて、流れに乗っていって4角先頭で追わないといけないという、流れが裏目という悲しいことになってしまった。

6/5
■G20は日本の財務大臣が出席しないが、こういうイベントの時は相場は動かないだろうと思ったら、NY株もユーロもズルズルと暴落。競馬をやって、週明けはまた世界は激動か。動かないと思って、先物売ってないよ。
■むかしは東京マイルは一気に逃げて残るかどうかという騎手の腕の見せ所だったが、今はどんな馬でもスルスル残る。味気ないことこの上ない。

6/4
■マカニビスティーが東京ダービーで、バーディバーディがユニコーンSか。よく似た血統だ。マカニビスティーのほうを褒めてきたのは無数のニアリークロスがそこらじゅうに埋め込まれているからだが、バーディバーディもここは勝ちたいだろうなあ。
■安田の枠順はイメージどおりでびっくりした。オークスのサンテミリオンとアプリコットフィズの2択、ダービーのエイシンフラッシュとヴィクトワールピサの2択、の解き方を整理しないと、安田の2択も決断できないな。この整理をシステム的に考えよう、考えよう、考えよう、脳みそが溶けるまで・・・。

6/3
■東京ダービーをマカニビスティーが勝った。ヒヤシンスSで褒めたが、大外ぶん回しの騎乗ミスで負けた。羽田盃も勝てていたレースだった。父がゼンノロブロイで、母が Gaustark=His Majesty 3×4。祖母の父が、Deputy Minister でダートとしてはA級血統だ。
■北海優駿を勝ったクラキンコは懐かしい血の塊だ。スズカコバン、オンワードゼア、ワカオライデン、マロットなどの血が入る血統表は凄い。4代母がリンボー×月友という凄い配合だから、なんと、Man o' War 3×3だ。自身はプリメロ=アスフォードの全きょうだいクロス6・7×7でもある。

6/1
■安田は香港馬には最適のG1だ。今年も互角の馬がいるが、外国馬に◎を打つ気にはなかなかなれない。とすると、連対枠は半分になる。悲しいことだ。マイラーズCの解釈は何回見ても理解できない。リーチザクラウンは血統も走りもタイキブリザードそっくりだが。
■週刊誌は「ブック」と「Gallop」を両方買って、必要な部分以外はちぎり捨てて軽くする。それが最初の作業だが、外国のレース紹介のページを間違って捨てる。うーん、G1のシーズンなのに。4ページのために、もう1回、買うのもなあ。。
■週末のエプソムダービーの、Azmeel は、母の父キングスベストでエイシンフラッシュみたい。祖母の父シャーリーハイツはローズキングダムと同じ。まるで日本ダービー配合だ。
■今の京都は馬券買う気力なし。あの前残り馬場はなんなんだろう。馬券売れるわけない。競馬はスポーツであり、ブラッドスポーツであり、べつに馬券だけではないのだから、見るだけのレースがほとんどでもべつにおかしくない。競馬とは、もともと貴族や王族のスポーツで、馬券のゲームではない。そういう原点の文化だ。
■ダービーを見ていると、皐月賞回避組はぱっとせず。皐月賞→ダービー組の勝負が決まった。皐月賞というG1を偏愛する私には嬉しいことだ。今年のダービーをフロックとかいう人が信じられない。エイシンフラッシュは呼吸器の病気で皐月賞はぶっつけで後方一気で3着だった。凱旋門賞に行っても恥ずかしくない。
■けっきょく、皐月賞はエイシンフラッシュがぶっつけローテで3着とは、好走したといえる。体ががれて4着だったローズキングダム、外回して2着のヒルノダムール、インを近道したヴィクトワールピサの4頭上位だったと考えれば、ワイドだけではなく、片っ端から的中の可能性もあったわけだ。少しずつ、残念な気分になっていく。とほほ。

5/31
■こちらは締切前の金曜に予想固めて書いているのだから重予想だ。あまり降らなくて、上がりの瞬発力勝負で着順が決まったといわれても。。
■岩田や福永は内を狙っていたが、ノリや後藤や内田博は中へ出すことを狙っていた。今の東京は内伸びから毎週少しずつ中へと、伸びるコースが外方向へと移っているが、関東の騎手は、Vマイル、オークス、ダービーと、この複雑怪奇なコースを熟知して、関西の騎手を上回る騎乗ができている。
■ダービーは、皐月賞のような過酷なG1を使って、さらに上積みがあってやっと勝ち切れるようなレースだ。スペシャルウィーク、タニノギムレット、アドマイヤベガのような名馬にしても、そうだった。
■エイシンフラッシュは凱旋門賞に行ってほしい。

5/30
■ダービーは、▲−◎。ワイドだけのしょぼい結果。超スローだった。岩田は少しずつ下げていったが下げすぎた。大事に乗りすぎている。あれでは脚を余す。岩田の東京のような大きなコースに対する苦手さが出てしまった。エイシンフラッシュは▲だから正解。あれが実力。ドイツ血脈の威力を発揮するのに馬場が渋ったのもよかった。ペルーサは、目にクマができているしアバラが浮いているからと4番手に下げたが、パドックでイライラしていたし馬が若い。皐月賞のG1の雰囲気を私は使ったほうがいいと思う。
■ダービージョッキーが内田博というのは、なかなか良いものだなあ。
■このラップで少しずつ上がっていった1、2着馬と下げていった3着馬の差だなあ。12.6 - 11.3 - 12.2 - 12.7 - 12.8 - 13.5 - 13.1 - 12.9 - 12.4 - 11.3 - 10.8 - 11.3。こんなラップや上がりでは千八戦になってしまっている。その点が心残り。岩田は馬場が中伸びだから、逆らわずに好位3番手に上がって、直線は中に出せば良かったのに、またイン割りのイメージにこだわってしまった。週刊誌で以前、東京の乗り方が分からないとしゃべっていたが、まだ分かってないなあ。この人は毎週、芝読みをしてないなあ。内伸びでなく中伸びなんだけど。
■「デイリー」と「ホースレター」に最新号をupしました。

5/29

 桑島 

■40000回騎乗という記録をうちたてて桑島孝春騎手が引退した。85年のジャパンCでシンボルルドルフの2着に迫ったロッキータイガーに乗っていた。惜しいレースだった。その母ロッキーハーバはルドルフの父と同じフランス血脈で、私の好きなプリメロと Harina の全きょうだいクロスを、その母が持っていたし、リンボーに Man o' War 、The Tetrarch 、Domino が入る。美しいりっぱな血統をしていた。
■ダノンシャンティは、やはり骨折していた。高速馬場にくわえて、6F通過が今年の高松宮記念よりも速いペースでレコードタイムは出たけれど、3頭も貴重な高価な馬を失って、ファンの歴史的名ダービーに期待する夢も消えていった。マツクニ体形はよく走るがよく壊れる。推進力がありすぎるのかなあ。JRAもニンジンぶら下げたおかしなCM作るよりも、美しい馬の走る美しいCMを撮って、馬にやさしい馬場を作るのが競馬復活の第一歩だろう。困ったら水でも撒けば。
■シンガポールは日本ダービーは売らないことに決まったそうです。

5/28-2
■夜になって、ダノンシャンティ骨折という話がネットを流れている。明日、真偽は判明するだろうけど、あの馬場は高速すぎたよ。

5/28
■電車の中やカフェで、2006年からの4年間のG1を88レー ス、全部、予想をやり直した。特に最近の15年間、考え方として 何を間違えていたのかが、よく分かった。これで、あとはパーフェ クト、とはいかない。でも、根本的に考え違いをしていたことは回 避できるに決まっている。一言では言えないが、たとえば、07年 の秋天は、休み明けのダービー馬・メイショウサムソンと、上がり 馬のアグネスアークのどちらを◎にするかだけを考えればいいので、 他のことまで考えてパーフェクトを狙うからいけないのだ。ある部 分は捨てないといけないということがよくわかった。昔はアップル ジュースでひらめいたが、今はココアがいい。ペンの色は何色でもよくなってきた。あとはG3の研究だ。
■72年のロングエースのダービーは6強のうち4頭しかG1を勝てなかったと書いたが、ハクホオショウは安田記念を勝っている。5頭がG1を勝ったことになります。今週の「ホースレター」のダービー号にも今書いています。無料メルマガなので読んでみてください。ダービーはなんとかなりそうな気がする。シンガポールの競馬場でも日本ダービーは発売されるが、皐月賞の馬連は、なんと37倍だった。今回はシンガポールで何倍つくだろうか。

5/27
■豪華メンバーと言われてきたが、ローズキングダムが挫石で、サンライズプリンスが故障。皐月賞の再戦みたいになってきた。ペルーサは以前言ったが、皐月賞に出たらよかった。皐月からダービーというのが仕上げる上で王道で、青葉賞からダービーというのは、けっこう過酷なのではないか。
■もう一度、オークスの予想を考え直したが、アプリコットフィズ、サンテミリオン、コスモネモシンの3頭は互角かもしれない。これを的中しに行くにはフォームが大いに崩れることを覚悟しないといけないが、方法論がないことはないことが分かった。さて、どうしたものか。

5/26
■歴史に残る豪華メンバーのダービーと言われたが、サンライズプリンスは屈腱炎、ローズキングダムは挫石と悲しい話が増えてきた。私の知っている豪華メンバーはロングエースが勝った年で、6強が6着までを占めて、レコードタイムで決着して、3強の叩き合いはゴールまで続いた。この6頭はタイテエムなど無冠の名馬とか言われる期間も長く、やっと4頭がG1をとれただけだった。あの世代は3歳秋のオールカマーから、重賞で古馬を片っ端から破っていって凄いレベルのメンバーだった。夢はむかし・・・。
■突然、カウンターDBが止まってしまって?、手計算で加算しました。どうでもいいことですが。

5/25
■オークスから2日目、何回かレースを見直しもしたが、アプリコットフィズの◎に後悔はない。よかった。的中よりも、悔いのない印が打てたかどうかが最大の問題なのだ。宝塚記念でライスシャワーを◎にしたような悔いは残したくない。
■アメリカの金融危機以降の不景気の波を被って財政難に陥っているNYRAは、つなぎ資金が入ったようだ。戦争のPTSDで元気がなくなった晩年の競馬好きだった父と見た最後のレースは、セクレタリアトが2分24秒で後続を30馬身ちぎったベルモントSだった。あまりの強さにNHKがニュースでレースの大半を放映したほどだった。その後もダートと芝の両方で2分24秒台のレコードを出した馬は現れていない。
■競馬週刊誌の馬体写真を見て、ペルーサが思ったよりも元気がないのが残念だった。

5/24
■アパパネとサンテミリオンの同着は、アプリコットフィズが消化不良のレース(馬体減と、重でイン伸び馬場が消えたのと、出遅れ)のせいで、早く忘れたい。パドックでも後肢の踏み込みがいつもほどでなかった。騎手がペースの早い前半で追いかけたのもペース読めてないし、馬が行きたがって失敗だったし、直線向いて前の壁が早く開きすぎて、開いた瞬間に仕掛けないと閉じそうだったのでタメが利かずに早仕掛けになったし、マイナス点があまりにも多すぎるレースで非常に悔しい。秋華賞は輸送と内回りでアパパネ向きだし、逆転のチャンスは来年のVマイルまでないだろうが、1年耐えて狙いたい。
■サンテミリオンは▲だったが、中山で後ろから行って伸びなかったのをノリが反省していたから、大外枠引いて▲以上には印を上げるのはムリだった。アパパネは国枝調教師が中距離向きにムダ肉を取ると言って10kg削って成功したが、この人の調教師としての技量はそうとうなものだ。レースのたびに馬体が良くなっていく。けっきょく、優勝馬2頭の血統を総括すると、Mr.Prospector とラストタイクーンと Mill Reef だったわけで、ラストタイクーンの問題を最後まで悩んでいたが、Buckpasser が入るから重は上手だな。付加すると、コスモネモシンはパッと見で太かった。

5/23
■今週は洋芝の葉長が2cm長くなったが、木、金あたりの30℃を超える陽気で3cmは長かったかもしれない。騎手の談話と総合すると、9Rあたりから洋芝が雨で湿って脚にまとわりついていたようだ。オークスはやや重だが30秒近いタイムで、重馬場よりも悪かった。アプリコットフィズはまた体重が減って422kg、スタートも出遅れて、インの最短距離を走るしかなかったが、2コーナーまでにむりやり位置を上げすぎた。外のほうが走りやすい馬場だったから、ああいう背水の陣の乗り方は苦しかった。サンテミリオンとアパパネ以外には負けたくなかったからまあしかたないか。同着は蛯名とノリだけに誰もが祝福しただろう。すばらしい追い合いだった。しかし、社台Fとノーザンファームの同着とは。
■アプリコットフィズは重馬場も体重減も天運だからしかたないが、内枠が裏目に出るだけに出遅れは痛かった。
■大勝負で1着同着というのはすっきりしない。首の上げ下げが同着のケースは、目玉が先に入線したほう、でやったら。

5/22
■小回りの中京を大回りに改造しようというJRAの考え方は、競馬ファンの心が分かってない愚策だ。競馬は大回りと小回りが両方あるから変化がおもしろいのだ。“変化”というものがなくなったら、地方競馬みたいな、だらけた死んだレースになってしまう。次の競馬場改造からは、コースの大きさについてはいじらないでほしい。

5/22
■曇のち雨くらいのややこしい日曜の天気予報が、朝から雨に変更になった。これでゼンノロブロイ産駒とか大喜びだ。でも、低気圧の進行が遅いから大雨の可能性って言われると、午後まで降らない可能性もあるのかとか思ってしまう。降るのか降らないのかどっちなんだ。降るとしたら、やや重なのか重なのか不良馬場なのかどれなの? 脳みそ溶ける。ニーマルオトメが逃げ切っても知らない。
■2009年のG1の予想の復習を2週間で10回くらいやった。生涯最大のスランプだった07年の分も1回やる。まあ、飽きもせずに同じような間違いを繰り返していたものだ。これでミスはなくなるか?

5/21
■ペーパーオーナー・ゲームの季節になったが、毎年5月に持ち馬を全部入れ替えるのではなく、毎年、一部を入れ替えて、引退まで持ちたい馬は残せるというルールで私はやっていた。名案だと思うけどなあ。競走馬はダービーのあとに勝つことのほうが多いからだ。工夫していろいろなルールにすればPOGも一生の思い出になるほどおもしろい。
■Vマイルで落鉄して発走時間が遅れた原因になったブラボーデイジーの蹄鉄は、もともと接着剤方式だったようだ。
■またトキが夫婦で巣を離れたスキにカラスにやられる。夫婦とも離れたときは棒かなんかで近づくのを妨害できないのだろうか。「三千世界のカラスを殺し、ぬしと朝寝がしてみたい」とトキが言ったかどうか。

5/20
■数年前まではシャワーだけでなく風呂に入っていたから、カーシャのダマスクローズのローズウォーターを風呂に垂らすのが楽しみだった。高価だけど、もの凄い良い香りだ。そういう文化が、笑われる対象と知ってあほらしくなったことがある。

5/19
■予想法は10日に完成した。これで94年から考え続けてきたことの結論は出たのではないか。B≒(ajp)T/ir+☆ と書ける。Bは血統で、血統の考えと他のファクターの整理がほぼ同値でないといけないという意味。Tはトータルポイントで、それはi(レースイメージ)などで規制される、とかを図式化すると、上のようになる。72年から血統論と予想論を考えてきたが、これで完成か。あとはG3やオープン特別用のバージョンだ。
■スタパに出た書家がjazzが好きだという。私も好きだ。jazzはLPで4000枚は聴いたが、もう飽きたというか聴いてもいけるが、どうでもいいというか、有名な曲は全部暗記しているというか、もう体や思考のリズムの一部だ。

5/18
■NHKでアロマテラピーっぽい香りの話。アロマなんて昔からあったよ。コーヒーの香りに医療効果があるとかの側面さえある。昔の本は活版印刷だから、雨の日に本を開くとインクの香りがした。サルトル全集の香りが本との出会いとともに忘れられない。競馬場では糞の香り以外に、風向きによって芝の香りもした。ひのきの香りのスプレーは香りがほっとする。私は人工よりも自然の香りが好きだ。
■オークスは週刊誌を買うと、アパパネとアプリコットフィズの人気が、3か4か5番人気と、人気がないので驚く。この2頭は東京得意だと思う。

5/17
■TVは小さな音でときどき聞いているのだが、スタジオパークに生物学者が出てきて、ルリボシカミキリがきれいな瑠璃色でと言っていたので、ついTVの画像を見てしまう。いやあ、ほんとにきれいな瑠璃色だ。昆虫にも鉱物のような色合いの美しさや形で収集する人がいると知って驚く。こういう少年みたいな人は変人かもしれないが、いいんじゃないの。鉱物も、翡翠やルチルなんてほんときれいな色合いだから。
■そういえば、最近はゴールドだけでなく、絵画やダイヤやサファイアや稀少なきれいなものが値上がりしているという。通貨波乱で実物資産人気もあるのだろう。稀少できれいなものはじつは少ないのかもしれない。思うに、ほんとうは、青空や海などがいちばんきれいだけど。
■ニシノブルームーンが宝塚に行きたいという。うーん、強いのが揃うし、距離が1F長い気がする。エプソムCで賞金稼いで毎日王冠、天皇賞秋でだめなのだろうか。

5/16
■ヴィクトリアマイルはたいへんなレースだった。毎日、朝から晩まで東京芝コースは縦長馬群で高速時計で前残りばかり。それが、直線で横に拡がって叩き合い。追い込み馬たちはよくがんばった。外は伸びない馬場なのに、後方から外回したブエナビスタが差し切った。みごとだったが、名馬だから使うレースを絞ってほしい。私の◎のニシノブルームーンは、北村宏司がハイペースと見て抑えたのはいいが、下げすぎて、本人がレース後に言っているように外から被され、直線で包まれ、馬群を切り裂いて最速2番目の上がりで突き抜けたら、脚を余してゴールイン、3着だった。ギムレットの子は切れないという説が世間に満ちる中、タニノギムレットもウオッカもデビューから絶賛してきた私の相馬眼に間違いはなかった。弱いところがあって完成が遅かったが、中山牝馬Sのときに4輪駆動になったのを見て驚いて、◎にしなかったのを後悔した。そのゴールの時からVマイルは本格化のブルームーン◎と決めていたのだった。キコウが父やウオッカよりは、かなり見劣りするが、他の部分は良くなった。ああいう体形は弾けるときは凄い。だからサンデー系の血があふれる中で、最速2番目の上がりで突き抜けた。11番人気、複勝920円は、断然1番人気が3着内に来たケースだから会心だった。血統、馬体、レースぶり、3つを見て予想する私の競馬観に狂いはなかった。先週は惚れていたダノンシャンティ◎を、インが有利な馬場と、直前に変更した愚を反省して、今週は雨が降ろうと槍が降ろうと変える気はなかった。来週も前残りの馬場だろう。また、脳みそが溶ける。
■JRAのHPで全周パトロールビデオ見たら、ブルームーンの宏司は外の馬から被せられて下げざるをえず、内の馬にも接触している。かわいそうだ。直線で前の壁の穴を探したときに右へ行ったが、運悪く左が開いた。左へ行っていたら勝ち負けだったかもな。宏司、惜しかったな。

5/15
■東京千四でレコード。と言っても、先週のNHKマイルの千四通過時よりも遅い。千四の時点で先頭だったサンライズプリンスがいかに強かったか分かる。ニシノブルームーンは馬体が充実してきて◎にしたが、調教師のコメントで先行しないと言うから、ベストロケーションを○にして「赤い血の◎」で訂正送信。でも、京都牝馬Sで◎にしたが、あの時のほうがデキは良かった。前走前にフレグモーネでどうも毛ヅヤが落ちて1週前の写真では戻り切れない。だから、◎にできなかった。前残りの馬場というのは、後続は皆、脚を余すわけだから、予想はややこしいに決まっている。こういう競馬は競馬の有り様から言って、絶対に良くない。

5/14
■ブエナビスタもレッドディザイアも海外遠征帰りは完調ではないだろう。それで馬連3倍割れくらいか。困ったものだ。どうしたものやら。

5/13
■コスモバルクが引退した。引退式のそばでバルクはまだ走りたそうに引かれて周回していた。バルクはホッカイドウ競馬が募集した最初のサポーターを、私がなぜか当選した。そう、私はサポーターでもあったのだ。皐月賞を◎で臨んだ日は2着が悔しくて忘れられない。母が私の好きなテスコボーイ2×4というのがこの馬の血統の特徴だ。Princely Gift 3×4・5でもある。祖父がシアトリカルだし、ベストは2000前後と言い続けてきた。オーナーはステイヤーだと言っていた後に、今度はマイラーだと言ったりしたが、私は2000前後という説を一度も変えていない。2200のセントライト記念はレコード勝ちのみごとなものだったし、シンガポールのG1勝ちも2000だった。1800〜2400を使い続ければ、もっと活躍できたと思う。かわいそうな馬だった。お疲れさま。
■粕鹿毛のマスミノルという馬がいてダービーで岡部が乗っていた記憶がある。オールカマーでライトワールドの2着だった。あれとはまた違ったブチ(斑)の馬がばんえいにいるという。アアモンドガンバレというこの馬が、なぜか切ない。

5/12
■マンション内で、うるさい人がいて困るのに、こちらが注意される。全然、不公平だ。

5/11
■欧州問題で相場は乱高下。今日は早くも材料出尽くしで下げている。上海総合株価指数は1年がかりで三尊天井を形成している。こうなると上値は重い。このチャートが気になってしかたない。

5/10
■◎にとって美とは何か。何レースに1回は心中しないといけない◎がある。1週間が長すぎる。
■趣味がだんだんなくなっていく。予想法が趣味になったみたいだ。これに没頭しろということか。もう4年も考え続けているのだけど。。考えるのが仕事となると、人から何やっているのか理解されにくくなるし、G1は簡単すぎて時間を持て余して失敗する。オープン特別でも徹底的にやるか。

5/9
■パドックで、サンライズプリンスは落ち着きがなく覇気がなく見てガッカリした。好スタートで出していったら、かかってしまった。ペースが 12.1 - 10.4 - 10.9 - 11.4 - 11.5 と、56.3秒とは、スプリント戦なみに速すぎて日本レコードとは言葉もない。12.0 - 10.4 - 11.1 - 11.4 - 11.4 が高松宮記念のラップだ。それよりも速い。松田国英というのは恐ろしい人だ。レースというのは、なかなか一騎打ちにはならないものだ。ところで、これで疲れが出るのは先行した連中かもしれない。
■抑え気味の最終追い切りをして、気性を落ち着かせた松田国師の勝ちだった。

5/8
■これがサンライズプリンスが持つ相似な血の配合だ。このステキな血脈構成で、マイルベストとは思えないがマイルにも対応できていると考えられる。Missy Baba≒ Dama。

 サンライズプリンス 


5/7
■ちゃんこ店を29店も全国展開して失敗した力士の話。2店がいいとこじゃないの。両国や銀座で小さく長続きでやっていればいいのに。

5/6
■ギリシャ、ポルトガル危機で、また円高。最後は日本の債務危機か。やれやれだ。
■サンライズプリンスは追い切りで唸っている。凄いことになっている。

5/5
■ダノンシャンティはフジキセキ産駒で、Halo 3×3だから、気性的にも積極的でマイラーっぽい。これを抑えるのに、Millicent≒ Mill Reef 4×5、Bluehaze= Blue Swords 6×6・7が利いている。ラヴァンダンの父で名ステイヤー Verso と、Herbager の父の母 Vanille が全きょうだいなので、この〈全きょうだいクロス〉も効果的だ。Darshaan が入るし、名配合だ。パドックや返し馬で落ち着いていればチャンスなのだがなあ。

5/4
■週刊誌のダノンシャンティの馬体は美しい。松田国英調教師の好みの体形だ。この人の馬体の好みは、この厩舎の、ほとんどのA級馬に共通しているが、トモのいちばん高いところから背中のラインを伸ばしていくと、しっかり飛び出たキコウの下にもラインがあって、そこにラインがつながる。そして、この厩舎の馬は後駆の形も同じだ。こういう体形の馬を集めてきて筋肉を付ければ、マイルと2400mに強い推進力を持った馬ができるということだろう。この体形を私は数年前から“マツクニ体形”と呼んでいる。ダノンシャンティは血統も、配合がフジキセキとしては最高で、メルマガで週末に書きます。
■今日はメジロボサツやカブトシローを愛して競馬を文化にしてくれた寺山修司の命日らしい。渋谷場外のそばには「天井桟敷」があって、土日は競馬中継をやっていた競馬喫茶だった。競馬ファンなら寺山ならなんでも読んでおいてほしい。読んで悔いはない書き手です。コスモバルクも寺山修司の命日に引退式か。

5/3
■ケンタッキー・ダービーは雨だから泥田のよう馬場場だったのだろう。Busanda などの La Troienne 粘着力オバケのような Super Saver が勝つ。そういう馬場か。
■G1のメモリアルにはアグネスタキオンとかカワカミプリンセスとか勝ち馬の名前が並ぶ。でも、宝塚記念はライスシャワー・メモリアルとか、負けた馬でもいいのではないか。勝者には何もやるな。
■ウィリアムスはキネーンに電話して、ジャガーメイルのクセを聞いたそうだ。岩田にも聞いて、ビデオも全部見て、コースも歩いたそうだ。そこまでやるとは凄い。坂の下りをゆっくり降りなかったのも正解だ。競馬の鬼か。

5/2
■春の予想は昔から苦手だと、メルマガ「ホースレター」には書いたが、今週は重賞だけは的中。G1の天皇賞もスタミナ重視で、サッカーボーイのスタミナが表現されたマイネルキッツを◎。馬体の体形も欧州型の美しい形をしている。スタミナ血統を上位にしたから、ジャガーメイルは△だったが、騎手のウィリアムスはオーストラリアで長距離で3着内3割の成績があって高く評価していた。暮れのジョッキーズシリーズでも、前目で好騎乗を見せていた男だ。マイネルキッツは最初の坂を上がるときに、ちょっと仕掛けた分の差で負けたが、好騎乗だった。京都の坂はゆっくり降らないといけません、とTVでアナウンサーが毎年叫ぶから勘違いしている騎手も多いが、淀の坂は長距離なら、イシノヒカルやミスターシービーのような追い込み馬でも4角先頭に近い形でマクってしまうのが正解。松岡はちゃんとクロウト騎手の伝統を学習していたから、ケツのほうから行った地方騎手勢と違って上手だった。上がりが、11.8 - 11.3 - 11.4 - 11.5 だから、ホクトスルタンが出られていて、中盤の1000mをもう少し引っ張ってくれたほうが切れ勝負にならず良かったか。

5/1
■青葉賞はペルーサが4馬身差の楽勝。上がり4Fが、11.8 - 11.5 - 11.3 - 11.7 だから、中だるみのペースでなければ、時計はもっと伸びている。パドックで仕上がっているのにはガッカリした。このへんのレースは遊び半分で臨んで、なんとか勝ってダービー制覇が見えると思っていた。ゲート前で発汗が目立った。まあ、そういうこと考えるのもぜいたくか。メルマガに書いたが、血統、馬体、レースぶりと三拍子そろっている。牝系はアルゼンチンだが、ドイツ血脈や The Tetrarch など凄いことになっている。これが社台の競馬観だ。

4/30
■エアコンや換気扇を点けっぱなしで出かけたりすると、へんな人間だと見られるのかなあ。流山にいた頃は、1週間に1回フィルターの掃除する以外は空気清浄機は点けっぱなしですと言ったら、聞いた人は、不思議な人だという顔をしていた。生活スタイルの多様性や個性は、まだまだ認められてない社会だな。

4/29
■今日はGW連休初日の祝日だ。朝、ドサッと校正ゲラが到着。これをGWにひたすら読んで、訂正個所に赤字をいれてGW明けに返却する。まあ、新聞も雑誌も出版社も、雑誌の合併号でも出さなければ、交代ででも休むしかない。お盆もたいていの知り合いの編集者は家か会社で仕事している。そんなもの。おまけに競馬は年中、休みなしで52週間やっているから、平常と同じ。違うのはニュースや街角で見る旅行者の風景。昔みたいに、公園や森林浴するのも飽きて、頭の中は血統表と予想システムのシミュレーションでいっぱいだ。エジソンじゃないが、楽しい人生だ。今日も木曜だが祝日でない平日に違いない(笑)。ネットでペルーサの馬体写真見るが、何度見てもうっとりする。

4/28
■昨夜、83年の東京競馬場の写真を見て感慨深い。ミスターシービーのダービーだ。パドックに電光掲示板がなく、昔の甲子園球場のような、板のボードだ。あれをガタンガタンと人力で差し込んでいたものだ。パドックの人たちの顔を見ると、皆、私のようなロングエースやハイセイコーで競馬ブームを作った若者たちだった。今はなるべく競馬場に行かないようにしている。パドックは場所取りで良い場所はないし、記者席に行くのは偉ぶっているみたいで私の好みではない。立ち見で、他の人たちのように、大観衆の中の孤独な一人のファンでいたいから。しかし、そんなことより、天皇賞は難解だ。脳みそが溶けそうだ。
■昨日の夕方、ネットにミッキーペトラが天皇賞出走を決め、出られるはずだったホクトスルタンが弾かれると出た。これで父子4代制覇の偉業の夢は消えた。出る出ないが3転したが、がっかりした。

4/27
■芝周志さんのHPは「血統論」の写真からも「リンク」からも飛べますが、「Cover Collection」はお勧め必見です。ここには競馬ではなく、その周囲の人間の歓喜や苦闘、馬の協力、風景の哀切などが描かれていて、競馬描写のレベルから一線を超えている。

4/26
■Royal Charger ロイヤルチャージャーは血統表全体が、4分の3同血の Nasrullah よりも形式美として凄いほどの美しさを誇っているが、それは Solario のせいだ。Royal Charger 系が、スピードシンボリ以来、サンデーサイレンスに至るまで、もの凄い加速力を持っているのは、Solario も一枚噛んでいるのではないか、と私は見ている。
 スピードシンボリの父はロイヤルチャレンジャーで、その父は、Royal Charger だ。和田共弘さんはそれをわざわざ、Gainsborough にラインブリーディングで書き戻した。Sundridge、The Tetrarch、Phararis のスピードを内包しながら。
 シンボリがたまたま手がけた Royal Charger の良さは、後に社台のサンデーサイレンスが母系に Hyperion を入れて開花した。サンデーサイレンス産駒たちが見せつけたような、加速力のある後方一気の芸術的な末脚を、晩年の、アカネテンリュウとの2年連続の差し合いを制した有馬連覇の時のスピードシンボリの末脚に想起して、ああそうなのかと私は納得した。和田共弘さんは、意図とは別に Gainsborough に戻し交配しきれなかったのではないか。あるいは意図して、スピードも内包させたまま丸ごとやったか。それをインタビューしないと、シンボリやSSの記録としてはおもしろくない。
 ロベルト系は粘着力だが、Royal Charger 系の良さを包含していることには違いない。日本競馬の今の主力サイアーラインは、じつは、スピードとスタミナと底力と爆発力や加速力や切れを併せ持った Royal Charger なのである。
 こういう経緯を見ていて、私は、このサイアーラインを、「Turn-to 系」だなどというような言い方は恥ずかしくてやらない。サイアーラインの名前は基幹種牡馬の名前で呼ぶものだ。Royal Charger の血統表を知っていれば、そんなことは言えまい。
■芝さんのHPをリンクし、「リンク」ページにも記載しました。

4/25-2
■「血統論」のページに芝周志さんの撮られた根岸競馬場跡の観覧席遺構とトキノミノル像の写真を使わせていただけることになり掲載しました。金赤の帯にピッタリ映えてすばらしい。感謝です。

4/25
■Solario ソラリオの血を持つことは貴重で、Monsoon、Royal Charger 、Tehran、Worden、Darius、Doutelle、テスコボーイ(テスコガビーやキタノカチドキなどの父)、バーバー(カネミノブの父)、インディアナ(タケホープやベルワイドの父)、ウイルディール(ダテテンリュウやダテホーライの父)、ゲイタイム(2冠馬メイズイの父)、テッソ(コレヒデやラファールやコウジョウの父)、ヒンドスタン(シンザンなどの父)、ミルトン(名牝カネケヤキの祖父、父カネリューはプリメロを入れた)、ユアハイネス、ブランブルー(タニノチカラの父)、イーグル(ダービー馬ダイシンボルガードの父)などに加速力に富む良質なスタミナを伝え、モトコ(シンザン産駒でレコードを4回出したスガノホマレの母)、シーマン(タニノチカラ、タニノムーティエの祖母)などにも加速力を伝えた。日本の60年代、70年代の競馬は Solario 抜きで語ることはできない。破格の遺伝力を歴史に刻んだわけだが、これはスタミナだけでは成しえない。
■Solario の入る血が成功した頃は、Lady Josephine 系の血で、日本の競馬も高速化し始めた頃だから、よけいに、Gainsborough の直子である Solario の偉大さが理解できる。
■予想にケアレスミスが多すぎる。大昔から、読者の方はご存じと思いますが、私は春は苦手。冬は大の得意。とくに2回東京がダメ。この季節は寒から暖へ気候が移行し、ホルモンの何種類かはガラッと変わるから、冬馬は急に凡走し始め、夏馬はたいした追切りでなくても好走するようになる。動物だから発情もある。芝も野芝が伸び始める。馬場も広い東京になる。何もかも入れ替わる。それにG1シーズンになると、G1のことばかり考えてしまう。春天にホクトスルタンが出られるのか。追切りで先着されたダイシンオレンジが重賞勝ちで一安心か。

4/24
■Blamdford ブランドフォードは、Lady Josephine のようなスピードと親和性があった欧州のスタミナ系だ。自身はクラシックに登録がなかった安馬だったが、愛二千ギニー、愛ダービーを連勝した馬には、10F戦で対戦して楽勝している。産駒は長短様々なタイプを出した。
Gainsborough ゲインズボロは、比較的、硬質なスタミナ系で、チャイナロックやテューダーペリオッドに典型的なように、Son-in-Law のような同系のスタミナと親和性があって、現代にまでスタミナや底力を伝えている。欧州の快速血統である Sundrige の血を入れた Solario ソラリオは、スピードも内包していて、他のラインに、上質なスピード+スタミナのきれいな和となった加速力を、遺伝していった。

4/23
■日本の競馬の偉人を4人書きましたが、鎌田三郎さんを忘れていました。数々の名種牡馬を輸入し、日東牧場の場長でもあった方です。この人の相馬眼は凄い。ニットウチドリやエスパルの配合を見れば、やはり、Lady Josepheine と Blandford なのであった。

4/22
■アイネスフウジン、ラッキールーラ、テスコガビー、イソノルーブルの共通点は、フワッとしたスピードがあって先行するのに、東京2400に勝つこと。血統的な共通点も、もちろんある。Nasrullah 主体。それと組み合わせて、Umidwar、プリメロ、Mahmoud、など Blandford のスピードを内包したスタミナがあること。Blandford は Solario でもよいし、The Tetrarch や Sunstar でもよい。でも、Blandford が最高。Lady Josephine レディジョセフィン、Blandford ブランドフォードの良さ、真実は、私以外に誰も言っていない。それは、Nasrullah の秘密でもある。ちなみに、ハクリョウはプリメロ系の中では、いちばん上品なスピードを表現したが、Blandford、Orby、Sunstar の結晶だ。Mahmoud はエプソムダービーをレコードで勝った。サラブレッドは芸術だが、その血統も芸術だ。

4/21
■地方競馬がどんどん閉鎖になっていく。このことには、ダートがおもしろくない面もある。ダートをオールウェザー馬場にして、差しが利く馬場にし、見て楽しい競馬にしてほしい。血統もダート→芝向きに近づけてほしい。芝向きにしていけば、中央でスターになる馬も、日高で生産しやすくなる。距離の多様化で、距離変化による予想の楽しみを加味しないとファンはマンネリで飽きていきリピーターが減る。
 公営競技は終戦後は税収の華だったが、今や赤字化とともに、ギャンブル嫌いな納税者の敵視の的にすらなっている。存続の道はいろいろな人の意見を聴いてもこれという名案はないみたいだ。頭脳や発想が天才的で、日本のバブルはじけたゴルフ場やリゾート地の再生もやった欧米再生屋に任せるのも手だが、そういう案が自治体で通るかどうか? オイルマネーでもチャイナマネーでもいい。再生さえすれば万歳だ。
 乗馬とあわせて文化的な側面も、競馬会はもっとPRしないと、競馬はバクチだという偏見は収まらない。欧米では金持ちや貴族やスポーツマニアの遊びなのに、どうして日本はバクチになってしまうのだろう。そのくせ、カジノ誘致とかの話は各地に多い。
 競馬は文化だ。乗馬も文化だ。サラブレッドは芸術だ。血統は育種学の学問だ。試しに、乗馬クラブで、ぜひ一度、馬に乗ってほしい。あの高くて、なんともいえない曲線の、温かみのある動物の背に乗ると人生観が少し変わる。乗り手の指示を待つ馬の目もステキだ。それは保証します。少年時代に、朝日や夕陽を見た人は非行化率が低いそうだが、馬の背に乗った少年も非行化しにくいと思う。
 病院内や大学でもホースセラピーで小さな馬やポニーが導入され始めている。競馬の社会認知をなんとかしたい。

4/20
■私が若い頃、汽車通学していたが、乗っていたのは蒸気機関車と、ディーゼルカーの気動車と呼ばれたキハ58。蒸気は満員だと、機関車の釜焚きしているところに乗せてくれた。国鉄の人は優しくて、貨物車だろうが機関車だろうが乗せてくれた。大きな声で言えないが、新幹線の車掌室にも入れてくれた(笑)。良い時代だった。キハは、型式キハ52でラストランだという。JRは蒸気はともかく、ブルートレインやキハは残してほしかった。生家が線路の近くだったから、朝から晩まで聴いていた気動車の汽笛の、プワーッ、を聴くと泣きたくなる。

4/19
■皐月賞は藤田伸二が言っているようにヒルノダムールの6番人気の低評価にあ然とした。買い足してしまったほどだ。まあ、レースだ、それは運として、安田で2年連続◎にしたアサクサデンエンの弟で◎に書いたことが嬉しい。メルマガ「ホースレター」で、Crepello クレペロと馬体が似ているから2000mがベストと書いたことも、他の誰も書けないことに違いないから嬉しかった。そのことは確信していたポイントだから、ずっと、いろいろな人にも言ってきた。これで2000mは5連勝だ。たとえ、ダービーや有馬を勝つことがあっても、ピサが2000がベストだと誰も疑いはしないだろう。おそらく、あと数十年、2000mを5連勝して皐月を勝つ馬は出ないだろう。もっとも、Crepello 似だと、距離の守備範囲は広い可能性があるわけだ。

4/18
■予想が今年は絶好調でスタートして、最近は高松宮と桜花賞で◎の選択をケアレスミスみたいな失敗でがっかりしていたが、皐月賞は◎○で決まって一安心。予想システムの考え方の筋は間違ってなかった。この方向で良いのだと思う。ダービーは皐月賞のリベンジ・ゲームというか、皐月のマイナス点がマイナスにならないレースなので、皐月を的中していればダービーは意地にならずに、思考の流れが楽になる。岩田とかアンカツはインを走ると安心できる。地方の騎手は大外ぶん回しは合わないイメージ。アンカツもブエナビスタ降ろされて真剣になっている。オウケンサクラの逃げは鬼気迫るものがあった。あれが男の意地か。ダイワスカーレットもそうだが、ああいう流れはきっちり乗る。岩田はダービー卿でのトライアンフマーチの後方ママのミスを、マイラーズCでクリアして、安心していた。
■アイスランドのラカギガル火山の18世紀の噴火で異常気象が起きて、ヨーロッパでは極端な冷夏となったそうだ。この噴煙で青い靄(もや)になることから、bluehaze と呼ばれたらしいが、南方のジャングルでも森は青い靄になるから、bluehaze と呼ぶそうだ。ダンスパートナーやダンスインザダークを出したダンシングキイの4代母が、Bluehaze だが、サイアーラインが、Black で始まる馬名を続けた後に、Blue で始まる馬名が続いたから、bluehaze から借名したのだろう。

4/17
■寒暖の差が大きいが、さすがに一度クリーニングに出したダウンを着る気にはなれない。ウールのベスト1枚残しておいたので正解。でも、無事だと思っていたら、さすがに関節が1個所冷えで痛くなる。アメリカは冬に東北部が大雪の後に大洪水になっていたし、アイスランドは火山爆発で、中国やチリは地震だから、まあこれくらいならよいほうだと思って我慢。
■前売り覗いたらヒルノダムールが人気ないので悩んでしまう。馬場が悪いとチャンスだ。母の父ラムタラは重上手だし、Nijinsky≒The Minstrel は力のいる馬場向きだ。でも、◎ヴィクトワールピサで入稿する。

4/16
■高松宮も桜花賞もたしかに結果も混戦だった。でも、なんとか1番人気ががんばっているから、あまりムリしても損かと。

4/15
■関東大震災の時は、中国からすぐ救援に来てくれたという話は有名だ。だから近くの国なのだから、中国で地震があったら、すぐ行ったほうが仁義にかなって良いと思う。行ってから先へ進めないとかになったら帰ってくればいいだけの話だ。こういうことはムダになっても、もったいないという問題でもないから、すぐ行けばいいと思う。
■書くかどうか迷ったが書こう。鉱物ショップがどんどん閉店になっていく。そうだろうと言ってきたが、現実となるとさびしい。07年頃はそろそろ石がなくなるなと思って、年に100回くらい夕方になると石屋さんを覗いて回っていた。08年が境目で美石がなくなってきた。今は四川水晶のクラスターの大きいのくらいか。でも、あれは高いから日本の庶民ではすぐ手が出ない。日本以外の金持ち向きだ。原宿の店は場所柄セレブとかが買いにくるが、日本ではふつうは手頃な値段の石しか売れない。マグロや鯨どころではなく美石を取りすぎたか。ブラジルなど資源保護とか言い始めたらしいし、日本ではブームも終わって買う人もいないのか。10年くらい前は石のファンは知る人ぞ知る(知らない人は知らない世界)、ごっそりいたのに。皆、さびしがっているだろう。今は珍しい美石があったら買い手が多い中国かドバイに流れるという噂もある。一つの時代の終わりか。残った店よ、がんばって!

4/14
■願わくは花のもとにて春死なむ(西行)。願わくは馬を見ながら春死なむ(雄二郎)

4/13
■皐月賞は爆発力を要求されるので種牡馬向きだという説を掲げている。中山の馬場がとにかく調教師に嫌われている。今年もペルーサ、ダノンシャンティは出てほしかった。タニノギムレットの年は外がまったく伸びないというか内が伸びるというか異常な様相で負けてしまったが、内容的には勝っていた。イギリスだと二千ギニーのほうを私は重視するが、日本はダービーも軽い馬場だから種牡馬になっても問題はない。皐月賞とNHKマイルとダービーとで2つ選ぶなら皐月賞が外される可能性は否定はできない。しかし、クラシックがこれだと泣きたくなる。NHKをヴィクトリアマイルの翌週に入れ替えて、皐月からNHKでダービーは断念とか、NHKには桜花賞向きも含めてマイラーが行く、という路線を確立したほうがいいと思う。桜花賞組と皐月賞組のマイラー対決なんて内容が濃くていいと思う。

4/11
■桜花賞は栗東留学の国枝調教師の信念の勝利だ。シンメイフジは今回は出遅れなかったが、岩田は出てすぐ抑えすぎる。あれでは出遅れているのと同じだ。いつも言っているけど。。テンが35.6、上がりが34.4。これってスローなんだよ。芸がなさ過ぎる。内の芝が荒れない珍しい年だったから内枠の先行馬から入るべきだったと思ったが、それだとアプリコットフィズやギンザボナンザになってしまう。ムズだ。昨夜のグランドナショナルは、4/9の紹介した入り口が落ちて、4/10に夜中にもう1個所書き加えましたが、間に合ったかどうか。マッコイが寸分の狂いのない名騎乗で念願の初優勝を飾りました。7200m走ってきて、最後まで追う姿勢の崩れないすばらしい騎乗だった。
■白井新平さんの本は、ある側面からとかは昔から見るんですが、全人生のことは多面的すぎて書き切れないか?

4/10-2
■『活字競馬に挑んだ二人の男』江面弘也著(2005ミデアム出版社)という本で、白井新平、白井透親子のことが書かれているそうです。白井新平氏に関しては全貌を捉えるのは不可能かと思いますが、ためになる本だと思います。

4/10
■エイントリー競馬場の実況中継ですが、今夜は、Dick Francis Aintree Hurdle という名のレースもあるようです。ディック・フランシスのファンもどうぞ。
■グランドナショナルは 0:15 からみたいです。2つ入り口があります。
英エイントリー競馬場・障害ライブ中継その2 http://en.justin.tv/bestmate00

4/9
■おおさすが! @Allez_France さんが教えてくれました。3 daysだから、あと2日やるのか。イギリスはよい国だ。日本の国の行く末もイギリスを手本にしたらいい。
英エイントリー競馬場・障害ライブ中継 http://en.justin.tv/cheltenhamfestival

4/8
■今日は1つ良いことがあった。窓辺ですばらしい陽光を浴びた。太陽は好きだ。地球も好きだ。山も海も好きだ。馬も動物も植物も鉱物も好きだ。宇宙に存在するもの全てがいとおしい。
■月曜の強弱レシオのもの凄い数値の話を書いたら、やはり利食い売りが押し寄せてきた。まあ、ひとまず、そういう局面だったのだろう。人の行く裏に道あり花の山と言うが。レシオ1637とは。
■桜花賞は天気予報が月曜から微妙で、当日まで降水確率50%を上下する展開か。枠順もスローで折り合い欠きそうなメンバーのわりに、これという決め手に欠く枠の発表になった。こうなると、折り合い、血統、成長度、関東馬が多いから体調などの比較だが、今年はなんでもありだ。しだいに好きな馬に気持が傾いていく。

4/7
■「強弱レシオ」という個性的な、日本人が発明したテクニカルチャートがあって、これはおもしろい。で、月曜に1637という驚異的な数字が出る。バブル崩壊以降の、ここ20年で1000を超えたのは、2005年の大相場の9月に自民党が圧勝した翌日の1391だけだ。あのときは、それから半年も上げた。今回は世界的に2番底が来るという説が多くて、少ししか買えずに05年みたいな大儲けは逃してしまった。この相場はどうなっているのだろう。

4/6
■ネットで見つけた。きっとウエーブなんだ・・・厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦上二本与半卉亠十士廿卞广下厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦上二本与半卉亠十士廿卞广下厂 厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦上二本与半卉亠十士廿卞广下厂下广卞廿士十亠卉半与本二上旦上二本与半卉亠十士廿卞广。私の人生は9年周期の気がする。

4/5
■さきほど、このホームページが30万アクセスになったのを見ました。ありがとう。もっと、競馬のこと書かなきゃダメですね。5年間、苦手な世界は書きようもないから、競馬のことだけ書いていればと反省。予想法がなかなか完成しないのでねえ。。予想法がんばります。

4/4
■追い込み馬の位置どりが後ろすぎて届きようがない。スタートしていきなり控えて位置どりを決める騎手が多すぎる。進歩しているのか進歩してないのか。河内は、スタートしてすぐ控えすぎると言っていたけどなあ。

4/3
■白井新平という人は、一言や二言では語り尽くせない巨大な人。それだけに誰かが書かないといけない。ご子息の白井透さんが書いていただけないものか。

4/2
■昨日、あっさりとモンナバンナと書きましたが、桜花賞馬プリモディーネの3代母です。もう一つ、伊達秀和氏について大きな業績を書き忘れていました。彼の馬名のセンスは最高で、ファンタスト、ブロケード、プリモディーネ、ファラディバ、ミオソチス、ランスロットなど最高の馬名たちです。馬の身になれば、幸せだったと思いますよ。それが当時の寺山修司やその読者になった戦後団塊世代の競馬ファンなどから、もの凄い共感を得ていた。70年代までの馬主さんでは、南関東の競馬を席巻したケイシュウ(サラブレッド血統センターの祖みたいな会社)のオーナーだった白井新平さん(バトルメント、バビロニアン、ネロなど)と並んで、血統と馬名に苦心して能力を注ぎ込んだホースマンであった。ちなみに白井新平さんも血統の鬼だったが、彼は騎手服で乗られる南関東で、唯一の馬主服が許可されていた馬主だったと後に聞いたことがある。◎○の印の発明者でもあるらしい。ところで、話は飛ぶが、このお二人と吉田善哉、和田共弘さんの4人は、何も迷うことなく競馬勲章ものだと確信する。

4/1
■個性的な名馬主の伊達秀和氏が亡くなられた。御冥福をお祈りします。ブロケード、ファンタストなど彼は Fairway や Lady Josephine のスピードに偏した個性的な人だった。彼が成功した礎は輸入繁殖のソーダストリームにあったが、ここには、Hurry On と Udaipur というスタミナに富んだ名血が入っているのがほほえましい。Udaipur=Umidwar の全きょうだいクロスでモンナバンナが出て、その弟が、Hurry On の直子 Precipitation をクロスさせたアローエクスプレスだった。ちょっと皮肉な話ではある。その後も彼が愛してやまなかったスピードとともにスタミナも同時に入れていけば大成功しただろう。私の大好きな Lady Josephine は絶対的なスピードで世界のサラブレッドの血のほとんど全部を書き替えたが、Lady Josephine の日本への導入に関しては彼は先駆なのだ。ちなみに、高松厩舎のアローエクスプレスは、関西のタニノムーティエと歴史に残る一騎打ちを繰り広げることになるが、当時も以降も、東西対決でこれほど盛り上がった話は、ついぞ聞かない。両馬はともに血脈構成が、Lady Josephine と Hurry On と Fair Way でもあった。

3/31
■日和山灯台の日本最後の霧笛が廃止されたそうだ。「♪霧笛よー」なんて流行歌があったものだ。ブルートレインとか霧笛とか、経験者からすると、なくなるのは非常に寂しい。こういうのは文化なのだから、1個所くらい残せないものか。

3/30
■皐月賞はアグネスタキオンメモリアルでやるらしい。ディープインパクトメモリアルはできないだろうなあ。あれだけ勝ちすぎたら。

3/29
■昨夜は何度も何度も予想のことを考える。たいへんな世界だ。血統批評のほうが全然楽だ。今日も寒い。ダウンやマフラーはクリーニングに出した。セーターは持ってない。ベスト1枚が花冷えの季節の頼りかな。

3/28-2
■サンカルロの吉田豊はゲートは出たのに、下げてしまって後方。少しは出していってほしかった。芝が荒れて、切れる馬場ではないのだから。今週は、また、◎と○の選択が逆になる症状が、外したレース全部に(笑)出てしまった。「人間には、裏切ってやろうとたくらんだ裏切りより、心弱きがゆえの裏切りのほうが多いのだ。」(仏思想家: La Rochefoucauld)。ロシュフーコーの言うとおりかもしれない。やれやれ。

3/28-1
■クロス表記の統一は、大阪日刊スポーツのG1や netkeiba で活躍している望田潤さんの同意も得ました。これが、Admiral Drake≒ Roman の相似な血のクロスです。Admiral Drake の8/8と、Roman の3.5/8が5代以内で共通するので、足して2で割って、5.75/8 が共通という考え方です。

 ディープインパクトまで 


3/26
■「血統論」のなかに、サンデーサイレンス系の、Admiral Drake≒ Roman のパターンの名馬一覧を追加しました。ディープインパクトやゼンノロブロイ、エスポワールシチーなどが該当馬です。
■私の血統論を認めて継承してくれている栗山求さん、Roman の相似な血のクロスをありがとう。まあ、サンデーは相似な血がいっぱいありますねえ。栗山さんと話して、〈全きょうだいクロス〉と、〈相似な血のクロス〉に用語を統一することにしました。血統研究家によって用語がバラバラだと、ただでさえいいかげんな人が多い血統評論の世界にあって、読者に対して無用の混乱を生じかねないからです。相似な血のクロスは4分の3ピッタリだと、今後も4分の3同血クロスも両方使います。5.5/8 とかニアリーな場合は、相似な血のクロスと呼ぶことにしました。〈 〉の約物の使用は好き好きです。もちろん、使用にあたって、“笠雄二郎が用い始めた表記である”と書く義務はありません。書いてもけっこうですが。読者の方も、この意図に賛成していただき、用語の統一をしていただければ幸いに存じます。新聞や雑誌によっては、全きょうだいクロスの平仮名表記が、社内規定などで使えないので、わたしたちは、全兄弟クロスを使うこともあります。ホームページ内の、各所の表記は、時間を見て、随時、直していきます。なお、古い原稿の中身の表記については書いた当時を尊重し、変更せず原本ママで掲載します。

3/25
大阪の指圧の植田先生のホームページです。http://www.jin.ne.jp/ueda/
ここ数日、氷雨が降っているせいか、どこもかしこも腰が痛いという人ばかり。そういう人は姿勢が悪いか、昔、服装的に腰を冷やしたか。ふかふかのフトンで寝ているのだろう。私は敷き布団は何年か前に捨ててしまった。あれは体に悪い。指圧や整体の言うとおり。植田指圧の「簡単健康法」のタブをクリックすると、その話が出ます。世の常識は間違いが半々だ。

3/24
■今日明日が今年最後の寒さか? 桜花賞が終われば一気に春だ。その桜花賞が難解だ。皐月賞はローズキングダムまで回避の話で、毎日杯次第では比較的、簡単になりそうだ。宮記念は馬場がどうなるか。先週はローラーをかけていたらしい。ここまで悪いと、コース取りは中伸びくらいが無難か。

3/23
■毎日杯が皐月賞の最終切符。3強の争いだが、たしかに凄いメンバーだ。皐月賞は最後の最後までわからんな。芝のインorアウトの荒れ具合の見定めの勝負か。
■芝に問題なければ、ヴィクトワールピサは褒めやすい。
■スポニチ Sponichi Annex の「血統トピック」に藤井正弘氏が紹介していた記事を、ギムレット氏に教えていただいた。イギリスのニューカッスルで障害の予備戦に、オグリキャップ産駒 Rocks Rule ロックスルールが出走して勝ったという。血統表を作ってみたら、牝系が凄い。イチワカの全兄が雪の降る中で骨折して逝ったテンポイントだ。おまけに、Native Dancer 3×6・7、Grey Sovereign 4×6、Relic 5×7、Never Say Die 5×5 と、オグリキャップの血脈構成の主要部分は全部クロスさせている。これは狙いすました配合だ。涙ぐましい。JRAは絶対に買い戻して、G1の誘導馬にすべきである。グランドナショナル勝ったあとでもいいから。そういえば、テンポイントの全弟のキングスポイントは春秋の中山大障害、阪神障害Sを勝っているんだ。グランドナショナル出られたら、ツアー組んで行こう!

 オグリキャップ産駒 


3/22
■芸術学部に入学したら、親戚の叔母がワーズワースの詩集をプレゼントしてくれた。千代香おばさん、ありがとう! 「草原の輝き 花の栄光 再びそれは還らずとも なげくなかれ その奥に秘められたる力を見い出すべし」(ワーズワース)。春、3月、門出か。おめでとう。夢と落ち着きと誠実さを忘れずにいたら、なんとかなるはず。

3/21
■ペルーサをはじめ、今年のゼンノロブロイ産駒の爆発ぶりは凄い。なにしろ、レースが上手だし、落ち着きがあるし、距離の守備範囲が広いし、母系に底力の血を入れておけば、配合的にほぼ成功する。ペルーサはG1は必ず勝てる。藤沢先生は、なかなかクラシック3冠とかに興味を持たない人だ。馬を壊さないで大成させるのが目標なのだろうか。ただし、裸の馬の背中の写真を見るまでは断言はしない。鞍を外した写真を見ないと、G1をとやかく言えないというのが私の主義だ。パドックは鞍をしているし歩いているので、あれは汗や落ち着き具合や踏み込みを見るためには見るが、それ以上は深読みしない。どうしても鞍をしているから肉付きばかり見てしまうので間違うリスクがある。そういうことで、40年以上も競馬していれば2周で全馬見ることができる。だから若い頃みたいに12周も見たりしない。馬のためにもパドックの周回は5周でやめたらどうか。
■競馬場に行ってもグリーンチャンネルやUHFと同じTV映像を場内で見ているわけで、最近は馬場にも行かない。中山もガラスで覆われて、芝や風の薫りもしなくなった。つまらん。新聞はネットでダウンロードできるし、レースもネットで、その日でも何ヶ月後でも何十回でも見ることができる。競馬場はじつは昔もそうだったが、今や社交場だろう。先の話、ペルーサは、ほんと鞍を外した写真見るまでは断言はしない。どの馬でも鞍外した写真。歩きのときのツナギの柔らかさや蹄の返しや踏み込み。キャンターの動き。レースの走り。全部見て、血統見ないと、馬という生き物はわからない。しかし、ペルーサは皐月賞に出てほしかった。なんで、3冠を狙わないのだろう。狙う価値はあると思う。と、書いたら、ローズキングダムは脚を余したとはいえ負けた。

3/20
■ヒルノダムールを競り落としたペルーサは皐月賞に出ないという。驚いた。出れば勝てるのに。
■ファルコンSの◎エーシンホワイティは会心の予想だった。6番か7番人気だと思っていたが、さすがにファンは詳しくて4番人気になってしまった。

3/19
■ネットで地下鉄サリン事件が話題になっていたから15周年だと思ったら、明日だったみたい。オウムといえば、オウムの施設に突入した日が忘れられない日だ。いつものように家で仕事していた。一戸建てを借りていたが、隣に住んでいる仕事しないで遊んで暮らしている男の父親が、塀を乗り越えてきて、私の書斎の窓のそばにしゃがんでいた。音がしたので窓を開けると、しゃがんだまま、じっとしていた。「何しているんですか」と訊くと、それには答えず黙ったまま塀を乗り越えて息子の家に帰っていった。驚いたものだ。おそらく、私が毎日、家にいるので、普段から、ろくでもないやつだと思っていたのが、オウムの事件が起きて、こいつは何を電話でしゃべっているのか、とでも思ったのだろう。友人の週刊誌の記者と話していたのだ。その父親は近所の農家で土地成金らしく、息子は遊んで暮らせたようだ。町内会にも入らずゴミ当番もせず、近所付き合いもしなかった。そういう男に塀を乗り越えて敷地に入ってきて探偵ごっこじゃあるまいし不審者扱いされるので、呆れたものだ。町内会の人は皆、私の仕事も知っていたというのに。その年は確か、阪神大震災もあった。人間が恐怖で変化していったのだろう。あの頃から、日本は他人を不審者扱いしたり、猜疑心で見るような時代に入っていった。戦後日本の一つの終わりの年だった。

3/18
■どんなに酷い状況の中に置かれていても、人に対する愛や慈悲を忘れないでいたい。

3/17
■大物感があるサンテミリオンが重賞初挑戦。ここをアッサリ勝てば、それも2段加速で勝てば凄い。

3/16
■私は日本人だけど、改姓したい。損な名前だ。一戸建て借りると、対中国や対朝鮮の問題が起きると、夜中に壁に石投げられる。それも、何日も。家族でもいないと、この名前はムリだ。

3/15
■土日が休みの人は、月曜の朝は1週間の新しい始まりだ。競馬ファンにとっても、月曜の朝は新しい始まりだ。これが年に52回もある。そして、@@年で、@@@@回か。。予想システムの更新は、これまた何回目か(笑)。

3/14
■ブライティアパルスの父ダイタクリーヴァは一流騎手を乗せてもらえず、皐月賞を勝ち損なった。その母スプリングネヴァーはネヴァービートとハロウエーなんて懐かしい血があるから、アンジェリカ≒ネヴァーイチバン2×1という配合で、近親にあの皐月賞とダービーを逃げ切った快速カブラヤオーがいた。この血統表は美しい。これが美しくなくて血統論なんてありえない。これが日本の配合の粋だ。
■後藤Jよ、いくらなんでも8枠からダッシュ付けて1コーナーで外から被せてハナはないだろう。ソロソロと2コーナーまでいってから、どうするか考えてよ。他の馬は全部読み切っていたのに。

 日本的美 


3/13
■朝から中山の芝の発表は稍重だがレースはダートばかりで見ることができない。イン伸びか少しは今週からは外差しも利くのか? で、時間切れで入稿。細かいことは考えないほうがいいこともある。
■中京記念はミス。シャドウゲイトは前走の負けは敗因がはっきりしているのだから斤量減で中京二千なら◎でないとおかしい。誕生日にケーキ食べてないからなあ。。

3/12
■父の命日。7年ほども戦地にいて、戦史に残るような苦労をする。やっと内地に帰還したが、夕食の時に酔っぱらうと、戦争体験を話す、小学生の頃は、それが聞くのが辛かった。夏になって、家でとっていた週刊誌で戦争特集をやる季節になると、毎年酷くなった。こちらが高校生の頃になると、かわいそうだった。

3/11
■松の気品、竹のしなやかさと強さ、梅の哀愁。冬に学ぶこと。
■愛子さまは大丈夫? あれはなんだろう。

3/10
■ロジユニヴァースの母アコースティクスと、ヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアの比較。アコースティクスの4代母の父が、Busted バステッドだが、その血はホワイトウォーターアフェアが持っている。だから、4.5/ 8 以上の同血ということになる。ロジユニヴァースもヴィクトワールピサも父はネオユニヴァースだから、血統表全体では、6.25/ 8 以上の同血ということになる。弥生賞でインの先行とか、まったくよく似ている。内枠引いたらダービー向きか。

 そっくり 


3/9
■春めいてきて今週はとうとう誕生日だ。うんざりだ。中学からは誕生日が期末試験と重なったせいもあってか、誕生日おめでとうとか、ケーキとか経験しなかったから、この日を迎えるのは毎年、苦痛だった。上京後も、人には誕生日は教えなかった。もし教えても祝ってくれなかったら悲しいという気持があったのだろう。どうでもいい日である。こういう日は、私の愛してやまない地球の一部である、翡翠とかの石でも見つめているのにかぎる。誕生日にケーキ食べて生きてきた連中には予想で負けるわけにはいかないだろう。

3/8
■国債を中央銀行が引き受ける、ということが政府の一部で論じられているが、なぜ悪いことなのだろうか。そういうことをすると円の信頼が失われて、通貨が暴落するとかインフレになるとか言われるが、今みたいに世界中でマネーをじゃぶじゃぶ発行しているときには、みんなで渡れば怖くないで、弱い通貨がなくなって、OKなのではないかと思うが、経済学の原則ではいけないという。うーん、このことが私は理解できない。毎年100兆円くらい日銀が買い取ったら? そう言うと、友人の経済学の教授が、いつも顔をしかめる。私には、わからない。なんでや。増税や歳出削減こそ致命傷ではないのか?

3/7
■これで笠の今年の◎は、 [12−15−7−14] 、連対率56%、馬券圏内71%。デイリースポーツのコラムは、[3−1−4−2] 、連対率40%、馬券圏内80%です。年間目標は、連対率60%、馬券圏内75%。まだ、こんなものではダメだ。
■ウオッカよ、引退ですか、お疲れさま。阪神JFから褒めまくってきたが、ダービーが▲で、◎でなかったのが痛恨だったよ。
■中山は1月にAコースを使ってないから、また今年もインがグリーンベルトで、雨が降ったら、なおさら外は伸びない。予想は楽だが、能力検定としては主催者が改善しないとおかしい。

3/6
■日本馬はアメリカのダートだとかなわない。欧州の芝もタフすぎて日本の芝と違いすぎる。とすると、オールウェザーコースの海外遠征は大チャンスだった。レッドディザイアが勝って驚かない。昨年も、ブエナビスタはジャパンCに出たら◎と言い続けてきた。レッドディザイアがウオッカに勝っても驚くにはあたらない。しかし、ウオッカもかわいそうな名馬だな。牝馬が何年もトップレベルを維持したのは歴史上稀な話で、それだけで凄いことだから、これで引退でいいのではないか。馬の格に傷が付く敗戦ではない。

3/5
■カウンターの表示数が、upした最初の日にカウンター設置をやめたり再設置したりで表示し損なった分と、2年目の1回事故と、合計2日分の損を気になっていたので今日補正しました。どうでもいいけど、今朝起きたら、また気になった(笑)。こういうことは年に3回くらい気になる。
■リリエンタールとミッションモードの母の父モンズーンMonsun の血統表。まるでエイシンフラッシュの3代母と同じようなかんじ。Kaiserkrone= Kiseradler 4×4。

 Monsun 


3/4
■企業の設備投資は17%減。造船は韓国に抜かれて久しいが中国にも抜かれようとしている。就業率(15歳以上の人口に占める就業者比率)は56%、おお、44%の人は仕事していない。少子化問題よりも、大事なのは総人数よりも中の実態の問題では。愛国者が足りない。

3/3
■距離に相関する肉付きの遺伝子を解析して、その馬に合った調教法が施せるという話もあるが、そんなものは5代血統表を見れば、95%くらいは理解できる。右脳も使おう。

3/2
■昨日の朝日新聞の記事を asahi.com で読む。一部引用。「アイルランドとニュージーランド生まれのサラブレッド148頭について、各馬が生涯を通して勝ったレースの中で最も格付けの高かったレースを対象に、距離別にDNA型との関連を調べた。 すると、1200メートル以下ではC/C型が最も多く、距離が延びるにつれて減った。一方、T/T型は1200メートル以下では勝利がなく、距離が延びるにつれ増える傾向が認められた。C/Tは、その中間の距離での勝利頻度が高く、C/C型は「短距離」、C/T型は「中距離」、T/T型は「長距離」に向いていると考えられた。 」。引用が一部だからわかりにくいでしょうが、CかTかは筋肉が付くかどうかの因子で、詳しくは既に Google で朝日の記事を検索できます。
 これに関する感想は、◇そういうDNA解析はありうるということ。◇距離適性を決める要因は、筋肉量だけでなく、体形とか、肺や心臓の大きさや長さや形など、さまざま複数あるだろうということ。◇たとえば、乳牛の配合研究もかじったが、サラブレッドの競走能力は、乳量などよりも、はるかに複雑だ。◇この研究と違って、私ならG1ホース以外は対象に選定しない、なぜなら、G1ホースのような完成形でないと、遺伝因子がどう全面的に発現されたかされてないかが不分明であるだろうから。これは30年前から一貫してこの姿勢は変えていない。◇総じて考えるに、今の分子生物学はDNAの解析など単一ファクターの研究をやっているわけだが、それで配合を決める段階では、まだないだろう。
 驚くほど意想外ではないが、有意義な研究であるだろうと推測できる。ご紹介しておきたい。
 ちなみに、私の血統・配合論の論証は、意図して帰納法と演繹法を同時に満たすような狙いで試みられているし、「血統・成績ソフト」で、〈全兄弟クロス〉が競走成績に対して有為なプラスの値が出ることが、90年代に分析証明されています。

3/1
■また週末は雨だ。この季節だと野芝は根だけで、洋芝の葉が濡れると馬場が重いのか。ヴィクトワールピサは微妙だな。それよりも武の位置どりが気になる。今の馬場はインの前がよいから。

2/28
■中山記念は大荒れで5着まで力馬ばかり。オペラハウス産駒のワンツーだ。時計が1分51秒7だと分かってないと、これは予想できない。原稿入れて土曜の午後の競馬見て、来る馬の血統を見ていて、思ったよりも重い。朝の雨も見て、うーん、だった。サドラーズウェルズ系のために競馬やっているようなものだ。今週の◎は、 [1−2−0−2] でまあ、苦手の雨の週にしては、しがみついたほうか。デイリーで1番人気のキングストリートをけなしたのは正解だったと慰めよう。阪急杯はミス。ビービーガルダンは休み明けで張りがイマイチ。今週も終わった。自分を責める必要はない、誰かが責めてくれるだろうから。

2/27
■今日はアインシュタインの名言を拾う。「自分を責める必要はない。誰かが責めてくれるから」だって。オイオイ。今日はノリが勝ちまくる。私の予想も好調だ。メルマガとってくださいね。先ほど日本時間で16時前に、チリに巨大地震があったのが心配だ。小学生の頃、チリのマグニチュード9.5 なんていう超巨大な地震があって、三陸津波で大災害になったのを思い出す。地震雷火事おやじ、というが地震がいちばんか。

2/26
■「理解されるということは一種のぜいたくである」エマーソン。だって。もっと早く知っておけばよかった。

2/25
■関東の重賞はここ4年ほど難しい。雨が降るかどうか際どいときは、なおさらややこしい。今週は降ると波乱も考えられる。

2/24
■今週の予想は雨の降る時間と量次第。雨のときはどうするか決めておきたいけど、降り方が一定でないから、こればっかりは決めようがない。

2/23
■昨年末に、<まぐまぐ>が、メルマガと、ケータイメルマガ(ミニまぐ)を統合したので、上記の登録フォームを、変更しないといけないのを忘れていました。これでOKだと思います。まだの方は、ぜひ、登録してください。競馬の、血統など全ファクターを使ったという意味で、誰もやらない本格的な予想文を、ずっと書いてきたつもりです。よろしく。

2/22
■カーリングは、選手の声出しているのを同時通訳してほしい。選手の意図がわかって興味倍増だと思うけどなあ。

2/21
競馬通信社のマルチメディア予想を一緒にやっていた望田潤さんのブログhttp://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/も、ご紹介します。「リンク」にも入れましたが、ここをクリックしてもジャンプできます。
■テスタマッタは自信があった。思ったよりもペースが遅かったが、予想としては正しかった。向正面で岩田がペースが遅いのに馬とけんかしなければ、ケイアイテンジンの直後に付けておけば、抜け出すのはもっと早かったはずだ。それでも勝ち馬と並んで2着か。3年で3700時間、夕方から電車に乗ってあちこちの町や公園をさまよい歩き、埴谷豊や吉本隆明みたいに歩きながら考えるのが好きだから、出歩きまくって変人扱いされ、それでもカフェをハシゴしてお茶を飲みまくって歩き続けて、レースシミュレーションを何百回とやり直して考え続けてよかった。予想は完成した。今年は、◎がこれで、[10−11−6−11] だ。馬券圏内率71%。G1がどうなるかと思っていたが、今日でG1の予想法も問題ないことが分かった。ライフワークは校閲、血統論、予想法、鉱物収集と4つ完成した。今日は自分にMISIAをほうびに聴かせてやろう。
■デイリーのメーンレースのコラムは今年は◎が [2−1−4−1] 、馬券圏内率88%。金杯のケアレスミスがなければ [3−1−4−0] と100%。予想は楽しい。

2/20
■しかし、青木さんの本は1万円は高すぎるわ。
栗山求さんのブログhttp://blog.keibaoh.com/kuriyama/
click ↑ 笠の血統論の流れを受け継ぐ俊才・栗山求のブログができたようです。競馬通信社で活躍したあと、グリーンチャンネルや「競馬王」などで活躍中です。遊びに行ってやってください。私のことも載っていて見て驚いた。ありがとう。「リンク」ページに入れさせていただきました。
■テスタマッタの持つ相似な血のクロス、Better Self≒ Busanda。この美しさ。芸術だ。

 あまりに 芸術的な ・・ 


2/19
■トヨタの社長がアメリカの公聴会に出るという。偽証にならないように気を付けてね。私が1年前から世界一の販売台数を誇ったトヨタが落ちることもあるかもしれないと書いたのは、べつにアナリストしているわけでも、諜報活動?しているわけでもない。雑誌とかで何も勉強もしていない。日本文学は1000年以上前から世界一だ。『平家物語』には「驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。」と書いてあって、日本人なら誰でも知っている文句だ。上がれば後は落ちるだけ。トヨタは08年頃だったか、勝ち勇んだような発言があったのが気になった。ロイターのサイトに今、当時のホンダの社長の発言が出ているが、ホンダはその頃、車が売れすぎないように気を付けていたそうだ。景気の良いときは売れすぎず、設備投資をしすぎず、というのは経営の鉄則だ。だから私は、株買う人にはトヨタよりもホンダが良いと言ってきた。株買うときは、「人の行く裏に道あり花の山」と言う。日本文学に学ぼう。

2/18
■品格が問題になって出場辞退の話まであったという国母の試合を見た。試合は着地に失敗したが、ちゃんと闘っていて、かっこ良かったよ。一流の腕を磨いて世界の檜舞台に立った男の見せる表情が、ちらちら出ていた。血の滲む努力をした人の表情だった。スノーボードをやっていた青年を知り合いに持っていたが、さっぱりしていていい連中だよ。鼻に穴開ける気はしないが、人それぞれでいいんじゃない。おんなじじゃつまんないよ。努力する人間に悪いやつはいない。そんな試合だった。

2/17
■新党? 自民も民主も組み直しにはなるとは思っていたが、どうなってるの。政治はどうでもいいか。政治向きではないな、わしは。みんな仲良くやってくれればいいよ。政治のことはもう書かない。

2/16
■青木義明といえば血統専門誌を出していた競馬通信社だが、出版は廃業したと思ったら、競馬通信新社を立ち上げて『現役種牡馬7代血統表』という新刊を贈ってくる。この本が売れない時代に、売れそうにない本を・・・。「週刊競馬通信」は有名ジョッキーや調教師も読者にいたなあ。20数年前には、そういう良き時代があったのだ。懐かしい。

2/15
■オリンピック選手の品格? なんだろう。競技も見ないから分からない。オリンピックも10開催くらい見ると飽きちゃって。。

2/14
■フォゲッタブルは父のスタミナから実力どおり。ベルウッドローツェはダイタクリーヴァの子で、テスコボーイのクロスだから買いにくかったなあ。東京はインばかり伸びる。4月が怖い。ヒヤシンスSはマカニビスティーが予想どおりいちばん強い。でも川島がケツから行って、4コーナー手前から外々回して馬群の先端のそのまた端を回して、大外ぶん回すから5馬身は損してゴール前で止まってしまった。この人にはもう調教師から依頼がこないだろう。あれは見るだに無惨だ。
■トウカイトリックはイン差しを決めて2着はあったが前が壁で開かなかった。シャインはスタート失敗して、空を見上げて身をよじって出たのを、立て直すのが最後まで響いた。うまく出ても3着までだったかもしれない。今日はおかしなレースばかり。忘れるにかぎる。

2/13
■バレンタインSは全然ダメだった。内田博じゃないとダメか。松岡が、前のほうにいたのにケツまで下げてしまった。あれはスローなんだけど、速いペースに見えるんだろうねえ。TVの解説の元騎手もハイペースだからとか言っていた。オープンの千四にしてはスローだったよ。

2/11
■ヒヤシンスSは凄いレースになると思う。予想もやります。

2/7
■シルクロードSは凄いスローの千二になって、エイシンタイガーは脚を余した。あれはしょうがない。共同通信杯は◎○が逆だった。こちらは3着だが明らかな2択の選択ミスだ。ラジオNIKKEI組は強い。アリゼオは気性が悪い。馬や人が側に来るといらいらしている。この気性が治らないとG1はつらい。

2/6
■メジロオードリーは東京千四を使って3着に負けた。私はオークスの最有力候補と言ってきた。中距離馬だから、千八とか二千を使って大事に育ててほしかった。競馬の根底は血統なんだけどねえ。
■今日も予想を3レース発表してパーフェクト! 私が嫌った1番人気のリトルアマポーラもトップカミングも私の書いた理屈どおりに惨敗している。小倉大賞典はマイネルスターリーがゴール前で斜行して2→4着に降着処分を食らったが、私の責任ではない。女性問題でいろいろあったみたいな三浦が、失意の中でよれたものものかもしれない? 私の責任ではない。ゴール前で勝負に関係ないような気もするが、競馬会の審議の哲学には、何かを言うのもムダで疲れた。今や、どうでもいい。多くの(毎年、減ってきたが)競馬ファンの馬券生活の邪魔をしないで、仕事してくれればそれでいい。三浦の恋愛に何があったかは私は全く知らないし調べる気も起きない。他人の私生活にほとんど興味も詮索の気すら起きない私には、他人の色恋なんかどうでもいい。事情はよくわからんが、騎手として人間として大成していってほしい。誰と交際しようと、馬券に絡んでくれる騎手になってくれれば、それでいいよ。困ったことに、そういう信頼できる(騎乗の話)騎手がほとんどいないんだよ。
■三浦よ、マイネルスターリーは左回りで左ムチを使う理由はないだろ。逆だろ。どうせなら、内の馬へ、その馬が下がったら、逃げ馬へ、もっと馬体を寄せる構えを見せて馬に意志を伝えて闘志をかき立てたら? ムチを使ってフォームを乱すということは、昨年のイギリス遠征でムチのむだ打ちで制裁を食らったのが理解できてないのかな。重賞を勝ちたい気持だけは伝わってきたが、また勉強だな。私なんか、この歳でまだ勉強してるよ(笑)。騎手は最初の5年で必死で勉強しないとチャンスはないぞ。わからんことがあったら、加賀や河内の家を尋ねていって聞け。

1/31
■今週は難解な重賞が3レースあって、2番、7番、4番人気に◎。今週が新予想法の山だと思っていたが自信はあった。結果は、1、2、3着。金杯で新方式に確信して、翌日からは、◎が [6−7−5−2] 。(金杯の日が新方式だったら [7−9−5−2] )。馬券圏外の2回は、馬の馬体細化と騎手のミスで、私が悪いのではない。全然、外れる気がしない。今週の大混戦の難解なレースがこなせたから、来週から何週かは、また簡単だろう。相模湖でも夕暮れの井の頭公園でも、甲府でも新宿でも隅田川でも、毎日電車に乗って出かけて、◎の2択や3択の、同じ問題を考えに考え続けて、3700〜4000時間。数学者の岡潔ではないが、執念と持続力で、問題は解けた! 有料予想の時期は近づいたかな。本業の血統論は、ほぼ全部わかっている。今年、ついに予想論も解けた。今夜は自分にほうびにドジョウの唐揚げでもやろう。

1/30
■サマーウインドが強いのは分かっている。しかし、スプリンター血統で東京千四で、逃げ相手が外の藤田。武だと行っちゃいそうだけどなあ。。それでも来るのか。それでも買うのか。悩ましい話だ。

1/28
■祖母の命日には西洋アイリスを供えると決めていたのに、ここ2〜3年入手できない。温室育ちなのに儲からない品種で誰も作らないのだろうか? 1月にアヤメというのも紫好きには良いものだが。ちなみに昔の日本は紫は庶民には禁色だったそうな。良い色だ。石で言うならキリスト教の司祭が身につけるといわれるアメジストというところか。

1/26
■今週も的中するだろう。20レースくらいは連続で、◎が馬券圏内といきたいものだ。これはお金のためというよりも、数学問題の解を考えているようなものだ。どんな問題でも解こうじゃないか。

1/24
■今日も予想は好調。やはり、◎の2択と3択で4年間、吉祥寺や井の頭や狭山湖を、さまよい歩いて考えた数千時間はムダではなかった。今年は金杯訂正で [6−8−4−1] だ。夕方、電車に乗って何時間も出かけるから、変人扱いされながら4000時間は同じ問題の解を考え続けた。次は最後の△の決定法か。

1/23
■ルーラーシップの岩田は抑えすぎ。乗れてないなあ。藤田を乗せればいいのに。
■東西金杯を旧式発想で予想した分を修正したら、今年の予想は、[5−7−3−1] と画期的なことになる。何も考えなければいいのだ。日曜は難しくて外れそうだから、今日書いておきたい。

1/22
■Gunny は Snooze≒ Swizzlestic2×2でもある。最高に美しい。

 Snooze≒ Swizzlestic 


1/21
■ベルモントルパンの5代母 Gunnyは、父と母が相似で、ニアリークロスの1×1だ。宇宙に存在する真実はつねに美しい。

 Majoritat 


1/19
■浅川マキが旅先のホテルの浴槽で急性心不全で急死した。寺山修司、蠍座、新宿、赤テント、前衛映画、渋谷、ジャズ喫茶、マイルス、ゴダール、江夏、村山、タケシバオー、スピードシンボリ、あの頃の町や人たちは皆好きだ。私の青春。皆、一心不乱で燃えていた。スーパーやカフェで客イジメする店員なんかいなかった。マキのような女と部屋でごろ寝して朝起きると、実感としてなんとなく生きていた。あの頃のやつは、皆、好きだ。みんな、好きだよ〜!
「夜が明けたら」浅川マキ 1969 は YouTube にあるはず。

作詞も作曲も浅川マキだ。最近の駅前で歌っている若者の歌がなぜつまらないか。歌にも教養や人生哲学が必要なのだと思っている。「かもめ」も名曲だった。♪ かもめ、かもめ、・・・さよなら、あばよ。。
いつか、あっちの蠍座で会おう!


1/17
■予想の考え方を年末年始10日間、家にこもって朝から晩まで考え続けて、何年分もの予想を全部やり直した。正月の金杯が迷った末に外れて、決心がついた。いろいろな方法論を探ってきたが、きれいな論理が見つからなかったが、やっと見つかった。数学者や物理学者は行き詰まった考えの突破口は、美しい論理のほうだと言うが、私もそう思う。私の信条はプロフィールに書いているように、シンプルイズベストだ。芸術や文学で美とは何かを学ばないとサイエンスはできないと言われるが、競馬の血統論や予想法も同じことだと思うなあ。ますます、その考えを強くする。強がりではなく、高校大学時代に学校の勉強などせずに、芸術全般に耽溺していたのは正解だと思う。今日は、サンライズSや紅梅賞も自信があったが、つまみ食いしていると思われたくないから予想は書かなかったが、自分では8割的中ペースだ。2択3択がやっと片付いたから、あとは大荒れレースの対処だけだ。大きなことを言い自分の退路を断って、なんとかしたい。
■捨てられた犬や猫を救おうとするNPOのリンクバナー(クリックすればジャンプします)を上に貼っておきます。詳細は不明ですが、収支報告もきれいに載っているし、政治や宗教を持ち込まないでください、と書かれているのも、私と同じ信条だ。いいかもしれない。とりあえず、年末にスーパーで売られる手ぬぐい10枚セットと新聞を送っておこう。「ダルニー奨学金」は東南アジアは4月が新学期ではないので、春からの楽しみだ。いくつかのNGO支援を渡り歩いてきたが、私が支援するところは皆、大きくなっていく。私がしなくても資金がとりあえずは集まっている。こういう資金が集まらないでいる国内の団体もいいかもしれないと思ったりする。ここに紹介することで微力ながら支援の輪が拡がることを応援しようと書いているので、読もうが支援しようがもちろんお好きに。そのうち、どこか支援は最終的に1個所にして、子供がいないから、死んだら残った金を遺贈してアジアかアフリカの貧しい国に小さな木造の学校(“寺子屋・笠”とか・・)でも建てられたらいいなと思う。人間の基本は教育だ。とくに読書だ。教育をちゃんとやらないと社会は劣化する。
■昨日のカイゼルクローネ Kaiserkrone のスペルが間違っていたので訂正。この血統表を見て、3秒以内に底力満点だと思わない人は、ともかく紙に名馬の血統表を100頭手で書けば、理解できることでしょう。私は今でもパソコンの画面見ながら、わざわざ紙に手書きしている。書かないと手から脳への?神経にビビッとこない。書くと整然としていない血統のキズがピンとくる。何十年で年に何百頭書いて、合計、うーん。じんせいってなんだろ。

1/16
■エイシンフラッシュの3代母マヨリテート。Kaiserkrone=Kiseradler 4×3。ドイツ千ギニーとオークスを連勝した。

 Majoritat 


1/15
■砂糖は体に悪いと言って摂らない人が多い。脳に必要なブドウ糖の最大供給源を断つことになる。良質の砂糖を摂らないと、脳が活性化しないから、国家は没落する。
■セーターはさすがに着ないから数年前にお気に入りのを1つ持っていたが捨てた。普段、冬でも3枚しか着ない。今年はダウンのコートの下に、ウールのベストを着ている。だから3枚半だ。ベストの分だけ、今年は寒いのか、衰えたものだ。寒いといっても零下2℃くらいだが。昨日は浅草橋のなじみの石屋を覗いて回るが、美石もないし、全然客もいない。見ているだけで寒々とする。石は売れない。物を買うとなると漫画かゲームか大繁華街のブランドショップばかりに客が行くのだろう。町の商店街に明るい徴候は感じられない。人間にも個性や余裕がないと商店や文化は育たない。

1/14
■玄米食が言われているが、玄米にはフィチン酸が入っていて、それがミネラル類を吸着させて排出するからミネラル不足になってしまう。米は精白するのは見た目のためではないと精米業者が言っているが、常識はこの世では通用しない。

1/13
■コンテンツの更新。フェアリーSの週の分を更新しました。「デイリー」の代表作2本やめて09年分を1本追加。「ホースレター」のページは09年の2115字予想を1本追加。昨秋は2115字よりもはるかに長い予想も書いたが、残念ながら、それは予想が外れたので載せなかった。私の専門は血統論、血統批評であって、予想ではないから、予想が外れていても、書いたものはそれで良いのだが。。

1/11
■1/10の血統表の中の、メジロボサツの母メジロクインは、プリメロ≒ステーツマンでもある。メジロオードリーは日本古来の血統の魔術でもある。中距離で強くなってほしいなあ。

 ミスアシヤガワ≒メジロボサツ 



1/10
■メジロオードリーはスペシャルウィークが父でメジロドーベルが母。よって、シラオキ≒メジロクインとなる。薄いながらもミスアシヤガワ≒メジロボサツでもある。この中には、Udaipur=Umidwar の美しい〈全兄弟クロス〉も含まれている。シラオキやメジロボサツの名牝の血が生き残って遺伝して、これは芸術だ。デイリーにはオークスの最有力候補と書いておいた。

 ミスアシヤガワ≒メジロボサツ 


■中山金杯の原稿の更新を忘れてました。遅れて申し訳ないです。upしておきました。しかし、何も考えない方法だと、よく的中するわ。

1/9
■北半球は凄い寒波だ。今日もネットで見るとワルシャワは吹雪になっている。中国の北のほうは1040ヘクトパスカルの高気圧だ。南半球のオーストラリアはミルデューラという場所で43℃もある。2006年冬みたいだ。あの年は寒くて、−6℃の朝にトイレのタンクが凍って水が出なかった。あの年も南半球は熱波だった。サウジは2年前に雪が降って死者が出たが、今年は30℃くらいあるから大丈夫か。1月は満月が2回あるおめでたい年だというのにこれだ。

1/8
■下げ始めた株が後場に切り返す。強い。先行指数はピークアウトしたから調整に入るのは3月か?

1/7
■年末年始の株の上げは予想できた。で、今日あたり、テクニカルチャートは高原状態に入り始めた。次はどうなるのだろう。下げるのか、もみ合いか?

1/6
■吉田隼人は平均ペースで引っ張ったほうがよかったな。私は強い馬を◎にすればよかったな。

1/4
■メルマガ「ホースレター」の1111号を今日発信しました。きれいなキリ番です。長らく、ありがとうございます。

1/3
■今夜は「JRAレーシングビューアー」には調教ビデオがない。有料サイトなのに、なぜ?

1/2
■初日の出も見てないし、初詣は昨年は元旦の夜に行って道に迷ったので、今年は3が日は行きたくない。いつも人類を育んでくれる太陽と地球には愛を送っておく。
■昨日の、Calonice の母 Coronisとも、Djeddahはニアリーなので、ミヤビランベリは、Djeddah (4/8)≒Coronis (8/8) とも言えます。

 Djeddah≒Coronis 



2010/1/1
■あけましておめでとうございます。

■ミヤビランベリの Djeddah≒Calonice 6・6×6の4分の3同血の芸術的な美しさ。構成血脈の位置を1つずつ確認してみてください。この相互関係のダイナミズム。これが私の血統論の中心の一つです。血統表を見れない人のために upしておきます。

 Djeddah≒Calonice 







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