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  Mail Magazine   「軸馬指数」  「ホースレター」




 おもひで  ある夏の日。  永遠を知る記憶の中の時。
自分の子供時代のピュアな思い出は元氣か?
(高尾山)



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 入賞       入賞 


自選集 ■ click⇒ 『軸馬指数』 & 1970年代,1980年代,1990年代

◆ 最新号 ◆ click→  G1 チャンピオンズC   (日曜夕 up) 


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2021
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                  着順
中山金杯     ヴァンケドミンゴ  外 藤岡康
京都金杯     シュリ       外 武豊

3シンザン記念  ククナ       4 ルメール
3フェアリーS  テンハッピーローズ 4 福永

日経新春杯    アドマイヤビルゴ  外 武豊
3京成杯     タイソウ      外 石橋脩

東海S      インティ      外 武豊
AJC杯     アリストテレス   1 ルメール

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シルクロードS  ラウダシオン    3 ミルコ
根岸S      レッドルゼル    1 川田

3きさらぎ賞   ダノンジェネラル  外 川田
東京新聞杯    シャドゥディーヴァ 3 岩田康

京都記念     ラヴズオンリーユー 1 川田
3共同通信杯   エフフォーリア   1 横山武

ダイヤモンドS  オーソリティ    2 川田
G1 フェブラリー カフェファラオ  1 ルメール

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阪急杯      ダノンファンタジー 外 川田
中山記念     バビット      外 内田博

3チューリップ賞 メイケイエール   1 武豊
3弥生賞     ダノンザキッド   3 川田

金鯱賞      デアリングタクト  1 松山
3フィリーズR  エルカスティージョ 外 岩田康

阪神大賞典    アリストテレス   外 ルメール
3GスプリングS ボーデン      3 川田

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日経賞      カレンブーケドール 2 松山
G1 高松宮記念 レシステンシア   2 浜中

ダービー卿CT  ルフトシュトローム 外 ルメール
G1 大阪杯   コントレイル    3 福永

阪神牝馬S    リアアメリア    外 福永
3G1 桜花賞  サトノレイナス   2 ルメール

3アーリントンC ジュリオ      外 ルメール
3G1 皐月賞  エフフォーリア   1 横山武

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マイラーズC   ケイデンスコール  1 岩田康→古川吉
3フローラS   ユーバーレーベン  3 ミルコ

3青葉賞     アオイショー    外 大野
G1 春天皇賞  アリストテレス   4 ルメール

3京都新聞杯   レッドジェネシス  1 川田
3G1 NHK  シュネルマイスター 1 ルメール

スプリングC   ミッキーブリランテ 4 和田竜
G1 Vマイル  グランアレグリア  1 ルメール

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平安S      アメリカンシード  2 ルメール
3G1 オークス ユーバーレーベン  1 ミルコ

3G1 ダービー エフフォーリア   2 横山武
目黒記念     グロンディオーズ  4 ルメール

鳴尾記念     サンレイポケット  外 鮫島駿
G1 安田記念  インディチャンプ  4 福永

函館スプリントS カレンモエ     2 鮫島駿
エプソムC    アルジャンナ    外 ルメール

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マーメイドS   イズジョーノキセキ 外 西村淳
3ユニコーンS  ルーチェドーロ   4 戸崎

パラダイスS   アクアミラビリス  2 ミルコ
G1 宝塚記念  クロノジェネシス  1 ルメール

CBC賞     ヨカヨカ      外 和田竜
3ラジオ日経   アイコンテーラー  外 亀田

プロキオンS   ダノンファンタジー 4 川田
七夕賞      ヴァンケドミンゴ  外 酒井

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2函館2歳S   ポメランチェ    外 藤岡佑
函館記念     サトノエルドール  外 亀田

越後S      エアコンヴィーナ  外 福永
アイビスSD   オールアットワンス 1 石川裕

クイーンS    マジックキャッスル 2 戸崎
関越S      ジュンライトボルト 外 岩田望

エルムS     ソリストサンダー  外 戸崎
3レパードS   メイショウムラクモ 1 柴田善

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小倉記念     ダブルシャープ   4 酒井
関屋記念     ソングライン    3 池添

北九州記念    ファストフォース  2 鮫島駿
札幌記念     ソダシ       1 吉田人

キーンランドC  メイケイエール   外 武
2新潟2歳S   アライバル     2 ルメール

2札幌2歳S   ジオグリフ     1 ルメール
新潟記念     ザダル       外 石橋脩

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セントウルS   レシステンシア   1 ルメール
オータムH    グランデマーレ   外 藤岡康

3ローズS    アールドヴィーヴル 3 松山
3セントライト  ソーヴァリアント  2 戸崎

3神戸新聞杯   シャフリヤール   4 ルメール
オールカマー   ランブリングアレー 外 戸崎

シリウスS    ゴッドセレクション 外 中井
G1スプリンター ピクシーナイト   1 福永

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京都大賞典    アリストテレス   2 ミルコ
毎日王冠     ダノンキングリー  2 川田

府中牝馬S    マジックキャッスル 外 戸崎
3G1 秋華賞  ソダシ       外 吉田人

富士S      ダノンザキッド   4 川田
3G1 菊花賞  ステラヴェローチェ 4 吉田人

スワンS     ルークズネスト   4 幸
G1 天皇賞秋  エフフォーリア   1 横山武

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2京王杯2歳S  コラリン      4 ルメール
アルゼンチン   オーソリティ    1 ルメール

武蔵野S     ワンダーリーデル  外 ノリ
G1 エ杯    アカイトリノムスメ 外 戸崎

2東スポ杯    テラフォーミング  外 石川
G1 マイルCS シュネルマイスター 2 横山武

2京都2歳S   フィデル      3 川田
G1 ジャパンC コントレイル    1 福永

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チャレンジC   アルジャンナ    外 ユタカ
G1チャンピオン チュウワウィザード 2 戸崎

カペラS     
2G1 阪神JF 

ターコイズS   
2G1 朝日杯  

阪神C      
G1 有馬記念  

2G1 ホープフル

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 ◆ 予想の1994年復帰後の、
 全メディアの、全年度の、全成績は、
  「予想論 & 通算予想成績」をご覧下さい。

 (※ これは馬券成績の営業・宣伝ではなく、予想成績メモです
   予想は、好調の次はスランプで、スランプの次は好調なので、
  宣伝する人は変人でしょうね。
   評論家としての職業善意に基づく わたしの◎印哲学の記録です。
  わたしだけは、予想公表を最低限の儀礼だと思ってやってきました。
  こういう営為に対する、無神経な発言はやめ、応援してください)


 ◆ 2020年の<まぐまぐ大賞>の「趣味・娯楽部門」に読者推薦で
 入選しました

  有料「軸馬指数」が5位で、無料「ホースレター」が3位でした。
  ありがとうございます。
 ほとんどの時間を「軸馬指数」に費やしているし、圧倒的に内容も
 深く掘り下げているので、「軸馬指数」のご購読をお願いします。
 〈まぐまぐ〉の講読方法は下記に記しています。
  初月無料です。おまけに「軸馬指数」は税込みでワンコインです。

 ■「軸馬指数」は読者のリピート率98%前後を維持しています
  内容は、下記の「自選集」をご覧下さい。
  年々、文章は長くなってきています。
  考えていること全部書いたら1万字でも書き切れないでしょう。


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 2015年から2016年にかけて、週に2レースやるだけで、15週連続重賞的中があります。


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◆ 有料メルマガの「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」は2015年10月から2016年9月まで、12カ月連続50%的中を、どの開催終わっても通算50%を割らずに、12カ月・13開催・連続で実現しました。

わたしは「軸馬指数」で、週に、ほぼ2レース予想していますが、一部の予想家と違ってレースは選択しないことにしています。その週の、グレードの高いほうから2つ、同じ格なら、G1のトライアルや血統ファンのご要望の高い長距離や2歳重賞を自動的に優先しています。よほど、メンバーが揃わないレースや、天氣予報がめちゃくちゃな時とかは、同じグレードなら選択することもありますが、ほとんど自動的に1週前の日曜に決めています。

 の成績は、13開催52週(3日開催もあり)105レースで、【29−24−10−42】連対率51%、3着内率60%でした。メルマガに、全馬の指数と、打った印を全部、載せています。

 ◎の開催別成績は、2015年10月から順に、
(1着−2着−3着−着外)が、開催ごとに、
(2−3−1−3)(1−3−1−3)(4−1−1−2)
(1−2−2−3)(4−1−0−3)(0−4−2−2)
(4−0−1−3)(1−2−0−5)(3−3−0−2)
(3−0−1−4)(2−2−0−4)(1−2−1−4)
(3−1−0−4)と、ほぼ、コンスタントでした。

 全105レースで、1番人氣の◎が56レース。4番人氣以下の◎が19レースで、そのうち5レース(有馬・ゴールドアクター、マイラーズC・ダノンシャーク、青葉賞・ヴァンキッシュラン、宝塚記念・マリアライト、オータムH・カフェブリリアント)が穴の連対です。

 ◎の4番人氣以下の穴予想時の的中率だけで、26%ありました

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まぐまぐ大賞2020 の詳細は、とても勝てない有名人ばかり。
わたしのが2つ入ったのは愛嬌か ww


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」

有力馬の血統批評にかぎらず、多面的な切り口で競馬の19種類のファクターを指数化し、軸馬を抽出します。競馬に関する認識や叡智を振り絞った筆者の入魂の仕事になっています。原則として、毎週2レースを配信します。過去に、有馬の◎ゴールドアクターや、宝塚の◎マリアライトなどを軸に選定しています。

購読料は、月 8レースか10レースで、455円(税込み・月500円)ぽっきりです。

ご購読は、

こちらから 】、申込可能です(「ホースレター」も可)。
   ↑ click here. 


「笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」」 】 ここの説明文と申込画面からもOK。


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・2014/2/19 日現在、「今日の一言血統論」は休刊中です。



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「テクニカル・チャートで株の天底やトレンドがズバリ
わたしは90年代の大暴落でも儲けて(東洋経済から執筆の話が来たほどです)、株で資産を増やしてきましたが、資産蓄積のスキルに欠かせない、テクニカル・チャートを扱っています。日経平均先物ミニを1枚買って、日経平均が40円上げたら、4000円の儲けです。この購読料は世間の半分以下になっています。5つものテクニカル・チャートを使いこなして総合判断するのはわたしくらいでしょう。しかも、日本のシロウトに好まれている「一目均衡表」だけは絶対に使いません。あれを使って中長期に儲かっている人を見たことないです。
(2018年3月末日をもって、いったん休刊します。2月3月暴落は、ほぼ完璧に的中しました。休刊理由ではありません。これだけ書いて週3回はきついです。2019/5 廃刊登録申請しました。「軸馬指数」にエネルギーを集中します。)。



軸枠・軸馬決定法「枠目論」】
(2017年9月末日をもって、いったん休刊します。「軸馬指数」にエネルギーを集中します。解析ノート『枠目論』の販売は続けます。解析ノートお申し込みは、笠宛てにメールください)。
破天荒な、絶対に誰も発見できない飛躍的な発想を展開して、軸枠選定をするという方法論です。枠連時代の研究ですが、軸枠が決まらないと、他の券種も的中できません。ですので、今の時代でも、十分有効です。だから、G1は軸馬を書いていますが、キチンと的中実績があります。


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2015年3月から、
●● 競馬通信社 〈メルマガ「週刊競馬通信」〉に参加。 

無料メルマガ競馬のなんでもデパート の 連載を開始。

メルマガ執筆メンバーは、佐藤洋一郎、望田潤、斉藤空也、大恵陽子、合田直弘、石川ワタル、斎藤修、須田鷹雄、原良馬、青木義明ほか各氏です。
会員登録は無料ですので、ご購読よろしくお願いします。

(・2019年、脱退しました。)


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 今はなき平原 
 火星大接近の2003年夏、火星を見た平原  (乗馬クラブ跡)
 のちに、つくばエクスプレスの おおたかの森駅の付近になる



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メール・マガジンの「ホースレター」は、最初は競馬通信社などの複数の書き手で運営されていましたが、少しずつやめていって、2002年に2人くらいに減った時点で、わたしが一人で単独に発行権の譲渡を受け、引き継ぎました。引き継いだ1週間後に譲渡手続制度が運営サイト側でも廃止になるという、絶妙の幸運もありました。

もともと「ホースレター」という名前は、わたしがかねてからメルマガの題名にと温めていたものを提供したもので、愛着があります。(他からその後、同名を一部被った紛らわしいメルマガが出てまして法的な問題が生じていますが、わたしとは一切関係ないメルマガです。)。

そして競馬通信社の優秀な書き手の人たちのおかげで、部数も5サイト合計4000部くらいありました。この部数を引き継いで廃刊せずにひとりで書くとなると燃えないわけがありません。自分に火をつけているつもりで、走ってきました。でも、メルマガサイトが〈まぐまぐ〉以外が衰退・消滅していったのは残念です。

基本的にはその週末のレース予想を、血統に触れたりしながら書いています。でも、ひとりでやっているので、文体や話の内容の脱線具合など…、机に向かいPCに触ったそのときの氣分で好き勝手、自由奔放にやっています。ここの「エッセイ」のコーナーに掲載したものも、「ホースレター」に書いたものが多いです。


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 玲 瓏 夜の秋川渓谷





 ◆ 「軸馬指数」 サンプル 自選集 ◆

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◇ その行をクリックするとジャンプします。


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<以下は、1970年代、1980年代、1990年代>



・1995/11/19 デイリースポーツ & 競馬通信社  マイルCS
       重賞未勝利の(4番人氣)トロットサンダー
       新聞連載デビュー・快進撃スタート


・1994/9/25 「競馬通信・マルチメディア予想」 セントライト記念
      (8番人氣)ラグビーカイザーで競馬に復帰




・1984/12/13 「週刊競馬通信」 有馬記念
         わたしは意地でも、◎シンボリルドルフ

     (「血統屋」から発売中の
       『血統あれやこれや1985年復刻版』に関連原稿)


・1985/4/7 「週刊競馬通信」 桜花賞
      (11番人氣)ロイヤルコスマーで予想を再開



・1984/4/8 五十嵐理論との決死の対決レース 桜花賞
         負けたらやめろ!
      (3番人氣)ダイアナソロンは名配合だ





・1975/12/14 「ケイシュウニュース」「血統から」 有馬記念
      辞表を出した日
      (7番人氣)イシノアラシは菊で負けてもリボーの孫



・1975/7? 「ケイシュウニュース」「血統から」 浦和新馬
        クズ馬と言われようが、命がけで、
      (最低人氣)ロッキラインはブーサックばりの名配合




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<以下は、「軸馬指数」>





・21/10/31 天皇賞秋 サンデーとノーザンの〈組み合わせのクロス〉で
          3強対決でも、エフフォーリア。


・21/10/03 スプリンターズS 条件揃ってピクシーナイト。


・21/08/22 札幌記念 ソダシは強い馬。
            ラヴズオンリーユーは馬体が褒められない。


・21/05/23 オークス  1年前から主張してきたオークスで
        人氣のソダシを倒し、◎ユーバーレーベン楽勝


・21/05/09 NHKマイル  距離短縮の好配合、◎シュネルマイスター


・21/04/18 皐月賞 <サンデーサイレンス + Northern Dancer> の
       〈組み合わせのクロス〉で、◎エフフォーリア


・21/02/14 共同通信杯 2×2のニアリーを重ねた◎エフフォーリア



・20/12/13 阪神JF 白毛馬G1制覇なるか。◎ソダシの血統詳説


・20/11/29 JC 3冠3頭対決◎アーモンドアイ。血統詳説さようなら


・20/09/05 札幌2歳S 洋芝で4分の1抜け血統ユーバーレーベン
 5番人氣の◎馬だけで2000字多くのファクター詳説・完璧




・19/11/24 ジャパンC 我が競馬人生と、◎スワーヴリチャード


・19/06/30 ラジオ日経 雨中の大乱戦。重厚な血統のゴータイミング
     複勝400円。ワイド総流しで資金6倍という珍レース


・19/06/22 宝塚記念 本格化したリスグラシューを得意の条件で◎


・19/2/24 中山記念 強い4歳牝馬ライラック。距離短縮で立て直せば
       11頭立て6番人氣。馬連2470円、3複3260円


・19/2/10 共同通信杯 ダノンキングリー、血統A級、好素材で勝機
       7頭立てで3番人氣。単勝420円、3単2170円


・19/2/3 東京新聞杯 インディチャンプ、ギベオンより能力あり
     タワーオブロンドンに、アーリントンCの1年ぶりの敵討ち



・18/10/14 秋華賞 アーモンドアイは病氣だ。◎は打てない。
  アーモンドアイは週刊誌の1週前の写真で体調不良と見て、
 G1以前から◎で追いかけていたが、蹴飛ばす。
  勝ったが、追切り後3日馬場入りせず、レース後補液注入で寝込む。
 吉田照哉氏が言うように「馬が化け物」だっただけ。
 写真で見抜いたのはわたしだけ。このレースは外れたが思い出の一作。


・18/09−11  19戦連続で ◎が(8−8−1−2)、連対84%


・18/06/24 宝塚記念 外国馬でも10番人氣ワーザーが強い
        複勝550円、ワイド3450円、(3連単492,560円)


・18/05/20 オークス 2400mでも◎アーモンドアイ
       3連単、1着&2着から、相手3頭流しで12点。

・18/04/08 桜花賞 人氣ラッキーライラックでなく,◎アーモンドアイ
             2番人氣、単勝390円




・17/12/28 ホープフルS ◎の年間通算連対率50%を賭けて
  8番人氣 ◎で、複勝490円。3複10520円。"Stay foolish"

・17/12/24 有馬記念 G1のキタサンブラックに二度目の◎でお別れ

・17/12/17 朝日杯FS ◎ステルヴィオの切れ味に期待
                 ◯◎本線的中

・17/09/03 新潟記念 タツゴウゲキ。血統良く 馬体良く 前走良し
      6番人氣、単勝1200円。複勝420円。馬単◎▲5810円

・2017/冬春夏  3歳 重賞レース
             的中17レース 一覧
 (←click)





・2016/夏秋冬  2歳 重賞レース
             的中9レース 一覧
 (←click)

・16/06/26 宝塚記念 条件揃った8番人氣マリアライトがダントツ
     単勝2510円、馬単◎○8460円

・16/03/05 チューリップ賞 異系の血が豊富なジュエラーが◎
            



・15/12/27 有馬記念 8番人氣でも菊に続いてゴールドアクター
    単勝1700円。複勝410円。馬単◎△13780円。
    3連単125870円
            

・15/06/07 春の東京G1・4連勝
       馬単73990円から、3連単127190円まで。

・15/05/17 Vマイル ヌーヴォレコルトでなく、◎はストレイトガール

        ◎注・・・馬連・36880円。馬単・73990円。


(以上は、「軸馬指数」)
(タイトル行をクリックすると、ジャンプします)


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<以下は、「ホースレター」>



・04/04/15 Vol.636 皐月賞 ◎テスコボーイとコスモバルク


・04/09/03 Vol.656 小倉2歳 エイシンヴァイデン◎を打てない理由

・04/09/17 Vol.658 セントライト ◎コスモバルク、逃げてもいいよ

・04/10/22 Vol.663 菊花賞 ◎ホオキパウェーブで何の迷いもなし

・05/06/03 Vol.697 安田記念 アサクサデンエン◎の秘密

・06/06/02 Vol.758 安田記念 今年も◎はアサクサデンエン

・06/08/03 Vol.767 関屋記念 ◎は 14番人氣・カンファーベスト

・09/03/15 Vol.1026 松山弁の方言でレース予想を、世界初めて

・09/11/29 Vol.1102 ジャパンC 2115字予想
            コンデュイットは買えない。


・12/12/09 Vol.1429 阪神JF ローブティサージュは名血





 狭山湖面  忘 我 夢 中


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■ 最新号 ■        G1 チャンピオンズC  
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
チャンピオンズC 2021/12/05
────── Vol.968 ────────────

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。
(公益社団法人・日本軽種馬協会・JBIS の血統表リンクは、JBISの許諾を得て、 おこなっています。血統表の中をクリックし て探究していくと、データベースの良さを、 いっそう満喫できます。何時間でもやってく ださい)

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今年の No.1メルマガを決める最後の週末に なりました。決めるのは読者の方です!
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https://www.mag2.com/m/0001584312
 右上の黒いのを押して、次のページの下の 推薦のところをクリックしてください。なに とぞ、よろしくお願いします。


https://www.jbis.or.jp/horse/0001206350/pedigree/
チュウワウィザードはノーザンファームのキ ンカメ。母がノーザンテースト3×4。この クロスで、デュランダルのことなど吹っ飛ん でいるかも。母は、Creme dela Creme ≒ Determine(ファンシミンの父) 4×6でも ある。とすると、サワヤカプリンセス≒ダイ ナフェアリー2×3となるわけだ。ノーザン のニアリークロスに対する執念というのは凄 いものがあって、もう、紙に書いていくだけ で、たいへんな作業になります。うちは何も 考えてないですよ、朝起きたときにふと頭に 浮かんだ種牡馬と配合して・・・なんて言う のだという噂も、よく聞かされますが、とん でもない。1頭の配合を決めるのに、何日か かっているか氣が遠くなりそうですよ。昨年 は展開が嵌まったとかいう回顧を書いたが、 ドバイワールドCで2着に来て、参りました。 帝王賞は帰国してからの日数不足で、このパ ターンでは2カ月じゃムリです。そのおかげ か骨折。JBCクラシックは金沢だから、内 枠の砂が深くて負けたので度外視。一叩きし て、この馬体と動きなら、今度は良化できる でしょう。先行馬が多いので、差してスタミ ナ十分。中京得意。枠も今年も外めだし、ひ いきの戸崎だし、大きな減点もありません。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001233775/pedigree/
テーオーケインズは父にデピューティミニス ターが入るので、日本のダート馬の成功例の 最高の血は入る。母はサンデーにストームキ ャットで、自身はミスタープロスペクター5 ×4。母はジェイドロバリーの母 Number を 使えば、おもしろい配合になるのに残念だ。 大井も得意だし、距離もこなすので、このレ ースには合っている。スイスイ強くなって、 ここもチャンスがある。1年前にオーヴェル ニュに負けていた馬が、こんなになったの? という意外性が、いまだに得心できないので、 G1未勝利厩舎でもあるし、軸にできなかっ た。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270006/pedigree/
ソダシはノーザンファームのクロフネ。母ブ チコはヌレイエフが入って、Thong ≒Zonah 6×5が生じる。そのニアリークロスを内包 するので、Nureyev ≒Topsider 4×3になる。 Topsider の別の部分を強調すると、ラスト タイクーン≒Topsider になる。美しい。シ ラユキヒメは、Cosmah ≒Nasrullah といえ る。この牝系がダートに強いので、ここもチ ャンスはあるが、古馬相手に初ダートで◎を 打つことはできなかった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001217344/pedigree/
オーヴェルニュは祖父がゴールドアリュール。 サンデーサイレンスとノーザンダンサーの 〈組み合わせのクロス〉で、Nearctic まで 使って、ゴールドアリュール≒スギノトヨヒ メ2×2だ。中京得意で、まだ、あるかも。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001170160/pedigree/
エアスピネルは母がエアメサイア。ダートの 格は申し分ないが、このレースはスタミナも ないと狙いづらい。マイルで強く狙う馬では ないか。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、10点がサンライズホープ、ソ ダシ。5点がエアスピネル、カフェファラオ、 スワーヴアラミス、チュウワウィザード、テ ーオーケインズ、メイショウハリオだった。

「JRAビュアー」の追切りが良かったのは、 カジノフォンテン、サンライズノヴァ、サン ライズホープ、ソダシ、ダノンファラオ、チ ュウワウィザード、テーオーケインズだった。
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2 ◎Aチュウワウィザード90



1 △Gテーオーケインズ70

6 △Gオーヴェルニュ60 △Jサンライズホープ60
 △ソダシ55

 △カジノフォンテン45
 △Gカフェファラオ40
4 Gインティ40

 エアスピネル30 ケイティブレイブ30
 Gスワーヴアラミス30 Jメイショウハリオ30
5 サンライズノヴァ30 ダノンファラオ30
3 アナザートゥルース25
 クリンチャー20




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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
チャレンジC 2021/12/04
────── Vol.967 ───────────

● 3択、アヤ中

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237526/pedigree/
アルジャンナはノーザンファームのディープ インパクト。母にストームキャット。祖母が シアトルスルー2×4。ディープとしてはマ ズマズ合格。新馬が上がり33秒台で、次走 の東スポ2歳Sはコントレイルの2着。期待 されたが、ダービーで骨折。膝も弱いところ があったりして本格化しなかった。それでも マイラーズCは2着と、弱い相手とはいえ、 格好は付けてくる。中間はデキも良さそうで、 最終追切りの動きも良かった。左回りは1回 連対しただけ。マイルも忙しいのかもしれな い。右回りの千八か二千がベストで、その条 件はデビューの頃だけだが3着を外していな い。膝が悪くて坂路のみ。コースで追えなか ったが、前走は東スポ杯以来のコース追いを こなした。富士Sは馬体は良化していたが、 前がズラッと壁で、まったく開かなかった。 今回もコース追いで、動きも良いので、阪神 二千で変わらないか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001264185/pedigree/
ソーヴァリアントは社台Fのオルフェーヴル。 父が、ダイナサッシュ≒エレクトロアートで、 自身はエレクトロアート≒Fairy King 3×3 だ。母の父シンボリクリスエスにはヘリオポ リスがあるので、サンデー系とは〈4分の3 同血クロス〉が生じるのでニックスだ。シン ボリクリスエスには、Francis S. もあるの で、Francis S. ≒Hail to Reason 5×5・ 6・6でもある。母ソーマジックは、Hail to Reason ≒Francis S. 4・5×5で桜花賞3 着だった。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000397755/pedigree/
 3代母は、Sweet Nothings ≒Running Blue 4×4。その父 Predocious は美しい配合で、 Grey Sovereign ≒ニンバスの〈4分の3同血 クロス〉を持つので、Money for Nothing ≒ Golden Plate 2×2だ。
 こういうノーザンファームみたいな美しい 配合を重ねているので、社台Fでも、ノーザ ンファームと同格にやれると思っている馬だ。  パドックでチャカつくのは大人げないが、 そのうち本格化するだろう。前走はアサマノ イタズラの追込みが嵌まってしまったが、こ の馬の堂々としたレースはできていた。未勝 利勝って次走の弥生賞が4着。北海道で楽勝 を続けて、二千なら母が母だし、オーソクレ ースを突き放した二二よりも穴のない馬だ。 ここは、間隔が開いて、1本足りない感じが あるが、社台の外厩で追っていたかもしれな い。追切りの動きを見ると、あまり問題は感 じない。ルメールで二千のBコース。懸念は 先行馬不在で、逃げたことあるカツジか、マ イネルフラップが行かないと、押し出されて ハナも有り得る。あくまで、2番手か3番手 がベストだ。その点と、追切りが間隔開いて、 急仕上げかどうか、そこがどうなのか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001267404/pedigree/
ジェラルディーナはノーザンファームのモー リス。母がジェンティルドンナだ。サンデー サイレンスとノーザンダンサーの〈組み合わ せのクロス〉で、ランニングヒロイン≒ディ ープインパクト3×2。千八で切れのあると ころを連発してきて、二千がどうかだが、対 応可能な氣がする。ただ、ベストは千八だろ う。最終追切りが軽かったのが、牝馬だから 許容かどうかが氣になるが、嵌まればアッサ リもある血統だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001234765/pedigree/
ヒートオンビートはキンカメ×ディープの、 よくある配合。母は桜花賞馬のマルセリーナ。 ラストタイクーン3×4と、ズバッと来た。 味があるわけでもないから、褒めにくいが。 距離短縮が成功すればソコソコか。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、G1の裏で、なかった。

「JRAビュアー」の調教が良く見えたのは、 アルジャンナ、ソーヴァリアント、ペルシア ンナイト、マイネルウィルトスだった。
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10 ◎Gアルジャンナ80
1 △Aソーヴァリアント80
4 △Jジェラルディーナ75
2 △ヒートオンビート70


 △マイネルウィルトス55 △Gモズナガレボシ55
5 Gスカーフェイス55

3 ペルシアンナイト45



 マイネルフラップ25 カツジ25

 メイショウオーパス15


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サンデーサイレンスと Northern Dancerの〈組み合わせのクロス〉で
           3強対決でもエフフォーリア。

 3歳でも強い 
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
天皇賞秋 2021/10/31
────── Vol.958 ───────────

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。
(公益社団法人・日本軽種馬協会・JBIS の血統表リンクは、JBISの許諾を得て、 おこなっています。血統表の中をクリックし て探究していくと、データベースの良さを、 いっそう満喫できます。何時間でもやってく ださい)

● 3強か、アヤ小

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秋の天皇賞。マイルCSが終わると、もう冬 だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001266977/pedigree/
エフフォーリアはノーザンファームのエピフ ァネイア。母の父がハーツクライなので、ま た、<サンデーサイレンス+ノーザンダンサ ー>の〈組み合わせのクロス〉で、シーザリ オ≒ハーツクライ2×2となる。牝系はヒシ アマゾンを出したケイティーズ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000383910/pedigree/
祖母のケイティーズファーストは、Relance =ポリックの〈全兄弟クロス〉があるから、 Double Sure ≒Mortefontaine 2×2と書け る。〈父母相似配合〉でもある。美しい血統 は走らないといけない。
 肩の筋肉がボコッと浮き出て凄いのは2歳 冬からだが、夏にキ甲が抜けたら、と言って きたけど、キ甲はきれいに抜けなかった。た いてい、3歳夏に抜けるとしたものだが。そ こに一抹の疑念を感じないでもない。悩まし い話だ。血統は二千といえば二千だし、二四 でもOKだが、菊でも良かったかもしれない。 距離適性は、おそらく幅が広くて、なんとも いえないが、共同通信杯で◎にした頃から、 二千は悪くないと思っていた。少し降るとい っていたので自信があったが、まあよい、◎ とした。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237042/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001157855/pedigree/
コントレイルはディープインパクト。母がミ スタープロスペクター直子のファピアノ、イ ンリアリティのクロスに、牝馬クロス付きと いう豪華さ。母の父アンブライドルズソング は最高だし、ストームキャットも入っている ので言うことなし。ちょっと母系のファピア ノのクロスが余計かと言ってきたが、やはり 強すぎるだろう。そのせいで、千八ベストか もしれないくらいだ。でも、A級配合だ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000415152/pedigree/
5代母バジーは、Intent ≒Striking 3×3 で、牝系は La Troinne という超良血だ。
 この血統で三冠馬となったが、めちゃくち ゃ強いという感じもなく、弱いという感じも ない。大阪杯の敗因が重だとすると、今回は プラスがある。JCで2着を死守したのは、 りっぱだった。3冠馬の意地がありそうだ。 ここも叩き合いに持ち込めないと困る。勝ち 負けにはなるだろう。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001220947/pedigree/
グランアレグリアは、畏れ多くもかしこくも ノーザンファームのディープインパクト。母 の父タピットなので、ディープがほしいスピ ードは間に合っている。クロスは、自身は、 サンデーの母の豊富な血脈構成を活かして、 Hillary ≒Ruanda 6×8がある。グランアレ グリアの母は、Nijinsky 4×4に、ミスター プロスペクターの3本クロスだ。ノーザンダ ンサーとミスタープロスペクターを使って、 Tap Your Heals ≒Northern Prospector 2× 4。6代母が、Nasrullah ≒Oil Capitol 3 ×2。Indian Hemp ≒Ruwenzori 2×1でも ある。
 大阪杯は道悪の二千で、なんとか踏ん張っ た。あれは強かった。そのせいもあって、良 のマイルに戻って、牝馬相手に楽勝した。馬 体はフックラして良いほうか。ここの問題は、 やはり距離で、こなせてもベストではないか ら、来ようが来まいが、◎は打つ氣にならな かった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221953/pedigree/
カレンブーケドールは社台Fのディープイン パクト。ストームキャットが入っているし、 母がミスタープロスペクターのクロスで、デ ィープが欲しがるスピードを満たしている。 イマイチ勝ち切れないのはヨハネスブルグの 個性のせいとしか思えない。ここは前に行く 馬がいないので、天皇賞秋らしく、2番手で 流れ込む手が有効だ。津村の馬だったが、好 調の戸崎が乗るのだから、意地でも見せ場が 作れるか。津村の手前、プロだから必死で作 ろうとするだろう。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001206264/pedigree/
トーセンスーリヤはローエングリンのヘイロ ークロスでスピードがある。ここは横山和だ し、逃げる手か。単騎逃げになったときに、 どうなるか。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、5点がエフフォーリア、カレン ブーケドール、グランアレグリア、トーセン スーリヤ、ヒシイグアス、ポタジェだった。

「JRAビュアー」の追切りが良かったのは、 エフフォーリア、コントレイルだった。
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1 ◎Gエフフォーリア80

2 △Aコントレイル70
3 △Aグランアレグリア70
 △Gカレンブーケドール65
5 注 Jヒシイグアス60
6 注 Gポタジェ60

 Jワールドプレミア50




 注 トーセンスーリヤ25
 カデナ20 ムイトオブリガード20
 ラストドラフト20
 モズベッロ15 ユーキャンスマイル15
4 サンレイポケット10 カイザーミノル10
 ペルシアンナイト10

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良馬場、内伸び、2枠、条件揃って、好調子・ピクシーナイト。
 強い 
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
スプリンターズS 2021/10/03
────── Vol.950 ────────────

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。
(公益社団法人・日本軽種馬協会・JBIS の血統表リンクは、JBISの許諾を得て、 おこなっています。血統表の中をクリックし て探究していくと、データベースの良さを、 いっそう満喫できます。何時間でもやってく ださい)

● 上位が強い、アヤ小か中

春のG1成績は抜群だった。でも、一夏越し て忘れている。競馬は何もかも、毎週、一か ら、全部やり直しだ。忘れずに繋いでいくの は、レース後の各馬の勝因と敗因の、調査と 見極めだけだ。さあ、スプリンターズS、ど ういうレースだったっけ。『G1データ・最 強の発想』を読まなきゃ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001267989/pedigree/
ピクシーナイトはノーザンファームのモーリ ス。リファールとノーザンテーストとヘイロ ーのクロスを持ち、〈父母相似配合〉的な配 合をしていて、そのせいでスピードを表現で きている。Hail to Reason ≒Francis S. 6 ・6×5・6。Francis S. は母が名牝 Blue Eyed Momo で、3代母が La Troienne の名 牝系。このニアリークロスは、Royal Charger, Blue Larkspur, Man o'War, Teddy を使った 美しいニアリーだ。モーリスは安田記念、マ イルCS、香港マイル、香港チャンピオンズ マイルなど7連勝した。スクリーンヒーロー 産駒の中では、けっこうスピードがある。キ ングヘイローは千二から菊花賞まで距離不問 で活躍したが、G1をやっと勝ったのは高松 宮だった。問題は3歳だ。これで通用するか どうかだが、重が下手な長い寝たツナギをし ていて、スピードがあるが、それを生かして 逃げさせると、さすがに通用しなかった。こ こ2戦は、千二路線を選択して、スピードと 巨体を抑え込んで好位差しを狙ったら、福永 が上手に成功させた。馬体やツナギや〈父母 相似配合〉からスピードがあるだけに、極端 な時計勝負の苦手なダノンスマッシュと比べ ても、マイナス点は同じようなものではない か。とすると、内枠は好枠だ。ここで好位で 我慢して、好位差しが決まれば距離得もする し、祖母がサクラバクシンオー×オジジアン なので、スピードが爆発する可能性がある。 そうすると、3歳で斤量が増えてきているの も、超大型馬だから、負担にはならず、こな せるのではないか。レース間隔が詰まるのは プラスだ。馬体は筋肉量が増えて、少しは締 まってきた。チャンスありと見た。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001208468/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001193008/pedigree/
ダノンスマッシュは、ケイアイFのロードカ ナロア。ミスタープロスペクターとダンチヒ のニックスのスピードを入れている。ロベル トの母 Bramalea と、ミスタープロスペクタ ーの母 Gold Digger は4分の3同血だから、 このニアリーを自身も、母も、祖母も持って 継続配合になっている。3代母も、Geisha ≒Traffic Court 4×4だ。昨年は天才のグ ランアレグリアが出たから、秀才タイプのダ ノンスマッシュは◎にしなかった。今年は相 手的にチャンスだ。香港と高松宮を勝って、 春の香港は負けたが、この馬は間隔を開けて 使ったほうが結果が良い。だから、前走は度 外視できる。6歳は買いにくいレースでも、 今年のメンバーなら緩めに考えてもよいので はないか。とすると、年齢はギリギリだ。1 週前に坂路で50秒0を出したから、衰えは ないと見た。馬場は、土曜に乾いて、意外と 内が伸びた。7枠は微妙に外すぎだのが氣に なる。この馬は外枠が強いから、克服できる かもしれないが、微妙ではある。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237289/pedigree/
レシステンシアはノーザンのダイワメジャー。 母はデインヒル×サドラーと重厚で、ダイワ メジャーの母系が重厚なのは、いつも褒める。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001209780/pedigree/
母が、Number ≒Sadler's Wells 3×3。 Number はジェイドロバリーの母だ。ジェイド ロバリーは繁殖に入ると、Number のニアリー クロスを使えばG1級だと、何度も実証され た。「ベストは千四かもしれないが」と書い て、勢いを買って高松宮は◎を打った。今回 は急坂を警戒したのと、馬体が氣のせいか、 もう一つピリッとしないので軸はやめた。大 崩れはしないだろうし、微妙なのだが、悩ま しい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216121/pedigree/
ファストフォースは三嶋のロードカナロア。 ロードカナロアは母系の血脈構成が、そのま ま表現されるが、ファストフォースはサクラ バクシンオーなのでスプリンターになった。 レディブラッサム≒デインヒル2×3。Storm Bird ≒ノーザンテースト4×4。母は、 Omaha =Flares だから、 ノーザンテースト ≒Nijinsky 3×4だ。北九州記念は◎にして、 この馬も成功した。今年のメンバーは、軸の 取捨は、たいてい成功している。コランディ アの牝系のせいか、芝二四でデビューして大 敗。その後も千八で勝てずに地方へ転厩。門 別の千二で大楽勝を連続して、再度中央へ。 それ以降はスプリント路線を使って、5戦目 にCBC賞をレコード勝ちした。回り道が行 き過ぎただけに、まだ余力があるかもしれな いので、怖い存在ではある。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001218817/pedigree/
アウィルアウェイはノーザンのジャスタウェ イ。トキオリアリティーが祖母にいる牝系だ。 最近は休み休み使っているが、前走は成長分 と太めだろう。あれを叩いて一変すれば侮れ ない。また、戸崎だから警戒してみた。CB C賞は3着だから、ピクシーナイトよりも褒 めることはできない。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、10点がクリノガウディー、ピ クシーナイト、ファストフォース。5点がエ イティーンガール、ジャンダルム、ダノンス マッシュ、ビアンフェ、モズスーパーフレア だった。

「JRAビュアー」の追切りが良かったのは、 クリノガウディー(唸っていた)、シヴァー ジ、ピクシーナイト、モズスーパーフレアだ った。
───────────────────────
1 ◎SPピクシーナイト75
6 △Aダノンスマッシュ75
2 △Jレシステンシア70


 △ファストフォース55
 △アウィルアウェイ50
 △クリノガウディー45 △エイティーンガール45
5 △Gモズスーパーフレア40 タイセイビジョン40
4 メイケイエール35 Jビアンフェ35
 ジャンダルム30
 ミッキーブリランテ25 ダイメイフジ25
 ラヴィングアンサー25
3 シヴァージ20
 カイザーメランジェ15 ロードアクア15

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ソダシは強い馬。ラヴズオンリーユーは馬体が褒められない
 強い 
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
札幌記念 2021/08/22
────── Vol.939 ──────────

● 上位混戦、アヤ中

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270006/pedigree/
ソダシはノーザンファームのクロフネ。金子 真人さんの白毛馬追究という文化的道楽でも ある。クロスは、Catania ≒Nasrullah 5・ 6・6・8×7・8・8というのがある。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001149492/pedigree/
母ブチコは、Nureyev ≒Topsider 4×3にな る。そして、Topsider の別の部分を強調する と、ラストタイクーン≒Topsider になる。ノ ーザンのクロフネといえば、NHKマイルを 勝って、秋の天皇賞3着のアエロリット(母 の父ネオユニヴァース、その父がサンデーサ イレンス)がいる。ソダシとは、母系にサン デーを持つのが共通点で、東京のマイルと千 八が鬼だ。違いは、ソダシは、クロフネとサ ンデーサイレンスの間に、キングカメハメハ が入っている。その分、200mくらいは、 アエロリットよりも距離はもちそうな氣がす る。洋芝の千八の実績はあるので、二千なら ギリギリか。馬体は意外と良くなっていて驚 いた。追切りもキチンと走って、性格もしっ かりしてきた印象がある。外枠を引いたのが どうかだが、二千なら1コーナーまで距離が あるので、外から2頭目や3頭目よりも、邪 魔されない大外は、運が良かったかもしれな い。オークスは、札幌2歳Sのレース前から ユーバーレーベンと決めていたので、クロフ ネのマイラーを東京の二四の長い直線で買う 氣は、まったくなかった。あれは向かないレ ースだった。距離が怪しいエ杯に行かなけれ ば、秋華賞やマイルCSや香港はOKだろう。 ここも52は魅力なので、3歳に実績がない レースとはいえ、軸としたい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221351/pedigree/
ラヴスオンリーユーはノーザンファームのデ ィープインパクト。3代母が名牝ミエスクと 言うことなし。それに、ミスタープロスペク ター、ストームキャットと配合して、100 点満点のA級配合だ。4歳の春は、トモが流 れて、デキが良いとは思えなかった。秋にな って、良化したからと書いてエ杯から褒め始 めた。有馬も着順は悪いが最後まで伸びてい て良かったと褒めた。今春は、そのとおり完 成した。ただし、そういう流れから視て、今 回のフォトパドックが氣に入らない。撮影の 角度が真横でないので、微妙なところはある が肉付きはけっこう良いけど、シャンと立っ ていない。こういうときは、褒めにくい。追 切りもイマイチでグイグイ伸びてこない。人 氣だろうから逆らうことにした。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001217458/pedigree/
トーラスジェミニはキングズベスト×マンハ ッタンカフェで、母にアルマームードがいっ ぱい。おかげでスピードがあって、本格化し てきた。函館で巴賞を勝っているが、洋芝が プラスとまで言えるかどうか。軸にできなか った。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001208511/pedigree/
ブラストワンピースはノーザンファームの、 ハービンジャー×キングカメハメハ。母系に リボーもある。有馬記念や札幌記念を勝って いるように、血統どおり走ってケチのつけよ うがない。ここも侮れないに決まっているが、 6歳で、一時の覇氣がどうなっているのか、 イマイチよくわからない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001205567/pedigree/
ステイフーリッシュはステイゴールド×キン グカメハメハ。好きな馬で、二二がベスト。 内枠を引いて距離得を狙う乗り方か。ハミを 替えた効果が出そうだと矢作陣営が言うので、 無視もできまい。洋芝もマズマズか。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、10点がソダシ、トーラスジェ ミニ。5点がウインキートス、ステイフーリ ッシュ、ブラストワンピース、ラヴズオンリ ーユーだった。

「JRAビュアー」の調教が良く見えたのは、 ステイフーリッシュ、ソダシ、トーラスジェ ミニ、マイネルウィルトスだった。
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1 ◎SPソダシ75
2 △Aラヴズオンリーユー70
5 △Gブラストワンピース70
 △Jトーラスジェミニ65

6 ユーキャンスマイル55 △ステイフーリッシュ55(中止)
 △Jウインキートス50 △Gバイオスパーク50(中止)
3 ペルシアンナイト50
 Gアイスバブル45 Gサトノセシル45
4 マイネルウィルトス40



 ディアマンミノル20

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1年前からオークスと主張してきた◎ユーバーレーベンの楽勝
 強い 
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
オークス 2021/05/23
────── Vol.913 ───────────

● 2択、アヤ中、馬場渋るとアヤ大

今週は野芝の葉長が2cm長くなった。雨が
土砂降りになるのが希望だったが、どうも、
降る降るという週間予報だったが、晴れてき
そうな予報になった。土曜メインは霧雨だっ
た。私の使っている天氣のシュミレーション
・サイトによると、今夜21時頃に雨雲が府
中を通る。そこで、何ミリ降るかだが。あま
り多そうではない。しかも日曜は晴だ。残念
だ。でも、天氣がどうなろうと距離二四に変
わりはない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001265661/pedigree/
ユーバーレーベンはゴールドシップ。ステイ
ゴールドにメジロマックイーンのトウルビヨ
ン系の血が入る血統。トウルビヨンには柔軟
性があるが、ザミンストレルもあるのが少し
重すぎる。それで2マイルは強かった。とて
も、高速馬場の東京のマイルで強いとも思え
ない。牝系はマイネプリテンダーで、オセア
ニアの名血が凝縮されているから、中距離の
重厚な牝系と言える。そこにブライアンズタ
イムを配合したマイネヌーヴェルは、
https://www.jbis.or.jp/horse/0000702756/pedigree/
中山金杯2着、フラワーC1着などの底力が
あった。ここにロージズインメイが配合され
たのが、本馬の母だ。ここがヘイロー系のマ
イラーで、頼りない血統で、ここがスコンと
抜けている。でも、ここの4分の1の部分の
底力がスコンと抜けたから、父と祖母の底力
の血が生きてきている感じだ。こういうふう
に血統表の4分の1が、まるで<4分の1異
系配合>のように、抜けてしまうことが、全
体のバランスに寄与している。これが私の血
統論のキイでもある。東京の不良の新馬は、
1枠で出遅れたが、後方からジリジリ上がっ
ていき、あと550mから仕掛け、内から馬
群を抜けてきて快勝。続いて洋芝千八の札幌
2歳S。ここで、大見得切って◎を打って、
2000字かけて褒めまくった。戸崎が、な
んと向正面前半から早く仕掛けて長く良い脚
を使うという強引な競馬だったが、最後に脚
が止まらず、ソダシとは僅差だった。
 私はロージズインメイ自体は、褒めようが
ないから無視してきたが、ユーバーレーベン
は褒めたい。そういう血統だから、札幌は◎
を打った。この馬は良い馬だ。オークスまで
狙えると、札幌2歳Sのメルマガ送信する土
曜午後に、天啓が降りたか、突然、いつもや
らないことだが、牧場に電話しておいた。牧
場の人は納得してくれたふうだった。「レー
ス回顧」では、東スポ杯、京成杯、フローラ
Sと、オークスまでのローテまで書いておい
た。牡馬とやって揉まれるのは力がついて良
いことなのだ。
 ところが血統音痴で鳴る岡田さんは、なん
と高速馬場の東京マイルに距離短縮して出て
きて惨敗。マイルの、力が要る阪神のJFに
行って好走したが足りず。また、桜花賞狙い
で、チューリップ賞を狙ってマイル4連戦を
狙ったのには、呆れた。疝痛でチューリップ
を回避して、中山小回りのフラワーCに出た
が追い込んで差し切れず3着。仕方なく権利
取りに使ったフローラSは、スローなのにミ
ルコが350mまで追い出しを待って、脚を
余して差し切れず。札幌終わってからは、も
う、やることなすこと、めちゃくちゃだ。
 おそらく、岡田総帥は母の父にロージズイ
ンメイのスピードが入っているからマイルも
OKと見たのだろう。残念ながら、血統とい
うものは、ある血が、父の場所に入るのと、
母の父の場所に入るのと、祖母の父に入るの
と、入る場所によって、生まれる馬はまった
く異なってくる。これは、血統の初歩である。
ご存じないとは思っていたが、知らなかった
ようだ。ロージズインメイ×ゴールドシップ
×ブライアンズタイムなら、まるでマイラー
なのだ。それが競馬の基礎である血統という
ものだ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000067364/pedigree/
アイノクレスピンは、父が超ステイヤーのセ
ントクレスピン。母の父は、超スプリンター
のパノラマ系のケリーだった。祖母は重厚だ。
こうして母の父の部分がスコンと抜けて、オ
ークス2着と好走した中距離馬となった。そ
ういうものだ。
 ここはミルコでなく戸崎に乗ってほしかっ
た。大回りの阪神JFで乗ったミルコよりも、
新馬でイン割りしたり、札幌で大外から長い
脚を使った戸崎のほうが、この馬を理解でき
ている。どうやら陣営は外国人なら日本人よ
りも腕が良いと思っているようだ。
 週末は土曜まで雨の予報だったが、日が経
つにつれて、降らない予報になってきた。悲
しい。でも、今度は二四だ。脚さえ引き出せ
たら、距離的にソダシには今度は勝ってもお
かしくはない。昨夏からの夢だったので、わ
たしが、ここで引くわけにはいかない。
 吉田隼人がひいきだと言っても、もう既に
阪神JFでソダシの血統詳細して、◎を打っ
たのだから、仁義は守った。ここは距離延長
でユーバーレーベンに◎を打つのが筋という
ものだろう。2021年の春、笠雄二郎は筋
を守りました。
 陣営は外に出すしかないとか言っているが、
新馬で戸崎がやったように馬群の中でもOK。
前さえ開けばどこでもいいのだ。まあ、18
頭フルゲートで良馬場なら、馬群が固まるだ
ろうから、外のほうが走りやすいだろうが。
外差しなら早めに仕掛けてほしい。フローラ
Sはスローで350mまで追い出しを待って
前が残ったのだから騎乗ミスだ。調教後馬体
重は462で身体は戻っている。あとは騎手
次第だ。札幌2歳Sで僅差、阪神JFでも僅
差。今度は二四でクロフネに負けるか? 輪
乗りの時にマスクで顔隠して戸崎と乗り換え
ろよ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270006/pedigree/
ソダシはノーザンファームのクロフネ。ディ
ープインパクトを買った金子真人さんの白毛
馬追究という文化的道楽でもある。サトノレ
イナスをダービーに回したのは、誰か危機と
見たのだろうか。なにかわからない。
ソダシは、Catania ≒Nasrullah 5・6・6
・8×7・8・8というのがある。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001149492/pedigree/
母ブチコは、キンカメを配合したので、ヌレ
イエフが入って、Thong ≒Zonah 6×5が生
じる。そのニアリークロスを内包するおかげ
で、Nureyev ≒Topsider 4×3になるのが
美しい。そして、Topsider の別の部分を強
調すると、ラストタイクーン≒Topsider に
なる。
 シラユキヒメの母ウェイブウインドはどう
だろうか。これは、Nearctic ≒Noorani 3
×5で、どうも、この牝系は、Noorani が効
いているようだ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000388304/pedigree/
Nearco に 芦毛の怪物 The Tetrarch と ゲイ
ンズボロも含めて St.Simon の血をを配して
いる。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000412534/pedigree/
牝系を遡ると、Royal Charger ≒Arco ≒Noorani
4×3・3だ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000412533/pedigree/
その母マラガまで行くと、Noorani ≒Arco 2
×2なわけで、ソダシは、Topsider と、どう
やらNoorani が効いている。
 馬体の美しさが抜群の馬で、今回はとくに
良い。ここまで仕上がれば究極の仕上げとい
って間違いない。それほど美しい。一頓挫あ
って馬体重も不安定なユーバーレーベンより
も頼もしい。
 ただし、クロフネの二四は、わたしはやは
り、どこかに引っ掛かるものを感じる。ふつ
う、二千以上の重賞でクロフネに◎を打って
胸を張れるか? 馬体の格好は距離も許容だ
が、この血統で距離延長がプラスとは思えな
いから、阪神JFや桜花賞の僅差勝ちが、や
はり危うく見える。吉田隼人も、逃げるかも
と言っているとか言ってないとか噂が流れて
くる。自信はないのだろう。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001265741/pedigree/
アカイトリノムスメは、ノーザンファームの
ディープインパクト。アパパネの娘。アパパ
ネには薄くて複雑なニアリーがあるが、それ
ほど良い子を出すとも思えない。サトノレイ
ナスがダービーに向かうということでルメー
ルが乗り替わってきたが、それほど巧くいく
かどうか。たいていのファクターが可もなく
不可もなしで、アカイトリよりもサトノレイ
ナスのほうが強いと思ってきたので、取り立
てて褒めようもない。軸にするとなると、ユ
ーバーレーベンよりも良い点はないだろう。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001262727/pedigree/
クールキャットは、スクリーンヒーロー×ダ
ンスインザダーク。<サンデーサイレンス+
ノーザンダンサー>の〈組み合わせのクロス〉
で、ランニングヒロイン≒ダンスインザダー
ク2×2になる。今年いつも言っている定型
だ。祖母もモガミ×バウンティアス×ヒンド
スタンと、スタミナや底力がある。牝系は、
トモエだから、2マイルで活躍したメジロフ
ァントムやオークスで活躍したメジロハイネ
を出した、中長距離・メジロの名牝系だ。チ
ャンスはある。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001265741/pedigree/
他となると一段落ちるかなという似たような
実績なのだが、エンスージアズムはディープ
インパクト×ストームキャットというA級配
合。侮れないか。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く
見えたのは、10点がソダシ、ユーバーレー
ベン、クールキャット、スライリー。5点が、
エンスージアズム、ストライプだった。

「JRAビュアー」の調教が良く見えたのは、
ソダシ、ユーバーレーベン、ウインアグライ
ア、クールキャット、スルーセブンシーズ、
ニーナドレス、パープルレディーだった。
──────────────────────
1 ◎Gユーバーレーベン80 △Aソダシ80


2 △アカイトリノムスメ65
 ◇Jクールキャット60 △ファインルージュ60
4 △Jタガノパッション55
 △Jスルーセブンシーズ50
 ニーナドレス45 Jステラリア45
5 アールドヴィーヴル45
 △エンスージアズム40
 ククナ35 Gパープルレディー35
 スライリー30
3 ハギノピリナ25 ウインアグライア25
6 ミヤビハイディ20
 ストライプ15

────────────────────────────────








配合も良く、距離短縮で◎シュネルマイスター
 3×1 

──────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
NHKマイル 2021/05/09
────── Vol.909 ───────────

● 3択

https://www.jbis.or.jp/horse/0001303553/pedigree/
シュネルマイスターはノーザンファームの外 国産馬。父キングマンにはチューリップ賞を 勝ったエリザベスタワーがいた。グリーンデ ザート系にクリスのクロスを入れるのは同じ だ。まあ、わたしはグリーンデザート系は、 ほとんど褒めたことがない。ダンチヒのスピ ード系って、そんなにおもしろいかどうか疑 問だ。この馬は、牝系がドイツで、3代母の
https://www.jbis.or.jp/horse/0000342876/pedigree/
父 Alkalde が有名な Kaiseradler の全きょ うだいクロスのせいで、Kronung ≒Astra 3 ×1となっっている。Suleika の牝系だから、 ビワハイジやマンハッタンカフェと同じだ。 ドイツ血脈にも、シンプルできれいなのと、 ゴチャゴチャしたいやらしいのと2種類ある が、この馬は、きれいな牝系だ。それで、ゆ っくり成長させて、出てくるたびに太目感も なく体重が増えて、レースは快勝。ひいらぎ 賞は時計のかかる日だったが、楽勝でちぎっ てしまったし、弥生賞は二千は長いかなとい う距離だがダノンザキッドに先着した。ここ は東京の高速馬場に適応できるかだけ。先行 馬に強いのがいろいろいるが、折り合い付こ うが競りになろうが、この馬は中団には付け られる。最近は同じことを何度も言うが、ル メールは距離損嫌うし、馬群を割るし、広い 府中向きの騎手だ。エリザベスタワーが32 秒台まで時計を詰めたのだから、この馬なら 出せるのではないか。追切りは、1週前も最 終も文句なしだった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001296553/pedigree/
グレナディアガーズはノーザンファームのフ ランケル。母はアンブライドルドにラーイに シルヴァーデピューティだから、ミスタープ ロスペクターの4本クロス。その父 Raise a Native も山ほどある。ここまで、必死にや れば、マイラーのフランケルに間違いない。 いつのレースでも、ハナは切らないが2番手 あたりに付け、抜け出してくるが、ハイペー スになるとファルコンSみたいに危うい面は 持っている。そこをどう考えるか。血統が、 やり過ぎだから、千八実績くらいがあると安 心して軸にできるのだが。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270615/pedigree/
バスラットレオンは、キズナのマイラー。 Storm Bird ≒The Minstrel 4×5で、かな り濃い〈4分の3同血クロス〉。その渋さだ けでなく、母が、Ahonoora 3×4。それに グリーデザートが入る。それでスピード型に なった。バランスもとれている。キズナには 重の馬もいれば、こういうスピード型も出る。 前走は圧巻で、さすがはソダシやユーバーレ ーベンを抜いて札幌2歳Sで1番人氣になっ た馬だ。ここは展開がどうなるかだけ。前走 よりはマイナスと見たが。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001264751/pedigree/
ホウオウアマゾンはノーザンファームのキン カメ。母の父が重の鬼アグネスタキオンだか ら渋い。力馬的な配合なのは否めない。でも、 ソコソコ来るタイプのような氣がする。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001263324/pedigree/
アナザーリリックはノーザンファームのリオ ンディーズ。父はエピファネイアの弟だ。そ れで、シーザリオ≒アンソロジー2×1の 〈組み合わせのクロス〉になる。内枠をどう 捌くか。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、10点が、グレナディアガーズ、 ソングライン、バスラットレオン。5点が、 シュネルマイスター、ピクシーナイト、ホウ オウアマゾンだった。

「JRAビュアー」の調教が良く見えたのは、 アナザーリリック、ヴェイルネビュラ、シテ ィレインボー、シュネルマイスター、ソング ライン、バスラットレオン、ピクシーナイト、 ホウオウアマゾンだった。
──────────────────────
1 ◎Aシュネルマイスター80
3 △Aグレナディアガーズ80
落 △Jバスラットレオン75


 △Jルークズネスト60


 △Jアナザーリリック45 △ホウオウアマゾン45
6 タイムトゥヘヴン40 ヴェイルネビュラ40
4 リッケンバッカー40
2 △ソングライン35 ピクシーナイト35
 △ランドオブリバティ30
 ショックアクション25
 Gレイモンドバローズ20
5 ロードマックス15
 シティレインボー10
 グレイイングリーン5 ゴールドチャリス5

────────────────────────────────








< サンデーサイレンス + Northern Dancer > の
     〈組み合わせのクロス〉で、◎エフフォーリア


 2×2 

───────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
皐月賞 2021/04/18
────── Vol.903 ───────────

● 2択、アヤ小

TWEETシネマズ@Tweet_Cinemas
後ろ足が動かない犬の為に車いすを作る
嬉しそうに走る姿に涙が止まらない
https://twitter.com/i/status/1382680112177549315

走れ、メロス! 太宰でなく、寺山修司を思 い出した。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001266977/pedigree/
エフフォーリアはノーザンファームのエピフ ァネイア。母の父がハーツクライなので、ま た、<サンデーサイレンス+ノーザンダンサ ー>だ。シーザリオ≒ハーツクライ2×2と なる。牝系はヒシアマゾンを出したケイティ ーズ。同じく、サンデーサイレンス+ノーザ ンダンサーでは、アリストテレスは、母がデ ィープで牝系がバレークイーン。デアリング タクトは、母がキンカメ×サンデー×ダンチ ヒだった。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000383910/pedigree/
祖母のケイティーズファーストは、Relance =ポリックの〈全兄弟クロス〉があるから、 Double Sure ≒Mortefontaine 2×2となる。 〈父母相似配合〉でもある。美しい。
 馬体は肩の筋肉がボコッと浮き出て凄いの だが、それがまた、一戦ごとに凄くなってい る。黒目がキレイで顔相も良い。夏にキ甲が 抜けたら、もっと凄いことになるだろう。 「トモに筋肉の盛り上がりが出てくれば言う ことなしだ」とトキノミノル記念で書いたが、 筋肉量は少し増えてきた。トキノミノル記念 は、スロー補正して、約1分46秒0。それ で、上がりのラップ 115-108-115 を33秒 4の脚で差し切った。百日草はスロー補正し て、約1分57秒台だ。札幌の洋芝でも勝っ ているので、中山二千の中めの好枠を引いて、 なんとかなるだろう。昨年自信を付けた横山 武史の心配はしていない。馬場悪化もこなせ ると思うが、良馬場に比べると少しはアヤが 出たか。褒めてきた馬だ。トキノミノルも、 前走がスローで時計の見た目が悪いので、人 氣がなく驚いた。世間は、わたしの発明した 時計理論のスロー補正を知らないから、わた しから見たら、「時計がないから」とか書い て印を下げている予想屋は、同職として、存 在すらまったく認めていない。褒めてきたの だから、意地でも、軸を変える気はない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001266044/pedigree/
アドマイヤハダルはノーザンファームのロー ドカナロア×ディープインパクト。母はディ ープインパクトのリファール・クロスだ。父 に His Majesty、母にトウショウボーイが入 るので、ウオッカと同じ、Flower Bowl ≒ Your Host だ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000176310/pedigree/
牝系の奧はハイペリオン4・5×5と重厚だ。 エフフォーリアが負けるとすれば、勝つのは、 この馬だと思っていた。若葉Sは初めて切れ る脚を使って、スロー補正して1分58秒台 と、やっと本格化した。もともとアイビーS も外からラーゴムが内斜行して、内から5頭 目を抜けてきたのに、横一線の激戦が将棋倒 しで内ラチ沿いまで飛ばされたもの。あれで ラーゴムが降着にならないなら、審議など、 あってないようなものだ。ここは雨上がりの 1枠。中山も最終週で内は悪い。有馬記念の フィエールマンや、皐月賞のサリオスのよう に、少しでも内へ入ると損だ。とくにルメー ルは今年は小回りのイン捌きが下手だ。前評 判で7番人氣だったから真剣に考えたが、ど うしても、1枠引いたので、ルメールでも◎ を打つ勇氣はなかった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001269850/pedigree/
ディープモンスターはディープインパクトに 名血ディキシーランドバンド。母の父はダン チヒとミスタープロスペクターのスピードの 組み合わせのニックス。可もなく不可も無し。 アドマイヤハダルには負けているが、グロリ アムンディあたりは相手にしていないから、 戸崎の外差しが決まれば券内の可能性はある。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001269426/pedigree/
ダノンザキッドはノーザンファームのジャス タウェイ。ホープフルSは2着なら確実なの かもしれないのに嫌ったら、◎にしたほうが 外ラチに突進して、秋の猛烈な追い上げも虚 しく、年間連対50%は夢と消えた。でも、 何度見ても、あのボテッとした大きな馬体は、 わたしには大物感ではなく、洗練された感性 の欠如としか見えない(ゴメン)。ここもノ ーザンに川田だし、ソコソコには来そうだけ ど・・・。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001269886/pedigree/
グラティアスはノーザンファームのハーツク ライ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001209780/pedigree/
母が、Number ≒Sadler's Wells 3×3とい う、ジェイドロバリーなど名血 Number を昇 華するときのG1級の配合をしている。ルメ ールのインへのこだわりが成功したという面 は否めないから、ここで頭打ちは大いに考え られる。牝系の奧は何代遡っても平凡だ。母 のニアリーだけで、ひっくり返せるかどうか は、キャリア2戦では、なんとも言えない。 外枠引いてミルコへの乗り替わりなら侮れな いか。ただ、馬場悪化はマイナスかもしれな い。

エフフォーリアの相手は絞れなかった。また またワイドの総流しが本線か。単純枠目で、 春のG1で出てないのは、3枠と4枠だから、 ここで4枠は出そうな氣がするが。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、10点がエフフォーリア、ディ ープモンスター。5点が、アドマイヤハダル、 グラティアス、ダノンザキッド、ヨーホーレ イク、ラーゴム、レッドベルオーブだった。

「JRAビュアー」の調教が良く見えたのは、 アドマイヤハダル、エフフォーリア、ディー プモンスターだった。
──────────────────────
1 ◎Aエフフォーリア90
4 △Jアドマイヤハダル85

 △Jディープモンスター75
 △ダノンザキッド70
 △Jラーゴム65
6 Gグラティアス65
 △ヴィクティファルス60
5 △ヨーホーレイク55 △Gアサマノイタズラ55
3 ステラヴェローチェ55
 レッドベルオーブ50
2 Jタイトルホルダー45



 イルーシヴパンサー25 シュヴァリエローズ25


 ワールドリバイバル10

 ルーパステソーロ1

────────────────────────────────








自身も祖母も2×2のニアリーで◎エフフォーリアは好配合
 2×2 

──────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
トキノミノル記念 2021/02/14
────── Vol.882 ───────────

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。
(公益社団法人・日本軽種馬協会・JBIS の血統表リンクは、JBISの許諾を得て、 おこなっています。血統表の中をクリックし て探究していくと、データベースの良さを、 いっそう満喫できます。何時間でもやってく ださい)

● 上位混戦、アヤ小

ほんとうはトキノミノル記念と書きたい。名 馬の名前を遺さずに、スポンサーの名前でレ ース名を語る哀しさ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001266977/pedigree/
エフフォーリアはノーザンファームのエピフ ァネイア。母の父がリファールなので、また、 <サンデーサイレンス+ノーザンダンサー> だ。シーザリオ≒ハーツクライ2×2。牝系 はヒシアマゾンを出したケイティーズ。同じ く、サンデーサイレンス+ノーザンダンサー では、アリストテレスは、母がディープで牝 系がバレークイーン。デアリングタクトは、 母がキンカメ×サンデー×ダンチヒだった。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000383910/pedigree/
祖母のケイティーズファーストは、Relance =ポリックの〈全兄弟クロス〉があるので、 Double Sure ≒Mortefontaine 2×2で、 〈父母相似配合〉でもある。馬体は肩の筋 肉がボコッと浮き出て凄い。黒目が大きく てキレイで顔相も良い。夏にキ甲が抜けて、 トモに筋肉の盛り上がりが出てくれば言う ことなしだ。二千のスローで行きたがった から、千八でもスローだとプラスはないが、 府中の二千と千八だから大きな違いはない だろう。それほど行きたがるわけでもなし。 時計はスロー補正すると、ギリギリのラッ プを踏んでいるので、厳しめに見ても、 1分58秒台で、上がりのレース・ラップ 111-113-113 を300メートルだけ追って 33秒4で抜け出したのだから合格だ。胴 が長いので、二千以上になると楽しみがあ る。でも、ここでも他馬との差で◎とした い。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001268890/pedigree/
ステラヴェローチェはノーザンファームのバ ゴ。母の父がディープインパクトだから、バ ゴとディープは似ているので、ニアリークロ スができる。Heighest Fashion ≒Burclere 3×4は美しい。クロノジェネシスが、バゴ ×クロフネ×サンデーサイレンスだから、ク ロノジェネシスは血統表全体で、ディープイ ンパクトになっているわけだ。それよりも美 しい。馬体は、ぬんめりしていて、まだ仕上 げ切れてない。張りが出てくるのはトライア ルからだろう。朝日杯2着から千八を使って、 二千の皐月に向かう。何か手探りの感もある。 馬体で一つ氣になるのは、前も書いたが、顔 の全面のラインが凹になっていること。この 馬の場合は極端でなく、ほんの少しだけだが、 やはり凹の馬は褒め切れない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001262898/pedigree/
キングストンボーイはドゥラメンテ。フォー ティナイナーを持ってきて、ミスタープロス ペクターのクロスにしたのは父母の重さと軽 さのバランスをとって正解。遡っていくと、 クロスが少ないので、活力があるかどうかは 怪しい。キ甲がしっかりして良い馬体だ。藤 沢和にルメールだから侮れないか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001268912/pedigree/
シャフリヤールはノーザンファームのディー プインパクト。ミスタープロスペクターやリ ボーを持ってきて、足りているような、ない ような。母系にヘリオポリスもある。馬体が 良くて、皐月賞を勝ったアルアインの全弟。 新馬勝っただけだが、ソコソコか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001268356/pedigree/
レフトゥバーズはノーザンファームのディー プインパクト。ミスタープロスペクターやス トームキャットを持ってきて、凄くもないが 合格か。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く 見えたのは、10点はシャフリヤール、5点 はエフフォーリア、キングストンボーイだっ た。

「JRAビュアー」の最終追切りが良く見え たのは、シャフリヤールだった。
──────────────────────
1 ◎Jエフフォーリア75
5 △Aステラヴェローチェ75
4 △Gキングストンボーイ70

3 △シャフリヤール60
 △Jレフトゥバーズ55
2 △ヴィクティファルス50

 △Gプラチナトレジャー40 ディオスバリエンテ40
 カイザーノヴァ35
 タイソウ30


 ディープリッチ15
 ハートオブアシティ10

────────────────────────────────








白毛馬G1制覇なるか。◎ソダシの血統詳説
 強い 

 強い 

 強い 
──────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
2020/12/13 阪神JF
────── Vol.865 ───────────

● 2択、アヤ中

阪神JFは過去好成績で、得意なレースです。
アイビス、新潟2歳Sなどと同じオハコとい
うやつです。今年は2択で難解だけど、年間
連対5割もかかっているし、このレースくら
いはキレイに通過できないといやになります。
8月から11月まで、ずっと絶好調だったの
に、最後の3週間が絶不調では困るのよ。あ
との6レースが4勝2敗でないと困る(あは
は、4勝2敗はたいへん。必死なんだけど、
汗)。まあ、平常心で、のんびりやりますか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270006/pedigree/
ソダシはノーザンファームのクロフネ。ディ
ープインパクトを買った金子真人さんの白毛
馬追究という文化的道楽でもある。ノーザン
のクロフネといえば、NHKマイルを勝って、
安田記念2着のアエロリット(母の父ネオユ
ニヴァース)がいる。母系にサンデーを持つ
のが共通点で、東京のマイルと千八が鬼だ。
少しパワフルな母系でも、軽い東京の芝のマ
イラーになるというのが注意点かもしれない。
札幌で強かったが、オーバーシードの軽い東
京でも強かったわけだ。メイケイエールも出
したシラユキヒメは、今や名牝と言える存在
になってきた。クロフネだからクロスは難し
いが、ソダシは、Catania ≒Nasrullah 5・
6・6・8×7・8・8というのがある。
https://www.jbis.or.jp/horse/0001149492/pedigree/
母ブチコは、キンカメを配合したので、ヌレ
イエフが入って、Thong ≒Zonah 6×5が生
じる。そのニアリークロスを内包するおかげ
で、Nureyev ≒Topsider 4×3になるのが
骨だ。そして、Topsider の別の部分を強調
すると、ラストタイクーン≒Topsider にな
る。ブチコの配合は、シュワッとした夏の日
のサイダーのようにスカッとしている。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000309095/pedigree/
さて、サンデーと配合して生まれた白毛のシ
ラユキヒメは、Pharos ≒Pharamond で、
Mumtaz Begum ≒Mahmoud なので、Cosmah ≒
Nasrullah といえる。サンデーに Nasrullah
を持ってくると Cosmah のクロスだから爆発
力はないが、そこそこ成功する。最初にG1
をとった頃のイシノサンデーみたいに。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000383775/pedigree/
Cosmah では、おもしろくないので、シラユキ
ヒメの母ウェイブウインドはどうだろうか。こ
れは、Nearctic ≒Noorani 3×5で、どうも、
この牝系は、Noorani が効いているようだ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000388304/pedigree/
Nearco に 芦毛の怪物 The Tetrarch と ゲイ
ンズボロも含めて St.Simon の血をを配して
いる。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000412534/pedigree/
牝系を遡ると、Royal Charger ≒Arco ≒Noorani
4×3・3だ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000412533/pedigree/
その母マラガまで行くと、Noorani ≒Arco
2×2なわけで、ソダシは、Topsider と、
どうやらNoorani が効いている。
クロフネもキングカメハメハも金子さんの馬
だから、ホースマン冥利に尽きるだろう。吉
田隼人はゴールドアクターでも安心して◎を
打ってきたが、良い馬は回ってこないが腕の
良い騎手だ。洋芝もハイペースも、東京の軽
い芝の上がり勝負も、マイルの好時計(前走
の上がりは、112-109-119)も克服した。あ
とは繊細な気性が出なければ大丈夫だ。そう
思って、◎を打ってあげたい。追切りは2週
続けて良かったので、最終追切りは軽めです
ますと陣営が言っていたとおりにきたから許
容した。たしかに中間は2週続けて良かった。
白毛でも、配合はアエロリットにヒケを取ら
ないどころか、上かもしれない。

「単純出目論」では、先週まで、秋のG1は
1枠と3枠が出てなかったと書いたが、先週
1枠が出た。あとは3枠だ。3枠は、ここか
イン有利な有馬ではないかと思っているが、
はたしてどうなるか。最後の1つが「死に目」
になるタームもあるが、そうならないことを
祈る。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001269505/pedigree/
サトノレイナスは聞いただけで恐ろしくなる
ノーザンファームのディープインパクト。サ
トノフラッグの全妹だ。兄は皐月賞で◎にし
たが、失敗したと思って、以降は◎にしてい
ない。ディープインパクトのリファール・ク
ロスはA級配合だが、母の父が弱い。そこに
スワップスのクロス4×3が居座っていて、
https://www.jbis.or.jp/horse/0000897975/pedigree/
ハイペリオンが何本もあって、そのせいで欠
点を昇華できると思っていたが、ダメだった
かもしれない。1980年代の血統専門誌
「週刊競馬通信」に、Swaps の弱点は、いや
というほど書いたが。前走は出遅れて後方一
気を中割りで決めて強かった。でも、サトノ
フラッグの弥生賞みたいで、Swaps は大レー
スではダメと35年前に書いたことを守らな
いといけないかもしれない。2歳G1が大レ
ースとするとだが。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000780072/pedigree/
4代母まで遡ると牝馬クロスが光っている。
その先まで遡っていくと、10代くらいまで
凡庸だ。前走も、考えようによっては、大外
回した馬と、さして差はなかった。連下まで
か。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001264896/pedigree/
インフィナイトはノーザンファームのモーリ
ス。Danzig、サンデーサイレンス、Riverman
による〈父母相似配合〉だ。これはスピード
や爆発力を増すというのが、わたしの血統論
だ。キャサリーンパーの宝石シリーズの牝系
は、鉱物収集が趣味のわたしはマリアライト
を宝塚で◎にして成功した。キャサリーンパ
ーは Nasrullah =Malindi 3×4の〈全兄弟
クロス〉を濃く持つ珍しいタイプ。それを、
セントサイモン系が補完している。11代目
まで行かないと光った配合は出ない。力が出
たのは、先の〈全兄弟クロス〉の威力だろう。
もっとも、サンデーに Nasrullah 程度だか
ら、この牝系はマリアライトくらいなものと
いえば言えないこともない。モーリスはマイ
ルから二千が買いやすそうだ。不良馬場で連
勝してきて、今度は良馬場。プラスかマイナ
スかと言えば、マイナスだろうが、フォーム
がキレイで、どちらでも良さそうな氣はする。
でも、買う理由にはならない。追い切りも絶
好だったから怖いけど。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270215/pedigree/
メイケイエールもシラユキヒメの牝系。マイ
ル経験がないのと、たまに折り合いを欠くの
でマイナスして指数は下がった。父ミッキー
アイルはスワンSと阪急杯を勝って千四ベス
トの氣がする。NHKマイルやマイルCSも
逃げ切って、スプリンターズSも逃げて2着
だったが。こういうタイプは千四が狙いやす
いのはたしかだ。嵌まるかどうかの血統だか
ら武がどう乗るかだが、折り合い難があって、
大外というのも指数出す上では辛い。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001265661/pedigree/
ユーバーレーベンは札幌2歳Sで5番人気な
のに渾身の◎を打って、レース前に牧場に電
話までして、これこれの理由で◎を打ったか
らよろしく、と言って、予想どおり凄いレー
スしたからHPの「レース回顧」に、オーク
スまでの理想ローテまで書いてあげたのに、
なんと軽い芝の東京マイルの良馬場に出てき
た。もちろん完敗したが。こういうときにマ
イルを使って、たとえ勝ったとしても、おか
しな悪癖が付くからやめろと、いつも言って
いるのに、理解してもらえない。リーチザク
ラウンもマイルを使って逃げ切ったが、のち
のち適距離がなくなって苦労した。長い目で
見たら、やめればいいのに。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001269722/pedigree/
ポールネイロンはオルフェーヴル。母が血脈
構成が多彩で、底力もスピードの血も入って
いるので、差して嵌まれば、ひょっとして好
走できるかもしれない。このレース向きの藤
岡佑がどう乗るかだ。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く
見えたのは、オパールムーン、サトノレイナ
ス、ソダシ、メイケイエール、ユーバーレー
ベンだった。

「JRAビュアー」の最終追切りが良く見え
たのは、アオイゴールド、インフィナイト、
ウインアグライアだった。
──────────────────────
1 ◎Aソダシ80
2 △Jサトノレイナス80

6 △Gオパールムーン70 △インフィナイト70
4 △Jメイケイエール70


 △シゲルピンクルビー55
3 △ユーバーレーベン50
 △Jポールネイロン45 ジェラルディーナ45
 フラリオナ45


 エイシンヒテン30
 ウインアグライア25 サルビア25
5 ヨカヨカ25 ナムラメーテル25
 アオイゴールド20 ルクシオン20

 リンゴアメ10


──────────────────────────








3冠馬3頭対決は◎アーモンドアイ。最後の血統詳説
 強い 

 強い 

 強い 

───────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
2020/11/29 JC
────── Vol.861 ────────

● 上位限定、アヤ小

3歳クラシック3冠馬(秋華賞をクラシック
とすれば)が、3頭揃った。もう、わたしの
人生では二度とないだろう。好きな馬もいる
が、それとは別に、このレースは、ダービー
や有馬と同じで、ちゃんと的中しておきたい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001175007/pedigree/
ヨシオは日本中央競馬会日高育成牧場のヨハ
ネスブルグ。ミスタープロスペクター4×4。
芝は新馬で1回出て1回負けただけ。距離も
もちそうにない。勝浦がゲートを出たら、1
秒以内に、すぐに抑えて下げてしまって、絶
対に、他馬の邪魔にならないようにしてほし
い。この馬が出たおかげで、枠順抽選で不利
な枠を引いてしまった馬もいるだろう。それ
が運の綾というものだ。逃げると言っている
から、進路が狭くなる馬もいるかもしれない。
来週のチャンピオンズCにも連闘で出るとい
う。ダート馬だから、そちらなら、まだわか
らないでもない。出たい氣持ちも、わからな
いでもないが、芝二千四百の国際招待G1の
ジャパンCだからこそ、そこをグッと我慢す
るのが大人というものではないだろうか。こ
の歴史的な名レースが、終始、無事に流れて
いき無事に終わることを祈る。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイはノーザンファームのロード
カナロア。
トライマイベスト≒ロッタレース5×2のキ
ッチリ美しい〈4分の3同血クロス〉。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000762056/pedigree/
母フサイチパンドラが名牝で、Blue Swords
≒Busanda ≒Mr.Busher 5×4・5。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000390754/pedigree/
3代母が、名牝・Sex Appeal で、Busanda ≒
Mr.Busher 2×3の、8分の7同血クロス。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000390753/pedigree/
4代母が、牝馬クロスや〈全兄弟クロス〉を
使っての、Tracery ≒Childwick 4×5。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000334899/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000338222/pedigree/
この名馬 Tracery など、両者とも牝馬クロス
を内包している。
美しい血統は勝たねばならない。兄弟がシン
ボリクリスエスとキンカメばかりで、ロード
カナロア産駒が1頭しないなかったのが名牝
フサイチパンドラの唯一の不運か。ダービー
馬やロードカナロアの後継種牡馬を出し損ね
たかもしれない。新馬は、出遅れて超スロー
で2着。安田記念はスタートで、とんでもな
い不利を受けて追い込んで同タイムの3着。
有馬は香港遠征を言われて悲しみのあまり熱
発。急仕上げで馬場が渋った中山二五で完敗。
今年の安田記念は、ドバイ遠征が中止になり、
むりやりVマイルに出て1分30秒台で4馬
身差の圧勝劇のあとの、おそらく疲労による
2走ボケで、強敵インディチャンプは凌いだ
が、天才・グランアレグリアの強烈な差しを
防げず2着。他は、きれいな3冠のあと、秋
華賞後に点滴して寝込むという疲労を癒して、
すぐジャパンCにも挑戦して、2分20秒6
でスワーヴリチャードやサトノダイヤモンド
を5馬身以上突き放しての完勝。とくに言う
ことはない。理由のない敗戦が皆無の名馬だ。
桜花賞で1番人氣でないのに◎を打ってから、
わたしは彼女を愛してきた。ここが、3冠馬
3頭対決という、おそらくわたしの一生で最
初で最後のレースになるだろうが、この馬が
◎でないと、示しが付かない。ここを勝った
ら、負けてもいいから有馬を使ってリスグラ
シューと比較になるレースを遺してほしかっ
たくらいだ。馬体は、一叩きしてグンと良化。
これ以上ないほどの重厚さと、皮膚の薄さや
張り。言うことなしの最高傑作になった。追
切りの動きもドッシリしている。馬がこれほ
ど良くなれば、調教師冥利に尽きるだろう。
枠は4枠あたりが希望だったので、馬場の内
が悪いので、やや内すぎたきらいがあるが、
そんなことは、まあどうでもいい。リーディ
ングJのルメールがまたなんとかするだろう。
引退記念に、配当がいくらだろうが、少額で
も単勝を買っておきたい。煮干しと海苔とア
ーモンドは個々の栄養価の成分含有量が抜群
で、子供の頃から食べるのが楽しみだった。
 さようなら。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001237042/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001157855/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000906032/pedigree/
コントレイルはディープインパクト×アンブ
ライドルズソング。これは、いつも必ず褒め
る配合だ。アンブライドルズソングと、その
父アンブライドルドとの違いは、母にヘリオ
ポリスが入るからで、それでサンデー系とは
ニアリー・クロスが生じる。母にストームキ
ャットもA級配合。リファール4×6も、デ
ィープのA級配合。ミスタープロスペクター
はクロスでも単独でも良いが、この馬はファ
ピアノのクロスだ。これが良いのか悪いのか。
スピードが強すぎる弱点が心配ではある。モ
ンドインテロは、母がブライアンズタイム×
ファピアノでステイヤーズSを勝ったから、
許容かもしれない。コントレイルの母は、
Unbridled ≒Jeano 2×3の〈4分の3同血
クロス〉だ。Incantation 4×5の牝馬クロ
スも持っていて、これでもかという繁殖牝馬
だ。馬体が細いのがマイナスで、どうしても
好きになれない馬だが、東京の強さは過去に
立証されている。二四のダービーも勝ったし、
斤量も楽で、言うことない。馬体と追切りは
普通だった。まあ、いつもたいていそうなの
だが。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001236599/pedigree/
デアリングタクトは長谷川牧場のエピファネ
イア。シーザリオ≒デアリングハート2×2
で、よく言われるように、けっしてサンデー
サイレンス単独のクロスの威力ではないと信
じている。牡馬と牝馬が同じ年にクラシック
3冠とは、カブラヤオーとテスコガビーが楽
勝でそれぞれ2冠になって、秋は脚部不安で
2頭とも競馬できなかった年の再来だと思う。
あの年は共同通信杯で、2頭が対決して決戦
を見せてくれた。両馬とも稀代の逃げ馬だっ
たが、どちらがハナへ行くのかさえ読めない
非常に悩ましいレースだったが、カブラヤオ
ーが逃げ、僅差で負けた2着のテスコガビー
のほうが強く感じられた。そういうレースを
見てきたから、今回の対決の感動は、わたし
には世間ほどはない。力量の程度が、あの菅
原の乗った2頭のほうが上だったのではない
か。今回の凄さは、もう一頭の3冠馬であっ
たアーモンドアイの引退レースに、3歳なの
に2頭の3冠馬が戦いを挑むという点にある。
そういう観点から見ているので、デアリング
タクトも強いし、オークスと秋華賞は◎だっ
たし、好きな面もあるけど、勝った相手がそ
れほど凄くないデアリングタクトに重い印を
打つ氣にはなれなかった。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221953/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000946828/pedigree/
カレンブーケドールは社台Fのディープイン
パクト。母がミスタープロスペクター5・3
×4。牝系は Omaha だ。シンプルにまとま
っていて、今ひとつ決め手に欠けるが、善戦
娘ではある。ここは狙いたかったのだが、イ
ンの馬場が荒れているので、枠が内すぎたか
もしれない。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く
見えたのは、アーモンドアイ、カレンブーケ
ドール、デアリングタクト、ユーキャンスマ
イル、ワールドプレミアだった。

「JRAビュアー」の最終追切りが良く見え
たのは、ウェイトゥパリス、グローリーヴェ
イズ、パフォーマプロミスだった。
──────────────────────
 ◎Aアーモンドアイ95

 ◯Jコントレイル85
 △Jデアリングタクト80
 △カレンブーケドール75



注 グローリーヴェイズ55
注 Gパフォーマプロミス50 ワールドプレミア50
 キセキ45

 マカヒキ35 ユーキャンスマイル35
 ミッキースワロー30 ウェイトゥパリス30


 クレッシェンドラヴ15

 トーラスジェミニ5

 ヨシオ(−5)

──────────────────────────








洋芝向きの4分の1抜けた好血統、◎ユーバーレーベン
 強い 

───────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
20/09/05 札幌2歳S
────── Vol.836 ────────────

血統論、距離適性、レイティング、能力指数
論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理
論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー
タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想
法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発
して、それらを全部、統合しようと試みてい
ます。
(公益社団法人・日本軽種馬協会・JBIS
の血統表リンクは、JBISの許諾を得て、
おこなっています。血統表の中をクリックし
て探求すると、データベースの良さを、いっ
そう満喫できます)

● 4択、アヤ中

https://www.jbis.or.jp/horse/0001265661/pedigree/
ユーバーレーベンはゴールドシップだから、
ステイゴールドにメジロマックイーンのトウ
ルビヨン系の血が入る血統。ザミンストレル
もあって、少し重すぎる。だから2マイルは
強かった。とても、高速馬場の東京の千八で
強いとも思えない。牝系は、マイネプリテン
ダーで、ここにオセアニアの名血が凝縮され
ていて中距離の重厚な牝系だ。そこにブライ
アンズタイムを配合したマイネヌーヴェルは
https://www.jbis.or.jp/horse/0000702756/pedigree/
中山金杯2着、フラワーC1着などの底力の
あった良い牝馬だった。ここにロージズイン
メイが配合されたのが、本馬の母だ。ここが
ヘイロー系のマイラーで、スコンと抜けてい
る。でも、ここの4分の1の部分の底力がス
コンと抜けたから、父と祖母の底力の血が生
きてきている感じだ。こういうふうに血統表
の4分の1が、まるで<4分の1異系配合>
のように、抜けてしまうことが、全体のバラ
ンスに寄与している。これが私の血統論のキ
イでもある。これは、どの競馬雑誌も書けと
言ってこないから書かなかったが、4分の1
異系とかは、何度も触れてきたこと。スピー
ドもスタミナも底力も、すべてバランスがと
れてないと意味はないということもずっと言
ってきた。これは配合の鉄則だ。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000067364/pedigree/
たとえば、凱旋門賞を勝って、ダービー馬
Tulyar の弟ということで期待されて日本に
入った種牡馬であるセントクレスピン(最後
は食用に、と殺されたが)の産駒の、アイノ
クレスピンは、祖母がハリイオン3×3とい
う、むちゃくちゃなスタミナと底力を持って
いたが、母の父に二流スプリンターのケリー
が入ることで、オークス2着と期待に応えた。
こういうバランスをビッグレッド・ファーム
が意図したかどうかは疑問だが。クロスは、
自身はヘイロー4×5に、ロベルト6×4。
母は、Prince John ≒Milan Mill 4×5。
4代母マイネプリテンダーは早逝したが、
Isolt ≒Milan Mill 3×3だった。6代母は、
Fair's Fair ≒Court Martial 4×5と、言
うことなし。Milan Mill はミルリーフの母だ。
母の父ロージズインメイの評価で意見が分か
れる血統で、私もロージズインメイ自体は大
いにけなしてきたが、ユーバーレーベンは、
私の考えでは、褒めたいのだ。牝馬なのだが
牡馬みたいな馬で、パドックは堂々と止まっ
たまま、「何かご用」という顔をしてゆっく
りボロをしていて、馬体も悪く見えなかった。
12頭立ての新馬は、不良馬場で出遅れ。出
して行かずに、手綱を控えたまま自然な勢い
で追い上げていって、4角で早くも4番手。
好位からゆったり抜け出して楽勝かと思った
ら、最内を突いてきた2着馬がグイと伸び、
間に馬がいて死角で氣付かず、氣付いてから、
また伸びて本氣で捕まえにいってハナ差勝っ
た。必死で捕まえにいったから、後続は4馬
身突き放した。あの氣付いてからの最後の伸
びを私は評価している。『時計理論における
スローペースの簡単補正法』で暗算すると、
不良なのに1分47秒台だ。最後の1ハロン
は 122 だが、抜け出そうとした坂のところで
113 の脚を使っているから大したものだ。
ゴールドシップで不良馬場を勝ったと言われ
そうだが、札幌の洋芝ならコースは合うだろ
う。昨年はブラックホール=サトノゴールド
と、ゴールドシップのワンツーで呆れ果てた。
いかに私がゴールドシップもロージズインメ
イも苦手といっても、ユーバーレーベンのほ
うが好きだ。サンデー系にブライアンズタイ
ムは、いつも褒めてきたニックスの正型だ。
戸崎ならソツなく乗って、ちょうど手が合う
と思う。一か八かの極端な血統で人氣もない
し、おもしろいじゃないか。私だってロージ
ズインメイと聞いただけでダメかと思ったよ。
この血統表を褒める人は少ない。私だって善
悪両方に解釈できないこともない。でも、あ
の馬体とレースぶりも総合して考えるなら、
全てのファクターを統合する私には、この血
統との総合評価で◎を打つ価値はあると思う。
13.2-12.1-13.3-13.3-13.2-12.6-11.4-11.0-11.2
バスラットレオン・洋芝札幌良の好スタート
からの逃げ切り。
13.1-12.0-13.0-13.3-13.0-12.6-12.1-11.3-12.2
ユーバーレーベン・坂のある東京不良の出遅
れからの差し。
途中までのラップが相似で、馬場の発表は不
良だが、私の見立ては実質は重程度だった。
これの、どちらが強いかだが、時計理論では
同じようなもの。私は出遅れた分の差しを評
価したい。このレースの後は重馬場のオーク
スまで◎を打つ挽回の機会がないかもしれな
い。それでも、ここで◎を打って勝負し、あ
とは静かに耐えたい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270006/pedigree/
ソダシはシラユキヒメの白毛のラインで、こ
こまで強いとりっぱとしか言いようがない。
誰しもがやりたい道楽といえばそうなのだが、
金子さんだから応援したくなる。ノーザンだ
から、クロフネとしてはオーソドックスな配
合で、牝系もまあまあだ。母が、Nureyev ≒
Topsider 4×3。クロフネがそれほど好きで
ないだけに、まあ、軸にするほどの加点はな
かったが、白毛では最強馬だろう。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001270615/pedigree/
バスラットレオンは、キズナにガリレオとア
ホヌーラ。母が、New Approach ≒Cape Cross
1×2の〈組み合わせのクロス〉。Aurora が、
そこらじゅうにあるし、サンデー系に母がダ
ンチヒとミスタープロスペクターのニックス。
血統は悪くない。『時計理論におけるスロー
ペースの簡単補正法』で新馬は良馬場の1分
46秒台。終いも、114-110-112 なら文句な
しだ。あとは展開か。新馬はフライング氣味
の好スタートで、超スローなのに2番手の武
が馬の首が曲がるほど抑えてくれた。ハナを
奪われて、キツい競馬になったときにキズナ
産駒がどうなるか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001268385/pedigree/
ジオルティはエピファネイア×キンカメ。祖
母はベガの半妹だ。だから、シーザリオとベ
ガの半妹と、どちらもサンデーサイレンス×
ノーザンダンサーで、少ししつこい嫌いはあ
るが、この〈組み合わせのクロス〉を持つの
が特徴だ。新馬はスローなのに、最後方のイ
ンで平然としていた騎手のセンスの驚くほど
の無さが敗因の半分はある。2戦目は少し出
して行って好位。直線で外へ出して差し切っ
た。もう少し切れがあると良かった。今度は
騎手がルメールになる点に期待したいが、大
物感はそれほどでもない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001261389/pedigree/
ピンクカメハメハはリオンディーズの子。父
はキンカメにシーザリオだ。祖母にはハイペ
リオンも多く、日本古来の牝系で底力もある。
これもソコソコか。堂々としたイメージかど
うか。今回で変わるかどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001265436/pedigree/
リキサントライはネオユニヴァースに、リボ
ーを挟んで、ブライアンズタイム。これはこ
れで渋い血統で、悪くはない。

「週刊競馬ブック」のフォトパドックが良く
見えたのは、ソダシだった。週刊誌には頭数
がいくらもなかったが、レースのパドックが
良かったのは、ユーバーレーベンだった。

「JRAビュアー」の最終追切りが良く見え
たのは、ソダシ、ユーバーレーベンだった。
────────────────────
2 ◎Aユーバーレーベン90
1 △ソダシ85 △SPジオルティ85


3 △Jバスラットレオン70


6 △ヴィゴーレ55
5 ヴェローチェオロ50 SPウインルーア50
 Jウイングリュック45
 △スライリー40 △Aピンクカメハメハ40
4 アオイゴールド40
 カガフラッシュ35


 リキサントライ20
 コスモアシュラ15

──────────────────────────








我が競馬人生と、◎スワーヴリチャード
 強い 
────────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/11/24 JC
────── Vol.754

血統論、距離適性、レイティング、能力指数 論、相馬眼、調教観察、レース観察、時計理 論、ラップ分析、騎乗論、レース展開、デー タ解析、単純出目論から、独自のAJG予想 法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発 して、それらを全部、統合しようと試みてい ます。
(軽種馬協会・JBISの血統表リンクは、 JBISの許諾を得ておこなっています。)

● 騎手次第の乱戦、アヤ中

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E9%A6%AC%E9%9B%91%E8%AA%8C
「競馬雑誌」で検索したら、こういう程度だ。 最高の競馬雑誌である「競馬週報」と「ホー スランド」に多くのページを割くべきであろ う。こういうネットの世界を見ていると、私 たちが見ている世界は、ほんとうの世界の、 ほんの一部でしかないことが分かる。かつて 東京中にあって、タケシや村上春樹までアル バイトで働いていた隆盛を誇ったジャズ喫茶 一覧のムックや単行本がいっぱい出版された が、稀代の名店「ふぃあてるぱうぜ」など、 どれにも載っていないし。
https://minomushiya.com/?pid=120599403
70年代中盤に「ホースランド」という超傑 作競馬雑誌がありました、なんて言っても知 らない人は知らないのである。Wikipedeiaに さえ載りもしない。
1998年に競馬雑誌の編集長をやらないか と勧められて、けっきょく断って、「書斎の 競馬」の書き手の一員として過ごしたが、廃 刊時には(あんな内容でも黒字寸前だったの かと)少し後悔に見舞われた。
頼まれた仕事は請けないといけないのが、こ ういう世界の鉄則なのである。案の定、それ を断って私の人生は暗転した。人生の鉄則と やらに反したらいけないのであろう。
私が受けたら、「競馬週報」→「ホースラン ド」を乗り越えていき、寺山修司が生きてい たら、執筆依頼したであろうし、山野浩一に は絶対に血統の話は書かせずに、競馬SFを 書かせただろうし、アンダーグラウンドや、 サブカルチャーを集めて奇妙奇天烈な雑誌に するのだ。奇人変人の多い日芸(日大芸術学 部)や美大出、漫画家、演劇家を集めないと いけないし、阿部譲二には安藤組のやくざ世 界や花札賭博開帳や、馬券本の話など連載さ せないといけないし、吉元隆明=吉本ばなな 親子の対談とか、金子真人さんの人生観とか、 江夏豊には外角低めのコーナーの攻め方と競 馬の共通性はどこにあるか、とか、沢尻エリ カが覚せい剤で捕まったら、みんなで揃って 沢尻叩きをやって受けを狙っている凡人マス コミを尻目に、人生の難しさと、こういうク スリ中毒と馬券中毒の克服時の共通項につい てインタビューするとか、吉永小百合や高倉 健に、なぜ、あなたはクスリも馬券もやらな いのかと聞いたり、エロあり、ファンタジー あり、シュタイナーのスピ世界観あり、ノー ザンファームから見た米欧州競馬の20年史 とかの高級な競馬ものありとか、マイケル・ ロバーツと河内や南井との対談とか、もうハ チャメチャやりたいのだが、受けそうにない からなあ。なんで、こんな話を書きたくなっ たかというと、今年のジャパンCは難しすぎ て、バカな競馬話でもやるしかないと思った からであります(笑)。
TV連続出演は後輩に譲ったし、こういうア ホな私でも、6000レースのスクラップを 天才的なまとめ方で、2012年に電子書籍 でエイヤッと『枠目論』を出してしまうし、 予想法3部作も片っ端から出すし、まあ、奇 人変人ここに極まれりということなのさ。や り残しが半分もあるとは、サブカルチャーの 一端である競馬の奥の深さは、宇宙の果てほ ど凄いものだが、やり残した量が、あまりに 多すぎたか(やれやれ)。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000452536/pedigree/
スワーヴリチャードは掲示板には乗ってきた が、勝ち切れない時期が続いた。前走がひど すぎて、ここは一転して◎を打つには躊躇を 覚える。でも、最近は休み明けは走らないの で、そういう理由だと仮定して度外視すれば、 まだ侮れない面が残っている。東京が鬼で、 なんとマイルの安田記念まで使うという執着 ぶりだったが、休み明けの悪い内容は正視で きない。オクテのハーツクライで、まだ走れ るはずで、母の父アンブライドルズソングは、 アンブライドルドと違って、ヘリオポリスの 4分の3同血クロスになるので、いつも褒め てきた。祖母の血脈構成も一流だし、ここに もヘリオポリスがある。だから、3歳春は、 この馬で心中したが、ハーツクライには早す ぎたか。東京二千四百はダービー2着と、J C3着だ。今回は、馬体がいちだんと良化し た。凄い毛ヅヤと馬体の張りだ。チークピー シーズを装着して馬も氣合い乗りが良くなっ たように見えるし、この馬としては意外や意 外、方法を替えてみて坂路で2週追い切った。 伸びるわ伸びるわ、マーフィーを乗せて50 秒6が出た。レースでもチーク装着とのこと。 これで一変するかしないか、軸にする者にと っても勝負だ。マーフィーとビュイックと、 デットーリ様が私のひいきだから、このチャ ンスは指をくわえて見ていないで、乗ってみ たい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001205273/pedigree/
ワグネリアンは、ノーザンファームのディー プインパクト。金子真人さんはワグネリアン らしいが、私はワーグナーは苦手で、ダービ ーは嫌った。秋は神戸新聞杯だけで、疲れて しまって休養に入り、立て直した大阪杯は、 ワグネリアンだった私の白山のホームドクタ ーが医院に行くと音楽論争を20分くらいや っていたが、急逝し、それもあって◎にした。 半馬身差の3着なら、さすがダービー馬と言 える。札幌記念は4コーナーまで勝つかとい う凄い流れで来たのに、両前脚の落鉄で止ま った。前走は東京の二千の外枠で、少し後ろ の位置になりすぎたが、最後は良く伸びてい た。ここも馬体は良化し、調教師によると体 質が強くなって、続けて使っても体調が落ち ないそうで、久しぶりのチャンスかもしれな い。ある程度前に行けるので、逃げ馬不在の レースの内枠も良い。福永が乗っていた馬が 乗り替わりになると激走するのだが、このレ ースには、それが3頭いてややこしい。2択 で悩んだが、ノーザンファームの友道厩舎の 金子さんの馬が勝つのも、アーモンドアイに 悪い氣がして、どうしてもスッキリしなかっ た。雨は、正直、なんとも言えない。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001189721/pedigree/
レイデオロは晩成型で、そろそろ上向けば隠 れた伸びしろがあるはずという論調が多く目 に付いた。そうなのかどうか、果てしなく悩 ましい1週間だった。祖母にシーキングザゴ ールドが入るが、他の血の影響力が強いので、 シーキング特有の“千四馬”にはならなかっ た。でも、この血があれば、オクテというこ とはない氣がするが。兄弟のティソーナもレ イエンダもオクテだろうか。種牡馬になれば、 サンデー系の牝馬との配合が予定されている に決まっている。馬体は前走よりは良化した。 でも、3歳時のほうが前駆のたくましさがあ った氣がしてやらない。どうにも、そのへん がなっとくできない。スワーヴと同じで前走 が負けすぎで狙いづらいし、追い切りはこち らは軽かった。藤沢和厩舎の追い切りの軽さ は好きになれないので、そういう私の好みは アテにはならない。でも、シーキングザゴー ルドと、馬体の2点で、軸はやめることにし た。本来なら、東京二千四百の適性は抜けて いる。勝てばアッサリだ。JCも有馬も◎に した。でも、ここを諦めて、調子さえ保てて いれば、有馬は私にとって最有力かもしれな い。それで我慢することにした。

他となると、もう大乱戦だ。最近調子の良い 馬と、過去のG1でなんとかやった馬との比 較は、騎手のマジックとの絡みもあって、な んとも微妙だ。最後は馬場状態をレース寸前 に見極めて、パドックとオッズを見て、ステ キな券種と配当を見つけるのがいちばんか。

フォトパドックが良く見えた馬は、エタリオ ウ、スワーヴリチャード、ムイトオブリガー ド、ワグネリアンだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、シュヴァ ルグラン、スワーヴリチャードだった。
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1 ◎Gスワーヴリチャード90

3 △Gワグネリアン80 △Aレイデオロ80

 △Gシュヴァルグラン70

 △エタリオウ60
 △Jムイトオブリガード55 ルックトゥワイス55
5 △ユーキャンスマイル55 △タイセイトレイル55
2 カレンブーケドール55



 ジナンボー35
4 マカヒキ30 ダンビュライト30

6 ダイワキャグニー20

 ウインテンダネス10

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不良馬場の大乱戦。重厚な血統のゴータイミング◎
複勝400円。ワイドは総流しで,2種的中,資金6倍という珍レース

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/06/30 ラジオNIKKEI
────── Vol.713

● 大乱戦、アヤ無限

3歳のハンデ重賞は、今年は天氣次第。あま りに力の似たような馬が多いので、逆効果に なりそうでAJGの加点ははやめ。フォトパ ドックも大混戦なのに一部の馬しか載ってな いので、慎重に対処を考えて、加点しないこ とにしました。天氣も馬場状態も読めず、恐 ろしいレースです。15点差に12頭は新記 録です。必ず、馬場状態を確かめ、事前に馬 券を買うとかは絶対に御法度です。私は複勝 と枠連がメインでしょうかねえ・・。3連複 もつくかもしれないけど。なんともはや。 日曜午後には、どういうオッズになっている のやら。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221771/pedigree/
ゴータイミングは社台ファームのディープ。 母がサドラーにダルシャーンだから凄い。前 走は強くて、あれで復調なら間に合っている。 外枠を引いて、武だから、雨が降ればプラス。 降らないと内が伸びるのでマイナス。天氣の 影響をいちばん極端に受けそうな馬だ。送信 を粘ってみたが、やはり降りそうなので、先 行馬も多いし、日曜は外も伸びそうなかんじ がする。母系の重厚さから、時計掛かって嵌 まれば福島で一発ある血統だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216660/pedigree/
インテンスライトはエイシンフラッシュ×フ レンチ。福島千八は合いそうだ。祖母がステ ィンガーでヘリオポリスの〈4分の3同血ク ロス〉を持っていた。1月の中山は、出遅れ て4コーナーでも外に振られ、度外視。前走 は中団にいたのに勝負どころで抑えすぎ。そ れで外に出したが、外が伸びない馬場だから、 あれは度外視。プリンシパル好走組なら、白 百合や山藤Sと並んで良いステップだ。枠も 真ん中あたりでマズマズ。あとは、出遅れな いことと、菊沢の位置どりが極端でなければ 勝ち負けだが、何かのポカもありそうではあ る。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001216269/pedigree/
ギルマはハービンジャー×サンデーというペ ルシアンナイト、ベルーフがいる定型配合。 やや重の千八か二千がベストのイメージ。ま あ、配合相手はサンデー系かキンカメしかな いが。雨が降らないと開幕週で内は良い。降 ると荒れてマイナスか。爆発力がない点と、 超スローで2勝した点が、先行馬の多いここ では微妙な点だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001214787/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000149630/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000060646/pedigree/
ディキシーナイトはノーザンファームのダイ ワメジャー。ダイワメジャーは母系に底力が ないと減点だ。母の父ホワイトマズルでは、 おかしなスピードがあるので不満だ。でも、 祖母が2マイルの東京の天皇賞を勝ったホク トボーイとそっくりな配合をしている(上掲)。 スプリングSは止まってしまったが、球節不 安で春は回避。出直しだが、ノーザンだから ちゃんと乗っているだろう。最終追切りも美 浦坂路で、中を通ったとはいえ、50秒台で 併走馬を突き放した。もう足元の不安はない としたい。あとは、また今春の私と相性の悪 い3騎手の一人である石橋脩がまたまた乗っ てくる。おお、もう許してほしい。背中に負 ぶさってくるなよ。脚はあるが中途半端なの で、かえって福島コースはマズマズか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001214187/pedigree/
マイネルサーパスはアイルハヴアナザー。福 島千八のきんもくせいを勝った。母系がずぶ くて渋い福島向き。ここは枠が内すぎて、好 位で乗れれば良いが、内で下げるようだと馬 群をさばきにくい。そこをどう乗るか。

フォトパドックが良く見えたのは、インテン スライト、ディキシーナイト、レッドアネモ スだった。ゴータイミングなど、混戦のレー スで残念だが、多くの馬が週刊誌にスペース がなく、載っていなかった。

最終追切りが良く見えたのは、アドマイヤス コール、ウインゼノビア、ゴータイミング、 ディキシーナイト、ブレイキングドーン、レ ッドアネモスだった。
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3 ◎ゴータイミング60 △インテンスライト60
1 △ブレイキングドーン55 △ギルマ55
 △ディキシーナイト55 ヒシイグアス55
 △レッドアネモス55
6 △ヒルノダカール50 ブレイブメジャー50
2 △マイネルサーパス45
4 ダディーズマインド45
 ポルーニン45
5 アドマイヤスコール40 ウインゼノビア40
 サヴォワールエメ35
 ランスオブプラーナ30

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本格化したリスグラシューを得意の条件で◎

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
19/06/22 宝塚記念
────── Vol.710

● 混戦、アヤ中

なかなか横一線の難しいメンバーではある。 やや重くらいは氣にしない馬が多いのだが、 せっかく、降らない予報になってきたので良 馬場で悔いのないレースになってほしい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001191589/pedigree/
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リスグラシューはノーザンファームのハーツ クライで、成功パターンであるリファールの クロスを3本も持つ。ベーリングが入る母系 にはミルリーフのクロスもあって、4代母は ダークロナルドやベイロナルドの凝縮で、も う言うことなし。牡馬なら種牡馬確実だ。阪 神芝は(1−2−3−0)。千八から二千二 百が適距離と思うが(2−3−1−1)と強 い成績を残している。エ杯も1年目は超スロ ーで、最速の上がりを使ったが届かず。2年 目は、少しは流れて、最速の前年と同じくら いの上がりで差し切った。昨年の安田記念後 の休み明けから急に安定度を増して、今が旬 かもしれない。海外遠征でも安定して人氣に こたえているのは頼もしい。良馬場でもやや 重でもOK。問題は、やはり、小回りはこな しているのだが、ペースが遅すぎて届かない 不安点と、レーンが函館スプリントSでミス ったように、小回りでゆったり構えすぎてい ると届かない恐れがある。ペースはキセキの 逃げならスローすぎることはない氣がする。 それでも遅めでレースが進んでいくと、スワ ーヴとか混ぜ返したくなる馬は何頭か存在し ている。馬体や追切りは良く、心配点は届か ないかどうかだけで、枠まで強い8枠で良か った。◎で期待した。

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レイデオロはウインドインハーヘアにキンカ メ。G1では信頼してきたし、ダービーは軸 にしなかったが、他のG1は全部、迷うこと なく軸にしてきた。信頼性の高い馬だ。今回 は遠征帰りで、強い追い切り本数が足りてい るかどうか。私は新聞連載時でも、この厩舎 は軽い攻め馬で足りているかどうかとか書い てきたが、厩舎取材できなくなるので上層部 から注意されたし、他の人は表向きは言わな い。でも、岡部が攻め馬付けていた頃は、ビ シビシに併せていたが、岡部がいなくなると 攻め馬が変わって、併せ馬の隣の馬との間隔 まで変わったのは事実。評論の世界で、礼儀 正しく事実を書いて悪かろうはずがない。ド バイ帰りは、期間的に安田からでも間に合う のは間違いない。ここも馬はできているよう に見えるが、良いときは、もっと肉が分厚い。 九分でも勝てる力があると思っているが、せ っかくのG1の◎だから私は打たないことに した。すまん。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
スワーヴリチャードはハーツクライにアンブ ライドルズソングだから、いつも褒める配合 だが、ヘリオポリスが入るのでニックスだ。 阪神の大阪杯を曲芸で勝っているし、サンデ ー系はステイゴールド以外は◎にしにくいレ ースらしいが、私は血統研究家であって、血 統を統計だけではやらないのだから、ディー プのマリアライトでさえ、キンカメのドゥラ メンテ相手に◎にした。そんなことは私の人 生にとっては枝葉の芸にすぎないから、少し は考えるけど、大きく氣にして生きる氣はな い。ここはサンデー系がどうこうよりも、オ ークスまでイマイチだったミルコがどう乗る かだ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190850/pedigree/
キセキはルーラーシップの本格的な中距離馬。 母がロンドンブリッジのスピードにディープ だから凄い。おかげで、キセキはとてつもな い難しいレースをやり続ける。川田殿下もい っしょうけんめいだが、ここは丸山が譲れば 逃げだろうか。勝ち切るイメージがないので ◎を打ちづらい馬で、今回も軸はやめた。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001191607/pedigree/
アルアインはスピードの入ったディープ。川 田なら迷わず、小回り二千二百で◎を打つ。 今年の相性の悪い3騎手のうちの一人・北村 友がまたまた私の◎にしたい馬に乗ってくる。 背中におぶさってきて、私に何か恨みでもあ るのだろうか。乗って、ゲート出て流れてみ ないと結果が読めない騎手だから◎は打ちた くない。吉田隼人とか、もっと巧い騎手いる けどねえ。競馬界は、どうなっているのだろ う。

フォトパドックが良く見えたのは、アルアイ ン、スティッフェリオ、スワーヴリチャード、 リスグラシューだった。リスグラシューは褒 めるかどうか迷ったが、矢作師の談話にある ように、胴の感じは良くなっている。胸前の 筋肉がほんの少しどうかだけだ。

最終追切りが良く見えたのは、リスグラシュ
ーだった。

明日はパラダイスSを送ります。
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1 ◎Gリスグラシュー85
5 △Aレイデオロ80
3 △Gスワーヴリチャード80
2 △キセキ75
4 △Jアルアイン70

 △エタリオウ60

 Gクリンチャー50
 △スティッフェリオ45

 タツゴウゲキ35 マカヒキ35

 ノーブルマーズ25

 ショウナンバッハ15

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強い4歳牝馬Lライラック。距離短縮で立て直せば

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」19/02/24
中山記念
─── Vol.677

● 6択、なんでもあり

私の誕生日を記念して作られた中山記念(ほ んまか)も、私に断りなく開幕週に移動して、 寂しかった。でも、そういう経緯で好きなレ ースだ。
 AJGは、はっきりしなかった。ディアド ラが中山千八でもGかというと?だし、Aか もしれないし。ライラックは、走ったら中山 千八は、かなりの確率でGだろうし。牡馬の G1ホースのエポカドーロとスワーヴは、A にしたくても勝ち切れないときは弱いから、 私のレイティングではディアドラがいちばん 高い。海外遠征分もあるし、外国人Jの騎乗 のせいで勝ったような馬もいるし、ややこし すぎて、AJGはやめてもよいレースだ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000717521/pedigree/
ラッキーライラックはノーザンファームのオ ルフェーヴル。祖母が、Striking =Busher ≒Busanda の8分の7同血クロス5・5×5。 Marching Home ≒Geisha 5×5。3代母が、 Real Delight ≒Revoked 4×4。まったく アメリカンな母系だ。
 阪神JFを勝って、チューリップ賞も楽勝 し、1番人氣で桜花賞に出てアーモンドアイ に負けた。でも、アーモンドアイは化け物だ から、リリーノーブルは、くたびれ果てたが、 アーモンドアイは病氣をすぐ治してJCでレ コード勝ち。紫苑Sを勝ったノームコアは愛 知杯を躓いて2着。なかなか、3歳牝馬のレ ベルは高い。アーモンドアイが出てきたら1 番人氣は間違いないし、香港やドバイに遠征 したら、片方か両方、勝てるだろう。そのア ーモンドアイも出ていない。リリーノーブル は壊れたか。
 ライラックは昨秋はアクシデントでトライ アルを使えず、ぶっつけで攻め馬2本で出た が、ヒバラが巻き上がっているのに、ボテッ とした身体で18kg増。ゲートで後ろ扉を 蹴飛ばしたりして集中しないまま、4コーナ ー手前では、既に手応えも勢いもなかった。 あれは度外視。
 同い年のステルヴィオの朝日杯やスプリン グSやマイルCSと、ライラックの阪神JF やチューリップ賞を比較すると、春のチュー リップよりも秋のマイルCSが少しだけ優秀 で、あとは大したことない。3歳馬は春と秋 では大違いのレース内容になるのが常識。マ イルCSが伸びるイン差しだったことを考え れば、ステルヴィオがビュイックから丸山に 替わり、ライラックが北村友から乗り慣れた 石橋脩に乗り替われば、同じようなものでは ないのか。
 牝馬だから冬っぽい毛ヅヤなのはしかたな いし、チューリップ賞もそうだった。馬体全 体のバランスが秋華賞よりも大きく良化した。 攻め馬も1本多く、時計も速くなった。
 脚質からは3番手が期待できる。距離短縮 して中山千八の好位3番手はベストではない か。ここはプラス要素が多い。松永師が、こ こが先行きの分かれ目の大事なレースだ、と いう意味がよく分かる。だから、牝馬の冬毛 残りで毛ヅヤはイマイチだが、本氣の仕上げ だ。追切り、レース展開、プラス要素の多さ、 コース距離は初めてだが合いそう、初めての 53kg。57の古馬相手に不満はない。昨 年はアーモンドがいたから簡単に蹴飛ばし続 けたが、そういうことで、数値は伸びたので、 錚々たるメンバーで人氣がないここで、軸に 期待した。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001190503/pedigree/
ディアドラはノーザンファームのハービンジ ャー。ソニンクの牝系で、凄いと言うほどで もないのに、ハービンジャーの良さが全部表 現されて良い馬になった。私もかなり推して きた。ただし、ここは中山良馬場だし、この 後はドバイだ。最終追切りも555−127 で坂路を上がってきた。胴がずん胴で完調か どうか。完調なら地脚が一枚上だから、54 が恵まれたし、届いても不思議ない。ルメー ルだし無難ではある。でも、当日は人氣すぎ るだろうし、信頼できる1番人氣かどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001204521/pedigree/
ステルヴィオはノーザンファームのロードカ ナロア。昨年は牡馬はステルヴィオ、牝馬は アーモンドアイで攻めた。前走のように少し でも前に行けるかどうか。丸山がどう乗るか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001203083/pedigree/
エポカドーロもオルフェーヴルだが、ライラ ックのほうが配合は良い。ここは出遅れ癖が 出なければ2番手が決まりだが、それほど楽 させてもらえるかどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001188466/pedigree/
ウインブライトはステイゴールド×アドマイ ヤコジーンで、ジェイドロバリーも入るので、 ハンディキャップタイプだ。中山の鬼で冬場 も鬼だが、それだけが頼りというのが心細い。 5歳牡馬のハンディキャップタイプを、こう いう格の高いレースで推せるかどうか。来る か来ないかではなくて、推して恥ずかしくな いかどうかというと、あまりにも細かいとこ ろで予想しすぎているようで、考えに考えた が、なんとも◎には推しにくかった。

フォトパドックが良く見えたのは、ウインブ ライト、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、 ラッキーライラックだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、ウインブ ライト、エポカドーロ、シベリアンスパーブ、 ステルヴィオ、ラッキーライラックと多かっ た。
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2 ◎ラッキーライラック75
6 ◯ディアドラ75
4 ▲エポカドーロ75
1 △ウインブライト75


3 △ステルヴィオ60

5 △スワーヴリチャード50



 マイネルサージュ30 マルターズアポジー30
 ハッピーグリン25 シベリアンスパーブ25


 トータルソッカー10

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ダノンキングリー、血統A級、馬体良し、素材良しで勝機

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」19/02/09 共同通信杯
─── Vol.671

血統論、距離適性、レイティング、能力指数論、相馬眼、 調教観察、レース観察、時計理論、ラップ分析、騎乗論、 レース展開、データ解析、単純出目論から、独自のAJ G予想法など、ありとあらゆる方法論を独自に開発して、 それらを全部、統合しようと試みています。
http://tescogabby.com/777_blogs&E-books.htm
軸馬指数のファクターの内容を個別に電子書籍で公開し ています。
『AJG予想法』
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『G1データ・最強の発想』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=306268

● 力差小、アヤ大

クラシック戦線の中で屈指の難解レース。とにかく、どういう臨戦 過程の馬でも来れる。よほど、底を見せていなければ。土曜に雪の 予報だが、順延となれば、雪掻きした翌日は晴れていれば良馬場に なります。だから、良馬場予想です。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221761/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000436304/pedigree/
ダノンキングリーはディープインパクト×ストームキャットのA級 配合。3代母が、名牝を使った Gay Hostess ≒Forest Princess 2×1の〈4分の3同血クロス〉と凄まじい(上掲)。新馬はスロ ー補正で1分35秒0で上がりが、112-110 と余力残し。前走は、 緩みのないペースで1分33秒7。朝日杯に出ても好勝負だった。 さすが、ディープだ。勝ってもなんら不思議はない。なんとなくだ が、馬体に良化余地があるような氣がするが。戸崎がレース後に言 ったように、前走は、新馬よりは、パドックなど、はっきり良化し ていて驚いた。素材は良いから、ここも、また良化していれば、足 りる感じだ。追い切りは3頭併せの外を回して軽く先着。素材の良 さが醸し出された。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221956/pedigree/
アドマイヤマーズはノーザンファームのダイワメジャー。母はマキ ャヴェリアン×シングスピール。まあまあ重厚だ。マイルだけ4戦 したが、なぜ、千八や二千を使わなかったのだろう。マイルがベス トであるとは思うが。いつも言うが、2歳や3歳は、400mくら いの幅で距離を試したほうが良い。少なくても200mは幅がほし い。こういう戦歴だと、府中の千八は、とくに共同通信杯は、なん でも来るレースだから、怖くて◎が打てない。追い切りも軽いのは 苦手だ。「軸馬指数」のやりかただと、減点するのは度胸はいるが、 理屈では簡単だ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001218151/pedigree/
クラージュゲリエはノーザンファームのキンカメ×タニノギムレッ ト。タニノギムレットはブライアンズタイムだから重厚な配合だ。 タニノギムレットは、Kelley's Day ≒Flaxen 2×3で、母に牝馬 クロスがあって、好馬体で、春にダービーまで3戦連続で意地の◎ だった。祖母のビスクドールは名牝系にサンデーを配して、ヘリオ ポリスの〈4分の3同血クロス〉があって言うことなし。二千を走 らせたい血統だが、京都二千を使って快勝した。馬体重が14kg 増だったが、まったく太く見えなかった。札幌が細く見えたので、 あれでいいのではないか。モレイラが1cmも距離損したくないと いう、いつもの騎乗で中割りして成功したが、それを差し引いても 強さは合格だった。武では後方から外回して、モレイラよりは1m くらい損しそうだが、少頭数で許容ではないか。まだ馬が幼そうで、 難解なレースだが、チャンスはある。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001221658/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0001142885/pedigree/
https://www.jbis.or.jp/horse/0000408069/pedigree/
シュヴァルツリーゼは白老のハーツクライ。母がモンズンで、牝系 の奧が Bilkhan。シャーリーハイツやサドラーも入り、文句なし。 アルヒミストの〈4分の3同血クロス〉にまで行き着く。
https://www.jbis.or.jp/horse/0000361091/pedigree/
モンズンは〈全兄弟クロス〉だ。こういう血統ならキャリア1戦で も来るレース。キャリアがなくても加点しやすいように「軸馬指数」 はできている。(回避)

https://www.jbis.or.jp/horse/0001222417/pedigree/
ゲバラは、ちぇっ、革命家の名前だが、ディープインパクト産駒だ。 テスコボーイの入る母系はサンデー系とは相性が悪いのをどうする か。

フォトパドックが良く見えたのは、アドマイヤマーズ、クラージュ ゲリエ、シュヴァルツリーゼ、ダノンキングリーだった。

最終追切りが良く見えたのは、クラージュゲリエ、ダノンキングリ ーだった。
──────────────────────────────
1 ◎Jダノンキングリー80
2 ◯Aアドマイヤマーズ75
3 ▲Jクラージュゲリエ75
 Gシュヴァルツリーゼ75(回避)




4 △フォッサマグナ50



 マードレヴォイス30
5 ゲバラ25
 ナイママ20

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インディチャンプは、昨年からギベオンに劣らない

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」19/02/02 東京新聞杯
─── Vol.669

● 力差小、アヤ小

毎年、大混戦。1番人氣を買って、1レース的中確保なんて競馬で はない。今頃の東京マイルは、大阪杯か安田の試走という感じか。 G1への手応えや将来性を試すレース。まじめに出て来ない馬さえ いる。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001206175/pedigree/
インディチャンプはノーザンファームのステイゴールド。キンカメ 牝馬と配合して、牝系が一流だと、こうなりますという形。4分の 3同血のレアリスタよりも、キンカメを挟んでいる分、良くなって いるはず。デビューは遅れたが、すぐに毎日杯でブラストワンピー スと、アーリントンCでタワーオブロンドンと好レースをやってい て、条件から出直したが、アーリントンCでタワーオブロンドンに 1馬身負けて、次走の6月の小豆島特はいきなり1分32秒0。ア タマ差で逃げ切られたが、上がりが、109-110-121 だ。夏から休ん で、休み明けの前走も大楽勝で、格的には、まったく問題ない。胸 前の筋肉が膨れあがっていて凄い。追い切りも坂路で50秒台が馬 なりで出る。毎日杯は下げたのがミスで、挟まれもして、4角イン の最後方からの競馬で脚を余したが、2着のギベオンよりは強く見 えた。アーリントンCで◎を打った馬。心配点は馬格がないことだ け。時計はあるし、渋った馬場も中京で泥を跳ね上げながら楽勝。 左回りも勝っている。56でも勝った。スタートが良くなった今な ら、ここは雨が降っても槍が降っても◎だ。アーリントンのかたき を1年ぶりに、とりたい。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001209439/pedigree/
タワーオブロンドンは、ダーレーの馬。父はミスタープロスペクタ ーからゴーンウエストに行くラインで、好みではない。母はダラカ ニ×サドラーと凄い底力だ。これなら、ゴーンウエストでも良いか もしれない。古馬戦はグァンチャーレの2着の1回切りだが、ビュ イックやモレイラでなければ、2着があったかどうか。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001173807/pedigree/
ロジクライは、ノーザンファームのハーツクライ。母がダンチヒと ミスタープロスペクターのニックス。こういう形は、よく居て、け っこう走る配合だ。富士Sは完勝だったし時計も速かった。ああい う流れだと鬼のように強い。左回りも直線が長すぎそうでいて、け っこう巧い。ノリが逃げたがらなければ良いが。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001189935/pedigree/
サトノアレスは社台ファームのディープインパクト。デインヒルと の配合はよくあるが、少し重い血統か。そのせいで、追い込みが生 きればというところ。

https://www.jbis.or.jp/horse/0001175179/pedigree/
リライアブルエースは白老のディープインパクト。普通の配合で東 京巧者。太めの休み明けを叩いてプラスがあればよいが。

フォトパドックが良く見えたのは、インディチャンプ、ジャンダル ム、リライアブルエース、ロジクライ、ロードクエストだった。

最終追い切りが特に良く見えたのは、インディチャンプ、ジャンダ ルム、リライアブルエース、ロジクライ、ロードクエストだった。
馬体と追い切りと両方良い馬には印を打つ方向でやった。
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1 ◎Jインディチャンプ75

5 ◯Aタワーオブロンドン65
 ▲Aロジクライ60
2 Gレッドオルガ55
3 △Gサトノアレス50 △リライアブルエース50
4 △ロードクエスト50
 レイエンダ45
 △ジャンダルム40 ショウナンアンセム40
 テトラドラクマ40 ヤングマンパワー40

 レアリスタ30
6 ストーミーシー25 ゴールドサーベラス25



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アーモンドアイは週刊誌の1週前の写真で体調不良と見て蹴飛ばす。
勝たれたが、追切り後3日馬場入りせず、レース後補液注入で寝込む。
吉田照哉氏が言うように馬が化け物だっただけ。写真で見抜いたのは私だけ。
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/10/14 秋華賞
─── Vol.635

● 力差小、アヤ大

秋華賞は内回りで18頭立てという、なんか、むちゃなレース。ア ヤが大きすぎて、一瞬のミスも挽回できない。今年は特に波乱があ ってもおかしくない。G1は、◎が取り消したら、再度、予想し直 して配送します。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208432/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000865656/pedigree/
プリモシーンは、母が、Gatana ≒Kaapstad 3×3。Sir Tristram ≒Day is Done 5×4・4。3代母が Sir Tristram ≒Day is Done 2×2。Isolt ≒アーティアス3×3。ノーザンファームは私の好 きなニアリーをやりまくって、G1いくつでも勝つに決まっている。 落ち着きが出てきて、関屋は◎だったが、パドックでうるさいとこ ろがあった馬が、威圧感が出てきていた。馬体も一回り増えていて、 ドッシリしていたが、レースでも課題のゲートが出遅れなかった。 この馬は出遅れるかどうかで、どの馬だって出遅れたらマイナスだ が、他の馬よりも結果が違う。NHKだって、大きな出遅れで、イ ンの後方から中を割るしかなくなって、斜めに割っているうちに、 外からすんなり追い込んだ勝ち馬に先に出られてしまったが、ロス の多い競馬を終始やって、使った脚は全然見劣りしなかった。出遅 れていなかったら、際どい勝ち負けで、おそらく勝っていただろう。 馬体は胸前が盛り上がって凄く良くなった。胴もカンタービレより も少し長く、今年の先行馬の多い二千なら切れ味勝負で劣らないと 見た。問題はスタートだ。調教後馬体重は更に増えて、14kg増。 でも、1週前追い切り後のフォトパドックでは、太目感はなく、筋 肉が付いて、ドッシリしている。成長と考えたい。あとは、ゲート だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイは強い。桜花賞もオークスも◎だった。しかし、こ こはぶっつけで挑んできた。ベガは桜花賞、オークスと勝って、秋 の休み明け緒戦のエ杯は3着だった。エアグルーヴはチューリップ 賞、オークスと連勝し、秋の休み明け緒戦の秋華賞で大敗した。ウ オッカはダービーまで勝って、秋の秋華賞はよく追い込んだものの 3着に敗れた。アパパネは桜花賞、オークスを勝って、秋の休み明 けのローズSで負けた。いかに名牝でも秋の休み明けは相手が揃う とたいへんだ。おまけに、1回走って2着だった小回り。しかも追 い込み。前走は好位に行けたとはいえ、あれがいつもできると、ま だ決まったわけではない。とすると、初めての内回りはマイナスで あることは間違いない。夏はノーザンファーム天栄にいたと言うが、 猛暑だった。フォトパドックは夏負けの馬によくある目の周囲が黒 ずんで、1週前追い切りで、伸びたが、少し重いと騎手は言った。 筋肉の盛り上がりがなくメリハリがない、ヌボーッと出来上がった というだけの馬体に見えてしかたない。それでも、その追い切りで さえよく伸びたし、春のG1で◎を2回打った私は強いと思ってい るわけだが、いくら強くてもベガ並みか。調教後馬体重は20kg 増の486kg。やはり、何かおかしい氣がする。勝てばアッサリ に決まっている。でも、全てのファクターで予想をやると言って、 「軸馬指数」をやってきたのだから、節を曲げるわけにはいかない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208207/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000444347/pedigree/
カンタービレは、ディープインパクト×ガリレオ。祖母の父がラス トタイクーンなので、オークスは距離が長かった。祖母が、Irish Lass の牝馬クロス。牝馬クロスは活力があっていつも褒める。4 代母はハイペリオンの3本クロス。これで千八のローズSに出てき て、遅めの平均ペースを上がり 110-108-118 という驚異的な時計 で、四角先頭で楽勝した。阪神外回り千八と、京都外回り千八で、 ともに楽勝している。体形からはマイラーだ。二千への延長をどう 考えるかだが微妙で答が出ない。ただ、前走が強すぎただけに、 1週間も楽をさせたという。これは長すぎる。激走の疲れだろう。 あれは本番ではなかったのに。とすると、フォトパドックの氣配だ。 目の周りが疲れが出るときに出る黒ずみがある。立たせても前屈み になってしまっている。トモの縦長の筋肉がしぼんで見えなくもな い。前走後は軸まで考えたが、これでどうか悩ましくなってきた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208397/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000780072/pedigree/
ダンサールはハーツクライのリファール・クロス。これも、行って も抑えても競馬ができるし、前走は追うことすらない大楽勝だった。 今回は差す競馬になりそうで、切れれば一発を秘めている。4代母 が、フェアウェーとファロスの全兄弟を生かしたニアリー・クロス で、これも悪くない。黒光りのする大物感がある馬だ。ただし、切 れるというタイプに見えないだけに、差しに回って、追って味がな いかもしれない。好位から流れ込めるかどうか。

http://db.netkeiba.com/horse/ped/2015102382/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103594/
オールフォーラヴはディープインパクト産駒。母が、The Dancer =Kazadancoa 4×4と美しい。美しい配合の馬は強いはずだ。前 走の休み明けは22kg増で度外視できるから、まだ勝負付けは 済んでいない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
ラッキーライラックは放牧先で球節を腫らして帰厩が遅れ、ぶっつ けとなってしまった。これは騎手に対してプレッシャーになりそう だったが、おまけに石橋脩も乗れなくなった。調教後馬体重が18 kg増。成長もあるだろうが、鍛え抜かれた上でのことかどうか判 別が難しい。ほんとうはもっとゴツく仕上がって秋を迎え、G1を 勝つチャンスを得ると思っていた。それなら脚質的にチャンスだっ た。追い足りないかもしれない。毛ヅヤは抜群だ。でも、軸は考え てしまう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208923/pedigree/
ミッキーチャームはディープインパクト産駒でデインヒル。祖母が アバーナントにプリンスリーギフトのスピード。これで先行力があ る。同時にハイペリオンが4本。Bay Ronald の血なら数え切れな いから底力もある。差しに回れれば怖い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208435/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001177847/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000407679/pedigree/
サラキアはディープインパクト産駒でデインヒル。ナタルマやタマ レーンのスピードだが、牝系の奧のドイツ血脈まで開花するかどう か。

フォトパドックがとくに良く見えたのは、サラキア、プリモシーン、 ランドネだった。ダンサールはなぜか、どの週刊誌にも写真はなか ったが、パドックやネットの写真検索では美しいから、今回も良い と想像したい。

最終追切りが良く見えたのは、ゴージャスランチ、パイオニアバイ オ、プリモシーン、ラッキーライラックだった。
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7 ◎Jプリモシーン75
3 ◯Jカンタービレ70
1 ▲Aアーモンドアイ70
 ★ダンサール65
 △オールフォーラヴ60
2 △ミッキーチャーム55
4 △サラキア55
 △ラッキーライラック50

 ランドネ40 パイオニアバイオ40
 トーセンブレス35 サトノガーネット35
 スカーレットカラー30 オスカールビー30
 ゴージャスランチ30
 ハーレムライン25
5 ラテュロス20

 サヤカチャン10

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「軸馬指数」の◎が19戦連続で(8−8−1−2)。連対84%
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レース名 ◎ 着順 騎手 3着までの人氣順 3複,3単の配当

レインボーS シャルドネゴールド 2 内田博  7-1-6 8140-61770
ローズS   サラキア      2 池添   5-2-13 50880-222880
セントライト レイエンダ     2 ルメール 4-1-6 5460-33050
3神戸新聞杯 エポカドーロ    4 戸崎   2-3-6 2930-10650

オールカマー ダンビュライト   3 武    1-3-2 490-1640
シリウスS  オメガパフューム  1 和田   2-7-3 7200-40080
スプリンター ファインニードル  1 川田  1-11-13 65370-209620
2サウジRC グランアレグリア  1 ルメール 1-7-4 4110-12060

毎日王冠   アエロリット    1 モレイラ 1-3-6 3250-10170
京都大賞典  サトノダイヤモンド 1 川田   2-4-3 5900-19420
府中牝馬S  ディアドラ     1 ルメール 1-2-7 1310-4290
3秋華賞   プリモシーン    7 北村宏  1-5-3 2360-5600

富士S    ワントゥワン    2 モレイラ 2-3-5 2620-9650
3菊花賞   エタリオウ     2 ミルコ  7-2-10 16710-100590
スワンS   モズアスコット   2 ルメール 2-1-8 1760-9820
天皇賞秋   レイデオロ     1 ルメール 2-4-6 6420-24230

2京王杯2歳 アウィルアウェイ  2 ミルコ  2-1-6 1170-4400
アルゼンチン ムイトオブリガード 2 四位   3-1-11 13560-49460
2デイリー杯 アドマイヤマーズ  1 ミルコ  1-6-5 3960-15040

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安田記念
今年のメンバーなら外国でも香港馬なら強い

 強い 

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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/06/24 宝塚記念
─── Vol.601

● 低レベル、アヤ大

また、指数が大混戦になってしまった。そういうレースばかりだ。 言い訳がましいが、どこにも、ずっと好調な予想家がいない春だ。 世界中で火山噴火や地震多発で、薄氣味悪い。馬場は、日曜は晴れ そうで、良馬場発表だろうから、脳みそ溶けそうだ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001296417/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000393214/pedigree/
ワーザーはモンジューのライン。サドラーズウェルズとヌレイエフ の4分の3同血クロス。4代母まで遡るとハイペリオンのクロスが ある。いずれにしても、去勢している馬の血統は、3分の2は割り 引いて考えるのが私の流儀だ。マイルから二千とかの距離延長は全 部成功している。中距離馬だろう。【7−4−2−0】の中距離実 績は侮れない。マイルはいつも、氣合いを入れるための叩き台に使 っているそうだ。香港移籍後の中距離は【5−2−2−0】。だか ら、前走のマイルの敗戦は、60kgでもあったし、度外視できる。 ボウマンとも手が合って、ベリーで負けてもボウマンなら馬券圏内 は外さない。ボウマンで中距離だと手堅い。7歳で劣化が心配点だ。 そこは去勢馬だと良い場合と悪い場合があるから困る。南半球生ま れの7歳は6歳半か。いずれにしても、遊びにきたのではないとみ える。香港の馬場でだが、ネオリアリズムより少し強いかという程 度。馬場悪化はプラス。陣営もそう言っている。欧米の馬は、ジャ パンCの80年代から、G1で◎にしない主義だが、香港馬は近距 離から北上するだけだから例外にしている。中団で競馬ができるか ら、外々回されない内枠希望だったが、まあ、良しとするか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175221/pedigree/
サトノダイヤモンドはディープインパクト産駒でヘイローの3本ク ロス。ここまでしても中距離馬だから、いかにディープがスピード を欲しているか。凱旋門賞遠征が失敗で、最近は競馬になっていな いが、ここでアッサリ勝っても驚かない馬ではある。馬場はヘイロ ー3本の分、良がベターだが、それほど不得手にも見えない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001162905/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001144190/pedigree/
サトノクラウンはトライマイベストのラインにミスワキ。やや重か 重の中距離血統だが、こういう内回りの二千二百で馬場が渋れば最 高だ。泥田の天皇賞でくたびれたから、有馬は休むべきだったので はないか。最近は、泥田競馬が稀少になったので馬も関係者も慣れ ていない氣がする。馬場悪化はプラス。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001179452/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000446154/pedigree/
ストロングタイタンは、ミスタープロスペクターとダンチヒのニッ クスを重ねた。母系はネイティヴダンサーにバックパサーと、おも しろいわけではない。ときどき、特に夏場は大好走する。おまけに 馬体が一変して良くなってきた。馬場は、重もこなせるが良がベタ ー。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190850/pedigree/
キセキはルーラーシップ×ディープインパクトで、目一杯頑張った 配合が成功した。中距離血統だ。祖母はスピードがあったロンドン ブリッジ。泥田の菊で疲れたろうから香港へ行くのは賛成ではなか った。案の定、大スランプだ。馬場が渋って盛り返せるかどうか。 宝塚に強い大外枠とは運がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001185395/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000409632/pedigree/
ダンビュライトはルーラーシップで、キャサリーンパーの名牝系。 リヴァーマン×リボーで、ナスルーラの全きょうだいクロス。2歳 時は馬が薄っぺらだったが、少しずつ肉が付いて牡馬らしくなって きた。そろそろG1で届くかどうかだが、大阪杯も香港もだらしな かった。

フォトパドックが良く見えた馬は、ストロングタイタン、サトノダ イヤモンドだった。

1週前追い切りが良く見えた馬は、サトノダイヤモンド、ヴィブロ ス、スマートレイアーだった。
最終追切りが特に良く見えた馬は、ゼーヴィント、ミッキーロケッ トだった。
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2 ◎Aワーザー75
6 ○Gサトノダイヤモンド70 ▲Jストロングタイタン70
 △ゼーヴィント70
 △サトノクラウン65 △パフォーマプロミス65
 △キセキ65
1 ミッキーロケット65
3 ノーブルマーズ60
 △ステファノス55
5 ダンビュライト55
 タツゴウゲキ50
4 ヴィブロス45
 スマートレイアー40
 サイモンラムセス35

 アルバート25

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オークス
2400mでも、◎アーモンドアイ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/05/20 オークス
─── Vol.0591

● 2択、アヤ中

指数を見ると強い群と弱い群に二分化された。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイは母が女傑・フサイチパンドラ。セックスアピール の名牝系だ。キンカメ×サンデーにストームキャット。クロスはヌ レイエフ。祖母はハイペリオンが3本クロス。3代母セックスアピ ールは、Busanda ≒Busher 2×3。満点配合だ。桜花賞は迷わず ◎で、シンザン記念のビデオを見ているようなそっくりなレースを して楽勝だった。2戦目は上がり 113-114 で持ったままの大楽勝。 シンザン記念は直線で仕掛けると、重心を低くして一氣の差し切り。 ここは距離延長で、あの鬼脚が使えるかどうか。ディアデラノビア みたいな鬼脚だけに、中距離馬には見えない。ロードカナロアは父 系の血からもマイラー寄りで、二千までは心配ない氣がする。ステ ルヴィオは、ロードカナロア×ファルブラヴというスピード寄りの 血だが、皐月賞は展開で負けたが、最後まで伸びていた。二千四百 は3歳春のクラシックなら、この馬の絶対能力で勝てるかどうか、 という距離だろう。雨は問題ない。馬体は重厚になってきた。重厚 になってくるとマイラーっぽくなって、あまり手放しで褒める氣は ならなくて困るが(笑)。そのへんは微妙すぎる問題で悩ましいが 良化は良化であることは、間違いはない。(注:一部、誤記を掲載 時に直しました)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208461/pedigree/
サトノワルキューレはディープインパクト産駒でリファールのクロ ス。A級配合だ。こういう配合はいつも褒めて印を打つ。Vマイル 3着のレッドアヴァンセもそうだった。ドッシリしている馬で、落 ち着きがあるので、再度の輸送もこなす可能性が高い。ただ、青葉 賞組がダービーを勝てないように、ローテからいうと2着までかも しれない。ずっと牡馬相手に戦ってきて、エタリオウと互角。スロ ーのレースばかり使ってきたが、スローでもミルコが、メルマガ競 馬通信に書いたが、ケツから向正面で一氣にマクって、直線でもま た伸びるという、長く良い脚を使える馬だ。デビューからオークス 狙いのローテできて、念願の舞台に立てた。あとは、疲労の残り方 が心配だ。馬体は、調教師が前走のレース後にすぐ言っていたよう に、細い心配がある。デビューから、ずっと馬体を絞ってきて、前 走も減っていた。それを考慮したか、最終追切りが軽かった。あそ こで、びっしり追い切れなかったのが、ローテの問題なのだろう。 そのことが、最後のゴール前で利いてくるような氣がしてならない。 ◎のつもりだったが、馬体と最終追切りを見て、やめた。雨は問題 ない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001133028/pedigree/
ラッキーライラックはオルフェーヴル。サンデーサイレンスはスピ ードとの配合は成功しない。ディープやステイゴールドはスタミナ 化で成功した。その子は、逆にスピードを入れて、スピード化すれ ば成功する。母系のシアトルスルーやアリダーも効果的で、距離延 長は大丈夫だろう。重心が高いので、折り合いつけて抑える競馬が できれば、おもしろい。連勝が止まったから捨て身で乗れるのは好 材料だ。石橋脩は、桜花賞に負けずに、どんどん成長している。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206646/pedigree/
パイオニアバイオはゼンノロブロイにアンバーシャダイまで入る典 型的な中距離血統。母は名手・後藤浩輝が人氣薄のオークスで4着 に持ってきた。オジが天皇賞春を勝ったレインボーラインだ。距離 延長は望むところで、一発要注意。合わない忙しいマイルを使って 体重が12キロ減とか、レース条件が合わないと、レース後に買い 食いが落ちた。前走は二千を使って買い食いも良く12キロ増で出 走。追い切りが良くて、13番人氣で△を打った。今度もフォトパ ドックは抜群で、体重が減らない氣がする。充実期だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204544/pedigree/
トーセンブレスはディープインパクトにファルブラヴ。馬体がどん どん良くなってきた。距離も雨も問題ない。(取消)

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206695/pedigree/
オールフォーラヴはディープインパクト産駒。金子配合で好きだが、 祖母の部分がイマイチか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208207/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001128844/pedigree/
カンタービレは今流行りのディープインパクト×ガリレオ。祖母に 牝馬クロスがあって、味のある配合だ。

フォトパドックが良く見えたのは、オールフォーラヴ、トーセンブ レス、パイオニアバイオ。それとアーモンドアイ、サトノワルキュ ーレ、ラッキーライラックがちょっと良かった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、アーモンドアイ、オハナ、サヤ カチャン、パイオニアバイオ、ラッキーライラックだった。
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1 ◎Aアーモンドアイ85
6 ◯JGサトノワルキューレ85


3 ▲ラッキーライラック70
 △オールフォーラヴ65
7 ★パイオニアバイオ60 △カンタービレ60
2 △リリーノーブル60
5 注マウレア55 トーセンブレス55(取消)
 ロサグラウカ50

4 レッドサクヤ40 ランドネ40

 ウスベニノキミ30 サヤカチャン30
 トーホウアルテミス30
 オハナ25 ウインラナキラ25
 シスターフラッグ20


────────────────────────────────










桜花賞
ラッキーライラックでなく、◎アーモンドアイ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」18/04/08 桜花賞
─── Vol.0579

● 2強、アヤ小

http://www.jbis.or.jp/horse/0001203363/pedigree/
アーモンドアイはセックスアピールの名牝系。母が女傑・フサイチ パンドラ。あとはキンカメ系とディープの金子配合にストームキャ ット。クロスはヌレイエフ。祖母はハイペリオンが3本クロス。3 代母セックスアピールは、Busanda ≒Busher 2×3。どこも言うこ とはない満点配合。新馬は新潟の内回り千四で、後ろから行きすぎ て、前が残って、完全に脚を余した。距離も短かったか。2戦目は 早めに外マクリで、上がり 113-114 で持ったままの大楽勝。シンザ ン記念に持っていってスローなのに出遅れてケツからの競馬。あと 800mからジワジワ上がって、直線で仕掛けると、重心を低くし て一氣の差し切り。馬場がやや重でなければ、もちろん33秒台の 末脚だ。直行ローテが私は好きでないが、使い減りするからと間隔 開けて使ってきた馬だ。デビューは8月と早かった。今回も馬体に 太目感はない。桜花賞の出世レース・シンザン記念の楽勝分だけ走 れば足りている。金曜の雨で土曜に競馬使って、少しでも馬場が荒 れれば、ヌレイエフが効いているからラッキーライラックよりは馬 場的にはプラスだ。ルメールと石橋脩のG1人氣馬での慣れの差が 出るかどうかもある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208248/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001133028/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001002331/pedigree/
ラッキーライラックはオルフェーヴル。サンデーサイレンスはスピ ードとの配合は成功しない。ディープやステイゴールドはスタミナ 化で成功した。その子は、逆にスピードを入れて、スピード化すれ ば成功する。オルフェーヴルも同じ。本馬の母の父は上記血統表の ように名配合で、スピルバーグやトーセンラーの半兄。ミスタープ ロスペクターや Goofed が濃く美しい。母系のシアトルスルーやア リダーも効果的で、今後の距離延長も大丈夫だろう。馬体も凄いし、 レースも強い。問題は石橋脩だけと言ってきた。石橋で3冠取れる か? 石橋は先行に強いのが裏目に出なければOK。四角6番手く らいで良い氣がする。でも、1枠を引いた。前に行っても下げても 乗りにくい枠だ。私は外回りになってからは桜花賞の1枠に◎を打 ったことがないし、打つ氣もない。金曜に雨も降りそうだ。パンパ ンの良ではないから、少しは乗りにくいか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205321/pedigree/
リリーノーブルはルーラーシップだからマイルだと褒めにくい。ク ロフネとノーザンテーストの突進効果でなんとかなるかどうかとい う感じ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208432/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001177842/pedigree/
プリモシーンはディープインパクト産駒で配合はマズマズ。好きな 馬で前走は◎にした。ここも少しチャンスかと思っていたが、馬が 若いからと、ぶっつけにして将来の成長に託した意図は、納得でき るから、桜の軸は遠慮した。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208357/pedigree/
リバティハイツはキングカメハメハだが、千四鬼のシーキングザゴ ールドが入るので、影響を受けた。ミスタープロスペクターやグリ ーンダンサーのクロスは美しい。父やクロスから考えれば、マイル も守備範囲だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204174/pedigree/
マウレアはディープインパクト×ストームキャットのA級配合。そ れで、阪神JFは◎にした。私の血統論はかなり単純にできている。 血統は単純に考えるのがよいのだ。でも、前を横切られるとひるむ から、軸をやめてきたが、前走は少し成長が見られて、スッと伸び た。ヒモなら少しはチャンスはあるか。

フォトパドックが良く見えた馬は、アーモンドアイ、ラッキーライ ラック、リリーノーブルだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、アマルフィコースト、プリモシ ーン、ラッキーライラック、リバティハイツ、リリーノーブルだっ た。
アーモンドアイは、痛いことに濃霧で見えなくて無念。
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1 ◎アーモンドアイ80
2 ◯ラッキーライラック80


3 ▲リリーノーブル65
6 △リバティハイツ60 △プリモシーン60
5 △マウレア55 アマルフィコースト55 フィニフティ55
 レッドサクヤ55 レッドレグナント55
 アンコールプリュ50
 △ハーレムライン45
4 △トーセンブレス40 スカーレットカラー40
 デルニエオール35
 ツヅミモン30 コーディエライト30
 アンヴァル30

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ホープフルS
軸馬◎の、年間通算連対率50%を賭けて、
8番人氣の STAY FOOLISH


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/12/28 ホープフルS
─── Vol.0548

● 大乱戦、アヤ大

ワグネリアンやダノンプレミアムやグレイルが出るG1ならともか く、その次のクラスの馬が争うG1て意味があるのだろうか。とほ ほ。京成杯とどう違うの。だが、「軸馬指数」の軸馬の年間連対率 50%が掛かっているから避けようがない。おまけに情が移る馬も 出てきて、初のG1昇格戦でデータのファクター不明瞭、わけわか らん。ははは。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001205567/pedigree/
ステイフーリッシュはステイゴールド×キングカメハメハ×シルヴ ァーホークと最高。薄いニアリーしかないが、Miesque ≒ゴールデ ンサッシュ2×4はしゃれている。母の兄姉にブラックホークやピ ンクカメオがいる。ピンクカメオもブラックホークもマイルが強か ったが、千八や二千でも連対していた。ステイゴールドなら距離の 問題はまったくない。私はデニムアンドルビーをベタ褒めして以来、 母の父キングカメハメハが好きだ。ワグネリアンも成功した。細身 のステイゴールドでムダ肉なしなら、中山中距離向きの良い血統だ。 新馬も金子真人さんの人氣馬・アイスバブルを問題にせず、上がり ダントツの、117-111-113 と圧倒的な強さで3着まで大ぶっちぎり。 慌てて、間隔がないのにここを使ってきた。急に出走となったので、 社台の馬だが既に外国人Jは乗り馬が決まっていて、乗り替わりな しで中谷はラッキーだった。まあ、矢作先生はそういうことしない が。ホープフルSが重賞になって4年目。シャイニングレイは新馬 でぶっちぎり勝ちして、ここも連勝。新馬は私の『時計理論におけ るスローペースの簡単補正法』で補正すると、2:00.5。本番は京都 2歳S2着のダノンメジャーや東スポ杯3着のソールインパクトを 破った。2年目は、ハートレーが新馬で3着までをぶっちぎり勝ち。 スロー補正すると、2:00.5。本番は新潟2歳Sのロードクエストを 破った。ステイフーリッシュは新馬のぶっちぎりをスロー補正する と、1:59.7。G1になってどうかだが、重賞時代の3年と比較すれ ば足りている。ここの他馬は、京都2歳Sが、2:00.1。芙蓉Sがそ れと同じ。追切りは間隔がないので最終追切りだけビシッとやって 良かった。神経質らしいので輸送で馬体減になってイライラしない ことを陣営は心配しているが、中京では落ち着いて周回していた。 あとは中山でカイバの食いが落ちなければ、だ。梅ヶ丘の散髪屋は 名人で、30代に8年住んでいたが、流山などの東葛に住んでも片 道2時間かけて通い続け、もう30年以上になる。そこに中谷のお 父さんも来ている。それを知らずに、美浦の時代から、中谷の馬群 を割っていく乗り方が好きで応援していた。中谷のG1最後のチャ ンスか。情報は入ってこないが、中谷雄太でダメなら悔いはない。
Steven Jobs said "Stay hungry, stay foolish", me too.

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204045/pedigree/
タイムフライヤーはハーツクライ×ブライアンズタイム。ブライア ンズタイム牝馬を淘汰せずに残しておいた牧場は正解。よくぞ残し てくれた。へイペリオン系のテューダーペリオッドとチャイナロッ クは淘汰しすぎた。テューダーペリオッドは流産率か何かだっけ?  サンデー×ブライアンズタイムはスピードが入りすぎるので、サ ンデーでは成功しないから褒めないできて正解だった。ディープイ ンパクトやハーツクライにブライアンズタイムは、サンデー自身と 違って今度は逆にスピードを欲しがるから、ヘイルトゥリーズンの クロスになる点がプラスだから良い配合だと言い続けてきて正解だ った。ブライアンズタイムのような重厚な底力が母系にあって、ヘ イルトゥリーズンのスピードを強調するのは非常に良いことだ。お まけにリファールのクロスがあるから余計に褒められる。新馬を負 けたのは相手が札幌2歳Sを勝つロックディスタウンだから仕方な い。京都2歳Sは◎にして2着で正解。勝ったグレイルはなかなか 強い。皐月賞で武が乗るのはグレイルだと思っている。Cデムが早 めに行きすぎて、よくもたせた。今回は先行馬が多いので6番手く らいからの差しだろう。距離にまったく問題ないので、松田国師が 輸送をしくじるとも思えない。馬体はトモ高で未完成だ。だから、 トモは大きくて能力を感じさせるが、馬体全体の見てくれはかなり 悪い。ここはグレイルなら◎で迷わないが、前走の負けをどう見る か。馬体が好みでないだけに悩ましい。京都2歳Sの二千経験だけ でサンリヴァルと並べてGにするのが、AJG予想法的に普通の重 賞ではやらない。そこが初のG1昇格でデータ不足でひっかっかる 点でもある。距離も千八がベターかもしれない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001228749/pedigree/
ジャンダルムは祖父がエルプラド。母がビリーヴ。全姉がフィドゥ ーシアだ。ビリーヴは母系にヘリオポリスが2本もあって、ガルフ ストリームとヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉になる名配合 だった。そこへサドラー系の種牡馬。サドラーは中距離のスタミナ とは限らない。フランケルのようにマイラーも出す。どっちにでも 転ぶ。メイショウサムソンを中山マイルで狙う私のような物好きも いる。馬体は最高。胴が長いから距離はもつという見解の人が多い が、何ともいえない。フィドゥーシアだってりっぱな馬体で、まあ まあ胴は長かった。デイリー杯は1番人氣が信用できない馬だった から堅実さでカツジを◎にして2着だった。でも、カツジに勝った からといって褒められるほどの戦歴でもない。なんとも言いようが ない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001206230/pedigree/
サンリヴァルはオークスのウメノファイバーの牝系。ルーラーシッ プなら二千はベストだろう。中山二千の芙蓉Sの内容も良かった。 ソコソコ来そうだが休ませたのはこのG1を勝とうという意図なの か? これで勝ったら関係者はある意味、偉い。でも、「軸馬指数」 的には3カ月以上休むと、使い込むと食いが落ちるからとかで、よ ほどの鉄砲実績がある場合でなければ自動的に5点減点する。トモ の横幅がもう少しあったら馬体で加点しただろう。腹回りも多少余 裕があるように見受けられる。当日の馬体重が見たい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001202312/pedigree/
ルーカスはメジロモントレーの牝系にスクリーンヒーローだからオ クテの懸念がある。勝とうが負けようが、どんどん使っていったほ うが良いだろう。

フォトパドックが良く見えたのは、ジャンダルムだった。その次が ムダがなく頑健なステイフーリッシュと、タイムフライヤーのでか いケツか。

最終追切りは変則で、どれが最終だかよく分からないが、サンリヴ ァル、ジャンダルム、ステイフーリッシュ、タイムフライヤー、フ ラットレーは良かった。
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3 ◎Jステイフーリッシュ70
1 ◯タイムフライヤー70
4 ▲Gサンリヴァル70
2 ★Aジャンダルム70


6 △ルーカス55
5 △ナスノシンフォニー50
 △Jジュンヴァルロ45 △マイハートビート45
 フラットレー40
 トライン35 シャルルマーニュ35
 ロードアクシス30
 リュヌルージュ25 ワークアンドラブ25
 トーセンクリーガー20
 シャフトオブライト15 ウォーターパルフェ15

 ニシノベースマン5(回避)

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有馬記念
G1のキタサンブラックに二度目の◎でお別れ


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/12/24 有馬記念
─── Vol.0547

● 指数差小、アヤ中

また、有馬がやってきた。今年の3歳はレイデオロやペルシアンナ イトが、秋のG1で通用している。内枠を引いたキタサンとどちら か?

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックは父がディープインパクトと全兄弟。母の父のサ クラバクシンオーのスピードで先行する。ディープインパクトにリ ファールのクロスはA級配合だ。母の父がスピードの先行馬は「軸 馬指数」は点数が伸びない。今年は、まず、メンバーが薄い。シャ ケトラあたりが穴馬になる程度では、むかしのようなA級馬総出の 大グランプリとかいうレースではなくなってしまった。ここはカレ ンミロティックがハナであれ、キタサンがハナであれ、展開は楽だ 。中山二千五百の鬼で好位から早めに仕掛けてくるゴールドアクタ ーもいない。サトノクロニクルあたりでは、後ろからプレッシャー をかけるほどでもない。ただし、最大の問題は、秋のG1を3連戦 すると疲労が来る。ゼンノロブロイと1年目のブエナビスタは全部 勝ったが、5歳時のテイエムオペラオーやエアグルーヴでさえ連対 を外した。ブエナビスタも2年目は2着までだった。JCを見てい ると、泥田の天皇賞の疲れはJCに出たかもしれない。あるいは有 馬かもしれない。こればかりはなんとも言えない。しかし、エアグ ルーヴを◎にして3着になって以来、3連戦は多少は割り引くこと にしている。キタサンにとって、枠が外だとマイナスだから大減点 しようと思っていたが、1枠を引いた。この馬はいつも内枠だ。強 運なのか。全盛期は天皇賞春までかもしれない。しかし、良い点は、 一昨年はゴールドアクターの隼人がスタートからプレッシャーかけ てコーナーに入るまでこすり、四角でもアクターとマリアライトが 早めにこすりに行った。昨年もゴールドアクターやリアファルがし つこくこすり、早め追走のサトノダイヤモンドにわずかに差された。 今年は、こすりにくるほどの馬はカレンミロティックくらいだ。自 分の馬は無視して、こすって潰すだけなら、わりと簡単だが、川田 が15番枠から、そこまで、あれこれやるか? カレンはG1で見 せ場がある時は内枠という馬だから。キタサンは先行馬だから枠は プラス。G1の3連戦はマイナスだ。展開的な流れ込みで、過去2 年よりは有利に走れる可能性がある。配当から単勝の旨みはまった くないが、指数が良くなるのは、単勝以外の馬券の軸ならあるとい うことか。これが◎。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001190059/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001033844/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000452536/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000424623/pedigree/
スワーヴリチャードは大好きな馬で、ダービーはこれとアドミラブ ルの2択で迷った。私の家でやっている私塾に来た人はご存じだが、 私はダービー時のスワーヴのようなトモの馬は、まず褒めない。そ れで2択を間違えたが、ところがアルゼンチンに出てきた時のリチ ャードは見違えるほど変わっていた。私塾に来てない人には細かく 教えない。これは、ほとんど語られることがないが、私に言わせれ ば、常識的な馬の見方だ。血統は、ハーツクライ×アンブライドル ズソング。アンブライドルドは褒めないが、サンデー系と配合した アンブライドルズソングを褒めるのは、ヘリオポリスを持っている からサンデーの持つガルフストリームとヘリオポリスの〈4分の3 同血クロス〉になるからだ。ずっと、そう言ってきて、今まで全然 間違えていない。リチャードはなんと母系にヘリオポリスが2つも ある。おまけにリヴァーマンやシアトルスルーやブルーラークスパ ーなど血脈構成は抜群だ。それに加えて代々のニアリークロスが凄 い。
自身は、ガルフストリームとヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉 と、Severn Bridge ≒Caro 4×4。
母は、Lucky Mel ≒Pia Star 4×4。
祖母は、Nile Lily ≒Pavot 4×6。Azalea ≒Pavot 5×6、これ は〈4分の3同血クロス〉。
3代母は、Never Bend ≒Cohoes 2×3。
切りがないからもうやめよう。やめないと、牝祖まで永遠に続きそ うな氣がする。今回の馬体はアルゼンチンも良かったが、さらに最 高。春とはまったく別馬だ。貧弱だったトモが抜群に出来上がって いる。胸前も凄い。それなら、ジャパンCを使うべきではなかった のか。その点がなっとくできない。春は右トモが弱くて、皐月賞も 右回りだから手前を替えずに走り続けて伸びてはいるが届かなかっ た。今は、ノーザンファームの外厩でも、手前を替えられるように なったと言っている。それが、忙しい本番のレースになってどうか、 という問題はあるが、おそらく大丈夫だろう。それよりも、ハーツ クライ産駒が東京巧者で、中山の小回りだと、手前を替えたとして も、届かない恐れがなくはない。中山二千五百は5枠か6枠が差し 馬にはベスト。14番枠は少し外すぎて、ギリギリ許容か。1週前 追切りも、最終追切りも抜群。ミルコがどう乗るか。前駆の発達、 右トモの発達による手前を替えられるようになった問題、軽いロー テはプラス。小回り中山は少しマイナスか。春の馬体でもJC2着 のレイデオロに食い下がった。成長が顕著だから、中山でも上がり 目はあるしポカもある。しかし、冷静に考えれば、<東京よりも中 山がプラスになった>とまでは言えまい。キタサンの単勝が、応援 する人が多すぎて安すぎるので、スワーヴリチャードの単勝は5倍 前後なら、儲けのトータルが1円であっても少しは買っておきたい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001175119/pedigree/
シャケトラはマンハッタンカフェらしくない産駒。シングスピール が出ているのだろう。大した馬でもないが、中山二千五百の日経賞 の勝ち方が凄かった。阪神と中山の力の要る馬場が得意。宝塚は天 皇賞頃から氣合い乗りすぎで、四角先頭で早すぎた。最終追切りも 抜群の動き。それでも追い切り後馬体重が、まだ太く、絞れきれな い心配があるが、当日の体重発表を必ず見る必要がある馬だ。要警 戒で★か。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152403/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000727544/pedigree/
シュヴァルグランはハーツクライ。母がヘイロー、ナタルマ、アル マームードと賑やかだ。姉たちはディープインパクト産駒だったが、 母系にスピードがほしいのは同じだ。この馬は中山がどうなるか。 力はシャケトラよりも上だが、左回りのほうがベターかもしれない。 最近は筋肉が増えて力をつけて好位に行けるので、中山でも好走で きる可能性はなくはない。ボウマンが積極的に早めにこすりに行く かどうか?が悩ましい。

サトノクラウンは雨が降れば降るほど浮上してくる。

フォトパドックが良く見えた馬は、スワーヴリチャード、キタサン ブラック、それに、サウンズオブアース、レインボーラインだった。

最終追切りが特に良く見えた馬は、スワーヴリチャード、シャケト ラ、クイーンズリング、サトノクロニクル、ヤマカツエースだった。
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1 ◎Aキタサンブラック85
4 ◯Jスワーヴリチャード80
6 ★シャケトラ75
3 ▲Jシュヴァルグラン70 △サトノクラウン70


 Gサウンズオブアース55
 △ミッキークイーン50
 注レインボーライン45 サトノクロニクル45
 注ヤマカツエース45
2 クイーンズリング40
 サクラアンプルール35 ブレスジャーニー35
 トーセンビクトリー30
5 ルージュバック25 カレンミロティック25

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朝日杯FS
ステルヴィオの切れ味に期待

 相似  ──────────────────
笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/12/17 朝日杯FS
─── Vol.0545

● 力差大、アヤ小

阪神も少しずつ中伸びになってきた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001204521/pedigree/
ステルヴィオはロードカナロア。平均的な産駒の距離は千八までは 問題ない。ステルヴィオは、4代母がシンボルルドルフの全姉で、 そこにサンデーが掛かる貴重な牝系。ハイペリオンやゲインズボロ 系の凄い底力の凝縮が牝系の奧にあるわけで、母系の奧にシンボリ ルドルフが配合されている形よりも、血統表の形的に遺伝力は鋭い はず。どこかでこの血が目覚めてほしい氣もあって、前走は◎にし た。位置どりが後ろすぎて、のんびり追い出したが、他馬とは上が りの脚が約1秒違っていた。中団からの競馬もできるはず。阪神に なって3年間、ずっと切れ味鋭い追い込みが決まるG1で、イメー ジはピッタリだ。仮に馬場が渋ったとしてもプラスになることはあ ってもマイナスになることはない。馬体は小さめだが、まとまって いて、眼が黒曜石のようにきれいだから、金子真人さんの馬かと思 った。なかなか良い馬だ。クリスチャンは早めに追い出して切れを 持続させるのが上手だから、追い込みでも届かない心配は少ない騎 手だといえるだろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208294/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001142868/pedigree/
ダノンプレミアムはディープインパクト産駒。母にサンデーサイレ ンスとニックス(ヘリオポリスがあるせい)のダンチヒや、ニアー クティックのクロス。ナタルマなどスピードもあって、父とのバラ ンスが良い。馬体も良く、切れもスピードもバランスがとれていて、 阪神マイルも牝馬のラッキーライラックのように、少し下げて中団 から差すことも可能ならおもしろい。先行力が若干ありすぎるから、 下げられないと末が甘くなるかもしれない。1週前追切りも馬体も OKだった。もう少し位置どりを下げられるかどうか。下げないと 阪神外回りで目標にされてしまう懸念はある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001208468/pedigree/
ダノンスマッシュはロードカナロアでミスタープロスペクターのク ロス。母にロベルトのクロス。父からもマイルまではもちそうだ。 ロードカナロアとオルフェーヴルは怖い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001209439/pedigree/
タワーオブロンドンは母がダルシャーン×サドラーで絶賛した。弱 点は肉付きが良すぎて、体型的にも短距離馬に見える。ルメールは マイルもOKでしょうと言っているが、この人は何でもOKでしょ うと言う人だから、危ないという意味もある。千二と千四がベター だろう。あとは能力で負かしに来れるかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001202536/pedigree/
ヒシコスマーはブラックタイド。リファールとコスマーのクロスが 光る。この馬もキタサンブラックに次いで種牡馬になったら、ます ます、ディープインパクト=ブラックタイドの全きょうだいクロス が凱旋門賞を勝てる日が近づく。

フォトパドックが良く見えた馬は、ステルヴィオ、ダノンプレミア ム、タワーオブロンドン、ヒシコスマーだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、ケイティクレバー、ステルヴィ オ、ダノンプレミアムだった。
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2 ◎Gステルヴィオ80
1 ◯Aダノンプレミアム80

5 ▲Jダノンスマッシュ70
3 △Jタワーオブロンドン65


 △ヒシコスマー50 注ファストアプローチ50
4 △ケイアイノーテック50 注ダブルシャープ50
 ムスコローソ45
 ライトオンキュー40 カシアス40

 フロンティア30
 アサクサゲンキ25


 ケイティクレバー10
 イシマツ5 アイアンクロー5

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新潟記念
タツゴウゲキは血統良し、馬体良し、前走良し

 Your Host
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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」17/09/03 新潟記念
─── Vol.0512

血統論、相馬眼、レース観察、時計理論、ラップ分析、調教観察、 騎乗論、レース展開、レイティング理論、データ解析、距離適性、 能力指数論、単純出目論から、枠目論や独自のAJG予想法など、 ありとあらゆる方法論を駆使して、それらを全部、統合しようと試 みています。

● 力差中、アヤ大

いやははやなんとも、何番人氣でも来るレースで・・。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156786/pedigree/
タツゴウゲキは前走の自信の◎だった。七夕賞で前の馬が下がって きて、一緒にケツまで下がって追い込み直した。凄い脚だった。小 倉も急遽乗り替わりで秋山になったが、インから楽勝氣味のサンマ ルティンを差し切った。これで、今度は普通の重賞勝ちの2キロ増 でなく、3キロ増となった。あまり評価されるとこちらは困る。マ ーベラスサンデーも母にシングスピール×ダイイシスとなると底力 を発揮する。その奥はキュアザブルースなので軽くてダメだと思っ ていたら、サーゲイロードと同じ牝系なのですね。だから、3代母 は、牝馬クロス以外に、それを使った Speedwell ≒Sir Gaylord 3×4になる。マーベラスサンデーとしては最高の配合に近い。新 潟も好位差しの経験があって、夕立になって馬場が渋っても問題な いし、最近の新潟外回りは前残りが多いので、追い込み馬よりは狙 いやすいかもしれない。土曜の午前は内伸び馬場だったから、例年 のこのレースとしては枠は良い。消えるとするとスローの瞬発力勝 負に対応できないときか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140469/pedigree/
マイネルフロストはブラックタイドの子で、母がダンチヒのクロス。 春からブリンカー効果でやめずに走るようになってきた。距離も新 潟も合うので、前でレースして勝ち負けになるようになった。ここ もハンデ重賞で背負い慣れた斤量だし侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001172231/pedigree/
アストラエンブレムはダイワメジャー産駒。母がミスタープロスペ クターのクロス。レースぶりは好きだが、ダイワメジャーとしては 馬体が薄い。こういうことも含めて、まあまあ私好みの馬だが。少 し母系に重厚な血があるほうが褒めてきた。そのせいか、もうワン パンチに欠ける氣もする。少し前で競馬するといっているが、前か 後ろかは、新潟は、ダートは前に決まっているが、芝は決めにくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155034/pedigree/
ロッカフラベイビーは、キングマンボやジャングルポケットのヌレ イエフを使った重厚さを増幅させている。新潟は鬼だが、多頭数の 重賞で差せるかどうか。馬体重が減らないようだと、堂々と歩いて、 いかにも好調という馬だ。当日の馬体重と流れ次第だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141552/pedigree/
ルミナスウォリアーはサドラーにサンデー系。二千なら時計がかか っても時計が速くても来る。問題は展開のほうで、新潟外回りは年 々前残り傾向になっていくが、そこで差せるかどうかだ。

フォトパドックが良く見えたのは、タツゴウゲキ、マイネルフロス トだった。

最終追切りが特に良く見えたのは、特にいなくて、しいて言えばタ ツゴウゲキとロイカバードが良く見えた。
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1 ◎Jタツゴウゲキ75
6 ○Aマイネルフロスト70

2 ▲アストラエンブレム60 ☆ロッカフラベイビー60
4 △ウインガナドル60
 △ロイカバード55 △Gルミナスウォリアー55
 △トーセンバジル50 ソールインパクト50
 マイネルスフェーン50
 シャドウウィザード45
 ハッピーモーメント40 ラストインパクト40
 スピリッツミノル35
5 フルーキー30

3 カフジプリンス20 トルークマクト20

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2017/冬春 3歳 重賞レース 的中レース 一覧
          (◎が2着までのみ、3着で的中は入れず)

2017年 3歳 的中重賞 17レース

フェアリーS  ◎アエロリット
京成杯     ◎コマノインパルス
きさらぎ賞   ◎サトノアーサー

共同通信杯   ◎スワーヴリチャード
アーリントンC ◎ペルシアンナイト
チューリップ賞 ◎ソウルスターリング

弥生賞     ◎カデナ
フィリーズR  ◎カラクレナイ
フラワーC   ◎ファンディーナ

毎日杯     ◎サトノアーサー
青葉賞     ◎アドミラブル
京都新聞杯   ◎プラチナムバレット

ラジオNIKKEI ◎セダブリランテス
紫苑S     ◎ディアドラ
セントライト記念 ◎アルアイン

神戸新聞杯   ◎レイデオロ
秋華賞     ◎ディアドラ

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2016 
2歳 的中重賞 一覧


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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」
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2016年 2歳 的中重賞

函館2歳S  ◎レヴァンテライオン
新潟2歳S  ◎ヴゼットジョリー
小倉2歳S  ◎レーヌミノル

サウジRC  ◎ダンビュライト
アルテミスS ◎リスグラシュー
東スポ2歳S ◎ブレスジャーニー

京都2歳S  ◎カデナ
阪神JF   ◎リスグラシュー
ホープフルS ◎レイデオロ

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16/06/26 宝塚記念 
条件揃った◎マリアライトが指数ダントツ



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笠の血統批評と全馬の「軸馬指数」16/06/26 宝塚記念
─── Vol.0384

◆血統論、レース解釈、騎乗論、時計理論、ラップ分析、相馬眼、 調教観察、レイティング理論、距離適性、データ解析、能力指数論、 単純出目論、枠目論から、独自の予想法など、ありとあらゆる 方法論を駆使できるのは私だけでしょう。
◆1つの理論だけ作って競馬の世界を生きていく氣は、競馬専門紙 にいた20代からありませんでした。

● 大混戦、アヤ大

私たちは前日か、新聞だと2日前に予想出すのですが、馬券買う人 は直前の馬場状態を確かめて買うのが、梅雨明けまでの鉄則であり 馬券ファンの有利な点です。有利な利点は最大に活用してください。 競馬場で聞こえる予想屋叩きは、梅雨時がいちばん多いです。オイ オイ。梅雨時は、まずもってポリシーを示すと割り切っている。で ないと、福島なんか、やってられません。土曜正午の阪神は、くも り重です。日曜の天氣予報は晴なので、どこまで乾いてくるかでし ょう。土曜午前の阪神競馬は内が荒れて、外伸び氣味でした。乾い てくると、どうなるかは、ケースバイケースなので何とも言えない 面があります。直前に、どこが伸びるかを確認してください。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトは美石だが、ディープインパクト産駒で母の父が貴重 な名血・エルコンドルパサー。リヴァーマンもリボーも入っていて 血脈構成は抜群だ。母クリソプレーズはペンダントにするとかっこ よい美石だが、Bold Reason ≒Never Bend 5×3と、好配合を重 ねたエルコンドルパサーの隙間を突く配合。祖母は、Nasrulah= Malindi の〈全兄弟クロス〉3×4。と、血統は言うことなし。 兄クリソライトも美石鉱物だが、ゴールドアリュールなのでダート 馬に出てジャパンダートダービーを勝った。昨春に本格化して、 エ杯を早め勝負でマクって勝ち、有馬も惜しくて、キタサンブラ ックと互角の勝負をした。この馬は前々の勝負と蛯名が決めてい る。日経賞はインの好位にいたら前が壁になって、ゴールドアク ターなど有馬の1、2着に先に出られて、作戦どおりに行かなか ったが、外へ出し直して、前の2頭とは同じ上がりの脚で3着と、 脚を余しただけで、内容は互角に近かった。前走は斤量を背負っ て不利もあっても好タイム。勝ったクリプトグラムは骨折してし まったほどだ。長い直線でマクリ勝負できないのがマイナス点だ と指摘したが、それでも最後まで、また伸びて食い下がった。リ ヴァーマンが入るので馬場が渋ると鬼で、雨が少しでも降って馬 場が渋れば、小回りをマクってしまえれば、勝てる力もある。ど こまで馬場が悪くなるのか乾くのかが読めなくて悩むが、少しは 渋った馬場ではないか。キ甲も大きく盛り上がってたくましさを 増している。コースも馬場も内回りも合うし、逃げ先行馬が少な く、ドゥラメンテが後ろにいるので、早めマクリができる。内が 荒れる季節で外枠有利だ。軸にする絶好のチャンスとみた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001151936/pedigree/
ドゥラメンテはキングカメハメハ×サンデーサイレンス×トニービ ン。母がアドマイヤグルーヴ。アドマイヤグルーヴはサラブレから 出た『走る馬の見方がわかる本』の「血統表の見方」で絶賛した。 新しい読者のために、もっと新しい馬を書いてくださいという編集 者から要望がどこの雑誌でも出るが、私が書いた馬の血統から走る 馬がどんどん出るという伝統が昔から一貫してある。一時だけ、は やるような血統など書いても意味はない。血統の世界はそもそも、 古きをたずねて新しきを知る・温故知新であるべきだ。だから血統 ファンは古いことをやたら知りたがる。それを導くのがほんとうの 血統屋の役目だ。それも私の誇りだ。ここはドバイ帰りで間に合う が、堀厩舎の馬はちょっと見ても完調がどうかよく分からない。馬 体はダービーのほうが断然良かった。ここを負けるようなら、ダー ビーがピークという可能性も10%くらいは覚悟したい。完調なら 競馬的には勝ってほしいが、皐月賞のようなトリッキーな競馬をす る馬だから、内回りよりは広いコースが良いと思う。そのへんがム ズだ(難しいこと)。九分のデキで勝てるかどうかだが、それを軸 にしないのが私の流儀だ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイは、ダンスインザダークのアメリカンな部分が出て、 意外と距離がもたない。大物になる前から二千四百がギリギリで、 二千五百は買えないとけなしてきた。ここはベストの二千二百。 大いに期待できるが、馬場が渋るとマイナスだ。好位差しが徐々 に中段差しに変化してきているが、調教師が言うにはスタートが 下手になっていっているとのこと。そのへんは昨年比で悪材料か もしれない。6歳というのも働き盛りの年齢よりも1歳多いか。 馬体は、昨年比で胸前の肉が少し足りない。リピーターの多いレ ースだが、4歳で活躍した馬は5歳でも来るが、5歳G1で活躍 した馬は6歳になるとプラスがないと褒めにくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152403/pedigree/
シュヴァルグランは、ヴィルシーナの下だが、ハーツクライだ。 少しくらい渋った馬場はこなせそうだ。中距離馬の典型で距離は合 っている。阪神は鬼。福永は器用なレースをできるようになってき た。侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックはディープインパクト産駒のリファール・クロ スと同じ。父が替わっても血統は同じだから、成功パターンだ。 中山外回りの二千二百がベストと思うが、菊もチンタラ走れるの で合っている。とはいえ、有馬も3着だから強い。ここは、マー クされて忙しい内回りがどうなのか。中山二千二百なら◎で迷わ ないが。雨はサクラバクシンオーが入るだけに、良馬場のほうが ベターかもしれない。京都>阪神だろう。こう見てくると、牡馬 G1ホースには弱点がある。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001152157/pedigree/
アンビシャスもディープインパクト×エルコンドルパサー。祖母 はナスルーラ4×5で、テューダーミンストレルも2本入って、 Lady Josephine のスピードの血が賑やかだ。似たような血脈構成 のマリアライトよりは距離適性は短めだろう。二千二百は守備範 囲ではある。ノリのG1の一発芸はダービーを2回勝ってからは 評価していないから、いつも減点する。1枠も減点で、一か八か の枠だ。

フォトパドックはめちゃ難しくて、アンビシャス、サトノノブレス、 マリアライトが良く見えた。

最終追切りはA級の厩舎が揃ったおかげか、良い馬が多くて、アン ビシャス、カレンミロティック、サトノノブレス、ステファノス、 タッチングスピーチ、ラストインパクト、ワンアンドオンリーが良 かった。
マリアライトは時計は遅いが、ウッドで目一杯大外回したので、あ んなものか。ドゥラメンテは正直言って九分の仕上げに見えたが、 格で凌げるかどうかだろう。
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1 ◎Gマリアライト80


2 ○Aドゥラメンテ65

3 △Jキタサンブラック55
4 Aラブリーデイ55

 アンビシャス45
6 ▲シュヴァルグラン40 △ラストインパクト40
5 △ステファノス40 △サトノノブレス40
 タッチングスピーチ40
 △サトノクラウン35
 トーホウジャッカル30 カレンミロティック30
 ワンアンドオンリー25
 フェイムゲーム20
 ヤマカツエース15
 ヒットザターゲット10



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16/03/05 チューリップ賞 
異系の血が豊富な血脈構成が凄い、ジュエラーが◎

 Your Host
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重賞・メイン全馬の軸馬指数 16/03/05 チューリップ賞
─── Vol.0348

● 力差中、アヤ中

これほど力差があるとは思いませんけど、このレースも指数差は大 きめに出ました。潜在能力や、はたまた、このレース限りのプラス 点など極端なことも計算しますので、ときどき大きめに出ますねえ。

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ジュエラーはヴィクトワールピサが父で、母系も重厚だ。
Busted の母 Sans Le Sou と High Top の母 Camenae の〈4分の 3同血クロス〉6×5。
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母が Hurry On 系の Supreme Court のクロス。祖母が、Teddy 系 の Sunny Boy のクロス。3代母が、またもや Hurry On そのもの のクロス。4代母が、St.Simon 直子の Rabelais のクロス。異系 のクロスの連続する隙間に、Tourbillon や Gainsborough がいっ ぱいあるという、非ネアルコ系の宝のような血脈構成だ。スロー の新馬は上がりが、119-117-113。シンザン記念はイン伸びの馬場 で、出が悪かったのでインを通って距離ロスをカバーして、直線だ け外へ出して、よく追い込んだ。柔軟性のある筋肉やツナギの持ち 主で、オークス候補と書いてシンザン記念で◎にしたのだが。牝馬 相手なら、私の立場では、ここも軸だろう。

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レッドアヴァンセはクラレントたちの下だが、上も勝ったり負けた りでよく稼ぐが爆発しない。サンデーにテスコボーイは意外と成功 しない。そこが氣になる。ディープインパクト産駒でリファールの クロスになっている点は褒められる。

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ウインファビラスはステイゴールドにノーザンテーストのクロスと いう定番配合。万能型のノーザンテーストがノーザンダンサー的に 柔和剤として生きる配合だ。ゲランの牝系にジェイドロバリーが入 ったりして、良かったり悪かったりで、どうしても腰を入れて褒め にくい。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001171890/pedigree/
シンハライトはディープインパクト産駒で母の父がシングスピール だから重厚だ。牝系の奧の軽さは少し氣になる。前走の千四のハナ 差勝ちは、腕組みしてしまった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173912/pedigree/
デンコウアンジュの父メイショウサムソンはけっこう走る。オペラ ハウスからはこれくらい出てもらわないと困る。自身も私の好きな プリメロの〈全兄弟クロス〉だが、3代母にもあるから2重に持っ ている。前走は前に行きすぎたから末脚に賭ければ、まだ侮れない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001173486/pedigree/
ブランボヌールはディープインパクト産駒で母の父がサクラバクシ ンオー。サクラバクシンオーの血が入ってマイルや二千までこなす 馬もいるが、アンブライドルドも入って距離延長だと褒めにくくな る。

フォトパドックの良かったのは、ジュエラーとレッドアヴァンセ。 最終追切りが良かったのは、なぜか少なく、カイザーバルとジュエ ラーだけだった。
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2 ◎Aジュエラー90


 ○Gレッドアヴァンセ75 ▲Aウインファビラス75


5 ☆デンコウアンジュ60 注Aブランボヌール60
1 △Jシンハライト55

 △エルビッシュ45 アドマイヤリード45 クロコスミア45
 注フォールインラブ45
3 ラベンダーヴァレイ40
6 カイザーバル40
 ヴィブロス35
4 クィーンズベスト30 クリノラホール30




 サクレディーヴァ5



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15/12/27 有馬記念 
菊に続いて8番人氣でも、ゴールドアクター◎

 モデルスポート 

・モデルスポートをPOGで持っていた。〈4分の3同血クロス〉だった。

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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/12/27 有馬記念
─── Vol.0330

● 力差小、アヤ大

正月の変則開催は、あくまで予定ですが、重賞を全部やる方向で考 えています。ホームページの「日記」に、そのつど、変更あるたび に書いていきます。今は有馬で、それどころではないので。

メンバーが揃っているようで揃ってない、なんとも言えないレース だが、ショウナンパンドラの回避で、やはり揃ってない。G1実績 とかは、あまり関係ない年になりそうな氣がする。頭の頭痛が痛い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136428/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000197587/pedigree/
ゴールドアクターはホウシュウリッチやリクダイニチで古いファン になじみのスタミナのあるミアンダーの牝系にあたる。ミアンダー は古い競馬向きのスタミナの塊だ。それにマナードと名血・キョウ ワアリシバとかけて、スクリーンヒーロー。まあまあか。オクテの スタミナのある中距離血統だ。スクリーンヒーローはモデルスポー ト→ダイナアクトレスに続く名牝系で大好き。「サラBlood 」vol.2 にも書いた。グラスワンダーのA級馬の血を受け継ぐ消えてほしく ないサイアーラインでもある。
母ヘイロンシンは Nearctic ≒Royal Charger 4×5。
祖母ハッピーヒエンは、Millstream≒ ミアンダー4×3。
3代母はセダン×トサミドリ× Mieuxce× Solario ×Hurry On。 スタミナと底力の塊で、どう見てもオクテだ。ロベルト系も有馬に は悪くないし、スクリーンヒーローはオクテの一発屋を出す。グラ スワンダーといえば有馬だ。中山も右回りも距離も問題ない。前走 は重馬場で、中盤スローだから、私の『時計理論におけるスローペ ースの簡単補正法』で補正すると、重なのに暗算で2分31秒台と なる。おまけに、重とはいえ、上がりが 111-112-11.9 は凄い。青 葉賞で 0.1 秒負けた以降は、6戦して(5−0−1−0)。未勝 利を勝ってから(6−2−1−1)。4着のレースは青葉賞で 0.1 秒差。いつも上がりは11秒台を並べてくる。スタミナのある血統 だから、菊はもちろん◎にした。吉田隼人が落ち着いて乗れるかど うかだろうが、ここ10年で3着以内の30頭のうち、外人と地方 出身の騎手で18頭も来ていると柏木氏が言うが、私の感想では、 外人と地方の騎手以外で12頭も持ってきている。外人と地方出身 騎手が乗らないと人氣にならないから混戦の年は狙いではないか (笑)。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136641/pedigree/
アルバートはペルースポートの牝系だからハンディキャップタイプ の懸念があるが、アドマイヤドン×ダンスインザダークで距離延長 にしたら化けた。私は菊でアドマイヤドンを◎にした変人だから、 なっとくできたが。ウッドマン系はズブくなりやすく、ティンバー なら中距離のほうが千八よりはベターだろうと思った。異例のロー テなので『G1データ・最強の発想』に合わないから指数が伸びな いが、馬体はムダがない長距離型だし、前走の強さからも一発あっ ておかしくない。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001153334/pedigree/
リアファルは父ゼンノロブロイが中距離馬を出す。母の父エルコン ドルパサーは母系に入ると「スピード劣化の法則」によって、スタ ミナを伝える。リヴァーマン×リボーもあって、長いところの逃げ 馬になった。前走は逃げられなかったが崩れなかったようにしぶと くて、ここも前に行けるだけにルメールの騎乗に要注意だろう。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001120507/pedigree/
ラストインパクトはディープにティンバーの配合。牝系はナリタブ ライアンのフィジー。これも中山二千五百は合っているディープの タイプだ。いろいろなファクターが満点でなく90点ばかりという 難点もあって「軸馬指数」的に◎には考えられないがヒモにはあり 得る。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001088332/pedigree/
トーセンレーヴはディープインパクト産駒で母がビワハイジ。言う ことなし。青葉賞で好勝負しているので距離は大丈夫だろう。ボウ マンは日記に書いたが、めちゃくちゃ巧い。連闘もむかしは普通だ った。元氣ならどうということはない。4歳なら使いたくないが、 7歳で本格化なら使わない手はない。前走が斤量のわりに強すぎた だけに、勢いで使う一手だ。調教師や私の競馬観ではそうなる。問 題は距離が合うかどうかだけ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140030/pedigree/
サウンズオブアースは名血・ディキシーランドバンドの血が騒ぐか どうか。父は中途半端だが、母系は言うことない。フォトパドック の馬体の良さも目を惹いた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001089106/pedigree/
ヒットザターゲットはキングカメハメハ。母がタマモクロスにノー ザンテーストと渋い中距離馬。追い切りは、良いと普通の中間くら い。最終追切りで少しは良化してきた。未勝利を勝つのに7戦を要 したオクテ。未勝利を勝って以降は、内枠が強く、G1挑戦レース 以外の、5番枠より内を引いたレースは(8−2−0−2)と馬券 ファン愛用の内枠特注馬。「メルマガ競馬通信」は出目の話ばかり ですねと注文を付けられたが、全てのファクターをやって出目もで きなくて競馬をどうする。今回も1枠を引いて黙って印を打つ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001156915/pedigree/
ルージュバックは軽いマンハッタンカフェで褒めないが、この馬の 母系は渋い。意外なレースができそうなタイプだ。オークスのレー スを見ていると東京向きに思えなかった。捨て身の乗り方が合いそ うだ。追い切りはすばらしかった。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001122040/pedigree/
ラブリーデイは配合は距離がもちそうだが、意外ともたない。ペル ースポートの牝系はハンディキャップタイプだから、どこかでこう なる。2年前から二千四百がギリギリだと書いてきたから、今さら どうか。展開的に好位差しできるのはメンバー的に悪くない。内々 回して器用に乗って川田のマジックが効くかどうか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001139058/pedigree/
マリアライトはリアファルの半姉。牝馬だから考えないといけない が、エルコンドルパサー×リヴァーマン×リボーは凄い。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001136231/pedigree/
アドマイヤデウスは、アドマイヤドン×サンデー。牝系はスタミナ の塊。好きな配合で、昨春は日経賞から期待していったが、レース させてもらえず運がなかった。立て直して調子さえ戻れば、まだや れると思う。しかし、あいかわらず、動きに、かつての冴えまでは ないなあ。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001155349/pedigree/
キタサンブラックは母の父がサクラバクシンオー。それにリファー ルのクロス。先行流れ込みが得意だが、菊よりも有馬はギシギシや るから、きついレースになると、どうか。

ゴールドシップは中山は合うが、宝塚以外は強く褒めたことがない。

フォトパドックが良かったのは、サウンズオブアース、ラストイン パクト、リアファルという悩ましいメンバーたち。ショウナンパン ドラはゲッソリしていたが回避した。よほどJCは疲れたのだろう。 腹構えが細って冬毛が生えて、もういい、という感じだった。距離 もギリギリだしカモにできると思ったから回避は残念だった。

1週前追切りの良かったのは、キタサンブラック、ゴールドアクタ ー、マリアライト、ラブリーデイ、ルージュバックだった。
最終追切りの良かったのは、ヒットザターゲット、ゴールドアクタ ーとルージュバックだった。
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1 ◎Gゴールドアクター75

 ○Jアルバート65 ▲リアファル65
2 △サウンズオブアース60 Aゴールドシップ60
3 Jキタサンブラック55
 △ラストインパクト50 注ヒットザターゲット50
4 マリアライト50 注ルージュバック50
5 ラブリーデイ50
6 △トーセンレーヴ45 アドマイヤデウス45
 ワンアンドオンリー40

 ダービーフィズ30


 オーシャンブルー15

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15/06/07 「軸馬指数」 
春の東京G1・4連勝


Vマイル ◎注− ストレイトガール−ケイアイエレガント
                        馬単73990円
オークス ☆◎△ ミッキークイーン−ルージュバック−クルミナル
                        3連複4140円
ダービー ◎注▲ ドゥラメンテ−サトノラーゼン−サトノクラウン
                       3連単15760円
安田記念 ◎▲注 モーリス−ヴァンセンヌ−クラレント
                      3連単127190円

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15/05/17 「軸馬指数」 
不安あるヌーヴォレコルトではなく、◎ストレイトガール

 Your Host
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重賞・メイン全馬の軸馬指数 15/05/17 Vマイル
─── Vol.0262

競馬の全ファクター19種類を、全部指数化しました。どんな種類の馬券でも軸馬が必要です。これは軸馬を決めるだけのもので、全馬の能力指数ではありません。
軸馬指数の数値の分布状況によって、そのレースの買い方の特徴も分かります。1着に勝ち切れるかどうかの指数は含まれていません。指数の分布状況や、読者の方の印と合わせて御使用ください。

■軸馬指数のファクターの内容を個別に電子書籍で公開して3部作全部upしました。アフィリエイトは10%です。
『AJG予想法』
http://www.dlmarket.jp/products/detail/276461
『時計理論におけるスローペースの簡単補正法』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=297636
『G1データ・最強の発想』
https://www.dlmarket.jp/products/detail.php?product_id=306268

● 力差中、アヤ中

http://www.jbis.or.jp/horse/0001108396/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0000732852/pedigree/
ストレイトガールはヘイローのクロスでスピードを誇示する。モーニングフローリックが弱いが、母がエルバジェのクロスになるので、弱点をクロスさせて補うので良しとしてきた。ほんとうは、千二の馬ではなく、タイキシャトルも入るし千四ベストではないかと思っている。だから、千二とマイルは同じようなもので、違いがあるとすれば流れ次第だ。左回りも良馬場なら実績があって広いコースは向いている。6歳馬は私が◎にしたニシノブルームーンくらいしか来てないが、『G1データ・最強の発想』に書いたように、このレースはオクテの馬はデータと関係ない。この馬は短距離馬だが、新 馬も大敗し、3歳末までに2勝しかできなかったくらいで、短距離馬だがオクテに決まっている。追い切り時計も昨年は速いのが2本、今年は4本。それで調教後馬体重は12キロ増で、筋肉も高松宮と見違えるほど付いてきた。昨年もそうだった。夏馬の氣味もある。どうせ、インの前が来る馬場だろう(当日になってみないと分からないが)。昨年は最初の1ハロン目以外は、平均ペースだったから、スローで距離がもったわけではない。4コーナーで下げすぎて前が壁になって脚を余した。得意のパンパンの良なら、インの前が強い昨今の芝の時代だから、思い切って狙って悔いなし。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001138078/pedigree/
ヌーヴォレコルトはハーツクライにスピードを入れて、血統表のどこにもキズもない。Mumtaz Begum ≒Perfume 生じているし、ダンチヒとミスタープロスペクターのニックスも持っている。この馬とレッドリヴェールは減点なしとした。といっても、血統のファクターは、2歳3歳戦と長距離戦以外は、当然、少し配点を減らしますが。脚質は早めに前を捕まえにいくこともできるから心配しないこととしたが、外枠を引いたので少しは氣になる。マイルはベストかといえばベストではない。1番人氣が飛びまくった昨秋のG1でも、この馬は2回◎にした。好きな馬だ。今回飛ぶとすると、馬体と枠だろう。昨春のオークスは放牧帰りで余裕があるように見えたが走った。今回は3月1日以来だが、何かあったのではないか。少し腹が巻き上がって見える。皮膚炎?の跡も残っているのは私の好みではない。あまりピカピカじゃない。『G1データ・最強の発想』に書いたが、東京マイルだから中格馬がよい。パワーも必要だからだ。馬格はギリギリ。許容範囲としてOKとしたが、負けたら、敗因は馬体と、枠があだになったときだろう。昨秋からG1の1番人氣は負けまくっている。とくに外枠は今年の冬のG1以外はダメだ。インの前ばかり来る時代に合わない氣がする。やめた。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001119877/pedigree/
ブライアンズタイムは母系が重厚だと成功するのだが、カフェブリリアントはミスタープロスペクター+ダンチヒで、カーリアンを持ってきて、きちんとしたマイラーになった。底力をカーリアンで満足させられるかが問題だ。5代母あたりの配合は良いので、牝系の良さは生きている。馬体も良いので、このメンバーならG1の壁はあまりないのではないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001135861/pedigree/
レッドリヴェールは牝系もコスマーで、悪いところはない。早熟ということもないだろう。インが来る芝になって、前が残る展開が多くなったJRAだけに、展開が向くかどうかは氣になる。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001140190/pedigree/
http://www.jbis.or.jp/horse/0001121015/pedigree/
ダイナサッシュの牝系のショウナンパンドラや、リファールのクロスのスマートレイアーもディープインパクト産駒で、差し競馬なら勝ち負けだが、今の時代だけに捌けるかどうか。ディープインパクト産駒は成功しているが、それでも、そうとう損な時代になっている。昔の芝ならサンデーサイレンス並みの成功をしたのではないか。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001141807/pedigree/
バウンスシャッセはゼンノロブロイの千八から二千二百ベスト。馬場状態が悪化すれば浮上する。

http://www.jbis.or.jp/horse/0001123893/pedigree/
メイショウマンボは、スプリングマンボ≒ジェイドロバリー2×3で弱点を消している。そこをニアリークロスすれば弱点を消せるというのは私の血統論の1つのキイだ。既に売り切れているかどうかが問題だが、馬体は昨年ほどではないが、まあまあか。追い切りは良かった。得意のイン差しできればチャンスはあるが、枠は悪かった。

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1 ◎Gストレイトガール75
6 ○Aヌーヴォレコルト75

5 ▲Jカフェブリリアント65 Gメイショウマンボ65
 ショウナンパンドラ60
4 △レッドリヴェール55 注スマートレイアー55
 △スイートサルサ50
 注ディアデラマドレ45
2 注ケイアイエレガント40 バウンスシャッセ40
 アルマディヴァン35 ウエスタンメルシー35
 タガノエトワール30

3 ミナレット20 ベルルミエール20

 リトルゲルダ15 ハナズゴール15

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04/04/15 Vol.636
◎テスコボーイとコスモバルク

 テスコボーイ 
・また、好きなテスコボーイだ。

欅欅欅====================================================
 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 204 =================================================

● 好きな馬を好きなように

 ダンスインザムードは強かった。クイーンCを脚に熱もって回避したから、ポロッと本格化前の弱さを見せるかとも思って3月はハラハラしながら見守ってきた。私が最強牝馬と言ってきたテスコガビーも重とダートでポロッと負けたからだ。

 でも、桜花賞では一抹の不安なんてのは杞憂に終わった。一戦ごとに馬体重が増えているように馬自身の体質が案外と強いのだと思う。馬体もフォームも柔らかくて氣品がありすぎるから、脆さが隠れているようで心配で心配で仕方ないが、本人は丈夫だし競走なんて簡単だよとでも思っているのだろう。

 正月から言っているように私は皐月賞に出るべきだと思っていた。そういうスケールの馬だし、今からでも藤沢先生、ダービーを使おうではありませんか。

 2着のアズマサンダースも阪神JFとチューリップ賞で◎にした馬だから氣持ちよかった。誰も言わないがこの馬は美形だ。美しいってのは罪らしいが、ま、一緒に暮らすならこの馬が氣楽だろう。そう、性格も良さそうなタイプだ。ロイヤルチャージャー系のサンデーは好位抜け出すタイプなら桜花賞OKという私の考察は正しかったと思う。

 皐月賞は弥生賞と同じ。コスモバルクのサポーターズクラブの会員証も家に届いてあまりの美しい会員証に嬉しくなった。道営の競馬場のゲートでこれをスッと差し出してフリーパスで入れるの? 想像しただけでウキウキしてくる。高知競馬場もハルウララの会員カードを作ったほうがいい。大井もハイセイコーのカードを・・・、そう思ってしまうような美しい色合いのカードだった。

 バルクの皐月賞は直前輸送しかできないみたいだから、マイナス点は大きいが、鍛え上げた馬だから、なーに、これくらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。一走ごとに成長が窺え、前の形もだんだんよくなってきている。テスコボーイが表現されて、そっくりになってくると、見て惚れ惚れする。成長力もあって頼もしい。なにくそ、だ。

 私はテスコボーイに縁がある。

 人生最初の74年のPOGでテスコボーイとモンタヴァルがいちばん好きなので、テスコボーイ×モンタヴァルのテスコガビーがいたから、とった。彼女は翌年、桜花賞とオークスをともに大差で勝った。

 「週刊競馬通信」は85年に佐藤洋一郎さんの次?だったかで参加した。そのときの連載コラムの第2回でテスコボーイを語りその子サクラユタカオーをA級馬と褒めた。そのコラムを書き上げようとしたときにユタカオーは共同通信杯を勝って骨折したが、毎日王冠や秋の天皇賞で活躍してほしいと書いた。翌年、毎日王冠と秋の天皇賞を楽勝して彼はA級種牡馬となった。第3回、第4回もテスコボーイの話を書いた。

 デイリーのコラムの95年の初回が重賞未勝利で4番人氣のマル地・トロットサンダーに◎。初回はマイルCSからと言われて、ああ的中デビューだぜ、と思ってレース2週前からジーンときたほどだ。そのコラムで調子に乗って自己紹介を長々と書いたら(苦笑)、行数オーバーで2着のメイショウテゾロを褒めた5行を送る寸前に行数数えて惜しくも割愛。そしたら10万馬券。10万馬券ズバリでコラム・デビューという快挙は逃したがトロットサンダーの母の父はテスコボーイだった。

 今年2004年は、文章を書くのに、もうムリに当てにいかなくてもいいや、そんなことは二の次だ、好きな馬を好きなように書こうと思って本ばかり読んで正月を越したら、〈全兄弟クロス〉のダンスインザムードが出てくるわ、テスコボーイがぎっしり詰まったバルク船が北から流れ着くわ。もう何も考えることはない。10年ごとにテスコボーイが幸運をもたらしてくれるのだと勝手に思っている。末尾にデイリーのコラムを一部引用しておきました。

 マイラーズCの◎はサクラプレジデント。この馬はバランスの悪い立ち姿以外は大好きな馬で、二千以下のレースはすべて◎にしてきた。ベストは千八か二千だが、このメンバーなら、マイルでも、ま、いいか。

(「デイリースポーツ」の「笠の血統展望」から一部引用)
 馬の血統は派手な血脈だけでも成り立たない。産駒の成功率は低いけれども母系に入って優秀な形質を伝える血脈も必要で、それには生産界の層の厚さが欠かせない。その意味においても地方競馬は馬産にとって、とても重要なのだ。私は地方の馬だからとひいきにする性向はないが、地方の馬が地味でも優秀な血統表を持っている場合は虚心で褒める。

 ナスルーラやその孫に当たるテスコボーイは大好きでいつも褒めてきた。テスコボーイは今のサンデーサイレンス(SS)のような存在だった。コスモバルクは母がトウショウボーイ×ビッグディザイアー×キタノカチドキで、テスコボーイとその父プリンスリーギフトのラインばかり配合してきて、テスコボーイ2×4が光っている。この柔軟性のある優秀なスピードの凝縮が、バルクの父であるザグレブの中距離向きのスタミナとバランスがとれている。鍛えて強くなる父系の血も、自前の長い坂路コースで鍛える陣営に向いた。二千がベストだし、長距離輸送のハンデがあっても氣にしない。ここもロマン一切抜きで◎を打ちたい。

 SS産駒の○ミスティックエイジは母系にリボーやニジンスキーがあってレベルの高い血統だ。
 ▲コスモサンビームも父がシアトリカルの子のザグレブだから使われてのプラスが見込まれる。(以下略)
(R)
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04/04/15 Vol.636
◎テスコボーイとコスモバルク


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 ■■■ ケヤキの向こう ■■■  笠 雄二郎・Yujiro Ryu
Vol. 204 =================================================

● 好きな馬を好きなように

 ダンスインザムードは強かった。クイーンCを脚に熱もって回避したから、ポロッと本格化前の弱さを見せるかとも思って3月はハラハラしながら見守ってきた。私が最強牝馬と言ってきたテスコガビーも重とダートでポロッと負けたからだ。

 でも、桜花賞では一抹の不安なんてのは杞憂に終わった。一戦ごとに馬体重が増えているように馬自身の体質が案外と強いのだと思う。馬体もフォームも柔らかくて氣品がありすぎるから、脆さが隠れているようで心配で心配で仕方ないが、本人は丈夫だし競走なんて簡単だよとでも思っているのだろう。

 正月から言っているように私は皐月賞に出るべきだと思っていた。そういうスケールの馬だし、今からでも藤沢先生、ダービーを使おうではありませんか。

 2着のアズマサンダースも阪神JFとチューリップ賞で◎にした馬だから氣持ちよかった。誰も言わないがこの馬は美形だ。美しいってのは罪らしいが、ま、一緒に暮らすならこの馬が氣楽だろう。そう、性格も良さそうなタイプだ。ロイヤルチャージャー系のサンデーは好位抜け出すタイプなら桜花賞OKという私の考察は正しかったと思う。

 皐月賞は弥生賞と同じ。コスモバルクのサポーターズクラブの会員証も家に届いてあまりの美しい会員証に嬉しくなった。道営の競馬場のゲートでこれをスッと差し出してフリーパスで入れるの? 想像しただけでウキウキしてくる。高知競馬場もハルウララの会員カードを作ったほうがいい。大井もハイセイコーのカードを・・・、そう思ってしまうような美しい色合いのカードだった。

 バルクの皐月賞は直前輸送しかできないみたいだから、マイナス点は大きいが、鍛え上げた馬だから、なーに、これくらいのハンデがあってちょうどいいかもしれない。一走ごとに成長が窺え、前の形もだんだんよくなってきている。テスコボーイが表現されて、そっくりになってくると、見て惚れ惚れする。成長力もあって頼もしい。なにくそ、だ。

 私はテスコボーイに縁がある。

 人生最初の74年のPOGでテスコボーイとモンタヴァルがいちばん好きなので、テスコボーイ×モンタヴァルのテスコガビーがいたから、とった。彼女は翌年、桜花賞とオークスをともに大差で勝った。

 「週刊競馬通信」は85年に佐藤洋一郎さんの次?だったかで参加した。そのときの連載コラムの第2回でテスコボーイを語りその子サクラユタカオーをA級馬と褒めた。そのコラムを書き上げようとしたときにユタカオーは共同通信杯を勝って骨折したが、毎日王冠や秋の天皇賞で活躍してほしいと書いた。翌年、毎日王冠と秋の天皇賞を楽勝して彼はA級種牡馬となった。第3回、第4回もテスコボーイの話を書いた。

 デイリーのコラムの95年の初回が重賞未勝利で4番人氣のマル地・トロットサンダーに◎。初回はマイルCSからと言われて、ああ的中デビューだぜ、と思ってレース2週前からジーンときたほどだ。そのコラムで調子に乗って自己紹介を長々と書いたら(苦笑)、行数オーバーで2着のメイショウテゾロを褒めた5行を送る寸前に行数数えて惜しくも割愛。そしたら10万馬券。10万馬券ズバリでコラム・デビューという快挙は逃したがトロットサンダーの母の父はテスコボーイだった。

 今年2004年は、文章を書くのに、もうムリに当てにいかなくてもいいや、そんなことは二の次だ、好きな馬を好きなように書こうと思って本ばかり読んで正月を越したら、〈全兄弟クロス〉のダンスインザムードが出てくるわ、テスコボーイがぎっしり詰まったバルク船が北から流れ着くわ。もう何も考えることはない。10年ごとにテスコボーイが幸運をもたらしてくれるのだと勝手に思っている。末尾にデイリーのコラムを一部引用しておきました。

 マイラーズCの◎はサクラプレジデント。この馬はバランスの悪い立ち姿以外は大好きな馬で、二千以下のレースはすべて◎にしてきた。ベストは千八か二千だが、このメンバーなら、マイルでも、ま、いいか。

(「デイリースポーツ」の「笠の血統展望」から一部引用)
 馬の血統は派手な血脈だけでも成り立たない。産駒の成功率は低いけれども母系に入って優秀な形質を伝える血脈も必要で、それには生産界の層の厚さが欠かせない。その意味においても地方競馬は馬産にとって、とても重要なのだ。私は地方の馬だからとひいきにする性向はないが、地方の馬が地味でも優秀な血統表を持っている場合は虚心で褒める。

 ナスルーラやその孫に当たるテスコボーイは大好きでいつも褒めてきた。テスコボーイは今のサンデーサイレンス(SS)のような存在だった。コスモバルクは母がトウショウボーイ×ビッグディザイアー×キタノカチドキで、テスコボーイとその父プリンスリーギフトのラインばかり配合してきて、テスコボーイ2×4が光っている。この柔軟性のある優秀なスピードの凝縮が、バルクの父であるザグレブの中距離向きのスタミナとバランスがとれている。鍛えて強くなる父系の血も、自前の長い坂路コースで鍛える陣営に向いた。二千がベストだし、長距離輸送のハンデがあっても氣にしない。ここもロマン一切抜きで◎を打ちたい。

 SS産駒の○ミスティックエイジは母系にリボーやニジンスキーがあってレベルの高い血統だ。
 ▲コスモサンビームも父がシアトリカルの子のザグレブだから使われてのプラスが見込まれる。(以下略)
(R)
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04/09/03 Vol.656 小倉2歳S
エイシンヴァイデンに◎を打てない理由

 Your Host
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Vol. 224 ===================================================

● 振り切ろう

 昨日の旭川のナイターでコスモバルクはやっとこさ勝ったみたい だ。勝てばバルクのサポート・メンバーの私は口取りができる。で も8月13日号に書いたが私は道営には行けない。私はこの馬はテ スコボーイだと言い続けてきた。テスコボーイだからダートは走ら ない。これくらいダートがへたくそな血も珍しい。やっぱり、この 馬は私が言ってきたとおりテスコボーイだ。道営繁栄のために旭川 まで行って走ってくるという心意氣は評価できるが、セントライト 記念に向けてきついローテが心配だ。ま、中山で会おう、それまで 元氣でな。

 札幌のエルムSはひねりたくない。タイムパラドックスは何度も ◎を打ってきたが千七の器用さではウインデュエルが上か。負ける まで◎と言ってきたから、ここもウインデュエルが◎。

 新潟2歳Sは◎マイネルレコルト。前走も2番人氣で◎にしたが 狙いどおりだった。岡田さんの牧場に一時帰省したら風呂に入って のんびりなんてさせてもらえるわけはない。そのせいではないだろ うが骨と皮ばかりで走っているような体つきだが、フォームは軽快 だ。これで肉がもっと付いて470キロあったら言うことないが…。 血統は母が私の大好きなプリメロの〈全兄弟クロス〉で、自身はリ ボーのクロス。言うことなしで◎。馬体は後ろ半分がセントクレス ピンとかを遡り、プリメロの全兄弟の影響が出ている。春のPOG の雑誌の写真のほうが若いからよく分かる。相手はショウナンパン トル、エイシンハッピー、インティライミの順とした。

 小倉2歳S。エイシンヴァイデンの生産牧場であるウインチェス ターファームというのは吉田直哉さんが2年前に始めた牧場で、彼 のお父さんはテンポイントで有名な吉田重雄さんだそうである。吉 田重雄さんは拙著『サラブレッド配合史』の初版が出たときに、さ っそくねぎらいの言葉をかけてくださった。それもずいぶん大らか な人で「温泉入って酒飲んでゆっくり遊びに来ませんか。いらっし ゃいよ」という嬉しいものだった。それと前後して私の父が急逝し て時間がなくなり訪れる機会を失してしまった。

 そういうこともあったのでエイシンヴァイデンには情を感じる。 母がヌレイエフの祖母でもあるソングの〈全兄弟クロス〉4×3と すばらしいクロスで、馬体もバネの塊みたいですばらしい。ここは 一瞬◎でいこうという氣にもなったが、私は頑固だ。この母の父ミ シエロは私の好まないコンキスタドールシェロの子で、エイシンチ ャンプの父でもあり、私はエイシンチャンプをその血のためにずっ と褒めないと書き続けてきた。ミシエロの中の最良の部分であるソ ングのところをクロスさせるから、私のクロスの考えでは弱点はか なり解消できていることになる。そういう弱点解消論を持っている。 だから◎を打ってもかまわない面もある。そう、かまわない。でも、 やめた。

 吉田さんの息子さんがアメリカに雄飛して初年度に送り出す産駒 ということでも人氣になりすぎる。特別を勝っていることでも人氣 になる。情を離れて◎を打たせていただきたい。

 ◎は同じ瀬戸口厩舎でヴァイデンと併せ馬をして負けないマルカ フレンチ。素質はあるしケイコは走るがレースでやる氣になってな いと陣営は言っているが、ハッと人生に目覚めてやる氣になるのが 9月5日午後3時頃かもしれない。フレンチの大型馬といえばクロ フネやアンブロワーズがいる。鞍を外した写真を見れないのは残念 だ。だから、からだの線が見えない。でも、肉の塊みたいに見えた し、フォームも力強い。母系にリボーとダンチヒが入る配合も良い。 エイシンヴァイデンもマルカフレンチもデピューティミニスター系。 このラインはノーザンダンサーにドミノくらいしか入ってないから アウトな活力がある。私はとくにフレンチは好きだ。

 写真といえば加藤栄さんの『世界の種牡馬』(自由国民社)も写 真がほしいなあ。それ以外は詳しいしコンパクトだし文句なしだが。 もっとも写真が入ると価格が高くなるのかな。それだけが残念だ。 ところで、この加藤さんの本買う人は多いと思うけど、そうなら私 の『配合史』も一緒に買ってくださいね。おお、ちゃっかり宣伝し てるわ。

 マルカフレンチのデビュー戦はアドマイヤベガの子のモンローブ ランドが千のレコード勝ちしたレースで3頭横一線の2着。3着の コスモフォーチュンはその後千二を1分8秒1でレコード勝ちした。 エイシンヴァイデンのフェニックス賞はハイペースの1分8秒7。 人氣が被りすぎかもしれない。不利があって5着に負けたフラワリ ングバンクは次走の千をレコード勝ちした。そうなんです。この新 馬戦はもの凄いレベルの高い大激戦だったんです。だから私は小倉 2歳Sはツルマルオトメもソエが治ればいい馬だし、大混戦だと思 ってきた。人氣が偏るとよけいに逆らいたくなる。

 マルカフレンチは前走がダート戦だからデータ的に人氣にならな いらしい。しめしめだ。データ全盛時代にあって、競馬をデータで やらないで競馬論でやることに誇りを感じる。だって、データでや ったら誰でも同じようなものになってしまう。それだけは耐えられ ない。足し算は算数でやって競馬は競馬論でやる。競馬論で足し算 をやったりしない。私は総合的でシンプルで個性的なだけだ。

 ここは6番人氣という雲行き。走る氣になるのは先と言っている うちに攻めて買いたい。男子マラソンは32キロでスパートだとか 入賞できてよかったなんて言わないで玉砕してほしかった。守りに 入ったら金はとれない。アテネの2週間でさんざん見てきた。温泉 の御厚意忘れられません。ほんとうに、ありがとうございました。 でも、今の私は地獄のちまたで攻めよう。バットをきれいに振り切 ろう。吉田さん、それが私の生き方ですけん。◎マルカフレンチ、 ○フラワリングバンク、▲コスモフォーチュン、絞れん、エイシン ヴァイデンもユタカもいる。多めに流そう。
(R)
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04/09/17 Vol.658 セントライト記念
◎コスモバルク、逃げてもいいよ

 バルク

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Vol. 226 ===================================================

● 脚余すくらいなら

 チリエージェは前走33秒3で逃げ切ったが、今度は河北が千二の重賞を34秒6の超スローで逃げるから、直線入って1ハロン10秒5の脚で差されてしまった。なんで千二の重賞でスローの瞬発力勝負にしないといけないのか? 単騎逃げなら千二らしく速めの平均ペースで逃げて後ろの馬にも脚を使わせてしまえば際どいのに。脚余したら競馬はつまらない。これは先代の松山吉三郎先生の信条だが。私にはああいう逃げは理解できない。

 岡部のフェミニンガールの逃げはみごとだった。土曜も日曜もファインプレーの連続で大活躍だった。ヤマニンアラバスタは開幕週の追い込みだから外を回せば届かないかもしれない、インを追い込めば窮屈で前は開かない、だから◎を打たなかったのだから、進路妨害で降着はやっぱりかというところ。フェミニンガールの◎は正解だった。専門紙の印を合計するサービスがあるから見てたら9番人氣だったのに、なぜかあれあれ、最後は3番人氣だったけどね。あのう、読者の方は「ホースレター」読んでも、いっぱい買わないでくださいね。あほ、そんなよそう、だれがいっぱいかうか。

 でもね、インゴットが並んできて頭ほど交わされてからムチを抜くのはやめてください。岡部先輩、お願いですから、馬体を併せてきたら差される前にムチを抜いておいて追い出してください。シェルゲーム、ローエングリン、あまりにもためすぎて待ちすぎて、走ってるほうはどうなってるのか?分かりませんけど、買って見ているほうはイライラしてしまう。新聞引っ張るから、もう新聞ビリビリですわ。

 今週は変則開催で番組を覚えるのに私の知能では足りないかもしれない。書き間違えてないとは思うが番組表をよく見てください。

 土曜中山はカンナS。マイネルラヴ産駒の◎マイネデセールは千二に距離短縮が氣になるが、祖母がスプリンターズSを連覇したメイワキミコだから対応できると考えた。マイネルラヴ産駒は使われて、しぼんでいかないのがエライ。スペシャルウィークとは逆だ。スペシャルウィーク産駒には母系にスピードがあったほうがバランスがいいと簡単に言ってきたが訂正したい。メジロドーベルと同じでプリメロの〈全兄弟クロス〉が爆発力を発揮しすぎているから、もっとスタミナを注入してもズブくて困ることはなさそうだ。軽すぎないほうがいい。話がそれたが、タイニーウイナーより強いと見た。

 日曜阪神のローズSは好メンバーがそろったが◎はダイワエルシエーロ。マイルでもたもたして二千四百は少し長い。二千あたりがベストだと思うが、そうでなければ、この馬はややこしすぎて、もう私には理解できなくなる。キンカメを追い切りであおって調子は良さそうだし、まさか、連は外さないだろうと思った。大穴で少しだけヒカルドウキセイ。まだ外を回して届く馬場ではないかもしれないがレクレドールにも氣があるが比較して人氣がなさすぎるので遊んでみたい。ハイペリオンのクロスが自身(薄いけど6×6・6・6)から3代母まで4代続くのが愛嬌だ。むかし牛や馬でクロスの研究をしていたが一流の血で4代くらいなら何も問題ない。

 日曜の中山はセントライト記念。ダービーでバルクを◎にしたのは間違いだったかどうか、まだ自分の中では結論が出ていない。レースが終わって丸坊主になって予想法もいじくった。おかげでダービー以降の予想は良化した。◎の連対率は45%だから以前も以後も似たようなものだが、◎のうち1番人氣だったケースが33%だから、かなり減った。今年は好きなように打つと公言してきたが、人氣だろうが人氣薄だろうが、もっと好きなようにやることにした。バットは重いやつに変えて、しかもきれいに氣持ちよく振り切ることだけ考えている。じんせいとおなじでなんとかなるやろ。

 ◎はコスモバルク。冷静に考えるように努めたものの、じつは旭川のバルクを見てから何も考える氣がしない。情が入り込んでくる。困ったものだ。でも、菊で◎にする氣はない。天皇賞でキンカメとやれば距離的に◎を打ったのに。ここはローテがきついし疲れているかもしれないし、グリグリに人氣が被るだろう。相手も弱すぎて逃げ馬もいない。妙に氣持ち悪いレースだ。いちばん怖いのはエアシェイディか。冬樹、脚余すくらいなら逃げて負けてもいいんだよ。

 月曜も競馬がある。どうせなら競馬法改正して一年中、4レースずつ毎日やろうではないか。そのほうが集中できていい。あ、そうか、地方が怒るな。しょうがない、地方はインターネットでパドックとレース見せてインターネットでも馬券売ればいい。ネットの券売システムくらい経済特区とかなんとか言って国家予算から捻り出せばいい。楽天に運営委託するのもいいなあ。今どき競馬場に通って、だけでは古い。古すぎるとプロ野球の石頭オーナーたちと同じで消えていくから何とかしたいものだ。

 月曜だっけ阪神は大阪スポーツ杯。◎はモノポール。実績から考えて58は重いというより恵まれたのではないか。
(R)
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04/10/22 Vol.663 菊花賞
◎ホオキパウェーブで迷いもなし

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Vol. 232 ===================================================

● 迷いもない

 台風来たから夜は机に向かって台風を何度もウォッチしながら原 稿書いて目がボロボロ。デイリーの天皇賞の原稿を書き上げて何度 も読み返して、この「ホースレター」も半分書き上げて、朝起きて 台風が消えたのを確認してネットの新聞見たら、なんだって、私の 秋天の◎が故障しているではないか。断然人氣のこの野郎にスキが ないか、前走のもたつきが氣に入らないから何時間も考えたという のに。ああ、私の人生は何だったのか。そんなオーバーな話じゃな いか。また一からフォームを整え直してバットの手入れをして、考 え直して書き直さないといけないなあ。

 土曜府中はいちょうS。◎エイシンサリヴァンはスプリンターズ Sの日の不良馬場の新馬で、太めで出てきて幼い競馬をしたものの 直線一氣。雨の日で発走時刻は後ろでスローなのを勘案しても芙蓉 Sを快勝したストラスアイラよりも時計の内容が優秀だ。サドラー ズウェルズとヌレイエフの〈4分の3同血クロス〉2×3と、これ は私の高く評価するクロス。牝系は私が『配合史』で高く評価した レディジョセフィン系で、3代母が英オークス馬で好きだったオー ソーシャープ。母の父はナシュワンと文句なし。サドラー系だから 少し力馬かもしれないが、広い府中で末脚を生かせば、これが◎。 ストーミーカフェの2着があるが、まだ走る氣がないというニシノ ドコマデモは長い直線で変身に期待して○。キングストレイルは断 然の人氣なので▲と遠慮した。

 土曜府中の富士Sは◎アドマイヤマックス。左回りならというと ころ。体質強化と陣営が言っていて、ユタカを乗せてきたから調子 はいいのだろう。期待した。

 福島民友Cはイソシギと思っていたら回避。探したら土曜京都の 久多特別に出てきたのを見つけた。もちろん◎。今夏の小倉はゴー ルデンキャスト、チリエージェ、イソシギが大飛躍。どれが走って も1分7秒5。イソシギはタイキシャトル産駒だけあって、距離は マイルまでOKだし脚質にも融通性がある。高崎に転厩して出戻り で帰って4連勝。走るたびにフォームも良くなってきた。

 日曜京都はかえで賞。ここも狙ったケイアイブーケが回避。木曜 夜にならないと出走馬が分からないから、いくら私が考慮時間が短 いタイプだといっても金曜朝の入稿はほんとうはつらい。5月まで は木曜発行だったから確定出走メンバーも木曜追切りも分からなか った。金曜発行に変更したのは正解。◎はニホンピロザプラウ。前 走も勝った馬とは内容が大差だが、ここはメンバーが手薄だ。馬体 のバランスは良いのでヘイローのクロスと母系の底力の血から使わ れての良化に期待できるのではないか。

 菊は例年なら中盤の千メートルがスローになるから2マイルの天 皇賞ほどスタミナ競馬にならないし、追い込み馬が脚を余すような 競馬。でも、今年はいつも坂路でガンガンやってスローに落として 走れないバルクが12秒台で引っ張りそうだから例年になく単純か もしれない。スタミナがあって長くいい脚を使える馬が狙い。

 凱旋門賞馬カーネギー産駒のホオキパウェーブは青葉賞を勝ったカーネギーダイアンと同じ配合。春はソエで走れないから中途半端な馬体だった。秋にソエが完治してビシビシ追えるようになって胸前と腰の肉が見違えるようになった。春の成績は全部無視。前走も新馬からこの馬を褒めていた藤田が、諦めずにまくる競馬を教え込んで淀の下りのマクリで勝負!という競馬だった。マクリは淀に合う。ノリは淡泊だから藤田のほうがこの馬の脚質には合う。骨折休場は無念だったろう。でもノリも私は好きだ。九分の仕上げの休み明けを一叩きして、生涯最初の絶好調で適距離を走る。馬主の金子さんはキンカメで秋天を狙い(うう、せっかくこういう話書いたのに回避みたい)、打倒バルクはホオキパで狙う。栗東は火曜が全休という時代錯誤状態。水曜は追えない。ホオキパは台風来る前の精神状態で水曜に美浦で追った。緻密で巧みだ。どこにもスキがない。美しい臨戦過程だ。

 ホオキパを◎で書いてデイリーに原稿入れて、週明けに「Gallop」の写真を見て、思わず息をのんで拝んだ。芸術的な仕上がり。美しい。すぐ切り抜いて壁に飾った。何度考えても、これが◎。何の迷いもない。何の悔いもない勝負をしたい。単、複、ワイド、枠、馬単、馬複、3連、3単。得体の知れない会社の株なんかを買うよりも、わたしゃこっちがいい。

 オペラもスタミナのあるサドラーズウェルズ系で○オペラシチーとのサドラーの線が本線。▲がハイアーゲームで△がハーツ。ほかはどうしよう。スズカマンボ、デルタ、シルクか。モエレは配当見てから。

 で、バルクはずっと言ってきたが、父が平凡で魅力ないが、母系が超一流の氣品のある名血テスコボーイのクロスだから二千がベスト。ペースを落としての先行はできないのではないか。キンカメが出るはずだった秋天に行ってほしかった。中途半端な印は打ちたくない。好きだからこそ消す。ゴメン。
(笠 雄二郎・血統研究家)
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05/06/03 Vol.697 安田記念 ほか
 アサクサデンエン◎の秘密

 同血 

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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────05/06/03──Vol.697─(コラム通算265)─

● 秘密を知ったからには

 安田記念はマイルの王者でもいないと、たいてい混戦になる。今 年も難解だ。G1で活躍したような実績のある馬から入るのが正攻 法だろうが、でも、私は近走、鬼脚を使って本格化著しいアサクサ デンエンの配合の秘密を知っている。これに◎を打ちたい氣持ちを 抑えることができない。なぜなら、私は血統で生きてきたからだ。

 アサクサデンエンの祖母 Much Too Risky は、リスキーでスリリ ングな配合の持ち主だ。名牝ローズレッドとスイートラヴェンダー の〈全兄弟クロス〉5×5を持っている。そしてそれら名牝の子ロ ゼッタとカルミアは、ともに父がカンタールだから、ロゼッタとカ ルミアは同血で、アサクサデンエンの祖母は、この〈同血クロス〉 4×4を持っているとも言えるのだ。
Rse Red=Sweet Lavender 5×5
Rosetta=Kalmia 4×4

 そして5代母 Padus が世紀の名血ウミッドウォーとウダイプール の〈全兄弟クロス〉2×3を持っている。また、ウミッドウォーの 子アンウォーと、ウダイプールの子エアウェイは(甘く見て)約4 分の3同血だから、この〈4分の3同血クロス〉1×2が生じる。
Umidwar=Udaipur 2×3
Anwar≒Airway 1×2

 本馬にあるクロスでなく牝系を遡るのが残念だが、相似なクロス の爆発力の影響は残るだろう。ここ2戦の鬼脚はその威力を感じさ せるものがあった。馬体が物足りないというか胴が細く見えるのが 氣になってしかたないが、シングスピールの子はローエングリンも 同じ形だ。許容できる。というわけで2005年の春、安田を私はこれ で一局打ってみることにした。○テレグノシス、▲ダイワメジャー。

 ユニコーンSはカネヒキリが出てくる。カネヒキリといってもカ ネミカサやカネミノブとは馬主が違う。馬主は金子真人さんだから ディープインパクトと両手に花で、強運というか笑いが止まらない だろう。止まらないといっても夜寝るまでには止めないとたいへん だが、羨ましいかぎりだ。そして、ノーザンファームもまた凄い。 芝でも切れるという説もあったが、私はフォームがダート向きだと 見ている。ダートだとG1をいくつ勝つかという話だろう。何が相 手でも◎。きっと、ダートの本場・アメリカに遠征したくなるに違 いない。モエレアドミラルもダートがベターと言ってきた。○シン メイレグルス、▲ドンクール、△モエレアドミラル。

 愛知杯は◎マイネヌーヴェル。時計の速い馬場で狙いづらいが、 昨年よりも軽いハンデで人氣なし。氣楽に乗ってほしい。(R)
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06/06/02  Vol.758  安田記念 ほか
 安田記念はアサクサデンエン

 浅草
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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/06/02──Vol.758─(コラム通算326)─

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 人氣でない◎×5

 G1×5と言われた府中のG1五連戦。1番人氣も2番人氣も◎ にせず、ここまできた。最後の安田記念は、大好きなダンスインザ ムードと大好きなアサクサデンエンで数日迷った。なにしろ、2頭 とも昨年と条件が違いすぎる。これは悩む。

 ダンスインザムードはデイリーで◎に書いたが、ブルーヘイズと ブルースウォーズの〈全兄弟クロス〉。これは上も走りまくったA級 配合なわけで、オークスまで名牝と褒めまくってきたが、パドック でパニックになって大汗かいて暴れるから、レースでの評価を下げ てきた。最近は落ち着いてきたので◎を打ってもおかしくない。

 アサクサデンエンは昨年の安田で◎にした。祖母がロゼッタとカ ルミアの同血クロス4×4。ローズレッドとスイートラヴェンダー の〈全兄弟クロス〉だ。こういう配合の効果は何代か先にまで影響 力を発揮する。名牝とか基礎牝馬から名馬が出るというのは血統論 の大昔からの定説だが、そういう例には何かしら配合的な裏付けが ある。しかし、べつに基礎牝馬論だけで配合論を語る必要もない。 さて、自身も名血のクロスを集めて、アサクサデンエンの昨年の本 格化はマグレではない。休み明けの急仕上げの天皇賞も好走した。 前走は4コーナーで不利があって競馬をしていない。そして最大の 問題は休み明けの実績がないことで、これで頭を悩ませたが、天皇 賞とドバイこそが休み明けで、ここは中9週。私はふだん10週ま では休み明けとは考えない。海外から帰って少しは楽させただろう から、その分、今度は何かしらの休み明けには違いないが、悩んで いるうちに追い切りを見て人氣を見たら人氣がなさすぎる。

 ダンスインザムードは前走と同じ1枠で、枠からも人氣になりそう だが、前走も仕掛けを待ったというよりも前が開かなかった。イン 伸びの馬場で、内枠を引いて、力量接戦のメンバーで、緩めのペー スで、ダンゴになって、各馬内に殺到すれば、開くのか開かないのか。 開けば早仕掛けだろうが仕掛けて前に出るしかないだろう。そうな ると、末が甘くなるかもしれない。グッドタイミングで開くかどう か。

 7枠は外すぎるが、馬の内包する潜在能力と、むだな脚を使わさ ない名手・藤田伸二を信じてアサクサデンエンが◎。負ければ惨敗 もあるが一か八かだ。仕上がっていれば、スイープトウショウやサ イレントウィットネスがいない分、相手に問題はない。追い切りは 1週前も動いたが急仕上げかと見ていたら、今週も動いた。あと、 ほんの、もう少しのかんじだ。ひねくれ者の私は〈人氣薄×5〉で 今年の春の府中のG1をしめることにした。
今年の春のG1に、ほとんど悔いなし。◎アサクサデンエン、○ダ ンスインザムード、▲ブリッシュラック。

(ほかのレース略)
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06/08/03  Vol.767  関屋記念 ほか
 関屋はカンファーベスト


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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
───────────06/08/03──Vol.767─(コラム通算335)─

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 白人、6回目は

 先週は土曜のミニまぐで2レース予想を訂正して、両方とも変更 が正解。今までは1週前のデイリーの予想を、当週の「ホースレタ ー」で変更していたが、今はデイリーが日曜当日版に移動したので、 逆です。予想はファクターをどう料理するかだから、外枠引いたと か、状態が一変したとかファクター整理のネタが手に入れば、解決 に近づく。つまり、私は事実は裏読みせず、信じるということ。事 実の裏ではなく表そのものと、自分を、どれだけ信じるかが勝負事 だと思う。ケータイメルマガ(ミニまぐ)は土曜午後も発行します から、ぜひ読んでください。「ホースレター」→「デイリー」→ 「ミニまぐ」の順に予想が新しいのです。私は自分を信じて、変え たくなったら遠慮なく躊躇なく変更します。変更成功率は80%を 超えています。

 今週はフェニックス賞から。今年の新馬は京都がいちばんレベル が高かった。HPでそう書いてきたから、ここもそれでいこう。イ ンディアン、ウソつかない。白人ウソつく。わたし、ウソつかない。 芝でオースミダイドウとシルバーストーン。ダートでのエイシンイ ッテンと3頭も京都で私のA評価が勝ち上がった。ここは、そのシ ルバーストーンが◎。スペシャルウィーク×ダンチヒだから、薄い ながらもヘリオポリスの〈4分の3同血クロス〉があってニックス。 ヘイロー3×3もある。母にもスピードのニアークティック3×4。 うーん、これは不良馬場を勝った馬の血統ではない。祖母には・・ もうキリがないから書かないけれど配合は代々文句なし。走破時計 で予想する人が多い時代だから、不良馬場のデビューは人氣ないだ ろう。嬉しい。速い馬場の千二戦が問題だが、人氣のシャルマンレ ーヌは父がダンスインザダークで、母が不良のフラワーCで2着し たジョージビューティだ。そんなに威張れないだろう。

(他のレース略)

 関屋記念は昨年の覇者・サイドワインダーが出てきた。今季は冴 えがないが、復調しているかどうかが問題で、好調ならこの条件は 合っていて問題ない。で、調子だが、昨年の輝くようなデキはなく 胴が薄く見えるが、それほど悪いわけでもない。昨年は調子よすぎ て骨折するほど走ったが、今年はこんなものか。でも、イマイチ、 ピンとこない。昨年、この馬の歴史に残るようなベストレースを見 ただけに、あれより上が見られるとは思えない。ファイティング原 田とガッツ石松と具志堅のボクシングを見てきたから、もうあれよ り上の闘魂が見られるとは全然思っていない。彼らは人間の存在感 やファイトというものが桁違いに凄かった。テレグノシスは千四と 千八のような中間距離の馬ではないかと、ずっと思ってきた。バラ ンスオブゲームとかテレグノシスとかを「中間距離の馬」と私は呼 んできた。マイルで◎はどうなのか。とすると、後は野となれ山と なれ、どこから入るか。
カンファーベストは新潟大賞典や新潟記念で連対していて新潟の平 たんは鬼だが、最近は二千だと折り合いが付かない。祖母にレディ ジョセフィン系のスピードの凝縮があるので、それが後ろから押し ているのではないか。こういうときは、後ろから押すな、と叫ぶか、 使う距離を短縮するのがよい。氣性的に休み明けしか走らない馬で、 人氣のないここで、しかもマイルで◎を打ってみたい。
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09/03/15  Vol.1026  中山牝馬S

 松山弁の方言でレース予想を

 Oh!

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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────-────────────09/03/15── Vol.1026──

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● まっちゃま弁でいこか、世界初ぞな

 予想はねえ、35年も書いとったら、ときどき息抜きもしたいわ なあ。今日はしんどいけん、まっちゃま弁で書こわい。18歳でま っちゃま弁は話すのやめたけん、ほとんど忘れてしもうとるわな。 まっちゃまには子規も漱石もおったけんのう、氣が向いたら漱石の 「坊ちゃん」でも読めえや。いなごじゃのうて、ばったぞな。

 中山牝馬Sはなあ、火曜に10択じゃったけど、やっとこさで絞 り込んだわ。キストゥヘヴンとリビアーモの2択。土曜が昼まで雨 の予報じゃけん、日曜もやや重かいのう。渋った馬場でリビアーモ の鬼脚が利くんかいなあ。アドマイヤベガはフワッ〜いうスピード があるけん距離は千八がベストじゃ。キストゥヘヴンは千四がベタ ーじゃけど、千八も守備範囲ぞ。フラワーCを勝っとるし、このレ ースは5、3着。2年ともインの後方から行って脚を余したんじゃ。 幸もいかんわ、あいつロスの多いヘマやっとった。すんなり回って きたら軸はノリの◎キストゥヘヴンじゃろなあ。これで引退で中山 からは、いぬるけんのう、ほながんばれや、なあ。あ、そうそう、 引退レースでくるんかいう説もあるけど、ニシノナースコールやテ イエムプリキュアがおったけんのう、まあラストラン買(こ)うて もええじゃろ。

 フィリーズレビューは◎ミクロコスモスじゃ。ネオユニヴァース は褒めてきたんぞな。この馬は母系がアメリカンじゃけん、前走で も行きたがっとった。鮫島は抑えるとなるとどんどん引っ張るけん 最後方になってしまうじゃけんど、彼が乗った2レースは度外視す るけんなあ。ユタカなら別馬のようになって好位差しの馬じゃろ。 そういうこと、ようけあるけん。前走は好位から抜ける瞬間に2へ んも前が閉じられよったけん脚を余したんじゃ。そういう、とこよ。 阪神千四でも好位差しできるんじゃないか〜。昨日は、藤田にユタ カにノリじゃ。今日は、ユタカとノリじゃ。やっぱり競馬は騎手じ ゃけん、へたはあかんな。

 あんなあ、まっちゃま弁ですまんのう。方言で予想書いたんは、 わしが世界で初めてじゃろうなあ。デイリーも来週から、わしの好 きな神戸弁で書こかなあ(笑)。でも世界で初めてじゃないと、な ん言うか、燃えんゆうか、やる氣起きんわなあ。じんせいいうんは、 そういうもんじゃろ。ほな、また来週な。あんまり馬券買(こ)う たらいかんけんのう。こうてしもたら、心配おしな(しなさんな)。 しかし、こんなもん読まされるもん(者)も、しんどいなあ、えら い迷惑じゃろなあ。わし、頭ん中がほいと(あほ)みたいじゃのう、 笑(わろ)たらいかんぞ、怒っとるんか、まあええがな。ほじゃ、 お元氣でな。あたっとったら、ええのになあ。せっかく、よもだの わしが、こんなことしよるんじゃけん。 (R)
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09/11/29  Vol.1102  ジャパンC

 コンデュイットは買えない。入魂の2115字予想

 Oh!

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血統研究家・笠 雄二郎の 「ホースレター」         
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─────Yujiro Ryu────────────────────
─────-────────────09/11/29── Vol.1102──

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。

● 日本の意地で

 ジャパンC。昨年よりは低レベル。ディープスカイがいたら勝て たろう。ブエナビスタもエ杯を使わないで出てくれば勝てたろう。 格とコースと距離だけで予想するレース。

 コンデュイットが岡田さんが勝ったので騒ぎになっている。血統 はホームページの日記に触れておいた。母がネイティブダンサーの クロスになるのが氣に入らない。ダンサーズイメージが入るのがキ ズだ。種牡馬型と言うよりは競走馬型で、ここは勝っても不思議な い。ダルシャーンはJC2着のコタシャーン以外にも日本で鋭い末 脚が切れまくる。大好きだ。しかし、フサイチコンコルドの牝系で 血統表全体が重厚すぎる。競走馬型だろう。

 凱旋門賞→BC→JCがカギ。このローテはきつい。過去にはラ ンドが勝っているが、あの馬は重がカラッ下手で、凱旋門もBCも 重だからまじめに走ってないだろう。おまけにBCはレース中に外 傷まで負っていた。私の大好きな善人ロバーツが来日を待望し、日 本にきてからは疲労よりも外傷の手当に熱心だった。

 スタウト師はピルサドスキーとシングスピールでJC連覇したの で偉人となったが、シングスピールの時はBCがカナダのウッドバ インだったので、ウッドバインで2戦して動かなかった。そのとき はBCでピルサドスキーに負けたのに、動かさなかったシングスピ ールで来日してデットーリに乗り替わって、やっとファビラスなん とかをハナかクビでねじふせた。

 ピルサドスキーはBCで同厩のシングスピールに楽勝したのに、 その前の凱旋門賞でパントルセレブルに負けたので疲れたか、あ、 エリシオか、負けた相手は。それで来日せず休養に入ってしまった。 あるいはエリシオには勝てないと思って遠慮したか? うーん、ま さか。馬場適性を考えたら逆転できるから、エリシオから逃げたと も思えない。来日したのは翌年で、翌年は凱旋門賞を使ってパント ルセレブルに負けたんだ。それでイギリスに戻ってチャンピオンS を弱ーいなんちゃらに楽勝して態勢を整えて来日して、キネーンが エアグルーヴを写真判定でやっとねじふせた。

 今年のコンデュイットはキングジョージを勝って、凱旋門賞はシ ーザスターズに負けて、それも2着でなく4着、そこで岡田さんが 買って、BCをオーナーが使いたいと言うから、勝ったら1億円増 額の特約を結んで、弱敵がそろったロスのBCに乗り込んで、7日 に勝って1億円を上乗せして、成田に飛ばずになんとヒースローに 着陸し(チケットを買い間違えたとは思えない、いったん自国に帰 るという検疫ルールがあるかどうかは調べきれなかった)、厩舎で 15日に追い切って、ヒースローに運んで、成田に飛んで、白井で 検疫して24日に71秒、17日に府中に行って芝で63秒。ロー テを考慮して軽めですませましたとのコメントだ。これで負けたら 日本の恥だ。

 追切りを軽めにやるのはスタウト式で、長めをビシッとやるエリ シオのほうが人氣なったのは有名な話だ。軽めはOK。でも、7日 は日本ではアルゼンチン共和国杯の前日だ。それから英国、厩舎、 成田、白井、府中ではいかがなものか。エ杯もマイルCSも外国馬 が好走したのは、関空に来て栗東のそばに入厩する新方式が奏功し たもの。少しでも輸送を減らして疲れを減らしたいので、大レース の合間に、階段を2弾跳びで上がって鍛えるような私のようなアホ はアスリートにはなれない。

 コンデュイットが日本にUターンしてきたのは、なぜなのか?  物でも落として拾いに行ったか? まさか。落とし物ならスクリー ンヒーローがいつも走りながら探している。私のネット検索では極 められなかったが、岡田さんが種牡馬にするために日本の馬場適性 の勲章がほしかったか、JC勝ったらまた1億増額契約があったか、 馬主が勝ちたかったか、真相は不明だが、いずれにしろ来年もスタ ウト厩舎で走るなら、まず来なかったろう。4番手評価とした。

 ◎はオウケンブルースリ。雨が心配だが、ジャングルポケット産 駒は良馬場の府中では切れ負けするから、少し渋るのはプラス。蹄 底が浅いので阪神大賞典みたいな重馬場はマイナス。腰が強化され たので、稍重くらいなら問題ないだろう。リーチが出てペースが秋 天よりも速いだろうし、距離延長もプラス、前走はシンゲンが邪魔 で外から被せられるとひるむ性格の弱さが出たのではないか? そ の分もプラスがある。ここで負けたら、あとは春天くらいしか勝て そうなレースがない。いくら音無先生でも8歳までは使わないだろ う。菊に続いて、ここで◎とした。


 太秦S。◎はガブリン。とにかく買えない理由の馬が多いレース。 ガブリンの前走はスタートでアブミが外れてレースにならなかった らしい。中山なら問題ないが、京都でもこのメンバーなら差せそう な氣がする。

 間違えて、ネットで11Rだからアプローズ賞もダウンロードし てしまったので代金がもったいないので予想しよう。◎はタケショ ウオージ。このクラスもマイルで差しなら。
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12/12/09  Vol.1429  阪神JF

 ローブティサージュは名血

 Your Host
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「血統研究家・笠 雄二郎の ホースレター」12/12/09 阪神JF
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───Yujiro Ryu───-──────── Vol.1429────

血統と馬体とレースぶりと、この3つが合致したところ、
その地点に立って競馬を見、予想するのが、私だけの立脚点です。
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メルマガ「「テクニカル・チャートで株の天底やトレンドがズバリ」
メルマガ「重賞・メイン全馬の軸馬指数」
メルマガ「軸枠・軸馬決定法「枠目論」」もよろしくお願いします。
http://www.tescogabby.com/1234diary.htm から、申し込めます。


● 名血

 「重賞・メイン全馬の軸馬指数」は正月の金杯からです。月8日 以上で500円です。よろしくお願いします。私の心理的な迷いが 入らないだけ、いいと思います。

 阪神JF。アルテミスSの2頭は血統が似たもの同士だが、体調 万全にも見えないし、完成が近いとも思えない。◎はローブティサ ージュ。母が安田記念で2年連続◎にしたアサクサデンエンの同血。 だから、3代母はロゼッタの同血クロス4×4なわけだ。ヴィクト ワールピサのメイでもあり、クロスも代々多彩で、ウォーエンブレ ムの最高の配合をしている。これでダメならしかたないくらいの好 配合。前走は通ったコースの差で、負けたとも思えない。

 カペラS。◎はティアップワイルド。千四ならセイクリムズン。 ムーティエのクロスまであって千二は褒めづらい。千二で中山なら パワーとスピードと血統と走りの◎がいい。

 尾張S。◎はアースソニック。中京千二に好タイム。そのとき、 くだしたスギノエンデバーならシゲルスダチと同じくらい。京都の 負けはスローすぎた。このメンバーならオープンでも通用か。

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1995/11/19  デイリースポーツ & 競馬通信社  マイルCS

重賞未勝利の4番人氣・トロットサンダーで、快調・新聞デビュー


 10万馬券 

 予想に復帰して、翌年の1995年に、また青木氏から突然、デイリーのコラムを書けと言う話。この人は、なんでも積極派の人であった。
 急な話で、当時は大崎にあったデイリースポーツを訪ねたら、写真を撮られ、コラムが始まった。1週前の日曜夕刊と月曜朝刊ということ。だから、木曜の夕方に出馬想定が来て、7頭くらい書いて、長い長いコラムで始まった。
 当時の林レース部長が凄腕で、血統の時代が来るから、長いコラムを書きまくれというので、G1以外は想定が、たったの5頭だったり7頭だったり、メンバーも展開も馬場状態も、馬の仕上がりも聞けずに、まったく血統だけで書いた。
 デビュー戦はマイルCS。重賞未勝利の馬は当時はタブーだったが、私の好きなテスコボーイが母の父で、私の好きなプリメロの全兄のアスフォードが3代母の父で、まるで、巡り合わせで、私の守護霊みたいな馬たちが血統表に載っていたトロットサンダーを◎にした。
 守護霊みたいな馬といえば、リンボーやパーソロンやセフトやトウルビヨンといった好きな馬たちもが、節目のレースで、いつもいつも何度も、私を助けてくれた。
 テスコガビー、ダイタクリーヴァ、サンライズジェガー、コスモバルク、ウオッカなど、わたしが惚れて褒めまくった馬たちには、なぜか、テスコボーイの血が入っているのだ。
 デイリーもデビュー最初の14週を【8−3−1−2】でぶっ飛ばすという快進撃で、冬には部長から、こっそり(たぶん)、計算間違いのふりをして、金一封を、もらえた。
 何もかも、届かないようなところから、後方一氣に差し切ってくれたトロットサンダーのおかげだった。


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1994/9/25  競馬通信社・マルチメディア予想  セントライト記念

8番人氣のラグビーカイザーから5番人氣へ▲◎


 万馬券 

 1989年4月に、意見対立で筆を折った。それまでに、神保町のすべての古本屋のすべての棚を見て回って、競馬の本をすべて買い集めていた。競馬会の図書室や、国会図書館のめぼしい本も全部コピーしていた。マンションに置けないので、近所の1DKの公団を借りて書斎にして、土日はそこで暮らしていた。
 筆を折ったから、競馬はやめようと思って、自分の本以外のすべての本を公団の広いゴミ置き場に捨てた。念のために、当時、原稿を書いていた尾林氏に連絡したら、欲しい本を拾い集めに来た。
 私はそうやって、ほんとうに競馬から去って、バブルの崩壊による株と土地の大暴落をテクニカル・チャートとファンダメンタルズで予言し、株式相場を売りまくった。1993年に、彼が競馬通信社に入った頃から、いろいろ縁のあった加藤栄さんが、ほんとうにやめたんですか、と言って、「宝島」の競馬ムックの仕事をインタビューで持ってきた。それは相手したが、やはり競馬は、それ以降はG1だけ見ることにした。武邦彦の子の武豊という騎手がデビューしていることも、その年に分かった。
 そうやって、ときどきG1だけ見始めた翌年の春に、青木さんが宝島を見つけて、こんなこと書いているのなら、うちの予想を手伝ってくれと言ってきた。手伝うと言っても、武豊もパシフィカスも、ろくに知らないのに、イヤだとかやりあっているうちに、なんか腹の立つことを言われて、やりはじめた。
 急に競馬に復帰してわけが分からないから、望田潤さんに流行りの種牡馬を教えてもらったりたいへんだった(笑)。
 それでも、最初の週がビワハヤヒデが勝った宝塚記念で、日曜4レース・パーフェクト的中で幕を切った。猛暑の年で、夏は悲鳴を上げながら、意地でも負けられないと、『AJG予想法』を避暑に使っていた江戸川の河川敷で閃いて、考案したりしながら、快進撃を続けた。
 9月になったら、セントライトのラグビーカイザーの万馬券を▲◎で的中したりして、復帰の年から的中率だけでなく、穴馬券の部門でもトップをとった。マルチメディア予想が終了するまでの5年間、毎年、トップは譲らなかった。
 セントライト記念のラグビーカイザーは、このレースしか、生涯まともな連対をしなかったが、ネットでレースも見ることができない時代に、血統表を見ながら何時間も考え続けて、重の鬼と見抜いて正解だった。その父ラグビーボールは私がダービーにいちばんつぎ込んでやられた馬だ。その敵討ちというか因縁の絡んだレースでもあった。
 母系に重の鬼だったトサミドリが入っていた。プリメロ系なら、山ほど馬券を買った。ラグビーカイザーの祖母よりも古い世代で育ったから、ああいう日本古来の血統は見慣れている。
 あの予想をしていた時の、雨の夕方の雨音は今でも鮮明に記憶に残っているが、私としては意地と思い入れの濃い懐かしいレースだ。なあ、庭で雨に打たれていた私が植えた小さなネムの木のネムちゃんよ。ネムちゃん、今でも愛しているよ。


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14/12/23  有馬記念

シンボリルドルフはミスターシービーよりも強い


 強い 

 1984年に「週刊競馬通信」に書き始めたのだが、社主の、“ミスター積極性”で一世を風靡した青木氏が、我が社の執筆陣はミスターシービー派だと書いたので、これはいかんと、皐月賞号で次のように書いた。

 「付記=先週号で本紙を書いておられる青木氏が「シービー派といってよい当通信なのだ」といっているが、私には“シービー派”の実態がよくわかりません。私はシービーの強さは認めるものの、心情的には好きでもないし、また私の立場はフリーの寄稿者であって、血統を探求しようという試みは同一であっても、いかなる諸派にも属しておりません。私の、血統や競馬に関する考えは、私の署名ページだけです。

 そう書いて、誰でも彼でも党派性に巻き込もうとする人たちと一線を画した。私には、世に党派性は必要ないことと思えたし、今でもそれは守っている。それを判然と書かないと物書きではないから、降って湧いた、たいへんな一大事であった。

 シンボリルドルフはミスターシービーなど相手にせず、1984年と1985年の有馬記念を連勝し、種牡馬としても、ミスターシービーを相手にしなかった。母の父スピードシンボリの血統表を拡大していったら、とても凄い馬だと、誰だって理解できるだろうに。ちなみに、私のセオリーに「トウルビヨンは困ったらゲインズボロー」というのがあった。
 言論で生きるということを理解してもらおうという宣言でもあったし、ルドルフとシービーの比較は、競馬や繁殖の結果も、まったく問題にならなかった。


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1985/4/7  「週刊競馬通信」「血統あれやこれや」  桜花賞

11番人氣のロイヤルコスマーは桜花賞らしい美しい血統


 美しい 

 「ケイシュウ」を退社して、職を転々として、やっと東京一の校正の編集プロダクションに入って落ち着いたら、日刊スポーツの札幌競馬や、ばんえい、道営の校正。原稿書き直したら怒られて、日刊は降りて『サラブレッド配合史』を書き上げた。他人の競馬の原稿は読んでられなかった。
 そうしたら、『サラブレッド配合史』の読者で、青木氏のガリ刷りの週刊誌を、紙の雑誌にするという、池上にいた、すばらしい志を抱いた印刷屋の伊坂氏が出てきて、私にも書けという。『サラブレッド配合史』の第2版も、伊坂氏の会社で出したいという。
 青木氏や伊坂氏の情熱に負けて、書くことになった。「血統あれやこれや」というコラム。血統表は手書きだった。
 なんでも積極的なことが取り柄の青木氏から、予想もやれと言われて、1985年桜花賞からG1予想を始めた。また、昨年に続いて桜花賞だ。
 やたらスピード系のクロスや、〈4分の3同血クロス〉や、牝馬クロスのある馬で、「桜花賞のようなビッグレースでは・・個性のきらめいてない馬に◎を打つことだけは頑としてお断りしたい」「下河辺牧場の傑作と呼んでいいいだろう」と書いた。
 想定で書くし、私は昔から人氣はあろうがなかろうが、あまり人氣を氣にして◎を考え始める人間でもないので、ロイヤルコスマーを◎にしたら、やってみたら11番人氣だった。そして、レースは田島良で、名馬・エルプスの2着に入った。いつも人氣にならない不思議な美しい馬だった。

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1984/4/8  五十嵐理論の五十嵐氏と差し勝負  桜花賞

ダイアナソロンは名配合かクズか


 リンボー 

 『サラブレッド配合史』は23歳から書き始め、途中転職を繰り返し、やっと33歳で書き上げ、世に出したのは34歳の3月の誕生日の寸前。1984年だった。その年の1月から2月に、たまたま「週刊競馬ブック」に五十嵐良治氏が五十嵐理論と言われる配合論を連載した。
 はっきり言って、まったくつまらないお話にならない配合論だった。すぐ、ブックに電話して、こんな低レベルの血統論なんか、なんで連載するのか、と抗議したら、血統は分からないから本人と話してくれと言って、三浦編集長に電話番号を教えていただいた。簡単に話が進む良き時代だった。それで、五十嵐氏に電話して、これこれこういう理由で五十嵐氏の意見は間違っている、こんな連載やめなさいと言った。
 本を出して3日後に、私の父が急逝し、バタバタして、『サラブレッド配合史』は売れまくり、3月中に初刷り300部は完売した。
 そして、桜花賞の2日前も、『サラブレッド配合史』を買った五十嵐氏と論争。私は、トライアルこそ6着に負けたが、名配合だから、ダイアナソロンが勝つと言った。田原成貴だったと思う。五十嵐氏は、リンボーのところはクロスが抜けているから、こういう異系の血が入るのは一流ではないという意見だった。
 血統やり始めて3年目だと言っていた五十嵐理論では、なんでもかんでもクロスが絡み合うほど良いらしい。私の理論では4分の1異系といって、4分の1まで異系があるくらいのほうが強くなるという意見。
 解決しないから、じゃあ五十嵐氏が名馬だという1番人氣の柴田政人が乗るトライアル勝った馬が負けたら、筆を折れと言ったら、折ると言う。相当な自信を持っていたようだった。まあ、トライアル快勝したからねえ。私のダイアナソロンはトライアルで掲示板にも載らず、良いとこなしだった。
 そして、桜花賞は私のダイアナソロンが、Anena=プリメロの〈全兄弟クロス〉が、大レースで爆発し、5馬身差の大楽勝。彼の1番人氣馬は10馬身以上か惨敗して、五十嵐氏は筆を折った。それを引き継いだ久米裕は歴史に遺るほど完全な無能で、私の〈全兄弟クロス〉を「丸ごとのクロス」と、名前をごまかしてパクっていくほどだったが、五十嵐氏は潔かった。

ツイッターでまとめてくださった話


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75/12/14  有馬記念

退社の日に、7番人氣のイシノアラシで勝負


 リボー 

 ケイシュウは、南関東の競馬や血統界の大人物であった白井新平氏が会社を売ってしまい、社員にボーナスを出さないとかメチャクチャなことを言う人が会長になって、大川慶次郎さんは名前だけの社長だった。事件に巻き込まれて覆面予想をしていた。だから、意見を言うほどの力は、当時の大川さんにはなかった。社員と会長の間の板挟みで、かわいそうでもあった。
 ボーナス闘争で揉めて、23人一緒に辞表を出したら、会社が潰れるだろうから、やってやれ、という、アルバイトの組合の委員長を21歳でやった私から見たら何か戦術がおかしな方法で、辞表を出すことになって、若い私だけいやだとも言えず、エイヤッと付き合った。
 辞表を出す日に有馬の新聞を作ったのが最後だったか? 7番人氣のイシノアラシが私の◎で、菊を完敗したが、リボーの子のマロットの直子で、一発あるはずだから、坂の下りがないから追い込みも利く二千五百はピッタリではないかという氣がしていた。
 キタノカチドキも出ていたような氣がするが、1番人氣のフジノパーシアとの枠連78が勝負だったのはよく覚えている。
 でも、それを快勝しても、やはり大川社長は、間に入って引き留めてはくれず、師走の町の中に失業者として放り出された。当時は、専門紙をやめたら競馬に関する別の仕事には就けないという、憲法違反のような不文律があって、どうすることもできなかった。
 大川さんが、そのとき辞めた社員の行く末を心配し、ずっと苦悶していたのを、私は競馬サークルに復帰して、お会いしていたから知っている。

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75/7 ?    「ケイシュウニュース」「血統から」浦和新馬

最低人氣でもブーサックばりの名配合のロッキライン


 ブーサック 

 相似 

 ケイシュウ時代。新宿駅の喫茶店で編集長に書き始めていた『サラブレッド配合史』の原稿を見せて、凄いこと書いているじゃないかと言われて、「明日から来なさい」と言われて、裏口入社した。
 その書きかけの『サラブレッド配合史』の原稿のおかげで、入社3日目で、前任の血統担当から(当時の血統コラムはケイシュウだけだったと思うが、血統といえば牝系しかありえない時代)、編集長が奪うかのように、新人の私がコラムを引き継いだ。前任者Yは、牝系が(アラブまで)全部頭に入っている生き字引みたいな秀才で、その後の人生で、牝系のことを彼よりも詳しい人間に会ったことがない。まず、今後も会うことは絶対ないだろう。
 そういう経緯があるから、的中しないと大恥だから、口には出さないが、おまえたいへんだぞ、という会社全員の、なんともいえない冷ややかな視線の中で、中央のG1は4月末の春天からで、まず地方の未勝利?と(晩春からは)新馬を書くことになった。
 そしてデビューの日から6日連続的中して最初の関門は通過して、誰も何も言わなくなった。すぐ、紙面のレイアウトも任された。レース後、10分くらいで、全馬の勝因と敗因を書いて、大川社長に提出するという新人研修も免除になった。
 FAXのない時代だから、新聞出す日にいきなり枠順が出るので、朝に電話で、全馬の枠順と馬名と騎手名を聞き取って、3枚複写に力を込めて猛スピードで書き殴って、早刷り競争で殺氣立った奥の工場に急送するのだが、それも全馬の馬名が頭に入っている私がやらされた。早口で言われるが、一度も馬名や騎手名を聞き返したことはない。
 前夜に予想したら、競馬新聞持たずにパドックに行って馬を見ることができたから、私もバカではなかった。
 当時は、山野さんも「日刊競馬」で書いてなかった氣がする。他のメディアには、もちろん血統予想はなかった。
 浦和のデビュー戦は、能試(能力試験)でやっと合格して(頭数合わせかもしれないくらい酷い時計だった)、6頭立てだったと思うが?、最低人氣で◎を打った。新聞が午後2時頃、浦和の厩舎村にも配達されたらしい。その新聞を持って、浦和のトラックマンが新宿御苑前にあったケイシュウ本社まで、電車で飛んできた。「どいつだ、こんなコラム書く新人は」と怒鳴りまくった。「俺たちは遊びで予想してるんじゃない、命掛けているんだ」を数回とか、「こんなとんでもない馬が来るわけないだろ」と、延々説教を怒鳴り続けて、私が忙しいので、彼の顔も見ず、俺だって命掛けているんだクソッと思いながら、知らんぷりして仕事していたら、諦めたか、怒鳴り疲れたか、朝が早いから眠いのだろうか、帰っていった。
 ロッキラインは、そのデビュー戦を最低人氣で快勝。思った以上に強かった。
 浦和のトラックマンは性格の善い人で有名で、私も彼を尊敬することになっていった。当時は新人研修で、向正面・3コーナー・4コーナーの全馬の位置どりは双眼鏡でメモして、電話で本社に送るのだった。もちろん、頭数の少ない地方競馬でやる。私は左目が利かないから双眼鏡を見ることができないから、視力2.0 の目視でメモするのだが、半数がやっとだった。そういうときは、茫然として位置どりを想像して自分で作り上げていたが、その原トラックマンは親切に、新人が採れるわけないから自分でも採っていて、メモを渡してくれたりした。ほんと、仕事を誇りにしていた善い人だった。
 ロッキラインは、夜中まで家で血統を調べて書いていた中の会心作で、能試のタイムも渡されていたが無視した。血統予想でロッキラインを◎にしなかったら、私はただのアホだろう。〈全兄弟クロス〉はあるし、血統表全体がニアリーの凝縮だった。
 ロッキラインは翌年の大井の東京ダービーも、驚異のレース・レコードで快勝しました

 当時の世界は地方競馬は「ケイシュウ」が断然人氣の新聞と決まっていたが、その新馬戦のレース後は、浦和と川崎の厩務員たちからは、凄い新人が出てきたと賞賛されたらしい。本紙予想の人も、南関東は水曜以外の毎日が競馬で忙しいから、南関の予想を2レースくらいやってほしいと、本紙予想を頼まれたりした。そんな血統もどうでもいいような、条件戦の千五や千六を繰り返し走っているレースを持ってこられても、あたりませんよ(笑)。

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