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  Mail Magazine   「軸馬指数」  「ホースレター」




 おもひで  ある夏の日。  永遠を知る記憶の中の時。
自分の子供時代のピュアな思い出は元気か?
(高尾山)



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■ 自選集 ■  click →「軸馬指数」「70年代からの過去分」自選集


■ 最新号 ■ (日曜夜 up)  click ⇒   京都記念 

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軸馬指数の軸 
 ※ 毎週の重賞2レースを、選ばずに予想しています。

1着 2着 3着 着外 レース数 1着率 連対率 3着内率
2015(25-17-14-49)105レース 0.238 0.400 0.533
2016(28-22-08-48)106レース 0.264 0.472 0.547
 2015/10月〜2016/9月 (29-24-10-42) 105レース
               0.276 0.505 0.600
2017(33-21-18-37)109レース 0.303 0.495 0.660
2018 (27-19-13-48)107レース 0.252 0.430 0.551
2019 (31-10-16-48)105レース 0.295 0.390 0.543
2020 (02-04-02-06)014レース 0.143 0.429 0.571
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2015〜(146-93-71-236)546レース 0.267 0.438 0.568
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 2015年から2016年にかけて、週に2レースやるだけで、15週連続重賞的中があります。


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◆ 有料メルマガの「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」は2015年10月から2016年9月まで、12カ月連続50%的中を、どの開催終わっても通算50%を割らずに、12カ月・13開催・連続で実現しました。

私は「軸馬指数」で、週に、ほぼ2レース予想していますが、一部の予想家と違ってレースは選択しないことにしています。その週の、グレードの高いほうから2つ、同じ格なら、G1のトライアルや血統ファンのご要望の高い長距離や2歳重賞を自動的に優先しています。よほど、メンバーが揃わないレースや、天気予報がめちゃくちゃな時とかは、同じグレードなら選択することもありますが、ほとんど自動的に1週前の日曜に決めています。

 の成績は、13開催52週(3日開催もあり)105レースで、【29−24−10−42】連対率51%、3着内率60%でした。メルマガに、全馬の指数と、打った印を全部、載せています。

 ◎の開催別成績は、2015年10月から順に、
(1着−2着−3着−着外)が、開催ごとに、
(2−3−1−3)(1−3−1−3)(4−1−1−2)
(1−2−2−3)(4−1−0−3)(0−4−2−2)
(4−0−1−3)(1−2−0−5)(3−3−0−2)
(3−0−1−4)(2−2−0−4)(1−2−1−4)
(3−1−0−4)と、ほぼ、コンスタントでした。

 全105レースで、1番人気の◎が56レース。4番人気以下の◎が19レースで、そのうち5レース(有馬・ゴールドアクター、マイラーズC・ダノンシャーク、青葉賞・ヴァンキッシュラン、宝塚記念・マリアライト、オータムH・カフェブリリアント)が穴の連対です。

 ◎の4番人気以下の穴予想時の的中率だけで、26%ありました

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私は90年代の大暴落でも儲けて(東洋経済から執筆の話が来たほどです)、株で資産を増やしてきましたが、資産蓄積のスキルに欠かせない、テクニカル・チャートを扱っています。日経平均先物ミニを1枚買って、日経平均が40円上げたら、4000円の儲けです。この購読料は世間の半分以下になっています。5つものテクニカル・チャートを使いこなして総合判断するのは私くらいでしょう。しかも、日本のシロウトに好まれている「一目均衡表」だけは絶対に使いません。あれを使って中長期に儲かっている人を見たことないです。
(2018年3月末日をもって、いったん休刊します。2月3月暴落は、ほぼ完璧に的中しました。休刊理由ではありません。これだけ書いて週3回はきついです。2019/5 廃刊登録申請しました。「軸馬指数」にエネルギーを集中します。)。



軸枠・軸馬決定法「枠目論」】
(2017年9月末日をもって、いったん休刊します。「軸馬指数」にエネルギーを集中します。解析ノート『枠目論』の販売は続けます。解析ノートお申し込みは、笠宛てにメールください)。
破天荒な、絶対に誰も発見できない飛躍的な発想を展開して、軸枠選定をするという方法論です。枠連時代の研究ですが、軸枠が決まらないと、他の券種も的中できません。ですので、今の時代でも、十分有効です。だから、G1は軸馬を書いていますが、キチンと的中実績があります。


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2015年3月から、
●● 競馬通信社 〈メルマガ「週刊競馬通信」〉に参加。 

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メルマガ執筆メンバーは、佐藤洋一郎、望田潤、斉藤空也、大恵陽子、合田直弘、石川ワタル、斎藤修、須田鷹雄、原良馬、青木義明ほか各氏です。
会員登録は無料ですので、ご購読よろしくお願いします。


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 今はなき平原 
 火星大接近の2003年夏、火星を見た平原  (乗馬クラブ跡)
 のちに、つくばエクスプレスの おおたかの森駅の付近になる



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メール・マガジンの「ホースレター」は、最初は競馬通信社などの複数の書き手で運営されていましたが、少しずつやめていって、2002年に2人くらいに減った時点で、私が一人で単独に発行権の譲渡を受け、引き継ぎました。引き継いだ1週間後に譲渡手続制度が運営サイト側でも廃止になるという、絶妙の幸運もありました。

もともと「ホースレター」という名前は、私がかねてからメルマガの題名にと温めていたものを提供したもので、愛着があります。(他からその後、同名を一部被った紛らわしいメルマガが出てまして法的な問題が生じていますが、私とは一切関係ないメルマガです。)。

そして競馬通信社の優秀な書き手の人たちのおかげで、部数も5サイト合計4000部くらいありました。この部数を引き継いで廃刊せずにひとりで書くとなると燃えないわけがありません。自分に火をつけているつもりで、走ってきました。でも、メルマガサイトが〈まぐまぐ〉以外が衰退・消滅していったのは残念です。

基本的にはその週末のレース予想を、血統に触れたりしながら書いています。でも、ひとりでやっているので、文体や話の内容の脱線具合など…、机に向かいPCに触ったそのときの気分で好き勝手、自由奔放にやっています。ここの「エッセイ」のコーナーに掲載したものも、「ホースレター」に書いたものが多いです。


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 玲 瓏 夜の秋川渓谷





 ◆ 「軸馬指数」 サンプル 自選集 ◆

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◇ その行をクリックするとジャンプします。


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<以下は、1970年代、1980年代、1990年代>



・1995/11/19 デイリースポーツ & 競馬通信社  マイルCS
    重賞未勝利のトロットサンダーで新聞連載・快進撃スタート


・1994/9/25 「競馬通信・マルチメディア予想」 セントライト記念
     (8番人気)ラグビーカイザーで競馬に復帰




・1984/12/13 「週刊競馬通信」 有馬記念
         私は意地でもシンボリルドルフ

     (「血統屋」から発売中の
       『血統あれやこれや1985年復刻版』に関連原稿)


・1985/4/7 「週刊競馬通信」 桜花賞
      (11番人気)ロイヤルコスマーで予想を再開



・1984/4/8 五十嵐理論との決死の対決レース 桜花賞
         負けたらやめろ!
        ダイアナソロンは名配合だ





・1975/12/14 「ケイシュウニュース」「血統から」 有馬記念
          辞表を出して
       (7番人気)イシノアラシは菊で負けてもリボーの孫



・1975/7? 「ケイシュウニュース」「血統から」 浦和新馬
        クズ馬と言われようが、命がけで、
      (最低人気)ロッキラインはブーサックばりの名配合




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<以下は、「軸馬指数」>




・19/12/01 チャンピオンズC 巨体の化け物、◎クリソベリル


・19/11/24 ジャパンC 我が競馬人生と、◎スワーヴリチャード


・19/06/30 ラジオ日経 雨中の大乱戦。重厚な血統のゴータイミング◎
      複勝400円。ワイドは総流しで資金6倍という珍レース


・19/06/22 宝塚記念 本格化したリスグラシューを得意の条件で◎


・19/06/15 ユニコーン 1番人気デアフルーグは顔写真見て夏負けと見た
       ◎はデュープロセス。


・19/2/24 中山記念 強い4歳牝馬ライラック。距離短縮で立て直せば
       11頭立て6番人気。馬連2470円、3複3260円


・19/2/10 共同通信杯 ダノンキングリー、血統A級、好素材で勝機
       7頭立てで3番人気。単勝420円、3単2170円


・19/2/3 東京新聞杯 インディチャンプ、ギベオンより能力あり
     タワーオブロンドンに、アーリントンCの1年ぶりの敵討ち





・18/10/28 天皇賞 レーティング理論も私は負けない、強いレイデオロ


・18/10/21 菊花賞 理路整然とウインバリアシオン2世の◎エタリオウ


・18/10/14 秋華賞 アーモンドアイは病気だ。◎は打てない。
  アーモンドアイは週刊誌の1週前の写真で体調不良と見て、
 G1以前から◎で追いかけていたが、蹴飛ばす。
  勝ったが、追切り後3日馬場入りせず、レース後補液注入で寝込む。
 吉田照哉氏が言うように「馬が化け物」だっただけ。
 写真で見抜いたのは私だけ。このレースは外れたが思い出の一作なり。


・18/09−11  19戦連続で ◎が(8−8−1−2)、連対84%


・18/09/29 シリウスS 25点差の大差で、◎オメガパフューム
        ◎△▲、3複7200円、3単40080円

・18/06/24 宝塚記念 外国馬でも、◎ワーザーは強い
        複勝550円、ワイド3450円、(3連単492,560円)


・18/05/20 オークス 2400mでも◎アーモンドアイ
       3連単、1着&2着から、相手3頭流しで12点。

・18/04/08 桜花賞 人気ラッキーライラックでなく,◎アーモンドアイ
             2番人気、単勝390円

・18/03/31 ダービー卿 中山マイル1分32秒台の◎ヒーズインラブ
       馬連 3890円 (3連単 126,530円)

・18/01/28 シルクロードS 重厚な配合の◎ファインニードル
       単勝 770円 馬単5830円 (3連単 237,290円)

・18/01/14 京成杯 2頭が、他馬と30点差なら、馬連1点勝負
     ◯ジェネラーレウーノ−◎コズミックフォース 馬連780円

・18/01/07 フェアリーS どの角度から考えても、◎プリモシーン
        馬連3230円。3複10370円。3単46640円




・17/12/28 ホープフルS ◎の年間通算連対率50%を賭けて
  8番人気 ◎で、複勝490円。3複10520円。"Stay foolish"

・17/12/24 有馬記念 G1のキタサンブラックに二度目の◎でお別れ

・17/12/17 朝日杯FS ◎ステルヴィオの切れ味に期待
                 ◯◎本線的中

・17/10/15 秋華賞 ディアドラは、雨OK、キ甲抜群、馬体増OK
          ◎で、単勝630円。馬単◎△2900円

・17/09/03 新潟記念 タツゴウゲキ。血統良く 馬体良く 前走良し
      6番人気、単勝1200円。複勝420円。馬単◎▲5810円

・17/08/06 小倉記念 タツゴウゲキ。血統良く 持ち時計あり 軽ハンデ
          ◎で、単勝710円。3連単◎▲△30410円

・17/06/11 マーメイドS アースライズ、格負けなく、条件も合う
          6番人気で、3連単14720円。

・2017/冬春夏  3歳 重賞レース
             的中17レース 一覧
 (←click)

・17/03/12 フィリーズ・レビュー 長く良い脚のカラクレナイが◎


・17/02/19 フェブラリーS 成長したA級ダート馬ゴールドドリーム◎
        馬単◎△2520円






・2016/夏秋冬  2歳 重賞レース
             的中9レース 一覧
 (←click)

・16/06/26 宝塚記念 条件揃った8番人気◎マリアライトがダントツ
     単勝2510円、馬単◎○8460円

・16/05/29 目黒記念 G3なら上がり馬のクリプトグラムが◎
          ◎○・・・馬単2600円

・16/04/30 青葉賞 血統も馬体も良く時計もある◎ヴァンキッシュラン
          ◎△・・・馬単3540円

・16/03/05 チューリップ賞 異系の血が豊富なジュエラーが◎
            





・15/12/27 有馬記念 8番人気でも菊に続いてゴールドアクター◎
    単勝1700円。複勝410円。馬単◎△13780円。
    3連単125870円
            

・15/10/18 秋華賞 美しいニアリークロスの ◎ミッキークイーン
            

・15/08/23 札幌記念 好配合。洋芝向き。好馬体。◎ディサイファ
            単勝1110円。

・15/06/07 春の東京G1・4連勝
       馬単73990円から、3連単127190円まで。

・15/06/07 安田記念 血統で譲れない ◎モーリス。
       ◎▲注・・・3連単・12万7190円。

・15/05/17 Vマイル ヌーヴォレコルトでなく、◎はストレイトガール

        ◎注・・・馬連・36880円。馬単・73990円。





・14/12/21 朝日杯FS ◎ダノンプラチナ、自信あり


・14/11/30 ジャパンC 大混戦も、渾身の、◎スピルバーグ

・14/10/26 菊花賞S ◎ゴールドアクターが私の菊花賞方式

・14/09/06 札幌2歳S 牝馬で7番人気も配合で◎レッツゴードンキ


(以上は、「軸馬指数」)
(タイトル行をクリックすると、ジャンプします)


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<以下は、「ホースレター」>



・04/04/15 Vol.636 皐月賞 ◎テスコボーイとコスモバルク


・04/08/06 Vol.652 函館2歳S ◎アンブロワーズ自信あり

・04/09/03 Vol.656 小倉2歳 エイシンヴァイデン◎を打てない理由

・04/09/17 Vol.658 セントライト ◎コスモバルク、逃げてもいいよ

・04/10/22 Vol.663 菊花賞 ◎ホオキパウェーブで何の迷いもなし

・05/01/07 Vol.667 シンザン記念 ◎寒波が来ようとヘリオポリス

・05/06/03 Vol.697 安田記念 アサクサデンエン◎の秘密

・05/08/26 Vol.711 クローバー賞 アドマイヤムーンはA級配合

・06/05/19 Vol.756 オークス カワカミプリンセスかアサヒか

・06/06/02 Vol.758 安田記念 今年も◎はアサクサデンエン

・06/08/03 Vol.767 関屋記念 ◎は 14番人気・カンファーベスト

・08/05/17 Vol.937 Vマイル 先物買いで、◎エイジアンウインズ

・09/03/15 Vol.1026 松山弁の方言でレース予想を、世界初めて

・09/11/29 Vol.1102 ジャパンC 2115字予想
            コンデュイットは買えない。


・12/12/09 Vol.1429 阪神JF ローブティサージュは名血







 狭山湖面  忘 我 夢 中


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■ 最新号 ■        京都記念  
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
20/02/15 京都記念
────── Vol.777

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。

(公益社団法人・日本軽種馬協会・JBIS の血統表リンクは、JBISの許諾を得て、 おこなっています。血統表の中をクリックし て探求すると、データベースの良さを、いっ そう満喫できます)

● 上位混戦、アヤ中

とうとう777号。好きな7のゾロ目だ。あ たるといいなあ。牝馬ばかり。なんだか、難 解を極める。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216129/pedigree/
クロノジェネシスはノーザンファームのバゴ。 バゴ≒ディープインパクトで悪くない。バゴ はサンデーサイレンスの入ってないディープ インパクトか。夏を越して、馬体がドッシリ してきて、凄味も出てきた。芦毛なのに黒光 りして見える。好きな馬だが、北村友と相性 悪いので、どうにもうまくいかない。馬群を 割るのが下手だけに頭数が少ないのは良いこ とだ。牝馬が人気になるのは逆らいたくなる が、1番人気でなければ乗りやすいかもしれ ない。微妙すぎて悩ましいな。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001205567/pedigree/
ステイフーリッシュは社台ファームのステイ ゴールド。ステイゴールドは配合に幅がある。 ステイフーリッシュはブラックホークなども 出ている牝系だ。二千から二千二百の中距離 で、(2−4−4−3)。大負けは大阪杯く らいだ。小回りのほうが前走のように巧く立 ち回れる。あの◎は幸運もあったが狙いどお りの騎乗なので巧くいった。京都も実績ある からOKではないか。ルメールが岩田になる 分がマイナス点としては大きいかもしれない。 岩田もこの馬は、見ていれば乗り方分かるか ら、ヘボはしないだろうが、ルメールのよう な立ち回りまで求めるのはどうか。好きな馬 だし、牝馬よりは狙いやすい面はあるが。馬 体は夏のほうが良く見えたが、前走も走って いるから、あれでよいのかなあ。もう少した くましいときが好きなのだが。昨年2着に好 走して、前走AJCも好走したから、逆に考 えれば、今度は裏目で狙いにくいかもしれな い。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221953/pedigree/
カレンブーケドールは社台ファームのディー プインパクトで母がミスタープロスペクター 5・3×4。ヨハネスブルグを通る点以外は 悪くない。馬体がたくましくなってきて惚れ 惚れするが、今回は少し腹目に余裕があるか。 これが何回か攻め馬を重ね、絞れて間に合う かどうか。汗取り毛布で追い切ったが、一度 叩いてからの気がするが。強い馬だし、斤量 も有利なだけに、なんとも言えない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001218151/pedigree/
クラージュゲリエはフェアリードールの牝系 で、ソコソコ。アルメリアブルームよりは騎 手の差が出せるかどうか。

フォトパドックが良く見えた馬は、クロノジ ェネシスだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、ステイフ ーリッシュだった。
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1 ◎Gクロノジェネシス70
3 △Gステイフーリッシュ70
2 △Aカレンブーケドール70


5 △アルメリアブルーム55
 △Gドレッドノータス50
    (取消)△クラージュゲリエ50
4 ノーブルマーズ45



 ガンコ25
 アメリカズカップ20
 プリンスオブペスカ15




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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
2020/02/16 共同通信杯
────── Vol.778

● 普通の分布、アヤ小

東京まで来る関西馬は少ない。馬に感染しな いことを祈る。UAEでも感染者が出ている から、ドバイに競馬しに行くこともないと思 うけど。

共同通信杯は、イスラボニータ、スワーヴリ チャード、ダノンキングリーと、3回◎が来 ているから、中身も1番人気のが1回だから、 マズマズ。キャリアが足りなくても来るから、 嫌いなレースではない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001236831/pedigree/
フィリオアレグロは、いちばん期待値の高い 配合でもあるノーザンファームのディープイ ンパクト。母がミスタープロスペクターのク ロス。悪くない。兄のサトノクラウン(宝塚 記念)よりは父がディープに変わったから評 価できる。Sir Ivor のクロスが3本もある。 そのせいで、Lady Rebecca ≒Ivory Wand ≒ Air Distingue 4×4・4だ。となると、 Alzao ≒Touch of Greatness 3×3だ。これ ならディープインパクトのほうがベターだ。 父も配合もベストに近い。血統的には、ハー ツクライが強いと、いつもディープが立ちは だかる。有馬の怨念か。新馬は乾きぎみの重 発表で、スローの『時計理論におけるスロー ペースの簡単補正法』で1分59秒7。馬場 差を考えると速い。堀厩舎で、中間も、しが らきに持っていって、馬体は分厚くて、しか も、できている。キャリアのない馬でも平気 で来るレースで、馬体もディープとしては大 きめ。◎を打たないわけに行かないだろう。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237499/pedigree/
マイラプソディはノーザンファームのハーツ クライ。母系にデピューティミニスターやヘ リオポリスがあって、サンデー系とはニック ス。凄くもないが悪いことはない。問題はハ ーツクライだから、今の時期で本格化するか どうか。野路菊Sで千八を走って、スローだ からスロー補正すると、1分45秒9。これ なら時計が速くなってもOKだ。京都2歳S はスロー補正で2分1秒0。これは見た目ほ どでもない。次の問題は、スタートが良くな い点で、これで外を回して届かないケースは 考えられる。8枠だが、頭数が少なくなった のは有利に働きそうだ。前に進もうとする気 合いは買える。大物かというと、そこだけが なんともいえない。人気が被りすぎているか な。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001234011/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001051940/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000870535/pedigree/
ビターエンダーは桜井のオルフェーヴル。母 がミスタープロスペクターの継続クロス。祖 母はミスタープロスペクターの全きょうだい クロスにもなっていて豪華だ。母系にヘリオ ポリスも入っていて、血統は15点あげよう。 クラシック戦線に向けてのオルフェーヴルは、 イマイチ買いにくい。軸にするような勇気は 湧かない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001302345/pedigree/
ダーリントンホールは外国産馬でガリレオの 孫。ヌレイエフとサドラーの〈4分の3同血 クロス〉。葉牡丹賞は開幕週でインが伸びて、 外を回されて届かなかった。時計が少しくら いかかるほうが、ベターかもしれない。

フォトパドックが良く見えた馬は、フィリオ アレグロ、マイラプソディだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、シングン バズーカ、マイラプソディだった。
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3 ◎Jフィリオアレグロ85
4 △Aマイラプソディ85



2 △Gビターエンダー65
1 △ダーリントンホール60

5 注 ココロノトウダイ50




 注 シングンバズーカ25
 エン20

 アジュバント10
 シコウ5




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巨体の化け物、◎クリソベリル

 強い 

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/12/01 チャンピオンズC
────── Vol.756

● 5択、アヤ中

阪神から中京に変更になったG1。あまり傾
向に変化はないが、阪神はコースがつまらな
いことはたしかだ。(この書き出しだしも、
つまらんな)。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001215726/pedigree/
クリソベリルはノーザンファームのゴールド
アリュール。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000299155/pedigree/
母の父のエルコンドルパサーが世界の配合史
に残る名配合で、涙が出るほど美しい。美し
い血統は走らなければならない。それが競馬
だ。1972年に当時は競馬会の中(3階だ
ったかな?)にあった軽種馬協会の部屋に、
輸入繁殖牝馬名鑑を買いに行って、繁殖牝馬
の5代血統表が並んでいるだけの本だが、一
流繁殖牝馬たちの血統表の美しさを見て、あ
あ、サラブレッドは美しいんだなと感動して、
翌日からの私の生活はガラリ一変した。エル
コンドルパサーは美しい。これが競馬だ。そ
こにゴールドアリュールのヌレイエフまで絡
んで、おまけに牝系はキャサリーンパー。姉
は宝塚で◎を打って、キタサンブラックやシ
ュヴァルグランやドゥラメンテなどに、8番
人気で勝ってくれたマリアライトだ。それま
で、ひいきでもなく◎も打ったことない、マ
リアライトを◎にできるのが「軸馬指数」の
本領だと思っている。マリアライトは好きな
石でもない。母のクリプソレーズは美しいが
難しい石だ。
https://search.yahoo.co.jp/image/search?p=%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%97%E3%82%BD%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%BA&ei=UTF-8&fr=mozff#mode%3Ddetail%26index%3D14%26st%3D123
もの凄く微妙な緑をしている。知人の女性と
会って、1時間で4回「美しい」と溜息付き
ながら、その胸のクリプソレーズを褒めたら、
別れるまで、口きいてくれなくなったことが
ある(まあ、石だけ褒める男も変人だが)。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000409632/pedigree/
キャサリーンパーは血脈構成もクロスも一流
の名配合で成功した。クリソベリルは、そう
いう血統で、凄い肉感の馬体で、言いようの
ない威圧感がある。まだ、3歳でキャリアも
少ないから、◎を打つのは無謀かもしれない。
でも、今打ってしまわないと間に合わないか
もしれない。このレースだって土曜朝は1番
人気だ。前々走は夏負けだったそうで、その
せいか3馬身しか千切れなかった。馬体も輸
送して6キロ減。前走も夏負けの後遺症で、
4馬身しか千切れなかったと言うが、3コー
ナーから前を追いかけるほどの積極性で、楽
勝だった。船橋のやや重のタイムはマズマズ
だ。今回は調子は復調したとのこと。調教後
馬体重の17キロ増が最大の問題か。デビュ
ーから成長してきたから、前々走で546キ
ロならなっとくできる。前走は間隔も開けて
使ってきたから、548キロがリーズナブル
な夢か。とすると、そこから8キロ増。放牧
から帰ってきて、疲れは取れた、馬体は増え
た、と言っていたから、8キロ増なら許容で
はないか。中間は坂路で51秒台と52秒台。
最終追切りは少し追って52秒4。1戦叩い
たほうがいいかなという動きだが、許容か。
許容ばかりだが、巨体の化け物かもしれない。
ダートのA級馬はぶっちぎり経験が必須だが、
これだけ千切りまくれば、よいのではないか。
枠も位置どりも言うことなし。川田が今年の
G1に嫌われていることは無視した。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001206059/pedigree/
社台ファームのオメガパフュームは、千四か
千八のフォーティナイナーに、ゴールドアリ
ュール。血脈構成は抜群だが、クロスが平凡
という牝系で、社台ファームらしい傾向だ。
でも、相性も良く、正当に評価してきた。馬
体が前走よりも良化した。追い切りがソコソ
コまでだから、デットーリ様でも軸にしにく
かった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001170750/pedigree/
ゴールドドリームもノーザンファームのゴー
ルドアリュール。好きな馬で、一昨年と昨年
のフェブラリーSで◎を打った(今年はイン
ティが◎)。母系にデピューティミニスター
がある一流馬はG1で攻めることにしてきた。
Nureyev ≒Number 3×4の美しい4分の3
同血クロスで、いつも、ジェイドロバリーの
キズは、こうやって消すのだと、言い続けて
きた。爆発力はないが、配合の良さで好きな
馬だ。ここもチャンスだが、南部杯の敗因が
なっとくできない。馬体は普通だ。追切りは
良かった。チャンスは残っているか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001189892/pedigree/
インティはミスタープロスペクターにアフリ
ートとストームキャット。爆発力があるので、
得意の中京で内枠なら侮れない。東京マイル
で逃げ馬に◎を打つのは、私にはなかなかで
きないが、フェブラリーSは打ってしまった。
左回りが得意で、ゴーンウエストの勝負強さ
が疑問だが、すんなり行ければ強いが、近走
の成績が消化しにくかった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001150637/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000443636/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000443637/pedigree/
ウェスタ−ルンドはノーザンファームのネオ
ユニヴァース。母の父に日本のダート王の血
・ヴァイスリージェントがある。母と祖母に
牝馬クロスがあって、4代母に全きょうだい
クロスがある。ノーザンファームらしい活力
のあるクロスで満ちていて、私の配合論どお
りだ。ダート転向して7戦しかないから、ぶ
っちぎりなど無くてもよい。肉付きの良いス
テキな馬体をしている。勢いと、休み明け叩
いて、スミヨンも2戦目だから、プラスもあ
る。どう馬群を捌くかで今年も一発の可能性
は存在しそうだ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001206350/pedigree/
チュウワウィザードはノーザンファームのキ
ンカメ。堅実だが、ダート血統の凄さがない
せいか、爆発力がないので、軸にしにくかっ
た。ソコソコか。

フォトパドックが良く見えた馬は、インティ、
オメガパフューム、クリソベリル、ゴールド
ドリーム、タイムフライヤー、ワンダーリー
デルだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、インティ、
クリソベリル、ゴールドドリーム、サトノテ
ィターン、テーオーエナジーだった。
────────────────────
1 ◎Jクリソベリル90
2 △Aゴールドドリーム85
3 △Gインティ85
6 △オメガパフューム80
 △ウェスタ−ルンド75

4 △Jチュウワウィザード65 注サトノティターン65


 △Jワンダーリーデル50
 Jヴェンジェンス45
 タイムフライヤー40 テーオーエナジー40

5 キングズガード30 モズアトラクション30
 ワイドファラオ25
 ロンドンタウン20 ミツバ20

────────────────────────────────








我が競馬人生と、◎スワーヴリチャード
────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/11/24 JC
────── Vol.754

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。
(軽種馬協会・JBISの血統表リンクは、 JBISの許諾を得ておこなっています。)

● 騎手次第の乱戦、アヤ中

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E9%9B%91%E8%AA%8C
「競馬雑誌」で検索したら、こういう程度だ。 最高の競馬雑誌である「競馬週報」と「ホー スランド」に多くのページを割くべきであろ う。こういうネットの世界を見ていると、私 たちが見ている世界は、ほんとうの世界の、 ほんの一部でしかないことが分かる。かつて 東京中にあって、タケシや村上春樹までアル バイトで働いていた隆盛を誇ったジャズ喫茶 一覧のムックや単行本がいっぱい出版された が、稀代の名店「ふぃあてるぱうぜ」など、 どれにも載っていないし。
https://minomushiya.com/?pid=120599403
70年代中盤に「ホースランド」という超傑 作競馬雑誌がありました、なんて言っても知 らない人は知らないのである。Wikipedeiaに さえ載りもしない。
1998年に競馬雑誌の編集長をやらないか と勧められて、けっきょく断って、「書斎の 競馬」の書き手の一員として過ごしたが、廃 刊時には(あんな内容でも黒字寸前だったの かと)少し後悔に見舞われた。
頼まれた仕事は請けないといけないのが、こ ういう世界の鉄則なのである。案の定、それ を断って私の人生は暗転した。人生の鉄則と やらに反したらいけないのであろう。
私が受けたら、「競馬週報」→「ホースラン ド」を乗り越えていき、寺山修司が生きてい たら、執筆依頼したであろうし、山野浩一に は絶対に血統の話は書かせずに、競馬SFを 書かせただろうし、アンダーグラウンドや、 サブカルチャーを集めて奇妙奇天烈な雑誌に するのだ。奇人変人の多い日芸(日大芸術学 部)や美大出、漫画家、演劇家を集めないと いけないし、阿部譲二には安藤組のやくざ世 界や花札賭博開帳や、馬券本の話など連載さ せないといけないし、吉元隆明=吉本ばなな 親子の対談とか、金子真人さんの人生観とか、 江夏豊には外角低めのコーナーの攻め方と競 馬の共通性はどこにあるか、とか、沢尻エリ カが覚せい剤で捕まったら、みんなで揃って 沢尻叩きをやって受けを狙っている凡人マス コミを尻目に、人生の難しさと、こういうク スリ中毒と馬券中毒の克服時の共通項につい てインタビューするとか、吉永小百合や高倉 健に、なぜ、あなたはクスリも馬券もやらな いのかと聞いたり、エロあり、ファンタジー あり、シュタイナーのスピ世界観あり、ノー ザンファームから見た米欧州競馬の20年史 とかの高級な競馬ものありとか、マイケル・ ロバーツと河内や南井との対談とか、もうハ チャメチャやりたいのだが、受けそうにない からなあ。なんで、こんな話を書きたくなっ たかというと、今年のジャパンCは難しすぎ て、バカな競馬話でもやるしかないと思った からであります(笑)。
TV連続出演は後輩に譲ったし、こういうア ホな私でも、6000レースのスクラップを 天才的なまとめ方で、2012年に電子書籍 でエイヤッと『枠目論』を出してしまうし、 予想法3部作も片っ端から出すし、まあ、奇 人変人ここに極まれりということなのさ。や り残しが半分もあるとは、サブカルチャーの 一端である競馬の奥の深さは、宇宙の果てほ ど凄いものだが、やり残した量が、あまりに 多すぎたか(やれやれ)。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000452536/pedigree/
スワーヴリチャードは掲示板には乗ってきた が、勝ち切れない時期が続いた。前走がひど すぎて、ここは一転して◎を打つには躊躇を 覚える。でも、最近は休み明けは走らないの で、そういう理由だと仮定して度外視すれば、 まだ侮れない面が残っている。東京が鬼で、 なんとマイルの安田記念まで使うという執着 ぶりだったが、休み明けの悪い内容は正視で きない。オクテのハーツクライで、まだ走れ るはずで、母の父アンブライドルズソングは、 アンブライドルドと違って、ヘリオポリスの 4分の3同血クロスになるので、いつも褒め てきた。祖母の血脈構成も一流だし、ここに もヘリオポリスがある。だから、3歳春は、 この馬で心中したが、ハーツクライには早す ぎたか。東京二千四百はダービー2着と、J C3着だ。今回は、馬体がいちだんと良化し た。凄い毛ヅヤと馬体の張りだ。チークピー シーズを装着して馬も気合い乗りが良くなっ たように見えるし、この馬としては意外や意 外、方法を替えてみて坂路で2週追い切った。 伸びるわ伸びるわ、マーフィーを乗せて50 秒6が出た。レースでもチーク装着とのこと。 これで一変するかしないか、軸にする者にと っても勝負だ。マーフィーとビュイックと、 デットーリ様が私のひいきだから、このチャ ンスは指をくわえて見ていないで、乗ってみ たい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001205273/pedigree/
ワグネリアンは、ノーザンファームのディー プインパクト。金子真人さんはワグネリアン らしいが、私はワーグナーは苦手で、ダービ ーは嫌った。秋は神戸新聞杯だけで、疲れて しまって休養に入り、立て直した大阪杯は、 ワグネリアンだった私の白山のホームドクタ ーが医院に行くと音楽論争を20分くらいや っていたが、急逝し、それもあって◎にした。 半馬身差の3着なら、さすがダービー馬と言 える。札幌記念は4コーナーまで勝つかとい う凄い流れで来たのに、両前脚の落鉄で止ま った。前走は東京の二千の外枠で、少し後ろ の位置になりすぎたが、最後は良く伸びてい た。ここも馬体は良化し、調教師によると体 質が強くなって、続けて使っても体調が落ち ないそうで、久しぶりのチャンスかもしれな い。ある程度前に行けるので、逃げ馬不在の レースの内枠も良い。福永が乗っていた馬が 乗り替わりになると激走するのだが、このレ ースには、それが3頭いてややこしい。2択 で悩んだが、ノーザンファームの友道厩舎の 金子さんの馬が勝つのも、アーモンドアイに 悪い気がして、どうしてもスッキリしなかっ た。雨は、正直、なんとも言えない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001189721/pedigree/
レイデオロは晩成型で、そろそろ上向けば隠 れた伸びしろがあるはずという論調が多く目 に付いた。そうなのかどうか、果てしなく悩 ましい1週間だった。祖母にシーキングザゴ ールドが入るが、他の血の影響力が強いので、 シーキング特有の“千四馬”にはならなかっ た。でも、この血があれば、オクテというこ とはない気がするが。兄弟のティソーナもレ イエンダもオクテだろうか。種牡馬になれば、 サンデー系の牝馬との配合が予定されている に決まっている。馬体は前走よりは良化した。 でも、3歳時のほうが前駆のたくましさがあ った気がしてやらない。どうにも、そのへん がなっとくできない。スワーヴと同じで前走 が負けすぎで狙いづらいし、追い切りはこち らは軽かった。藤沢和厩舎の追い切りの軽さ は好きになれないので、そういう私の好みは アテにはならない。でも、シーキングザゴー ルドと、馬体の2点で、軸はやめることにし た。本来なら、東京二千四百の適性は抜けて いる。勝てばアッサリだ。JCも有馬も◎に した。でも、ここを諦めて、調子さえ保てて いれば、有馬は私にとって最有力かもしれな い。それで我慢することにした。

他となると、もう大乱戦だ。最近調子の良い 馬と、過去のG1でなんとかやった馬との比 較は、騎手のマジックとの絡みもあって、な んとも微妙だ。最後は馬場状態をレース寸前 に見極めて、パドックとオッズを見て、ステ キな券種と配当を見つけるのがいちばんか。

フォトパドックが良く見えた馬は、エタリオ ウ、スワーヴリチャード、ムイトオブリガー ド、ワグネリアンだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、シュヴァ ルグラン、スワーヴリチャードだった。
────────────────────
1 ◎Gスワーヴリチャード90

3 △Gワグネリアン80 △Aレイデオロ80

 △Gシュヴァルグラン70

 △エタリオウ60
 △Jムイトオブリガード55 ルックトゥワイス55
5 △ユーキャンスマイル55 △タイセイトレイル55
2 カレンブーケドール55



 ジナンボー35
4 マカヒキ30 ダンビュライト30

6 ダイワキャグニー20

 ウインテンダネス10

────────────────────────────────








不良馬場の大乱戦。重厚な血統のゴータイミング◎
複勝400円。ワイドは総流しで,2種的中,資金6倍という珍レース

────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/06/30 ラジオNIKKEI
────── Vol.713

● 大乱戦、アヤ無限

3歳のハンデ重賞は、今年は天気次第。あま りに力の似たような馬が多いので、逆効果に なりそうでAJGの加点ははやめ。フォトパ ドックも大混戦なのに一部の馬しか載ってな いので、慎重に対処を考えて、加点しないこ とにしました。天気も馬場状態も読めず、恐 ろしいレースです。15点差に12頭は新記 録です。必ず、馬場状態を確かめ、事前に馬 券を買うとかは絶対に御法度です。私は複勝 と枠連がメインでしょうかねえ・・。3連複 もつくかもしれないけど。なんともはや。 日曜午後には、どういうオッズになっている のやら。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221771/pedigree/
ゴータイミングは社台ファームのディープ。 母がサドラーにダルシャーンだから凄い。前 走は強くて、あれで復調なら間に合っている。 外枠を引いて、武だから、雨が降ればプラス。 降らないと内が伸びるのでマイナス。天気の 影響をいちばん極端に受けそうな馬だ。送信 を粘ってみたが、やはり降りそうなので、先 行馬も多いし、日曜は外も伸びそうなかんじ がする。母系の重厚さから、時計掛かって嵌 まれば福島で一発ある血統だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216660/pedigree/
インテンスライトはエイシンフラッシュ×フ レンチ。福島千八は合いそうだ。祖母がステ ィンガーでヘリオポリスの〈4分の3同血ク ロス〉を持っていた。1月の中山は、出遅れ て4コーナーでも外に振られ、度外視。前走 は中団にいたのに勝負どころで抑えすぎ。そ れで外に出したが、外が伸びない馬場だから、 あれは度外視。プリンシパル好走組なら、白 百合や山藤Sと並んで良いステップだ。枠も 真ん中あたりでマズマズ。あとは、出遅れな いことと、菊沢の位置どりが極端でなければ 勝ち負けだが、何かのポカもありそうではあ る。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216269/pedigree/
ギルマはハービンジャー×サンデーというペ ルシアンナイト、ベルーフがいる定型配合。 やや重の千八か二千がベストのイメージ。ま あ、配合相手はサンデー系かキンカメしかな いが。雨が降らないと開幕週で内は良い。降 ると荒れてマイナスか。爆発力がない点と、 超スローで2勝した点が、先行馬の多いここ では微妙な点だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001214787/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000149630/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000060646/pedigree/
ディキシーナイトはノーザンファームのダイ ワメジャー。ダイワメジャーは母系に底力が ないと減点だ。母の父ホワイトマズルでは、 おかしなスピードがあるので不満だ。でも、 祖母が2マイルの東京の天皇賞を勝ったホク トボーイとそっくりな配合をしている(上掲)。 スプリングSは止まってしまったが、球節不 安で春は回避。出直しだが、ノーザンだから ちゃんと乗っているだろう。最終追切りも美 浦坂路で、中を通ったとはいえ、50秒台で 併走馬を突き放した。もう足元の不安はない としたい。あとは、また今春の私と相性の悪 い3騎手の一人である石橋脩がまたまた乗っ てくる。おお、もう許してほしい。背中に負 ぶさってくるなよ。脚はあるが中途半端なの で、かえって福島コースはマズマズか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001214187/pedigree/
マイネルサーパスはアイルハヴアナザー。福 島千八のきんもくせいを勝った。母系がずぶ くて渋い福島向き。ここは枠が内すぎて、好 位で乗れれば良いが、内で下げるようだと馬 群をさばきにくい。そこをどう乗るか。

フォトパドックが良く見えたのは、インテン スライト、ディキシーナイト、レッドアネモ スだった。ゴータイミングなど、混戦のレー スで残念だが、多くの馬が週刊誌にスペース がなく、載っていなかった。

最終追切りが良く見えたのは、アドマイヤス コール、ウインゼノビア、ゴータイミング、 ディキシーナイト、ブレイキングドーン、レ ッドアネモスだった。
─────────────────────
3 ◎ゴータイミング60 △インテンスライト60
1 △ブレイキングドーン55 △ギルマ55
 △ディキシーナイト55 ヒシイグアス55
 △レッドアネモス55
6 △ヒルノダカール50 ブレイブメジャー50
2 △マイネルサーパス45
4 ダディーズマインド45
 ポルーニン45
5 アドマイヤスコール40 ウインゼノビア40
 サヴォワールエメ35
 ランスオブプラーナ30

────────────────────────────────








本格化したリスグラシューを得意の条件で◎

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/06/22 宝塚記念
────── Vol.710

● 混戦、アヤ中

なかなか横一線の難しいメンバーではある。 やや重くらいは気にしない馬が多いのだが、 せっかく、降らない予報になってきたので良 馬場で悔いのないレースになってほしい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001191589/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000745100/pedigree/
リスグラシューはノーザンファームのハーツ クライで、成功パターンであるリファールの クロスを3本も持つ。ベーリングが入る母系 にはミルリーフのクロスもあって、4代母は ダークロナルドやベイロナルドの凝縮で、も う言うことなし。牡馬なら種牡馬確実だ。阪 神芝は(1−2−3−0)。千八から二千二 百が適距離と思うが(2−3−1−1)と強 い成績を残している。エ杯も1年目は超スロ ーで、最速の上がりを使ったが届かず。2年 目は、少しは流れて、最速の前年と同じくら いの上がりで差し切った。昨年の安田記念後 の休み明けから急に安定度を増して、今が旬 かもしれない。海外遠征でも安定して人気に こたえているのは頼もしい。良馬場でもやや 重でもOK。問題は、やはり、小回りはこな しているのだが、ペースが遅すぎて届かない 不安点と、レーンが函館スプリントSでミス ったように、小回りでゆったり構えすぎてい ると届かない恐れがある。ペースはキセキの 逃げならスローすぎることはない気がする。 それでも遅めでレースが進んでいくと、スワ ーヴとか混ぜ返したくなる馬は何頭か存在し ている。馬体や追切りは良く、心配点は届か ないかどうかだけで、枠まで強い8枠で良か った。◎で期待した。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001189721/pedigree/
レイデオロはウインドインハーヘアにキンカ メ。G1では信頼してきたし、ダービーは軸 にしなかったが、他のG1は全部、迷うこと なく軸にしてきた。信頼性の高い馬だ。今回 は遠征帰りで、強い追い切り本数が足りてい るかどうか。私は新聞連載時でも、この厩舎 は軽い攻め馬で足りているかどうかとか書い てきたが、厩舎取材できなくなるので上層部 から注意されたし、他の人は表向きは言わな い。でも、岡部が攻め馬付けていた頃は、ビ シビシに併せていたが、岡部がいなくなると 攻め馬が変わって、併せ馬の隣の馬との間隔 まで変わったのは事実。評論の世界で、礼儀 正しく事実を書いて悪かろうはずがない。ド バイ帰りは、期間的に安田からでも間に合う のは間違いない。ここも馬はできているよう に見えるが、良いときは、もっと肉が分厚い。 九分でも勝てる力があると思っているが、せ っかくのG1の◎だから私は打たないことに した。すまん。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
スワーヴリチャードはハーツクライにアンブ ライドルズソングだから、いつも褒める配合 だが、ヘリオポリスが入るのでニックスだ。 阪神の大阪杯を曲芸で勝っているし、サンデ ー系はステイゴールド以外は◎にしにくいレ ースらしいが、私は血統研究家であって、血 統を統計だけではやらないのだから、ディー プのマリアライトでさえ、キンカメのドゥラ メンテ相手に◎にした。そんなことは私の人 生にとっては枝葉の芸にすぎないから、少し は考えるけど、大きく気にして生きる気はな い。ここはサンデー系がどうこうよりも、オ ークスまでイマイチだったミルコがどう乗る かだ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190850/pedigree/
キセキはルーラーシップの本格的な中距離馬。 母がロンドンブリッジのスピードにディープ だから凄い。おかげで、キセキはとてつもな い難しいレースをやり続ける。川田殿下もい っしょうけんめいだが、ここは丸山が譲れば 逃げだろうか。勝ち切るイメージがないので ◎を打ちづらい馬で、今回も軸はやめた。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001191607/pedigree/
アルアインはスピードの入ったディープ。川 田なら迷わず、小回り二千二百で◎を打つ。 今年の相性の悪い3騎手のうちの一人・北村 友がまたまた私の◎にしたい馬に乗ってくる。 背中におぶさってきて、私に何か恨みでもあ るのだろうか。乗って、ゲート出て流れてみ ないと結果が読めない騎手だから◎は打ちた くない。吉田隼人とか、もっと巧い騎手いる けどねえ。競馬界は、どうなっているのだろ う。

フォトパドックが良く見えたのは、アルアイ ン、スティッフェリオ、スワーヴリチャード、 リスグラシューだった。リスグラシューは褒 めるかどうか迷ったが、矢作師の談話にある ように、胴の感じは良くなっている。胸前の 筋肉がほんの少しどうかだけだ。

最終追切りが良く見えたのは、リスグラシュ
ーだった。

明日はパラダイスSを送ります。
──────────────────────────────
1 ◎Gリスグラシュー85
5 △Aレイデオロ80
3 △Gスワーヴリチャード80
2 △キセキ75
4 △Jアルアイン70

 △エタリオウ60

 Gクリンチャー50
 △スティッフェリオ45

 タツゴウゲキ35 マカヒキ35

 ノーブルマーズ25

 ショウナンバッハ15

────────────────────────────────








1番人気デアフルーグは顔写真見て夏負けと見た
────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/06/15 ユニコーンS
────── Vol.708

● 2択、アヤ小

土曜が雨で、日曜はやや重か重か。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221938/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001194541/pedigree/
デュープロセスはゴドルフィンのダイワメジ ャー。母がサドラー3×4。母が、Lorenzaccio 4×6・4。3代母の孫が安田記念で2年連 続で穴の◎を打ったアサクサデンエン。20 冊ほど配合史プレゼントをさせていただいた ホームページきっての思い出の馬だ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000704212/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000409133/pedigree/
牝系の奧が Rosetta =Kalmia 4×4の同血 クロス。アサクサデンエンに、これを見つけ て小躍りしたものだ。ダイワメジャーが軽く て気に入らないが、牝系の底力は十分だ。千 四型かと思ったが、意外と胴が長い。これな らマイルは距離的に大丈夫だろう。心配点は、 マーメイドSで川田殿下に◎を打ったモーヴ サファイアと同じく、最終追切りが軽すぎる こと。ああ、なぜ、今年は馬と騎手と追い切 りの3つが、噛み合わないのだろう。選択が 複雑で、脳ミソがくたびれ果てる。やや重は 3勝していて得意だ。その点は好感度大だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216742/pedigree/
デアフルーグは隆栄牧場のベーカバド×フレ ンチ。マイルのダートはOKだし、千八を楽 勝している経験がモノを言いそうだ。軸だと 思っていたが、フォトパドックを見て驚いた。 目の周りが黒ずんでいる。これは夏負け疲労 の徴候で、先日の33℃が効いたか? こう いう顔で走れる馬もいるけれど、重賞で忙し いマイルとなると軸に褒めにくい。津村とミ ルコのオークス以来の因縁対決で、前走は出 遅れた津村も、ここは勝負だろうから◎を打 ってあげようと思っていたが、やめた。秋華 賞のアーモンドアイの◎を顔相を見てやめた くらいだから、私には打てない。打たなくて 勝たれても、しかたない。自分のメソッドを 守るほうが大切だ。津村よ許せ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221096/pedigree/
ニューモニュメントはヘネシーの直子のヘニ ーヒューズで、母もアドマイヤムーン×ダン チヒで、ダートのマイルは合う。問題は届く かどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001217869/pedigree/
ワイドファラオもヘニーヒューズで、NZT を勝っているが芝からの転戦。可能性はある が、福永だから、逃げずに差すのだろうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216904/pedigree/
ヴァイトブリックはシンボリクリスエス×サ ンデー系のセオリー配合。ソニンクの牝系で、 これくらいのレースなら対応できる血統だ。

フォトパドックが良く見えたのは(いつもア イウエオ順)、デュープロセス、ワイドファ ラオだった。

最終追切りが良く見えた馬は、アシャカトブ、 サトノギャロス、デアフルーグ、ロードグラ ディオだった。
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2 ◎Aデュープロセス85

 △Gデアフルーグ75




1 △Gワイドファラオ50 △Gニューモニュメント50

4 △Jヴァニラアイス40
 △ヴァイトブリック35 △ノーヴァレンダ35
取消 △ロードグラディオ30
3 ダンツキャッスル25
5 エルモンストロ25
6 アシャカトブ25
 オンザウェイ25 ザディファレンス25


 イメル10
取消 サトノギャロス5

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強い4歳牝馬Lライラック。距離短縮で立て直せば
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」19/02/24
中山記念
─── Vol.677

● 6択、なんでもあり

私の誕生日を記念して作られた中山記念(ほ んまか)も、私に断りなく開幕週に移動して、 寂しかった。でも、そういう経緯で好きなレ ースだ。
 AJGは、はっきりしなかった。ディアド ラが中山千八でもGかというと?だし、Aか もしれないし。ライラックは、走ったら中山 千八は、かなりの確率でGだろうし。牡馬の G1ホースのエポカドーロとスワーヴは、A にしたくても勝ち切れないときは弱いから、 私のレイティングではディアドラがいちばん 高い。海外遠征分もあるし、外国人Jの騎乗 のせいで勝ったような馬もいるし、ややこし すぎて、AJGはやめてもよいレースだ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000717521/pedigree/
ラッキーライラックはノーザンファームのオ ルフェーヴル。祖母が、Striking =Busher ≒Busanda の8分の7同血クロス5・5×5。 Marching Home ≒Geisha 5×5。3代母が、 Real Delight ≒Revoked 4×4。まったく アメリカンな母系だ。
 阪神JFを勝って、チューリップ賞も楽勝 し、1番人気で桜花賞に出てアーモンドアイ に負けた。でも、アーモンドアイは化け物だ から、リリーノーブルは、くたびれ果てたが、 アーモンドアイは病気をすぐ治してJCでレ コード勝ち。紫苑Sを勝ったノームコアは愛 知杯を躓いて2着。なかなか、3歳牝馬のレ ベルは高い。アーモンドアイが出てきたら1 番人気は間違いないし、香港やドバイに遠征 したら、片方か両方、勝てるだろう。そのア ーモンドアイも出ていない。リリーノーブル は壊れたか。
 ライラックは昨秋はアクシデントでトライ アルを使えず、ぶっつけで攻め馬2本で出た が、ヒバラが巻き上がっているのに、ボテッ とした身体で18kg増。ゲートで後ろ扉を 蹴飛ばしたりして集中しないまま、4コーナ ー手前では、既に手応えも勢いもなかった。 あれは度外視。
 同い年のステルヴィオの朝日杯やスプリン グSやマイルCSと、ライラックの阪神JF やチューリップ賞を比較すると、春のチュー リップよりも秋のマイルCSが少しだけ優秀 で、あとは大したことない。3歳馬は春と秋 では大違いのレース内容になるのが常識。マ イルCSが伸びるイン差しだったことを考え れば、ステルヴィオがビュイックから丸山に 替わり、ライラックが北村友から乗り慣れた 石橋脩に乗り替われば、同じようなものでは ないのか。
 牝馬だから冬っぽい毛ヅヤなのはしかたな いし、チューリップ賞もそうだった。馬体全 体のバランスが秋華賞よりも大きく良化した。 攻め馬も1本多く、時計も速くなった。
 脚質からは3番手が期待できる。距離短縮 して中山千八の好位3番手はベストではない か。ここはプラス要素が多い。松永師が、こ こが先行きの分かれ目の大事なレースだ、と いう意味がよく分かる。だから、牝馬の冬毛 残りで毛ヅヤはイマイチだが、本気の仕上げ だ。追切り、レース展開、プラス要素の多さ、 コース距離は初めてだが合いそう、初めての 53kg。57の古馬相手に不満はない。昨 年はアーモンドがいたから簡単に蹴飛ばし続 けたが、そういうことで、数値は伸びたので、 錚々たるメンバーで人気がないここで、軸に 期待した。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190503/pedigree/
ディアドラはノーザンファームのハービンジ ャー。ソニンクの牝系で、凄いと言うほどで もないのに、ハービンジャーの良さが全部表 現されて良い馬になった。私もかなり推して きた。ただし、ここは中山良馬場だし、この 後はドバイだ。最終追切りも555−127 で坂路を上がってきた。胴がずん胴で完調か どうか。完調なら地脚が一枚上だから、54 が恵まれたし、届いても不思議ない。ルメー ルだし無難ではある。でも、当日は人気すぎ るだろうし、信頼できる1番人気かどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001204521/pedigree/
ステルヴィオはノーザンファームのロードカ ナロア。昨年は牡馬はステルヴィオ、牝馬は アーモンドアイで攻めた。前走のように少し でも前に行けるかどうか。丸山がどう乗るか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001203083/pedigree/
エポカドーロもオルフェーヴルだが、ライラ ックのほうが配合は良い。ここは出遅れ癖が 出なければ2番手が決まりだが、それほど楽 させてもらえるかどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001188466/pedigree/
ウインブライトはステイゴールド×アドマイ ヤコジーンで、ジェイドロバリーも入るので、 ハンディキャップタイプだ。中山の鬼で冬場 も鬼だが、それだけが頼りというのが心細い。 5歳牡馬のハンディキャップタイプを、こう いう格の高いレースで推せるかどうか。来る か来ないかではなくて、推して恥ずかしくな いかどうかというと、あまりにも細かいとこ ろで予想しすぎているようで、考えに考えた が、なんとも◎には推しにくかった。

フォトパドックが良く見えたのは、ウインブ ライト、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、 ラッキーライラックだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、ウインブ ライト、エポカドーロ、シベリアンスパーブ、 ステルヴィオ、ラッキーライラックと多かっ た。
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2 ◎ラッキーライラック75
6 ◯ディアドラ75
4 ▲エポカドーロ75
1 △ウインブライト75


3 △ステルヴィオ60

5 △スワーヴリチャード50



 マイネルサージュ30 マルターズアポジー30
 ハッピーグリン25 シベリアンスパーブ25


 トータルソッカー10

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ダノンキングリー、血統A級、馬体良し、素材良しで勝機

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」19/02/09 共同通信杯
─── Vol.671

血統論、距離適性、レイティング、能力指数論、相馬眼、 調教観察、レース観察、時計理論、ラップ分析、騎乗論、 レース展開、データ解析、単純出目論から、独自のAJ G予想法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発して、 それらを全部、統合しようと試みています。
http://tescogabby.com/777_blogs&E-books.htm
軸馬指数のファクターの内容を個別に電子書籍で公開し ています。
『AJG予想法』
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『G1データ・最強の発想』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=306268

● 力差小、アヤ大

クラシック戦線の中で屈指の難解レース。とにかく、どういう臨戦 過程の馬でも来れる。よほど、底を見せていなければ。土曜に雪の 予報だが、順延となれば、雪掻きした翌日は晴れていれば良馬場に なります。だから、良馬場予想です。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221761/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000436304/pedigree/
ダノンキングリーはディープインパクト×ストームキャットのA級 配合。3代母が、名牝を使った Gay Hostess ≒Forest Princess 2×1の〈4分の3同血クロス〉と凄まじい(上掲)。新馬はスロ ー補正で1分35秒0で上がりが、112-110 と余力残し。前走は、 緩みのないペースで1分33秒7。朝日杯に出ても好勝負だった。 さすが、ディープだ。勝ってもなんら不思議はない。なんとなくだ が、馬体に良化余地があるような気がするが。戸崎がレース後に言 ったように、前走は、新馬よりは、パドックなど、はっきり良化し ていて驚いた。素材は良いから、ここも、また良化していれば、足 りる感じだ。追い切りは3頭併せの外を回して軽く先着。素材の良 さが醸し出された。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221956/pedigree/
アドマイヤマーズはノーザンファームのダイワメジャー。母はマキ ャヴェリアン×シングスピール。まあまあ重厚だ。マイルだけ4戦 したが、なぜ、千八や二千を使わなかったのだろう。マイルがベス トであるとは思うが。いつも言うが、2歳や3歳は、400mくら いの幅で距離を試したほうが良い。少なくても200mは幅がほし い。こういう戦歴だと、府中の千八は、とくに共同通信杯は、なん でも来るレースだから、怖くて◎が打てない。追い切りも軽いのは 苦手だ。「軸馬指数」のやりかただと、減点するのは度胸はいるが、 理屈では簡単だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001218151/pedigree/
クラージュゲリエはノーザンファームのキンカメ×タニノギムレッ ト。タニノギムレットはブライアンズタイムだから重厚な配合だ。 タニノギムレットは、Kelley's Day ≒Flaxen 2×3で、母に牝馬 クロスがあって、好馬体で、春にダービーまで3戦連続で意地の◎ だった。祖母のビスクドールは名牝系にサンデーを配して、ヘリオ ポリスの〈4分の3同血クロス〉があって言うことなし。二千を走 らせたい血統だが、京都二千を使って快勝した。馬体重が14kg 増だったが、まったく太く見えなかった。札幌が細く見えたので、 あれでいいのではないか。モレイラが1cmも距離損したくないと いう、いつもの騎乗で中割りして成功したが、それを差し引いても 強さは合格だった。武では後方から外回して、モレイラよりは1m くらい損しそうだが、少頭数で許容ではないか。まだ馬が幼そうで、 難解なレースだが、チャンスはある。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221658/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001142885/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000408069/pedigree/
シュヴァルツリーゼは白老のハーツクライ。母がモンズンで、牝系 の奧が Bilkhan。シャーリーハイツやサドラーも入り、文句なし。 アルヒミストの〈4分の3同血クロス〉にまで行き着く。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000361091/pedigree/
モンズンは〈全兄弟クロス〉だ。こういう血統ならキャリア1戦で も来るレース。キャリアがなくても加点しやすいように「軸馬指数」 はできている。(回避)

https://www.jbis.or.jp/horse/0001222417/pedigree/
ゲバラは、ちぇっ、革命家の名前だが、ディープインパクト産駒だ。 テスコボーイの入る母系はサンデー系とは相性が悪いのをどうする か。

フォトパドックが良く見えたのは、アドマイヤマーズ、クラージュ ゲリエ、シュヴァルツリーゼ、ダノンキングリーだった。

最終追切りが良く見えたのは、クラージュゲリエ、ダノンキングリ ーだった。
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1 ◎Jダノンキングリー80
2 ◯Aアドマイヤマーズ75
3 ▲Jクラージュゲリエ75
 Gシュヴァルツリーゼ75(回避)




4 △フォッサマグナ50



 マードレヴォイス30
5 ゲバラ25
 ナイママ20

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インディチャンプは、昨年からギベオンに劣らない

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」19/02/02 東京新聞杯
─── Vol.669

● 力差小、アヤ小

毎年、大混戦。1番人気を買って、1レース的中確保なんて競馬で はない。今頃の東京マイルは、大阪杯か安田の試走という感じか。 G1への手応えや将来性を試すレース。まじめに出て来ない馬さえ いる。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001206175/pedigree/
インディチャンプはノーザンファームのステイゴールド。キンカメ 牝馬と配合して、牝系が一流だと、こうなりますという形。4分の 3同血のレアリスタよりも、キンカメを挟んでいる分、良くなって いるはず。デビューは遅れたが、すぐに毎日杯でブラストワンピー スと、アーリントンCでタワーオブロンドンと好レースをやってい て、条件から出直したが、アーリントンCでタワーオブロンドンに 1馬身負けて、次走の6月の小豆島特はいきなり1分32秒0。ア タマ差で逃げ切られたが、上がりが、109-110-121 だ。夏から休ん で、休み明けの前走も大楽勝で、格的には、まったく問題ない。胸 前の筋肉が膨れあがっていて凄い。追い切りも坂路で50秒台が馬 なりで出る。毎日杯は下げたのがミスで、挟まれもして、4角イン の最後方からの競馬で脚を余したが、2着のギベオンよりは強く見 えた。アーリントンCで◎を打った馬。心配点は馬格がないことだ け。時計はあるし、渋った馬場も中京で泥を跳ね上げながら楽勝。 左回りも勝っている。56でも勝った。スタートが良くなった今な ら、ここは雨が降っても槍が降っても◎だ。アーリントンのかたき を1年ぶりに、とりたい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001209439/pedigree/
タワーオブロンドンは、ダーレーの馬。父はミスタープロスペクタ ーからゴーンウエストに行くラインで、好みではない。母はダラカ ニ×サドラーと凄い底力だ。これなら、ゴーンウエストでも良いか もしれない。古馬戦はグァンチャーレの2着の1回切りだが、ビュ イックやモレイラでなければ、2着があったかどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001173807/pedigree/
ロジクライは、ノーザンファームのハーツクライ。母がダンチヒと ミスタープロスペクターのニックス。こういう形は、よく居て、け っこう走る配合だ。富士Sは完勝だったし時計も速かった。ああい う流れだと鬼のように強い。左回りも直線が長すぎそうでいて、け っこう巧い。ノリが逃げたがらなければ良いが。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001189935/pedigree/
サトノアレスは社台ファームのディープインパクト。デインヒルと の配合はよくあるが、少し重い血統か。そのせいで、追い込みが生 きればというところ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001175179/pedigree/
リライアブルエースは白老のディープインパクト。普通の配合で東 京巧者。太めの休み明けを叩いてプラスがあればよいが。

フォトパドックが良く見えたのは、インディチャンプ、ジャンダル ム、リライアブルエース、ロジクライ、ロードクエストだった。

最終追い切りが特に良く見えたのは、インディチャンプ、ジャンダ ルム、リライアブルエース、ロジクライ、ロードクエストだった。
馬体と追い切りと両方良い馬には印を打つ方向でやった。
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1 ◎Jインディチャンプ75

5 ◯Aタワーオブロンドン65
 ▲Aロジクライ60
2 Gレッドオルガ55
3 △Gサトノアレス50 △リライアブルエース50
4 △ロードクエスト50
 レイエンダ45
 △ジャンダルム40 ショウナンアンセム40
 テトラドラクマ40 ヤングマンパワー40

 レアリスタ30
6 ストーミーシー25 ゴールドサーベラス25



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レーティング理論も私のほうがレベルは上で、◎レイデオロ
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/10/28 天皇賞秋
─── Vol.639

● 力差小、アヤ中

昨年のダービー1、2着馬の対決だが、両者とも問題を抱えていて、 頭の頭痛のペインが痛い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001189721/pedigree/
レイデオロはウインドインハーヘアの牝系にキングカメハメハとい う狙い。なんとか成功したのは、ウインドインハーヘアの偉大さか。 ジャパンCでは3歳でも軸だとした。中距離だと褒めやすい馬で、 二千はベストではないが守備範囲だ。キンカメは距離に神経質にな らなくてもよいので楽な種牡馬だ。水曜の1週前追い切りで馬場の 緩いところに脚をとられ、乗り役さんが故障かもと大事をとって抑 えたので、日を変えて坂路でやり直し。そのせいか、木曜撮影のフ ォトパドックは、凄い筋肉の付きようで馬が本格化したかと思った が、腹が皮1枚半くらい厚い。微妙なところだが、日曜の坂路と、 最終追切りのウッドで間に合ったかどうか。ノーザンファームとし てはどちらでもいいだろうが、こちらにとっては悩ましい問題だ。 パドック見て馬券買えれば最高だ。調教後馬体重は、488kg。 これなら、間に合ったか。1週前が強くて、当週が軽めの追い切り の牡馬よりは、私の好みとしては良い気がする。ともかく、ダービ ー頃が子供に見えるほど筋肉量は増加してきた。比較にならないく らい良くなった。腹目は細いほうが走ると思っていたので、そこと の考えのバランスが難しいが、筋肉量やローテは最高だ。某競馬週 刊誌の日本一と言われるレイティングでは、マカヒキやスワーヴや サングレーザーよりも低いが、そんなことがあるわけないではない か。安田記念のマイルという行くべきでないところに行って負けて 夏負けだ疲労だと言って休み明けぶっつけのスワーヴよりは、陣営 の姿勢に好感が持てる。1週前追い切りは、金曜と日曜の補正と合 わせて、あれも調教量の内と考えたい。そのへんの補正は藤沢和雄 調教師ならできると見た。問題点の数も、その一つだけだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
スワーヴリチャードはサンデー系に母の父アンブライドルズソング という配合が、Heriopolis と Gulf Stream の〈4分の3同血クロ ス〉になるので、いつも褒める血統パターンだ。アンブライドルド だと褒めたことがない。この馬は、母系になんと Heriopolis が2 つもある。4代母が Mahmoud ≒Mumtaz Begum 3×3・4と強烈。 シアトルスルーとリヴァーマンが入るので二千前後がベストで間違 いない。シアトルスルーはそういう血だ。皐月賞は内有利の時計勝 負を、外を回さざるを得ず、脚を余しての負け。狙いどころの難し いのは脚の使いどころが難しいからだ。その後、手前の替え方から 陣営もサウスポーだと分かって、左回りは(2−2−1−0)だが、 右回りは下手だ。その右回りの二千の大阪杯で凄い脚を使って勝っ てしまった。安田は忙しくて切れ負けしたから二千に戻るのはプラ スだ。ここの問題は休み明けで、一叩きしたレイデオロよりはロー テ的には劣る。レイデオロの1週前の事件がなければ、問題なくレ イデオロだった。競馬週刊誌のレイティングでは、ダービー2着で も首位だが、私はダービー馬でJC2着のレイデオロよりもレイテ ィングが高いのはおかしいと考える。私のレイティングとは数値が かけ離れている。休み明けのフォトパドックは立ち姿が、私塾でい つも言ってきたように、トモが流れて4輪駆動で立っていない。こ ういう立ち方は好きになれない。調教は馬なりで長めを何本もやっ たから仕上がっていると思うが、調教後馬体重が、25日で530 kgと輸送と成長を考えても少し重い。大阪杯の516まで輸送で 減るか? 安田の506はミルコがレース後に言ったように夏負け だったのかな? 516か520まで減れば良いけど。まあ、そう いう微細なことを考えすぎるよりも、立ち姿が気に入らないという のは、夜行列車で遠いところから私塾に来た人にも言ってきたこと なので、節を曲げたくない。1番人気にもなりそうだし、立ち姿と、 有名どころのレイティングに逆らいたい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175196/pedigree/
ミッキーロケットはキングカメハメハで距離の守備範囲は広いが、 重と不良を除く千八から二千四百では、ソコソコ来て崩れない。距 離の守備範囲は広い血統なので、二千が短すぎて問題だとは思わな い。宝塚記念から馬体が堂々としてきて本格化した。パドックでも 厩務員の言うことを聞いてキチンと歩くから落ち着きは顕著で、騎 手も乗りやすいだろう。3代母が、Rose Bower ≒Riverman 3×2。 5代母が、Turn-to ≒Russ-Marie 2×2。牝祖は、Gallant Fox の全妹と、凄くほどでもないがキンカメの配合としては、こんなも のだ。器用さのある馬で、逃げ馬のいないここは展開的な紛れが大 きいが、対処はしやすいかもしれない。最後は和田次第だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001171707/pedigree/
マカヒキはディープインパクトにフレンチというよくある配合。強 いのか弱いのか、私にはよく分からない。小回り千八が強そうな気 がするが、二千も良いだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185811/pedigree/
サングレーザーはディープインパクトにデピューティミニスター。 力馬的にバサッと切れるタイプ。雨が降るほうがベターか。モレイ ラだけに良馬場でも怖いが。

フォトパドックが良く見えたのは、アルアイン、キセキ、サングレ ーザー、ミッキーロケットだった。

1週前追切りが良く見えたのは、アルアイン、ヴィブロス、キセキ、 サクラアンプルール、スワーヴリチャード、ダンビュライト、マカ ヒキ、ミッキーロケットと、やたら多かった。

最終追切りが良く見えたのは、アルアイン、サクラアンプルール、 スワーヴリチャードだった。1週前が皆良かったせいか、当週は目 立つ馬が少なかった。
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1 ◎Aレイデオロ85 ◯Gスワーヴリチャード85
5 ▲Jミッキーロケット80
 △マカヒキ80

2 △Jサングレーザー70
3 キセキ70

4 △アルアイン60 △ヴィブロス60
 ステファノス55


 ダンビュライト40

 ブラックムーン30
6 サクラアンプルール25




11 アクションスター1

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菊花賞
理路整然と、ウインバリアシオン2世の◎エタリオウ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/10/21 菊花賞
─── Vol.637

● 力差小、アヤ大

菊のスタミナは中途半端でかまわない。2マイルの天皇賞はスタミ ナが200m伸びただけで全然違う。昔の府中の秋天は2マイルで 相当スタミナが必要だった。ダイヤモンドSでお茶を濁すのではな く、春天は府中で、秋天は京都二千でやるべきではなかったか。ず っと同じことを言い続けている。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208403/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001165006/pedigree/
エタリオウは好馬体のステイゴールド。母にミスタープロスペクタ ーとダンチヒのニックスのスピードを入れて、バランスをとった正 攻法の配合。今の時代は隅から隅までスタミナでは勝ち上がれない。 胸腔が長めだから、長距離戦に必要な肺の前後の長さは十分だ。気 管が胸に入って、胃腸の前までの長方形が前後にどれだけ長いかが 問題だと私は若い頃に調教師に言われて、それを信じてやってきた。 ただし、菊の三千は、それほどスタミナが要らない、例えばエピフ ァネイアでも通用する中途半端なレースではある。中途半端なレー スは指数の算出が難しい。エタリオウは祖母が、Irradiate ≒Hoist the Flag 3×4とリボーが入るニアリー・クロスがかっこよい。 追い込み一気がどうかと言われるが、和田や石橋脩は早めの競馬で 2着だった。ボウマンが追い込みが良いと進言したので、ダービー で追い込み策を採ったが4着と惜敗には変わりはなかった。ここは、 ミルコが中団とか好位で競馬する可能性さえあるから展開は考えな いことにした。こういうことにかけては、ミルコの勝負勘はボウマ ンよりは上だ。前走もスタート直後に挟まれて下がったのが痛恨に 見えた。あれがなかったら勝っていただろう。引き上げてきたミル コは口を利かなかったそうだ。中団から外へ出して差すという作戦 だったのではないか、と私はレース後に思った。スタミナ、格は足 りている。調教後馬体重が16kg増えていたのが最大の問題だ。 調教師が1週前に「レースに行くと減るんですよ」と言っているか ら、のんびり作って少し太かった感がある。最終追切りは、「少し 太いから併せ馬でやった」と言っていた。それだけに、最終追切り は、もう少し動いてほしかった。でも、これで仕上がるかどうかだ。 他の問題は、よほど、展開が合わないとかポカでもなければ、メン バー的にレースも流れそうだし、また何かに負けても2着には来そ うな気がする。ハーツクライ産駒で、母系にストームバード、ダマ スカス、ノーザンダンサー、ボールドルーラーといえば、いつも追 い込んで2着まで、秋緒戦に成長して体重増えても、菊も追い込ん で2着だった(春天も有馬も2着)アンカツの「最強の追込み2着 馬(中長距離G1の2着が4回)」・ウインバリアシオンとそっく りだ。馬体重や展開の問題は、神経質になりすぎても裏目に出るか ら過剰な心配はしないこととした。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208511/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001093105/pedigree/
ブラストワンピースはハービンジャー。His Majesty =Graustark 5×5に、Razyana ≒エラティス4×3が凄い美しいニアリークロ ス。母が、トライマイベスト=El Gran Senor の〈全兄弟クロス〉 4×3。あまりに美しいクロスを、しかも濃く持つ馬は、スピード を増幅するから長距離では怖い面があるのは、私の配合論の基礎だ。 2戦目に東京二千四百を使って楽勝し、きれいにダービーに照準を 合わせたが入れこんで惜敗。落ち着きのあった新潟記念で古馬相手 に快勝し、ますます血統の良さは表現された。あとは京都の三千と いう問題だが、ハービンジャー産駒は二千前後がベスト。そのへん がどうか。ダービーで出遅れて馬も夢中になって上がって行ったか ら、坂上がったら止まるパターンだと思ったら、前が壁で外へ出し 直して、最後まで伸びて 0.2 秒差。スタミナはソコソコありそうだ。 新潟記念は、向正面で馬が行かないので池添が叱っていたくらいだ から、成長した今なら折り合いを欠くことはない気がする。4勝は 全て快勝という華麗な馬で、能力で勝っても驚きはしない。父と、 胴の長さと、菊に好走しなくなった関東馬だし、いろいろ重なって、 総合的に勘案して軸にしたくないだけだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203503/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001128419/pedigree/
アフリカンゴールドは半兄アフリカンストーリー(父Pivotal)が ドバイワールドCを勝ったが、こちらの弟のほうが父がステイゴー ルドでスタミナ型だ。距離適性があって、前々走後に休ませてから 強くなった。そうとうなオクテで距離延長も功を奏してきたが強い。 問題は騎手か。好位に行けて軽く差してこれるから、デビューして 内回り二千の連続で3連敗したのは、今となっては度外視か。夏に 一変して菊に勝ったマンハッタンカフェみたいな経緯だ。長距離の 菊に合っている。和田なら軸も考えた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001201593/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000417189/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000337738/pedigree/
グロンディオーズはルーラーシップ×サンデー。キセキみたいに距 離はOK。胴長で凄く胸腔が深くステイヤーに見える。キ甲もしっ かりした良い馬だ。牝系の奧に凄いスタミナの塊がある。「牝系の 奥にある」というのが血統のミソで、こういう馬は好きだ。兄のム スカテール(父マヤノトップガン)が目黒記念を勝っているなら、 スタミナはこちらの血統のほうが上だ。キャリアがなく間隔が開い たのが最大の問題だが、ノーザンファームSの感があるだけに、ノ ーザンが余裕で仕上げていれば足りている。ほんとうは春天の馬だ ろうが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205995/pedigree/
グレイルはハーツクライ。母の父がロックオブジブラルタル。それ らのスピードでバランスをとっている。これなら時計の速い京都で、 先行有利な馬場であっても、器用に立ち回れそうだ。前走の馬体は 目を惹いたし気品もある。レース内容も良かったので夏を越しての 成長は間違いないが、まだ未完成に映る。もう少し良くなる余地は ある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205567/pedigree/
ステイフーリッシュはステイゴールド×キングカメハメハ。シルヴ ァーホークもあるし、スピードもスタミナも兼備するマームードも ある。2歳時から応援してきて、年間50%を賭けた年末掉尾を飾 るホープフルSでも意地でも◎にした。力量は、坂の下りを生かし た京都新聞杯の好時計の先行快勝で証明された。でも、馬体が細く て、どうしようもなかったが、今回はキッチリ膨らんで見栄えがし てきた。ダービーでも差は少なかったし、平たん京都三千は京都新 聞杯と同じ。先行へと、騎手としての持ち味を変えてきた藤岡佑で、 菊に執着する矢作師の馬で、この馬体なら、勝負のマクリを一発狙 いでかけるだろうから、損な大外枠でも買わないわけにはいかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204307/pedigree/
フィエールマンはディープインパクト産駒で、距離はがこなせそう なディープで、そうとうな能力がある。もちろん、出遅れたラジオ 日経は◎だった。キャリアとレース間隔と関東馬という問題を抱え ている。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208666/pedigree/
グローリーヴェイズはディープインパクト産駒で、二千なら、そう とう強そうだ。秋の天皇賞に行かせたかった。関東馬でレース間隔 が開いたのも気になって減点した。

エポカドーロは胴が短いし、マイナス点はあるが、京都三千はごま かしは利くことは利く。騎手の乗り方次第だ。ジェネラーレウーノ も同じことが言えるが、スクリーンヒーローはステイヤーではない と思っているから、本気では買えない気がする。

フォトパドックが良く見えたのは、エタリオウ、グロンディオーズ、 ステイフーリッシュだった。ブラストワンピースも良い出来に見え るが、長距離馬に見えない点は、菊だけに減点だと思う。アフリカ ンゴールドはなぜか写真がなかった。

1週前追切りの良かったのは、エタリオウ、グロンディオーズ、ブ ラストワンピースだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、アフリカンゴールド、エポカド ーロ、グロンディオーズ、シャルドネゴールド、タイムフライヤー、 フィエールマン、ブラストワンピースと多かった。
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2 ◎Gエタリオウ80
4 ◯Jブラストワンピース80

 ▲アフリカンゴールド70
 △グロンディオーズ65 △Gグレイル65
1 △フィエールマン60 △Gステイフーリッシュ60

 Aエポカドーロ50
 ジェネラーレウーノ45
5 △グローリーヴェイズ40
6 タイムフライヤー40
3 ユーキャンスマイル35 コズミックフォース35
 メイショウテッコン30
 シャルドネゴールド25 カフジバンガード25
 オウケンムーン20

 アイトーン10

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アーモンドアイは週刊誌の1週前の写真で体調不良と見て蹴飛ばす。
勝たれたが、追切り後3日馬場入りせず、レース後補液注入で寝込む。
吉田照哉氏が言うように馬が化け物だっただけ。写真で見抜いたのは私だけ。
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/10/14 秋華賞
─── Vol.635

● 力差小、アヤ大

秋華賞は内回りで18頭立てという、なんか、むちゃなレース。ア ヤが大きすぎて、一瞬のミスも挽回できない。今年は特に波乱があ ってもおかしくない。G1は、◎が取り消したら、再度、予想し直 して配送します。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208432/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000865656/pedigree/
プリモシーンは、母が、Gatana ≒Kaapstad 3×3。Sir Tristram ≒Day is Done 5×4・4。3代母が Sir Tristram ≒Day is Done 2×2。Isolt ≒アーティアス3×3。ノーザンファームは私の好 きなニアリーをやりまくって、G1いくつでも勝つに決まっている。 落ち着きが出てきて、関屋は◎だったが、パドックでうるさいとこ ろがあった馬が、威圧感が出てきていた。馬体も一回り増えていて、 ドッシリしていたが、レースでも課題のゲートが出遅れなかった。 この馬は出遅れるかどうかで、どの馬だって出遅れたらマイナスだ が、他の馬よりも結果が違う。NHKだって、大きな出遅れで、イ ンの後方から中を割るしかなくなって、斜めに割っているうちに、 外からすんなり追い込んだ勝ち馬に先に出られてしまったが、ロス の多い競馬を終始やって、使った脚は全然見劣りしなかった。出遅 れていなかったら、際どい勝ち負けで、おそらく勝っていただろう。 馬体は胸前が盛り上がって凄く良くなった。胴もカンタービレより も少し長く、今年の先行馬の多い二千なら切れ味勝負で劣らないと 見た。問題はスタートだ。調教後馬体重は更に増えて、14kg増。 でも、1週前追い切り後のフォトパドックでは、太目感はなく、筋 肉が付いて、ドッシリしている。成長と考えたい。あとは、ゲート だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイは強い。桜花賞もオークスも◎だった。しかし、こ こはぶっつけで挑んできた。ベガは桜花賞、オークスと勝って、秋 の休み明け緒戦のエ杯は3着だった。エアグルーヴはチューリップ 賞、オークスと連勝し、秋の休み明け緒戦の秋華賞で大敗した。ウ オッカはダービーまで勝って、秋の秋華賞はよく追い込んだものの 3着に敗れた。アパパネは桜花賞、オークスを勝って、秋の休み明 けのローズSで負けた。いかに名牝でも秋の休み明けは相手が揃う とたいへんだ。おまけに、1回走って2着だった小回り。しかも追 い込み。前走は好位に行けたとはいえ、あれがいつもできると、ま だ決まったわけではない。とすると、初めての内回りはマイナスで あることは間違いない。夏はノーザンファーム天栄にいたと言うが、 猛暑だった。フォトパドックは夏負けの馬によくある目の周囲が黒 ずんで、1週前追い切りで、伸びたが、少し重いと騎手は言った。 筋肉の盛り上がりがなくメリハリがない、ヌボーッと出来上がった というだけの馬体に見えてしかたない。それでも、その追い切りで さえよく伸びたし、春のG1で◎を2回打った私は強いと思ってい るわけだが、いくら強くてもベガ並みか。調教後馬体重は20kg 増の486kg。やはり、何かおかしい気がする。勝てばアッサリ に決まっている。でも、全てのファクターで予想をやると言って、 「軸馬指数」をやってきたのだから、節を曲げるわけにはいかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208207/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000444347/pedigree/
カンタービレは、ディープインパクト×ガリレオ。祖母の父がラス トタイクーンなので、オークスは距離が長かった。祖母が、Irish Lass の牝馬クロス。牝馬クロスは活力があっていつも褒める。4 代母はハイペリオンの3本クロス。これで千八のローズSに出てき て、遅めの平均ペースを上がり 110-108-118 という驚異的な時計 で、四角先頭で楽勝した。阪神外回り千八と、京都外回り千八で、 ともに楽勝している。体形からはマイラーだ。二千への延長をどう 考えるかだが微妙で答が出ない。ただ、前走が強すぎただけに、 1週間も楽をさせたという。これは長すぎる。激走の疲れだろう。 あれは本番ではなかったのに。とすると、フォトパドックの気配だ。 目の周りが疲れが出るときに出る黒ずみがある。立たせても前屈み になってしまっている。トモの縦長の筋肉がしぼんで見えなくもな い。前走後は軸まで考えたが、これでどうか悩ましくなってきた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208397/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000780072/pedigree/
ダンサールはハーツクライのリファール・クロス。これも、行って も抑えても競馬ができるし、前走は追うことすらない大楽勝だった。 今回は差す競馬になりそうで、切れれば一発を秘めている。4代母 が、フェアウェーとファロスの全兄弟を生かしたニアリー・クロス で、これも悪くない。黒光りのする大物感がある馬だ。ただし、切 れるというタイプに見えないだけに、差しに回って、追って味がな いかもしれない。好位から流れ込めるかどうか。

http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015102382/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103594/
オールフォーラヴはディープインパクト産駒。母が、The Dancer =Kazadancoa 4×4と美しい。美しい配合の馬は強いはずだ。前 走の休み明けは22kg増で度外視できるから、まだ勝負付けは 済んでいない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
ラッキーライラックは放牧先で球節を腫らして帰厩が遅れ、ぶっつ けとなってしまった。これは騎手に対してプレッシャーになりそう だったが、おまけに石橋脩も乗れなくなった。調教後馬体重が18 kg増。成長もあるだろうが、鍛え抜かれた上でのことかどうか判 別が難しい。ほんとうはもっとゴツく仕上がって秋を迎え、G1を 勝つチャンスを得ると思っていた。それなら脚質的にチャンスだっ た。追い足りないかもしれない。毛ヅヤは抜群だ。でも、軸は考え てしまう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208923/pedigree/
ミッキーチャームはディープインパクト産駒でデインヒル。祖母が アバーナントにプリンスリーギフトのスピード。これで先行力があ る。同時にハイペリオンが4本。Bay Ronald の血なら数え切れな いから底力もある。差しに回れれば怖い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208435/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001177847/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000407679/pedigree/
サラキアはディープインパクト産駒でデインヒル。ナタルマやタマ レーンのスピードだが、牝系の奧のドイツ血脈まで開花するかどう か。

フォトパドックがとくに良く見えたのは、サラキア、プリモシーン、 ランドネだった。ダンサールはなぜか、どの週刊誌にも写真はなか ったが、パドックやネットの写真検索では美しいから、今回も良い と想像したい。

最終追切りが良く見えたのは、ゴージャスランチ、パイオニアバイ オ、プリモシーン、ラッキーライラックだった。
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7 ◎Jプリモシーン75
3 ◯Jカンタービレ70
1 ▲Aアーモンドアイ70
 ★ダンサール65
 △オールフォーラヴ60
2 △ミッキーチャーム55
4 △サラキア55
 △ラッキーライラック50

 ランドネ40 パイオニアバイオ40
 トーセンブレス35 サトノガーネット35
 スカーレットカラー30 オスカールビー30
 ゴージャスランチ30
 ハーレムライン25
5 ラテュロス20

 サヤカチャン10

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「軸馬指数」の◎が19戦連続で(8−8−1−2)。連対84%
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レース名 ◎ 着順 騎手 3着までの人気順 3複,3単の配当

レインボーS シャルドネゴールド 2 内田博  7-1-6 8140-61770
ローズS   サラキア      2 池添   5-2-13 50880-222880
セントライト レイエンダ     2 ルメール 4-1-6 5460-33050
3神戸新聞杯 エポカドーロ    4 戸崎   2-3-6 2930-10650

オールカマー ダンビュライト   3 武    1-3-2 490-1640
シリウスS  オメガパフューム  1 和田   2-7-3 7200-40080
スプリンター ファインニードル  1 川田  1-11-13 65370-209620
2サウジRC グランアレグリア  1 ルメール 1-7-4 4110-12060

毎日王冠   アエロリット    1 モレイラ 1-3-6 3250-10170
京都大賞典  サトノダイヤモンド 1 川田   2-4-3 5900-19420
府中牝馬S  ディアドラ     1 ルメール 1-2-7 1310-4290
3秋華賞   プリモシーン    7 北村宏  1-5-3 2360-5600

富士S    ワントゥワン    2 モレイラ 2-3-5 2620-9650
3菊花賞   エタリオウ     2 ミルコ  7-2-10 16710-100590
スワンS   モズアスコット   2 ルメール 2-1-8 1760-9820
天皇賞秋   レイデオロ     1 ルメール 2-4-6 6420-24230

2京王杯2歳 アウィルアウェイ  2 ミルコ  2-1-6 1170-4400
アルゼンチン ムイトオブリガード 2 四位   3-1-11 13560-49460
2デイリー杯 アドマイヤマーズ  1 ミルコ  1-6-5 3960-15040

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シリウスS
25点差の大差で、◎オメガパフューム、3単40080円


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/09/29 シリウスS
─── Vol.629

● 力差大、アヤ中

指数が意外なことに開いた。20点以上開くと結果は楽なのだが、 展開がまったく読めないこのレースでも通用するかどうか。抑える 志向の強い今の競馬では、先行馬が多いから差しが決まると決まっ たわけでもなく、アヤは小でなく中だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206059/pedigree/
オメガパフュームはフォーティナイナー系にゴールドアリュールと いうダート血統。エンドスウィープとサンデー系はヘリオポリスの 〈4分の3同血クロス〉が生じるので、OK。このクロスがあるか ないかで全然違う。アドマイヤムーンみたいに走る。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000386771/pedigree/
祖母や4代母など、芝向きの重厚な血統なので、本来切れ味もある。 青竜Sはグリムより強いと思っていたから勝負だったが、3着に負 けて悔しい思いをした。マイルの忙しい流れを出遅れて、脚をつか ったので最後はよれてしまった。あの敗戦を抜きにすれば崩れてい ない。この母系の血脈構成の良さを考えれば、阪神二千で流れが向 けば差せるはず。指数は思ったよりも大差になったが、アヤの多い ダート戦だから、それほど信頼感はない。でも、3歳で53なら軸 は譲れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187218/pedigree/
サンライズソアはシンボリクリスエス×スペシャルウィークのダー トの先行力の配合。これでも、ヘリオポリスの〈4分の3同血クロ ス〉があるかないかで、安心感が全然違う。ビハインドザマスクの ラインだが、本来は先行力の血統だ。でも、差すこともできるので、 ここは先行馬が多いので差しに回るだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001207284/pedigree/
ヒラボクラターシュはフジキセキ系だから二千はギリギリ。母にリ ボー系のクロス。母系に二千前後にやたら指向性の強いシアトルス ルーが入って、距離はギリギリOK。53で得意の好位差しが利け ばチャンスはある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172578/pedigree/
グレイトパールはキングカメハメハ×デヒア。デヒアは少し弱いが、 いちおうデピューティミニスターの子なので、日本のダート向き。 ビクトリアクラウンの牝系なので、日本的な古風な底力は持ってい る。ただ、A級というほどの血統でもないから、今のような中途半 端な状態でハンデを背負うと、一抹の不安は否めない。私の「軸馬 指数」の軸には合わないので仕方ない。雨馬場はプラスだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001169888/pedigree/
ナムラアラシはエンパイアメーカーのダート馬。母系のサドンソー はノーザンテーストだから、血脈構成は良い。復調すれば二千で怖 いのだが。

フォトパドックはG1の裏なので、なかった。
最終追切りが良く見えたのは、オメガパフューム、サンライズソア だった。
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1 ◎Gオメガパフューム85




4 ○ヒラボクラターシュ60
3 ▲Jサンライズソア55 △Aグレイトパール55

 △コパノチャーリー45
6 △Gナムラアラシ40 ミキノトランペット40
 Jラインルーフ40

2 △ウェスタールンド30 △クインズサターン30
 リーゼントロック30
5 コスモカナディアン25
 ヒロブレイブ20 ムーンクレスト20
 ヨシオ20 ストライクイーグル20


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安田記念
今年のメンバーなら外国でも香港馬なら強い

 強い 

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/06/24 宝塚記念
─── Vol.601

● 低レベル、アヤ大

また、指数が大混戦になってしまった。そういうレースばかりだ。 言い訳がましいが、どこにも、ずっと好調な予想家がいない春だ。 世界中で火山噴火や地震多発で、薄気味悪い。馬場は、日曜は晴れ そうで、良馬場発表だろうから、脳みそ溶けそうだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001296417/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000393214/pedigree/
ワーザーはモンジューのライン。サドラーズウェルズとヌレイエフ の4分の3同血クロス。4代母まで遡るとハイペリオンのクロスが ある。いずれにしても、去勢している馬の血統は、3分の2は割り 引いて考えるのが私の流儀だ。マイルから二千とかの距離延長は全 部成功している。中距離馬だろう。【7−4−2−0】の中距離実 績は侮れない。マイルはいつも、気合いを入れるための叩き台に使 っているそうだ。香港移籍後の中距離は【5−2−2−0】。だか ら、前走のマイルの敗戦は、60kgでもあったし、度外視できる。 ボウマンとも手が合って、ベリーで負けてもボウマンなら馬券圏内 は外さない。ボウマンで中距離だと手堅い。7歳で劣化が心配点だ。 そこは去勢馬だと良い場合と悪い場合があるから困る。南半球生ま れの7歳は6歳半か。いずれにしても、遊びにきたのではないとみ える。香港の馬場でだが、ネオリアリズムより少し強いかという程 度。馬場悪化はプラス。陣営もそう言っている。欧米の馬は、ジャ パンCの80年代から、G1で◎にしない主義だが、香港馬は近距 離から北上するだけだから例外にしている。中団で競馬ができるか ら、外々回されない内枠希望だったが、まあ、良しとするか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175221/pedigree/
サトノダイヤモンドはディープインパクト産駒でヘイローの3本ク ロス。ここまでしても中距離馬だから、いかにディープがスピード を欲しているか。凱旋門賞遠征が失敗で、最近は競馬になっていな いが、ここでアッサリ勝っても驚かない馬ではある。馬場はヘイロ ー3本の分、良がベターだが、それほど不得手にも見えない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001162905/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001144190/pedigree/
サトノクラウンはトライマイベストのラインにミスワキ。やや重か 重の中距離血統だが、こういう内回りの二千二百で馬場が渋れば最 高だ。泥田の天皇賞でくたびれたから、有馬は休むべきだったので はないか。最近は、泥田競馬が稀少になったので馬も関係者も慣れ ていない気がする。馬場悪化はプラス。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001179452/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000446154/pedigree/
ストロングタイタンは、ミスタープロスペクターとダンチヒのニッ クスを重ねた。母系はネイティヴダンサーにバックパサーと、おも しろいわけではない。ときどき、特に夏場は大好走する。おまけに 馬体が一変して良くなってきた。馬場は、重もこなせるが良がベタ ー。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190850/pedigree/
キセキはルーラーシップ×ディープインパクトで、目一杯頑張った 配合が成功した。中距離血統だ。祖母はスピードがあったロンドン ブリッジ。泥田の菊で疲れたろうから香港へ行くのは賛成ではなか った。案の定、大スランプだ。馬場が渋って盛り返せるかどうか。 宝塚に強い大外枠とは運がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185395/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000409632/pedigree/
ダンビュライトはルーラーシップで、キャサリーンパーの名牝系。 リヴァーマン×リボーで、ナスルーラの全きょうだいクロス。2歳 時は馬が薄っぺらだったが、少しずつ肉が付いて牡馬らしくなって きた。そろそろG1で届くかどうかだが、大阪杯も香港もだらしな かった。

フォトパドックが良く見えた馬は、ストロングタイタン、サトノダ イヤモンドだった。

1週前追い切りが良く見えた馬は、サトノダイヤモンド、ヴィブロ ス、スマートレイアーだった。
最終追切りが特に良く見えた馬は、ゼーヴィント、ミッキーロケッ トだった。
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2 ◎Aワーザー75
6 ○Gサトノダイヤモンド70 ▲Jストロングタイタン70
 △ゼーヴィント70
 △サトノクラウン65 △パフォーマプロミス65
 △キセキ65
1 ミッキーロケット65
3 ノーブルマーズ60
 △ステファノス55
5 ダンビュライト55
 タツゴウゲキ50
4 ヴィブロス45
 スマートレイアー40
 サイモンラムセス35

 アルバート25

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オークス
2400mでも、◎アーモンドアイ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/05/20 オークス
─── Vol.0591

● 2択、アヤ中

指数を見ると強い群と弱い群に二分化された。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイは母が女傑・フサイチパンドラ。セックスアピール の名牝系だ。キンカメ×サンデーにストームキャット。クロスはヌ レイエフ。祖母はハイペリオンが3本クロス。3代母セックスアピ ールは、Busanda ≒Busher 2×3。満点配合だ。桜花賞は迷わず ◎で、シンザン記念のビデオを見ているようなそっくりなレースを して楽勝だった。2戦目は上がり 113-114 で持ったままの大楽勝。 シンザン記念は直線で仕掛けると、重心を低くして一気の差し切り。 ここは距離延長で、あの鬼脚が使えるかどうか。ディアデラノビア みたいな鬼脚だけに、中距離馬には見えない。ロードカナロアは父 系の血からもマイラー寄りで、二千までは心配ない気がする。ステ ルヴィオは、ロードカナロア×ファルブラヴというスピード寄りの 血だが、皐月賞は展開で負けたが、最後まで伸びていた。二千四百 は3歳春のクラシックなら、この馬の絶対能力で勝てるかどうか、 という距離だろう。雨は問題ない。馬体は重厚になってきた。重厚 になってくるとマイラーっぽくなって、あまり手放しで褒める気は ならなくて困るが(笑)。そのへんは微妙すぎる問題で悩ましいが 良化は良化であることは、間違いはない。(注:一部、誤記を掲載 時に直しました)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208461/pedigree/
サトノワルキューレはディープインパクト産駒でリファールのクロ ス。A級配合だ。こういう配合はいつも褒めて印を打つ。Vマイル 3着のレッドアヴァンセもそうだった。ドッシリしている馬で、落 ち着きがあるので、再度の輸送もこなす可能性が高い。ただ、青葉 賞組がダービーを勝てないように、ローテからいうと2着までかも しれない。ずっと牡馬相手に戦ってきて、エタリオウと互角。スロ ーのレースばかり使ってきたが、スローでもミルコが、メルマガ競 馬通信に書いたが、ケツから向正面で一気にマクって、直線でもま た伸びるという、長く良い脚を使える馬だ。デビューからオークス 狙いのローテできて、念願の舞台に立てた。あとは、疲労の残り方 が心配だ。馬体は、調教師が前走のレース後にすぐ言っていたよう に、細い心配がある。デビューから、ずっと馬体を絞ってきて、前 走も減っていた。それを考慮したか、最終追切りが軽かった。あそ こで、びっしり追い切れなかったのが、ローテの問題なのだろう。 そのことが、最後のゴール前で利いてくるような気がしてならない。 ◎のつもりだったが、馬体と最終追切りを見て、やめた。雨は問題 ない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001133028/pedigree/
ラッキーライラックはオルフェーヴル。サンデーサイレンスはスピ ードとの配合は成功しない。ディープやステイゴールドはスタミナ 化で成功した。その子は、逆にスピードを入れて、スピード化すれ ば成功する。母系のシアトルスルーやアリダーも効果的で、距離延 長は大丈夫だろう。重心が高いので、折り合いつけて抑える競馬が できれば、おもしろい。連勝が止まったから捨て身で乗れるのは好 材料だ。石橋脩は、桜花賞に負けずに、どんどん成長している。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206646/pedigree/
パイオニアバイオはゼンノロブロイにアンバーシャダイまで入る典 型的な中距離血統。母は名手・後藤浩輝が人気薄のオークスで4着 に持ってきた。オジが天皇賞春を勝ったレインボーラインだ。距離 延長は望むところで、一発要注意。合わない忙しいマイルを使って 体重が12キロ減とか、レース条件が合わないと、レース後に買い 食いが落ちた。前走は二千を使って買い食いも良く12キロ増で出 走。追い切りが良くて、13番人気で△を打った。今度もフォトパ ドックは抜群で、体重が減らない気がする。充実期だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204544/pedigree/
トーセンブレスはディープインパクトにファルブラヴ。馬体がどん どん良くなってきた。距離も雨も問題ない。(取消)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206695/pedigree/
オールフォーラヴはディープインパクト産駒。金子配合で好きだが、 祖母の部分がイマイチか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208207/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001128844/pedigree/
カンタービレは今流行りのディープインパクト×ガリレオ。祖母に 牝馬クロスがあって、味のある配合だ。

フォトパドックが良く見えたのは、オールフォーラヴ、トーセンブ レス、パイオニアバイオ。それとアーモンドアイ、サトノワルキュ ーレ、ラッキーライラックがちょっと良かった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、アーモンドアイ、オハナ、サヤ カチャン、パイオニアバイオ、ラッキーライラックだった。
──────────────────────────────
1 ◎Aアーモンドアイ85
6 ◯JGサトノワルキューレ85


3 ▲ラッキーライラック70
 △オールフォーラヴ65
7 ★パイオニアバイオ60 △カンタービレ60
2 △リリーノーブル60
5 注マウレア55 トーセンブレス55(取消)
 ロサグラウカ50

4 レッドサクヤ40 ランドネ40

 ウスベニノキミ30 サヤカチャン30
 トーホウアルテミス30
 オハナ25 ウインラナキラ25
 シスターフラッグ20


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桜花賞
ラッキーライラックでなく、◎アーモンドアイ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/04/08 桜花賞
─── Vol.0579

● 2強、アヤ小

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイはセックスアピールの名牝系。母が女傑・フサイチ パンドラ。あとはキンカメ系とディープの金子配合にストームキャ ット。クロスはヌレイエフ。祖母はハイペリオンが3本クロス。3 代母セックスアピールは、Busanda ≒Busher 2×3。どこも言うこ とはない満点配合。新馬は新潟の内回り千四で、後ろから行きすぎ て、前が残って、完全に脚を余した。距離も短かったか。2戦目は 早めに外マクリで、上がり 113-114 で持ったままの大楽勝。シンザ ン記念に持っていってスローなのに出遅れてケツからの競馬。あと 800mからジワジワ上がって、直線で仕掛けると、重心を低くし て一気の差し切り。馬場がやや重でなければ、もちろん33秒台の 末脚だ。直行ローテが私は好きでないが、使い減りするからと間隔 開けて使ってきた馬だ。デビューは8月と早かった。今回も馬体に 太目感はない。桜花賞の出世レース・シンザン記念の楽勝分だけ走 れば足りている。金曜の雨で土曜に競馬使って、少しでも馬場が荒 れれば、ヌレイエフが効いているからラッキーライラックよりは馬 場的にはプラスだ。ルメールと石橋脩のG1人気馬での慣れの差が 出るかどうかもある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001133028/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001002331/pedigree/
ラッキーライラックはオルフェーヴル。サンデーサイレンスはスピ ードとの配合は成功しない。ディープやステイゴールドはスタミナ 化で成功した。その子は、逆にスピードを入れて、スピード化すれ ば成功する。オルフェーヴルも同じ。本馬の母の父は上記血統表の ように名配合で、スピルバーグやトーセンラーの半兄。ミスタープ ロスペクターや Goofed が濃く美しい。母系のシアトルスルーやア リダーも効果的で、今後の距離延長も大丈夫だろう。馬体も凄いし、 レースも強い。問題は石橋脩だけと言ってきた。石橋で3冠取れる か? 石橋は先行に強いのが裏目に出なければOK。四角6番手く らいで良い気がする。でも、1枠を引いた。前に行っても下げても 乗りにくい枠だ。私は外回りになってからは桜花賞の1枠に◎を打 ったことがないし、打つ気もない。金曜に雨も降りそうだ。パンパ ンの良ではないから、少しは乗りにくいか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205321/pedigree/
リリーノーブルはルーラーシップだからマイルだと褒めにくい。ク ロフネとノーザンテーストの突進効果でなんとかなるかどうかとい う感じ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208432/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001177842/pedigree/
プリモシーンはディープインパクト産駒で配合はマズマズ。好きな 馬で前走は◎にした。ここも少しチャンスかと思っていたが、馬が 若いからと、ぶっつけにして将来の成長に託した意図は、納得でき るから、桜の軸は遠慮した。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208357/pedigree/
リバティハイツはキングカメハメハだが、千四鬼のシーキングザゴ ールドが入るので、影響を受けた。ミスタープロスペクターやグリ ーンダンサーのクロスは美しい。父やクロスから考えれば、マイル も守備範囲だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204174/pedigree/
マウレアはディープインパクト×ストームキャットのA級配合。そ れで、阪神JFは◎にした。私の血統論はかなり単純にできている。 血統は単純に考えるのがよいのだ。でも、前を横切られるとひるむ から、軸をやめてきたが、前走は少し成長が見られて、スッと伸び た。ヒモなら少しはチャンスはあるか。

フォトパドックが良く見えた馬は、アーモンドアイ、ラッキーライ ラック、リリーノーブルだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、アマルフィコースト、プリモシ ーン、ラッキーライラック、リバティハイツ、リリーノーブルだっ た。
アーモンドアイは、痛いことに濃霧で見えなくて無念。
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1 ◎アーモンドアイ80
2 ◯ラッキーライラック80


3 ▲リリーノーブル65
6 △リバティハイツ60 △プリモシーン60
5 △マウレア55 アマルフィコースト55 フィニフティ55
 レッドサクヤ55 レッドレグナント55
 アンコールプリュ50
 △ハーレムライン45
4 △トーセンブレス40 スカーレットカラー40
 デルニエオール35
 ツヅミモン30 コーディエライト30
 アンヴァル30

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ダービー卿CT
中山マイルで32秒台のシーズインラブ◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/03/31 ダービー卿
─── Vol.0576

● 大乱戦、アヤ大

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173731/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000719014/pedigree/
ヒーズインラブはハービンジャーだが、母系がクラフティプロスペ クターなどのアメリカンなスピード。祖母がナスルーラとコートマ ーシャルのクロスと、ハービンジャーとしては、かなり変わってい る。中山マイルで32秒台は凄い。秋の開幕週のオータムHみたい で褒められる。追切りもいつも通りで、体調は良さそうだ。昨年の 谷川岳Sは1番人気だったが、スローで出も悪く、後ろから行きす ぎて前が壁になって脚を余した。折り合いの問題がなくなってきた から、好位差しも可能ではないか。騎手も少しは進歩してきたし、 同じ轍は踏まない見て期待したい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149061/pedigree/
グレーターロンドンはディープインパクト産駒で、サンデー系と相 性の良いダンチヒ。ロンドンブリッジのスピードが入ってディープ にスピードだから、バランスはとれている。中山マイルのマクリが ベストで、最近のレースの仕方を克服して、マクリで挽回できるか どうかだけ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001191939/pedigree/
レッドアンシェルはNHKマイルで◎にしてうまくいかなかった。 マンハッタンカフェはぬるいところがあるから、堂々と切れる馬に は少し負ける。軸にしにくいが安定はしている。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001193149/pedigree/
キャンベルジュニアはリダウッチョイスが入るマイラー。このレー ス2着があるが、加齢と最近の不振をどう挽回できると読むか。 千四は短すぎる気もする。中山マイルは合っている。

最終追切りが特に良く見えた馬は、キャンベルジュニア、ヒーズイ ンラブだった。
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1 ◎ヒーズインラブ60
5 ○グレーターロンドン55 ▲レッドアンシェル55
6 △ゴールドサーベラス50
2 △キャンベルジュニア45 △マルターズアポジー45
4 △テオドール45 ミュゼエイリアン45
 マイネルアウラート45
 アデイインザライフ40 ロジチャリス40
3 ストーミーシー35
 ダイワリベラル30 サンライズメジャー30 ソルヴェイグ30
 クラリティスカイ25

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シルクロードS
重厚な配合の◎ファインニードル


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/01/28 シルクロードS
─── Vol.0558

● 大乱戦、アヤ大

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173702/pedigree/
ファインニードルはアドマイヤムーンだが、シャーペンアップをク ロスさせるのが凄い。エタンの祖母の牝馬クロスもあって底力があ る配合だ。Dance Spell ≒エタン4×5とも表現できる。ちょっと ムラがあるのは、G1挑戦の経験で克服できそうな気がする。問題 は、半年前のほうが馬体に厚みがあった気がする。北九州記念は直 線で囲まれて出られず、脚を余したもの。あれは度外視できる。こ こは1本足りない気もするが高松宮の予選だから完調ではないだろ う。完調でなくても好勝負できないと、G1に行っても旨みはない。 3本の調教の中身は濃かった。馬体は昨夏ほどではなくても、肩や 胸前の厚みはこの馬独特のものがある。Bコースに替わっても、今 週もイン伸びの馬場だとするなら枠も良かった。馬場の伸びるライ ンは確かめてから買いたい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001174275/pedigree/
ダイアナヘイローは守備範囲の広いキングヘイロー×守備範囲の広 いグラスワンダー、は良いとして、祖母の父がフジキセキだから短 距離馬。直線平たんが鬼で、小倉や京都は強い。ここは休み明けの 問題か。夏の良績が多いから夏馬だという説もあるが、あれは本格 化の時期がそうだっただけで、エルフィンSも好走しているし、季 節よりも休み明けが問題だろう。馬体は昨夏ほど凄くもないが、マ ズマズできている。スタートが巧いので、好位先行で適度に行けば、 インが伸びる先週までの京都なら北九州記念とそっくりのレースも 可能だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151891/pedigree/
アレスバローズはディープインパクト産駒。リファールの母の牝馬 クロスが憎い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001171762/pedigree/
セイウンコウセイはアドマイヤムーンに千四のカポウティ。ミスタ ープロスペクターのクロスと血統は単純だ。高松宮は恵まれて勝っ たから、その後は人気になったが、ずっと嫌ってきた。ソコソコだ ろうが、58だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172780/pedigree/
ナックビーナスはダイワメジャーで母系が軽い。ダイワメジャーは 軽いと褒めない。そのせいで短距離馬となった。中山で先行して勝 ったり、その程度だが、ハンデをもらって平たんで、内が伸びる今 の京都なら来ても不思議ではないか。

フォトパドックが特に良く見えた馬は、セイウンコウセイだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、セイウンコウセイ、ダイアナヘ イロー、ナックビーナス、ファインニードルだった。
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1 ◎Gファインニードル75
 ◯Gダイアナヘイロー70
 ▲アレスバローズ65
2 △Aセイウンコウセイ65 △セカンドテーブル65
5 △Jナックビーナス60
 △キングハート55 ナリタスターワン55
 △ラインミーティア50
3 フミノムーン50
 アットザシーサイド45 ミッキーラブソング45
 グレイトチャーター45
 ロードクエスト40
4 カラクレナイ35 タマモブリリアン35
 ニシケンモノノフ35

 ユキノアイオロス25

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京成杯
30点差なら、馬連一点勝負


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/01/13 京成杯
─── Vol.0553

● 2強、アヤ中

 ホープフルSができたのだから、京成杯は間隔もなく同条件とい うのは信じられない。千八にするくらいしか、手はないのではない か。今年はメンバーがこれでは条件特別だ。レース条件を変えない と、賞金稼ぎで一発狙う乗り方が流行るかもしれない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205596/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000443636/pedigree/
コズミックフォースは阪神JF3着のミクロコスモスにキンカメ。 ミスタープロスペクターのクロスと普通。キングマンボ系は冬の中 山の馬場はマズマズ。祖母に活力を生む牝馬クロスがある。3代母 には、Ciboulette ≒Coqueluche 3×1や、Ciboulette ≒Victoria Park 3×3がある。牝馬クロスでもある。5代母にも全兄弟クロス 2×3。6代母の父は牝馬クロスを持ち、父母相似配合と、なかな か凝っている。ノーザンファームらしいニアリークロスのしつこさ だ。新馬は出遅れて超スローで、上がりが、113-110-114 だから脚 を余した。未勝利は前が壁で最内を擦り抜けてきた。追い出しての 反応が遅くて、レース慣れがもっと必要だと思うが、スタートを出 なかった新馬戦よりは良かった。キャリア2戦では来ないレースだ が、大した馬もいないし、レース慣れして反応が良くなると仮定す れば、OKとしたい。ホープフルSがG1になったので、こちらは キャリアの浅い馬が集まるようになるのではないか。キャリア2戦 は許容範囲になりそうな気がする。追切りは、いつも併入で遊んで いたが、今回は、また併せ馬で併入続きだが、最終追切りは並んで 抜けた。少しずつ良くなっていることに期待して、枠も良いし、軸 に期待した。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206982/pedigree/
ジェネラーレウーノはスクリーンヒーロー。母がロックオブジブラ ルタル×ストームキャットでスキが無い。6代母に牝馬クロス。馬 体も良く、物見しながら連勝した。オクテの血統だが、遊んでいる から、今回はチークピーシーズ着用とのこと。いつ本気で走るかが 問題だ。追切りは良くなって鋭く伸びてきたが、並ぶとまた遊んで いる。馬体が良くて将来性がありそうな馬だが、悩む。大外枠を引 いたのはラッキーかアンラッキーかだが、外の先行馬が来てないレ ースだから軸はやめた。でも、アッサリ好位差しして快勝しても驚 かない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208095/pedigree/
イェッツトはカンパニー産駒にしては母系は優秀だ。トニービン系 が生き残るかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203569/pedigree/
ダブルシャープは父はグリーンデザート系。全体的に良くも悪くも ない程度。道営の馬は、そろそろ壁に突き当たる頃か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203345/pedigree/
サクステッドは、配合に意図が感じられない。勢いも感じないので 私の好きな吉田隼人の腕が頼りか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205674/pedigree/
ギャンブラーは3代母がヒシアマゾン。もう、そんなになるのか。 父がハービンジャーで、母系にシアトリカルがあるから、距離は二 千がベストだろう。冬の中山二千は合うので出遅れ惨敗後だが、侮 れない面もある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001240510/pedigree/
デルタバローズは、ストームキャット系で母系も有名なスピードだ らけ。マイルで楽に勝ってきたが距離延長のプラスは考えない。

フォトパドックが見栄えしたのは、コズミックフォースとジェネラ ーレウーノだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、コズミックフォース、コスモイ グナーツ、ジェネラーレウーノ、イェッツト、ギャンブラー、タイ キフェルヴール、デルタバローズと異常に多かった。
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2 ◎Gコズミックフォース80
1 ◯Jジェネラーレウーノ80





3 ▲イェッツト50 △エイムアンドエイド50
 △Aダブルシャープ50
4 ライトカラカゼ45 ジョリルミエール45
 △ロジティナ40
 ギャンブラー35 Jデルタバローズ35
5 △サクステッド30 スラッシュメタル30
 コスモイグナーツ25


 ヤマノグラッフル10 タイキフェルヴール10


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フェアリーS
どの角度から考えても、プリモシーン


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/01/07 フェアリーS
─── Vol.0551

● 3強、アヤ小

今や完全にノーザンファームの時代となった。桜花賞でも通用する ノーザンファームの強いのが、ここにも3頭いる。しかし、全部が 中山マイルの外枠を引いた。ややこしいレースになった。フェアリ ーSは、もまれない外枠の牝馬は走りやすい馬もいるのだが、どれ がそうなるか、走る前には分からない。AJGは絞れないので採り ません。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208432/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000865656/pedigree/
プリモシーンはディープインパクト産駒としては普通だ。でも、デ インヒルだから母にナタルマのスピードは3本。母は豪G1を4勝 している。自身のクロスは Alzao の母 Lady Rebecca ≒Sir Tristram 4×5・6。母モシーンは、Sir Tristram ≒Day is Done 5×4・ 4。それに、Gatana ≒Caapstad 3×3。3代母に、活力を生むの で大好きな<牝馬クロス>がある。おまけに、Isolt ≒アーテイア スの8分の7同血クロス3×3は凄い。All Moonshine ≒Hyperion だからだ。Sir Tristram ≒Day is Done 2×2のニアリーも濃い。 血統文化遺産のような歴史的な Selene の名牝系の出だけに10代 くらい遡っても、延々と凄いクロスが続く。未勝利でテトラドラク マと叩き合って、後続を5馬身ちぎったが、テトラドラクマは次走 で5馬身差の楽勝。2頭とも強い。どちらかと言えば、ディープイ ンパクトのほうが好きだ。中山でイン差しして負けたので、広いコ ースのほうが強いのか、あるいは脚を余したからレース慣れの問題 だったか。悩ましい。勝ったトーセンブレスは9月17日は内中伸 びの日だったのに、大外一気で嵌まった感があり、阪神JFでも4 着と好走した。中間は放牧に出して、追切りは3頭併せの真ん中で、 控えて競りながら良い伸び。これなら前走心配したテンションもあ まり上がらないだろう。馬体もフォトパドックはないが、遠目で見 てマズマズ。血統、馬体、追切り、前走の上がりの切れが33秒2、 勝ちタイムが私の発明した『時計理論におけるスローペースの簡単 補正法』でスロー補正して、1分33秒7。全体的に欠点がない。 ちょっと外枠だが、東京ではあまり評価しない戸崎が、中山マイル の中団の外からマクるには許容範囲か。出遅れないことを祈る。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208625/pedigree/
レッドベルローズはディープインパクト産駒。母の父がアンブライ ドルドは褒めないが、アンブライドルズソングはいつも褒める。ヘ リオポリスを持っているのでサンデー系とは〈4分の3同血クロス〉 になるからだ。この点があるかないかではG1か条件戦かというほ どの大違いだ。おまけにストームキャットのスピードまで入ってい て言うことなし。3代母は、Mr.Busher ≒Busanda の8分の7同血 クロスを持ち、BCジュベナイルフィリーズを勝っている。活力の ある牝系だ。新馬はディアデラノビアの娘と叩き合いになったが、 後続は6馬身ちぎった。レースがあまりにスローすぎたから割り引 いて考えたいが、上がり、118-112-111 と、どこまでも伸びる。新 馬を勝っただけだが、柔らかいツナギや馬体で、褒めるだけの価値 がある。弱点はチャカチャカして、かなりうるさい。これで中山マ イルで出遅れたりしたらお終いという可能性もある。追切りも、折 り合いを欠くシーンがあって、馬が若いのがどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208563/pedigree/
トロワゼトワルはキングカメハメハ系にハーツクライ。血脈構成も 良くて、魅力的な配合だ。キンカメの母とハーツクライで、Windmill Girl ≒トニービン。新馬の中京は馬場が荒れていた。アルテミスS は、福永は良馬場発表だが馬場が荒れていて、のめっていた、と泣 きを入れたが、向正面で引っ張りすぎて馬とケンカしたのが大きい と私は思う。この馬は行きたがる。調教師は口向きの問題だと言っ ている。この馬のスピードなら3番手くらいで悠然と走れるはずだ が、関係者の証言が一つの答に向かって合致していないというのは、 好きな事例ではない。そこに福永だから一抹の不安はある。アルテ ミスは抑えすぎて一列半、後ろになって追い出したら、ノメって前 も狭くなって競馬になってない。今度は中山マイルだから出して行 かざるをえないか。どうするのだろう。追切りも良く、好馬体を生 かせるデキにある。巻き返しの可能性はある。位置どりを前に出し て行けばどうなるかが、福永だけに予想しづらいが、可能性はある。 福永に3日連続◎を打つのも憚られると悩んだが、シンザンの絶対 に来そうなエアアルマスに取消の報が入った。運がなさそうだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206537/pedigree/
テトラドラクマはルーラーシップ。それを福島千二でデビューさせ たのが不思議だった。母がシアトルスルーのクロスだから、千八か 二千だろう。ヘイルトゥリーズンのクロスもあるので、多少はスピ ード化したか。プリモシーンには競り負けたが、次走で楽勝した。 前に行けるのが強味で、中山に替わると、いちばん得をするのはこ の馬だ。中山マイルの大外枠でもムリなく行ければ有利だが、枠は 少しは損だろう。外から先行しても、7枠2頭にマークされるのは 必至。石橋脩がその問題を消化できるか? 歩様が硬そう?に見え て、そこは好きになれない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001202797/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001178418/pedigree/
デュッセルドルフはモンズン系。祖母がリファール3×3。ドイツ らしさとのバランスは良い。抽選で落ちなければノーザンファーム の勢力は拡大するばかりだ。

最終追切りが特に良く見えたのは、ジーナスイート、スカーレット カラー、テトラドラクマ、トロワゼトワル、プリモシーンだった。
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1 ◎プリモシーン75
3 ◯レッドベルローズ75
5 ▲トロワゼトワル75
6 ★テトラドラクマ70


2 △スカーレットカラー55 △グランドピルエット55
 注デュッセルドルフ50 サヤカチャン50
 注ライレローズ50 レネット50
4 ハトホル45 ジーナスイート45
 ジョブックコメン45




 シスル20 アントルシャ20

 フィルハーモニー10
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ホープフルS
軸馬◎の、年間通算連対率50%を賭けて、
8番人気の STAY FOOLISH


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/12/28 ホープフルS
─── Vol.0548

● 大乱戦、アヤ大

ワグネリアンやダノンプレミアムやグレイルが出るG1ならともか く、その次のクラスの馬が争うG1て意味があるのだろうか。とほ ほ。京成杯とどう違うの。だが、「軸馬指数」の軸馬の年間連対率 50%が掛かっているから避けようがない。おまけに情が移る馬も 出てきて、初のG1昇格戦でデータのファクター不明瞭、わけわか らん。ははは。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205567/pedigree/
ステイフーリッシュはステイゴールド×キングカメハメハ×シルヴ ァーホークと最高。薄いニアリーしかないが、Miesque ≒ゴールデ ンサッシュ2×4はしゃれている。母の兄姉にブラックホークやピ ンクカメオがいる。ピンクカメオもブラックホークもマイルが強か ったが、千八や二千でも連対していた。ステイゴールドなら距離の 問題はまったくない。私はデニムアンドルビーをベタ褒めして以来、 母の父キングカメハメハが好きだ。ワグネリアンも成功した。細身 のステイゴールドでムダ肉なしなら、中山中距離向きの良い血統だ。 新馬も金子真人さんの人気馬・アイスバブルを問題にせず、上がり ダントツの、117-111-113 と圧倒的な強さで3着まで大ぶっちぎり。 慌てて、間隔がないのにここを使ってきた。急に出走となったので、 社台の馬だが既に外国人Jは乗り馬が決まっていて、乗り替わりな しで中谷はラッキーだった。まあ、矢作先生はそういうことしない が。ホープフルSが重賞になって4年目。シャイニングレイは新馬 でぶっちぎり勝ちして、ここも連勝。新馬は私の『時計理論におけ るスローペースの簡単補正法』で補正すると、2:00.5。本番は京都 2歳S2着のダノンメジャーや東スポ杯3着のソールインパクトを 破った。2年目は、ハートレーが新馬で3着までをぶっちぎり勝ち。 スロー補正すると、2:00.5。本番は新潟2歳Sのロードクエストを 破った。ステイフーリッシュは新馬のぶっちぎりをスロー補正する と、1:59.7。G1になってどうかだが、重賞時代の3年と比較すれ ば足りている。ここの他馬は、京都2歳Sが、2:00.1。芙蓉Sがそ れと同じ。追切りは間隔がないので最終追切りだけビシッとやって 良かった。神経質らしいので輸送で馬体減になってイライラしない ことを陣営は心配しているが、中京では落ち着いて周回していた。 あとは中山でカイバの食いが落ちなければ、だ。梅ヶ丘の散髪屋は 名人で、30代に8年住んでいたが、流山などの東葛に住んでも片 道2時間かけて通い続け、もう30年以上になる。そこに中谷のお 父さんも来ている。それを知らずに、美浦の時代から、中谷の馬群 を割っていく乗り方が好きで応援していた。中谷のG1最後のチャ ンスか。情報は入ってこないが、中谷雄太でダメなら悔いはない。
Steven Jobs said "Stay hungry, stay foolish", me too.

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204045/pedigree/
タイムフライヤーはハーツクライ×ブライアンズタイム。ブライア ンズタイム牝馬を淘汰せずに残しておいた牧場は正解。よくぞ残し てくれた。へイペリオン系のテューダーペリオッドとチャイナロッ クは淘汰しすぎた。テューダーペリオッドは流産率か何かだっけ?  サンデー×ブライアンズタイムはスピードが入りすぎるので、サ ンデーでは成功しないから褒めないできて正解だった。ディープイ ンパクトやハーツクライにブライアンズタイムは、サンデー自身と 違って今度は逆にスピードを欲しがるから、ヘイルトゥリーズンの クロスになる点がプラスだから良い配合だと言い続けてきて正解だ った。ブライアンズタイムのような重厚な底力が母系にあって、ヘ イルトゥリーズンのスピードを強調するのは非常に良いことだ。お まけにリファールのクロスがあるから余計に褒められる。新馬を負 けたのは相手が札幌2歳Sを勝つロックディスタウンだから仕方な い。京都2歳Sは◎にして2着で正解。勝ったグレイルはなかなか 強い。皐月賞で武が乗るのはグレイルだと思っている。Cデムが早 めに行きすぎて、よくもたせた。今回は先行馬が多いので6番手く らいからの差しだろう。距離にまったく問題ないので、松田国師が 輸送をしくじるとも思えない。馬体はトモ高で未完成だ。だから、 トモは大きくて能力を感じさせるが、馬体全体の見てくれはかなり 悪い。ここはグレイルなら◎で迷わないが、前走の負けをどう見る か。馬体が好みでないだけに悩ましい。京都2歳Sの二千経験だけ でサンリヴァルと並べてGにするのが、AJG予想法的に普通の重 賞ではやらない。そこが初のG1昇格でデータ不足でひっかっかる 点でもある。距離も千八がベターかもしれない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001228749/pedigree/
ジャンダルムは祖父がエルプラド。母がビリーヴ。全姉がフィドゥ ーシアだ。ビリーヴは母系にヘリオポリスが2本もあって、ガルフ ストリームとヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉になる名配合 だった。そこへサドラー系の種牡馬。サドラーは中距離のスタミナ とは限らない。フランケルのようにマイラーも出す。どっちにでも 転ぶ。メイショウサムソンを中山マイルで狙う私のような物好きも いる。馬体は最高。胴が長いから距離はもつという見解の人が多い が、何ともいえない。フィドゥーシアだってりっぱな馬体で、まあ まあ胴は長かった。デイリー杯は1番人気が信用できない馬だった から堅実さでカツジを◎にして2着だった。でも、カツジに勝った からといって褒められるほどの戦歴でもない。なんとも言いようが ない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206230/pedigree/
サンリヴァルはオークスのウメノファイバーの牝系。ルーラーシッ プなら二千はベストだろう。中山二千の芙蓉Sの内容も良かった。 ソコソコ来そうだが休ませたのはこのG1を勝とうという意図なの か? これで勝ったら関係者はある意味、偉い。でも、「軸馬指数」 的には3カ月以上休むと、使い込むと食いが落ちるからとかで、よ ほどの鉄砲実績がある場合でなければ自動的に5点減点する。トモ の横幅がもう少しあったら馬体で加点しただろう。腹回りも多少余 裕があるように見受けられる。当日の馬体重が見たい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001202312/pedigree/
ルーカスはメジロモントレーの牝系にスクリーンヒーローだからオ クテの懸念がある。勝とうが負けようが、どんどん使っていったほ うが良いだろう。

フォトパドックが良く見えたのは、ジャンダルムだった。その次が ムダがなく頑健なステイフーリッシュと、タイムフライヤーのでか いケツか。

最終追切りは変則で、どれが最終だかよく分からないが、サンリヴ ァル、ジャンダルム、ステイフーリッシュ、タイムフライヤー、フ ラットレーは良かった。
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3 ◎Jステイフーリッシュ70
1 ◯タイムフライヤー70
4 ▲Gサンリヴァル70
2 ★Aジャンダルム70


6 △ルーカス55
5 △ナスノシンフォニー50
 △Jジュンヴァルロ45 △マイハートビート45
 フラットレー40
 トライン35 シャルルマーニュ35
 ロードアクシス30
 リュヌルージュ25 ワークアンドラブ25
 トーセンクリーガー20
 シャフトオブライト15 ウォーターパルフェ15

 ニシノベースマン5(回避)

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有馬記念
G1のキタサンブラックに二度目の◎でお別れ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/12/24 有馬記念
─── Vol.0547

● 指数差小、アヤ中

また、有馬がやってきた。今年の3歳はレイデオロやペルシアンナ イトが、秋のG1で通用している。内枠を引いたキタサンとどちら か?

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックは父がディープインパクトと全兄弟。母の父のサ クラバクシンオーのスピードで先行する。ディープインパクトにリ ファールのクロスはA級配合だ。母の父がスピードの先行馬は「軸 馬指数」は点数が伸びない。今年は、まず、メンバーが薄い。シャ ケトラあたりが穴馬になる程度では、むかしのようなA級馬総出の 大グランプリとかいうレースではなくなってしまった。ここはカレ ンミロティックがハナであれ、キタサンがハナであれ、展開は楽だ 。中山二千五百の鬼で好位から早めに仕掛けてくるゴールドアクタ ーもいない。サトノクロニクルあたりでは、後ろからプレッシャー をかけるほどでもない。ただし、最大の問題は、秋のG1を3連戦 すると疲労が来る。ゼンノロブロイと1年目のブエナビスタは全部 勝ったが、5歳時のテイエムオペラオーやエアグルーヴでさえ連対 を外した。ブエナビスタも2年目は2着までだった。JCを見てい ると、泥田の天皇賞の疲れはJCに出たかもしれない。あるいは有 馬かもしれない。こればかりはなんとも言えない。しかし、エアグ ルーヴを◎にして3着になって以来、3連戦は多少は割り引くこと にしている。キタサンにとって、枠が外だとマイナスだから大減点 しようと思っていたが、1枠を引いた。この馬はいつも内枠だ。強 運なのか。全盛期は天皇賞春までかもしれない。しかし、良い点は、 一昨年はゴールドアクターの隼人がスタートからプレッシャーかけ てコーナーに入るまでこすり、四角でもアクターとマリアライトが 早めにこすりに行った。昨年もゴールドアクターやリアファルがし つこくこすり、早め追走のサトノダイヤモンドにわずかに差された。 今年は、こすりにくるほどの馬はカレンミロティックくらいだ。自 分の馬は無視して、こすって潰すだけなら、わりと簡単だが、川田 が15番枠から、そこまで、あれこれやるか? カレンはG1で見 せ場がある時は内枠という馬だから。キタサンは先行馬だから枠は プラス。G1の3連戦はマイナスだ。展開的な流れ込みで、過去2 年よりは有利に走れる可能性がある。配当から単勝の旨みはまった くないが、指数が良くなるのは、単勝以外の馬券の軸ならあるとい うことか。これが◎。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001033844/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000452536/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000424623/pedigree/
スワーヴリチャードは大好きな馬で、ダービーはこれとアドミラブ ルの2択で迷った。私の家でやっている私塾に来た人はご存じだが、 私はダービー時のスワーヴのようなトモの馬は、まず褒めない。そ れで2択を間違えたが、ところがアルゼンチンに出てきた時のリチ ャードは見違えるほど変わっていた。私塾に来てない人には細かく 教えない。これは、ほとんど語られることがないが、私に言わせれ ば、常識的な馬の見方だ。血統は、ハーツクライ×アンブライドル ズソング。アンブライドルドは褒めないが、サンデー系と配合した アンブライドルズソングを褒めるのは、ヘリオポリスを持っている からサンデーの持つガルフストリームとヘリオポリスの〈4分の3 同血クロス〉になるからだ。ずっと、そう言ってきて、今まで全然 間違えていない。リチャードはなんと母系にヘリオポリスが2つも ある。おまけにリヴァーマンやシアトルスルーやブルーラークスパ ーなど血脈構成は抜群だ。それに加えて代々のニアリークロスが凄 い。
自身は、ガルフストリームとヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉 と、Severn Bridge ≒Caro 4×4。
母は、Lucky Mel ≒Pia Star 4×4。
祖母は、Nile Lily ≒Pavot 4×6。Azalea ≒Pavot 5×6、これ は〈4分の3同血クロス〉。
3代母は、Never Bend ≒Cohoes 2×3。
切りがないからもうやめよう。やめないと、牝祖まで永遠に続きそ うな気がする。今回の馬体はアルゼンチンも良かったが、さらに最 高。春とはまったく別馬だ。貧弱だったトモが抜群に出来上がって いる。胸前も凄い。それなら、ジャパンCを使うべきではなかった のか。その点がなっとくできない。春は右トモが弱くて、皐月賞も 右回りだから手前を替えずに走り続けて伸びてはいるが届かなかっ た。今は、ノーザンファームの外厩でも、手前を替えられるように なったと言っている。それが、忙しい本番のレースになってどうか、 という問題はあるが、おそらく大丈夫だろう。それよりも、ハーツ クライ産駒が東京巧者で、中山の小回りだと、手前を替えたとして も、届かない恐れがなくはない。中山二千五百は5枠か6枠が差し 馬にはベスト。14番枠は少し外すぎて、ギリギリ許容か。1週前 追切りも、最終追切りも抜群。ミルコがどう乗るか。前駆の発達、 右トモの発達による手前を替えられるようになった問題、軽いロー テはプラス。小回り中山は少しマイナスか。春の馬体でもJC2着 のレイデオロに食い下がった。成長が顕著だから、中山でも上がり 目はあるしポカもある。しかし、冷静に考えれば、<東京よりも中 山がプラスになった>とまでは言えまい。キタサンの単勝が、応援 する人が多すぎて安すぎるので、スワーヴリチャードの単勝は5倍 前後なら、儲けのトータルが1円であっても少しは買っておきたい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175119/pedigree/
シャケトラはマンハッタンカフェらしくない産駒。シングスピール が出ているのだろう。大した馬でもないが、中山二千五百の日経賞 の勝ち方が凄かった。阪神と中山の力の要る馬場が得意。宝塚は天 皇賞頃から気合い乗りすぎで、四角先頭で早すぎた。最終追切りも 抜群の動き。それでも追い切り後馬体重が、まだ太く、絞れきれな い心配があるが、当日の体重発表を必ず見る必要がある馬だ。要警 戒で★か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152403/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000727544/pedigree/
シュヴァルグランはハーツクライ。母がヘイロー、ナタルマ、アル マームードと賑やかだ。姉たちはディープインパクト産駒だったが、 母系にスピードがほしいのは同じだ。この馬は中山がどうなるか。 力はシャケトラよりも上だが、左回りのほうがベターかもしれない。 最近は筋肉が増えて力をつけて好位に行けるので、中山でも好走で きる可能性はなくはない。ボウマンが積極的に早めにこすりに行く かどうか?が悩ましい。

サトノクラウンは雨が降れば降るほど浮上してくる。

フォトパドックが良く見えた馬は、スワーヴリチャード、キタサン ブラック、それに、サウンズオブアース、レインボーラインだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、スワーヴリチャード、シャケト ラ、クイーンズリング、サトノクロニクル、ヤマカツエースだった。
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1 ◎Aキタサンブラック85
4 ◯Jスワーヴリチャード80
6 ★シャケトラ75
3 ▲Jシュヴァルグラン70 △サトノクラウン70


 Gサウンズオブアース55
 △ミッキークイーン50
 注レインボーライン45 サトノクロニクル45
 注ヤマカツエース45
2 クイーンズリング40
 サクラアンプルール35 ブレスジャーニー35
 トーセンビクトリー30
5 ルージュバック25 カレンミロティック25

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朝日杯FS
ステルヴィオの切れ味に期待


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/12/17 朝日杯FS
─── Vol.0545

● 力差大、アヤ小

阪神も少しずつ中伸びになってきた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204521/pedigree/
ステルヴィオはロードカナロア。平均的な産駒の距離は千八までは 問題ない。ステルヴィオは、4代母がシンボルルドルフの全姉で、 そこにサンデーが掛かる貴重な牝系。ハイペリオンやゲインズボロ 系の凄い底力の凝縮が牝系の奧にあるわけで、母系の奧にシンボリ ルドルフが配合されている形よりも、血統表の形的に遺伝力は鋭い はず。どこかでこの血が目覚めてほしい気もあって、前走は◎にし た。位置どりが後ろすぎて、のんびり追い出したが、他馬とは上が りの脚が約1秒違っていた。中団からの競馬もできるはず。阪神に なって3年間、ずっと切れ味鋭い追い込みが決まるG1で、イメー ジはピッタリだ。仮に馬場が渋ったとしてもプラスになることはあ ってもマイナスになることはない。馬体は小さめだが、まとまって いて、眼が黒曜石のようにきれいだから、金子真人さんの馬かと思 った。なかなか良い馬だ。クリスチャンは早めに追い出して切れを 持続させるのが上手だから、追い込みでも届かない心配は少ない騎 手だといえるだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208294/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001142868/pedigree/
ダノンプレミアムはディープインパクト産駒。母にサンデーサイレ ンスとニックス(ヘリオポリスがあるせい)のダンチヒや、ニアー クティックのクロス。ナタルマなどスピードもあって、父とのバラ ンスが良い。馬体も良く、切れもスピードもバランスがとれていて、 阪神マイルも牝馬のラッキーライラックのように、少し下げて中団 から差すことも可能ならおもしろい。先行力が若干ありすぎるから、 下げられないと末が甘くなるかもしれない。1週前追切りも馬体も OKだった。もう少し位置どりを下げられるかどうか。下げないと 阪神外回りで目標にされてしまう懸念はある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208468/pedigree/
ダノンスマッシュはロードカナロアでミスタープロスペクターのク ロス。母にロベルトのクロス。父からもマイルまではもちそうだ。 ロードカナロアとオルフェーヴルは怖い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001209439/pedigree/
タワーオブロンドンは母がダルシャーン×サドラーで絶賛した。弱 点は肉付きが良すぎて、体型的にも短距離馬に見える。ルメールは マイルもOKでしょうと言っているが、この人は何でもOKでしょ うと言う人だから、危ないという意味もある。千二と千四がベター だろう。あとは能力で負かしに来れるかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001202536/pedigree/
ヒシコスマーはブラックタイド。リファールとコスマーのクロスが 光る。この馬もキタサンブラックに次いで種牡馬になったら、ます ます、ディープインパクト=ブラックタイドの全きょうだいクロス が凱旋門賞を勝てる日が近づく。

フォトパドックが良く見えた馬は、ステルヴィオ、ダノンプレミア ム、タワーオブロンドン、ヒシコスマーだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、ケイティクレバー、ステルヴィ オ、ダノンプレミアムだった。
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2 ◎Gステルヴィオ80
1 ◯Aダノンプレミアム80

5 ▲Jダノンスマッシュ70
3 △Jタワーオブロンドン65


 △ヒシコスマー50 注ファストアプローチ50
4 △ケイアイノーテック50 注ダブルシャープ50
 ムスコローソ45
 ライトオンキュー40 カシアス40

 フロンティア30
 アサクサゲンキ25


 ケイティクレバー10
 イシマツ5 アイアンクロー5

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秋華賞
ディアドラは凄いキ甲で、馬体も成長。馬体重発表は裏あり。


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/10/15 秋華賞
─── Vol.0526

● 力差小、アヤ大

京都の内回り。G1向きかどうかも怪しいコースだ。勝負は菊か。 日曜の天気予報は京都は雨なので、雨予想をしました。やや重想定。 降らないと京都の軽い馬場が目立つので、それも困る。でも、日曜 はそれほど降らないのでは、という気もする。どうしても私にはそ う思えて仕方ない。降るのはもっと南では? 天気予報・予想は苦 手だ。毎日、天気図を見ながら過ごしてきて、うんざりだ。AJG は、桜花賞馬とオークス馬がこういう有り様で、AもJも多すぎて、 Gは採用ルールが曖昧な京都内回りだし、考慮せずに採点しました。

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ディアドラはハービンジャー。キングジョージを楽勝した馬で、デ インヒル、イルドブルボン、ハイハット、ベーリングなど、いかに も欧州タイプ。母系に切れやスピードがないとバランスがとれない。 ディアドラはスペシャルウィークがスピードあるし、ヘイローやミ スタープロスペクターなどが入るソニンクの血が合っている。桜花 賞は追い込んで、オークスはイン差しで見せ場はあった。条件戦は 楽勝続き。紫苑Sを使って秋華賞を勝ったヴィブロスみたいだ。前 走は小回り中山を外からマクリきった。抜きながらコーナーを回る 一流馬の鉄則をこなして、小回り対応は合格した。胸前にもっと筋 肉がほしいが、キ甲の立派さは他に例がないほど抜群だ。秋華賞は 忙しい競馬で差しが利くからOKではないか。雨はこなせる。と書 いたが、JRA発表の調教後馬体重が496kg。輸送した前走か ら18kg増は容認できるかどうか。1週前の週刊誌のインタビュ ーで、「目方が更に増えているし」と話しているように、10kg ちょっとは自然に増えたのではないか。496は11日追い切り後 の馬体重だから、ほんとうの最終追切りは12日だから、「追い切 り後馬体重」という表現や計測時期は考え直したほうがよいのでは ? 攻め馬で減る馬も減らない馬もいるし、人を惑わす困った話だ。 496で最終追切りやっても鋭く伸びたのだから、増えて出てくる だろうが気にしないことにした。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190711/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000409703/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000390458/pedigree/
ポールヴァンドルはダイワメジャー。ダイワメジャーは母系が重厚 だと褒めると言ってきた。祖母が、Kaldoun ×Carvin とフランス的 な母系は悪くない。祖母は Viuex Manoir ≒Casserole 4×5。 7代母は、John o'Gaunt ≒Baronin 2×2。歴史に残る名牝を使 った〈4分の3同血クロス〉だ。前走で脚質に幅が出て自在になっ た。馬体もどんどん良くなってきた。重馬場は新馬でレイデオロに 勝ちそうだったほど上手。スイートピーはアブミが外れたもの。江 の島は東京マイルを逃げたもので仕方なく度外視。東京向きでない のに東京を使いすぎた。小回りだと馬が違ってくる。掲示板を外さ ない堅実さに、前走の三浦の閃きで控えて脚質に幅が出た。三浦が 放牧先の山元トレセンにまで乗りに行って絶好調。前走くらい切れ れば逆転可能だ。枠も乗りやすいし、調教師は父を管理していたが、 父とソックリ。フランス的になっただけ。父同様にパワーもスピー ドもある上に、前走で切れも見せた。三浦は調教師が言っているよ うには先行してほしくない。雨が降ろうと降るまいとどうでもよい 馬だが、他馬との比較で重も歓迎だ。前売りで複勝が売れているの が残念だが、外の8番手くらいで勝負ではないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001192179/pedigree/
モズカッチャンはハービンジャー。母系にスピードも入るが、東京 が上手で、小回りもこなす。今回は馬体が一変して凄く良くて、張 りがあってすばらしい。前走は外に出せず、前日が重馬場だったが、 やっと乾いてきただけでインは悪かった。その悪いインを突いて伸 びず、伸びたのは外回したラビットランなどだった。雨はきれいな 走りをするから良馬場がややベターだが、少しはこなせる。デビュ ー2戦はやや重だが、腹がボテッとして太かった。それでも、新馬 は出遅れたが、次走はサトノクロニクルに食い下がった。3月の中 山は小雨で馬場も掘れてコーナーは泥がはねて、次のレースから稍 重発表になったくらい。それで時計も悪い。中伸びの馬場なのに、 弱い相手だが、イン差しして勝った。だから、ある程度はこなせる と思う。東京や京都の軽い馬場は合うのは間違いないから、降らな いほうがベターではある。私が苦手とする天気予報の話をしてもし ょうがないが、土曜は降らなくて日曜は降るというのが理解できな い。日曜は意外と降らないのではないか? 悩ましい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001188320/pedigree/
ミリッサの前走は前が壁で、出すところが見つからなかった。シン ハライトの下で、いつ来ても不思議はない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001191589/pedigree/
リスグラシューの前走は馬体の線がきれいだと思ったが、なんとい うことはない。厩舎談話では細くなって帰厩したので、馬体を戻し ながらの攻め馬だったそう。きれいでなく細かったのだ。今度のほ うがベターだが、ハーツクライの反応の遅い馬だけに、小回り二千 で軸にする勇気はない。重はかなりプラスだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001192790/pedigree/
アエロリットは距離はギリギリだと思う。それよりも、NHKマイ ルの馬体が凄かった。北海道遠征も勝って順調だが、NHKの馬体 の凄味がなぜかないのが気になる。あれが良すぎて、今は悪くはな くて、普通だと思うけど。前走が逃げ切りで、メイチの競馬でない し、また枠は良いのだが、距離延長もマイナスだし、強く推すのに ためらう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001191679/pedigree/
ファンディーナがここを押し切れば強いのだが、二千前後が鬼のシ アトルスルーだけでよかった気がする。他のスピードの血と重複し ていて、どうも力強さがイマイチな気がする。今回は舌を縛ると効 果が出ているような気もする。そのあたりに期待か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001213470/pedigree/
ラビットランはプルピット系。名牝系の良さは出ているが、さすが に距離延長で一抹の不安はぬぐえない。

フォトパドックの良かった馬は、ポールヴァンドル、モズカッチャ ンだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、ディアドラ、ポールヴァンドル、 ミリッサ、リスグラシューだった。(モズカッチャンは日曜追いが 実質追切りで見ることができなかった。想像では、良いタイムだか ら動きも良かったのではないか。ただし、変則になった嫌いはある)。
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1 ◎ディアドラ70
 ○ポールヴァンドル65
3 ▲モズカッチャン65
 △アエロリット65
2 △リスグラシュー60 △ミリッサ60
 △ファンディーナ60 ハローユニコーン60
4 △ラビットラン55 リカビトス55
5 カワキタエンカ50
 カリビアンゴールド45
 ブラックスビーチ40

 ヴゼットジョリー30 レーヌミノル30
 タガノヴェローナ30



 メイショウオワラ10
6 ブラックオニキス5


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新潟記念
タツゴウゲキは血統良し、馬体良し、前走良し


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/09/03 新潟記念
─── Vol.0512

血統論、相馬眼、レース観察、時計理論、ラップ分析、調教観察、 騎乗論、レース展開、レイティング理論、データ解析、距離適性、 能力指数論、単純出目論から、枠目論や独自のAJG予想法など、 ありとあらゆる方法論を駆使して、それらを全部、統合しようと試 みています。

● 力差中、アヤ大

いやははやなんとも、何番人気でも来るレースで・・。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156786/pedigree/
タツゴウゲキは前走の自信の◎だった。七夕賞で前の馬が下がって きて、一緒にケツまで下がって追い込み直した。凄い脚だった。小 倉も急遽乗り替わりで秋山になったが、インから楽勝気味のサンマ ルティンを差し切った。これで、今度は普通の重賞勝ちの2キロ増 でなく、3キロ増となった。あまり評価されるとこちらは困る。マ ーベラスサンデーも母にシングスピール×ダイイシスとなると底力 を発揮する。その奥はキュアザブルースなので軽くてダメだと思っ ていたら、サーゲイロードと同じ牝系なのですね。だから、3代母 は、牝馬クロス以外に、それを使った Speedwell ≒Sir Gaylord 3×4になる。マーベラスサンデーとしては最高の配合に近い。新 潟も好位差しの経験があって、夕立になって馬場が渋っても問題な いし、最近の新潟外回りは前残りが多いので、追い込み馬よりは狙 いやすいかもしれない。土曜の午前は内伸び馬場だったから、例年 のこのレースとしては枠は良い。消えるとするとスローの瞬発力勝 負に対応できないときか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140469/pedigree/
マイネルフロストはブラックタイドの子で、母がダンチヒのクロス。 春からブリンカー効果でやめずに走るようになってきた。距離も新 潟も合うので、前でレースして勝ち負けになるようになった。ここ もハンデ重賞で背負い慣れた斤量だし侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172231/pedigree/
アストラエンブレムはダイワメジャー産駒。母がミスタープロスペ クターのクロス。レースぶりは好きだが、ダイワメジャーとしては 馬体が薄い。こういうことも含めて、まあまあ私好みの馬だが。少 し母系に重厚な血があるほうが褒めてきた。そのせいか、もうワン パンチに欠ける気もする。少し前で競馬するといっているが、前か 後ろかは、新潟は、ダートは前に決まっているが、芝は決めにくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155034/pedigree/
ロッカフラベイビーは、キングマンボやジャングルポケットのヌレ イエフを使った重厚さを増幅させている。新潟は鬼だが、多頭数の 重賞で差せるかどうか。馬体重が減らないようだと、堂々と歩いて、 いかにも好調という馬だ。当日の馬体重と流れ次第だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141552/pedigree/
ルミナスウォリアーはサドラーにサンデー系。二千なら時計がかか っても時計が速くても来る。問題は展開のほうで、新潟外回りは年 々前残り傾向になっていくが、そこで差せるかどうかだ。

フォトパドックが良く見えたのは、タツゴウゲキ、マイネルフロス トだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、特にいなくて、しいて言えばタ ツゴウゲキとロイカバードが良く見えた。
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1 ◎Jタツゴウゲキ75
6 ○Aマイネルフロスト70

2 ▲アストラエンブレム60 ☆ロッカフラベイビー60
4 △ウインガナドル60
 △ロイカバード55 △Gルミナスウォリアー55
 △トーセンバジル50 ソールインパクト50
 マイネルスフェーン50
 シャドウウィザード45
 ハッピーモーメント40 ラストインパクト40
 スピリッツミノル35
5 フルーキー30

3 カフジプリンス20 トルークマクト20

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小倉記念
タツゴウゲキは血統良く、持ち時計あり、軽ハンデ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/08/06 小倉記念
─── Vol.0504

● 力差小、アヤ大

台風は東を通過すると、どうってことはない。西を通過すると暴風 だ。四国に生まれたから身体で知っている。今の予報は松山から岡 山に行くから、小倉も近いけど、50km以上離れれば、風は吹い ても電車が停まらないだろうから、帰宅の足は確保できるので競馬 はやれる。通過途中も九州山地で風は防げる。良か稍重予想とした。 重の馬も印はいちおう入れた(こういう中途半端な八方美人が私の 弱点だが、レース直前に決めるわけじゃないから二股もしかたない)。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156786/pedigree/
タツゴウゲキは、祖母が、ナスルーラとロイヤルチャージャーは4 分の3同血だから、Speedwell ≒Sir Gaylord 3×4。母系は底力 の血の塊だ。父マーベラスサンデーは芝ダート兼用だから、重が上 手そうだ。良馬場の時計も、千八で1分44秒7があるし、前走は 1分58秒6。勝ち馬はレース・レコードタイだった。時計だけ見 るとストロングタイタンと似ている。おまけに台風が接近しても晴 雨兼用だ。前走は3コーナー好位から、前が下がってきてケツまで 下がるロス。そこから追い込んで、直線でも中割りしようとしたら 前が壁でいったん外へ出し直して、0.4 秒差まで追い上げた。私の 「軸馬指数」は3位で、「日記」のパドック批評でも褒めておいた が、すばらしいデキだった。今回は中間に珍しく長めを追って故意 に気合いを付ける意図らしい。52kg据え置きでミルコならチャ ンスがあるのではないか。小倉の敗戦は長い未勝利時代のもので度 外視。平たん福島は前走含めて3戦2勝と、平たん二千は得意だ。 AJG予想法からいって、クランモンタナが障害帰りだから、平た ん二千実績だけでOKかもしれない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001179452/pedigree/
ストロングタイタンはフォーティナイナーのサイアーラインに、レ ッドランサムだから目の覚める脚は使えない。ミスタープロスペク ターとダンチヒのニックスのクロス。どこでもソコソコ走れる面は ある。前走は重賞から降りたら落鉄してもレコード勝ちだった。も う少し器用に走れれば、重賞に戻っても上積みはある。重賞2戦が インで包まれると伸びなかったりしたから、外枠引いたのはプラス だ。夏馬で夏は強いし、器用な脚さばきをするので小倉は強い。距 離も言うことなし。問題は爆発力がない分を器用さでこなせるかど うか。爆発力ならハービンジャー産駒には劣る。雨は、あまり降ら ないほうがベターだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153290/pedigree/
サンマルティンもハービンジャー×サンデー。小倉二千は合いそう だ。母がディアデラノビアなので鬼脚を使う牝系だ。前走も切れた。 それでも二千二百だけでなく千八でも掛かる。そこを戸崎がどう折 り合いつけるか。馬群の中に入れたいのなら枠は良かった。これも 雨が降らないほうがベターか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152210/pedigree/
ベルーフはハービンジャー×サンデー。ダイナサッシュの牝系とオ ーソドックス。小倉のこのレースだけは追い込みが決まる。重馬場 実績はない。57kgで3年連続追い込みが決まるかが問題だ。馬 体は落ちていない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001103813/pedigree/
クランモンタナはディープインパクトのリファールのクロス。スキ ーパラダイスの牝系でもあり、血統は一流だ。障害帰りだが、この レースは勝っているので、時計がかかれば侮れないが。

フォトパドックが良く見えたのは、ストロングタイタン、バンドワ ゴン、ベルーフだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、サンマルティン、ストロングタ イタン、タツゴウゲキだった。
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1 ◎Gタツゴウゲキ70 ○Jストロングタイタン70
2 ▲Jサンマルティン65
4 △Aベルーフ60
 △ケイティープライド55 クランモンタナ55
 スピリッツミノル50
 △シャドウパーティー45 バンドワゴン45
 Gヴォージュ40

3 △フェルメッツァ30
5 カフジプリンス30
 フェイマスエンド30

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マーメイドS
アースライズは、格負けなく、条件合う


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/06/11 マーメイドS
─── Vol.0488

● 横一線、アヤ大

AJGは大混戦レースだが、ある程度、意味のある絞れ方になりそ うだから、やってみた。問題は、雨の予報だったから、マーメイド Sは少し渋った馬場が多いので、今年もキイは馬場状態だと思って いたが、金曜の天気予報から、晴に変わってきた。とすると、プリ メラアスールの単騎逃げを、他の馬がどう追うか。内枠も、今年は 異常な内伸びが続く関西なので減点なしにした。フォトパドックも 読みづらかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156145/pedigree/
アースライズはマンハッタンカフェ。守備範囲が広いがよくわから ない馬だ。母系は、ネアルコ、ハイペリオン、バステッドなど血脈 構成は良い。母の父ケープクロスがグリーンデザート系に、アホヌ ーラの二千向きのスピードが入っているので、先行力がありそうだ が、バステッドなども入るので脚質が定まらない。いちおう、ケー プクロスは、Lady Angela を使って、Neactic ≒The Veil の〈4分 の3同血クロス〉4×5とステキな配合をしている。まあ、それで オークスや秋華賞で掲示板に載ったのだろうが、前走のように好位 差しができれば、このレースは乗りやすそうだ。食いが細くて体重 の変動が心配な馬だが、長休明けの前走は、中京へ持っていって、 20kg増だから、そろそろ阪神なら大丈夫だろう。追切りも、あ れだけ追えれば十分だろう。問題は、長休明けの前走の好走をマグ レとみるか、安定的に維持できるとみるか、スタートや位置どりの 問題だ。愛知杯3着は実力。中山牝馬Sと福島牝馬Sはいずれも位 置どりが悪すぎて騎乗に疑問あり。中谷は先週のドレッドノータス も好騎乗だったし、評価している。ここは、ひいきは指数に換算し ていないが騎手の減点は5に留めた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149507/pedigree/
トーセンビクトリーはデニムアンドルビーの牝系で、キンカメ×サ ンデー。少し似ている。腹構えが薄いが、これでも昨秋から大きく なり始めて、もう476kgだから、ローズS3着の頃よりは頼も しくなってきた。パドックも堂々と歩けるし、中山牝馬Sで、あの マジックタイムに勝ったのは意義がある。それを買われて、ハンデ がこの馬だけ前の重賞から2キロ増でなく、3キロ増になっている わけだろう。レイティングや格や時計理論では、この馬が最良だ。 どう乗るかだが、普通に中段から差せばいいのでは。前走は位置ど りが悪くなったのと距離が敗因で、マイルは短い。千八か二千の良 馬場の時計勝負がベターだ。雨が降らなくなった予報の変化がラッ キーだ。問題は56kgか。毎年好走しやすい52と53kgがい ない年だけに、そこの判断がカギか。56だとG1で連対するほど 好走する馬なら来るレースだが、その点は1キロ損している。体重 増で中身も成長していれば、ハンデキャッパーの勝ちだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155136/pedigree/
クインズミラーグロもマンハッタンカフェ。リボー系のクロスでま とめたが、出遅れなければ切れはある。好位に行くと甘くなるが、 武がやったように溜めると切れる。1年違いでアースライズと同じ ような戦績を残しているから、互角だろう。馬体は良いが、立ち方 が好みでない。中山牝馬Sのゴール前の甘さは、トーセンビクトリ ーやマジックタイムとの差を感じた。どこまで居直って脚を溜めら れるか。前走は溜めて切れたが、仕掛けが福島のセオリーよりも、 50m早かった。ここも乗り方が難しくて軸にならない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152047/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000432174/pedigree/
マキシマムドパリはキンカメ×サンデー。祖母はナスルーラだらけ。 切れたら来るが、脚質も来るかどうかもムラがある。愛知杯は雨の 影響もあって好走した感じもある。アースライズとは、秋華賞や愛 知杯では互角だったから1キロ損したか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173810/pedigree/
ビッシュはディープインパクト産駒でリファールのクロスと一流配 合。サトノアラジンがディープインパクト×ストームキャットでG 1を勝ったが、血統表全体の血脈構成にどこにもキズがなければ、 そんなことで配合は合格なのだ。牝系の奧も遡って、クロスを見た りとか、細かいことはいろいろあるけど、ディープインパクトみた いな良血で、しかも圧倒的に強かった馬の場合は、体形的に見て遺 伝力もあるのが分かるし、その配合くらいでも血統の考慮点は十分 かもしれない。ストームキャットだけでなく、その奥の牝系に、日 本の古風な血が入っていたりしないしわけだし。力があるのは分か っているので、JCの疲れが抜けたら、どこかで、いきなり走るだ ろう。まだ、フォトパドックは感心するほどでもなかった。ま、全 馬そうだったが。

フォトパドックの良かった馬は、G1連戦の後でもあるし、劣って 見えてしかたなく、見つからなかった。

最終追切りが特に良く見えたのは、アースライズ、クインズミラー グロ、ショウナンバーキン、マキシマムドパリだった。
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3 ◎Jアースライズ65
2 ▲Gクインズミラーグロ65
5 △Aビッシュ60
4 キンショーユキヒメ60
 ○トーセンビクトリー55
1 △Gマキシマムドパリ55
 △プリメラアスール55 ショウナンバーキン55
 ローズウィスパー55


 リーサルウェポン40 バンゴール40



 ハツガツオ20

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2017/冬春 3歳 重賞レース 的中レース 一覧
          (◎が2着までのみ、3着で的中は入れず)

2017年 3歳 的中重賞 17レース

フェアリーS  ◎アエロリット
京成杯     ◎コマノインパルス
きさらぎ賞   ◎サトノアーサー

共同通信杯   ◎スワーヴリチャード
アーリントンC ◎ペルシアンナイト
チューリップ賞 ◎ソウルスターリング

弥生賞     ◎カデナ
フィリーズR  ◎カラクレナイ
フラワーC   ◎ファンディーナ

毎日杯     ◎サトノアーサー
青葉賞     ◎アドミラブル
京都新聞杯   ◎プラチナムバレット

ラジオNIKKEI ◎セダブリランテス
紫苑S     ◎ディアドラ
セントライト記念 ◎アルアイン

神戸新聞杯   ◎レイデオロ
秋華賞     ◎ディアドラ

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フィリーズ・レビュー 
大物感あり、長く良い脚のカラクレナイが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/03/12 フィリーズR
─── Vol.0461

● 力差中、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187244/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000310673/pedigree/
カラクレナイはローエングリンにサンデー。社台ファームらしい。 祖母が牝馬クロス5×4で、牝馬クロスだから牝系に活力がある。 大型牝馬で肉付きが良くて大物感がある。新馬はパドックがうるさ かったら出遅れてしまって、18頭立てだから捌けずに届かなかっ た。2戦目からはパドックも落ち着いて、スタートも良くなって、 馬群を割って長く良い脚を使う。一昨年はクイーンズリング◎で期 待したが、遜色ないと思って見てきた。パドックでイライラした過 去から、攻め馬を控えすぎる恐れがあるが、それが克服できれば、 逃げ先行馬も多いので、なんとかなりそうな気がする。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185478/pedigree/
レーヌミノルはダイワメジャー。ダイワメジャーは母系が重厚でな いといけないと言い続けてきた。この馬は、タイキシャトル×ロイ ヤルスキー×テスコボーイ×フランクリーと軽すぎる。そこがどう か。底力不足の配合だから、中間距離の千四がベストではある。た だし、京王杯2歳Sはテンが34秒7というスローの好位抜け出し で、後ろに差された。今回のメンバーはスローはないような気がす る。私向きの◎は打てない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001187443/pedigree/
ジューヌエコールはクロフネ×重厚なアグネスタキオン、牝系はソ ニンク。千四としては悪くない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001189071/pedigree/
ベルカプリはダイワメジャーにモンジュー。母にハイトップやセク レタリアトもあって、マズマズだ。脚質は同型が多くてイヤな感じ だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001184897/pedigree/
クインズサリナはフジキセキ系のマイラー・ダノンシャンティの子。 母系もウォーニング、アリダー、プリンスキロと千四向きのスキの なさをしている。

フォトパドックが良かったのは、カラクレナイ、シグルーン、ベル カプリだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、アカカ、カラクレナイ、ベルカ プリ、レーヌミノルだった。
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1 ◎Jカラクレナイ75

2 ○Aレーヌミノル65

4 ▲Gジューヌエコール55 △Gベルカプリ55
 フラウティスタ55
6 △クインズサリナ50 △シグルーン50
 ステラルージュ50
 注ビーカーリー45 アズールムーン45
5 ヤマカツグレース45

 注アカカ35
3 ゴールドケープ35
 タガノカトレア35 アンジュデジール35

 アルミューテン25
 ラーナアズーラ20
 スリーミスヨハネス15

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フェブラリーS 
成長もしたA級ダート馬ゴールドドリームが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/02/19 フェブラリーS
─── Vol.0455

● 力差小、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001170750/pedigree/
ゴールドドリームは、Nureyev≒Number 3×4。母の父がデピュ ーティミニスター系で日本のA級ダート馬として誇れる。前走は 大きく出遅れて、位置どり上げて行かせたらハミ噛んで。中盤が ハイペースというチグハグな競馬になってしまった。あれは度外 視したいなあ。武蔵野Sは古馬の洗礼だが、カフジテイクやモー ニンには先着している。今回は成長して、全体のバランスが良化 した。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001193277/pedigree/
モーニンは血脈構成から、千四かマイルか。東京は得意だ。底力 の血が足りないから取りこぼしはある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153787/pedigree/
ノンコノユメはフォーティナイナー系で、母系は重いアグネスタキ オンとアリダーだから標準的。トワイニングや、なぜか存在するク リミナルタイプや、ハーツクライが出た牝系のピューパーダンスも 使って、Be Faithful =Bimlette ≒Bupers 5×6・5は血脈構成 をクロスでカバーしている。母が、Nothirdchance ≒Revoked 5× 5。まあまあだ。一時の勢いはなくカフジテイクの勢いに劣るが、 マイルでの安定度はこちらが上か。

コパノリッキーは東京では嫌ってきた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151110/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000618654/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000127663/pedigree/
カフジテイクはエンドスウィープ系に地方のダートでスピードが生 きたスキャン。母が、Video ≒ラシアンルーブル2×2。豪脚は日 本的な牝系の奧の古風な血のゲインズボロの濃さのなせる業だろう。 どちらかといえば千四か。

フォトパドックが良く見えたのは、カフジテイク、ゴールドドリー ム、ノンコノユメ、モーニンだった。

最終追切りが良く見えたのは、ゴールドドリーム、ニシケンモノノ フ、モーニンだった。
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1 ◎Gゴールドドリーム80
 ○モーニン75
 ▲Gノンコノユメ70
 Aコパノリッキー65

2 △ベストウォーリア55
3 △カフジテイク50
 △サウンドトゥルー45
4 注エイシンバッケン45
 ホワイトフーガ40

 インカンテーション30 アスカノロマン30
 注キングスガード25 デニムアンドルビー25
6 ケイティブレイブ25
 ブライトライン20
5 ニシケンモノノフ15

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2016 
2歳 的中重賞 一覧


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
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2016年 2歳 的中重賞

函館2歳S  ◎レヴァンテライオン
新潟2歳S  ◎ヴゼットジョリー
小倉2歳S  ◎レーヌミノル

サウジRC  ◎ダンビュライト
アルテミスS ◎リスグラシュー
東スポ2歳S ◎ブレスジャーニー

京都2歳S  ◎カデナ
阪神JF   ◎リスグラシュー
ホープフルS ◎レイデオロ

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16/06/26 宝塚記念 
条件揃った◎マリアライトが指数ダントツ



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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/06/26 宝塚記念
─── Vol.0384

◆血統論、レース解釈、騎乗論、時計理論、ラップ分析、相馬眼、 調教観察、レイティング理論、距離適性、データ解析、能力指数論、 単純出目論、枠目論から、独自の予想法など、ありとあらゆる 方法論を駆使できるのは私だけでしょう。
◆1つの理論だけ作って競馬の世界を生きていく気は、競馬専門紙 にいた20代からありませんでした。

● 大混戦、アヤ大

私たちは前日か、新聞だと2日前に予想出すのですが、馬券買う人 は直前の馬場状態を確かめて買うのが、梅雨明けまでの鉄則であり 馬券ファンの有利な点です。有利な利点は最大に活用してください。 競馬場で聞こえる予想屋叩きは、梅雨時がいちばん多いです。オイ オイ。梅雨時は、まずもってポリシーを示すと割り切っている。で ないと、福島なんか、やってられません。土曜正午の阪神は、くも り重です。日曜の天気予報は晴なので、どこまで乾いてくるかでし ょう。土曜午前の阪神競馬は内が荒れて、外伸び気味でした。乾い てくると、どうなるかは、ケースバイケースなので何とも言えない 面があります。直前に、どこが伸びるかを確認してください。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトは美石だが、ディープインパクト産駒で母の父が貴重 な名血・エルコンドルパサー。リヴァーマンもリボーも入っていて 血脈構成は抜群だ。母クリソプレーズはペンダントにするとかっこ よい美石だが、Bold Reason ≒Never Bend 5×3と、好配合を重 ねたエルコンドルパサーの隙間を突く配合。祖母は、Nasrulah= Malindi の〈全兄弟クロス〉3×4。と、血統は言うことなし。 兄クリソライトも美石鉱物だが、ゴールドアリュールなのでダート 馬に出てジャパンダートダービーを勝った。昨春に本格化して、 エ杯を早め勝負でマクって勝ち、有馬も惜しくて、キタサンブラ ックと互角の勝負をした。この馬は前々の勝負と蛯名が決めてい る。日経賞はインの好位にいたら前が壁になって、ゴールドアク ターなど有馬の1、2着に先に出られて、作戦どおりに行かなか ったが、外へ出し直して、前の2頭とは同じ上がりの脚で3着と、 脚を余しただけで、内容は互角に近かった。前走は斤量を背負っ て不利もあっても好タイム。勝ったクリプトグラムは骨折してし まったほどだ。長い直線でマクリ勝負できないのがマイナス点だ と指摘したが、それでも最後まで、また伸びて食い下がった。リ ヴァーマンが入るので馬場が渋ると鬼で、雨が少しでも降って馬 場が渋れば、小回りをマクってしまえれば、勝てる力もある。ど こまで馬場が悪くなるのか乾くのかが読めなくて悩むが、少しは 渋った馬場ではないか。キ甲も大きく盛り上がってたくましさを 増している。コースも馬場も内回りも合うし、逃げ先行馬が少な く、ドゥラメンテが後ろにいるので、早めマクリができる。内が 荒れる季節で外枠有利だ。軸にする絶好のチャンスとみた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151936/pedigree/
ドゥラメンテはキングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービ ン。母がアドマイヤグルーヴ。アドマイヤグルーヴはサラブレから 出た『走る馬の見方がわかる本』の「血統表の見方」で絶賛した。 新しい読者のために、もっと新しい馬を書いてくださいという編集 者から要望がどこの雑誌でも出るが、私が書いた馬の血統から走る 馬がどんどん出るという伝統が昔から一貫してある。一時だけ、は やるような血統など書いても意味はない。血統の世界はそもそも、 古きをたずねて新しきを知る・温故知新であるべきだ。だから血統 ファンは古いことをやたら知りたがる。それを導くのがほんとうの 血統屋の役目だ。それも私の誇りだ。ここはドバイ帰りで間に合う が、堀厩舎の馬はちょっと見ても完調がどうかよく分からない。馬 体はダービーのほうが断然良かった。ここを負けるようなら、ダー ビーがピークという可能性も10%くらいは覚悟したい。完調なら 競馬的には勝ってほしいが、皐月賞のようなトリッキーな競馬をす る馬だから、内回りよりは広いコースが良いと思う。そのへんがム ズだ(難しいこと)。九分のデキで勝てるかどうかだが、それを軸 にしないのが私の流儀だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイは、ダンスインザダークのアメリカンな部分が出て、 意外と距離がもたない。大物になる前から二千四百がギリギリで、 二千五百は買えないとけなしてきた。ここはベストの二千二百。 大いに期待できるが、馬場が渋るとマイナスだ。好位差しが徐々 に中段差しに変化してきているが、調教師が言うにはスタートが 下手になっていっているとのこと。そのへんは昨年比で悪材料か もしれない。6歳というのも働き盛りの年齢よりも1歳多いか。 馬体は、昨年比で胸前の肉が少し足りない。リピーターの多いレ ースだが、4歳で活躍した馬は5歳でも来るが、5歳G1で活躍 した馬は6歳になるとプラスがないと褒めにくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152403/pedigree/
シュヴァルグランは、ヴィルシーナの下だが、ハーツクライだ。 少しくらい渋った馬場はこなせそうだ。中距離馬の典型で距離は合 っている。阪神は鬼。福永は器用なレースをできるようになってき た。侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックはディープインパクト産駒のリファール・クロ スと同じ。父が替わっても血統は同じだから、成功パターンだ。 中山外回りの二千二百がベストと思うが、菊もチンタラ走れるの で合っている。とはいえ、有馬も3着だから強い。ここは、マー クされて忙しい内回りがどうなのか。中山二千二百なら◎で迷わ ないが。雨はサクラバクシンオーが入るだけに、良馬場のほうが ベターかもしれない。京都>阪神だろう。こう見てくると、牡馬 G1ホースには弱点がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152157/pedigree/
アンビシャスもディープインパクト×エルコンドルパサー。祖母 はナスルーラ4×5で、テューダーミンストレルも2本入って、 Lady Josephine のスピードの血が賑やかだ。似たような血脈構成 のマリアライトよりは距離適性は短めだろう。二千二百は守備範 囲ではある。ノリのG1の一発芸はダービーを2回勝ってからは 評価していないから、いつも減点する。1枠も減点で、一か八か の枠だ。

フォトパドックはめちゃ難しくて、アンビシャス、サトノノブレス、 マリアライトが良く見えた。

最終追切りはA級の厩舎が揃ったおかげか、良い馬が多くて、アン ビシャス、カレンミロティック、サトノノブレス、ステファノス、 タッチングスピーチ、ラストインパクト、ワンアンドオンリーが良 かった。
マリアライトは時計は遅いが、ウッドで目一杯大外回したので、あ んなものか。ドゥラメンテは正直言って九分の仕上げに見えたが、 格で凌げるかどうかだろう。
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1 ◎Gマリアライト80


2 ○Aドゥラメンテ65

3 △Jキタサンブラック55
4 Aラブリーデイ55

 アンビシャス45
6 ▲シュヴァルグラン40 △ラストインパクト40
5 △ステファノス40 △サトノノブレス40
 タッチングスピーチ40
 △サトノクラウン35
 トーホウジャッカル30 カレンミロティック30
 ワンアンドオンリー25
 フェイムゲーム20
 ヤマカツエース15
 ヒットザターゲット10



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16/05/29 目黒記念 
G3なら上がり馬のクリプトグラムが◎


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/05/29 目黒記念
─── Vol.0376

● 力差小、アヤ大

悩ましい。最近は牝馬は来てないのだけれど。来れないレースでは ないし。

昔は、目黒記念と天皇賞が回数を競っていたが、目黒は年に1回に なってしまった。加賀武見がいつも来るので加賀記念と言われたも のだ。第100回目黒記念の興奮(世間はあんがい静かだった)が 懐かしい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151565/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000273579/pedigree/
クリプトグラムはキングカメハメハ×サンデーサイレンス。母系の アンバーシャダイはトゥルビヨンなど血脈構成が良いので、私は好 きなほうだ。『サラブレッド配合史』でも褒めたくらいだ。母が、 ハイペリオン6・7×6・6・6・7となってスタミナは十分。
Hillary ≒Swaps 5×4と配合も良い。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000273579/pedigree/
祖母は、Ambiorix ≒Corejada 4×4。シャトーゲイがハンディキ ャップタイプの原因になっているが目黒記念なら問題ないだろう。 3歳春のゆきやなぎ賞はダービー2着となるサトノラーゼンを競り 落としたが、見えない大外から来たアルバートドックに差された。 その後休養してしまったが、素質は問題なく、重賞級だった。東京 も勝っていて、フォームに上下動がないので好きだ。東京の坂の上 がり方も問題ないし、54ならそろそろ通用し始める頃か。前走と 前々走は逃げ馬が大逃げしたので、直線に入ってから最後の1ハロ ンまで、ハロンラップはバタバタだが、この馬自身は後ろから鋭い 脚を使っている。ラップの数字上よりは、自身の上がりのタイムを 頼りに、強いと思いたい。全体時計が速くなったときに通用するか が心配ではある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトはリアファルの姉。母は鉱物名だが、エルコンドルパ サーが入る歴史に残したい名血だ。直線が少しでも短い中山が乗り やすく、時計も少しは掛かったほうがベターだ。時計に関しては各 馬とも同じようなもので、問題はマクれない東京でどう乗るかだろ う。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001107325/pedigree/
スーパームーンはブライアンズタイムで、ブライアンズタイムは母 系が重厚なタイプが良いと書き続けてきたから、この馬はサドラー が入って良い。ミルコだし一発ありそうだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157737/pedigree/
タッチングスピーチは流行りのディープインパクト×サドラーズウ ェルズ系。エ杯でも来たように相手が強くてもレースの格に奮起で きる。最終追切りが良かったのでハンデを克服できるかも。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120945/pedigree/
レコンダイトはハーツクライ産駒。母がミルリーフ3×3。少し重 い血統だがスタミナは問題なく、昨年も勝ったようなレースだった。 昨年と同斤なら、調子だけが問題だ。まだ、追い切りはイマイチだ けど。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001108207/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000448632/pedigree/
ジャングルクルーズは東京中距離のジャングルポケット。定番配合 だ。祖母も血脈構成は良く、JC4着も血統だけ見ればあり得る。 ここもマズマズか。

最終追切りの良かった馬は少なく、なんかさびしかった。波乱もあ りそうだ。良く見えたのはタッチングスピーチだった。
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1 ◎Jクリプトグラム75

2 ○Aマリアライト65
4 △レコンダイト65
 ▲スーパームーン60
6 △タッチングスピーチ60
 △リヤンドファミユ55 注ジャングルクルーズ55

5 △モンドインテロ45 サムソンズプライド45
3 ヒットザターゲット45 マドリードカフェ45
 デウスウルト40 ネオブラックダイヤ40
 ショウナンバッハ35 タマモベストプレイ35

 クリールカイザー25

 サイモントルナーレ15
 マイネルラクリマ10



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16/04/30 青葉賞 
血統も馬体も良く時計もある◎ヴァンキッシュラン


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/04/30 青葉賞
─── Vol.0366

◆血統論から、レイティング理論から、時計理論から、相馬眼、
調教観察、データ解析、出目論から、独自の予想法など、
ありとあらゆる方法論を自在に使えるのは私だけでしょう。

● 力差小、アヤ中

今年は藤沢和厩舎がいないか。青葉賞馬が、なかなかダービーを勝 てないのは切れや爆発力が足りないからだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175168/pedigree/
ヴァンキッシュランはディープインパクト産駒で母の父がガリレオ。 リファール4×6はディープインパクト産駒の成功配合だ。SS系 とサドラーズウェルズの配合は、メジャーエンブレムやシンハライ トで今年は盛んで、成功することが分かっているし、いかにも成功 しそうな配合だ。サドラーでもガリレオなら、ガリレオの祖母が、 〈父母相似配合〉が特徴的で好感が持てる。母は、Bold Reason ≒ Never Bend 4×6。3代母は、Tom Fool ≒Spring Run 5×3と有 名なニアリーの持ち主。この馬はスローばかり走って、私の『時計 理論におけるスローペースの簡単補正法』で計算すれば、かなりな 好時計だが、問題は外に膨れたりまっすぐ走らない点が、ペースが スローでない時はどうなるか、が読めない。普通に走れば、スロー で25秒台は楽だし、平均ペースなら23から24秒台も可能では ないか。青葉賞は馬格があってスタミナがあるタイプが強いから、 レーヴァテインとの再戦は、4月に1回使っているし、その時負か したジュンヴァルカンがその次戦の二千四百で楽勝したので、少し は有利な点だろう。いかにもオクテのイメージで、2億円馬だが、 青葉好走で本格化は秋以降の中距離馬というタイプだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001168281/pedigree/
レーヴァテインの上のアプレザンレーヴ(父シンボリクリスエス、 ダービー5着)とレーヴミストラル(父キングカメハメハ、ダービ ー9着)は青葉賞を勝っている。母が、Khairunissa ≒Riverman ≒ Sir Gaylord4・3・4×4と凄い。産駒はレーヴダムール(父フ ァルブラヴ)が阪神JF2着、レーヴディソール(父アグネスタキ オン、チューリップ賞まで4連勝)は阪神JFを勝っているし、自 身も仏G1を勝っているが名配合の名繁殖牝馬だ。母の父になるハ イエストオナーが、凄いニアリーを持っていることになる。ハイエ ストオナーは祖母が、Turn-to ≒Nasrullah 2×2で、もうむちゃ くちゃ凄い。ただし、兄2頭や姉は馬格があった。そこは気になる。 ただし、こちらはディープインパクトなので小さく出るのは確率的 にしかたない面もある。それでも、2勝目の口取り写真を見たら、 馬体のラインはレーヴミストラルそっくりだ。2月以来という点は 成長が見込まれるが、レース間隔が開きすぎて計算はしにくい。ビ シビシ乗ってきて馬体重が10キロ増えて太目感がなければ言うこ となしだが、1週前はまあまあ乗ったが、併せた相手のアルバート は攻め馬は走らない。最終追切りは時計が遅すぎる。これでは、2 月から使わなかった点をカバーできない恐れがある。パドックにも 注目したいが、勢いで駆け上がってきた上がり馬が強いレースなの で、地元開催での最終追切りの手加減が気になる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173710/pedigree/
メートルダールはゼンノロブロイの中距離血統。母系もシルヴァ ーホーク×サドラーだから凄い。昨年来たタンタアレグリアより も血脈構成が重く、スピードとスタミナのバランスは悪い。そう いう血統は青葉賞ではOKだ。共同通信杯はディーマジェスティ の瞬発力に負けたが、大外からジリジリ伸びている。距離延長は プラスだろう。血脈構成や配合はまあまあといえるので、この距 離だから強いクロスも要らないが、突き抜ける力がない点はボウ マンの辣腕頼みか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175127/pedigree/
プロディガルサンはリアルスティールの全弟。千八や二千がベター な気がするのは仕方がない。芙蓉Sはズブさも見せたが、東スポ2 歳Sは少し行きたがっていた。距離適性は全兄のラングレーとリア ルスティールの中間程度か。血統も少しだけ微妙だが、昨秋以来な のも、なんとも言いようがなく、勝たれたら仕方ないという気で軸 から外すしかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001167388/pedigree/
マイネルハニーはマツリダゴッホ。祖母の父がノーザンディクテ イターなのでハンディキャップタイプで展開頼みではないか。

G1の裏でフォトパドックはない。
最終追切りの良かった馬は、ヴァンキッシュランとマイネルハニー だった。
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1 ◎Jヴァンキッシュラン75
3 ○Gレーヴァテイン70
5 ▲メートルダール70
4 △Aプロディガルサン65
2 △レッドエルディスト60 注Aマイネルハニー60
 ノーブルマーズ55
 注アルカサル50 ロスカボス50


 ドンチャブ35 フレンドミラクル35


6 ラヴアンドポップ20 タンサンドール20



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16/03/05 チューリップ賞 
異系の血が豊富な血脈構成が凄い、ジュエラーが◎


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 16/03/05 チューリップ賞
─── Vol.0348

● 力差中、アヤ中

これほど力差があるとは思いませんけど、このレースも指数差は大 きめに出ました。潜在能力や、はたまた、このレース限りのプラス 点など極端なことも計算しますので、ときどき大きめに出ますねえ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001168877/pedigree/
ジュエラーはヴィクトワールピサが父で、母系も重厚だ。
Busted の母 Sans Le Sou と High Top の母 Camenae の〈4分の 3同血クロス〉6×5。
http://www.jbis.or.jp/horse/0000719759/pedigree/
母が Hurry On 系の Supreme Court のクロス。祖母が、Teddy 系 の Sunny Boy のクロス。3代母が、またもや Hurry On そのもの のクロス。4代母が、St.Simon 直子の Rabelais のクロス。異系 のクロスの連続する隙間に、Tourbillon や Gainsborough がいっ ぱいあるという、非ネアルコ系の宝のような血脈構成だ。スロー の新馬は上がりが、119-117-113。シンザン記念はイン伸びの馬場 で、出が悪かったのでインを通って距離ロスをカバーして、直線だ け外へ出して、よく追い込んだ。柔軟性のある筋肉やツナギの持ち 主で、オークス候補と書いてシンザン記念で◎にしたのだが。牝馬 相手なら、私の立場では、ここも軸だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001167553/pedigree/
レッドアヴァンセはクラレントたちの下だが、上も勝ったり負けた りでよく稼ぐが爆発しない。サンデーにテスコボーイは意外と成功 しない。そこが気になる。ディープインパクト産駒でリファールの クロスになっている点は褒められる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172048/pedigree/
ウインファビラスはステイゴールドにノーザンテーストのクロスと いう定番配合。万能型のノーザンテーストがノーザンダンサー的に 柔和剤として生きる配合だ。ゲランの牝系にジェイドロバリーが入 ったりして、良かったり悪かったりで、どうしても腰を入れて褒め にくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001171890/pedigree/
シンハライトはディープインパクト産駒で母の父がシングスピール だから重厚だ。牝系の奧の軽さは少し気になる。前走の千四のハナ 差勝ちは、腕組みしてしまった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173912/pedigree/
デンコウアンジュの父メイショウサムソンはけっこう走る。オペラ ハウスからはこれくらい出てもらわないと困る。自身も私の好きな プリメロの〈全兄弟クロス〉だが、3代母にもあるから2重に持っ ている。前走は前に行きすぎたから末脚に賭ければ、まだ侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173486/pedigree/
ブランボヌールはディープインパクト産駒で母の父がサクラバクシ ンオー。サクラバクシンオーの血が入ってマイルや二千までこなす 馬もいるが、アンブライドルドも入って距離延長だと褒めにくくな る。

フォトパドックの良かったのは、ジュエラーとレッドアヴァンセ。 最終追切りが良かったのは、なぜか少なく、カイザーバルとジュエ ラーだけだった。
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2 ◎Aジュエラー90


 ○Gレッドアヴァンセ75 ▲Aウインファビラス75


5 ☆デンコウアンジュ60 注Aブランボヌール60
1 △Jシンハライト55

 △エルビッシュ45 アドマイヤリード45 クロコスミア45
 注フォールインラブ45
3 ラベンダーヴァレイ40
6 カイザーバル40
 ヴィブロス35
4 クィーンズベスト30 クリノラホール30




 サクレディーヴァ5



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15/12/27 有馬記念 
菊に続いて8番人気でも、ゴールドアクター◎

 モデルスポート 

・モデルスポートをPOGで持っていた。〈4分の3同血クロス〉だった。

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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/12/27 有馬記念
─── Vol.0330

● 力差小、アヤ大

正月の変則開催は、あくまで予定ですが、重賞を全部やる方向で考 えています。ホームページの「日記」に、そのつど、変更あるたび に書いていきます。今は有馬で、それどころではないので。

メンバーが揃っているようで揃ってない、なんとも言えないレース だが、ショウナンパンドラの回避で、やはり揃ってない。G1実績 とかは、あまり関係ない年になりそうな気がする。頭の頭痛が痛い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136428/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000197587/pedigree/
ゴールドアクターはホウシュウリッチやリクダイニチで古いファン になじみのスタミナのあるミアンダーの牝系にあたる。ミアンダー は古い競馬向きのスタミナの塊だ。それにマナードと名血・キョウ ワアリシバとかけて、スクリーンヒーロー。まあまあか。オクテの スタミナのある中距離血統だ。スクリーンヒーローはモデルスポー ト→ダイナアクトレスに続く名牝系で大好き。「サラBlood 」vol.2 にも書いた。グラスワンダーのA級馬の血を受け継ぐ消えてほしく ないサイアーラインでもある。
母ヘイロンシンは Nearctic ≒Royal Charger 4×5。
祖母ハッピーヒエンは、Millstream≒ ミアンダー4×3。
3代母はセダン×トサミドリ× Mieuxce× Solario ×Hurry On。 スタミナと底力の塊で、どう見てもオクテだ。ロベルト系も有馬に は悪くないし、スクリーンヒーローはオクテの一発屋を出す。グラ スワンダーといえば有馬だ。中山も右回りも距離も問題ない。前走 は重馬場で、中盤スローだから、私の『時計理論におけるスローペ ースの簡単補正法』で補正すると、重なのに暗算で2分31秒台と なる。おまけに、重とはいえ、上がりが 111-112-11.9 は凄い。青 葉賞で 0.1 秒負けた以降は、6戦して(5−0−1−0)。未勝 利を勝ってから(6−2−1−1)。4着のレースは青葉賞で 0.1 秒差。いつも上がりは11秒台を並べてくる。スタミナのある血統 だから、菊はもちろん◎にした。吉田隼人が落ち着いて乗れるかど うかだろうが、ここ10年で3着以内の30頭のうち、外人と地方 出身の騎手で18頭も来ていると柏木氏が言うが、私の感想では、 外人と地方の騎手以外で12頭も持ってきている。外人と地方出身 騎手が乗らないと人気にならないから混戦の年は狙いではないか (笑)。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136641/pedigree/
アルバートはペルースポートの牝系だからハンディキャップタイプ の懸念があるが、アドマイヤドン×ダンスインザダークで距離延長 にしたら化けた。私は菊でアドマイヤドンを◎にした変人だから、 なっとくできたが。ウッドマン系はズブくなりやすく、ティンバー なら中距離のほうが千八よりはベターだろうと思った。異例のロー テなので『G1データ・最強の発想』に合わないから指数が伸びな いが、馬体はムダがない長距離型だし、前走の強さからも一発あっ ておかしくない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153334/pedigree/
リアファルは父ゼンノロブロイが中距離馬を出す。母の父エルコン ドルパサーは母系に入ると「スピード劣化の法則」によって、スタ ミナを伝える。リヴァーマン×リボーもあって、長いところの逃げ 馬になった。前走は逃げられなかったが崩れなかったようにしぶと くて、ここも前に行けるだけにルメールの騎乗に要注意だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120507/pedigree/
ラストインパクトはディープにティンバーの配合。牝系はナリタブ ライアンのフィジー。これも中山二千五百は合っているディープの タイプだ。いろいろなファクターが満点でなく90点ばかりという 難点もあって「軸馬指数」的に◎には考えられないがヒモにはあり 得る。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088332/pedigree/
トーセンレーヴはディープインパクト産駒で母がビワハイジ。言う ことなし。青葉賞で好勝負しているので距離は大丈夫だろう。ボウ マンは日記に書いたが、めちゃくちゃ巧い。連闘もむかしは普通だ った。元気ならどうということはない。4歳なら使いたくないが、 7歳で本格化なら使わない手はない。前走が斤量のわりに強すぎた だけに、勢いで使う一手だ。調教師や私の競馬観ではそうなる。問 題は距離が合うかどうかだけ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140030/pedigree/
サウンズオブアースは名血・ディキシーランドバンドの血が騒ぐか どうか。父は中途半端だが、母系は言うことない。フォトパドック の馬体の良さも目を惹いた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001089106/pedigree/
ヒットザターゲットはキングカメハメハ。母がタマモクロスにノー ザンテーストと渋い中距離馬。追い切りは、良いと普通の中間くら い。最終追切りで少しは良化してきた。未勝利を勝つのに7戦を要 したオクテ。未勝利を勝って以降は、内枠が強く、G1挑戦レース 以外の、5番枠より内を引いたレースは(8−2−0−2)と馬券 ファン愛用の内枠特注馬。「メルマガ競馬通信」は出目の話ばかり ですねと注文を付けられたが、全てのファクターをやって出目もで きなくて競馬をどうする。今回も1枠を引いて黙って印を打つ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156915/pedigree/
ルージュバックは軽いマンハッタンカフェで褒めないが、この馬の 母系は渋い。意外なレースができそうなタイプだ。オークスのレー スを見ていると東京向きに思えなかった。捨て身の乗り方が合いそ うだ。追い切りはすばらしかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイは配合は距離がもちそうだが、意外ともたない。ペル ースポートの牝系はハンディキャップタイプだから、どこかでこう なる。2年前から二千四百がギリギリだと書いてきたから、今さら どうか。展開的に好位差しできるのはメンバー的に悪くない。内々 回して器用に乗って川田のマジックが効くかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトはリアファルの半姉。牝馬だから考えないといけない が、エルコンドルパサー×リヴァーマン×リボーは凄い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136231/pedigree/
アドマイヤデウスは、アドマイヤドン×サンデー。牝系はスタミナ の塊。好きな配合で、昨春は日経賞から期待していったが、レース させてもらえず運がなかった。立て直して調子さえ戻れば、まだや れると思う。しかし、あいかわらず、動きに、かつての冴えまでは ないなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックは母の父がサクラバクシンオー。それにリファー ルのクロス。先行流れ込みが得意だが、菊よりも有馬はギシギシや るから、きついレースになると、どうか。

ゴールドシップは中山は合うが、宝塚以外は強く褒めたことがない。

フォトパドックが良かったのは、サウンズオブアース、ラストイン パクト、リアファルという悩ましいメンバーたち。ショウナンパン ドラはゲッソリしていたが回避した。よほどJCは疲れたのだろう。 腹構えが細って冬毛が生えて、もういい、という感じだった。距離 もギリギリだしカモにできると思ったから回避は残念だった。

1週前追切りの良かったのは、キタサンブラック、ゴールドアクタ ー、マリアライト、ラブリーデイ、ルージュバックだった。
最終追切りの良かったのは、ヒットザターゲット、ゴールドアクタ ーとルージュバックだった。
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1 ◎Gゴールドアクター75

 ○Jアルバート65 ▲リアファル65
2 △サウンズオブアース60 Aゴールドシップ60
3 Jキタサンブラック55
 △ラストインパクト50 注ヒットザターゲット50
4 マリアライト50 注ルージュバック50
5 ラブリーデイ50
6 △トーセンレーヴ45 アドマイヤデウス45
 ワンアンドオンリー40

 ダービーフィズ30


 オーシャンブルー15

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15/10/18 「秋華賞」 
美しいニアリークロスの ◎ミッキークイーン


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/10/18 秋華賞
─── Vol.0308

● 力差小、アヤ大

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156953/pedigree/
ミッキークイーンはディープにレッドゴッドやミスタープロスペク ターやニアークティックのスピードを入れて、何とかバランスを取 った。いかにも中距離配合。相似なクロスは、
Equestrian≒Erin 7×7
http://www.jbis.or.jp/horse/0000335104/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000387457/pedigree/
すばらしい。
3代母は、Fighting Fox= Gallant Fox 4×6・4
出遅れ癖がどうなるか。こればかりはやってみないと分からないが 前走がいちばん悪かった。ふだんは前走よりは良いから、プラスが あると思う。その悪癖がありながら、全成績が(3−3−0−0) は凄い。普通に後方から出れば、内回りの忘れな草みたいに、スロ ーでも早めマクリで脚がもつタイプなので、先週月曜競馬みたいに 外もある程度伸びる馬場なら軸には最適だ。内で出遅れるよりも、 自由に動ける大外は良かった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152102/pedigree/
レッツゴードンキは、キングカメハメハにサンデー系。ジェイドロ バリーのキズは、キングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で補って いる。メイショウマンボと同じ狙いの配合だからと、札幌2歳Sで は7番人気の牝馬であっても◎にした。その後は勝ったのが逃げ切 りの桜花賞だけなので、差しが好きな私と相性が悪くなっていった。 前走で脚を測っているので、ここは内回りで勝負に来るだろう。気 性面以外では距離はもつ。問題はペースだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155136/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000339710/pedigree/
クインズミラーグロはリボー系のクロスにドイツ血脈が入り、底力 はありそうだ。母の父に軽いスピードが多いので、小回りでも切れ る。ここはイン差しか吉田豊得意の中割りだろう。騎手は内枠を希 望しているから、内回りで内目を割りたそうだ。あり得ないことで はない。内回りで各馬がイン狙いでインがごちゃつきやすいので、 先行しないとイン差しできにくいレースであることもたしかだ。紫 苑Sの価値は歴史的に低いが、この乱世の時代だけに少しずつ上が っていくと思う。一発あるか、前が詰まるか、腹をくくって一か八 かの乗り方しかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001157737/pedigree/
タッチングスピーチはディープにサドラーだからあまり相性が良い とは思えない。アルマームードやネイティヴダンサー、母に Lalun のクロスなどがあって、軽さを入れまくっている。たしかにサドラ ーがなければ、軽すぎる血だ。内回りで狙うには、実績が今一歩か も。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149507/pedigree/
トーセンビクトリーはキングカメハメハ×サンデーで、牝系はフェ アリードール。まあ、言うことなしだ。自在性もあるので、流れに 乗れればおもしろい。血統と展開は最良だ。

ココロノアイはノリ得意のイン差し期待。
ホワイトエレガンスは内回り向きだし、札幌戦の内容が良かった。

フォトパドックはどれも同じようなもので感動するほどではなかっ た。ミッキークイーンとクインズミラーグロは、まあまあ良く見え た。
追切りは、さすがにどれも良い仕上げに見えた。アスカビレン、ク インズミラーグロ、シングウィズジョイ、タッチングスピーチ、ト ーセンビクトリーなどが目に付いた。
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1 ◎Aミッキークイーン80
 ○Aレッツゴードンキ75
6 ▲Jタッチングスピーチ70 △Gトーセンビクトリー70

 ☆Jクインズミラーグロ60
2 注クイーンズリング55 シングウィズジョイ55

 アスカビレン45
 注ココロノアイ40 注ホワイトエレガンス40
3 マキシマムドパリ40

4 アンドリエッテ30 ディープジュエリー30 ディアマイダーリン30
5 アースライズ25 キャットコイン25 テンダリーヴォイス25
 ノットフォーマル20

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15/08/23 「札幌記念」 
好配合。洋芝向き。好馬体。◎はディサイファ。


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/08/23 札幌記念
─── Vol.0290

● 力差小、アヤは大

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110648/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000880824/pedigree/
ディサイファはディープインパクト産駒。母がドバイミレニアム。 母系にダンチヒはサンデー系の定番。リボーもあって言うことなし。 前走は内が伸びたレースで、外を回してよく追い込んだ。天皇賞は 外へ出せばよかったが内を狙って前が壁になった。毎日王冠を考え れば、一流どころとそれほど差はない。洋芝は合いそうだし、叩き 2戦目で、教科書的な好馬体。勝ち切れなくても、2着はありそう な気がするが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001135261/pedigree/
ハギノハイブリッドは母がトニービン×サンデーサイレンスと逆に なってるのがご愛敬で、少し力馬だ。切れ勝負だと分が悪いが、力 の勝負になれば、洋芝だけに侮れない。少し、函館>札幌のタイプ で、◎にしにくかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122688/pedigree/
ラキシスはディープインパクト産駒。母がストームキャット、ファ ピアノ、ニジンスキーと言うことなし。母はマジェスティハーツの 祖母とそっくり。ここは勝てばアッサリだが、それほど凄いデキに も見えないし、宝塚が負けすぎたし、少し冷静に距離を置いてみた だけ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140023/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000361396/pedigree/
トーホウジャッカルはSS系にアンブライドルズソング。ヘリオポ リスの〈4分の3同血クロス〉になる。ここがツボ。今回は馬体が 休み明けにしては細く見えて、好きになれなかった。中山で狙いた い感じ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001101652/pedigree/
トウケイヘイローはシーキングザゴールドが入るせいか速い。ここ も逃げてナンボ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122969/pedigree/
ダービーフィズはジャングルポケット×サンデーの定番配合に、 サトルチェンジの牝系。言うことなしの血統だが、3キロ増とな ると岩田でもどうか。

馬体は写真が少なくて挙げるのは不公平でしょう。
追い切りは、ほぼこんなものかという感じで、ディサイファ、トウ ケイヘイロー、ヤマカツエース、ラストインパクトは良かった。
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1 ◎Gディサイファ75 ○ハギノハイブリッド75
5 ▲ラキシス70
 トウケイヘイロー65 Aトーホウジャッカル65
6 ラストインパクト65
 ステラウインド60
3 Jダービーフィズ55 2 Jヒットザターゲット55
4 ヤマカツエース50
 サクラアルディート45


 フレージャパン30
 サイモントルナーレ25

 スワンポート15 ハナズリベンジ15

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15/06/07 「軸馬指数」 
春の東京G1・4連勝


Vマイル ◎注− ストレイトガール−ケイアイエレガント
                        馬単73990円
オークス ☆◎△ ミッキークイーン−ルージュバック−クルミナル
                        3連複4140円
ダービー ◎注▲ ドゥラメンテ−サトノラーゼン−サトノクラウン
                       3連単15760円
安田記念 ◎▲注 モーリス−ヴァンセンヌ−クラレント
                      3連単127190円

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15/06/07 「軸馬指数」 
血統で◎モーリスの爆発力。3連単=12万7190円。


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/06/07 安田記念
─── Vol.0268

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて御使用ください。

■軸馬指数のファクターの内容を個別に電子書籍で公開して3部作全部upしました。アフィリエイトは10%です。
『AJG予想法』
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『G1データ・最強の発想』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=306268

● 力差小、内伸びならアヤは大、外伸びならアヤは小

藤田伸二のアサクサデンエンは、2年連続で◎にして会心でした。伸二の中段差しはきれいだからねえ。逃げ馬はたいしたことないけど。アサクサデンエンは7番人気と10番人気だった。夢よもう一度といきたいが、人気薄の相性の良い狙い馬にはなかなか巡り会うものではない。最近はストロングリターンやグランプリボスが苦手で、安田は悪戦苦闘だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138240/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000333075/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000333083/pedigree/
モーリスの5代母メジロクインが、プリメロ≒ステーツマン2×3。 メジロボサツ→メジロモントレーと来て、懐かしの曰くある牝系だ。それ以上は今は書かない。
父スクリーンヒーローは、
http://www.jbis.or.jp/horse/0000801447/pedigree/
祖母が男勝りと言われたダイナアクトレス。その母がPOGで持っていたモデルスポート。私だけ社台の馬は持たないと宣言してハンデ付きでやっていたPOG。これとシャダイアイバーだけ欲しくて欲しくて持たせてもらった。脚部不安で早々に引退したが、東京千八あたりで男馬相手に逃げ切っていた。Tom Fool≒Spring Run 2×3。「サラBLOOD」 vol.2に書いています。その配合で生まれたモーリスが悪いわけがない。前走も強かった。東京は京王杯2歳Sで6着だが、あれはインの前が残る馬場で、スロー、それを致命的な出遅れで外を回して、33秒1の脚で追い込んで届かず。東京が不得手とは思えない。問題は、またインの前が残る前残りのペースになって、また出遅れたらどうするかだが、再度そうなったら諦めると、何も考えず、すべてを無視して、◎。出遅れて不器用な競馬をしたら届かないかもしれない。折り合い不安も言われるが、行きたくなれば、少しずつデットーリ式に上がっていけば良いではないかと居直りたくなる。爆発力が違いすぎる。転厩した堀厩舎なら、少しずつ競馬を教えることが可能だろう。この馬が本格化したなら、◎を打たないと心が晴れない。この血統に対する意地だ。前走後からずっと◎と決めていた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110959/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001003724/pedigree/
フィエロはディープインパクト産駒。母は可もなく不可もなし。指数的にもソコソコだ。堅実無比で、位置どりも最高だ。崩れないだろうから◎にしやすいが、安田は爆発力だから「軸馬指数」の軸とは言いにくい。戸崎の馬を選んだ判断は正しかったのだろうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001101689/pedigree/
ヴァンセンヌはディープインパクト産駒で母がフラワーパークのスピード。マイルでどうだという堂々の配合。どの位置から追い込むか。前走の切れ味は、言われるほど凄くはなかった気もするが成長途上だからわからない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088812/pedigree/
リアルインパクトはヘイルトゥリーズンの母の牝馬クロス。牝馬クロスは〈4分の3同血クロス〉みたいなもので、基幹牝馬のクロスは、ともかく褒める。ダイナカールやウオッカのクロスがそうそうできるものではないのだ。年齢よりも東京マイルで千四向きの先行力のタイプは軸にはしにくい。馬体は良くて、衰えはないと思う。展開次第だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001095857/pedigree/
ダノンシャークはディープインパクトにカーリアンとシャーリーハイツという高貴さ。まるでディープらしくない堅実派。母がちょっと重いのかもしれないので千八ベストの気がする。マイルだと京都のほうが爆発力が少なくてすむからベターだ。ここは1枠を引いたのが魅力で、インの伸びない馬場にならなければ、かなりレースがしやすい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001103395/pedigree/
サトノギャラントは母のスティンガーは良いとして、シンボリクリスエスとの配合で、G1級の爆発力が出るかどうか。これでヘリオポリスとガルフストリームの〈4分の3同血クロス〉だから、一発あっても不思議はない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001105326/pedigree/
ダイワマッジョーレはハイアーゲームの下で、リボーの難しさもあるが、血統自体は悪くない。いつ来るかが分からないので、「軸馬指数」的ではない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001104873/pedigree/
クラレントはノーザンダンサーのクロスになる分、レッドアリオンよりはデビューがきれいだし、左回りも上手だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120497/pedigree/
レッドアリオンはリディルの全弟でクラレントの半弟。器用さで走るから小回りがベターか。オクテは『G1データ・最強の発想』の安田データに合わない。

フォトパドックが良かったのは、リアルインパクト、モーリス、ダイワマッジョーレ。
追切りが良かったのは、カレンブラックヒル、フィエロ。

『G1データ・最強の発想』と、レース展開、の両方に合致したのは、クラレント、リアルインパクト。少し落ちて、サトノギャラント、モーリスだった。
──────────────────────────────
1 ◎Jモーリス80 △Aリアルインパクト80
4 ○フィエロ75
2 ▲Gヴァンセンヌ75 ☆ダノンシャーク75
 注ミッキーアイル70 ダイワマッジョーレ70
3 注クラレント65
 注サトノギャラント60
 レッドアリオン55 カレンブラックヒル55
 ブレイズアトレイル50 エキストラエンド50
 サンライズメジャー50 メイショウマンボ50
5 ケイアイエレガント45

 サクラゴスペル35

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15/05/17 「軸馬指数」 
不安あるヌーヴォレコルトではなく、◎ストレイトガール


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/05/17 Vマイル
─── Vol.0262

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて御使用ください。

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● 力差中、アヤ中

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ストレイトガールはヘイローのクロスでスピードを誇示する。モーニングフローリックが弱いが、母がエルバジェのクロスになるので、弱点をクロスさせて補うので良しとしてきた。ほんとうは、千二の馬ではなく、タイキシャトルも入るし千四ベストではないかと思っている。だから、千二とマイルは同じようなもので、違いがあるとすれば流れ次第だ。左回りも良馬場なら実績があって広いコースは向いている。6歳馬は私が◎にしたニシノブルームーンくらいしか来てないが、『G1データ・最強の発想』に書いたように、このレースはオクテの馬はデータと関係ない。この馬は短距離馬だが、新 馬も大敗し、3歳末までに2勝しかできなかったくらいで、短距離馬だがオクテに決まっている。追い切り時計も昨年は速いのが2本、今年は4本。それで調教後馬体重は12キロ増で、筋肉も高松宮と見違えるほど付いてきた。昨年もそうだった。夏馬の気味もある。どうせ、インの前が来る馬場だろう(当日になってみないと分からないが)。昨年は最初の1ハロン目以外は、平均ペースだったから、スローで距離がもったわけではない。4コーナーで下げすぎて前が壁になって脚を余した。得意のパンパンの良なら、インの前が強い昨今の芝の時代だから、思い切って狙って悔いなし。

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ヌーヴォレコルトはハーツクライにスピードを入れて、血統表のどこにもキズもない。Mumtaz Begum ≒Perfume 生じているし、ダンチヒとミスタープロスペクターのニックスも持っている。この馬とレッドリヴェールは減点なしとした。といっても、血統のファクターは、2歳3歳戦と長距離戦以外は、当然、少し配点を減らしますが。脚質は早めに前を捕まえにいくこともできるから心配しないこととしたが、外枠を引いたので少しは気になる。マイルはベストかといえばベストではない。1番人気が飛びまくった昨秋のG1でも、この馬は2回◎にした。好きな馬だ。今回飛ぶとすると、馬体と枠だろう。昨春のオークスは放牧帰りで余裕があるように見えたが走った。今回は3月1日以来だが、何かあったのではないか。少し腹が巻き上がって見える。皮膚炎?の跡も残っているのは私の好みではない。あまりピカピカじゃない。『G1データ・最強の発想』に書いたが、東京マイルだから中格馬がよい。パワーも必要だからだ。馬格はギリギリ。許容範囲としてOKとしたが、負けたら、敗因は馬体と、枠があだになったときだろう。昨秋からG1の1番人気は負けまくっている。とくに外枠は今年の冬のG1以外はダメだ。インの前ばかり来る時代に合わない気がする。やめた。

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ブライアンズタイムは母系が重厚だと成功するのだが、カフェブリリアントはミスタープロスペクター+ダンチヒで、カーリアンを持ってきて、きちんとしたマイラーになった。底力をカーリアンで満足させられるかが問題だ。5代母あたりの配合は良いので、牝系の良さは生きている。馬体も良いので、このメンバーならG1の壁はあまりないのではないか。

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レッドリヴェールは牝系もコスマーで、悪いところはない。早熟ということもないだろう。インが来る芝になって、前が残る展開が多くなったJRAだけに、展開が向くかどうかは気になる。

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ダイナサッシュの牝系のショウナンパンドラや、リファールのクロスのスマートレイアーもディープインパクト産駒で、差し競馬なら勝ち負けだが、今の時代だけに捌けるかどうか。ディープインパクト産駒は成功しているが、それでも、そうとう損な時代になっている。昔の芝ならサンデーサイレンス並みの成功をしたのではないか。

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バウンスシャッセはゼンノロブロイの千八から二千二百ベスト。馬場状態が悪化すれば浮上する。

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メイショウマンボは、スプリングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で弱点を消している。そこをニアリークロスすれば弱点を消せるというのは私の血統論の1つのキイだ。既に売り切れているかどうかが問題だが、馬体は昨年ほどではないが、まあまあか。追い切りは良かった。得意のイン差しできればチャンスはあるが、枠は悪かった。

──────────────────────────────
1 ◎Gストレイトガール75
6 ○Aヌーヴォレコルト75

5 ▲Jカフェブリリアント65 Gメイショウマンボ65
 ショウナンパンドラ60
4 △レッドリヴェール55 注スマートレイアー55
 △スイートサルサ50
 注ディアデラマドレ45
2 注ケイアイエレガント40 バウンスシャッセ40
 アルマディヴァン35 ウエスタンメルシー35
 タガノエトワール30

3 ミナレット20 ベルルミエール20

 リトルゲルダ15 ハナズゴール15

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14/12/21 「軸馬指数」 Vol.221
◎ダノンプラチナ自信あり


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/12/21 朝日杯FS
─── Vol.0221

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● 阪神JF式でやってみました

阪神に替わったので、阪神JFのレースのツボを流用して採点してみました。初年度なので、どうなりますか。

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http://www.jbis.or.jp/horse/0000361396/pedigree/
ダノンプラチナは母の父がアンブライドルズソングなので、ヘリオポリスとガルフストリームの〈4分の3同血クロス〉というSS系の最良のクロスを持つ。切れがある配合だ。血脈構成はダノンバラードと似ている。ヘリオポリスを持つだけ、ダノンプラチナのほうが上だと私は思う。この馬の特典で最大のものは、この配合だ。レースは楽勝続きで、新馬は前が壁で不利があって届かなかっただけ。まるで阪神JFの蛯名のショウナンアデラみたいだが(あちらは二ノ宮でこちらは国枝)、行きたがるので、ショウナンアデラみたいに前に壁を作って、インからスルリと抜け出すのがいちばん威力を発揮しやすいか。
ショウナンアデラは前走が千四だから私の採点に合わなかった。こちらはマイルでOK。新馬は前が壁。2戦目は中だるみのスローで、上がり3Fのラップが速い競馬になって、追ったのは最後の250mだけ。前走はハイペースなのに、手応え充分で好位に付けて、馬なりで抜け出して、追ったのは最後の250mだけ。馬体は芦毛なので判断しにくいが、ショウナンアデラみたいに張りはある。国枝だから早め入厩で、追い切りの追走併せ馬も、並んだら抜こうとする気性なので、全体的に、臨戦過程や追い切りは文句なしだった。ダノンバラードと似た血脈構成なので、馬場が渋るかどうかはどちらでもOKな気がする。週刊誌では人気薄だったので、簡単だなあと楽しみにしていたが、土曜に売れているので驚いた。気楽に乗れないのはマイナスだが、蛯名だから頑張るだろう。

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クラリティスカイは前々で競馬して強かったが、秋は東京も京都もインの前が強い馬場で、その点は割り引きだろう。血統も驚くほどではない。馬が良くできていて、賢そうな馬で、芦毛でないクロフネだが、個性的な良い馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155603/pedigree/
ブライトエンブレムはブラックエンブレムの息子。前走は出遅れたが大外ぶん回して勝った。3着のレッツゴードンキも不利があったから、彼女との比較からはG1級ではある。後ろをマークして付いてきたミュゼエイリアンと脚色が同じになったのは物足りない。札幌は円形馬場だから、外回しが利くのが考慮しないといけない点だ。今の阪神は、京都ほどではないが、やはり大外ぶん回しはマイナスだ。追い切りは間隔が開いただけに、ダノンプラチナに遅れたが、これは物足りない。馬場が渋れば、これはプラスだ。渋った馬場で外差しが利くかどうか。利かないような気もするが。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001149766/pedigree/
アッシュゴールドはオルフェーブルの全弟。追い込んで良く迫った前走は勝ち馬以上の評価ができる。ただし、マイルは忙しいような気がしないでもない。馬体はすばらしい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156668/pedigree/
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タガノエスプレッソは血統は、父のブラックタイドが良いと仮定すれば、血統は良いのだ、という言い回しで前走で褒めた。千八よりもマイルのほうが切れる。前走は高速馬場での早め抜け出しで、強さはそれほど印象に残っていない。スワップスが入る弱点は、薄いながらもヘリオポリスでカバーしているか。

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http://www.jbis.or.jp/horse/0001153692/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001149861/pedigree/
他では、血統では、アクティブミノル、ナヴィオン、ネオルミエール(母がオークス馬)。阪神マイルに合いそうなのは、一叩きで変わればケツァルテナンゴ(血統は父が嫌い)、ペイシャオブロー、ネオルミエールですか。ネオルミエールには印が必要ですね。

ネオルミエールの前走は、スタートで二の足が出なかったが、勝ち馬との差は感じなかった。新馬は今年の新潟屈指の好内容だった。
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1 ◎Gダノンプラチナ85


3 ▲Jクラリティスカイ70 △アッシュゴールド70
4 ☆ネオルミエール65 ○Aブライトエンブレム65
 ケツァルテナンゴ60
6 △Gタガノエスプレッソ55 ナヴィオン55


 注ジャストドゥイング40 ペイシャオブロー40
 セカンドテーブル35
 注コスモナインボール30 タガノアザガル30
5 アクティブミノル20 ワキノヒビキ20
2 アルマワイオリ20
 メイショウマサカゼ20 ペプチドウォヘッド20

(R)
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14/11/30 Vol.215
大混戦も、渾身の◎スピルバーグ


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/11/30 ジャパンC
─── Vol.0215

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類
の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全
馬の能力指数ではありません。
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● 力差小、アヤは大、大混戦

難解。日曜のメイン重賞を、土曜の競馬が終わっても迷っているなんて1994年に予想復帰してから初めてです。馬場状態が全然読めない。こういう日は私は大の苦手というのは有名な話。良馬場の外伸び馬場とダートは5割超えているのだけどなあ。

ジャパンCは日本馬から買うと、19年間デイリーのコラムで同じことを書き続けてきた。じつは第1回のジャパンCから、そうなのです。もう、おわかりのように、私は格よりも、コース距離適性を重視しますから。日本の馬場なら日本の馬が有利に決まっています。当時は、私のような考え方は珍しく、ナショナリストとか日の丸特攻隊とか言われましたが、あほらしい。今年の外国馬も本馬場調教で、363-119なんて追い切りやるのもいないし、欧米の良馬場の二千四百の一流G1を快勝しているのもいない。そういう馬に頭が回るレースではない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110862/pedigree/
その日本の軽い芝の東京二千四百の適性は、もちろん、2回勝っているジェンティルドンナが凄いわけだ。今年のネックは3連覇ができるかどうかということ。でも、東京は鬼だし、二千四百はオークスも楽勝だし、今年はドバイの中距離も強かった。衰えがあるとは思えない。「日記」のパドック・メモも天皇賞のパドックで見た馬体は良かったと記している。週刊誌の10日前のフォト・パドックは叩かれて良くなる馬だけに、前走よりは、さらに良くなっている。昨年比で言うと、この点は、なんとも微妙だ。
とすると、あとは騎手と展開と馬場か。騎手はムーアは好きだし、この馬との相性も良い。心配はこのところ成功しすぎていること。人間はそんなに一人勝ちはできないようにできている。誰だって必死で勝ちにいっているのだから幸不幸、好調不調の波はあるに決まっているのだ。
展開はサトノシュレンが行きそうなので、ハナに押し出されて崩れる心配は杞憂に終わりそうだ。内から4頭目あたりに出してくれれば、なんとかなりそうだ(国際騎手招待でアメリカンダイナーの赤岡が逃げ残ったラインだ)。昨年のムーアが通ったラインでもある。そういうこと。つまり、昨秋と今秋は芝の剥げ方は似たようなものなのだ。問題は週末に顕在化した馬場の状況だ。この馬はパンパンの良馬場でないと走らない。土曜朝はやや重だから、この降り方だと重まで行って、今夜から晴れるが、寒い時期なので夜は乾かない。うーん、そう書いたら、雨はやんで、やや重までだった。明日の晴天が何時間あるかだ。こういう馬場予想が大の苦手の私が偉そうに書いてもいつも裏目に出るので、なんとも悲しい気持ちで書いている。
でも、予想から逃げ出すわけに行かないから、やるしかない。「日記」に掲載した私の相場の結果表を見れば分かるように、私は何万円やられようがギブアップしないで、すぐに立ち上がって殴り返す。そういうファイティング・スピリットで生きてきたから、ブラック・マンデー以外は株で負けていない。
12年秋は雨の競馬は1日もなかった。だからインの芝がそれほど剥げなかった。金曜に3mm降っただけで、土日は晴天。
13年秋は月曜に1mm降っただけで、金土日は晴天。雨の競馬は3週もあった。だから、インはムーアが避けるほど剥げていた。
今年は雨は火11mm,水43mm,木2mmで、土曜は雨だ。雨の競馬は1週だが、インの前ばかり伸びるのでインを踏み固めて剥げている。昨年と同じくらいの剥げ方だ。アデランスの方ごめん、私も薄くなってますから。
前年と比べると、たとえ発表は良馬場に戻ったとしても、昨年と比べたらスタンドからの見た目は同じでも、多少は馬場は緩いだろうかなあ。おまけに、2012年はインから伸びてオルフェーヴルと叩き合いをやって後続を引き離したが、昨年は剥げた馬場で僅差だった。
馬場が伸びるのは土曜の朝のレースを見ると、やはりインの芝の剥げたところと中の芝が生えているところの境目だ。ムーアが昨年みたいに、ここまで外に出せるかどうか、頭がいい男だから出すだろうな。でも、昨年も僅差だった。乾いてどの程度だろう。救いは追い込み馬が多いことだ。微妙だなあ。微妙だ。微妙だ。微妙だ。微妙だ。微妙だ。もう、白髪だらけだよ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110458/pedigree/
フェノーメノはダービー2着馬。前走は◎にして不可解な敗戦だった。休み明けと距離が短かったせいではないか。今度はレース条件は悪くない。叩かれてアバラが浮いてきたところから考えると、前走の敗因は休み明けの太目ボケだった可能性が大だ。となると、あれで 0.7秒差だからプラスが1つあればガラリ一変で、差し届く範囲だ。ステイゴールドだから渋った良馬場(たとえ良馬場でも)は良いだろう。追い込み馬が多いので中団は良い位置だ。問題は2走連続凡走して引退するのか、一叩きでガラリ一変か。アバラが浮いてきて距離延長で馬場が少しは水分が増えて、これで動かなかったら、どうにもならない。でも、前走は負けすぎだよなあ。。
競馬やって47年。署名で予想やって40年。もう、成績にとらわれるのはやめたほうがいいかもしれないと、今週は考え込んでいる。だって、血統で40%超えても誰も褒めてくれるわけではない。馬のことなんかどうでもいい枠目論があんなに当てている。くそ。わからん。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001110914/pedigree/
スピルバーグは肉の塊だ。馬体は、さらに良くなっている。あの脚を見ると、距離延長は守備範囲の血統だがプラスとまでは言えない。トーセンラーの全弟で、ディープインパクトの成功パターンのリファールのクロス。おまけに、Goofed の継続クロス。ゲートで立ち上がったダービーを例外とすれば、東京コースの鬼でトーセンラーよりは馬体は良い。負けるとすると距離かな。マイラーにも見える。分からないレースだけに、これが正ジャックか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141162/pedigree/
ハープスターは絶賛してきた。良い馬だ。阪神JFと同じで早くも牝馬の冬毛がでてきているが、なんとか許容範囲か。それよりも東京で大外一気がスピルバーグとデニムアンドルビーと一緒に決まるかどうか。昨年のデニムアンドルビーよりは自信があるが。脚質だけは、今の前が有利な競馬場形式では、やってみないと分からない。昔の馬場なら、かなりいけると思うけど。それくらい昔と今とでは競馬が違うのです。エクイターフという芝の育成技術は凄いけど、葉が剥げれば剥げるほど、野芝は根が網目状に張っているから、適度な硬いクッションになって、じゃまな野芝や洋芝の葉もなく、走りやすいのだ。だから、土が掘れて芝は剥げている部分と、掘れずに芝も剥げてない部分の境目を走るのがいちばん伸びる。望田さんが、丁寧に、先に書いて良いか、と聞いてきたから、OKと言ったが、エクイターフ以前から、そういう持論を言っていたくらいだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138783/pedigree/
ワンアンドオンリーは距離と外回したのと、抜けて強くないから乗りにくかったろう。人気薄で一か八か、一発狙うタイプだろう。気楽に乗れれば怖い馬だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001126790/pedigree/
デニムアンドルビーはディープインパクト×キングカメハメハ。東スポ2歳Sのグリュイエールは折り合い欠いて前が詰まって、二重苦で負けたが、それでも、この配合の良さは変わらない。昨年のほうが斤量的に狙いだったが、今年も負けてはいるが差のないところには来ている。しかし、強いのは追い込みばっかりだなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142398/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001124297/pedigree/
イスラボニータとエピファネイアは二千がベストではないか。イスラボニータは前走は抜けるのが速すぎてソラを使ったから、今回は蛯名だから、きちんと補正をするだろう。エピファネイアは折り合い次第だ。ここは両者とも守備範囲だが、ベストでないところで◎を打つほど甘いメンバーでもない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0000619968/pedigree/
ジャスタウェイは母の父がワイルドアゲインだから、正直に言えば、マイラーです、としか言いようがない。強すぎるのでこなせるかどうかという、へんな問題の解を見出さないといけないだけだ。強くて距離がベストでない馬と、弱くて距離がベストの馬のどちらが強いか、おお、それが、私が生涯を通して解いている方程式なのだが。ははは。
-----------------------------------

3 ◎Jスピルバーグ75 ○Gフェノーメノ75
4 ▲Aジェンティルドンナ75 △Gワンアンドオンリー75
5 △Gハープスター70
 △デニムアンドルビー65
1 △エピファネイア60
 注イスラボニータ55

2 ジャスタウェイ45 トーセンジョーダン45
 トレーディングレザー40
 アイヴァンホウ40 アップウィズザバース40
 ディサイファ35 ヒットザターゲット35 アンコイルド35

 タマモベストプレイ25 サトノシュレン25

(R)
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04/04/15 Vol.636
何が人気でも、◎ゴールドアクターが私の菊花賞方式


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/10/26 菊花賞
─── Vol.0203

● 力差小、アヤは中

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ワンアンドオンリーはハーツクライにスピードというバランス。胴長で胸腔も長いので距離延長はプラス。レースぶりは早め好位だと乗りやすいし、後方一気で溜めるだけ溜めても切れる。後者の乗り方だと菊では脚を余すかもしれない。淀の坂はゆっくり降ったらお終いだ。中途半端なマクリは前走で肝を冷やしているだろうからやりにくいだろう。乗り方に制限がかかっているのが課題だ。後方一気のミスターシービーでさえ、名手・吉永正人は四角先頭で乗った。ああいう名騎乗ができるかどうか。

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http://www.jbis.or.jp/horse/0000097881/pedigree/
ゴールドアクターは父がスクリーンヒーローで、私は「サラBLOOD」に書いたように、むかしPOGでモデルスポートを持っていた。底力のあるラインだ。牝系のブゼンフブキがトサクインの娘で、めちゃくちゃなスタミナの凝縮がある。ビッグウィークくらいの血統で来れる時代だから、これで充分だ。
8着、12着と来て15番人気に落ちたフローテーションが2着に来た菊で、デイリースポーツでフローテーションの血統を絶賛して◎△で的中したが、他の新聞にフローテーション◎の人がいて、「○◎で馬連18200円的中」と見出しを出したから、デイリー は私のコラムで「◎△で馬単26980円的中」と見出し合戦をやってくれた。あの経験から内心△や▲ではつまらないので、昨年もエピファネイアではなくバンデを◎にした。そういう遊びをやらないといけないタレント稼業は少し予想にマイナスなことでもあるが、まあ、しょうがない。そうでもしないと個性が伝わらないのでつまらない。
キョウワアリシバにヘリオポリスがあるので、サンデーと、ヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉が薄いながらもあって成功パターンでもある。私は「薄いながらも」と書いて、このクロスは数え切れないくらい褒めて成功している。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001142303/pedigree/
ワールドインパクトは母の父には Bustino が入っているし京都は向きそうで悪くない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140023/pedigree/
トーホウジャッカルは一発を秘めている。母の父アンブライドルドなので距離延長がプラスかどうかが悩ましい。馬体は胴長だがトモが高く中距離馬に見える。母のトーホウガイアが、Lucky Spell≒ Quiet Charm 3×3というのが活力の源で配合はA級だ。京都で味のないレースをしている点は菊ではマイナス。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141961/pedigree/
ショウナンラグーンは大好きだったメジロドーベルのライン。大久保洋吉師も好きなので最後のクラシックで◎にしたいが、ダービーはダメだった。菊も後方一気は辛いし、シンボリクリスエスなので中距離のほうがベターかもしれないという一抹の懸念がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0000309174/pedigree/
京都功者といえば、トゥザワールドやトーセンスターダムがいるが、前者はトゥザヴィクトリーが母だから距離が厳しい。後者はダービーでバカついてよれたように馬が若い。それが矯正されているかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140030/pedigree/
サウンズオブアースは名血ディキシーランドバンドが入って血統は悪くない。

シャンパーニュはチチカステナンゴ≒ファビラスラフイン1×2という壮絶な配合だが、松山がまくれるかどうか。
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3 ◎Jゴールドアクター80 ○Aワンアンドオンリー80
 ▲Gワールドインパクト75
 トゥザワールド70
2 △サウンズオブアース65
5 △ショウナンラグーン60 注ヴォルシェーブ60
 注ハギノハイブリッド55 マイネルフロスト55
4 タガノグランパ55
1 △トーホウジャッカル50
 サトノアラジン45 トーセンスターダム45
 シャンパーニュ40

 ミヤビジャスパー30

 メイショウスミトモ20
 アドマイヤランディ15 サングラス15

(R)
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14/09/06  Vol.187
牝馬で7番人気でも、配合の良い◎レッツゴードンキ


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重賞・メイン全馬の軸馬指数 14/09/06 札幌2歳S
─── Vol.0187

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。軸馬指数の数値の分布状況によって、買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印や競馬観に合わせて御使用ください。

● 力差小、アヤ大、大混戦

『AJG予想法』は下記です。よろしくお願いします。
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461

5択くらいの大混戦、大乱戦だ。

レッツゴードンキはジェイドロバリーが入るのが弱点だが、母の父でなく祖母の父なので隣のリアルシャダイと相殺すれば、ジェイドロバリー自身は名血の塊なので、牝系の奥にいけばいくほど、なんとかなるかもしれない。それに、Kingmambo≒ジェイドロバリー2×3だ。メイショウマンボもジェイドロバリーが入るのが弱点だったが、スプリングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で弱点を克服してあまりあるものがあった。こういう〈4分の3同血クロス〉なら、配合はA級といってもよい。なぜなら、その他の部分も、サンデーサイレンス、リアルシャダイ、ノーザンテースト、キングカメハメハと申し分ない。馬体は牝馬らしからぬ厚みがあって、なかなか、すばらしい。スワーヴジョージの胸腔の深さも長距離での魅力を感じさせるが、こちらは千八でも良い。厚みの凄さは、最初は牡馬だと思っていたほどだ。牝馬の好走例は少ないレースだが、それほど強いのは出ていないし、近年の競馬における牝馬の強さから見て無視したい事柄だ。指数差のない大混戦だが、◎は譲りたくない。

アドマイヤガストはチチカステナンゴが問題だが、馬体も大物感はない。仕上がりは絶好調に見える。追い切りも、特に秀逸だった。レースも器用でラップや中身も悪くはない。

スワーヴジョージは血統が良い。フェアリードールの牝系はヌレイエフとシャーペンアップなので、かなり豪華だ。ハービンジャーとしては威張れる配合だ。

ミュゼエイリアンは勝ち方が強かった。血統はオバにオークスのエリンコートがいるが、妙に和風になってしまって、悪くはないが強いインパクトもない。スクリーンヒーローはモデルスポートの牝系だから一発A級馬を出す資質はある。馬体はトモは良いが、前は発達の余地がある。

マイネルサクセサーは祖母はハイペリオンとマームードのクロスがあって重厚だ。問題は母の父に軽いジェイドロバリーが入る点だ。ブライアンズタイムは母系の重厚さで成功するから、ジェイドロバリーは少しでも奥にあったほうがよい。器用さで連勝しているが大物感はない。馬体は悪くないが、目を瞠って腰を抜かすほどではない。

ブライトエンブレムはネオユニヴァースらしい馬。前走は時計がかかって良かった。あれなら洋芝も対応できそうだ。母が強かっただけに楽しみがある。ヘクタープロテクターが入るのはマイナスだが、ミスタープロスペクターとダマスカスの組み合わせのクロスなので、弱点を克服していて我慢できる。

フォワードカフェの母系はチーフズクラウンはズブいが、他はスピード。有り余るスピードで新馬は快勝だった。札幌でとなると迷うが、血統は牝系は良いし、牝系の奧にドミノの塊があるが、底力の血が足りないので惚れ込むほどではない。1枠は乗りやすい面と乗りにくい面があって、ここは展開次第か。
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3 ◎Jレッツゴードンキ85点
 ○Gアドマイヤガスト80 Aマイネルサクセサー80
 ▲スワーヴジョージ75
5 フォワードカフェ70
4 ミュゼエイリアン65
1 ブライトエンブレム60
6 アルマワイオリ55
 ミッキーユニバース50 サウスキャロライナ50

2 マイネルシュバリエ40

 シゲルケンカヤマ30

 キッズライトオン20 トウカイバレット20

(R)
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04/04/15 Vol.636
◎テスコボーイとコスモバルク

 テスコボーイ 
・また、好きなテスコボーイだ。

欅欅欅====================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 204 =================================================

● 好きな馬を好きなように

 ダンスインザムードは強かった。クイーンCを脚に熱もって回避したから、ポロッと本格化前の弱さを見せるかとも思って3月はハラハラしながら見守ってきた。私が最強牝馬と言ってきたテスコガビーも重とダートでポロッと負けたからだ。

 でも、桜花賞では一抹の不安なんてのは杞憂に終わった。一戦ごとに馬体重が増えているように馬自身の体質が案外と強いのだと思う。馬体もフォームも柔らかくて気品がありすぎるから、脆さが隠れているようで心配で心配で仕方ないが、本人は丈夫だし競走なんて簡単だよとでも思っているのだろう。

 正月から言っているように私は皐月賞に出るべきだと思っていた。そういうスケールの馬だし、今からでも藤沢先生、ダービーを使おうではありませんか。

 2着のアズマサンダースも阪神JFとチューリップ賞で◎にした馬だから気持ちよかった。誰も言わないがこの馬は美形だ。美しいってのは罪らしいが、ま、一緒に暮らすならこの馬が気楽だろう。そう、性格も良さそうなタイプだ。ロイヤルチャージャー系のサンデーは好位抜け出すタイプなら桜花賞OKという私の考察は正しかったと思う。

 皐月賞は弥生賞と同じ。コスモバルクのサポーターズクラブの会員証も家に届いてあまりの美しい会員証に嬉しくなった。道営の競馬場のゲートでこれをスッと差し出してフリーパスで入れるの? 想像しただけでウキウキしてくる。高知競馬場もハルウララの会員カードを作ったほうがいい。大井もハイセイコーのカードを・・・、そう思ってしまうような美しい色合いのカードだった。

 バルクの皐月賞は直前輸送しかできないみたいだから、マイナス点は大きいが、鍛え上げた馬だから、なーに、これくらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。一走ごとに成長が窺え、前の形もだんだんよくなってきている。テスコボーイが表現されて、そっくりになってくると、見て惚れ惚れする。成長力もあって頼もしい。なにくそ、だ。

 私はテスコボーイに縁がある。

 人生最初の74年のPOGでテスコボーイとモンタヴァルがいちばん好きなので、テスコボーイ×モンタヴァルのテスコガビーがいたから、とった。彼女は翌年、桜花賞とオークスをともに大差で勝った。

 「週刊競馬通信」は85年に佐藤洋一郎さんの次?だったかで参加した。そのときの連載コラムの第2回でテスコボーイを語りその子サクラユタカオーをA級馬と褒めた。そのコラムを書き上げようとしたときにユタカオーは共同通信杯を勝って骨折したが、毎日王冠や秋の天皇賞で活躍してほしいと書いた。翌年、毎日王冠と秋の天皇賞を楽勝して彼はA級種牡馬となった。第3回、第4回もテスコボーイの話を書いた。

 デイリーのコラムの95年の初回が重賞未勝利で4番人気のマル地・トロットサンダーに◎。初回はマイルCSからと言われて、ああ的中デビューだぜ、と思ってレース2週前からジーンときたほどだ。そのコラムで調子に乗って自己紹介を長々と書いたら(苦笑)、行数オーバーで2着のメイショウテゾロを褒めた5行を送る寸前に行数数えて惜しくも割愛。そしたら10万馬券。10万馬券ズバリでコラム・デビューという快挙は逃したがトロットサンダーの母の父はテスコボーイだった。

 今年2004年は、文章を書くのに、もうムリに当てにいかなくてもいいや、そんなことは二の次だ、好きな馬を好きなように書こうと思って本ばかり読んで正月を越したら、〈全兄弟クロス〉のダンスインザムードが出てくるわ、テスコボーイがぎっしり詰まったバルク船が北から流れ着くわ。もう何も考えることはない。10年ごとにテスコボーイが幸運をもたらしてくれるのだと勝手に思っている。末尾にデイリーのコラムを一部引用しておきました。

 マイラーズCの◎はサクラプレジデント。この馬はバランスの悪い立ち姿以外は大好きな馬で、二千以下のレースはすべて◎にしてきた。ベストは千八か二千だが、このメンバーなら、マイルでも、ま、いいか。

(「デイリースポーツ」の「笠の血統展望」から一部引用)
 馬の血統は派手な血脈だけでも成り立たない。産駒の成功率は低いけれども母系に入って優秀な形質を伝える血脈も必要で、それには生産界の層の厚さが欠かせない。その意味においても地方競馬は馬産にとって、とても重要なのだ。私は地方の馬だからとひいきにする性向はないが、地方の馬が地味でも優秀な血統表を持っている場合は虚心で褒める。

 ナスルーラやその孫に当たるテスコボーイは大好きでいつも褒めてきた。テスコボーイは今のサンデーサイレンス(SS)のような存在だった。コスモバルクは母がトウショウボーイ×ビッグディザイアー×キタノカチドキで、テスコボーイとその父プリンスリーギフトのラインばかり配合してきて、テスコボーイ2×4が光っている。この柔軟性のある優秀なスピードの凝縮が、バルクの父であるザグレブの中距離向きのスタミナとバランスがとれている。鍛えて強くなる父系の血も、自前の長い坂路コースで鍛える陣営に向いた。二千がベストだし、長距離輸送のハンデがあっても気にしない。ここもロマン一切抜きで◎を打ちたい。

 SS産駒の○ミスティックエイジは母系にリボーやニジンスキーがあってレベルの高い血統だ。
 ▲コスモサンビームも父がシアトリカルの子のザグレブだから使われてのプラスが見込まれる。(以下略)
(R)
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04/04/15 Vol.636
◎テスコボーイとコスモバルク


欅欅欅====================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 204 =================================================

● 好きな馬を好きなように

 ダンスインザムードは強かった。クイーンCを脚に熱もって回避したから、ポロッと本格化前の弱さを見せるかとも思って3月はハラハラしながら見守ってきた。私が最強牝馬と言ってきたテスコガビーも重とダートでポロッと負けたからだ。

 でも、桜花賞では一抹の不安なんてのは杞憂に終わった。一戦ごとに馬体重が増えているように馬自身の体質が案外と強いのだと思う。馬体もフォームも柔らかくて気品がありすぎるから、脆さが隠れているようで心配で心配で仕方ないが、本人は丈夫だし競走なんて簡単だよとでも思っているのだろう。

 正月から言っているように私は皐月賞に出るべきだと思っていた。そういうスケールの馬だし、今からでも藤沢先生、ダービーを使おうではありませんか。

 2着のアズマサンダースも阪神JFとチューリップ賞で◎にした馬だから気持ちよかった。誰も言わないがこの馬は美形だ。美しいってのは罪らしいが、ま、一緒に暮らすならこの馬が気楽だろう。そう、性格も良さそうなタイプだ。ロイヤルチャージャー系のサンデーは好位抜け出すタイプなら桜花賞OKという私の考察は正しかったと思う。

 皐月賞は弥生賞と同じ。コスモバルクのサポーターズクラブの会員証も家に届いてあまりの美しい会員証に嬉しくなった。道営の競馬場のゲートでこれをスッと差し出してフリーパスで入れるの? 想像しただけでウキウキしてくる。高知競馬場もハルウララの会員カードを作ったほうがいい。大井もハイセイコーのカードを・・・、そう思ってしまうような美しい色合いのカードだった。

 バルクの皐月賞は直前輸送しかできないみたいだから、マイナス点は大きいが、鍛え上げた馬だから、なーに、これくらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。一走ごとに成長が窺え、前の形もだんだんよくなってきている。テスコボーイが表現されて、そっくりになってくると、見て惚れ惚れする。成長力もあって頼もしい。なにくそ、だ。

 私はテスコボーイに縁がある。

 人生最初の74年のPOGでテスコボーイとモンタヴァルがいちばん好きなので、テスコボーイ×モンタヴァルのテスコガビーがいたから、とった。彼女は翌年、桜花賞とオークスをともに大差で勝った。

 「週刊競馬通信」は85年に佐藤洋一郎さんの次?だったかで参加した。そのときの連載コラムの第2回でテスコボーイを語りその子サクラユタカオーをA級馬と褒めた。そのコラムを書き上げようとしたときにユタカオーは共同通信杯を勝って骨折したが、毎日王冠や秋の天皇賞で活躍してほしいと書いた。翌年、毎日王冠と秋の天皇賞を楽勝して彼はA級種牡馬となった。第3回、第4回もテスコボーイの話を書いた。

 デイリーのコラムの95年の初回が重賞未勝利で4番人気のマル地・トロットサンダーに◎。初回はマイルCSからと言われて、ああ的中デビューだぜ、と思ってレース2週前からジーンときたほどだ。そのコラムで調子に乗って自己紹介を長々と書いたら(苦笑)、行数オーバーで2着のメイショウテゾロを褒めた5行を送る寸前に行数数えて惜しくも割愛。そしたら10万馬券。10万馬券ズバリでコラム・デビューという快挙は逃したがトロットサンダーの母の父はテスコボーイだった。

 今年2004年は、文章を書くのに、もうムリに当てにいかなくてもいいや、そんなことは二の次だ、好きな馬を好きなように書こうと思って本ばかり読んで正月を越したら、〈全兄弟クロス〉のダンスインザムードが出てくるわ、テスコボーイがぎっしり詰まったバルク船が北から流れ着くわ。もう何も考えることはない。10年ごとにテスコボーイが幸運をもたらしてくれるのだと勝手に思っている。末尾にデイリーのコラムを一部引用しておきました。

 マイラーズCの◎はサクラプレジデント。この馬はバランスの悪い立ち姿以外は大好きな馬で、二千以下のレースはすべて◎にしてきた。ベストは千八か二千だが、このメンバーなら、マイルでも、ま、いいか。

(「デイリースポーツ」の「笠の血統展望」から一部引用)
 馬の血統は派手な血脈だけでも成り立たない。産駒の成功率は低いけれども母系に入って優秀な形質を伝える血脈も必要で、それには生産界の層の厚さが欠かせない。その意味においても地方競馬は馬産にとって、とても重要なのだ。私は地方の馬だからとひいきにする性向はないが、地方の馬が地味でも優秀な血統表を持っている場合は虚心で褒める。

 ナスルーラやその孫に当たるテスコボーイは大好きでいつも褒めてきた。テスコボーイは今のサンデーサイレンス(SS)のような存在だった。コスモバルクは母がトウショウボーイ×ビッグディザイアー×キタノカチドキで、テスコボーイとその父プリンスリーギフトのラインばかり配合してきて、テスコボーイ2×4が光っている。この柔軟性のある優秀なスピードの凝縮が、バルクの父であるザグレブの中距離向きのスタミナとバランスがとれている。鍛えて強くなる父系の血も、自前の長い坂路コースで鍛える陣営に向いた。二千がベストだし、長距離輸送のハンデがあっても気にしない。ここもロマン一切抜きで◎を打ちたい。

 SS産駒の○ミスティックエイジは母系にリボーやニジンスキーがあってレベルの高い血統だ。
 ▲コスモサンビームも父がシアトリカルの子のザグレブだから使われてのプラスが見込まれる。(以下略)
(R)
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04/08/06 Vol.652 函館2歳S
◎アンブロワーズ自信あり


欅欅欅====================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 220 =================================================

● 女クロフネ

 関屋記念はデイリーでは◎ブルーイレヴンとしたのに、追い込みは利かない馬場だからと、もう少し自在に動けそうなマイネルソロモンに変更したら、なんと、位置どりが逆や。マイネルソロモンは後方から。1着から3着に変更してしまったわけだ。ポケットに1億円の小切手を入れたのも記憶にないが、この10年間、予想を変更して裏目に出たのは記憶にない。レース10日前に考えたデイリーの予想を変更するのも平均して年に1回か2回。ほとんど変えない。変えるときはよほどのとき。でも今回は失敗した。

 ま、そういうこともあるだろう、と思って忘れるしかない。吉田 稔は好きだが、鞍上をもっと評価すればよかった。そうなんだ、あ んなに前に行っても、昔みたいに引っ掛からないんだ。ふーん。

 吉田稔といえば名古屋の予想の達人・森徹也さんが吉田稔・命の 人なのだが、めちゃくちゃ自信あったらしくて、関屋記念で家3軒 くらい買えたかな。あ、森さん、メールたしかに拝読しましたよ。 家買えたかって? 私はほんと素直さが欠けてるもんでゴメン。 m(_._)m

 今週の新潟は北陸S。◎はヒカリジルコニア。森さんからメール は来ないけど、吉田稔だし。前々のケイバで流れ込みに期待。

 小倉日経オープンの◎はマイネルジャパン。距離延長とダート路 線でかすんでしまったが、芝千二なら強い。休み明けで前が壁にな ったレースを除けば、芝千二で4戦4連対。スキャンは平たん小倉 も鬼だ。

 函館2歳S。アンブロワーズが◎。新馬勝って、ステークスはデ ィープサマーが出ないかもという噂なので、すぐステークスの◎と 決めた。ディープサマーが出てきて、どっちか迷ったが◎。おお、 そうしたら、今回は人気がないので驚いた。

 千の新馬を勝った馬は頼りない。はい、分かってます。牝馬限定 戦だった。字くらい読めます。時計が遅い。知っております。関東 馬は弱い。分かっています。1回しか使っていないから頼もしさで 劣る。ははは、そうなんですか。

 でも、千メートルのレースなのにスローだから、時計は全体時計 を1秒引き算して補正すると58秒9。このタイムはこのレースの 連対馬のリザーブユアハートやスターエルドラードと同じだから合 格だ。

 牝馬は早熟だからこの時期は斤量差もないくらいで牝馬だからと 評価を落とす必要はない。

 小島太は私と同じく宇宙人だから関東も関西もあるものか。フジ キセキの頼りない血統のブルーリッジリバーを桜花賞で2着に持っ てきたのは偉い。

 新馬でちぎって捨てたカシマフラワーはダート馬ではないから次 走のダートは負けたが、連闘で出た芝の未勝利戦を1分10秒8で 大差の楽勝。カシマフラワーがちぎった相手のウエストミンスター はスズカブルームに、リワードレジェンダはリッカバクシンオの2 着に負けた馬たちだが問題にしなかった。いくらハイペースとはい え1分10秒8は函館では合格ライン。1分11秒3のラベンダー 賞よりも1週違いでこちらのラップのほうが中身が濃いくらいだ。 そして、アンブロワーズとカシマフラワーの勝負付けは済んでいる。

 馬体はふっくらして姉のアンナヴァンと比べるだけムダなほどの 貫録。臨戦過程は新馬戦よりも楽で快調。追い切りは馬なりで余裕 の動き。

 なぜ人気がないのか知らないが、末尾に引用したデイリーのコラ ムで血統は解説した。フレンチの最高の配合をしている。サンデー サイレンスの弱点も出ていない。月曜の新聞で「女クロフネ」とい う見出しが踊ることを信じて、単複連ワイド、何でもやってみたい。 ◎アンブロ、○ディープサマー、▲カシマフラワーの順。

 カシマフラワーは牝馬なのに2週連続連闘!なのでデイリーでは 書けなかったが少し買いたい。日曜に行われる翌週の特別登録とい う行事は、日曜2時半、4時半の2回。今は薄暮開催で5時半?に もある。連闘馬のためにこういう時間設定で登録されるが、2時半 の登録だけでないから日曜夕刊が出てしまうので書き直せない。そ ういうものだと思っていてください。血統批評だから出る出ないが はっきりしてなくてもコラムとしてはいいのだと言われているし私 もそう思っています。

(デイリースポーツの「笠の血統展望」より一部引用)  函館の2歳Sは早熟タイプで、しかも2戦か3戦使われて良化し た馬が実力発揮というパターンが多い。力のいる洋芝の連続開催の 最終日だし、ややこしいレース。それは分かっているのだが、好き な馬は褒めておきたい。

 ◎はアンブロワーズ。父はクロフネを出したフレンチデピュティ。 母がサンデーサイレンス(SS)×サドラーズウェルズ。母の兄が ダービー馬のフサイチコンコルド。千メートルのキャリア1戦だけ と、このレースとしては頼りない臨戦パターンだが、父からのスピ ードだけでなく、この母系ならパワーや底力も備えているはず。毎 年、牝馬にはすぐ惚れてしまう。桜花賞タイプでしょう。

 ディープサマーは母がサドラーズウェルズ×ブラッシンググルー ム。リボーも入る。重厚で文句なしだが、タイキシャトル産駒には もう少し切れやスピードの血も入れたほうがいいかもしれない。ク ロスがヌレイエフの母でもあるスペシャルとサッチの〈全兄弟クロ ス〉と、これもA級。半兄のアルスブランカも好きだが、タイキシ ャトルで少し力馬的なところはあるかもしれない。(以下略)
(R)
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04/09/03 Vol.656 小倉2歳S
エイシンヴァイデンに◎を打てない理由


欅欅欅======================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 224 ===================================================

● 振り切ろう

 昨日の旭川のナイターでコスモバルクはやっとこさ勝ったみたい だ。勝てばバルクのサポート・メンバーの私は口取りができる。で も8月13日号に書いたが私は道営には行けない。私はこの馬はテ スコボーイだと言い続けてきた。テスコボーイだからダートは走ら ない。これくらいダートがへたくそな血も珍しい。やっぱり、この 馬は私が言ってきたとおりテスコボーイだ。道営繁栄のために旭川 まで行って走ってくるという心意気は評価できるが、セントライト 記念に向けてきついローテが心配だ。ま、中山で会おう、それまで 元気でな。

 札幌のエルムSはひねりたくない。タイムパラドックスは何度も ◎を打ってきたが千七の器用さではウインデュエルが上か。負ける まで◎と言ってきたから、ここもウインデュエルが◎。

 新潟2歳Sは◎マイネルレコルト。前走も2番人気で◎にしたが 狙いどおりだった。岡田さんの牧場に一時帰省したら風呂に入って のんびりなんてさせてもらえるわけはない。そのせいではないだろ うが骨と皮ばかりで走っているような体つきだが、フォームは軽快 だ。これで肉がもっと付いて470キロあったら言うことないが…。 血統は母が私の大好きなプリメロの〈全兄弟クロス〉で、自身はリ ボーのクロス。言うことなしで◎。馬体は後ろ半分がセントクレス ピンとかを遡り、プリメロの全兄弟の影響が出ている。春のPOG の雑誌の写真のほうが若いからよく分かる。相手はショウナンパン トル、エイシンハッピー、インティライミの順とした。

 小倉2歳S。エイシンヴァイデンの生産牧場であるウインチェス ターファームというのは吉田直哉さんが2年前に始めた牧場で、彼 のお父さんはテンポイントで有名な吉田重雄さんだそうである。吉 田重雄さんは拙著『サラブレッド配合史』の初版が出たときに、さ っそくねぎらいの言葉をかけてくださった。それもずいぶん大らか な人で「温泉入って酒飲んでゆっくり遊びに来ませんか。いらっし ゃいよ」という嬉しいものだった。それと前後して私の父が急逝し て時間がなくなり訪れる機会を失してしまった。

 そういうこともあったのでエイシンヴァイデンには情を感じる。 母がヌレイエフの祖母でもあるソングの〈全兄弟クロス〉4×3と すばらしいクロスで、馬体もバネの塊みたいですばらしい。ここは 一瞬◎でいこうという気にもなったが、私は頑固だ。この母の父ミ シエロは私の好まないコンキスタドールシェロの子で、エイシンチ ャンプの父でもあり、私はエイシンチャンプをその血のためにずっ と褒めないと書き続けてきた。ミシエロの中の最良の部分であるソ ングのところをクロスさせるから、私のクロスの考えでは弱点はか なり解消できていることになる。そういう弱点解消論を持っている。 だから◎を打ってもかまわない面もある。そう、かまわない。でも、 やめた。

 吉田さんの息子さんがアメリカに雄飛して初年度に送り出す産駒 ということでも人気になりすぎる。特別を勝っていることでも人気 になる。情を離れて◎を打たせていただきたい。

 ◎は同じ瀬戸口厩舎でヴァイデンと併せ馬をして負けないマルカ フレンチ。素質はあるしケイコは走るがレースでやる気になってな いと陣営は言っているが、ハッと人生に目覚めてやる気になるのが 9月5日午後3時頃かもしれない。フレンチの大型馬といえばクロ フネやアンブロワーズがいる。鞍を外した写真を見れないのは残念 だ。だから、からだの線が見えない。でも、肉の塊みたいに見えた し、フォームも力強い。母系にリボーとダンチヒが入る配合も良い。 エイシンヴァイデンもマルカフレンチもデピューティミニスター系。 このラインはノーザンダンサーにドミノくらいしか入ってないから アウトな活力がある。私はとくにフレンチは好きだ。

 写真といえば加藤栄さんの『世界の種牡馬』(自由国民社)も写 真がほしいなあ。それ以外は詳しいしコンパクトだし文句なしだが。 もっとも写真が入ると価格が高くなるのかな。それだけが残念だ。 ところで、この加藤さんの本買う人は多いと思うけど、そうなら私 の『配合史』も一緒に買ってくださいね。おお、ちゃっかり宣伝し てるわ。

 マルカフレンチのデビュー戦はアドマイヤベガの子のモンローブ ランドが千のレコード勝ちしたレースで3頭横一線の2着。3着の コスモフォーチュンはその後千二を1分8秒1でレコード勝ちした。 エイシンヴァイデンのフェニックス賞はハイペースの1分8秒7。 人気が被りすぎかもしれない。不利があって5着に負けたフラワリ ングバンクは次走の千をレコード勝ちした。そうなんです。この新 馬戦はもの凄いレベルの高い大激戦だったんです。だから私は小倉 2歳Sはツルマルオトメもソエが治ればいい馬だし、大混戦だと思 ってきた。人気が偏るとよけいに逆らいたくなる。

 マルカフレンチは前走がダート戦だからデータ的に人気にならな いらしい。しめしめだ。データ全盛時代にあって、競馬をデータで やらないで競馬論でやることに誇りを感じる。だって、データでや ったら誰でも同じようなものになってしまう。それだけは耐えられ ない。足し算は算数でやって競馬は競馬論でやる。競馬論で足し算 をやったりしない。私は総合的でシンプルで個性的なだけだ。

 ここは6番人気という雲行き。走る気になるのは先と言っている うちに攻めて買いたい。男子マラソンは32キロでスパートだとか 入賞できてよかったなんて言わないで玉砕してほしかった。守りに 入ったら金はとれない。アテネの2週間でさんざん見てきた。温泉 の御厚意忘れられません。ほんとうに、ありがとうございました。 でも、今の私は地獄のちまたで攻めよう。バットをきれいに振り切 ろう。吉田さん、それが私の生き方ですけん。◎マルカフレンチ、 ○フラワリングバンク、▲コスモフォーチュン、絞れん、エイシン ヴァイデンもユタカもいる。多めに流そう。
(R)
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04/09/17 Vol.658 セントライト記念
◎コスモバルク、逃げてもいいよ


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 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 226 ===================================================

● 脚余すくらいなら

 チリエージェは前走33秒3で逃げ切ったが、今度は河北が千二の重賞を34秒6の超スローで逃げるから、直線入って1ハロン10秒5の脚で差されてしまった。なんで千二の重賞でスローの瞬発力勝負にしないといけないのか? 単騎逃げなら千二らしく速めの平均ペースで逃げて後ろの馬にも脚を使わせてしまえば際どいのに。脚余したら競馬はつまらない。これは先代の松山吉三郎先生の信条だが。私にはああいう逃げは理解できない。

 岡部のフェミニンガールの逃げはみごとだった。土曜も日曜もファインプレーの連続で大活躍だった。ヤマニンアラバスタは開幕週の追い込みだから外を回せば届かないかもしれない、インを追い込めば窮屈で前は開かない、だから◎を打たなかったのだから、進路妨害で降着はやっぱりかというところ。フェミニンガールの◎は正解だった。専門紙の印を合計するサービスがあるから見てたら9番人気だったのに、なぜかあれあれ、最後は3番人気だったけどね。あのう、読者の方は「ホースレター」読んでも、いっぱい買わないでくださいね。あほ、そんなよそう、だれがいっぱいかうか。

 でもね、インゴットが並んできて頭ほど交わされてからムチを抜くのはやめてください。岡部先輩、お願いですから、馬体を併せてきたら差される前にムチを抜いておいて追い出してください。シェルゲーム、ローエングリン、あまりにもためすぎて待ちすぎて、走ってるほうはどうなってるのか?分かりませんけど、買って見ているほうはイライラしてしまう。新聞引っ張るから、もう新聞ビリビリですわ。

 今週は変則開催で番組を覚えるのに私の知能では足りないかもしれない。書き間違えてないとは思うが番組表をよく見てください。

 土曜中山はカンナS。マイネルラヴ産駒の◎マイネデセールは千二に距離短縮が気になるが、祖母がスプリンターズSを連覇したメイワキミコだから対応できると考えた。マイネルラヴ産駒は使われて、しぼんでいかないのがエライ。スペシャルウィークとは逆だ。スペシャルウィーク産駒には母系にスピードがあったほうがバランスがいいと簡単に言ってきたが訂正したい。メジロドーベルと同じでプリメロの〈全兄弟クロス〉が爆発力を発揮しすぎているから、もっとスタミナを注入してもズブくて困ることはなさそうだ。軽すぎないほうがいい。話がそれたが、タイニーウイナーより強いと見た。

 日曜阪神のローズSは好メンバーがそろったが◎はダイワエルシエーロ。マイルでもたもたして二千四百は少し長い。二千あたりがベストだと思うが、そうでなければ、この馬はややこしすぎて、もう私には理解できなくなる。キンカメを追い切りであおって調子は良さそうだし、まさか、連は外さないだろうと思った。大穴で少しだけヒカルドウキセイ。まだ外を回して届く馬場ではないかもしれないがレクレドールにも気があるが比較して人気がなさすぎるので遊んでみたい。ハイペリオンのクロスが自身(薄いけど6×6・6・6)から3代母まで4代続くのが愛嬌だ。むかし牛や馬でクロスの研究をしていたが一流の血で4代くらいなら何も問題ない。

 日曜の中山はセントライト記念。ダービーでバルクを◎にしたのは間違いだったかどうか、まだ自分の中では結論が出ていない。レースが終わって丸坊主になって予想法もいじくった。おかげでダービー以降の予想は良化した。◎の連対率は45%だから以前も以後も似たようなものだが、◎のうち1番人気だったケースが33%だから、かなり減った。今年は好きなように打つと公言してきたが、人気だろうが人気薄だろうが、もっと好きなようにやることにした。バットは重いやつに変えて、しかもきれいに気持ちよく振り切ることだけ考えている。じんせいとおなじでなんとかなるやろ。

 ◎はコスモバルク。冷静に考えるように努めたものの、じつは旭川のバルクを見てから何も考える気がしない。情が入り込んでくる。困ったものだ。でも、菊で◎にする気はない。天皇賞でキンカメとやれば距離的に◎を打ったのに。ここはローテがきついし疲れているかもしれないし、グリグリに人気が被るだろう。相手も弱すぎて逃げ馬もいない。妙に気持ち悪いレースだ。いちばん怖いのはエアシェイディか。冬樹、脚余すくらいなら逃げて負けてもいいんだよ。

 月曜も競馬がある。どうせなら競馬法改正して一年中、4レースずつ毎日やろうではないか。そのほうが集中できていい。あ、そうか、地方が怒るな。しょうがない、地方はインターネットでパドックとレース見せてインターネットでも馬券売ればいい。ネットの券売システムくらい経済特区とかなんとか言って国家予算から捻り出せばいい。楽天に運営委託するのもいいなあ。今どき競馬場に通って、だけでは古い。古すぎるとプロ野球の石頭オーナーたちと同じで消えていくから何とかしたいものだ。

 月曜だっけ阪神は大阪スポーツ杯。◎はモノポール。実績から考えて58は重いというより恵まれたのではないか。
(R)
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04/10/22 Vol.663 菊花賞
◎ホオキパウェーブで迷いもなし


欅欅欅======================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 232 ===================================================

● 迷いもない

 台風来たから夜は机に向かって台風を何度もウォッチしながら原 稿書いて目がボロボロ。デイリーの天皇賞の原稿を書き上げて何度 も読み返して、この「ホースレター」も半分書き上げて、朝起きて 台風が消えたのを確認してネットの新聞見たら、なんだって、私の 秋天の◎が故障しているではないか。断然人気のこの野郎にスキが ないか、前走のもたつきが気に入らないから何時間も考えたという のに。ああ、私の人生は何だったのか。そんなオーバーな話じゃな いか。また一からフォームを整え直してバットの手入れをして、考 え直して書き直さないといけないなあ。

 土曜府中はいちょうS。◎エイシンサリヴァンはスプリンターズ Sの日の不良馬場の新馬で、太めで出てきて幼い競馬をしたものの 直線一気。雨の日で発走時刻は後ろでスローなのを勘案しても芙蓉 Sを快勝したストラスアイラよりも時計の内容が優秀だ。サドラー ズウェルズとヌレイエフの〈4分の3同血クロス〉2×3と、これ は私の高く評価するクロス。牝系は私が『配合史』で高く評価した レディジョセフィン系で、3代母が英オークス馬で好きだったオー ソーシャープ。母の父はナシュワンと文句なし。サドラー系だから 少し力馬かもしれないが、広い府中で末脚を生かせば、これが◎。 ストーミーカフェの2着があるが、まだ走る気がないというニシノ ドコマデモは長い直線で変身に期待して○。キングストレイルは断 然の人気なので▲と遠慮した。

 土曜府中の富士Sは◎アドマイヤマックス。左回りならというと ころ。体質強化と陣営が言っていて、ユタカを乗せてきたから調子 はいいのだろう。期待した。

 福島民友Cはイソシギと思っていたら回避。探したら土曜京都の 久多特別に出てきたのを見つけた。もちろん◎。今夏の小倉はゴー ルデンキャスト、チリエージェ、イソシギが大飛躍。どれが走って も1分7秒5。イソシギはタイキシャトル産駒だけあって、距離は マイルまでOKだし脚質にも融通性がある。高崎に転厩して出戻り で帰って4連勝。走るたびにフォームも良くなってきた。

 日曜京都はかえで賞。ここも狙ったケイアイブーケが回避。木曜 夜にならないと出走馬が分からないから、いくら私が考慮時間が短 いタイプだといっても金曜朝の入稿はほんとうはつらい。5月まで は木曜発行だったから確定出走メンバーも木曜追切りも分からなか った。金曜発行に変更したのは正解。◎はニホンピロザプラウ。前 走も勝った馬とは内容が大差だが、ここはメンバーが手薄だ。馬体 のバランスは良いのでヘイローのクロスと母系の底力の血から使わ れての良化に期待できるのではないか。

 菊は例年なら中盤の千メートルがスローになるから2マイルの天 皇賞ほどスタミナ競馬にならないし、追い込み馬が脚を余すような 競馬。でも、今年はいつも坂路でガンガンやってスローに落として 走れないバルクが12秒台で引っ張りそうだから例年になく単純か もしれない。スタミナがあって長くいい脚を使える馬が狙い。

 凱旋門賞馬カーネギー産駒のホオキパウェーブは青葉賞を勝ったカーネギーダイアンと同じ配合。春はソエで走れないから中途半端な馬体だった。秋にソエが完治してビシビシ追えるようになって胸前と腰の肉が見違えるようになった。春の成績は全部無視。前走も新馬からこの馬を褒めていた藤田が、諦めずにまくる競馬を教え込んで淀の下りのマクリで勝負!という競馬だった。マクリは淀に合う。ノリは淡泊だから藤田のほうがこの馬の脚質には合う。骨折休場は無念だったろう。でもノリも私は好きだ。九分の仕上げの休み明けを一叩きして、生涯最初の絶好調で適距離を走る。馬主の金子さんはキンカメで秋天を狙い(うう、せっかくこういう話書いたのに回避みたい)、打倒バルクはホオキパで狙う。栗東は火曜が全休という時代錯誤状態。水曜は追えない。ホオキパは台風来る前の精神状態で水曜に美浦で追った。緻密で巧みだ。どこにもスキがない。美しい臨戦過程だ。

 ホオキパを◎で書いてデイリーに原稿入れて、週明けに「Gallop」の写真を見て、思わず息をのんで拝んだ。芸術的な仕上がり。美しい。すぐ切り抜いて壁に飾った。何度考えても、これが◎。何の迷いもない。何の悔いもない勝負をしたい。単、複、ワイド、枠、馬単、馬複、3連、3単。得体の知れない会社の株なんかを買うよりも、わたしゃこっちがいい。

 オペラもスタミナのあるサドラーズウェルズ系で○オペラシチーとのサドラーの線が本線。▲がハイアーゲームで△がハーツ。ほかはどうしよう。スズカマンボ、デルタ、シルクか。モエレは配当見てから。

 で、バルクはずっと言ってきたが、父が平凡で魅力ないが、母系が超一流の気品のある名血テスコボーイのクロスだから二千がベスト。ペースを落としての先行はできないのではないか。キンカメが出るはずだった秋天に行ってほしかった。中途半端な印は打ちたくない。好きだからこそ消す。ゴメン。
(笠 雄二郎・血統研究家)
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05/01/07 Vol.675 シンザン記念ほか
雨が降ろうと寒波が来ようとヘリオポリス


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血統研究家・笠 雄二郎の「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/01/07──Vol.675 (コラム通算243)─

● 雨が降ろうと寒波が来ようとヘリオポリス

 正月は休みがあるからわからない面が多い。馬体重増の馬も多い。 中山金杯のカナハラドラゴンも8キロ増だった。無念。休みは嫌い だ。私はもう1ヶ月毎日、出かけてないときは椅子に座り続けだ。 昨日などは、あまりに、いとおしくて深夜に椅子を愛撫したほど。 机と椅子とノートパソコン(DELL)は手を尽くして選んだかい があって、ほぼ完璧に満足している。これからも、よろしく頼むよ。

 今週は3日連続開催。まず土曜の中山は呉竹賞。ナチュラルメイ クはクロフネと同じフレンチデピュティだからダートは旭川で勝っ てたわけだしOKだろう。3代母がプリメロとハリナの〈全兄弟ク ロス〉3×3で、このニアリークロスという考えは私の血統論のキ イだ。ホームページのドメインは primero にしようかと思ったけ れど先に取られていた。スペシャルウィークの近親で、強敵相手に 3戦惜敗しダートに戻って◎。

 土曜の京都は飛梅賞。ひばい賞だと思っていたから、とびうめと 知ってびっくり。◎はナイキウェルカム。ミスタープロスペクター 3×3にノーザンダンサーでアタゴタイショウみたいだ。

 土曜の京都は万葉Sもあるのかな。◎はアイポッパー。サッカー ボーイで距離はなんとかなりそうだし、母系にトムフールが入るか ら、もつだろう。トムフールはスタミナ源だ、というのは私の持論 だ。それに私は藤田伸二を信頼している。

 日曜中山は寒竹賞。◎はアドマイヤフジ。前走も◎にしたが敗因 は休み明けと出遅れだろう。母に底力のハイペリオンが5・5×5 とびっしりある。この中黒の意味は、父の5代に2つ、母の5代に 1つあるということ。「片方だけのクロス」(父のみに3本とか) なんて私は認めない。

 日曜ガーネットSは下記に一部引用したデイリーのとおり。全文 を読みたい方はホームページにUPしましたから、とんでください。 ◎はアグネスウイング。ヘリオポリスが山ほどある。でも、単独の クロスはニアリーなクロス(全兄弟クロスや4分の3同血クロス) よりも劣るというのが私の考えだ。エンシェントヒルと同じでダー ト馬なら、いいのかな、と。

(デイリーより一部引用)
エンドスウィープはその父系はフォーティナイナーだから底力不足 でどうってことはないが、その母系がノーザンダンサーやシンキン グキャップが入って底力を補っている。これがエンドスウィープの長 所だ。
シンキングキャップはハイペリオンの直子で底力満点のヘリオポリス を母の父に持っている。
アグネスウイングはリボー5×5、ミスタープロスペクター3×3 にシンキングキャップ4×6。おまけに母にヘリオポリスが3本も入 っている。
長所を強調したクロスで、しかも短距離のパワーの配合となってい る。ダート千二でこのメンバーなら血統的に◎は譲れない。

 日曜京都は福寿草特別。◎はアドマイヤメガミ。父エルコンドル パサーはヌレイエフとサドラーズウェルズの〈4分の3同血クロス〉 3×2で、スペシャルとリサデルの〈全兄弟クロス〉4×4・3だ った。クロスの濃密なエルコンドルパサーと、クロスの淡泊なサン デーサイレンスとは合うかもしれない。こういう考えは育種学の基 本でもある。ヴァーミリアンもこの配合だったし、はやりそうだ。

 月曜中山は黒竹賞。シンメイレグルスが使うのを待っていた。名 牝系の出で兄がマイネルモルゲン。ブライアンズタイム×シーキン グザゴールドはナシュアとヘイスティロードのクロスになるからタ フでダートならおもしろい。長谷川を乗せて東上し、ダート千八と なると楽しみだ。これが◎。

 月曜京都はシンザン記念。リファールとドミノが入って切れすぎ るペールギュントがユタカで軽い馬場の京都なら◎。▲が朝日杯で 出遅れたが力がある人気薄のマルカジーク。(R)
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05/06/03 Vol.697 安田記念 ほか
 アサクサデンエン◎の秘密

 同血 

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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/06/03──Vol.697─(コラム通算265)─

● 秘密を知ったからには

 安田記念はマイルの王者でもいないと、たいてい混戦になる。今 年も難解だ。G1で活躍したような実績のある馬から入るのが正攻 法だろうが、でも、私は近走、鬼脚を使って本格化著しいアサクサ デンエンの配合の秘密を知っている。これに◎を打ちたい気持ちを 抑えることができない。なぜなら、私は血統で生きてきたからだ。

 アサクサデンエンの祖母 Much Too Risky は、リスキーでスリリ ングな配合の持ち主だ。名牝ローズレッドとスイートラヴェンダー の〈全兄弟クロス〉5×5を持っている。そしてそれら名牝の子ロ ゼッタとカルミアは、ともに父がカンタールだから、ロゼッタとカ ルミアは同血で、アサクサデンエンの祖母は、この〈同血クロス〉 4×4を持っているとも言えるのだ。
Rse Red=Sweet Lavender 5×5
Rosetta=Kalmia 4×4

 そして5代母 Padus が世紀の名血ウミッドウォーとウダイプール の〈全兄弟クロス〉2×3を持っている。また、ウミッドウォーの 子アンウォーと、ウダイプールの子エアウェイは(甘く見て)約4 分の3同血だから、この〈4分の3同血クロス〉1×2が生じる。
Umidwar=Udaipur 2×3
Anwar≒Airway 1×2

 本馬にあるクロスでなく牝系を遡るのが残念だが、相似なクロス の爆発力の影響は残るだろう。ここ2戦の鬼脚はその威力を感じさ せるものがあった。馬体が物足りないというか胴が細く見えるのが 気になってしかたないが、シングスピールの子はローエングリンも 同じ形だ。許容できる。というわけで2005年の春、安田を私はこれ で一局打ってみることにした。○テレグノシス、▲ダイワメジャー。

 ユニコーンSはカネヒキリが出てくる。カネヒキリといってもカ ネミカサやカネミノブとは馬主が違う。馬主は金子真人さんだから ディープインパクトと両手に花で、強運というか笑いが止まらない だろう。止まらないといっても夜寝るまでには止めないとたいへん だが、羨ましいかぎりだ。そして、ノーザンファームもまた凄い。 芝でも切れるという説もあったが、私はフォームがダート向きだと 見ている。ダートだとG1をいくつ勝つかという話だろう。何が相 手でも◎。きっと、ダートの本場・アメリカに遠征したくなるに違 いない。モエレアドミラルもダートがベターと言ってきた。○シン メイレグルス、▲ドンクール、△モエレアドミラル。

 愛知杯は◎マイネヌーヴェル。時計の速い馬場で狙いづらいが、 昨年よりも軽いハンデで人気なし。気楽に乗ってほしい。(R)
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05/08/26  Vol.711  クローバー賞 ほか
 アドマイヤムーンはA級配合


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/08/26──Vol.711─(コラム通算279)─

● 満月か

 クローバー賞。トランプやっているとオールマイティーがスペー ドだからクラブよりもスペードが好きになってしまう。トランプは ずいぶんのめり込んだ。下北沢の下宿屋で5人以上、人が集まると 麻雀のあとにやった。「ブリッジ」を裏返しにして改良した「こん ちくしょう」という名のゲームを徹夜でやった。こんちくしょうこ んちくしょうとやっていて、隣の家からうるさいと文句が来ると、 空が白み始めた夜明けのお寺に塀を乗り越えていって、墓石の上で、 裏ジャックだ、正ジャックだ、セイムツーだ、どうだオールマイテ ィーだと皆でやったものだ。ああいうばかばかしいような日々が私 の人生でいちばんおもしろい思い出や糧になっている。寺山修司も 言っているではないか。書を捨てて街に出よ、と。べつに、墓地に 行かなくてもいいけど。

 今年の2歳は大物のデビューが早いと書いてきたが、クローバー 賞は凄いメンバーだ。牡馬と牝馬の大物対決でテスコガビーとカブ ラヤオーの菅原騎手の持ち馬同士の牝牡対決を思い出してしまった。 さしずめ、アドマイヤカンナが裏ジャックで、アドマイヤムーンが 正ジャックか。

 アドマイヤカンナは千二を楽勝してここ千五へ。アドマイヤムー ンは千八を楽勝して千五へ。どちらが距離の落差が少ないかは計算 してもどちらも三百メートルの差。マラソンの選手と100メート ルの選手が1万メートルで戦うとどちらが有利か、なんて話はよそ う。千二から来るとスタミナがあった方が適応しやすい。千八から 来るとスピードがあった方が適応しやすい。とすると、カンナの母 がアドマイヤラピスだからカンナは適応力がある。アドマイヤムー ンは父がエンドスウィープだから適応力がある。うーん。

 カンナは近親がフサイチコンコルド。ということは彼らに共通す る3代母が、 Bahram≒Fille de Salut 5×4 という名血の〈4分の3同血クロス〉を持っていることになる。お まけにブライアンズタイムはアドマイヤラピスのような重厚な血脈 構成の繁殖と相性がよいから、このカンナはかなりの配合だと理解 できる。

 そしてアドマイヤムーンは新潟2歳Sの◎も考えて悩んでいた。 これはヒシアマゾンの近親で、祖母が、
Relance=ポリック 4×3
の〈全兄弟クロス〉を持っていて、他にも
Hyperion 5×5、Honeyway 5×4
という底力あふれるすばらしいクロスだ。
自身は
Heliopolis≒Gulf Stream 6×6
の〈4分の3同血クロス〉を持っている。これはA級配合をしてい ることがわかる。ただし、スタートが悪いし気の悪さやズブさが見 えたのでスローになりやすい千五では届かないことも考えられる。

 鞍を外した馬体の写真を見ることができればいちばんいいのだが、 それはムリ。でも、グラスウィークやマナーハウスを子供扱いした この馬。血統表を見ているだけで感動してくる。函館千八の新馬は 増えてきたが、過去にここからヤマニンシュクルやシックスセンス が出た。札幌の千八と違って時計の問題にならないところが好きだ。 2開催で5鞍くらい組んでほしい。早くもG1ホースの呼び声高い マツリダゴッホとやる前に負けてほしくない。私はこの馬の血統が 好きだ。ということで、正ジャックのこちらが◎。

 ひまわり賞はダンディコマンドの子のミッキーコマンドが◎。フ ェニックス賞はメンバーがそろっていた。あそこで逃げずに差して 伸びたのはたいしたものだ。父は小倉は4戦全勝だった。九州産特 別のここならなんとかなる。自身はノーザンダンサー4×3。父は ハイペリオン5×5・5。祖母はナスルーラ3×4。4代母はプリ メロ2×3。一流の血のインブリードが有効であるという育種の原 則を、代を経ながらときどき実行していて好感が持てる。

 新潟記念は◎ダイワレイダース。SS×ノーザンテーストはマイ ラー配合で、この馬の場合は千八がベストのような気がするが過去 の千八〜二千タイプの同配合馬を見ると二千は守備範囲か。ヤマニ ンアラバスタは滞在競馬に強い馬で◎でもおもしろいが、クイーン Sに使うために北海道に渡って抽選で除外されて戻ってきたので滞 在のプラスは減っているかもしれない。フォーカルポイントは本格 的なタイプではないだけに、動き良化だが、取りこぼしたり難しい 馬だ。ダイワレイダースが本格化したので、◎はこれ。

 飯豊特別はこのクラス勝っている馬が斤量増になって微妙か。◎ は52のマルターズホビー。父はBCマイルに勝っていて短距離も 合う。前走よりも好スタートなら大外枠で乗りやすい。あとは折り 合いだけ。このクラスくらいは勝てる器と見ている。

 小倉日経オープンは瀬戸口厩舎の◎リボンアート。母がスカーレ ットリボン。SS×ノーザンテーストのマイラー配合で、小倉や京 都の平たんで切れる。本格化した今ならオープンでも通用する血統 だ。

 阿蘇S。阿蘇はめちゃくちゃ雄大で好きな場所だ。◎はサンライ ズバッカス。母はロイヤルチャージャーが3本あって、 Royal Charger≒Nasrullah 5・5×4・6 の〈4分の3同血クロス〉を持っている。ターントゥ系と呼ばずに ロイヤルチャージャー系と呼ぶのが血統や配合やってるとふつうだ と私は思うが、ラインの隆盛しか図にしない人には理解してもらえ ない。ダートは無敗で、このあたりはポンポン勝って重賞まで行け ないか。(R)
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06/05/19  Vol.756  オークス ほか
 カワカミプリンセスかアサヒジュピターか


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/05/19──Vol.756─(コラム通算324)─

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
それが私の競馬論の根幹です。

● go go! と少しばかりの幸運を

 オークスはいろいろ考えた。アドマイヤキッスは母の父ジェイド ロバリーがハンディキャップタイプでG1で◎を打ちたくなる血統 ではない。桜花賞は◎だったが、あれはヘリオポリスの〈4分の3 同血クロス〉があったからだ。その一点で◎が打てる。それが血統 の正しいアプローチだ。ここは二千四百。とすると、母がジェイド ロバリー×リファールだからスピード配合になっていて、サンデー をかけたから適距離は延びるが、それでも全兄のプラズマが二千二 百までのイメージ。その点が気になってしかたない。オークスは1 ハロン長いか。これではユタカのマジックが必要だ。

 とすると、ユタカは距離を意識して後ろから行く可能性がある。 アンカツはマーク屋だ。おまけにキストゥヘヴンは折り合いの不安 があってマイルの桜花賞は合っているというのが陣営のメンバーの 一致した見解だった。アドマイヤベガは菊で通用しなかったが、産 駒も必要以上にスピードを表現する。アドマイヤフジはズブいがあ れは母系がすごいスタミナ血統だ。馬の後ろに入れる調教もしてい る。ユタカと2頭で後ろにいては、たとえ距離を克服できたとして も、逃げ馬2頭の駆け引きしだいでは前残りになって届かない可能 性さえある。勝てばアッサリで単穴タイプか。

 ヤマトマリオンも考えた。これは母系がすごいスタミナだ。天皇 賞馬のカミノテシオが牝系にいる。カミノテシオは私のメルアドに 使ったくらい好きな馬で、ダービーは惜しくも出走取消になったが 打倒ハイセイコーの一番手だった。カミノテシオの富田牧場にも恩 義がある。買いたい。牝系はほかに菊3着のメグロモガミがいる。 菊はテンメイとメグロモガミの、自信の大穴勝負だったが、プレス トウコウにやられて2着3着。そのプレストウコウもヤマトマリオ ンの祖母の父になっている。右回りだとふくれるが、左はすんなり 回るのでかなりのサウスポーと見てフローラSから褒めてきた。追 い切りが甘い馬で何がどうなっているのかやりにくいが、これでい いのだろう。繋ぎが立っていてオペラハウスだし重もOKに見える が、陣営は湿るとノメってどうしようもないと言っている。雨の影 響が残ると、少し下の馬だから◎は打ちづらい。

 アサヒライジングは桜花賞終わった時点でオークスは期待できる かもしれないと思った。母系に菊のミナガワマンナや凱旋門賞のボ ンモーがいてスタミナ満点だ。胴も長いし、なんで千四やマイルば かり使ってきたのだろう。オークスは逃げると言ったり抑えると言 ったり諸説流れている。ヤマニンファビュルはすごい肉が付いてき てステキな馬だが、この陣営も人によって行くしかないとか好位で 抑えたいとか諸説ある。こちらの逃げ切りも魅力があるが◎が打て ない。木曜に新聞を4つも買ったが、逃げるかどうか何も載ってい ない。自分で取材に行きたかったくらいだ。Aコースは断然内ラチ 沿いが伸びた。今週はCコースに変更だ。ローラーはかけるのかど うか。日曜に雨が止んで剥げてない部分の洋芝の湿り具合や粘りが どうなるのか、いろいろ読めない。夜の公園をさまよい歩いて、こ ういうファクターを考えたが◎の決心がつかなかった。コースのど こが伸びるかとか、こういうことは土曜や日曜の競馬を見てから判 断するのがいちばんだが、それでは私の予想は届けられない。

 で、けっきょく◎は騎手は好みでないがカワカミプリンセス。今 年は好みでないような騎手を買わないとだめなG1シリーズかもし れないと割り切った。キングヘイローは超良血で産駒も距離は関係 ない。カワカミの母系はシアトルスルー、セクレタリアト、リボー、 ヘリオポリスと間違っても短距離に出ない血ばかりだ。クロスはサ ーゲイロードとセクレタリアトの〈4分の3同血クロス〉。このク ロスは大物が出ないのでそれほど好きでもないニアリークロスだが、 父に2本あって5・5×3となっている濃さと、オークスという格 を比較的、必要としないG1だからOKとした。フォームが大きく、 しかも利口で走り方も変えたり馬場状態も問わないおもしろい馬だ。 好位でと騎手が言っているのも、苦手のゲートさえ出れば安心だ。 ◎カワカミプリンセス、○アサヒジュピター、▲は流れに乗れそう な伸二のニシノフジムスメ。◎の単、○の複(配当しだい)、枠連 55、35を主体に5枠から枠連総流し。だいたいG1は1時間し か考えないのに、このレースは8時間考えた。G1は考えればいい というものではないが、それもあって、難しいレースだが、どうし てもあてたい気分だ。あとは、少しばかりの幸運を!

(ほかのレース略)
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06/06/02  Vol.758  安田記念 ほか
 安田記念はアサクサデンエン


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/06/02──Vol.758─(コラム通算326)─

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 人気でない◎×5

 G1×5と言われた府中のG1五連戦。1番人気も2番人気も◎ にせず、ここまできた。最後の安田記念は、大好きなダンスインザ ムードと大好きなアサクサデンエンで数日迷った。なにしろ、2頭 とも昨年と条件が違いすぎる。これは悩む。

 ダンスインザムードはデイリーで◎に書いたが、ブルーヘイズと ブルースウォーズの〈全兄弟クロス〉。これは上も走りまくったA級 配合なわけで、オークスまで名牝と褒めまくってきたが、パドック でパニックになって大汗かいて暴れるから、レースでの評価を下げ てきた。最近は落ち着いてきたので◎を打ってもおかしくない。

 アサクサデンエンは昨年の安田で◎にした。祖母がロゼッタとカ ルミアの同血クロス4×4。ローズレッドとスイートラヴェンダー の〈全兄弟クロス〉だ。こういう配合の効果は何代か先にまで影響 力を発揮する。名牝とか基礎牝馬から名馬が出るというのは血統論 の大昔からの定説だが、そういう例には何かしら配合的な裏付けが ある。しかし、べつに基礎牝馬論だけで配合論を語る必要もない。 さて、自身も名血のクロスを集めて、アサクサデンエンの昨年の本 格化はマグレではない。休み明けの急仕上げの天皇賞も好走した。 前走は4コーナーで不利があって競馬をしていない。そして最大の 問題は休み明けの実績がないことで、これで頭を悩ませたが、天皇 賞とドバイこそが休み明けで、ここは中9週。私はふだん10週ま では休み明けとは考えない。海外から帰って少しは楽させただろう から、その分、今度は何かしらの休み明けには違いないが、悩んで いるうちに追い切りを見て人気を見たら人気がなさすぎる。

 ダンスインザムードは前走と同じ1枠で、枠からも人気になりそう だが、前走も仕掛けを待ったというよりも前が開かなかった。イン 伸びの馬場で、内枠を引いて、力量接戦のメンバーで、緩めのペー スで、ダンゴになって、各馬内に殺到すれば、開くのか開かないのか。 開けば早仕掛けだろうが仕掛けて前に出るしかないだろう。そうな ると、末が甘くなるかもしれない。グッドタイミングで開くかどう か。

 7枠は外すぎるが、馬の内包する潜在能力と、むだな脚を使わさ ない名手・藤田伸二を信じてアサクサデンエンが◎。負ければ惨敗 もあるが一か八かだ。仕上がっていれば、スイープトウショウやサ イレントウィットネスがいない分、相手に問題はない。追い切りは 1週前も動いたが急仕上げかと見ていたら、今週も動いた。あと、 ほんの、もう少しのかんじだ。ひねくれ者の私は〈人気薄×5〉で 今年の春の府中のG1をしめることにした。
今年の春のG1に、ほとんど悔いなし。◎アサクサデンエン、○ダ ンスインザムード、▲ブリッシュラック。

(ほかのレース略)
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06/08/03  Vol.767  関屋記念 ほか
 関屋はカンファーベスト


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/08/03──Vol.767─(コラム通算335)─

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 白人、6回目は

 先週は土曜のミニまぐで2レース予想を訂正して、両方とも変更 が正解。今までは1週前のデイリーの予想を、当週の「ホースレタ ー」で変更していたが、今はデイリーが日曜当日版に移動したので、 逆です。予想はファクターをどう料理するかだから、外枠引いたと か、状態が一変したとかファクター整理のネタが手に入れば、解決 に近づく。つまり、私は事実は裏読みせず、信じるということ。事 実の裏ではなく表そのものと、自分を、どれだけ信じるかが勝負事 だと思う。ケータイメルマガ(ミニまぐ)は土曜午後も発行します から、ぜひ読んでください。「ホースレター」→「デイリー」→ 「ミニまぐ」の順に予想が新しいのです。私は自分を信じて、変え たくなったら遠慮なく躊躇なく変更します。変更成功率は80%を 超えています。

 今週はフェニックス賞から。今年の新馬は京都がいちばんレベル が高かった。HPでそう書いてきたから、ここもそれでいこう。イ ンディアン、ウソつかない。白人ウソつく。わたし、ウソつかない。 芝でオースミダイドウとシルバーストーン。ダートでのエイシンイ ッテンと3頭も京都で私のA評価が勝ち上がった。ここは、そのシ ルバーストーンが◎。スペシャルウィーク×ダンチヒだから、薄い ながらもヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉があってニックス。 ヘイロー3×3もある。母にもスピードのニアークティック3×4。 うーん、これは不良馬場を勝った馬の血統ではない。祖母には・・ もうキリがないから書かないけれど配合は代々文句なし。走破時計 で予想する人が多い時代だから、不良馬場のデビューは人気ないだ ろう。嬉しい。速い馬場の千二戦が問題だが、人気のシャルマンレ ーヌは父がダンスインザダークで、母が不良のフラワーCで2着し たジョージビューティだ。そんなに威張れないだろう。

(他のレース略)

 関屋記念は昨年の覇者・サイドワインダーが出てきた。今季は冴 えがないが、復調しているかどうかが問題で、好調ならこの条件は 合っていて問題ない。で、調子だが、昨年の輝くようなデキはなく 胴が薄く見えるが、それほど悪いわけでもない。昨年は調子よすぎ て骨折するほど走ったが、今年はこんなものか。でも、イマイチ、 ピンとこない。昨年、この馬の歴史に残るようなベストレースを見 ただけに、あれより上が見られるとは思えない。ファイティング原 田とガッツ石松と具志堅のボクシングを見てきたから、もうあれよ り上の闘魂が見られるとは全然思っていない。彼らは人間の存在感 やファイトというものが桁違いに凄かった。テレグノシスは千四と 千八のような中間距離の馬ではないかと、ずっと思ってきた。バラ ンスオブゲームとかテレグノシスとかを「中間距離の馬」と私は呼 んできた。マイルで◎はどうなのか。とすると、後は野となれ山と なれ、どこから入るか。
カンファーベストは新潟大賞典や新潟記念で連対していて新潟の平 たんは鬼だが、最近は二千だと折り合いが付かない。祖母にレディ ジョセフィン系のスピードの凝縮があるので、それが後ろから押し ているのではないか。こういうときは、後ろから押すな、と叫ぶか、 使う距離を短縮するのがよい。気性的に休み明けしか走らない馬で、 人気のないここで、しかもマイルで◎を打ってみたい。
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08/05/17  Vol.937  ヴィクトリアマイル

 先物買いで、◎エイジアンウインズ


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────────────────08/05/17── Vol.937───

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 先物買い

 ヴィクトリアマイルはたいへんだ。名血ウオッカをどうするか。 2月23日に京都記念を使ってドバイが3月29日。5月1日に帰 厩して、1週前は腹が巻き上がっていて482kg。レースは5月 18日、日曜日、晴予想。馬体回復と輸送も含めて478kgくら いか。この馬は間隔開けてビッシリ調教して腹目がしっかりしてい たほうが走っている。今回は相手がラクチンだが、はたしてどうだ ろうか。こういう問題の思考を抜きにして予想をしていたら、レー ス予想は全部、格やレーティングや過去の時計比較でやればいいの だ。わたしはそんなものでないと思っているから、人生の何割かの 情熱を注いできた。私が人生を賭けたくなって夢中になるほどおも しろいのは、血統だけでもなく格だけでもなく、多くのファクター の葛藤であり調整であり思考整理だ。

 アサクサデンエンはドバイが春緒戦で3月25日。安田が6月4 日。秋天から4キロ減で2着。ダイワメジャーはドバイが春緒戦で 3月31日。安田が6月3日で有馬と同じ馬体重で1着。

 体が戻るかどうか。距離のベストは千八かと見ているが、久々の マイルはそれほどハイペースでもないだろうから対応できるだろう。 エ杯とVマイルは女王決定戦だからG1の格が不可欠だ。でも、▲ とした。昨年もカワカミプリンセスは△だった。昨年よりは重い印 が必要か。

 ジョリーダンスはここ2走は不利でレースをしていない。しかし 7歳だ。女王決定戦は春も秋も若馬が強い。

 ニシノマナムスメは千八ベターという気がするが、ペースは合っ ている。

 でも、◎はエイジアンウインズとした。マイルのG1でマイルを 走ったことのない馬を◎にするのは初めてだろう。フジキセキは日 本でも南アフリカでも大活躍で、ドバイでも勝った。3代母がヌレ イエフと4分の3同血で、Shimmer≒Flaming Top 4×4。母がリ ボー3×4。姉キュートエンブレムがフローラSで3着に来て驚い た。マイルは守備範囲。問題は慣れだ。前に行く馬がいないので、 思い切って、遅めの平均ペースで逃げたらどうか。前走のラップは、 昨年のこのG1のアサヒライジングの逃げとラップが酷似している。 今年は使っても馬体も減らない。追切りも唸っている。あとは伸二 に期待した。伸二よ、ところで570円貸してなかったっけ? 会 ってもないのに貸すわけないわな。名手なんだから、このG1を勝っ て儲けさせておくれ。
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09/03/15  Vol.1026  中山牝馬S

 松山弁の方言でレース予想を


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────-────────────09/03/15── Vol.1026──

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● まっちゃま弁でいこか、世界初ぞな

 予想はねえ、35年も書いとったら、ときどき息抜きもしたいわ なあ。今日はしんどいけん、まっちゃま弁で書こわい。18歳でま っちゃま弁は話すのやめたけん、ほとんど忘れてしもうとるわな。 まっちゃまには子規も漱石もおったけんのう、気が向いたら漱石の 「坊ちゃん」でも読めえや。いなごじゃのうて、ばったぞな。

 中山牝馬Sはなあ、火曜に10択じゃったけど、やっとこさで絞 り込んだわ。キストゥヘヴンとリビアーモの2択。土曜が昼まで雨 の予報じゃけん、日曜もやや重かいのう。渋った馬場でリビアーモ の鬼脚が利くんかいなあ。アドマイヤベガはフワッ〜いうスピード があるけん距離は千八がベストじゃ。キストゥヘヴンは千四がベタ ーじゃけど、千八も守備範囲ぞ。フラワーCを勝っとるし、このレ ースは5、3着。2年ともインの後方から行って脚を余したんじゃ。 幸もいかんわ、あいつロスの多いヘマやっとった。すんなり回って きたら軸はノリの◎キストゥヘヴンじゃろなあ。これで引退で中山 からは、いぬるけんのう、ほながんばれや、なあ。あ、そうそう、 引退レースでくるんかいう説もあるけど、ニシノナースコールやテ イエムプリキュアがおったけんのう、まあラストラン買(こ)うて もええじゃろ。

 フィリーズレビューは◎ミクロコスモスじゃ。ネオユニヴァース は褒めてきたんぞな。この馬は母系がアメリカンじゃけん、前走で も行きたがっとった。鮫島は抑えるとなるとどんどん引っ張るけん 最後方になってしまうじゃけんど、彼が乗った2レースは度外視す るけんなあ。ユタカなら別馬のようになって好位差しの馬じゃろ。 そういうこと、ようけあるけん。前走は好位から抜ける瞬間に2へ んも前が閉じられよったけん脚を余したんじゃ。そういう、とこよ。 阪神千四でも好位差しできるんじゃないか〜。昨日は、藤田にユタ カにノリじゃ。今日は、ユタカとノリじゃ。やっぱり競馬は騎手じ ゃけん、へたはあかんな。

 あんなあ、まっちゃま弁ですまんのう。方言で予想書いたんは、 わしが世界で初めてじゃろうなあ。デイリーも来週から、わしの好 きな神戸弁で書こかなあ(笑)。でも世界で初めてじゃないと、な ん言うか、燃えんゆうか、やる気起きんわなあ。じんせいいうんは、 そういうもんじゃろ。ほな、また来週な。あんまり馬券買(こ)う たらいかんけんのう。こうてしもたら、心配おしな(しなさんな)。 しかし、こんなもん読まされるもん(者)も、しんどいなあ、えら い迷惑じゃろなあ。わし、頭ん中がほいと(あほ)みたいじゃのう、 笑(わろ)たらいかんぞ、怒っとるんか、まあええがな。ほじゃ、 お元気でな。あたっとったら、ええのになあ。せっかく、よもだの わしが、こんなことしよるんじゃけん。 (R)
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09/11/29  Vol.1102  ジャパンC

 コンデュイットは買えない。入魂の2115字予想


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────-────────────09/11/29── Vol.1102──

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 日本の意地で

 ジャパンC。昨年よりは低レベル。ディープスカイがいたら勝て たろう。ブエナビスタもエ杯を使わないで出てくれば勝てたろう。 格とコースと距離だけで予想するレース。

 コンデュイットが岡田さんが勝ったので騒ぎになっている。血統 はホームページの日記に触れておいた。母がネイティブダンサーの クロスになるのが気に入らない。ダンサーズイメージが入るのがキ ズだ。種牡馬型と言うよりは競走馬型で、ここは勝っても不思議な い。ダルシャーンはJC2着のコタシャーン以外にも日本で鋭い末 脚が切れまくる。大好きだ。しかし、フサイチコンコルドの牝系で 血統表全体が重厚すぎる。競走馬型だろう。

 凱旋門賞→BC→JCがカギ。このローテはきつい。過去にはラ ンドが勝っているが、あの馬は重がカラッ下手で、凱旋門もBCも 重だからまじめに走ってないだろう。おまけにBCはレース中に外 傷まで負っていた。私の大好きな善人ロバーツが来日を待望し、日 本にきてからは疲労よりも外傷の手当に熱心だった。

 スタウト師はピルサドスキーとシングスピールでJC連覇したの で偉人となったが、シングスピールの時はBCがカナダのウッドバ インだったので、ウッドバインで2戦して動かなかった。そのとき はBCでピルサドスキーに負けたのに、動かさなかったシングスピ ールで来日してデットーリに乗り替わって、やっとファビラスなん とかをハナかクビでねじふせた。

 ピルサドスキーはBCで同厩のシングスピールに楽勝したのに、 その前の凱旋門賞でパントルセレブルに負けたので疲れたか、あ、 エリシオか、負けた相手は。それで来日せず休養に入ってしまった。 あるいはエリシオには勝てないと思って遠慮したか? うーん、ま さか。馬場適性を考えたら逆転できるから、エリシオから逃げたと も思えない。来日したのは翌年で、翌年は凱旋門賞を使ってパント ルセレブルに負けたんだ。それでイギリスに戻ってチャンピオンS を弱ーいなんちゃらに楽勝して態勢を整えて来日して、キネーンが エアグルーヴを写真判定でやっとねじふせた。

 今年のコンデュイットはキングジョージを勝って、凱旋門賞はシ ーザスターズに負けて、それも2着でなく4着、そこで岡田さんが 買って、BCをオーナーが使いたいと言うから、勝ったら1億円増 額の特約を結んで、弱敵がそろったロスのBCに乗り込んで、7日 に勝って1億円を上乗せして、成田に飛ばずになんとヒースローに 着陸し(チケットを買い間違えたとは思えない、いったん自国に帰 るという検疫ルールがあるかどうかは調べきれなかった)、厩舎で 15日に追い切って、ヒースローに運んで、成田に飛んで、白井で 検疫して24日に71秒、17日に府中に行って芝で63秒。ロー テを考慮して軽めですませましたとのコメントだ。これで負けたら 日本の恥だ。

 追切りを軽めにやるのはスタウト式で、長めをビシッとやるエリ シオのほうが人気なったのは有名な話だ。軽めはOK。でも、7日 は日本ではアルゼンチン共和国杯の前日だ。それから英国、厩舎、 成田、白井、府中ではいかがなものか。エ杯もマイルCSも外国馬 が好走したのは、関空に来て栗東のそばに入厩する新方式が奏功し たもの。少しでも輸送を減らして疲れを減らしたいので、大レース の合間に、階段を2弾跳びで上がって鍛えるような私のようなアホ はアスリートにはなれない。

 コンデュイットが日本にUターンしてきたのは、なぜなのか?  物でも落として拾いに行ったか? まさか。落とし物ならスクリー ンヒーローがいつも走りながら探している。私のネット検索では極 められなかったが、岡田さんが種牡馬にするために日本の馬場適性 の勲章がほしかったか、JC勝ったらまた1億増額契約があったか、 馬主が勝ちたかったか、真相は不明だが、いずれにしろ来年もスタ ウト厩舎で走るなら、まず来なかったろう。4番手評価とした。

 ◎はオウケンブルースリ。雨が心配だが、ジャングルポケット産 駒は良馬場の府中では切れ負けするから、少し渋るのはプラス。蹄 底が浅いので阪神大賞典みたいな重馬場はマイナス。腰が強化され たので、稍重くらいなら問題ないだろう。リーチが出てペースが秋 天よりも速いだろうし、距離延長もプラス、前走はシンゲンが邪魔 で外から被せられるとひるむ性格の弱さが出たのではないか? そ の分もプラスがある。ここで負けたら、あとは春天くらいしか勝て そうなレースがない。いくら音無先生でも8歳までは使わないだろ う。菊に続いて、ここで◎とした。


 太秦S。◎はガブリン。とにかく買えない理由の馬が多いレース。 ガブリンの前走はスタートでアブミが外れてレースにならなかった らしい。中山なら問題ないが、京都でもこのメンバーなら差せそう な気がする。

 間違えて、ネットで11Rだからアプローズ賞もダウンロードし てしまったので代金がもったいないので予想しよう。◎はタケショ ウオージ。このクラスもマイルで差しなら。
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12/12/09  Vol.1429  阪神JF

 ローブティサージュは名血


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「血統研究家・笠 雄二郎の ホースレター」12/12/09 阪神JF
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───Yujiro Ryu───-──────── Vol.1429────

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
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● 名血

 「重賞・メイン全馬の軸馬指数」は正月の金杯からです。月8日 以上で500円です。よろしくお願いします。私の心理的な迷いが 入らないだけ、いいと思います。

 阪神JF。アルテミスSの2頭は血統が似たもの同士だが、体調 万全にも見えないし、完成が近いとも思えない。◎はローブティサ ージュ。母が安田記念で2年連続◎にしたアサクサデンエンの同血。 だから、3代母はロゼッタの同血クロス4×4なわけだ。ヴィクト ワールピサのメイでもあり、クロスも代々多彩で、ウォーエンブレ ムの最高の配合をしている。これでダメならしかたないくらいの好 配合。前走は通ったコースの差で、負けたとも思えない。

 カペラS。◎はティアップワイルド。千四ならセイクリムズン。 ムーティエのクロスまであって千二は褒めづらい。千二で中山なら パワーとスピードと血統と走りの◎がいい。

 尾張S。◎はアースソニック。中京千二に好タイム。そのとき、 くだしたスギノエンデバーならシゲルスダチと同じくらい。京都の 負けはスローすぎた。このメンバーならオープンでも通用か。

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1995/11/19  デイリースポーツ & 競馬通信社  マイルCS

重賞未勝利の4番人気・トロットサンダーで、快調・新聞デビュー


 10万馬券 

 予想に復帰して、翌年の1995年に、また青木氏から突然、デイリーのコラムを書けと言う話。この人は、なんでも積極派の人であった。
 急な話で、当時は大崎にあったデイリースポーツを訪ねたら、写真を撮られ、コラムが始まった。1週前の日曜夕刊と月曜朝刊ということ。だから、木曜の夕方に出馬想定が来て、7頭くらい書いて、長い長いコラムで始まった。
 当時の林レース部長が凄腕で、血統の時代が来るから、長いコラムを書きまくれというので、G1以外は想定が、たったの5頭だったり7頭だったり、メンバーも展開も馬場状態も、馬の仕上がりも聞けずに、まったく血統だけで書いた。
 デビュー戦はマイルCS。重賞未勝利の馬は当時はタブーだったが、私の好きなテスコボーイが母の父で、私の好きなプリメロの全兄のアスフォードが3代母の父で、まるで、巡り合わせで、私の守護霊みたいな馬たちが血統表に載っていたトロットサンダーを◎にした。
 守護霊みたいな馬といえば、リンボーやパーソロンやセフトやトウルビヨンといった好きな馬たちもが、節目のレースで、いつも私を助けてくれた。
 デイリーもデビュー最初の14週を【8−3−1−2】でぶっ飛ばすという快進撃で、冬には部長から、こっそり(たぶん)、計算間違いのふりをして、金一封を、もらえた。
 何もかも、届かないようなところから、後方一気に差し切ってくれたトロットサンダーのおかげだった。


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1994/9/25  競馬通信社・マルチメディア予想  セントライト記念

8番人気のラグビーカイザーから5番人気へ▲◎


 万馬券 

 1989年4月に、意見対立で筆を折った。それまでに、神保町のすべての古本屋のすべての棚を見て回って、競馬の本をすべて買い集めていた。競馬会の図書室や、国会図書館のめぼしい本も全部コピーしていた。マンションに置けないので、近所の1DKの公団を借りて書斎にして、土日はそこで暮らしていた。
 筆を折ったから、競馬はやめようと思って、自分の本以外のすべての本を公団の広いゴミ置き場に捨てた。念のために、当時、原稿を書いていた尾林氏に連絡したら、欲しい本を拾い集めに来た。
 私はそうやって、ほんとうに競馬から去って、バブルの崩壊による株と土地の大暴落を予言し、株式相場を売りまくった。1993年に彼が競馬通信社に入った頃から、いろいろ縁のあった加藤栄さんが、ほんとうにやめたんですかと言って、「宝島」の競馬ムックの仕事をインタビューで持ってきた。それは相手したが、やはり競馬は、それ以降はG1だけ見ることにした。武邦彦の子の武豊という騎手がデビューしていることも、その年に分かった。
 そうやってG1だけ見ていた翌年春に、青木さんが宝島を見つけて、こんなこと書いているのなら、うちの予想を手伝ってくれと言ってきた。手伝うと言っても、武豊もパシフィカスも、ろくに知らないのに、イヤだとかやりあっているうちに、なんか腹の立つことを言われて、やりはじめた。
 急に競馬に復帰してわけが分からないから、望田潤さんに流行りの種牡馬を教えてもらったりたいへんだった(笑)。
 それでも、最初の週がビワハヤヒデが勝った宝塚記念で、日曜4レース・パーフェクト的中で幕を切った。猛暑の年で、夏は悲鳴を上げながら、意地でも負けられないと、『AJG予想法』を避暑に使っていた江戸川の河川敷で閃いて、考案したりしながら、快進撃を続けた。
 9月になったら、セントライトのラグビーカイザーの万馬券を▲◎で的中したりして、復帰の年から的中率だけでなく、穴馬券の部門でもトップをとった。マルチメディア予想が終了するまでの5年間、毎年、トップは譲らなかった。
 セントライト記念のラグビーカイザーは、このレースしか、生涯まともな連対をしなかったが、ネットでレースも見ることができない時代に、血統表を見ながら何時間も考え続けて、重の鬼と見抜いて正解だった。その父ラグビーボールは私がダービーにいちばんつぎ込んでやられた馬だ。その敵討ちというか因縁の絡んだレースでもあった。
 母系に重の鬼だったトサミドリが入っていた。プリメロ系なら、山ほど馬券を買った。ラグビーカイザーの祖母よりも古い世代で育ったから、ああいう日本古来の血統は見慣れている。
 あの予想をしていた時の、雨の夕方の雨音は今でも鮮明に記憶に残っているが、私としては意地と思い入れの濃い懐かしいレースだ。なあ、庭で雨に打たれていた私が植えた小さなネムの木のネムちゃんよ。ネムちゃん、今でも愛しているよ。


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14/12/23  有馬記念

シンボリルドルフはミスターシービーよりも強い


 強い 

 1984年に「週刊競馬通信」に書き始めたのだが、社主の、“ミスター積極性”で一世を風靡した青木氏が、我が社の執筆陣はミスターシービー派だと書いたので、これはいかんと、皐月賞号で次のように書いた。

 「付記=先週号で本紙を書いておられる青木氏が「シービー派といってよい当通信なのだ」といっているが、私には“シービー派”の実態がよくわかりません。私はシービーの強さは認めるものの、心情的には好きでもないし、また私の立場はフリーの寄稿者であって、血統を探求しようという試みは同一であっても、いかなる諸派にも属しておりません。私の、血統や競馬に関する考えは、私の署名ページだけです。

 そう書いて、誰でも彼でも党派性に巻き込もうとする人たちと一線を画した。私には、世に党派性は必要ないことと思えたし、今でもそれは守っている。それを判然と書かないと物書きではないから、降って湧いた、たいへんな一大事であった。

 シンボリルドルフはミスターシービーなど相手にせず、1984年と1985年の有馬記念を連勝し、種牡馬としても、ミスターシービーを相手にしなかった。母の父スピードシンボリの血統表を拡大していったら、とても凄い馬だと、誰だって理解できるだろうに。ちなみに、私のセオリーに「トウルビヨンは困ったらゲインズボロー」というのがあった。
 言論で生きるということを理解してもらおうという宣言でもあったし、ルドルフとシービーの比較は、競馬や繁殖の結果も、まったく問題にならなかった。


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1985/4/7  「週刊競馬通信」「血統あれやこれや」  桜花賞

11番人気のロイヤルコスマーは桜花賞らしい美しい血統


 美しい 

 「ケイシュウ」を退社して、職を転々として、やっと東京一の校正の編集プロダクションに入って落ち着いたら、日刊スポーツの札幌競馬や、ばんえい、道営の校正。原稿書き直したら怒られて、日刊は降りて『サラブレッド配合史』を書き上げた。他人の競馬の原稿は読んでられなかった。
 そうしたら、『サラブレッド配合史』の読者で、青木氏のガリ刷りの週刊誌を、紙の雑誌にするという、池上にいた、すばらしい志を抱いた印刷屋の伊坂氏が出てきて、私にも書けという。『サラブレッド配合史』の第2版も、伊坂氏の会社で出したいという。
 青木氏や伊坂氏の情熱に負けて、書くことになった。「血統あれやこれや」というコラム。血統表は手書きだった。
 なんでも積極的なことが取り柄の青木氏から、予想もやれと言われて、1985年桜花賞からG1予想を始めた。また、昨年に続いて桜花賞だ。
 やたらスピード系のクロスや、〈4分の3同血クロス〉や、牝馬クロスのある馬で、「桜花賞のようなビッグレースでは・・個性のきらめいてない馬に◎を打つことだけは頑としてお断りしたい」「下河辺牧場の傑作と呼んでいいいだろう」と書いた。
 想定で書くし、私は昔から人気はあろうがなかろうが、あまり人気を気にして◎を考え始める人間でもないので、ロイヤルコスマーを◎にしたら、やってみたら11番人気だった。そして、レースは田島良で、名馬・エルプスの2着に入った。いつも人気にならない不思議な美しい馬だった。

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1984/4/8  五十嵐理論の五十嵐氏と差し勝負  桜花賞

ダイアナソロンは名配合かクズか


 リンボー 

 『サラブレッド配合史』は23歳から書き始め、途中転職を繰り返し、やっと33歳で書き上げ、世に出したのは34歳の3月の誕生日の寸前。1984年だった。その年の1月から2月に、たまたま「週刊競馬ブック」に五十嵐良治氏が五十嵐理論と言われる配合論を連載した。
 はっきり言って、まったくつまらないお話にならない配合論だった。すぐ、ブックに電話して、こんな低レベルの血統論なんか、なんで連載するのか、と抗議したら、血統は分からないから本人と話してくれと言って、三浦編集長に電話番号を教えていただいた。簡単に話が進む良き時代だった。それで、五十嵐氏に電話して、これこれこういう理由で五十嵐氏の意見は間違っている、こんな連載やめなさいと言った。
 本を出して3日後に、私の父が急逝し、バタバタして、『サラブレッド配合史』は売れまくり、3月中に初刷り300部は完売した。
 そして、桜花賞の2日前も、『サラブレッド配合史』を買った五十嵐氏と論争。私は、トライアルこそ6着に負けたが、名配合だから、ダイアナソロンが勝つと言った。田原成貴だったと思う。五十嵐氏は、リンボーのところはクロスが抜けているから、こういう異系の血が入るのは一流ではないという意見だった。
 血統やり始めて3年目だと言っていた五十嵐理論では、なんでもかんでもクロスが絡み合うほど良いらしい。私の理論では4分の1異系といって、4分の1まで異系があるくらいのほうが強くなるという意見。
 解決しないから、じゃあ五十嵐氏が名馬だという1番人気の柴田政人が乗るトライアル勝った馬が負けたら、筆を折れと言ったら、折ると言う。相当な自信を持っていたようだった。まあ、トライアル快勝したからねえ。私のダイアナソロンはトライアル良いとこなしだった。
 そして、桜花賞は私のダイアナソロンが、Anena=プリメロの〈全兄弟クロス〉が大レースで爆発し、5馬身差の大楽勝。彼の1番人気は惨敗して、五十嵐氏は筆を折った。それを引き継いだ久米裕は歴史に遺るほど完全な無能で、私の〈全兄弟クロス〉を「丸ごとのクロス」と、名前をごまかしてパクっていくほどだったが、五十嵐氏は潔かった。

ツイッターでまとめてくださった話


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75/12/14  有馬記念

退社の日に、7番人気のイシノアラシで勝負


 リボー 

 ケイシュウは、南関東の競馬や血統界の大人物であった白井新平氏が会社を売ってしまい、社員にボーナスを出さないとかメチャクチャなことを言う人が会長になって、大川慶次郎さんは名前だけの社長だった。事件に巻き込まれて覆面予想をしていた。だから、意見を言うほどの力は、当時の大川さんにはなかった。社員と会長の間の板挟みで、かわいそうでもあった。
 ボーナス闘争で揉めて、23人一緒に辞表を出したら、会社が潰れるだろうから、やってやれ、という、アルバイトの組合の委員長を21歳でやった私から見たら何か戦術がおかしな方法で、辞表を出すことになって、若い私だけいやだとも言えず、エイヤッと付き合った。
 辞表を出す日に有馬の新聞を作ったのが最後だったか? 7番人気のイシノアラシが私の◎で、菊を完敗したが、リボーの子のマロットの直子で、一発あるはずだから、坂の下りがないから追い込みも利く二千五百はピッタリではないかという気がしていた。
 キタノカチドキも出ていたような気がするが、1番人気のフジノパーシアとの枠連78が勝負だったのはよく覚えている。
 でも、それを快勝しても、やはり大川社長は、間に入って引き留めてはくれず、師走の町の中に失業者として放り出された。当時は、専門紙をやめたら競馬に関する別の仕事には就けないという、憲法違反のような不文律があって、どうすることもできなかった。
 大川さんが、そのとき辞めた社員の行く末を心配し、ずっと苦悶していたのを、私は競馬サークルに復帰して、お会いしていたから知っている。

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75/7 ?    「ケイシュウニュース」「血統から」浦和新馬

最低人気でもブーサックばりの名配合のロッキライン


 ブーサック 

 ケイシュウ時代。新宿駅の喫茶店で編集長に書き始めていた『サラブレッド配合史』の原稿を見せて、凄いこと書いているじゃないかと言われて、「明日から来なさい」と言われて、裏口入社したせいか、入社3日目で、前任の牝系が全部頭に入っている血統担当から奪うかのように、新人の私がコラムを引き継いだ。的中しないと大恥だから、口には出さないが、おまえたいへんだぞ、という会社全員の、なんともいえない冷ややかな視線の中で、中央のG1は4月末の春天からで、まず地方の未勝利?と(初夏からは)新馬を書くことになった。
 そしてデビューの日から6日連続的中して最初の関門は通過して、誰も何も言わなくなった。すぐ紙面のレイアウトも任された。レース後、10分くらいで、全馬の勝因と敗因を書いて、大川社長に提出するという新人研修も免除になった。
 FAXのない時代だから、新聞出す日にいきなり枠順が出るので、朝に電話で、全馬の枠順と騎手名を聞き取って、3枚複写に力を込めて猛スピードで書き殴って、早刷り競争で殺気立った奥の工場に急送するのだが、それも全馬の馬名が頭に入っている私がやらされた。早口で言われるが、一度も馬名や騎手名を聞き返したことはない。
 前夜に予想したら、競馬新聞持たずにパドックに行って馬を見ることができたから、私もバカではなかった。
 当時は、山野さんが「日刊競馬」で書いていたかどうかも知らない。他のメディアには、もちろん血統予想はなかった。
 浦和のデビュー戦は、能試(能力試験)でやっと合格して(頭数合わせかもしれないくらい酷い時計だった)、6頭立てだったと思うが?、最低人気で◎を打った。新聞が午後2時頃、浦和の厩舎村にも配達されたらしい。その新聞を持って新宿御苑前にあったケイシュウ本社まで、電車で飛んできた。「どいつだ、こんなコラム書く新人は」と怒鳴りまくった。「俺たちは遊びで予想してるんじゃない、命掛けているんだ」を数回とか、「こんなとんでもない馬が来るわけないだろ」と、延々説教を怒鳴り続けて、私が忙しいので、彼の顔も見ず、俺だって命掛けているんだクソッと思いながら、知らんぷりして仕事していたら、諦めたか、怒鳴り疲れたか、朝が早いから眠いのだろうか、帰っていった。
 ロッキラインは、そのデビュー戦を最低人気で快勝。思った以上に強かった。
 性格の善い人で有名で、私も彼を尊敬していた。当時は新人研修で、向正面・3コーナー・4コーナーの全馬の位置どりは双眼鏡でメモして、電話で本社に送るのだった。もちろん、頭数の少ない地方競馬でやる。私は左目が利かないから双眼鏡を見ることができないから、視力2.0 の目視でメモするのだが、半数がやっとだった。そういうときは、茫然として位置どりを想像して自分で作り上げていたが、その原トラックマンは親切に、新人が採れるわけないから自分でも採っていて、メモを渡してくれたりした。ほんと、仕事を誇りにしていた善い人だった。
 ロッキラインは、夜中まで家で血統を調べて書いていた中の会心作で、能試のタイムも渡されていたが無視した。血統予想でロッキラインを◎にしなかったら、私はただのアホだろう。〈全兄弟クロス〉はあるし、血統表全体がニアリーの凝縮だった。
 ロッキラインは翌年の大井の東京ダービーも、驚異のレース・レコードで快勝しました

 当時の世界は地方競馬は「ケイシュウ」が断然人気の新聞と決まっていたが、レース後は、浦和と川崎の厩務員たちからは、凄い新人が出てきたと賞賛され、本紙予想の人も、南関東は水曜以外の毎日が競馬で忙しいから、2レースくらいやってほしいと、本紙予想を頼まれたりした。そんな血統もどうでもいい条件戦の千五や千六のレースを持ってこられても、あたりませんよ(笑)。

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